JP2006059399A - スピンドルおよびディスクドライブ - Google Patents

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健吾 大石
Yasushi Endo
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Abstract

【課題】 複数の磁気ディスクメディアを内蔵する磁気ディスクカートリッジの記録および/または再生を行うのに適したスピンドルおよびディスクドライブを提供する。
【解決手段】 磁気ディスクメディアを貼付した複数のセンタコア42同士をピン43bによって接続したアセンブリが一体回転可能に収納された磁気ディスクカートリッジの記録および/または再生を行うディスクドライブは、最下層のセンタコア42から突出するピン43bを逃がす環状溝653が最下層のセンタコア42と密着する面に形成されたスピンドル65を備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、フレキシブルな記録ディスクメディアを回転させるスピンドルと、記録ディスクメディアを複数備えた記録ディスクカートリッジの記録および/または再生を行うディスクドライブに関する。
従来、ポリエステルシートなどのフレキシブルな素材からなる円盤状の支持体の両面に磁性層を形成したフレキシブルな磁気ディスクメディアが知られている。この磁気ディスクメディアは、磁気テープに比べるとデータへのアクセスが速いというメリットがある一方で、記録面積が小さいことから記憶容量が小さいというデメリットがある。
このようなフレキシブルな磁気ディスクメディアのデメリットを解決するため、従来、一つのカートリッジケースに複数枚の磁気ディスクメディアを収納した磁気ディスクカートリッジが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、フレキシブルな磁気ディスクメディアは、メディア自身の剛性が低いため、回転させると記録面に垂直な方向に振れやすいという問題がある。そのため、前記した特許文献1に記載の発明においては、各磁気ディスクメディアをシャッタにより挟んだ構成としている。このように磁気ディスクメディアの近傍に剛性が高いシャッタなどの板部材を配置することにより、磁気ディスクメディアが回転にともない板部材に沿うので、記録面を安定させることができる。
特開2004−22011号公報
ところで、複数の磁気ディスクメディアを内蔵する磁気ディスクカートリッジの記録および/または再生を行うのに適したスピンドルおよびディスクドライブが存在しなかった。そこで、本発明は、複数の磁気ディスクメディアを内蔵する磁気ディスクカートリッジの記録および/または再生を行うのに適したスピンドルおよびディスクドライブを提供することを目的とする。
前記した課題を解決するため、本発明のスピンドルは、記録ディスクカートリッジ内に一体回転可能に収納され、ピンにより互いを一体に接続した複数のセンタコアの底面に外部から密着して、前記センタコアに貼付されたフレキシブルな記録ディスクメディアを回転させるためのものであり、前記センタコアの底面から突出した前記ピンを逃がすための環状溝を、前記センタコアと密着する面に形成して構成される。
このような構成により、本発明のスピンドルは、センタコアの底面から突出したピンを、環状溝内に入り込ませて、ピンを逃がすことになるため、センタコアの底面と面一に密着することができる。したがって、スピンドルとセンタコアとの間の係合をマグネチックチャッキングと呼ばれる方法などによって係合する構造では、センタコアの底面から突出するピンを環状溝内に逃がすと共に磁気吸着して、スピンドルとセンタコアとを確実に密着させることになる。
これによって、センタコアは、スピンドルから伝達される回転力に抗して互いの面の間に生じる摩擦力により、スピンドルの回転駆動力が伝達されて安定して回転することになる。したがって、請求項1に記載のスピンドルによれば、複数の記録ディスクメディアをセンタコアに貼付して、センタコアをピンによって強固に接続したアセンブリを内蔵する記録ディスクカートリッジの記録および/または再生を行わせることができる。
なお、マグネチックチャッキングでは、スピンドルとセンタコアとの材質は、スピンドルの上面が磁性材料によって形成され、センタコアの底面が磁性材料に吸着される金属材料によって形成される場合に限らず、その逆であってもよい。
前記した記録ディスクカートリッジにおいては、前記環状溝内に、環状溝の深さよりも低く形成され、前記ピンの環状溝内の移動を規制する規制部を少なくとも1個さらに備えて構成することもできる。
このような構成により、スピンドルに形成した環状溝は、センタコアの底面から突出するピンを逃がすばかりでなく、ピンが環状溝内を回転方向に移動した場合に、ピンが規制部に突き当たると、その移動を規制されることになる。
