JP2006059979A - 非接触電力伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1次コイルおよび2次コイルとして平面コイルを使用する場合に、漏れ磁束の軽減化、電力伝送の効率化などが図れる非接触電力伝送装置の提供。
【解決手段】この発明は、物理的に分離自在な1次コイル1と2次コイル2とを有し、両コイル1、2間に生じる電磁誘導作用を利用して非接触で電力を伝送するものである。1次コイル1は平面コイル11からなり、2次コイル2は平面コイル21および平面コイル22からなる。その使用時には、平面コイル11の両面を、平面コイル21および平面コイル22が挟み込むようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1次コイルと2次コイルとを有し、1次側から2次側に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置に関するものである。
従来、この種の非接触電力伝送装置としては、1次コイルと2次コイルとが物理的に分離できるように構成され、両コイル間に生じる電磁誘導作用を利用して非接触で、1次側から2次側に電力を伝送するものが知られている(例えば、特許文献1および特許文献2を参照)。
そして、1次コイルは一方のC型のコアに巻かれ、2次コイルは他方のC型のコアに巻かれ、これらは電力伝送用のトランスを形成している(特許文献1の図2および図3などを参照)。
特開2002−209344号公報 特開2001−275266号公報
ところで、上記の非接触電力伝送装置の電力伝送用のトランスを構成する1次コイルおよび2次コイルとして、渦巻き型平面コイルのような平面コイルを使用することが考えられる。
しかし、平面コイルを使用すると、コアを使用しないために、1次コイルおよび2次コイルの使用時に発生する漏れ磁束を無視できないという不具合がある。また、電力の伝送時には、平面コイルからなる一次コイルと2次コイルの位置合わせを確実に行い、電力の伝送能力を確実に確保する必要がある。さらに、平面コイルからなる場合には、1次コイル上に金属などの異物が置かれた場合に、加熱などを招いて安全性が低下するという不具合がある。
そこで、本発明の目的は、上記の点に鑑み、1次コイルおよび2次コイルとして平面コイルを使用する場合に、漏れ磁束の低減化、異物の混入防止、両コイルの位置合わせの容易化、電力伝送の効率化を実現できる非接触電力伝送装置を提供することにある。
上記の課題を解決し本発明の目的を達成するために、各発明は、以下のような構成からなる。
すなわち、第1の発明は、物理的に分離自在な1次コイルと2次コイルとを有し、前記両コイル間に生じる電磁誘導作用を利用して非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置であって、前記1次コイルは平面状の第1平面コイルからなり、前記2次コイルは平面状の第2平面コイルおよび第3平面コイルからなり、さらに、電力の伝送時には、前記第1平面コイルの両面を、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルでそれぞれ挟み込んで使用するようになっている。
第2の発明は、第1の発明において、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルの各サイズを、前記第1平面コイルのサイズよりも大きくした。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記第1平面コイル、前記第2平面コイル、および前記第3平面コイルは、それぞれ同一平面内で渦巻き状であって、中央にほぼ同じ大きさの穴を有する渦巻き平面コイルからなり、前記第1平面コイルの両面を、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルで挟み込んで使用する際に、前記各平面コイルの各穴に非磁性体を挿入し、その各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようにした。
第4の発明は、第1または第2の発明において、前記第1平面コイル、前記第2平面コイル、および前記第3平面コイルは、それぞれ同一平面内で渦巻き状であって、中央にほぼ同じ大きさの穴を有する渦巻き平面コイルからなり、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルは、前記第1平面コイルが挿入されるコイル挿入空間を挟んで平面同士が対向する状態で固定的に配置されるとともに、前記第1平面コイルは前記コイル挿入空間内に挿入自在になっており、前記第1平面コイルが前記コイル挿入空間内に挿入されたときに、前記第1平面コイルの穴に非磁性体からなる可動部材が挿入されて、その各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっている。
