JP3187988U - 補聴機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で目立たないと共に、耳全体を覆わないことで耳への圧迫感を軽減することができる補聴機器を提供する。【解決手段】眼鏡のテンプル部分又はモダン部分を挿入する係止孔10aが穿設され、眼鏡のテンプル部分又はモダン部分に装着可能な円環状の係止部材10と、一端が係止部材の下方に固定された腕状の保持腕12と、保持腕の他端に固定され、音を発する発音体本体30と発音体本体を覆うように設けられた略円盤状のプレート22とからなる発音体20とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、ヘッドホンや補聴器のような耳に押し当てて音を再生する補聴機器に関する。
従来より、ヘッドホンや補聴器のような耳に押し当てて音を再生する補聴機器としては、外耳孔に挿入するタイプや、耳全体を覆うタイプ等が提案されている。例えば、特許文献1に示される補聴器は、ヘッドホン型補聴器で、両耳用にレシーバーとマイクを備えたヘッドホンを2組設け、ヘッドホンを両耳の耳道の外側近傍に装着するために弾性を有する連結具で連結している。そして、耳に特許文献1の図面で示されるように、ヘッドホンが耳全体を覆うような構造である。
特開平09−84196号公報
しかしながら、従来の補聴機器は、外耳孔に挿入するタイプでは、挿入による異物感があり、また耳全体を覆うタイプでは、耳全体を覆ってしまうため、装置自体が大きくなり目立ってしまったり、耳全体に対する圧迫感があるという問題点があった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、小型で目立たないと共に、耳全体を覆わないことで耳への圧迫感を軽減することができる補聴機器を提供することにある。
請求項1記載の補聴機器は、眼鏡のテンプル部分又はモダン部分を挿入する係止孔が穿設され、眼鏡のテンプル部分又はモダン部分に装着可能な円環状の係止部材と、一端が係止部材の下方に固定された腕状の保持腕と、保持腕の他端に固定され、音を発する発音体本体と発音体本体を覆うように設けられた略円盤状のプレートとからなる発音体とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の補聴機器は、棒状で、一端が耳の上方に位置し後頭部付近を迂回して他端が他方の耳の上方に位置して伸びる湾曲したバックバンドと、バックバンドの一端又は他端を挿入する係止孔が穿設され、バックバンドの一端又は他端に装着可能な円環状の係止部材と、一端が係止部材の下方に固定された腕状の保持腕と、保持腕の他端に固定され、音を発する発音体本体と発音体本体を覆うように設けられた略円盤状のプレートとからなる発音体とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の補聴機器は、プレートが、耳の耳甲介の縁に沿って耳甲介を塞ぐ形状であることを特徴とする。
請求項4記載の補聴機器は、プレートが、耳の耳甲介膣を塞ぐ形状であることを特徴とする。
請求項5記載の補聴機器は、プレートが、低反発性樹脂製であることを特徴とする。
請求項6記載の補聴機器は、保持腕が、弾性材料で形成され、保持腕が、発音体を外耳孔方向に付勢保持することを特徴とする。
請求項7記載の補聴機器は、保持腕が、一端と他端との間に、傾動可能な継手構造を有し、保持腕が、発音体を外耳孔方向に付勢保持することを特徴とする。
請求項1及び請求項2の考案によれば、眼鏡やバックバンド等に装着可能な円環状の係止部材と、一端が係止部材の下方に固定された腕状の保持腕と、保持腕の他端に固定され、音を発する発音体本体と発音体本体を覆うように設けられた略円盤状のプレートとからなる発音体とを備えることで、容易な構造で小型の補聴機器を提供することができる。
請求項3及び請求項4の考案によれば、プレートが、耳の耳甲介の縁に沿って耳甲介の全体や耳甲介膣のみを塞ぐ形状であることから、小型で目立たないと共に、耳全体を覆わないことで耳への圧迫感を軽減することができる。
請求項5の考案によれば、プレートが、低反発性樹脂製であることから、より一層、耳への圧迫感を軽減することができる。
