JP2006064789A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿画像の主走査長や副走査幅が不定形サイズ寸法の場合であっても画像欠けのない適切なコピーが自動用紙選択機能によって取り出せる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 原稿のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙を選択してコピーを行う自動用紙選択機能を備えた画像形成装置であって、前記原稿の主走査幅と副走査幅を検知する手段と、前記原稿の主走査幅が定形サイズ寸法で副走査幅が不定形サイズ寸法の原稿画像に対して、前記原稿の主走査幅に合致するサイズのロール紙にて自動用紙選択コピーを行い、前記原稿画像の副走査幅に合わせて前記ロール紙をカットする手段と、を具備した構成となっている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、原稿のサイズを判別して原稿画像サイズに合わせて転写紙を自動的に選択して印刷を行う自動用紙選択機能が備わったデジタル複写機等の画像形成装置に関し、特に、原稿画像の主走査長や副走査長が不定形サイズ寸法の場合であっても画像欠けのない適切なコピーが自動用紙選択機能によって取り出せる画像形成装置に関するものである。
近年のデジタル複写機においては、原稿のサイズを判別して原稿画像サイズに合わせて転写紙を自動的に選択して印刷を行う自動用紙選択機能が一般的に備わっている。
先行技術としては、特開2000−103536公報には、検知される不定形原稿を変更する場合、キーを押下すると画面が切り替わり、変更したいサイズを押下することによって設定される。この画面で画像領域を設定したい場合は、「画像領域設定」キーを押下すると、数値を入力して「設定」キーを押下すると設定される画面になる。ここで「解除」キーを押下したり、設定をしない場合は、画像領域は設定された原稿サイズと同一になる。また、定形のB4サイズも使用したい場合は制約となるが、不定形サイズはB4Tにして、定形サイズはB4Yで使用できることが開示されている。また特開2001−13741公報には、不定形モードが選択されている場合は、自動用紙選択が選択されている場合は、アラート出力を行い、選択されていない場合は、A4横以下の用紙でかつFlag2がSETされていなければ、ADFを原稿混載モードに設定し、複写動作を行う。これによって、原稿を読みとる時点ではコンタクトガラス上に原稿が1枚しか存在しないため、前の原稿画像が複写されることが避けられる技術が開示されている。また特開平7−283932号公報には、画像読み取り部の露光走査系と構成する第1ミラーユニットと第2ミラーユニットを原稿台の原稿先端相当位置に停止して置いた状態で、不定形サイズの長尺の原稿を読み込みブロックに同期するADFの搬送作用により記録せんとする定形サイズの転写紙の大きさに対応して分割して読み取り、その複数の電気信号をメモリユニットに格納する。格納された電気信号は画像処理により画像信号として順次レーザ書き込み部に入力されて通常のコピーモードの場合と同様定形サイズの転写紙にそれぞれ個別に転写するかあるいは不定形サイズの長尺の転写紙に連続して転写し記録される技術が開示されている。
特開2000−103536公報 特開2001−13741公報 特開平7−283932号公報
しかしながら、本来、自動用紙選択は定形サイズの原稿画像を定形サイズの転写紙へコピーする機能であり、副走査幅が不定形サイズ寸法の原稿や、変倍によって原稿画像の副走査幅が不定形サイズ寸法の場合には、自動用紙選択機能が動作しない場合や定形サイズでカットされ画像欠けとなる場合があった。従って、そのような場合、用紙とカット方法を手動で選択していた。
また、従来の自動用紙選択では、原稿画像の主走査幅、副走査幅のどちらも不定形サイズ寸法の場合は自動用紙選択コピーが行えず、手動で用紙を選択しても原稿画像の実際の主走査幅サイズが一般的な原稿検知方法では定形サイズとして読み取ってしまうのでオペレータの意図する印刷結果が得られないものであった。