第5の発明は、第1または第2の発明において、前記第1平面コイルは、水密性の第1ケース内に固定されて収納され、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルは、前記第1ケースが差し込み自在なケース受け部を有する水密性の第2ケース内に、前記ケース受け部を挟んで前記両コイルの平面同士が対向する状態で収納され、前記第1ケースが前記ケース受け部内に差し込まれたときに、前記第1ケースが前記ケース受け部内に位置決めされ、この位置決め時に、前記各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっている。
第6の発明は、第5の発明において、前記第1ケースの表面および裏面のうちの少なく一方の面であって、前記第1平面コイルの中心に一致する位置に変形自在または伸縮自在な凸部を設け、前記ケース受け部内の対向する面のうちの少なくとも一方の面であって、前記第2平面コイルまたは前記第3平面コイルの中心に一致する位置に、前記凸部が嵌合自在な凹部を設けるようにした。
第7の発明は、第1または第2の発明において、前記第1平面コイルは水密性の第1ケース内に固定され、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルはそれぞれ水密性の第2ケース内に固定され、前記第1ケースは、前記第2ケースの2つの差し込み部が差し込まれる2つの差し込み受け部を有するともに、その2つの差し込み受け部の間にコイル収納部を有し、前記コイル収納部内に前記第1平面コイルが収納され、前記第2ケースは、前記2つの差し込み部を有し、その各差し込み部内に前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルがそれぞれ収納され、さらに、前記2つの差し込み部が前記2つの差し込み受け部内に差し込まれたときに、前記両差し込み部が前記両差し込み受け部内にそれぞれ位置決めされ、この位置決め時に、前記各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっている。
第8の発明は、1次コイルを含む送電装置と、2次コイルを含む受電装置とを備え、前記送電装置は、前記第1次コイルが前記2次コイルと電磁結合するときに、前記1次コイルに供給する交流を生成する送電手段を有し、前記受電装置は、前記2次コイルが前記1次コイルと電磁結合するときに、前記2次コイルに誘起される交流を直流に変換する受電手段を有し、さらに、前記1次コイルは平面状の第1平面コイルからなり、前記2次コイルは平面状の第2平面コイルおよび第3平面コイルからなり、かつ、電力の伝送時には、前記第1平面コイルの両面を、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルでそれぞれ挟み込んで使用するようになっている。
第9の発明は、第8の発明において、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルのサイズを、前記第1平面コイルのサイズよりも大きくした。
第10の発明は、第8または第9の発明において、前記第1平面コイル、前記第2平面コイル、および前記第3平面コイルは、それぞれ同一平面内で渦巻き状であって、中央にほぼ同じ大きさの穴を有する渦巻き平面コイルからなり、前記第1平面コイルの両面を、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルで挟み込んで使用する際に、前記各平面コイルの各穴に非磁性体を挿入し、その各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようにした。
第11の発明は、第8または第9の発明において、前記第1平面コイル、前記第2平面コイル、および前記第3平面コイルは、それぞれ同一平面内で渦巻き状であって、中央にほぼ同じ大きさの穴を有する渦巻き平面コイルからなり、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルは、前記第1平面コイルが挿入されるコイル挿入空間を挟んで平面同士が対向する状態で固定的に配置されるとともに、前記第1平面コイルは前記コイル挿入空間内に挿入自在になっており、前記第1平面コイルが前記コイル挿入空間内に挿入されたときに、前記第1平面コイルの穴に非磁性体からなる可動部材が挿入されて、その各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっている。
第12の発明は、第8または第9の発明において、前記第1平面コイルは、水密性の第1ケース内に固定されて収納され、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルは、前記第1ケースが差し込み自在なケース受け部を有する水密性の第2ケース内に、前記ケース受け部を挟んで前記両コイルの平面同士が対向する状態で収納され、前記第1ケースが前記ケース受け部内に差し込まれたときに、前記第1ケースが前記ケース受け部内に位置決めされ、この位置決め時に、前記各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっている。
