JP2006059167A - 情報処理装置,コンピュータプログラム,および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置,コンピュータプログラム,および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザによる簡単な操作で情報処理装置が携帯端末にアクセス処理を実行可能な情報処理システム,情報処理装置,コンピュータプログラム,および情報処理方法を提供する。
【解決手段】 上記情報処理システムの情報処理装置は,コンテンツを読み込んだ後,上記コンテンツのデータ中に埋め込まれ,かつコンテンツが画面に出力される際のフォーマットを少なくとも規定する画面出力制御情報に基づいてコンテンツを画面に出力するブラウザと;無線通信装置との間で無線通信する無線通信部を備え,さらにコンテンツのデータには,所定記憶領域に対するアクセス処理を制御するアクセス制御情報が埋め込まれ;ブラウザは,アクセス制御情報に基づいて,無線通信部にアクセス処理を実行するよう指示し;無線通信部はブラウザからの指示に基づいて,無線通信可能領域内の無線通信装置に対しアクセス処理を実行する。
【選択図】 図3

Description

本発明は情報処理システム,情報処理装置,コンピュータプログラム,および情報処理方法に関する。
現在では,無線通信可能な非接触型ICカードを利用して,駅の改札口に設けられた自動改札機を開閉させて利用者は改札口を出入りしたり,携帯電話機に非接触型ICチップを内蔵させて,その携帯電話機でショッピングしたりすることが可能となっている。
利用者が,例えば上記非接触型ICカード内の情報を読み書きするためには,その非接触型ICカードと無線通信可能なリーダ/ライタが備わる駅構内の専用端末の所まで移動し,リーダ/ライタに非接触型ICカードをかざす必要があった。
また,専用端末が設置されなくても,特許文献1に記載のように,例えば,宅内のパソコン(PC:Personal Computer)にリーダ/ライタを接続することで,パソコンを利用して,上記非接触型ICカード内の情報を読み書きすることができる。
特開2002−15289号公報
しかし,上記パソコンにリーダ/ライタを接続したとしても,例えば,非接触型ICカードに情報を書込んだり,非接触型ICカード内の情報を読み込んだりするためのアプリケーションや,専用のサーバを開発し,それらを利用者が利用する上記パソコンにインストールする必要があった。
したがって,サービス提供者側の開発コスト等の負担が大きかった。また,利用者側にとってみても提供を受けるサービスによって使用するアプリケーションの種類が異なる等の場合が多く,利便性が高いとはいえなかった。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,ユーザによる簡単な操作で情報処理装置が携帯端末にアクセス処理を実行可能な情報処理システム,情報処理装置,コンピュータプログラム,および情報処理方法を提供する。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,無線通信装置と,上記無線通信装置との間でデータを無線通信可能な情報処理装置とを備える情報処理システムが提供される。上記情報処理システムにおいて情報処理装置は,自装置内または外部装置からネットワークを介して送信されるコンテンツを読み込んだ後,上記コンテンツのデータ中に埋め込まれ,かつコンテンツが画面に出力される際のフォーマット又はコンテンツのデータ構造を少なくとも規定する画面出力制御情報に基づいてコンテンツを画面に出力するブラウザと;無線通信装置との間でデータを無線通信する無線通信部とを備え,さらに,上記コンテンツのデータには,無線通信装置の所定の記憶領域に対するアクセス処理を制御するアクセス制御情報が埋め込まれ;上記ブラウザは,コンテンツを読み込み,その読込みに連動して,読み込んだコンテンツに埋め込まれているアクセス制御情報に基づいて,無線通信部に対し,自動的にアクセス処理を実行するよう指示し;無線通信部は,ブラウザからの指示に基づいて,無線通信可能領域内の無線通信装置に対しアクセス処理を実行することを特徴としている。
本発明によれば,情報処理システムにおける情報処理装置は,コンテンツを読み込み,コンテンツのデータ内にアクセス制御情報が埋め込まれていた場合,そのアクセス制御情報を解釈し,アクセス制御情報に従って,無線通信可能領域内に存在するような無線通信装置に対してアクセス処理を実行するよう無線通信部に指示する。かかる構成によれば,情報処理装置の自装置内または外部装置が保有する制御情報が埋め込まれたコンテンツを読み込むことで,それに連動して情報処理装置は無線通信可能領域内に存在する無線通信装置に対してアクセス処理を自動的に実行することができる。なお,本発明に係る無線通信装置を備えた装置であれば情報処理装置はアクセス処理を実行することができ,例えば無線通信装置を備えた装置は,非接触型ICカード又は携帯電話機等を例示することができる。また,本発明に係る情報処理装置がコンテンツを読み込むことで,ユーザは,その情報処理装置による無線通信可能領域内に無線通信装置または無線通信装置を備えた装置を移動させればよく,ユーザの操作負荷を大幅に軽減できるとともに,アクセス処理を効率化できる。
