JP2006063585A - 舗装材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 敷設作業を簡易化することができるとともに、保水性能を付与することができる舗装材を提供する。
【解決手段】 舗装材10は、複数の基礎材11と、これら基礎材11の上面に敷設される複数の舗装ブロック12とを備えている。基礎材11は、その上面で開口する複数の凹部21を有し、舗装ブロック12は、敷設後に基礎材11に接触する接触部31に複数の凸部33を有し、敷設後に舗装面を構成する表面部32が透水性を有する土製成形体から形成されている。舗装ブロック12が基礎材11の上面に敷設された状態で、舗装ブロック12は隣り合う基礎材11の間で各基礎材11のそれぞれの側縁を覆うように配置され、舗装ブロック12の凸部33が基礎材11の凹部21に挿入されている。舗装面上の水は表面部32を透過し、凸部33を透って凹部21に溜まるように構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 舗装材10は、複数の基礎材11と、これら基礎材11の上面に敷設される複数の舗装ブロック12とを備えている。基礎材11は、その上面で開口する複数の凹部21を有し、舗装ブロック12は、敷設後に基礎材11に接触する接触部31に複数の凸部33を有し、敷設後に舗装面を構成する表面部32が透水性を有する土製成形体から形成されている。舗装ブロック12が基礎材11の上面に敷設された状態で、舗装ブロック12は隣り合う基礎材11の間で各基礎材11のそれぞれの側縁を覆うように配置され、舗装ブロック12の凸部33が基礎材11の凹部21に挿入されている。舗装面上の水は表面部32を透過し、凸部33を透って凹部21に溜まるように構成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、鉄筋ビル、一般家屋等の建造物において、該建造物に設けられた屋上、ベランダ、庭園等といった人工地盤を舗装するための舗装材に関するものである。
従来、軽石、樹脂、焼成材等からなるブロック、タイル等の舗装材を用い、建造物の屋上、ベランダ、庭園等といった人工地盤上に該舗装材を敷設することにより、当該人工地盤の装飾が行われている。一方、近年では都市部等において、人工地盤が日射熱等を蓄積することによる気温上昇(ヒートアイランド現象)が問題となっている。このような気温上昇を水分の蒸発による気化熱を利用して抑えるべく、例えば特許文献1に記載されるような、舗装材を用いた人工地盤の緑化等が盛んに行われている。
上記特許文献1の舗装材は、マットフレームと、植物育成材とを備えており、前記マットフレームには複数個の略方形のセルが碁盤目状に凹設されている。そして、特許文献1の舗装材は、まず人工地盤上に複数のマットフレームを並設した後、各マットフレームのそれぞれのセルの内部にフィルターを敷設し、さらにセルの内部のフィルター上に土詰めして植物育成材を設けることにより、人工地盤上に設置される。また、植物育成材を透過した雨水、潅水設備から供給された水は、セルの内部に保水されるようになっている。
特開2002−291342号公報
ところで、上記従来のブロック、タイル等といった舗装材は、前述のような気温上昇を抑えるべく水を保水する性能を有してはいない。また、従来のブロック、タイル等といった舗装材においては、人工地盤上に敷設する際に互いの間(目地)に若干の隙間を空け、該隙間を砂等で埋める作業が行われる。しかし、この目地に一定の間隔で隙間を空けつつ舗装材を敷設していく作業、つまり目地合わせ作業は、互いの移動を抑制されていない舗装材同士が位置ずれしやすいことから、非常に困難かつ時間を要する作業となっており、舗装材の敷設作業に長時間を要していた。
一方、特許文献1の舗装材は、セルの内部に水が保水されることから、保水性能を有している。また、マットフレームにセルが均等に凹設されていることから、当該セルの内部に設けられる植物育成材については目地合わせ作業を行う必要はない。しかし、マットフレームについては目地合わせ作業を行う必要があり、マットフレーム同士が位置ずれしやすいことから、マットフレームの敷設作業に長時間を要していた。