第13の発明は、第12の発明において、前記第1ケースの表面および裏面のうちの少なく一方の面であって、前記第1平面コイルの中心に一致する位置に変形自在または伸縮自在な凸部を設け、前記ケース受け部内の対向する面のうちの少なくとも一方の面であって、前記第2平面コイルまたは前記第3平面コイルの中心に一致する位置に、前記凸部が嵌合自在な凹部を設けるようにした。
第14の発明は、第8または第9の発明において、前記第1平面コイルは水密性の第1ケース内に固定され、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルはそれぞれ水密性の第2ケース内に固定され、前記第1ケースは、前記第2ケースの2つの差し込み部が差し込まれる2つの差し込み受け部を有するともに、その2つの差し込み受け部の間にコイル収納部を有し、前記コイル収納部内に前記第1平面コイルが収納され、前記第2ケースは、前記2つの差し込み部を有し、その各差し込み部内に前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルがそれぞれ収納され、さらに、前記2つの差し込み部が前記2つの差し込み受け部内に差し込まれたときに、前記両差し込み部が前記両差し込み受け部内にそれぞれ位置決めされ、この位置決め時に、前記各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっている。
以上のような構成からなる本発明によれば、1次コイルおよび2次コイルとして平面コイルを使用する場合に、漏れ磁束の低減化、異物の混入防止、両コイルの位置合わせの容易化、電力伝送の効率化を実現できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の非接触電力伝送装置の第1実施形態は、図1に示すように、送電側の1次コイル1と受電側の2次コイル2とを有し、両コイル1、2間に生じる電磁誘導作用を利用して非接触で電力を伝送できるようになっている。
1次コイル1は、同一平面内で渦巻き状に形成される平面コイル11からなり、その中央にほぼ円形の穴(中空部)を有している。2次コイル2は、同一平面内で渦巻き状に形成される2つの平面コイル21,22からなり、その各中央にほぼ円形の穴23がそれぞれ有している。平面コイル21,22の各一端側は共通接続され、その各他端側は共通接続されている。
そして、1次コイル1から2次コイル2に電力を伝送するときには、図1に示すように、平面コイル11の表裏両面を、平面コイル21と平面コイル22とで挟み込んで使用するようになっている。すなわち、平面コイル11の表面側に平面コイル21を重ね、平面コイル11の裏面に平面コイル22を重ねて使用するようになっている。
ここで、平面コイル11,21,22は、上記の例では同一平面内で渦巻き状に形成されたものとしたが、平面的なコイルであればその形態は問わない。
このような構成からなる第1実施形態によれば、1次コイル1と2次コイル2を電力用伝送トランスとして使用する際に、平面コイル21,22が漏れ磁束を防ぐことができ、かつ、電力伝送を効率的に行うことができる。
(第2実施形態)
本発明の非接触電力伝送装置の第2実施形態は、図2に示すように、図1に示す第1実施形態の構成を基本とし、以下の点の改良を加えたものである。
すなわち、第1実施形態では、図1に示すように、平面コイル11および平面コイル21,22の各サイズ(この例では直径)をほぼ同じとした。しかし、第2実施形態では、図2に示すように、平面コイル21,22のサイズをほぼ同一にするとともに、その各サイズを平面コイル11のサイズよりも大きくし、電力の伝送時に、平面コイル11の両面全体を、平面コイル21および平面コイル22がそれぞれ被覆する(挟み込む)ようになっている。
このような構成からなる第2実施形態によれば、1次コイル1と2次コイル2を電力用伝送トランスとして使用する際に、平面コイル21,22による漏れ磁束の低減化をさらに向上でき、かつ、電力の伝送効率をさらに向上できる。
(第3実施形態)
本発明の非接触電力伝送装置の第3実施形態は、図3に示すように、図1に示す第1実施形態または図2に示す第2実施形態の構成を基本とし、以下の点の構成を追加したものである。
すなわち、第3実施形態は、平面コイル11の両面を、平面コイル21および平面コイル22で挟み込んだときに、その各平面コイル11,21,22の中心に設けた円形の各穴に非磁性体からなる円筒3を差し込み、平面コイル11,21,22の各中心が配列方向においてほぼ一致するようにし、この状態で位置決めさせるようにしたものである。
このような構成からなる第3実施形態によれば、使用時に、平面コイル11,21,22の各中心を配列方向においてほぼ一致させ、この状態で位置決め固定が可能となる。
(第4実施形態)