なお、記録ディスクメディアを貼付した複数のセンタコアをピンにより一体に接続すると、重量が増えて、特に、回転開始時や終了時に、スピンドルとセンタコアとの間の磁気力による吸着力よりも大きな慣性力により、スリップしやすくなってしまう。しかし、環状溝内に入っているピンが、規制部により規制されることによって、そのスリップを止めることができるようになる。また、ピンと規制部との間に作用する力を考慮して、スピンドルに形成する磁性部材によって生じる磁気力が小さくてもよくなる。そのため、磁性部材の表面積を狭くすることもできるようになる。ひいては、スピンドルの小型化に繋がる。
なお、センタコアを接続するピンは、センタコアの底板に同心円状に複数の貫通孔を形成し、その貫通孔から突出する。そのため、スピンドルの環状溝内に形成する規制部も、そのセンタコアから突出するピンの配置に合わせて等間隔に配置するのが望ましい。しかし、全てのピンが全て規制される必要はないため、センタコアから突出する複数のピンの中の少なくともいずれか1本のピンの移動を規制させるように、規制部を1個形成するようにすればよい。また、ここで、複数の貫通孔は、どのようにセンタコアに配置してもよいが、重量バランスを整えるため、同心円状に配置して形成されるのが望ましい。
さらに、前記規制部は、当該規制部の上に当接した前記ピンを前記環状溝内に導入する斜面を有するように構成するようにしてもよい。
このような構成により、センタコアの底面から突出するピンがスピンドルの上面に形成された環状溝内に導入されるときに、スピンドルの上面に向けて環状溝内から臨む規制部の上端に突き当たったとしても、斜面がピンを環状溝内に導入するように案内することになる。そのため、ピンが規制部により環状溝内へ入り込むのを阻止されることがないため、確実にピンが環状溝内に入り込むことができる。つまり、ピンにより妨げられることなく、スピンドルの上面とセンタコアの底面とが確実に密着することができる。
さらに、前記した課題を解決するため、本発明のディスクドライブは、記録ディスクカートリッジ内に一体回転可能に収納され、ピンにより互いを一体に接続した複数のセンタコアの底面に外部から密着して、前記センタコアに貼付されたフレキシブルな記録ディスクメディアを回転させるためのスピンドルを備え、前記記録ディスクメディアの記録および/または再生を行うために、前記センタコアの底面に密着させる前記スピンドルの面に、前記センタコアの底面から突出したピンを逃がすための環状溝を形成して構成される。
このような構成により、本発明のディスクドライブは、スピンドルの環状溝が、センタコアの底面から突出したピンを逃がすことになるため、センタコアの底面と面一に密着させて、記録ディスクメディアの記録および/または再生を行うことができる。
本発明によれば、スピンドルの上面に形成された環状溝が、センタコアの底面から突出するピンを逃がすことができるため、スピンドルの上面とセンタコアの底面とを確実に密着させることができる。したがって、記録ディスクメディアを確実に安定して回転させることができる。
また、環状溝内にピンの移動を規制する規制部を形成することで、スピンドルとセンタコアとの間のスリップを抑制することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。まず、本発明のスピンドルによって回転させられて、ディスクドライブによって記録および/または再生を行われる記録ディスクメディアの一例として磁気ディスクメディアを採用した場合について説明する。
図1は、磁気ディスクカートリッジの分解斜視図であり、図2は、磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示し、図3は、上プレートの内面を示す斜視図であり、図4は、磁気ディスクドライブに装填した磁気ディスクカートリッジの図2(b)におけるIV−IV断面図であり、図5は、図4の部分拡大図であり、図6は、磁気ディスクメディアの積層構造を示す分解斜視図である。なお、以下の説明において、上下は、磁気ディスクカートリッジの典型的な使用状態を基準とし、便宜上磁気ディスクメディアの面に垂直な方向を上下と称する。
図1に示すように、記録ディスクカートリッジの一例である磁気ディスクカートリッジ1は、下壁を構成する下プレート10と、複数枚、例えば4枚のインナプレート20と、上壁を構成する上プレート30とを順に積層し、これらを4つのネジ91で締結して固定することでカートリッジケース2(図2(a)参照)が構成されている。そして、下プレート10とインナプレート20の間、インナプレート20同士の間、およびインナプレート20と上プレート30の間のそれぞれには磁気ディスクメディア41が配置されている。磁気ディスクメディア41は中央に開口部41aを有する円盤形状であり、開口部41aの縁に金属製のセンタコア42が貼り付けられている。そして、センタコア42同士がスペーサ43(トップスペーサ43′)により係合して5枚の磁気ディスクメディア41(この積層・一体化された磁気ディスクメディア41をディスクスタック40とする)を一体に回転するようになっている。
各インナプレート20は、平板状の主プレート21の外周縁に上下のプレートと当接するリブ22が形成されている。インナプレート20の図1における右手前側の一部は、磁気ヘッド63(図4参照)が磁気ディスクメディア41上に移動しやすいように切欠23を形成している。この切欠23の部分は、前記したリブ22が形成されておらず、そのためインナプレート20を積み重ねると、図2(a)に示すようにカートリッジケース2の側面に開口部3が形成される。