なお、マットフレーム同士を互いに接触させて敷設した場合、敷設作業の短縮化を図ることは可能であるが、この場合にはマットフレームから流出した植物育成材(土)が目地に収容されずに排水口へ流れ込んだり、接触によりマットフレームが変形、或いは破損したりする等の別の問題を発生させてしまう虞がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、敷設作業が簡易であるとともに、保水性能を有する舗装材を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の舗装材の発明は、建造物の人工地盤上を舗装する舗装材であって、前記人工地盤上に並設される複数の基礎材と、これら基礎材の上面に敷設される複数の舗装ブロックとを備え、前記基礎材は、その上面で開口する複数の凹部を有しており、前記舗装ブロックは、敷設後に前記基礎材に接触する接触部に複数の凸部を有し、敷設後に舗装面を構成する表面部が透水性を有する土製成形体から形成されており、前記舗装ブロックが前記基礎材の上面に敷設された状態で、当該舗装ブロックの少なくとも一部は隣り合う当該基礎材の間で各基礎材のそれぞれの側縁を覆うように配置され、当該舗装ブロックの前記凸部が当該基礎材の前記凹部に挿入されており、前記舗装面上の水は当該舗装ブロックの前記表面部を透過し、前記凸部を透って当該基礎材の前記凹部に溜まるように構成されていることを要旨とする。
上記構成によれば、舗装ブロックが基礎材の上面に敷設された状態で、舗装ブロックの少なくとも一部は隣り合う基礎材の間で各基礎材のそれぞれの側縁を覆うように配置されている。つまり、一部の舗装ブロックは隣り合う基礎材の間に跨って敷設されている。さらに、敷設された舗装ブロックは、その凸部が基礎材の凹部に挿入されることにより、これら凸部と凹部との係合関係により、基礎材に係止されている。従って、1つの基礎材に対して複数の舗装ブロックが係止されるのみならず、1つの舗装ブロックが複数の基礎材に跨って係合されている。このため、舗装ブロック同士の位置ずれを基礎材により抑制することが可能であるとともに、基礎材同士の位置ずれを舗装ブロックにより抑制することが可能であり、敷設作業の簡易化を図ることができる。一方、舗装ブロックの表面部を透水性を有する土製成形体から形成したことにより、舗装面上の水は表面部を透過し、凸部を透って基礎材の凹部に溜まることから、舗装材を保水性能を有するものとすることができる。
請求項2に記載の舗装材の発明は、請求項1に記載の発明において、前記基礎材の前記凹部の内底面と、前記舗装ブロックの前記表面部との間には、前記凹部に溜まった水を前記表面部へと送る導水部を設けたことを要旨とする。
上記構成によれば、基礎材の凹部に溜まった水を舗装ブロックの表面部へ送り戻し、同水を当該表面部から蒸発させることができる。なお、舗装ブロックの表面部から水を蒸発させることにより、凹部から水が溢れ出ることを抑制することができるとともに、蒸発による水の気化熱を利用することにより、周囲の気温上昇を抑制することができる。
請求項3に記載の舗装材の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記基礎材は、各凹部の内部同士を互いに連通させる連通部を有していることを要旨とする。
上記構成によれば、基礎材に設けられた複数の凹部のそれぞれに水を均等に溜めることができ、基礎材の保水効率の向上を図ることができる。
上記構成によれば、基礎材に設けられた複数の凹部のそれぞれに水を均等に溜めることができ、基礎材の保水効率の向上を図ることができる。
請求項4に記載の舗装材の発明は、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の発明において、前記基礎材は、断熱性を有していることを要旨とする。
上記構成によれば、基礎材を介した人工地盤に対する外部からの伝熱、人工地盤から外部への放熱を抑制することができ、同人工地盤を所定の温度に保持することができる。
上記構成によれば、基礎材を介した人工地盤に対する外部からの伝熱、人工地盤から外部への放熱を抑制することができ、同人工地盤を所定の温度に保持することができる。
本発明によれば、舗装材の敷設作業を簡易化することができるとともに、舗装材に保水性能を付与することができる。
以下、本発明を人工地盤の一種である建築物の屋上地盤を舗装する舗装材に具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、舗装材10は、図示しない建築物の屋上地盤上で碁盤目状に並設された複数の基礎材11と、これら基礎材11の上面に敷設された複数の舗装ブロック12とを備えている。具体的に、図1中には4つの基礎材11と、2つの舗装ブロック12とが描かれており、2つの舗装ブロック12のうち図中で中央に位置する舗装ブロック12は、4つの基礎材11に跨って敷設されており、他の舗装ブロック12は、2つの基礎材11に跨って敷設されている。
図1に示すように、舗装材10は、図示しない建築物の屋上地盤上で碁盤目状に並設された複数の基礎材11と、これら基礎材11の上面に敷設された複数の舗装ブロック12とを備えている。具体的に、図1中には4つの基礎材11と、2つの舗装ブロック12とが描かれており、2つの舗装ブロック12のうち図中で中央に位置する舗装ブロック12は、4つの基礎材11に跨って敷設されており、他の舗装ブロック12は、2つの基礎材11に跨って敷設されている。