本発明の非接触電力伝送装置の第4実施形態は、図3に示す第3実施形態の構成を、図4に示すように、さらに具体化させたものである。
すなわち、第4実施形態は、図4に示すように、平面コイル11を平らなケース(収納容器)4内に固定された状態で収納させるようにした。平面コイル21,22は、ケース4が差し込み自在なケース受け部51を有するケース5内に、そのケース受け部51を挟んでその平面コイル21、22の平面同士が対向する状態で固定させるようにした。ケース受け部51は、その一端側に開口部を有し、その開口部からケース4が差し込み自在になっている。なお、ケース4、5は、全体を絶縁性のものから構成するのが好ましい。
さらに、平面コイル11を収納するケース4が、ケース5のケース受け部51内に差し込まれたときに、平面コイル11の両面が平面コイル21,22で挟まれた状態になるように構成されている。また、このときには同時に、平面コイル11の中央の穴12には非磁性体からなる可動円筒31が挿入され、平面コイル11および平面コイル21,22の各中心が配列方向において一致するように構成されている。
可動円筒31は、ケース4がケース受け部51内に差し込まれたときに平面コイル11の穴12に挿入され、ケース4をケース受け部51から抜き出すときに平面コイル11の穴12から抜けるようになっている。
このような構成からなる第4実施形態によれば、平面コイルを使用する場合に、異物の混入防止、および1次コイルと2次コイルの位置合わせの容易化を図ることができる。
(第5実施形態)
本発明の非接触電力伝送装置の第5実施形態は、図1に示す第1実施形態または図2に示す第2実施形態の構成を基本とし、異物の混入防止、1次コイルと2次コイルの位置合わせの容易化、および感電防止を図ることができるようにしたものである。
すなわち、この第5実施形態は、図5および図6示すように、平面コイル11が、水密性(気密性)の平らなケース4a内に、固定された状態で収納されている。平面コイル21および平面コイル22は、ケース4aが差し込み自在なケース受け部52を有する水密性のケース5a内に、そのケース受け部52を挟んで両平面コイル21,22の平面同士が対向する状態で収納されている。なお、ケース4a、5aは、全体を絶縁性のものから構成するのが好ましい。
ケース4aの表面および裏面であって、平面コイル11の中心と一致する位置に、変形自在または伸縮自在な部材を用いて、変形自在または伸縮自在な凸部41、42をそれぞれ設けるようにした。これに対応して、ケース受け部52内の対向する上下面には、その凸部41、42が嵌まり合う凹部521、522をそれぞれ設けるようにした。
ここで、凸部41、42と、それに対応する凹部521、522は、必ずしも2つ設けなくても良く、そのうちのいずれか一方でも良い。また、凸部131、132は、変形自在または伸縮自在に構成したが、ケース4a全体をゴムのような弾性部材で構成しても良く、この場合には凸部41、42も変形自在となる。
このような構成によれば、平面コイル11を収納するケース4aが、ケース5aのケース受け部52内に差し込まれたときに、平面コイル11の両面が平面コイル21,22で挟まれた状態になる。また、このときには同時に、ケース4aの凸部41、42が、ケース受け部52内の凹部521、522内に嵌まり込み、平面コイル11および平面コイル21,22の各中心が配列方向において一致するようになる。
このように、第5実施形態では、平面コイル11が水密性のケース4aに収納され、平面コイル21,22が水密性のケース5aに収納されるようしたので、感電防止を図ることができる。
(第6実施形態)
本発明の非接触電力伝送装置の第6実施形態は、図1に示す第1実施形態または図2に示す第2実施形態の構成を基本とし、異物の混入防止、1次コイルと2次コイルの位置合わせの容易化、および感電防止を図ることができるようにしたものである。
すなわち、この第6実施形態は、図7および図8示すように、平面コイル11は水密性のケース4b内に固定され、平面コイル21,22は水密性のケース5b内にそれぞれ固定されている。なお、ケース4b、5bは、全体を絶縁性のものから構成するのが好ましい。
ケース4bは、ケース5bと対向する側の面が平らに形成され、その面側に一端側が開口する2つの差し込み受け部43、44が、所定の間隔をおいて並行に設けられている。そして、その差し込み受け部43と差し込み受け部44との間にコイル収納部45が形成され、そのコイル収納部45内に平面コイル11が固定されている。差し込み受け部43、44は、その一端側に開口部をそれぞれ有し、その各開口部からケース5b側の差し込み部53、54がそれぞれ差し込み自在になっている。
ケース5bは、ケース4bと対向する側の面が平らに形成され、その面側にケース4bの2つの差し込み受け部43、44に差し込むための差し込み部53、54が、外部に突出するように並行に設けられている。そして、その差し込み部53、54内には、平面コイル21,22がそれぞれ固定されている。