この開口部3は、ディスクスタック40と同軸に回動するシャッタ4により開閉される。シャッタ4は、図1に示すように下ロータ51と上ロータ52とを組み合わせることにより構成されている。
次に、各部材についてより詳細に説明する。
下プレート10は、主として略正方形の主プレート11の外周縁に、インナプレート20のリブ22の下面側と当接するリブ12と、側壁13が形成されて構成されている。側壁13は、主プレート11の1つの角(図1においては手前側の角)から所定の範囲、例えば一辺の3分の1程度の範囲に立設されており、およそインナプレート20を積み重ねた高さで形成されている。
主プレート11の側壁13に連なる一方の一辺11a(図1における右手前側の一辺)から主プレート11の中心に向かう扇形の部分は、一段低くなった凹部14aを形成し、外周縁にはリブ12が形成されずに開口14となっている。これにより、磁気ヘッド63がカートリッジケース2内に進入することを容易にしている。
主プレート11の側壁13に連なる他の一辺11b(図1における左手前側の一辺)の中央略3分の1の範囲は、後記する下ロータ51のギヤ51fが露出できるようにリブ12が形成されずに開口15となっている。また、当該他の一辺11b側の側壁13の外側には、開口15に連なって下プレート10の外周に沿った溝13aが形成されている。溝13aは、磁気ディスクドライブのシャッタオープンギヤ67(図2(a)参照)がギヤ51fに係合すべく図2(a)の矢印で示す方向へ進入して開口15へ入り込む通路となっている。
前記したリブ12は、主プレート11の外周縁のうち、側壁13、開口14,15を除く全周にわたり、上方へ突出するように形成されている。
主プレート11の中央には、最下層の磁気ディスクメディア41に設けられるセンタコア42を露出させるための円形の開口部16が形成されている。開口部16の上側の縁には、下ロータ51の中央に形成された中央開口部51cが外嵌するリブ17が全周にわたって形成されている。このリブ17は、下ロータ51を回動自在に支持する。
また、主プレート11の上面(内面)において、下ロータ51の外周縁に対応する位置には、円形状の下ロータ支持溝18が形成されている。この下ロータ支持溝18は、下ロータ51の外周縁において下方へ向けて形成されるリブ51d(図4参照)と係合することで、下ロータ51を磁気ディスクメディア41と同軸で回動自在に支持する。
また、主プレート11の四つの角部には上下に貫通して、雌ネジが形成されたネジ孔19が形成されている。
インナプレート20の主プレート21は、およそ正方形をなしており、正方形の4つの角部のうち一つの角に相当する部分が磁気ディスクメディア41より一回り大きい円弧の形状(円弧部24)となっている。そして、円弧部24に連なる一辺(図1における右手前側)に前記した切欠23が扇形に形成されている。前記したリブ22は、主プレート21の外周縁のうち、円弧部24および切欠23を除く全周にわたり、上下に突出して形成されている。そして、主プレート21の中央には、上方のセンタコア42を露出して、下方のセンタコア42との連結を可能にするための中央開口部21cが形成されている。
また、主プレート21の3つの角部には、上下に貫通してネジ91のネジ軸部91aが挿通される孔29が形成されている。
上プレート30は、下プレート10とおよそ対称に形成されている。図3に示すように、上プレート30は、およそ正方形の主プレート31に、前記した凹部14aに対応する凹部34と、リブ17に対応するリブ37と、下ロータ支持溝18に対応する上ロータ支持溝38が形成されている。なお、主プレート31の中央に開口は形成されず、側壁13に対応する側壁も形成されていない。
そして、主プレート31の外周縁には、下方に突出するリブ32が、凹部34を除く全周にわたって形成されている。
また、主プレート31の四つの角部には、ネジ91のネジ軸部91aが貫通する孔39が形成されている。
下ロータ51は、およそ磁気ディスクメディア41と同じリング状の下ロータプレート51aに中央開口部51c、切欠51e、リブ51d、およびギヤ51fが形成され、下ロータプレート51aの外周縁にシャッタプレート51bが立設されて構成されている。中央開口部51cは、リブ17に外嵌する円形に形成され、切欠51eは、凹部14aに対応する扇形に形成される。また、リブ51dは、下ロータ支持溝18に対応して下ロータプレート51aの下面の外周縁に下方に向けて設けられている。
シャッタプレート51bは、開口部3(図2(a)参照)とディスクスタック40とを遮断する遮蔽部材であり、切欠51eに隣接して下ロータプレート51aの外周縁に沿って立設されている。ギヤ51fは、シャッタ4(図2(a)参照)を、磁気ディスクカートリッジ1の外部から開閉操作するために係合される部分であり、下ロータプレート51aの外周に、シャッタプレート51bに隣接して所定の範囲に形成されている。