アクセス処理は,無線通信装置の所定の記憶領域からデータを読み込む処理又は記憶領域にデータを書込む処理のうち少なくともいずれか一方の処理であるように構成することができる。かかる構成により,複数の処理ステップを経ずに,情報処理装置は,ユーザによって無線通信装置等が無線通信可能領域内に移動されるだけで,効率的に,データを読み込んだり,またはデータを書込んだりすることができる。なお,本発明に係るアクセス処理は,読み込み処理または書き込み処理に限定されず,例えば,アクセス処理は,情報の受け渡し等も含まれる。
無線通信装置を備えた携帯端末の画面には,情報処理装置の無線通信部により実行されたアクセス処理の結果が表示されるように構成してもよい。かかる構成により,無線通信可能領域に移動した特定の携帯端末の画面に自動的にアクセス処理結果を表示することができる。なお,本発明に係るアクセス処理結果は,例えば,電子マネーの残高または商品の購入を感謝するメッセージ等を例示することができる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,無線通信装置との間でデータを無線通信可能な情報処理装置が提供される。なお,上記情報処理装置は,自装置内又は外部装置からネットワークを介して送信されるコンテンツを読み込んだ後,上記コンテンツのデータ中に埋め込まれ,かつコンテンツが画面に出力される際のフォーマット又は上記コンテンツのデータ構造を少なくとも規定する画面出力制御情報に基づいてコンテンツを画面に出力するブラウザと;無線通信装置との間でデータを無線通信する無線通信部とを備え,さらに,コンテンツのデータには無線通信装置の所定の記憶領域に対するアクセス処理を制御するアクセス制御情報が埋め込まれ;上記ブラウザは,読み込んだコンテンツに埋め込まれているアクセス制御情報に基づいて,無線通信部に対し,自動的にアクセス処理を実行するよう指示し;無線通信部は,ブラウザからの指示に基づいて,無線通信可能領域内の無線通信装置に対しアクセス処理を実行することを特徴としている。
上記コンテンツには,アクセス処理が実行される記憶領域の位置を指定する位置指定情報が含まれ,ブラウザは,読み込んだコンテンツに埋め込まれているアクセス制御情報と位置指定情報とに基づいて,位置指定情報に指定された位置に該当する記憶領域に対してアクセス処理を実行するよう無線通信部に指示するように構成してもよい。かかる構成により,予め位置指定情報をアクセス制御情報に設定しておけば,自動的に記憶領域の所定位置に対して,アクセス処理を実行することができる。
アクセス処理は,無線通信装置の所定の記憶領域からデータを読み込む処理又は記憶領域にデータを書込む処理のうち少なくともいずれか一方の処理であるように構成してもよい。なお,本発明に係るアクセス処理は,読み込み処理または書き込み処理に限定されず,例えば,アクセス処理は,情報の受け渡し等も含まれる。
情報処理装置は,無線通信装置に対するアクセス処理の結果を画面に表示するように構成してもよい。なお,本発明に係る情報処理装置の画面に表示されるアクセス処理結果は,例えば,電子マネーの残高または商品の購入を感謝するメッセージ等を例示することができる。
コンテンツは,マークアップ言語で記述されたWebページであって,画面出力制御情報およびアクセス制御情報は,タグで識別される情報であり,上記位置指定情報は,アクセス制御情報の属性情報であるように構成してもよい。
所定の記憶領域には,無線通信装置と情報処理装置との間で相互認証しなくともアクセス処理可能なデータが記憶されているように構成してもよい。なお,本発明に係る記憶領域は,暗号化され,情報処理装置と相互認証が行われたデータを記憶する場合でもよい。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,コンピュータをして,無線通信装置との間でデータを無線通信する無線通信部を備えており,外部装置からネットワークを介して送信されるコンテンツを読み込んだ後,上記コンテンツのデータ中に埋め込まれ,かつコンテンツが画面に出力される際のフォーマット又はコンテンツのデータ構造を少なくとも規定する画面出力制御情報に基づいてコンテンツを画面に出力する情報処理装置として実行させるコンピュータプログラムが提供される。上記コンピュータプログラムは,無線通信装置の所定の記憶領域に対するアクセス処理を制御するアクセス制御情報が,さらに埋め込まれたコンテンツを読み込み,その読込みに連動して,上記コンテンツに埋め込まれているアクセス制御情報に基づいて,無線通信部に対し,自動的にアクセス処理を実行するよう指示することを特徴としている。