図2(a)は前記基礎材11を上面から見た状態を示す平面図であり、図2(b)は前記基礎材11を下面から見た状態を示す平面図である。図1及び図2(a),(b)に示すように、基礎材11は、平面視で正方形の四角板状に形成されている。この基礎材11には、4つの凹部21がそれぞれ同基礎材11の上面で開口するように形成されている。4つの凹部21は、基礎材11の縦方向(各図中で上下方向)に2つ、横方向(各図中で左右方向)に2つが並ぶように配置されている。隣接する各凹部21同士の間には、区画壁22がそれぞれ設けられている。これら区画壁22により、各凹部21は、前記基礎材11の上面で前記舗装ブロック12を均等に敷設すべく、均等に区分けされている。
各区画壁22には、それぞれの中央部を切り欠くことにより、連通部としての第1連通部23が形成されている。これら第1連通部23により、各凹部21は、それぞれの内部同士が互いに連通されている。また、これら区画壁22は、基礎材11の側縁に配置された4つの側縁壁24と同じ高さとなるように形成されている。さらに、これら区画壁22は、それぞれの幅が前記側縁壁24の幅の2倍となるように形成されている。また、基礎材11の下面には、複数の通水路25が格子状をなすように凹設されている。これら通水路25は、屋上地盤と基礎材11の下面との間における水捌けを好適なものとすべく設けられたものである。
この基礎材11は、屋上地盤の形状に同基礎材11を馴染ませるべく、外力を加えることによって変形する可塑性を有する材料から形成されている。このような可塑性を有する材料としては、硬質フォーム、軟質フォーム等の発泡体、熱可塑性エラストマー、合成ゴム等が挙げられる。これらの中でも、硬質フォームは、変形後の形状を保持することから、基礎材11の材料として好ましい。なお、硬質フォームとは、ポリスチレン、ポリプロピレン、架橋又は無架橋ポリエチレン等の合成樹脂を材料として、ビーズ発泡法、押出し発泡法等の製法で得られた独立気泡構造の発泡体である。一方、軟質フォームとは、ポリウレタン等の合成樹脂を材料とした連続気泡構造の発泡体であり、前記硬質フォームよりも柔らかく、変形しやすいが、元の形状へ復帰する性質を有している。
また、基礎材11は、屋上地盤に対する外部からの伝熱、屋上地盤から外部への放熱を抑制すべく、断熱性を有している。つまり、基礎材11は、断熱性を付与されることにより、屋上地盤の温度上昇及び温度低下を抑制する温度保持機能を有している。基礎材11に断熱性を付与する方法としては、基礎材11を断熱性を有する材料から形成する方法と、基礎材11を断熱性を有する構造にする方法とが挙げられる。断熱性を有する材料としては、例えば硬質フォーム、軟質フォーム等の発泡体、グラスウール、ロックウール等の綿状体等のような、その内部に空気を含むものが挙げられる。また、断熱性を有する構造としては、その内部に空気を含む、或いは内部を略真空とした中空体が挙げられる。これらの中でも、発泡体は、上記の可塑性をも有する材料であることから、基礎材11を発泡体から形成して断熱性を付与することが好ましい。この実施形態の基礎材11は、発泡体である硬質フォームから形成されている。なお、基礎材11をグラスウール、ロックウール等で形成した場合には、断熱性に加えて難燃性をも付与できるという利点を有する。加えて、基礎材11を中空体とした場合、断熱性に加えて軽量化を図ることができるという利点を有する。
図3(a)は前記舗装ブロック12を上面から見た状態を示す平面図であり、図3(b)は前記舗装ブロック12を下面から見た状態を示す平面図である。図1及び図3(a),(b)に示すように、舗装ブロック12は、平面視で正方形の四角板状に形成されている。この舗装ブロック12は、同舗装ブロック12の下面部分を形成する接触部31と、同舗装ブロック12の上面部分を形成する表面部32とから構成されている。前記接触部31は、舗装ブロック12の敷設後に前記基礎材11に接触されることとなる。前記表面部32は、舗装ブロック12の敷設後に舗装材10の舗装面を構成することとなる。
前記表面部32は、矩形状をなす土製成形体から形成されている。この土製成形体は、土質安定材、土及び水を混合してなるスラリーを固化してなるものである。
前記土質安定材は、前記土を固化させるべく混合される。この土質安定材は、製紙スラッジ焼却灰及び水酸化カルシウムを必須成分として含有しており、さらに石膏及び高炉水滓スラグから選ばれる少なくとも一種を任意に含有する粉末である。前記製紙スラッジ焼却灰とは、製紙工程で発生する製紙スラッジを、十分な酸素供給下で700℃以上の温度で焼却して得られる焼却灰である。従って、製紙スラッジ焼却灰は、その成分としてケイ素、アルミニウム、鉄、カルシウム、マグネシウム等の元素を含む。また、前記石膏及び高炉水滓スラグは、土質安定材による土を固化させる性能を向上させるべく、必要に応じて含有される。