上ロータ52は、下ロータ51とおよそ対称に構成されている。すなわち、下ロータプレート51aと同様な上ロータプレート52aからなり、上ロータプレート52aには、上プレート30のリブ37に外嵌する中央開口部52cと、凹部34に対応する切欠52eと、上ロータ支持溝38に対応するリブ52dとが形成されている。また、上ロータプレート52aの外周縁の切欠52eに隣接する部分には、下ロータ51のシャッタプレート51bに対応して、シャッタ溝52bが形成されている。シャッタ溝52bと、シャッタプレート51bの上端縁が係合することで、下ロータ51と上ロータ52は一体に回動するようになっている。
上ロータ52は、中央開口部52cが上プレート30のリブ37に外嵌するとともにリブ52dが上ロータ支持溝38に係合することで上プレート30に回動自在に支持されている。なお、上ロータ52は、係止部材53により上プレート30からの脱落が防止されている。係止部材53は、リブ37(図3参照)に内挿される筒部53aと、筒部53aの一端に形成されたフランジ53bを有し、筒部53aが上ロータ52の下側から中央開口部52cに挿通され、リブ37に超音波溶着または接着剤などにより固定されている。
図5に示す拡大断面図のように、下ロータ51の上面、インナプレート20の上下の両面、および上ロータ52の下面は、磁気ディスクメディア41と対向する面であり、それぞれ磁気ディスクメディア41に対向する部分にわたってライナ49が貼り付けられている。
ライナ49は、例えばポリエステル繊維やレーヨン/ポリエステル混紡繊維などの不織布などからなる。
次に、下プレート10と、インナプレート20と、上プレート30の積層構造について説明する。
下プレート10のリブ12は、図5に示すように内側が外側に対して一段高く形成されて雄型段部12aを形成している。そして、インナプレート20のリブ22は、最外周で下方に突出した雌型段部22aを形成しており、雄型段部12aの外周と雌型段部22aの内周が嵌合可能になっている。また、ネジ91(図1参照)により下プレート10、インナプレート20、および上プレート30を締結したときには、雄型段部12aの上面と、インナプレート20の下面の対応する部分が密着する設定となっている。このように、下プレート10のリブ12と、インナプレート20のリブ22は、いわゆる印籠嵌合しているため、外部からカートリッジケース2内への塵埃の侵入が防止されている。
同様にして、インナプレート20同士、およびインナプレート20と上プレート30も印籠嵌合により積層されている。すなわち、インナプレート20の上側は、内側が一段高くなった雄型段部22bが形成され、上プレート30のリブ32は、最外周が一段下側に突出した雌型段部32aが形成されている。そして、インナプレート20の雄型段部22bと、上に隣接するインナプレート20の雌型段部22aが印籠嵌合し、また、インナプレート20の雄型段部22bと、上プレート30の雌型段部32aが印籠嵌合して積層されている。このようにして、リブ12,22,32は互いに印籠嵌合して、外部からカートリッジケース2へ塵埃が入ることを防止している。また、下プレート10、インナプレート20、上プレート30の積層と同時にカートリッジケース2の側壁が構成される。
また、前記した雌型段部22aおよび雄型段部22bは、ともに主プレート21からライナ49の厚みより高く突出している。そのため、インナプレート20にライナ49を貼り付けてアセンブリにした後に、このアセンブリを作業台などに置いたとしても、ライナ49が作業台に接することが無く、したがってライナ49が塵埃などで汚染されることがない。
このようなインナプレート20の積層によるカートリッジケース2の構成は、磁気ディスクメディア41の枚数の変更を容易にする。側壁13の高さ変更や、シャッタプレート51bの高さ変更は要するが、主としてインナプレート20の枚数を変更するだけで、カートリッジケース2内に形成される磁気ディスクメディア41の収容部の数を変更できるからである。
次に、磁気ディスクメディア41およびその積層構造について説明する。
磁気ディスクメディア41は、例えばポリエステルなどの樹脂シートに磁性塗料を両面に塗布したものである。
図6に示すように、センタコア42は、金属板をプレスにより絞り成形して略ハット状にしたものである。すなわち、主として円形の底板42aと、底板42aの外周縁から立ち上がる低い円筒状の側壁42bと、側壁42bの上端から外径方向に広がるフランジ42cとから構成されている。底板42aの中心には、センタホール42dが形成され、周縁部にはセンタホール42dを中心に60°間隔で6つの小孔42eが形成されている。
スペーサ43は、隣接するセンタコア42の間に介装されて、センタコア42同士の間隔を保持するとともに、隣接するセンタコア42相互間の回転を係止して、積層された磁気ディスクメディア41が一体になって回転するように機能する。スペーサ43は、樹脂をリング状に成形した本体部43aと、本体部43aに圧入された金属製のピン43bとから構成される。本体部43aには、ピン43bが圧入される小径孔部43cと、小径孔部43cと同軸で僅かに大径である大径孔部43dとからなる貫通孔hが、センタコア42の小孔42eと対応する位置に6つ形成されている。この6つの貫通孔hは、隣接するもの同士の上下が逆になっている。つまり、大径孔部43dが上側に位置する貫通孔h1の両隣の貫通孔h2は、大径孔部43dが下側に位置するように配置されている。