また、一般的に広く使用されている原稿検知方法としては、原稿画像の主走査幅が不定形サイズ寸法であっても原稿センサの検知により定形サイズとして検知する場合が多く、この状態でコピーを行った場合では主走査側を定形サイズとして扱うためにオペレータの意図する印刷結果が得られず、ミスコピーとなる場合があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、原稿画像の主走査幅や副走査幅が不定形サイズ寸法の場合であっても画像欠けのない適切なコピーが自動用紙選択機能によって取り出せる画像形成装置を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、原稿のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙を選択してコピーを行う自動用紙選択機能を備えた画像形成装置であって、前記原稿の主走査幅と副走査幅を検知する手段と、前記原稿の主走査幅が定形サイズ寸法で副走査幅が不定形サイズ寸法の原稿画像に対して、前記原稿の主走査幅に合致するサイズのロール紙にて自動用紙選択コピーを行い、前記原稿画像の副走査幅に合わせて前記ロール紙をカットする手段と、を具備したことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、原稿のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙を選択してコピーを行う自動用紙選択機能を備えた画像形成装置であって、前記原稿の主走査幅と副走査幅を検知する手段と、前記原稿の主走査幅が不定形サイズ寸法で副走査幅が定形サイズ寸法の原稿画像に対して、前記原稿の副走査幅に合致するサイズのロール紙にて原稿画像を90°又は270°回転させて自動用紙選択コピーを行い、前記回転した原稿画像の副走査幅に合わせて前記ロール紙をカットする手段と、を具備したことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、原稿のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙を選択してコピーを行う自動用紙選択機能を備えた画像形成装置であって、前記原稿の主走査幅と副走査幅を検知する手段と、前記原稿の主走査幅が不定形サイズ寸法で副走査幅が定形サイズ寸法の原稿画像に対して、前記原稿の主走査幅以上で且つ最も小さい定形サイズの主走査幅に合致するロール紙にて自動用紙選択コピーを行い、前記ロール紙を定形サイズでカットする手段と、を具備したことを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、原稿のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙を選択してコピーを行う自動用紙選択機能を備えた画像形成装置であって、前記原稿の主走査幅と副走査艮を検知する手段と、前記原稿の主走査幅と副走査幅が共に不定形サイズ寸法の原稿画像に対して、前記原稿の主走査幅以上で且つ最も小さい定形サイズの主走査幅に合致するロール紙にて自動用紙選択コピーを行い、前記原稿の副走査幅に合わせて前記ロール紙をカットする手段と、を具備したことを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、請求項3あるいは4の画像形成装置であって、前記自動用紙選択コピーにおいて、前記原稿画像を任意に転写紙の主走査方向の方側に寄せてコピーを行うことを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、請求項5の画像形成装置であって、前記自動用紙選択コピーにおいて、前記原稿画像の領域と転写紙の主走査方向の方側に発生する余白とを区別する境界線を付加することを特徴とする。
本発明の画像形成装置においては、自動用紙選択コピーにて原稿画像の副走査幅に合わせて転写紙のカットを行うので、オペレータは主走査側が定形サイズ寸法で副走査側が不定形サイズ寸法の原稿であっても自動用紙選択機能による簡単なコピー操作だけで余白や画像欠けの無い印刷結果を得ることができる。
また、本発明の画像形成装置においては、自動用紙選択コピーにて原稿画像を回転させて原稿画像の主走査幅に合わせて転写紙のカットを行うので、オペレータは主走査側が不定形サイズ寸法で副走査側が定形サイズ寸法の原稿であっても自動用紙選択機能による簡単なコピー操作だけで余白や画像欠けの無い印刷結果を得ることができる。
また、本発明の画像形成装置においては、自動用紙選択コピーにて原稿画像の主走査幅に対する1サイズ大きい転写紙を選択して定形サイズにてカットを行うので、オペレータは主走査側と副走査側が不定形サイズの原稿であっても自動用紙選択機能による簡単なコピー操作だけで画像欠けの無い印刷結果を得ることができる。
また、本発明の画像形成装置においては、自動用紙選択コピーにて原稿画像の主走査幅に対する1サイズ大きい転写紙を選択して原稿画像の副走査幅に合わせて転写紙のカットを行うので、オペレータは主走査側と副走査側が不定形サイズの原稿であっても自動用紙選択機能による簡単なコピー操作だけで画像欠けが無く副走査側に余白の無い印刷結果を得ることができる。
また、本発明の画像形成装置においては、自動用紙選択コピーにて原稿画像をオペレータが指定した左右方向に寄せて印刷を行うので、オペレータは主走査側が不定形サイズの原稿であっても自動用紙選択機能による簡単なコピー操作だけで原稿画像を転写紙の片側に寄せて転写紙の片側のみ余白となる印刷結果を得ることができる。