前記土質安定材は、前記土を固化させるべく混合される。この土質安定材は、製紙スラッジ焼却灰及び水酸化カルシウムを必須成分として含有しており、さらに石膏及び高炉水滓スラグから選ばれる少なくとも一種を任意に含有する粉末である。前記製紙スラッジ焼却灰とは、製紙工程で発生する製紙スラッジを、十分な酸素供給下で700℃以上の温度で焼却して得られる焼却灰である。従って、製紙スラッジ焼却灰は、その成分としてケイ素、アルミニウム、鉄、カルシウム、マグネシウム等の元素を含む。また、前記石膏及び高炉水滓スラグは、土質安定材による土を固化させる性能を向上させるべく、必要に応じて含有される。
前記土質安定材は、前記水酸化カルシウムと、前記土又は前記製紙スラッジ焼却灰に含まれるシリカ及びアルミナとを水の存在下でポゾラン反応させ、ケイ酸カルシウム水和物及びアルミン酸カルシウム水和物を生成し、これら水和物によって土の粒子同士を固結することにより、前記土を固化させる。即ち、前記表面部32は、前記土質安定材を含有するスラリーを常温常圧下で所定期間放置することにより、同スラリーが固化されてなる土製成形体から形成されたものである。
従って、表面部32は、レンガ、タイル等の焼結体とは異なり、その固化に焼成等の二酸化炭素を排出する作業を必要とせず、環境に配慮したものである。さらに、土製成形体から形成された表面部32は、土の粒子同士の間に隙間を有していることから、当該隙間に水を溜めることによる好適な保水性能と、当該隙間に溜めきれなくなった水を外部に排出する好適な透水性とを発揮する。なお、ケイ酸カルシウム水和物及びアルミン酸カルシウム水和物は、水溶性物質ではないことから、当該表面部32が保水性能を発揮することにより、土の粒子同士の固結が解除されることはない。
前記接触部31の下面には、4つの凸部33が下方へ突出するように形成されている。4つの凸部33は、舗装ブロック12の縦方向(各図中で上下方向)に2つ、横方向(各図中で左右方向)に2つが並ぶように配置されている。各凸部33は、当該舗装ブロック12を前記基礎材11の上面で均等に敷設すべく、縦方向及び横方向で均等に並ぶように配設されている。
これら凸部33は、舗装ブロック12を敷設した状態で同舗装ブロック12を前記基礎材11に係止すべく、前記凹部21に挿入され、係合されるものである。この舗装ブロック12を敷設した状態とした際、前記基礎材11に対する舗装ブロック12の移動を抑制するため、凸部33は、前記凹部21と略同一のサイズになるように形成されている。従って、舗装ブロック12を敷設した状態で、当該凸部33の外面は前記凹部21の内面に接触されている。また、凸部33の高さは、前記凹部21の深さ、つまりは区画壁22及び側縁壁24の高さと同じになるように設定されている。
前記接触部31及び各凸部33は、外力を加えることによって変形する可塑性を有する材料から形成されている。可塑性を有する材料から形成された接触部31は、踏力等の外力が加えられた際、前記屋上地盤と前記表面部32との間で潰れたり等することにより、表面部32から構成される舗装面を屋上地盤の形状に馴染ませるように機能している。可塑性を有する材料から形成された凸部33は、接触部31と同様に前記屋上地盤と前記表面部32との間で潰れたり等することにより、舗装面を屋上地盤の形状に馴染ませるとともに、略同一のサイズの前記凹部21へ挿入する際に欠けたり、割れたり等することを抑制されている。なお、可塑性を有する材料としては、前記基礎材11で挙げた材料と同じものが挙げられる。
さらに、接触部31及び各凸部33には、断熱性が付与されており、基礎材11を介した表面部32から屋上地盤への伝熱を抑制することにより、前に挙げた基礎材11と同様の温度保持機能を有している。なお、接触部31及び各凸部33に断熱性を付与する方法としては、前記基礎材11で挙げた方法と同じ方法が挙げられる。さらに、挙げられる方法の中でも、可塑性をも付与することが可能であるという観点から、基礎材11を発泡体から形成して断熱性を付与することがより好ましい。この実施形態の接触部31及び各凸部33は、発泡体である硬質フォームから形成されている。
前記各凸部33は、四角筒状に形成されている。また、前記接触部31には、これら凸部33と対応する位置に透水孔34が透設されている。従って、舗装ブロック12を敷設した状態において、前記表面部32から透水された水は、透水孔34及び各凸部33の内部を透り、前記凹部21に溜まるように構成されている。また、各凸部33の内部は、舗装ブロック12を敷設した状態で、前記凹部21とともに水を溜める保水部33aとして機能する。
前記表面部32の下面には、四角柱状をなす導水部35が突設されている。これら導水部35は、各凸部33の内側に配置されている。また、導水部35は、舗装ブロック12を敷設した状態で同導水部35の下端が前記凹部21の内底面に接触するように、凸部33と略同一の高さとなるように形成されている。導水部35は、表面部32と同じく、土製成形体から形成されたものである。この土製成形体は前述のように土の粒子同士の間に隙間を有していることから、水に接触させた場合、毛細管現象によって同水を吸い上げる吸水性能を有する。従って、当該導水部35は、その吸水性能を発揮することにより、前記凹部21に溜まった水を表面部32へと送るように機能する。