コンテンツには,アクセス処理が実行される記憶領域の位置を指定する位置指定情報が含まれ,コンピュータプログラムは,読み込んだコンテンツに埋め込まれているアクセス制御情報と位置指定情報とに基づいて,位置指定情報に指定された位置に該当する記憶領域に対してアクセス処理を実行するよう無線通信部に指示するように構成してもよい。
上記アクセス処理は,無線通信装置の所定の記憶領域からデータを読み込む処理又は記憶領域にデータを書込む処理のうち少なくともいずれか一方の処理であるように構成してもよい。なお,本発明に係るアクセス処理は,読み込み処理または書き込み処理に限定されず,例えば,アクセス処理は,情報の受け渡し等も含まれる。
上記コンピュータプログラムは,無線通信装置に対するアクセス処理の結果を画面に表示させるように構成してもよい。なお,本発明に係るアクセス処理結果は,例えば,電子マネーの残高または商品の購入を感謝するメッセージ等を例示することができる。
上記コンテンツは,マークアップ言語で記述されたWebページであって,画面出力制御情報およびアクセス制御情報は,タグで識別される情報であり,位置指定情報は,アクセス制御情報の属性情報であるように構成してもよい。
また,上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,無線通信装置との間でデータを無線通信する無線通信部を備え,外部装置からネットワークを介して送信されるコンテンツを読み込んだ後,該コンテンツのデータ中に埋め込まれ,かつコンテンツが画面に出力される際のフォーマット又はコンテンツのデータ構造を少なくとも規定する画面出力制御情報に基づいてコンテンツを画面に出力する情報処理装置の情報処理方法が提供される。上記情報処理方法は,無線通信装置の所定の記憶領域に対するアクセス処理を制御するアクセス制御情報が,さらに埋め込まれたコンテンツを読み込むステップと;その読み込むステップと連動して,コンテンツに埋め込まれているアクセス制御情報に基づいて,無線通信部に対し,自動的にアクセス処理を実行するよう指示するステップを含んでいることを特徴としている。
以上説明したように,本発明によれば,情報処理装置は,アクセス制御情報が埋め込まれたコンテンツを読込み,解釈することで,ユーザによる簡単な操作で情報処理装置が非接触型ICカード又は携帯電話機等に自動的にアクセス処理を実行することができる。
以下,本発明の好適な実施の形態について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお,以下の説明及び添付図面において,略同一の機能及び構成を有する構成要素については,同一符号を付することにより,重複説明を省略する。
まず,図1を参照しながら,本実施の形態にかかる情報処理システム100について説明する。図1は,本実施の形態にかかる情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように,インターネットなどのネットワーク103を介して,情報処理装置101(101a,101b,…,101n)と,Webサーバ301とが接続されている。情報処理装置101は,Webサーバ301にネットワーク103を介してアクセスし,例えばネット上の販売店(ショッピングモール)に関するWebページ(コンテンツ)を取得し,情報処理装置101の画面上に販売店が取り扱う商品の詳細情報等を表示することができる。
ここで,本明細書におけるアクセスとは,例えば,システムの利用,Webサーバ301への接続,非接触型ICカード201−2,携帯電話機201−1等,またはWebサーバ301が保有するデータの参照(又は,データの読み込み),データの保存(又は,データの書き込み),データの削除,データの更新(又は,データの書き込み),またはリーダ/ライタ111から非接触型ICチップ254を介してその非接触型ICチップ254と無線通信可能な他の非接触型ICチップ254との情報のやりとりなどの情報処理を総称していう。
また,図1に示すように,情報処理装置101には,無線通信可能なリーダ/ライタ111(無線通信部)が内蔵されている。ユーザは,ユーザが所有する携帯端末201(携帯電話機201−1(201−1a,201−1b,…,201−1n)またはICカード201−2(201−2a,201−2b,…,201−2n))を上記リーダ/ライタ111にかざすことによって,情報処理装置101は,その携帯電話機201−1またはICカード201−2とデータをやりとりすることができる。なお,携帯電話機201−1には,無線通信可能な非接触型ICチップ(無線通信装置)が備わっている。