各小径孔部43cには、上側と下側からピン43bが圧入され、ピン43bの一端は大径孔部43dと小径孔部43cの境目に位置し、他端は小径孔部43cの外側へ突出している。大径孔部43dは、隣接するスペーサ43のピン43bの先端の逃げとしての機能を果たす。
このようなスペーサ43は、図5に示すように、隣接するセンタコア42の間に介装される。スペーサ43の下側に突出したピン43bは、スペーサ43の下側のセンタコア42の小孔42eに入り、下側のセンタコア42との相対回転を係止する。下側のセンタコア42のさらに下にスペーサ43がある場合には、下側のスペーサ43における大径孔部43dに入り込むことで、スペーサ43のセンタコア42に対する浮き上がりを防止している。スペーサ43の上側に突出したピン43bは、スペーサ43の上側のセンタコア42の小孔42eに入り、上側のセンタコア42との相対回転を係止する。上側のセンタコア42のさらに上にスペーサ43がある場合には、ピン43bの先端は、上側のスペーサ43における大径孔部43dに入り込む。
なお、最上層のセンタコア42は、上側に回転係止すべきセンタコアが無いため、その上には下側にのみピン43bを突出させた、厚みの薄いトップスペーサ43′が配置される。
以上のように積層された磁気ディスクメディア41、つまりディスクスタック40は、連結軸44、ベアリングボール45、圧縮コイルばね46、およびセンタプレート47により、安定した回転支持がなされている。
図5に示すように、連結軸44は、積層されたセンタコア42の相互間の中心の振れを少なくするとともに、ベアリングボール45および圧縮コイルばね46を保持するためのものであり、軸部44a、ボール保持部44b、およびばね保持部44cからなる。軸部44aは、センタコア42のセンタホール42dに挿通可能な円柱形状からなる。ボール保持部44bは、軸部44aの上端に上側に開口した有底円筒状に形成されている。ボール保持部44bの深さは、ベアリングボール45の半径より大きく、そのためベアリングボール45がボール保持部44bに安定して保持される。ばね保持部44cは、ボール保持部44bの外径側に有底円筒を伏せた形状からなり、軸部44aとばね保持部44cの間の円筒状の空間に圧縮コイルばね46が配置される。なお、連結軸44の長さは任意的であるが、ここでは、下から2層目のセンタコア42まで届く長さになっている。また、最下層のセンタコア42のセンタホール42dは、磁気ディスクドライブのスピンドル65の軸部652が進入できるように開いている。
センタプレート47は、上プレート30の内面の中心、つまり、リブ37の内側の平面部分に貼り付けられた滑り部材である。センタプレート47は、例えば、ポリオキシメチレン樹脂、超高分子量ポリエチレンなどの滑り性と耐摩耗性に優れた材料から構成することができる。
ベアリングボール45は、例えばボールベアリングに使用される鋼製の球体からなるが、滑り性、耐摩耗性に優れた樹脂、例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリオキシメチレン樹脂などにより構成しても良い。ベアリングボール45は、連結軸44のボール保持部44b内に配置されて、ボール保持部44bの底面および上プレート30の内面の中心、つまりセンタプレート47と点接触により当接して、ディスクスタック40を回転支持する。
圧縮コイルばね46は、一端(上端)が連結軸44のばね保持部44cに保持され、他端(下端)が最上層のセンタコア42の上面に当接して、積層されたセンタコア42を下プレート10側、つまり磁気ディスクドライブのスピンドル65側へ付勢している。これにより、センタコア42は、カートリッジケース2の中でがたつくことがなく、磁気ディスクメディア41の回転時の振れが防止される。
磁気ディスクカートリッジ1に対し、データの記録、再生を行う磁気ディスクドライブは、図4に示すように、スピンドル65により、ディスクスタック40を回転させる。スピンドル65は、磁力により最下層のセンタコア42を吸着するとともに、センタコア42のセンタホール42dに入り込むことで、ディスクスタック40との軸合わせをする。この際、スピンドル65が、圧縮コイルばね46の付勢力に抗してセンタコア42を若干持ち上げるので、図4、図5に示すように、各磁気ディスクメディア41は、下ロータ51とインナプレート20、上下のインナプレート20同士、またはインナプレート20と上ロータ52の各間に形成される空間の中央に位置する。
磁気ディスクドライブの磁気ヘッド63は、スイングアーム62の先端に設けられている。磁気ヘッド63は、各磁気ディスクメディア41の両面に配置されている。
以下、最下層のセンタコア42のセンタホール42dに進入する磁気ディスクドライブの第1の実施形態のスピンドル65および第2の実施形態のスピンドル69について図を参照しつつ説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態のスピンドル65について説明する。図7は、本発明の第1の実施形態のスピンドルを示す図であり、(a)はスピンドルの上面を示す斜視図、(b)は(a)の上面を示す平面図、(c)は(b)のA−A断面図、(d)はB部拡大図である。