各凸部33の側壁には、同側壁を切り欠くことにより、第2の連通部である第2連通部36が形成されている。この第2連通部36は、前記保水部33a同士を互いに連通させるものである。また、第2連通部36は、舗装ブロック12を基礎材11上に敷設した状態で、前記第1連通部23と対応する位置に配設されている。
即ち、図4に示すように、当該舗装ブロック12は、並設された複数の基礎材11上で隣接する側縁壁24を覆うように、2つの基礎材11に跨って配置されている。ここで、各第1連通部23は、各凹部21同士を連通させるべく、基礎材11の中央寄りに配置されている。一方、各第2連通部36を各第1連通部23と同じ位置関係、つまりは舗装ブロック12の中央寄りにそれぞれ配置した場合には、各第1連通部23が前記凸部33の側壁によって閉塞されてしまう。従って、各第2連通部36は、舗装ブロック12を基礎材11上に敷設した状態で、前記第1連通部23と対応する位置となるように、舗装ブロック12の周縁寄りに配置されている。
当該舗装ブロック12は、平面視した状態での1辺の長さ(縦幅及び横幅)が、前記基礎材11の平面視した状態での1辺の長さよりも若干短くなるように形成されている。図5に示すように、この舗装ブロック12と基礎材11との1辺の長さの差に基づき、舗装ブロック12を基礎材11上に敷設した状態で、舗装ブロック12同士の間には、隙間が形成され、この隙間が目地41となる。従って、舗装ブロック12及び基礎材11の1辺の長さは、何れか一方の1辺の長さを設定した後、他方の1辺の長さを目地41の幅に応じて適宜設定する。例えば、目地41の幅を5mmとする場合、舗装ブロック12の1辺の長さを300mmとした場合には、基礎材11の1辺の長さは300+(5×2)で310mmとされる。他に、目地41の幅を5mmとする場合、基礎材11の1辺の長さを300mmとした場合には、舗装ブロック12の1辺の長さは300−(5×2)で290mmとされる。
次に、本実施形態の舗装材10を敷設する際の作業工程について説明する。
舗装材10の敷設は、屋上地盤への基礎材11の並設作業と、基礎材11上への舗装ブロック12の敷設作業とにより行われる。
舗装材10の敷設は、屋上地盤への基礎材11の並設作業と、基礎材11上への舗装ブロック12の敷設作業とにより行われる。
前記並設作業においては、まず屋上地盤上を舗装材10により舗装する領域(舗装領域)が定められる。その後、定められた舗装領域内において、同舗装領域の周縁から図4に実線で示したように、基礎材11が碁盤目状に並べて敷き詰められる。このとき、各基礎材11は、互いの側面同士が接触するように敷き詰められる。また、この並設作業では、1つのサイズの基礎材11のみで舗装領域の全てを覆うことができるとは限らない。このため、図4に点線で示したように、舗装領域の周縁では、前記基礎材11の2分の1のサイズ或いは4分の1のサイズとした基礎材11aを使用する。
なお、従来の舗装材においては、まず砂を敷き詰める等して整地等の作業が行われるが、本実施形態の舗装材10では整地等の作業を必要としない。これは、前記基礎材11を可塑材で形成したことにより、整地等の作業をせずとも、当該基礎材11が地盤形状に合わせて変形するためである。なお、整地等の作業を必要としない本実施形態の舗装材10は、整地等の作業で生じる砂等により、屋上等に設けられた排水設備が詰まる等の不具合を発生させないという利点も有している。
前記敷設作業においては、まず前記並設作業で並べられた基礎材11同士の間に位置するように、舗装ブロック12が位置合わせされる。その後、舗装ブロック12の凸部33を基礎材11の凹部21に挿入し、凸部33と凹部21とを係合させる。このように舗装ブロック12を基礎材11に係合するのみで、舗装面の目地41も揃うこととなる。また、この敷設作業では、前記並設作業と同様に1つのサイズの舗装ブロック12のみで舗装領域の全てを覆うことができるとは限らない。このため、舗装領域の周縁では、前記舗装ブロック12の2分の1のサイズ或いは4分の1のサイズとした小サイズの舗装ブロックを使用する。
そして、舗装領域の周縁から前記並設作業と前記敷設作業とを繰り返し、舗装領域の全体に舗装材10を敷き詰めることにより、舗装材10の敷設が完了する。なお、舗装領域の周縁で小サイズの舗装ブロックを使用する場合、これら小サイズの舗装ブロックに限っては、基礎材11を跨ぐように敷設せずともよい。従って、舗装領域の中央に敷設された舗装ブロック12は、隣り合う基礎材11の間で各基礎材11のそれぞれの側縁壁24を覆うように配置され、舗装領域の周縁に敷設された小サイズの舗装ブロックは、状況に応じて基礎材11同士の間に配置可能なものと、基礎材11同士の間に配置できないものとが存在する。
次に、本実施形態の舗装材10の作用について、図6を用いて説明する。