また,本実施の形態にかかるリーダ/ライタ111は情報処理装置101に内蔵される場合にのみに限定されず,例えばリーダ/ライタ111は情報処理装置101にUSB等のインタフェースを介して外部接続される場合等でもよい。
ところで,Webサーバ301が情報処理装置101に提供するWebページのコンテンツ内容は,多種多様であるが,情報処理装置101の画面に表示されるWebページの一例として,図2を参照しながら,Webページのコンテンツ内容について説明する。なお,図2は,本実施の形態にかかる情報処理装置101の画面表示の概略を示す説明図である。
図2(a)に示すように,情報処理装置101にインストールされたWebページを画面でユーザが閲覧するためのWebページ閲覧ブラウザ(以下,ブラウザ)を起動することによって,情報処理装置101からWebサーバ301にWebページを要求し,情報処理装置101はWebページを取得し,画面に表示することができる。
Webサーバ301から送信されたWebページを上記ブラウザが読み込むことで,情報処理装置101の画面には,図2に示すように,例えば,Webサーバ301からネットワーク103を介して提供されたWebページ(メニュー)が表示される。
なお,本実施の形態にかかるメニューは,Webサーバ301等のネット上に存在する場合に限られず,ネットワーク103を介さずに情報処理装置101にメニューのWebページが記憶される場合,いわゆるローカルの場合等でもよい。
ユーザは,例えば,入力部であるマウスを操作し,ポインタを移動しながら,そのメニューに表示された項目のうち,“1.残高情報”の項目上をクリックすると,ICカード201−2に記憶された残高情報を情報処理装置101の画面上に表示することができる。
上記“1.残高情報”がクリック等によって選択されると,図2(b)に示すように,ICカード201−2またはICカード対応の無線通信機能を備えた携帯電話機201−1等をリーダ/ライタ111にかざすよう要求する旨のメッセージが情報処理装置101の画面に表示される。
ユーザは,図2(b)に示す画面のメッセージに従って,ユーザが所有する携帯電話機201−1又はICカード201−2をリーダ/ライタ111にかざすと,リーダ/ライタ111は,ポーリング処理によって,通信相手の携帯電話機201−1又はICカード201−2を特定し,読書き処理等に相当するアクセス処理を実行する。
情報処理装置101は,アクセス処理によって,携帯端末201が保有するデータを読み込み,図2(c)に示すように,情報処理装置101の画面に表示することができる。または,情報処理装置101は,所定のデータを携帯端末201に割当てられた所定の記憶領域に書込むことができる。なお,アクセス処理等の詳細な処理については,後程詳述する。
なお,本実施の形態にかかる情報処理システム100において,情報処理装置101とWebサーバ301との間の通信については,必要に応じて,例えばSSL(Secure Socket Layer)などによるセキュア通信が行われる場合等でも実施可能である。
また,Webページは,例えば,HTML(Hyper Text Markup Language)またはXML(eXtensible Markup Language)等のマークアップ言語で構成されている。またWebページのデータ中にタグを埋め込むことで,ブラウザは静止画像又は動画像等の画像データ,もしくは音声データ等を表示又は再生することができる。上記タグ(画面出力制御情報)は,Webページのデータ構造や,画面上に表示する際のフォーマット,ハイパーリンク等によるリンク先のWebページのロケーション等を規定することができる,いわゆるコマンド情報,書式整形用コマンド情報等に相当する。
なお,Webページは,例えば,上述のHTML等で記述されたテキストデータ,静止画像データ,動画像データ,または音声データ,Javaアプレット等のプログラムデータなどを含むものとする。
また,本実施の形態にかかるタグは,特に明記のない場合,HTMLで表記されたタグ(HTMLタグ)の場合を例に挙げて,以下説明するが,かかる例に限定されず,マークアップ言語であれば,他のいかなる場合でも実施可能である。
本実施の形態では,さらに上記タグを拡張し,情報処理装置101が携帯端末201に対するアクセス処理を実行するための拡張タグ(アクセス制御情報)が規定されている。なお,アクセス処理については後程詳述する。
上記拡張タグを規定することによって,HTML等で記述されたWebページを情報処理装置101にインストールされたブラウザに組み込まれたプラグインが読み込み,拡張タグを解釈することによって,例えば情報処理装置101に備わるリーダ/ライタ111が携帯端末201の保有する情報を参照する(読み込む)ことができる。