スピンドル65は、円柱形状を呈した軸体であり、スピンドルケース650(図4,5参照)から露出した基体としてのターンテーブル651と、このターンテーブル651の軸心としての軸部652と、この軸部652に対して同心円状に形成された環状溝653と、軸部652の周りに配置される円筒形状の内側マグネット654と、この内側マグネット654から環状溝653を挟んで配置される環状の外側マグネット655とを主に備えて構成されている。
スピンドルケース650(図4,5参照)は、スピンドル65の回転動力源を内蔵し、スピンドル65に接続している。ターンテーブル651は、円柱形状を呈し、その軸心に軸部652が一体形成され、環状溝653の深部を形成するターンテーブル側環状溝653aが形成されている。このターンテーブル651は、回転体としての強度を有するものであれば、金属や硬質樹脂等のどのような材質としても構わない。
環状溝653は、最下層のセンタコア42の底板42aに形成された小孔42eから突出するピン43bを逃がすための溝である。この環状溝653は、ターンテーブル側環状溝653aと共に、内側マグネット654と外側マグネット655とで囲まれて形成される環状孔653bとによって形成されている。
一方、内側マグネット654の表面と外側マグネット655の表面とによって同一の平面が形成され、この平面が底板42aの面に対して段差を生じないで互いを密着させるようになっている。なお、内側マグネット654および外側マグネット655は、最下層のセンタコア42の底板42aに吸着する磁性体である。
したがって、スピンドル65に形成される環状溝653は、底板42aと密着しないで、底板42aから突出するピン43bを進入させて、前記平面と底板42aの面とが密着する面からピン43bを逃がすようになっている。なお、ここでは、特に、図6に示すように、底板42aの小孔42eから突出するピン43bは、回転中心を中心に120°おきに配置された3本である。これら3本のピン43bは、回転中心であるセンタホール42d(軸部652)から同一距離の径上に配置されている。そのため、環状溝653は、軸部652に対して同心円状に1本の溝として形成されている。
ところで、最下層のセンタコア42の底板42aには、小孔42eがセンタホール42dに対して1本の同心円状に形成されずに、例えば、2本の同心円状に配置されるように形成され、ピン43bが2本の同心円状から突出する場合には、環状溝653も2本の同心円状に形成すればよい。
なお、環状溝653は、不連続な領域のないように連続させて同心円状に形成されている。そのため、最下層のセンタコア42の底板42aの小孔42eから突出するピン43bが、スピンドル65の回転方向に対していずれの位置になっていても、環状溝653内に入り込むことができる。したがって、不連続にピン43bを逃がす溝(穴)をスピンドル65に形成する構造に比べて、位置決めをする必要がないため、磁気ディスクカートリッジ1をセンタコア42の回転角度を気にせずに磁気ディスクドライブ内に挿入することができる。
また、不連続にピン43bを逃がす溝(穴)をスピンドル65に形成する構造では、不連続な領域では、ピン43bがスピンドル65の表面を摺動することになるため、スピンドル65の表面を傷つけると共に、ピン43bを振動させてしまってアセンブリとしてのセンタコア42同士の接合状態がゆがんでしまい、軸ぶれなどの不具合を生じさせてしまう。しかし、前記したように、スピンドル65は、連続的に環状溝653が形成されているため、ピン43bによる不具合を引き起こすこともない。
ここで、図8を参照して、第1の実施形態のスピンドル65の変形例1〜3について説明する。図8は、本発明の第1の実施形態のスピンドルの変形例を示す図7(c)に相当する図であり、(a)はスピンドルの変形例1の断面図、(b)はスピンドルの変形例2の断面図、(c)はスピンドルの変形例3の断面図である。なお、以下の説明では、同一構成部品には、同一符号を付して説明する。
(変形例1)
図8(a)に示すとおり、スピンドル65のターンテーブル661は、ターンテーブル651(図7参照)の形状と異なって、外側マグネット655(図7参照)の形状の肉厚分を置き換えたような形状になっている。そのため、ターンテーブル661の平面には、環状溝653が、軸部652を中心とした環状に形成されている。したがって、環状溝653が、ターンテーブル661の環状の平面を形成する内周面と、内側マグネット654とによって形成されている。なお、環状溝653の底面側は、内側マグネット654の底面よりも深く、ターンテーブル661内に形成したターンテーブル側環状溝653aによって形成されている。
(変形例2)
図8(b)に示すとおり、スピンドル65のターンテーブル651には、軸部652を中心とした同心円状にターンテーブル側環状溝653aが形成されている。そして、このスピンドル65は、外側マグネット655(図7参照)の代わりに、センタコア42の底板42aの回転を抑制するゴム等の摺動抵抗部材675を配置した構造になっている。摺動抵抗部材675と内側マグネット655とによって環状孔653bが形成され、この環状孔653bとターンテーブル側環状溝653aとによって環状溝653が形成される。
(変形例3)