請求項6及び請求項7の考案によれば、保持腕が、弾性材料で形成されていたり傾動可能な継手構造を有し、保持腕が発音体を外耳孔方向に付勢保持することから、発音体が耳にフィットすることになる。
本考案に係る補聴機器の一例を示す説明図である。 本考案に係る補聴機器の他の例を示す説明図である。 同補聴機器の第1の実施例を示す説明図である。 同補聴機器の第1の実施例を示す説明図である。 同補聴機器の第2の実施例を示す説明図である。 同補聴機器の第3の実施例を示す説明図である。
以下、図を用いて説明する。図1は、本考案に係る補聴機器の一例を示す説明図である。図2は、本考案に係る補聴機器の他の例を示す説明図である。本考案における補聴機器1,2は、ヘッドホンや補聴器のような耳に押し当てて音を再生するものである。補聴機器1,2のうち、補聴器は、周囲の音声を取り込んで音量を増幅させて再生するものであるのに対し、ヘッドホンは、音源となる電子機器と接続され、音を再生するものである。このように、本願において補聴機器には、単に音を発するヘッドホンの他、補聴器のようなマイクを有して音を増幅させて発するものも含む。
補聴機器1は、最低限の構成物として、係止部材10、保持腕12(14)及び発音体20とを備えている。係止部材10は、後述するバックバンド40や眼鏡gのテンプル部分t又はモダン部分のような棒材を挿入する係止孔10aが穿設された円環状のものである。
また、図1における補聴機器1の保持腕12は、一端が係止部材10の下方に固定された腕状で、合成樹脂等の弾性材料で形成されている。また、図2における補聴機器2の保持腕14は、継手構造を有し、具体的には、板状のハウジング14aの間に、傾動自在にボールスタッド14b,14cが保持され、ボールスタッド14b,14cにより、保持腕14の一端と他端とが形成されている。
発音体20は、音を発する発音体本体30と発音体本体30を覆うように設けられた略円盤状のプレート22とからなる。発音体本体30は、補聴器の場合にはスピーカとマイクで構成され、ヘッドホンの場合にはスピーカである。また、プレート22は、耳eの耳甲介cの縁に沿って耳甲介cを塞ぐ形状で、低反発性樹脂製であることが好ましい。尚、プレート22の耳甲介cを塞ぐ形状としては、耳甲介cの縁の内側に嵌まり込むような形状であってもよく、さらに、後述するように耳eの耳甲介cの外耳孔側の耳甲介膣c1のみを塞ぐような形状であってもよい。
以下、本考案の補聴機器1,2の使用について具体的な実施例を、図面を参照しながら説明する。
図3,4は、同補聴機器の第1の実施例を示す説明図である。図3及び図4に示す実施例では、補聴機器1を眼鏡gのテンプル部tに装着して用いている。具体的には、眼鏡gのテンプル部tを補聴機器1の係止部材10の係止孔10aに挿嵌して、眼鏡gに補聴機器1を装着している。そして、眼鏡gを掛け、補聴機器1が耳eの前側に垂下するように位置調整する。その上で、補聴機器1の発音体20のプレート22を、耳eの耳甲介cに被さるように位置させることにより、補聴機器1を耳eに装着できる。尚、補聴機器1の保持腕12が合成樹脂等の弾性材料で形成されており、保持腕12が発音体20を外耳孔方向に付勢保持することで(図4の矢印方向)、発音体20が耳eにフィットすることになる。
尚、図2の補聴機器2の場合には、眼鏡gに対する装着方法は同様であり、また、補聴機器2の保持腕14が、一端と他端との間に、傾動可能な継手構造を有しており、保持腕14が、発音体20を外耳孔方向に付勢保持することで、発音体20が耳eにフィットすることになる。
図5は、同補聴機器の第2の実施例を示す説明図である。図5に示す実施例では、棒状で、一端が耳eの上方に位置し後頭部付近を迂回して他端が他方の耳eの上方に位置して伸びる湾曲したバックバンド40に補聴機器1を装着して用いている。具体的には、バックバンド40の端部40aを補聴機器1の係止部材10の係止孔10aに挿嵌して、バックバンド40に補聴機器1を装着している。そして、バックバンド40を掛け、補聴機器1が耳eの前側に垂下するように位置調整する。その上で、補聴機器1の発音体20のプレート22を、耳eの耳甲介cに被さるように位置させることにより、補聴機器1を耳eに装着できる。尚、補聴機器1の保持腕12が合成樹脂等の弾性材料で形成されており、保持腕12が発音体20を外耳孔方向に付勢保持することで、発音体20が耳eにフィットすることになる。