このような構成からなる第6実施形態によれば、ケース5b側の差し込み部53、54がケース4b側の差し込み受け部43、44に差し込まれたときに、両者は位置決めされ、かつ、平面コイル11の両面が平面コイル21,22で挟まれた状態になる。また、このときには同時に、平面コイル11および平面コイル21,22の各中心が配列方向においてほぼ一致するようになる。
(第7実施形態)
本発明の非接触電力伝送装置の第7実施形態は、図1に示す第1実施形態または図2に示す第2実施形態の構成を基本とし、これに以下のような構成を追加するようにしたものである。
すなわち、この第7実施形態は、図9に示すように、例えば充電器として機能する送電装置7と、2次電池を含む受電装置8とを備えている。
送電装置7と受電装置8とは、平面コイル11からなる1次コイル1と、平面コイル21,22からなる2次コイル2とが電磁的に結合することにより、非接触で電力伝送を行う非接触電力伝送装置を形成するようになっている。
送電装置7は、図9に示すように、AC/DCコンバータ71と、送電回路72と、1次コイル1とを備えている。
AC/DCコンバータ71は、例えば家庭に供給される100〔V〕の交流電圧を所定の直流電圧に変換するものであり、その変換された直流電圧を送電回路72に供給するようになっている。送電回路72は、AC/DCコンバータ71からの直流電圧を使用して所定の周波数の交流電圧を生成する回路であり、この生成した交流電圧を1次コイル1に供給するようになっている。
受電装置8は、図9に示すように、2次コイル2と、受電回路81と、充放電制御回路82と、2次電池83とを備えている。
2次コイル2は、平面コイル21および平面コイル22から構成される。1次コイル1との電磁結合により2次コイル2に誘起される交流電圧は、受電回路81に供給されるようになっている。
受電回路81は、2次コイル2に誘起される交流電圧を整流して直流電圧を出力する回路である。受電回路81から出力される直流電圧は、充放電制御回路82を介して2次電池83に供給され、2次電池83を充電するようになっている。
充放電制御回路82は、受電回路81からの出力により2次電池83を充電する場合にはその充電の制御を行い、2次電池83で負荷(図示せず)を動作させる場合には放電の制御を行う回路である。2次電池83は、例えばリチウムイオン電池のように、放電後に充電により繰り返して使用できる電池である。
次に、このような構成からなる第7実施形態の動作例について、図9を参照して説明する。
受電装置8の2次電池83を、送電装置7を用いて充電する場合について説明する。この場合には、図1に示すように、1次コイル1を構成する平面コイル11の両面を、2次コイル2を構成する平面コイル21、22が挟み込み、両コイル1、2を電磁結合する状態にさせる。
このように、1次コイル1と2次コイル2が電磁結合されると、受電装置8の2次電池83は、送電装置7による充電が開始される。この充電時には、受電回路81により2次電池83の充電が行われる。
この充電時には、平面コイル11の両面を平面コイル21、22が挟み込むので、平面コイル21,22が漏れ磁束を防ぐことができ、かつ、電力伝送を効率的に行うことができる。
充放電制御回路82は、2次電池83の充電状態を監視し、その充電が終了すると、受電回路81による2次電池83の充電を停止させる。
このようにして、2次電池83に対する充電が終了した場合には、受電装置8の2次コイル2を送電装置7の1次コイル1から離せば、その充電された2次電池83を携帯電話などの負荷の電源として使用できる。
なお、第7実施形態は、図1に示す第1実施形態または図2に示す第2実施形態の構成を基本としたものであるが、これに代えて、第3実施形態〜第6実施形態の構成を基本とするようにしても良い。
(その他)
図5に示す第5実施形態および図7に示す第6実施形態は、非接触電力伝送装置の各実施形態として説明したが、これをコンセントとプラグからなる接続器具として使用することができる。
この場合には、図5では、ケース4a側がコンセントに相当し、ケース5a側がプラグに相当することになる。また、図7では、ケース4b側がコンセントに相当し、ケース5b側がプラグに相当することになる。
本発明の第1実施形態の構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態の構成を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態の構成を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態の構成を示す断面図である。 本発明の第5実施形態の構成を示す断面図である。 その第5実施形態の構成を示す平面図である。 本発明の第6実施形態の構成を示す断面図である。 その第6実施形態の構成を示す平面図である。 本発明の第7実施形態の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1・・・1次コイル、2・・・2次コイル、3・・・円筒、4,4a,4b・・・ケース、5,5a,5b・・・ケース、7・・・送電装置、8・・・受電装置、11・・・平面コイル、21,22・・・平面コイル、41、42・・・凸部、43、44・・・差し込み受け部、45・・・コイル収納部、45、51、52・・・ケース受け部、53、54・・・差し込み部