図8(c)に示すとおり、軸部652を形成したスピンドル65のターンテーブル681は、軸部652を除くと、ターンテーブル側環状溝653a(図7参照)の無い円柱形状を呈している。このスピンドル65は、内側マグネット654と外側マグネット655との隙間により環状溝653を形成する。つまり、環状溝653は、ターンテーブル681の平面上に軸部652を中心とした同心円状に内側マグネット654と外側マグネット655とを貼付することによって形成される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態のスピンドル69について説明する。図9は、本発明の第2の実施形態のスピンドルを示す図であり、(a)はスピンドルの上面を示す斜視図、(b)は(a)の環状溝部分を拡大した平面図、(c)は(b)のC−C断面図である。なお、第1の実施形態と同一構成要素には同一符号を付して説明する。
スピンドル69は、スピンドル65(図7参照)と同様に、、円柱形状を呈した軸体であり、ターンテーブル651と、軸部652と、環状溝653と、内側マグネット654と、外側マグネット655とを備え、さらに、環状溝653内に規制部696を形成して構成されている。なお、環状溝653の構造は、図8を参照して説明した第1の実施形態の場合と同様の変形例が提案できる。この第2の実施形態は、規制部696を備えることが特徴である。したがって、以下は、規制部696を中心に説明する。
規制部696は、最下層のセンタコア42の底板42aの小孔42eから突出するピン43bが環状溝653内に逃げている状態の場合に、ピン43bが環状溝653内を移動してしまうときに、その動きを規制する規制壁696aと、規制部696に沿って環状溝653内にピン43bを案内する斜面696bとにより形成されている。ここで、「逃げている場合」とは、前記したとおり、スピンドル69の内側マグネット654および外側マグネット655とセンタコア42の底板42aとが吸着している状態である。したがって、規制部696は、環状溝653の深さよりも低く形成されている。ここで、「低く」とは、規制部696がセンタコア42と接触し、内側マグネット654および/または外側マグネット655がセンタコア42と接触しない場合を除く意味であり、「深さ」と同一の高さの場合であってもよい。
また、ここでは、規制壁696aは、環状溝653内を垂直に立てて設けた平面からなる。そのため、規制壁696aは、ピン43bの側壁と線状に接触して、その動きを規制することになる。したがって、センタコア42が、スピンドル69に対してスリップするのを抑止することができる。
また、ここでは、斜面696bが、断面三角形状に形成されている。つまり、ピン43bが環状溝653内に侵入するときに、規制部696に当接しても、斜面696bがピン43bを環状溝653内に案内するため、規制部696自体に妨げられることなく、センタコア42とスピンドル69とが互いの面を密着させることができる。なお、規制壁696aと斜面696bとの接続部分は、ピン43bを環状溝653内に案内するために、曲面または鋭角な形状であることが望ましい。
次に、図10〜13を参照して、第2の実施形態のスピンドル69の変形例1〜4について説明する。
(変形例1)
図10は、本発明の第2の実施形態のスピンドルの変形例1を示す図であり、図9(c)に相当する断面図である。
変形例1のスピンドルは、規制壁696a(図9参照)と同様の規制壁700aと、曲面としての斜面700bとによって形成される規制部700を成形したターンテーブル651とした構造を備えている。斜面700bは、平面としての斜面696b(図9参照)を曲面にした形状である。そのため、斜面696bよりも滑らかに、ピン43bが斜面700bに沿って進入する。
(変形例2)
図11は、本発明の第2の実施形態のスピンドルの変形例2を示す図であり、(a)は図9の(b)に相当する平面図、(b)は(a)のD−D断面図である。
変形例2のスピンドルは、ピン43bの側壁の形状に合わせた形状を有する規制壁701aと、斜面696bと同様の斜面701bとによって形成される規制部701をターンテーブル651に成形した構造を備えている。規制壁701aは、ピン43bの形状に合わせた平面半球状の切り欠き面となっている。そのため、規制壁701aは、ピン43dを面によって規制することになる。したがって、規制壁701aがピン43bの圧力により変形するのを防止することも可能になる。
(変形例3)
図12は、本発明の第2の実施形態のスピンドルの変形例3を示す図であり、(a)は図9の(b)に相当する平面図、(b)は(a)のE−E断面図である。
変形例3のスピンドルは、規制壁696a(図9参照)と同様の規制壁702aを備え、斜面696b(図9参照)に相当する斜面を備えない形状の規制部702をターンテーブル651に形成した構造をしている。ただし、規制壁702aの自由端側は、曲面または鋭角とするのが望ましい。
(変形例4)
図13は、本発明の第2の実施形態のスピンドルの変形例4を示す図であり、図9(b)に相当する平面図である。
変形例4のスピンドルは、ピン43bの径よりも狭い幅を有し、その狭い幅から回転方向に次第に幅が広がり、ピン43bの径よりも広い幅を有する環状溝753を連続的に形成した構造を備えている。この環状溝753は、狭い幅と広い幅との接合部分が規制壁703aとして機能し、狭い幅から広い幅へと次第に広がっていく部分が斜面703bとして機能するような規制部703を構成している。この変形例4のスピンドルの場合は、規制部703を環状溝753に形成するのではなく、環状溝753自体の形状のみで構成することができる。