尚、図2の補聴機器2の場合には、バックバンド40に対する装着方法は同様であり、また、補聴機器2の保持腕14が、一端と他端との間に、傾動可能な継手構造を有しており、保持腕14が、発音体20を外耳孔方向に付勢保持することで、発音体20が耳eにフィットすることになる。
図6は、同補聴機器の第3の実施例を示す説明図である。図6に示す実施例の補聴機器3は、上述の補聴機器1,2と係止部材10及び保持腕12は同様であるが、発音体24のプレート26が、補聴器1,2に比べ小さくなっている。具体的には、補聴機器3のプレート26は、耳eの耳甲介cの外耳孔側の耳甲介膣c1のみを塞ぐ形状である。
以上のように構成され使用される補聴機器1,2,3によれば、小型で目立たないと共に、耳全体を覆わないことで耳への圧迫感を軽減することができる。また、プレート22が、耳eの耳甲介cの縁に沿って耳甲介cの全体や耳甲介膣c1のみを塞ぐ形状であることから、小型で目立たないと共に、耳e全体を覆わないことで耳eへの圧迫感を軽減することができる。
さらに、プレート22を、低反発性樹脂製にすることで、より一層、耳eへの圧迫感を軽減することができる。
本考案により、小型で目立たないと共に、耳全体を覆わないことで耳への圧迫感を軽減することができる補聴機器を提供することができる。
1・・・・・補聴機器
2・・・・・補聴機器
3・・・・・補聴機器
10・・・・係止部材
10a・・・係止孔
12・・・・保持腕
14・・・・保持腕
14a・・・ハウジング
14b・・・ボールスタッド
14c・・・ボールスタッド
20・・・・発音体
22・・・・プレート
24・・・・発音体
26・・・・プレート
30・・・・発音体本体
40・・・・バックバンド
40a・・・端部
e・・・・・耳
c・・・・・耳甲介
c1・・・・耳甲介膣
g・・・・・眼鏡
t・・・・・テンプル部

Claims (7)

  1. 耳に押し当てて音を再生する補聴機器において、
    眼鏡のテンプル部分又はモダン部分を挿入する係止孔が穿設され、該眼鏡のテンプル部分又はモダン部分に装着可能な円環状の係止部材と、
    一端が該係止部材の下方に固定された腕状の保持腕と、
    該保持腕の他端に固定され、音を発する発音体本体と該発音体本体を覆うように設けられた略円盤状のプレートとからなる発音体とを備えることを特徴とする補聴機器。
  2. 耳に押し当てて音を再生する補聴機器において、
    棒状で、一端が耳の上方に位置し後頭部付近を迂回して他端が他方の耳の上方に位置して伸びる湾曲したバックバンドと、
    該バックバンドの一端又は他端を挿入する係止孔が穿設され、該バックバンドの該一端又は該他端に装着可能な円環状の係止部材と、
    一端が該係止部材の下方に固定された腕状の保持腕と、
    該保持腕の他端に固定され、音を発する発音体本体と該発音体本体を覆うように設けられた略円盤状のプレートとからなる発音体とを備えることを特徴とする補聴機器。
  3. 前記プレートが、耳の耳甲介の縁に沿って該耳甲介を塞ぐ形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の補聴機器。
  4. 前記プレートが、耳の耳甲介膣を塞ぐ形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の補聴機器。
  5. 前記プレートが、低反発性樹脂製であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の補聴機器。
  6. 前記保持腕が、弾性材料で形成され、該保持腕が、前記発音体を外耳孔方向に付勢保持することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の補聴機器。
  7. 前記保持腕が、前記一端と前記他端との間に、傾動可能な継手構造を有し、該保持腕が、前記発音体を外耳孔方向に付勢保持することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の補聴機器。
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