Claims (14)

  1. 物理的に分離自在な1次コイルと2次コイルとを有し、前記両コイル間に生じる電磁誘導作用を利用して非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置であって、
    前記1次コイルは平面状の第1平面コイルからなり、前記2次コイルは平面状の第2平面コイルおよび第3平面コイルからなり、
    さらに、電力の伝送時には、前記第1平面コイルの両面を、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルでそれぞれ挟み込んで使用するようになっていることを特徴とする非接触電力伝送装置。
  2. 前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルの各サイズを、前記第1平面コイルのサイズよりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の非接触電力伝送装置。
  3. 前記第1平面コイル、前記第2平面コイル、および前記第3平面コイルは、それぞれ同一平面内で渦巻き状であって、中央にほぼ同じ大きさの穴を有する渦巻き平面コイルからなり、
    前記第1平面コイルの両面を、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルで挟み込んで使用する際に、前記各平面コイルの各穴に非磁性体を挿入し、その各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非接触電力伝送装置。
  4. 前記第1平面コイル、前記第2平面コイル、および前記第3平面コイルは、それぞれ同一平面内で渦巻き状であって、中央にほぼ同じ大きさの穴を有する渦巻き平面コイルからなり、
    前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルは、前記第1平面コイルが挿入されるコイル挿入空間を挟んで平面同士が対向する状態で固定的に配置されるとともに、前記第1平面コイルは前記コイル挿入空間内に挿入自在になっており、
    前記第1平面コイルが前記コイル挿入空間内に挿入されたときに、前記第1平面コイルの穴に非磁性体からなる可動部材が挿入されて、その各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非接触電力伝送装置。
  5. 前記第1平面コイルは、水密性の第1ケース内に固定されて収納され、
    前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルは、前記第1ケースが差し込み自在なケース受け部を有する水密性の第2ケース内に、前記ケース受け部を挟んで前記両コイルの平面同士が対向する状態で収納され、
    前記第1ケースが前記ケース受け部内に差し込まれたときに、前記第1ケースが前記ケース受け部内に位置決めされ、この位置決め時に、前記各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非接触電力伝送装置。
  6. 前記第1ケースの表面および裏面のうちの少なく一方の面であって、前記第1平面コイルの中心に一致する位置に変形自在または伸縮自在な凸部を設け、
    前記ケース受け部内の対向する面のうちの少なくとも一方の面であって、前記第2平面コイルまたは前記第3平面コイルの中心に一致する位置に、前記凸部が嵌合自在な凹部を設けるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の非接触電力伝送装置。
  7. 前記第1平面コイルは水密性の第1ケース内に固定され、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルはそれぞれ水密性の第2ケース内に固定され、
    前記第1ケースは、前記第2ケースの2つの差し込み部が差し込まれる2つの差し込み受け部を有するともに、その2つの差し込み受け部の間にコイル収納部を有し、前記コイル収納部内に前記第1平面コイルが収納され、
    前記第2ケースは、前記2つの差し込み部を有し、その各差し込み部内に前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルがそれぞれ収納され、
    さらに、前記2つの差し込み部が前記2つの差し込み受け部内に差し込まれたときに、前記両差し込み部が前記両差し込み受け部内にそれぞれ位置決めされ、この位置決め時に、前記各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非接触電力伝送装置。