以上のようなスピンドル65,69は、磁気ディスクカートリッジ1がディスクドライブ(図示省略)内にセットされた場合に、センタコア42の底部42aに吸着するときに、センタコア42の底部42aの小孔42eから突出するピン43bを環状溝653等内に逃げ込ませることになる。また、スピンドル69は、斜面656bがピン43bの環状溝653等内への進入を案内する。さらに、スピンドル69は、磁気ディスクカートリッジ1の回転時に、内側マグネット654および/または外側マグネット655とセンタコア42の底部42aとが摺動してスリップしたとしても、規制部656の規制壁656a等がピン43bの移動を規制するため、そのスリップを阻止することができる。
なお、前記した実施形態では、規制壁696a等が面を形成しているものとして説明したが、必ずしも面を形成しなくてもよい。例えば、規制壁696aの面が凸凹していてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することが可能である。例えば、実施形態においては、記録ディスクメディアとして磁気ディスクメディア41を適用したが、光によりデータを記録する光ディスクメディアの場合にも同様に適用することができる。
磁気ディスクカートリッジの分解斜視図である。 磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示す。 上プレートの内面を示す斜視図である。 磁気ディスクドライブに装填した磁気ディスクカートリッジの図2(a)におけるIV−IV断面図である。 図4の部分拡大図である。 磁気ディスクメディアの積層構造を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態のスピンドルを示す図であり、(a)はスピンドルの上面を示す斜視図、(b)は(a)の上面を示す平面図、(c)は(b)のA−A断面図、(d)はB部拡大図である。 本発明の第1の実施形態のスピンドルの変形例を示す図7(c)に相当する図であり、(a)はスピンドルの変形例1の断面図、(b)はスピンドルの変形例2の断面図、(c)はスピンドルの変形例3の断面図である。 本発明の第2の実施形態のスピンドルを示す図であり、(a)はスピンドルの上面を示す斜視図、(b)は(a)の環状溝を直線状に表した平面図、(c)は(b)のC−C断面図である。 本発明の第2の実施形態のスピンドルの変形例1を示す図であり、図9(c)に相当する断面図である。 本発明の第2の実施形態のスピンドルの変形例2を示す図であり、(a)は図9の(b)に相当する平面図、(b)は(a)のD−D断面図である。 本発明の第2の実施形態のスピンドルの変形例3を示す図であり、(a)は図9の(b)に相当する平面図、(b)は(a)のE−E断面図である。 本発明の第2の実施形態のスピンドルの変形例4を示す図であり、図9(b)に相当する平面図である。
符号の説明
1 磁気ディスクカートリッジ(ディスクカートリッジ)
41 磁気ディスクメディア(記録ディスクメディア)
42 センタコア
42a 底板(底面)
42e 小孔(底面)
43b ピン
65,69 スピンドル
653,753 環状溝
653a ターンテーブル側環状溝
653b 環状孔
656,696,700,701,702,703 規制部
656a,696a,700a,701a,702a,703a 規制壁
656b,696b,700b,701b,703b 斜面

Claims (4)

  1. 記録ディスクカートリッジ内に一体回転可能に収納され、ピンにより互いを一体に接続した複数のセンタコアの底面に外部から密着して、前記センタコアに貼付されたフレキシブルな記録ディスクメディアを回転させるためのスピンドルであって、
    前記センタコアの底面から突出した前記ピンを逃がすための環状溝を、前記センタコアと密着する面に形成したことを特徴とするスピンドル。
  2. 前記環状溝内に、環状溝の深さよりも低く形成され、前記ピンの環状溝内の移動を規制する規制部を少なくとも1個備えたことを特徴とする請求項1に記載のスピンドル。
  3. 前記規制部は、当該規制部の上に当接した前記ピンを前記環状溝内に導入する斜面を有することを特徴とする請求項2に記載のスピンドル。
  4. 記録ディスクカートリッジ内に一体回転可能に収納され、ピンにより互いを一体に接続した複数のセンタコアの底面に外部から密着して、前記センタコアに貼付されたフレキシブルな記録ディスクメディアを回転させるためのスピンドルを備え、前記記録ディスクメディアの記録および/または再生を行うディスクドライブであって、
    前記センタコアの底面に密着させる前記スピンドルの面に、前記センタコアの底面から突出したピンを逃がすための環状溝を形成したことを特徴とするディスクドライブ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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