まず、舗装材10の保水性能について説明する。舗装材10においては、雨天時等に舗装面10a上に水が付着すると、この水は、まず舗装ブロック12の表面部32に吸水され、保水される。この表面部32で吸水しきれず、溢れた水は、導水部35に吸水されるとともに、表面部32の下面から凸部33の内部を透って、凹部21の内部に滴り落ち、この凹部21に溜められる。また、凹部21の内部に溜められた水は、第2連通部36及び第1連通部23を介して他の凹部21へと流通し、各凹部21の内部に均等に溜められる。
まず、舗装材10の保水性能について説明する。舗装材10においては、雨天時等に舗装面10a上に水が付着すると、この水は、まず舗装ブロック12の表面部32に吸水され、保水される。この表面部32で吸水しきれず、溢れた水は、導水部35に吸水されるとともに、表面部32の下面から凸部33の内部を透って、凹部21の内部に滴り落ち、この凹部21に溜められる。また、凹部21の内部に溜められた水は、第2連通部36及び第1連通部23を介して他の凹部21へと流通し、各凹部21の内部に均等に溜められる。
次に、舗装材10の排水抑制性能について説明する。舗装材10は、前述のように表面部32、導水部35、凹部21等を設けることにより、その内部に水を溜めることが可能である。このため、豪雨等のような大量の水が排水されるとき、舗装材10はその内部に水を一旦溜めることにより、大量の水が排水設備に集約して流れ込むことを緩和する。特に、凸部33の内部は、前記凹部21とともに水を溜めることが可能な保水部33aとして機能しており、この保水部33aが満杯となるまで大量の水を溜めることが可能である。また、屋上地盤と基礎材11の下面との間においては、前記通水路25により、水の流通を整流し、大量の水が排水設備に集約して流れ込むことを抑制する。従って、舗装材10は、その内部に水を溜めたり、水の流れを整流したり等することにより、排水設備へ大量の水が集約して流れ込むことを抑制する排水抑制性能を発揮する。
次に、舗装材10の温度上昇抑制性能について説明する。舗装材10は、外部の温度(外気温)が上昇しようとする際、まず表面部32から水を蒸発させることにより、その水の気化熱によって外気温の上昇を抑制する。また、表面部32の水が蒸発してしまっても、凹部21或いは保水部33aに溜められた水が導水部35によって吸い上げられ、表面部32へと送られるため、表面部32による外気温の上昇を抑制する機能は長時間にわたって持続される。なお、屋上地盤から基礎材11への伝熱については、凹部21或いは保水部33aに溜められた水が蒸発し、その水の気化熱によって基礎材11の温度上昇が抑制されることから、当該伝熱による温度上昇も抑制することが可能である。
前記の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 実施形態の舗装材10によれば、基礎材11の凹部21と舗装ブロック12の凸部33との係合関係により、舗装ブロック12の位置合わせ及び目地合わせを行うことができ、敷設作業の簡略化を図ることができる。
・ 実施形態の舗装材10によれば、基礎材11の凹部21と舗装ブロック12の凸部33との係合関係により、舗装ブロック12の位置合わせ及び目地合わせを行うことができ、敷設作業の簡略化を図ることができる。
・ また、舗装ブロック12が複数の基礎材11を跨いで敷設されるため、基礎材11の位置ずれをも抑制することができ、敷設作業がさらに簡略なものとなる。
・ また、舗装ブロック12の表面部32を土質成形体から形成したことにより、同表面部32による保水性能、透水性能、温度上昇抑制性能等といった様々な性能を舗装材10に付与することができる。
・ また、舗装ブロック12の表面部32を土質成形体から形成したことにより、同表面部32による保水性能、透水性能、温度上昇抑制性能等といった様々な性能を舗装材10に付与することができる。
・ また、表面部32を透過した水は、凹部21及び保水部33aに溜めることができ、同水を溜めることによる保水性能、排水抑制性能等の様々な性能を舗装材10に付与することができる。
・ また、基礎材11、接触部31及び各凸部33を硬質フォームから形成したことにより、断熱性及び可塑性を付与することができるとともに、発泡体である硬質フォームは内部に空気を含むため比重が軽く、舗装材の軽量化をも図ることができる。
・ また、導水部35を設けたことにより、凹部21及び保水部33aに溜めた水を表面部32に戻すことができ、保水するのみならず、この溜めた水による温度上昇抑制性能等を発揮させることも可能であり、溜めた水を有効に利用することができる。
・ また、凹部21同士及び保水部33a同士を互いに連通させる第1連通部23及び第2連通部36を設けたことにより、各凹部21或いは各保水部33aに均等に水を溜めることができ、何れか1つの凹部21或いは保水部33aにのみ水が溜まることを抑制し、保水効率の向上を図ることができる。
(変更例)