  8. 1次コイルを含む送電装置と、2次コイルを含む受電装置とを備え、
    前記送電装置は、前記第1次コイルが前記2次コイルと電磁結合するときに、前記1次コイルに供給する交流を生成する送電手段を有し、
    前記受電装置は、前記2次コイルが前記1次コイルと電磁結合するときに、前記2次コイルに誘起される交流を直流に変換する受電手段を有し、
    さらに、前記1次コイルは平面状の第1平面コイルからなり、前記2次コイルは平面状の第2平面コイルおよび第3平面コイルからなり、
    かつ、電力の伝送時には、前記第1平面コイルの両面を、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルでそれぞれ挟み込んで使用するようになっていることを特徴とする非接触電力伝送装置。
  9. 前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルのサイズを、前記第1平面コイルのサイズよりも大きくしたことを特徴とする請求項8に記載の非接触電力伝送装置。
  10. 前記第1平面コイル、前記第2平面コイル、および前記第3平面コイルは、それぞれ同一平面内で渦巻き状であって、中央にほぼ同じ大きさの穴を有する渦巻き平面コイルからなり、
    前記第1平面コイルの両面を、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルで挟み込んで使用する際に、前記各平面コイルの各穴に非磁性体を挿入し、その各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようにしたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の非接触電力伝送装置。
  11. 前記第1平面コイル、前記第2平面コイル、および前記第3平面コイルは、それぞれ同一平面内で渦巻き状であって、中央にほぼ同じ大きさの穴を有する渦巻き平面コイルからなり、
    前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルは、前記第1平面コイルが挿入されるコイル挿入空間を挟んで平面同士が対向する状態で固定的に配置されるとともに、前記第1平面コイルは前記コイル挿入空間内に挿入自在になっており、
    前記第1平面コイルが前記コイル挿入空間内に挿入されたときに、前記第1平面コイルの穴に非磁性体からなる可動部材が挿入されて、その各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の非接触電力伝送装置。
  12. 前記第1平面コイルは、水密性の第1ケース内に固定されて収納され、
    前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルは、前記第1ケースが差し込み自在なケース受け部を有する水密性の第2ケース内に、前記ケース受け部を挟んで前記両コイルの平面同士が対向する状態で収納され、
    前記第1ケースが前記ケース受け部内に差し込まれたときに、前記第1ケースが前記ケース受け部内に位置決めされ、この位置決め時に、前記各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の非接触電力伝送装置。
  13. 前記第1ケースの表面および裏面のうちの少なく一方の面であって、前記第1平面コイルの中心に一致する位置に変形自在または伸縮自在な凸部を設け、
    前記ケース受け部内の対向する面のうちの少なくとも一方の面であって、前記第2平面コイルまたは前記第3平面コイルの中心に一致する位置に、前記凸部が嵌合自在な凹部を設けるようにしたことを特徴とする請求項12に記載の非接触電力伝送装置。
  14. 前記第1平面コイルは水密性の第1ケース内に固定され、前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルはそれぞれ水密性の第2ケース内に固定され、
    前記第1ケースは、前記第2ケースの2つの差し込み部が差し込まれる2つの差し込み受け部を有するともに、その2つの差し込み受け部の間にコイル収納部を有し、前記コイル収納部内に前記第1平面コイルが収納され、
    前記第2ケースは、前記2つの差し込み部を有し、その各差し込み部内に前記第2平面コイルおよび前記第3平面コイルがそれぞれ収納され、
    さらに、前記2つの差し込み部が前記2つの差し込み受け部内に差し込まれたときに、前記両差し込み部が前記両差し込み受け部内にそれぞれ位置決めされ、この位置決め時に、前記各平面コイルの各中心が配列方向においてほぼ一致するようになっていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の非接触電力伝送装置。
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