また、本発明の画像形成装置においては、自動用紙選択コピーにて原稿画像をオペレータが指定した左右方向に寄せて境界線を付けて印刷を行うので、オペレータは主走査側が不定形サイズの原稿であっても自動用紙選択機能による簡単なコピー操作だけで原稿画像を転写紙の片側に寄せて転写紙の片側のみ余白とした上で、余白と原稿画像の境界を明確に区別することができる印刷結果を得ることができる。
以下に添付の図を参照してこの発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明によるデジタル複写機(画像形成装置)の一実施形態の概略ブロック図である。
図1に示すように、このデジタル複写機は、CPU1、ROM2、RAM3、エンジンI/F4、画像処理I/F9、操作部I/F11が内部バス20に接続され、原稿搬送部5、原稿読み取り部6、印刷部7、用紙搬送部8がエンジンI/F4に接続され、データ蓄積部10が画像処理I/F9に接続され、操作キー12、操作パネル13が操作部I/F11に接続された構成となっている。
そして、CPU(Central Processing Unit)1は、画像形成装置の中央処理装置で、ROM(Read Only Memory)2に格納されている画像形成装置の制御プログラムの論理演算を行い、RAM(Random Access Memory)3に対しプログラムの論理演算で用いる変数データのRead及びWriteを行う。
エンジンI/F4では、原稿の挿入により原稿の主走査幅、及び原稿先端部を検知し原稿の読み取りタイミングを判定し、原稿の搬送終了後に原稿の後端部を検知し原稿の副走査幅を判定する原稿搬送部5のインターフェース処理と、原稿の読み取りタイミングにより原稿を変倍率に従った解像度にて主走査単位でデジタルデータとして原稿画像を読み取る原稿読み取り部6のインターフェース処理と、印刷開始指示により原稿画像データを読み込み用紙に印刷を行う印刷部7のインターフェース処理と、複数段のロール紙用トレイに用意されたロール紙を所定のタイミングと速度で搬送し、ロール紙24(図2参照)を所定の長さでカットする用紙搬送部8のインターフェース処理を行う。
画像処理1/F9では、デジタルデータとして読み取った原稿画像データへ境界線の付加、及びハードディスク等の記録媒体装置へ書き込み読み出しを行うデータ蓄積郎10のインターフェース処理を行う。
操作部I/F11では、オペレータが操作するための操作キー12と、画像形成装置の状態通知や設定状態通知をLCDやLEDデバイスを通じてオペレータに通知を行う操作パネル13のインターフェース処理を行う。
次に、本発明の各実施形態について図2を参照して説明する。
図2は、本発明の画像形成装置の各実施形態(第1−第6実施形態)の説明図である。
まず、図2(A)に示すように、本発明の画像形成装置の第1実施形態では、原稿23のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙24を選択してコピーを行うにあたり、原稿23の主走査幅と副走査幅を検知し、原稿23の主走査幅が定形サイズ寸法で副走査幅が不定形サイズ寸法の原稿画像に対して、原稿画像の主走査幅に合致するサイズのロール紙24にて自動用紙選択コピーを行い、原稿画像の副走査幅に合わせてロール紙24をカットするようにしたものである。この場合、コピーされた用紙は原稿と同じサイズと方向となり余白は生じない。
次に、図2(B)に示すように、本発明の画像形成装置の第2実施形態では、原稿23のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙24を選択してコピーを行うにあたり、原稿23の主走査幅と副走査幅を検知し、主走査幅が不定形サイズ寸法で副走査幅が定形サイズ寸法の原稿23の画像に対して、原稿画像の副走査幅に合致するサイズのロール紙24にて原稿画像を90°又は270°回転させて自動用紙選択コピーを行い、回転した原稿画像の副走査幅に合わせてロール紙24をカットするようにしたものである。この場合、コピーされた用紙は、画像回転に伴い原稿と同じサイズとなるが、画像は回転した形となり、余白は生じない。
次に、図2(C)に示すように、本発明の画像形成装置の第3実施形態では、原稿23のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙24を選択してコピーを行うにあたり、原稿23の主走査幅と副走査幅を検知し、主走査幅が不定形サイズ寸法で副走査幅が定形サイズ寸法の原稿画像に対して、原稿画像の主走査幅以上で且つ最も小さい定形サイズの主走査幅に合致するロール紙にて自動用紙選択コピーを行い、ロール紙を定形サイズでカットするようにしたものである。この場合、コピーされた用紙は、原稿画像と同方向となるが、主走査側、及び副走査側で定形サイズとなるため主走査側と副走査側で余白が生じる。