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 基礎材11及び舗装ブロック12の形状は、平面視で正方形状に限らず、円形状、楕円形状、三角形状、台形状、六角形状、或いは不定形状等としてもよい。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 基礎材11及び舗装ブロック12の形状は、平面視で正方形状に限らず、円形状、楕円形状、三角形状、台形状、六角形状、或いは不定形状等としてもよい。
・ 前記凸部33の下端を凹部21の内底面に接触させないのであれば、第2連通部36を省略してもよい。また、前記凸部33の下端を凹部21の内底面に接触させないのであれば、凸部33の内部を保水部33aとして構成せずともよい。但し、この場合、表面部32から透過した水を凹部21内へと透す孔等を凸部33に設けるとよい。
・ 前記基礎材11、接触部31或いは凸部33は、必ずしも可塑性及び断熱性を付与する必要はなく、例えば土質成形体、紙、不織布等で形成してもよい。つまり、基礎材11、接触部31或いは凸部33は、可塑性又は断熱性の何れか一方のみを付与しても、或いは可塑性及び断熱性の双方を付与せずともよい。
・ 前記第1連通部23を省略してもよい。
・ 前記導水部35は、表面部32の下面から突設することに限らず、凹部21の内底面から突設してもよい。また導水部35は、土製成形体から形成することに限らず、吸水性を有するのであれば、不織布、織布、編布等の布製品、スポンジ等の発泡体、高吸水性樹脂等で形成してもよい。加えて、導水部を布製品、発泡体、高吸水性樹脂等で形成する場合、同導水部を表面部32又は凹部21に接合したり等する必要はなく、例えば表面部32の下面へ接触するように凹部21の内部に布製品、発泡体、高吸水性樹脂等を充填したり、敷き詰めたり等して導水部を設けてもよい。さらに、導水部35は省略してもよい。なお、高吸水性樹脂とは、水に接触すると、同水を吸水するとともに膨潤し、ゲル化する性質を有する高分子を指す。このような高吸水性樹脂としては、デンプン系樹脂、カルボキシメチルセルロース系樹脂、ポリアクリル酸系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等が挙げられる。高吸水性樹脂には大別して、吸水した水が外部へ漏れ出すことを抑制する保水性能を有するものと、吸水した水を保水してさらに外部への排水を許容する吸排水性能を有するものとが存在する。導水部35として使用する場合には、凹部21に溜まった水を表面部32へと送るべく、吸排水性能を有する高吸水性樹脂を使用することが好ましい。一方、高吸水性樹脂は高度な吸水性を有していることから、導水部35でのみ使用することに限らず、凹部21から水が溢れ出すことを抑制すべく凹部21に収容して使用する等してもよく、この場合には保水性能を有するもの、吸排水性能を有するものの何れを使用してもよい。また、高吸水性樹脂は、ビーズ状、粉末状、顆粒状等として発泡体に混入したり、或いはシート状、矩形状等に成形して使用してもよい。
・ 前記導水部35は、表面部32の下面から突設することに限らず、凹部21の内底面から突設してもよい。また導水部35は、土製成形体から形成することに限らず、吸水性を有するのであれば、不織布、織布、編布等の布製品、スポンジ等の発泡体、高吸水性樹脂等で形成してもよい。加えて、導水部を布製品、発泡体、高吸水性樹脂等で形成する場合、同導水部を表面部32又は凹部21に接合したり等する必要はなく、例えば表面部32の下面へ接触するように凹部21の内部に布製品、発泡体、高吸水性樹脂等を充填したり、敷き詰めたり等して導水部を設けてもよい。さらに、導水部35は省略してもよい。なお、高吸水性樹脂とは、水に接触すると、同水を吸水するとともに膨潤し、ゲル化する性質を有する高分子を指す。このような高吸水性樹脂としては、デンプン系樹脂、カルボキシメチルセルロース系樹脂、ポリアクリル酸系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等が挙げられる。高吸水性樹脂には大別して、吸水した水が外部へ漏れ出すことを抑制する保水性能を有するものと、吸水した水を保水してさらに外部への排水を許容する吸排水性能を有するものとが存在する。導水部35として使用する場合には、凹部21に溜まった水を表面部32へと送るべく、吸排水性能を有する高吸水性樹脂を使用することが好ましい。一方、高吸水性樹脂は高度な吸水性を有していることから、導水部35でのみ使用することに限らず、凹部21から水が溢れ出すことを抑制すべく凹部21に収容して使用する等してもよく、この場合には保水性能を有するもの、吸排水性能を有するものの何れを使用してもよい。また、高吸水性樹脂は、ビーズ状、粉末状、顆粒状等として発泡体に混入したり、或いはシート状、矩形状等に成形して使用してもよい。
