JP2006060758A - 拡張耳介による補聴装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】軽度の難聴を簡易に補償するための拡張耳介の構造を提供する。
【解決手段】シリコンやプラスチックなどで製作の薄肉状拡張耳介の一部に反復着脱可能な接着構造を設け、この部位を原耳介裏面付近に任意に貼り付けて、実効的に原耳介の面積を拡大し、その集音性を向上させる。また、対称形に2枚使えば左右両耳での拡声器を期待でき、音の方向感も改善される。
【選択図】図5
【解決手段】シリコンやプラスチックなどで製作の薄肉状拡張耳介の一部に反復着脱可能な接着構造を設け、この部位を原耳介裏面付近に任意に貼り付けて、実効的に原耳介の面積を拡大し、その集音性を向上させる。また、対称形に2枚使えば左右両耳での拡声器を期待でき、音の方向感も改善される。
【選択図】図5
Description
軽度の難聴を簡易に補償するための拡張耳介による補聴装置の構造を提供する。
軽度の難聴者は加齢とともに増加し、50歳以上になるとほぼ全員が該当するとも言われている。
従来この該当者は電気補聴器を用いるか、なにも対策をとらずに周囲の人に不便をかけているかのいずれかであった。
従来この該当者は電気補聴器を用いるか、なにも対策をとらずに周囲の人に不便をかけているかのいずれかであった。
電気補聴器は高価であるうえにイヤホンを耳孔に挿入しつづけなければならない。これは慣れない者にとっては大変苦痛を伴うことであり、中高度難聴者以外は避けたいことである。また電気増幅にともなう雑音や歪の発生など不快要因も発生する。
昔より電気を用いない補聴装置の構造は多く存し、たとえば第1図、第2図のような補聴装置は公知である。しかしこれらは耳孔チップを挿入するものであったり、ヘットバンドで頭に固定するもの、あるいは常時手で持っている必要があるものなど日常的に使用するには欠点が多く、文献上のみの存在になっている。
昔より電気を用いない補聴装置の構造は多く存し、たとえば第1図、第2図のような補聴装置は公知である。しかしこれらは耳孔チップを挿入するものであったり、ヘットバンドで頭に固定するもの、あるいは常時手で持っている必要があるものなど日常的に使用するには欠点が多く、文献上のみの存在になっている。
シリコンやプラスチックなどで製作の薄肉状拡張耳介の一部に反復着脱可能な接着構造を設け、この部位を原耳介裏面又は/及び裏面付近に任意に貼り付けて、実効的に原耳介の面積を拡張し、その集音性を向上させる。本構造には機械的にクリップなどで原耳介に挟みつけるもの等は含めない。
なおここに云う原耳介とは補聴装置を必要とする対象者自身の耳介を称する。
なおここに云う原耳介とは補聴装置を必要とする対象者自身の耳介を称する。
耳介に張り出しを設けて補聴効果が得られることは公知であって、たとえば第3図の特性のごとく会話にもっとも有効な1000〜2000Hz付近で10〜15dB程度増強される。
これは単純に耳に手をかざしただけでもはっきりと認識することができる。
しかし、上述のとおり、この原理の補聴装置は構造的欠点が多く、げんざい、実用器にはなっていない。ここに提案する構造によってのみ、この簡にして要を得た補聴装置を実用化なし得るのである。すなわち本構造によって、手持ちの必要がなく、耳穴挿入もいらず、ヘットバンドなど固着具をも必要としない安価で簡易な耳介拡張による補聴装置ができる。
これは単純に耳に手をかざしただけでもはっきりと認識することができる。
しかし、上述のとおり、この原理の補聴装置は構造的欠点が多く、げんざい、実用器にはなっていない。ここに提案する構造によってのみ、この簡にして要を得た補聴装置を実用化なし得るのである。すなわち本構造によって、手持ちの必要がなく、耳穴挿入もいらず、ヘットバンドなど固着具をも必要としない安価で簡易な耳介拡張による補聴装置ができる。
第4図は本発明による拡張耳介による補聴装置の実施例である。第5図はその装着例である。接合は科学的より物理的吸着に近いものをベターとする。
本体は可塑性を与えて任意の変形が記憶できるようにすれば、平板状でなく顔正面に対して凸面をもたせて正面指向性を高めた耳介拡張による補聴装置とすることができる。また対称形に2枚使えば左右両耳での拡声器を期待でき音の方向感も改善される。
本体は可塑性を与えて任意の変形が記憶できるようにすれば、平板状でなく顔正面に対して凸面をもたせて正面指向性を高めた耳介拡張による補聴装置とすることができる。また対称形に2枚使えば左右両耳での拡声器を期待でき音の方向感も改善される。
1 耳栓
2 集音カップ
3 ヘットバンド
4 拡張耳介つきの聴力
5 拡張耳介なしの聴力
10 拡張耳介本体
11 接合部
12 原耳介
13 頭
2 集音カップ
3 ヘットバンド
4 拡張耳介つきの聴力
5 拡張耳介なしの聴力
10 拡張耳介本体
11 接合部
12 原耳介
13 頭
Claims (1)
- 拡張耳介の一部に反復着脱可能な接着構造を設け、この部位を原耳介裏面又は/及び裏面付近に任意に貼り付けて、実効的に原耳介の面積を拡張し、その集音性を向上させたことを特徴とする補聴装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004268985A JP2006060758A (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | 拡張耳介による補聴装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004268985A JP2006060758A (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | 拡張耳介による補聴装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006060758A true JP2006060758A (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=36107834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004268985A Pending JP2006060758A (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | 拡張耳介による補聴装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006060758A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015141216A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | 補聴機能付耳カバー |
JP2018064658A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 良尚 高木 | 耳立て具 |
-
2004
- 2004-08-19 JP JP2004268985A patent/JP2006060758A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015141216A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | 補聴機能付耳カバー |
JP2018064658A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 良尚 高木 | 耳立て具 |
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