次に、図2(D)に示すように、本発明の画像形成装置の第4実施形態では、原稿23のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙24を選択してコピーを行うにあたり、原稿23の主走査幅と副走査幅を検知し、主走査幅と副走査幅が共に不定形サイズ寸法の原稿画像に対して、原稿画像の主走査幅以上で且つ最も小さい定形サイズの主走査幅に合致するロール紙24にて自動用紙選択コピーを行い、原稿画像の副走査幅に合わせてロール紙をカットするようにしたものである。この場合、コピーされた用紙は、原稿と同方向となるが、主走査側は定形サイズとなるため主走査側で画像両端に余白が生じる。
次に、図2(E)に示すように、本発明の画像形成装置の第5実施形態では、原稿23のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙24を選択してコピーを行うにあたり、原稿23の主走査幅と副走査幅を検知し、原稿23の主走査幅と副走査幅を検知し、主走査幅と副走査幅が共に不定形サイズ寸法の原稿画像に対して、原稿画像の主走査幅以上で且つ最も小さい定形サイズの主走査幅に合致するロール紙24にて原稿画像を任意に転写紙の主走査方向の方側に寄せて自動用紙選択コピーを行い、原稿画像の副走査幅に合わせてロール紙をカットするようにしたものである。この場合、コピーされた用紙は、原稿と同方向となるが、主走査側は定形サイズとなるため主走査側で画像の片側に余白が生じる。
次に、図2(F)に示すように、本発明の画像形成装置の第6実施形態では、原稿23のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙24を選択してコピーを行うにあたり、原稿23の主走査幅と副走査幅を検知し、主走査幅と副走査幅が共に不定形サイズ寸法の原稿画像に対して、原稿画像の主走査幅以上で且つ最も小さい定形サイズの主走査幅に合致するロール紙24にて原稿画像を任意に転写紙の主走査方向の方側に寄せると共に、原稿画像の領域と転写紙の主走査方向の方側に発生する余白を区別する境界線を付加して自動用紙選択コピーを行い、原稿画像の副走査幅に合わせてロール紙をカットするようにしたものである。この場合、コピーされた用紙は、原稿と同方向となり、主走査側は定形サイズとなるため主走査側で画像の片側に余白が生じるが、このとき画像と余白の境界線が印刷される。
次に、図3−図5を参照して、上記第1−第6実施形態における原稿セットから印刷終了までの具体的な全体処理動作について説明する。
図3は、本発明の画像形成装置の実施形態における原稿セットから印刷終了までの初段階処理(フローA)を示すフローチャートである。
このフローAの処理においては、まず、原稿読み取り部6に備えた原稿セットセンサによりオペレータの原稿挿入を判断し(ステップA−1)、原稿挿入が発生した場合は原稿読み取り部6に備えた原稿幅センサにより原稿の主走査幅を読み取り、検知した原稿の主走査幅を変数doc_Wideに格納する(ステップA−2)。ここで、原稿搬送部5の原稿幅センサは、図6に示すように、定形サイズ寸法を判別可能な複数のセンサ22から構成され、センサ22から入力される原稿23の有無情報を基に該当する定形サイズ寸法を求める。センサ22の個数を増やすことでより正確な原稿主走査幅を検出することは可能となるが、定形サイズを判定する必要最小限の個数で構成されているのが一般的である。
次に、オペレータによる主走査幅の入力の有無を判定し(ステップA−3)、入力のある場合、すなわち原稿の主走査幅が不定形サイズの場合はオペレータが入力した原稿主走査幅の実寸法を変数doc_Setに格納する(ステップA−4)。
この変数doc_Setは読み取り幅のパラメータとして原稿読み取り部6からエンジンI/F4に渡す(ステップA−5)。その後、読み取り開始位置を補正する(ステップA−6)。これは、検知した原稿主走査幅に対して実原稿の主走査幅の寸法の差分の景だけ読み取り位置を補正することで実原稿の端面から余白や画像切れ無く原稿画像を読み取る為である。
一方で、オペレータによる主走査幅の入力の無い場合、すなわち原稿の主走査幅が定形サイズの場合は、変数doc_Setをクリアし(ステップA−7)、変数doc_Wideを読み取り幅のパラメータとして原稿読み取り部6からエンジンI/F4に渡す(ステップA−8)。
次に、用紙の副走査幅を定形サイズ寸法で印刷して出力するか、不定形サイズ寸法で印刷して出力するかオペレータの設定有無を判定し(ステップA−9)、定形サイズ寸法で印刷する場合に原稿読み取り部6で検知した原稿主走査幅とオペレータにより入力された実原稿主走査幅を比較して(ステップA−10)、実原稿主走査幅が大きい場合は、1ランク大きいサイズを変数doc_Wideに格納する(ステップA−11)。例えば、検知した原稿主走査幅が297mm(A3タテの主走査幅)で、実原稿サイズが350mm(不定形サイズ)であった場合は原稿主走査幅を420mm(A2タテの主走査幅)として扱う。