・ 本発明の舗装材は、人工地盤上であれば、屋上に限らず、ベランダ、庭園等に敷設してもよい。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1)前記基礎材は、外力を加えることによって変形する可塑材から形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の舗装材。この構成によれば、例えば凹凸を有する人工地盤に舗装材を設置する場合、基礎材が人工地盤の形状に合わせて変形するため、人工地盤の形状に基礎材を馴染ませることができる。
(2)前記接触部は、外力を加えることによって変形する可塑材から形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の舗装材。この構成によれば、例えば凹凸を有する人工地盤に舗装材を設置する場合、舗装ブロックの接触部が人工地盤の形状に合わせて変形するため、人工地盤の形状に舗装ブロックを馴染ませることができる。
(3)前記凸部の内部には、前記凹部とともに前記水を溜める保水部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の舗装材。この構成によれば、凸部の内部に保水部を設けたことにより舗装材の保水容量を向上させることができる。
(4)前記複数の凸部の保水部同士を互いに連通させる第2の連通部を設けたことを特徴とする(3)に記載の舗装材。この構成によれば、第2の連通部を設けたことにより、舗装ブロックの各凸部にそれぞれ設けられた保水部に水を均等に溜めることができ、舗装ブロックの保水効率の向上を図ることができる。
10…舗装材、11…基礎材、12…舗装ブロック、21…凹部、23…連通部である第1連通部、24…基礎材の側縁となる側縁壁、31…接触部、32…表面部、33…凸部、33a…保水部、35…導水部、36…第2の連通部である第2連通部。
Claims (4)
- 建造物の人工地盤上を舗装する舗装材であって、
前記人工地盤上に並設される複数の基礎材と、これら基礎材の上面に敷設される複数の舗装ブロックとを備え、
前記基礎材は、その上面で開口する複数の凹部を有しており、
前記舗装ブロックは、敷設後に前記基礎材に接触する接触部に複数の凸部を有し、敷設後に舗装面を構成する表面部が透水性を有する土製成形体から形成されており、
前記舗装ブロックが前記基礎材の上面に敷設された状態で、当該舗装ブロックの少なくとも一部は隣り合う当該基礎材の間で各基礎材のそれぞれの側縁を覆うように配置され、当該舗装ブロックの前記凸部が当該基礎材の前記凹部に挿入されており、前記舗装面上の水は当該舗装ブロックの前記表面部を透過し、前記凸部を透って当該基礎材の前記凹部に溜まるように構成されていることを特徴とする舗装材。 - 前記基礎材の前記凹部の内底面と、前記舗装ブロックの前記表面部との間には、前記凹部に溜まった水を前記表面部へと送る導水部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の舗装材。
- 前記基礎材は、各凹部の内部同士を互いに連通させる連通部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の舗装材。
- 前記基礎材は、断熱性を有していることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の舗装材。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008231779A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Takachiho:Kk | 外壁水冷システムを備える建築物 |
JP2008248656A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fukui Prefecture | 多機能保水材およびそれを用いた多機能保水性舗装体 |
CN112048961A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-12-08 | 杭州王之新创信息技术研究有限公司 | 实体结构、地板、地砖、排水地砖、海绵城市 |
WO2023041116A1 (de) | 2021-09-14 | 2023-03-23 | Erwin Gerhards | Bodenabdeckung, verfahren zum verlegen derselben, verwendung der bodenabdeckung als kabelschutz |
-
2004
- 2004-08-25 JP JP2004245761A patent/JP2006063585A/ja active Pending
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