一方で、用紙の副走査幅を不定形サイズ寸法で印刷して出力する場合は、実原稿サイズである変数doc_Setの値を変数doc_Wideに格納する(ステップA−12)。
次に、原稿主走査幅と用紙搬送郎の給紙トレイに格納している転写紙サイズが一致するか、すなわち原稿画像を回転せずにサイズの合致する用紙にて印刷が行えるか判定を行い(ステップA−13)、合致する用紙がN段目の給紙トレイにある場合は段数Nを給紙トレイとして変数trayに格納する(ステップA−14)。一方で、画像回転せずに合致する転写紙が無い場合は、変数trayに該当トレイ無しを定義した定数を格納する(ステップA−15)。そして、続いてフローBの処理に移る。
図4は、本発明の画像形成装置の実施形態における原稿セットから印刷終了までの中間段階処理(フローB)を示すフローチャートである。
このフローBにおいては、まず、原稿搬送部5で原稿の搬送を行いながら原稿読み取り部6によって解像度に従った原稿送り量毎のライン数単位にて画像を読み取り(ステップB−1)、読み取った画像をデジタルデータとしてエンジンI/F4と画像処理I/F9を介してデータ蓄積部10に転送する処理を行う(ステップB−2)。また、原稿送り量を計測し、ライン単位で原稿の副走査幅をカウントして累積する(ステップB−3)。
ここで、原稿の後端部の検知、すなわち原稿を読み終えたか判定を行い(ステップB−4)、読み取り終了した時点で累積した原稿副走査幅のデータを変数doc_1enに格納する(ステップB−5)。
その後、読み取った原稿の副走査幅が定形サイズの寸法の誤差範囲内であるか判定を行う(ステップB−6)。これは、原稿の読み取り時における物理的なスリップ量や原稿の長さ誤差を考慮する為で、例えば、A2タテ原稿であれば594mm±10mm以内であれば定形サイズとして扱う。読み取った原稿の副走査幅が定形サイズ寸法の誤差範囲内であった場合は変数doc_lenを定形サイズ寸法に補正する(ステップB−7)。
次に、原稿挿入時の判定で給紙トレイの有無を変数trayの値によって判定する(ステップB−8)。ここで、給紙トレイが無い場合、原稿の副走査幅と一致する転写紙があるか判定を行い(ステップB−9)、一致する転写紙が無い場合、すなわち画像回転しても合致する用紙が見つからない場合はAPS(自動用紙選択)処理を中断して印刷処理を行わない(ステップB−10)。APS中断処理では、読み取りジョブデータの削除、及び蓄積した原稿画像データの消去を行い、原稿読み取り前の状態に戻す。
ステップB−9で、原稿の副走査幅で一致する転写紙がある場合、すなわち画像を90°あるいは270°回転すれば合致する用紙がN段目の給紙トレイにある場合は、段数Nを給紙トレイとして変数trayに格納する(ステップB−11)。また回転有無を示す変数rotにONを定義した定数を格納する(ステップB−12)。
一方、ステップB−9で、給紙トレイが既に決まっている場合は、回転有無を示す変数rotにOFFを定義した定数を格納する(ステップB−13)。そして、回転有無を示す変数rotの判定を行い(ステップB−14)、変数rotがOFFの場合、すなわち画像回転しない場合は原稿画像の副走査幅doc_lenをカット長を示す変数cutに格納し(ステップB−15)、変数rotがONの場合、すなわち画像回転する場合は原稿画像の主走査幅doc_Wideをカット長を示す変数cutに格納する(ステップB−16)。そして、続いてフローCの処理に移る。
図5は、本発明の画像形成装置の実施形態における原稿セットから印刷終了までの終段階処理(フローC)を示すフローチャートである。
このフローCにおいては、まず、変数rotがOFFの場合、すなわち画像回転を行わない場合(ステップC−1)、オペレータによる原稿画像の右寄せ、あるいは左寄せが設定されているか判定を行い(ステップC−2)、画像シフトが設定されている場合は、原稿読み取り幅doc_Wideから実原稿主走査幅doc_Setの差分からシフト量を算出し、その結果をシフト量を示す変数shiftに格納する(ステップC−3)。また、画像シフトが設定されていない場合はシフト量を示す変数shiftに0を格納する(ステップC−4)。
続いてオペレータによる境界線印刷の有無の判定を行い(ステップC−5)、境界線印刷設定がある場合は、境界線印刷を示す変数lineにONを定義した定数を格納し(ステップC−6)、境界線印刷設定が無い場合は境界線印刷を示す変数lineにOFFを定義した定数を格納する(ステップC−7)。
次に、給紙トレイの変数tray、画像回転有無の変数rot、カット長の変数cut、シフト量の変数shift、境界線印刷の変数lineをパラメータとした印刷情報を作成する(ステップC−8)。印刷情報は、エンジンI/F4を介して印刷部7、用紙搬送部8への動作指示を行うとともに、画像処理I/F9を介してデータ蓄積部10に蓄えられた原稿画像データの回転、及び境界線印刷の指示を行うための印刷1ページ単位のプロセスデータである。
印刷情報の作成の後、印刷開始指示を行い読み取った原稿画像の印刷を開始し(ステップC−9)、印刷処理を行いながら(ステップC−10)印刷の終了を監視する(ステップC−11)。印刷終了後、転写紙をカットし(ステップC−12)、転写紙の排出を行う(ステップC−13)。
なお、本実施形態では、ロール紙を複数段のロール紙用トレイに用意するようにしたが、トレイではなく他の形態で複数段のロール紙を配置するようにしても良い。
本発明によるデジタル複写機(画像形成装置)の一実施形態の概略ブロック図である。 本発明の画像形成装置の各実施形態(第1−第6実施形態)の説明図である。 本発明の画像形成装置の実施形態における原稿セットから印刷終了までの初段階処理(フローA)を示すフローチャートである。 本発明の画像形成装置の実施形態における原稿セットから印刷終了までの中間段階処理(フローB)を示すフローチャートである。 本発明の画像形成装置の実施形態における原稿セットから印刷終了までの終段階処理(フローC)を示すフローチャートである。 図1に示した原稿搬送部の原稿幅センサの説明図である。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、5…原稿搬送部、6…原稿読取り部、7…印刷部、8…用紙搬送部、10…データ蓄積部、12…操作キー、13…操作パネル、20…内部バス、22…センサ、23…原稿

Claims (6)

  1. 原稿のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙を選択してコピーを行う自動用紙選択機能を備えた画像形成装置であって、
    前記原稿の主走査幅と副走査幅を検知する手段と、
    前記原稿の主走査幅が定形サイズ寸法で副走査幅が不定形サイズ寸法の原稿画像に対して、前記原稿の主走査幅に合致するサイズのロール紙にて自動用紙選択コピーを行い、前記原稿画像の副走査幅に合わせて前記ロール紙をカットする手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙を選択してコピーを行う自動用紙選択機能を備えた画像形成装置であって、
    前記原稿の主走査幅と副走査幅を検知する手段と、
    前記原稿の主走査幅が不定形サイズ寸法で副走査幅が定形サイズ寸法の原稿画像に対して、前記原稿の副走査幅に合致するサイズのロール紙にて原稿画像を90°又は270°回転させて自動用紙選択コピーを行い、前記回転した原稿画像の副走査幅に合わせて前記ロール紙をカットする手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 原稿のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙を選択してコピーを行う自動用紙選択機能を備えた画像形成装置であって、
    前記原稿の主走査幅と副走査幅を検知する手段と、
    前記原稿の主走査幅が不定形サイズ寸法で副走査幅が定形サイズ寸法の原稿画像に対して、前記原稿の主走査幅以上で且つ最も小さい定形サイズの主走査幅に合致するロール紙にて自動用紙選択コピーを行い、前記ロール紙を定形サイズでカットする手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 原稿のサイズにより最適な転写紙幅のロール紙を選択してコピーを行う自動用紙選択機能を備えた画像形成装置であって、
    前記原稿の主走査幅と副走査幅を検知する手段と、
    前記原稿の主走査幅と副走査幅が共に不定形サイズ寸法の原稿画像に対して、前記原稿の主走査幅以上で且つ最も小さい定形サイズの主走査幅に合致するロール紙にて自動用紙選択コピーを行い、前記原稿の副走査幅に合わせて前記ロール紙をカットする手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3あるいは4の画像形成装置であって、前記自動用紙選択コピーにおいて、前記原稿画像を任意に転写紙の主走査方向の方側に寄せてコピーを行うことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置であって、前記自動用紙選択コピーにおいて、前記原稿画像の領域と転写紙の主走査方向の方側に発生する余白とを区別する境界線を付加することを特徴とする画像形成装置。
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