なお,本実施の形態にかかるWebサーバ301は,ネットワーク103に1台接続する場合を例に挙げて説明するが,かかる例に限定されない。例えば,複数台のWebサーバ301がネットワーク103に接続する場合であっても実施可能である。
上記Webサーバ301は,Web(ウェブ)ページの閲覧サービスを提供するサーバである。情報処理装置101のブラウザからWebページのデータ要求があると,Webサーバ301は,指定されたWebページデータを情報処理装置101に送信する。
ここで図1に示す情報処理装置101は,ネットワーク103を介してWebサーバ301にアクセス可能な装置である。情報処理装置101にインストールされたブラウザは,Webサーバ301から送信されたWebページデータを読み込み,そのWebページに埋め込まれたタグを解釈し,画面に表示する機能(Webブラウザ機能)を有する。
また,本実施の形態にかかる情報処理装置101は,ブラウザが少なくともインストールされた装置であって,例えば,パーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータ装置(ノート型,デスクトップ型を問わない。)である。
なお,本実施の形態にかかる情報処理装置101はコンピュータ装置の場合を例に挙げて説明するが,かかる例に限定されず,例えば,情報処理装置101は,Webページを画面に出力可能であり,さらにリーダ/ライタ111を介して携帯端末201にアクセス可能であれば,かかる例に限定されない。例えば,情報処理装置101は,PDA(Personal Digital Assistant),デジタルカメラ若しくはビデオレコーダ等の撮像装置,家庭用ゲーム機,VTR,CD若しくはDVDレコーダ/プレーヤ,ラジオ装置,携帯電話機,PHS,TV(TeleVison),情報家電などの場合でもよい。
また,図1に示すネットワーク103は,情報処理装置101と,Webサーバ301を相互に双方向通信可能に接続するものであり,典型的にはADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)またはFTTH(Fiber To The Home)などそれに類する方法で接続するインターネットなどの公衆回線網であるが,WAN,LAN,IP−VPNなどの閉鎖回線網も含む。また接続媒体は,FDDI(Fiber Distributed Data Interface)などによる光ファイバケーブル,Ethernetによる同軸ケーブル又はツイストペアケーブル,もしくはIEEE802.11bなどによる無線など,有線無線を問わず,衛星通信網なども含む。
次に,図3を参照しながら,本実施形態にかかる情報処理装置101の構成について詳細に説明する。なお,図3は,本実施の形態にかかる情報処理装置101の構成を概略的に示すブロック図である。
図3に示すように,情報処理装置101は,例えば,CPU102と,メモリ104と,入力部106と,表示部108と,通信部110と,リーダ/ライタ(無線通信部)111と,ストレージ装置(または,記憶装置)114とを備える。
CPU102は,演算処理装置および制御装置として機能し,情報処理装置101内の各部の処理を制御することができる。
メモリ104は,例えば,RAM,ROM,キャッシュメモリなどで構成されており,CPU102の処理に関する各種データや,Webページ等のコンテンツを画面表示するためのブラウザ等のソフトウェアプログラムを記憶する機能を有する。
入力部106は,例えば,マウス,キーボード,タッチパネル,ボタン,スイッチ,レバー等の操作手段と,入力信号を生成してCPU102に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置101のユーザは,この入力部106を操作することにより,情報処理装置101に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
表示部108は,例えば,CRTディスプレイ装置,液晶ディスプレイ(LCD)装置,ランプ等の表示装置や,スピーカ等の音声出力装置などで構成される。この表示部108は,ブラウザ120で文字,図形,動画像,または静止画像などのレイアウトが校正されたWebページを表示することができる。
通信部110は,例えば,通信回線,通信回路,通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。この通信部110は,ネット上のWebサーバ301との間で,ネットワーク103を介して,Webページなどの各種データを送受信することができる。
ストレージ装置114は,例えば,ハードディスクドライブ,フラッシュメモリ等で構成されたデータ格納用の装置であり,ブラウザ等のプログラム,Webページデータなどの各種データを格納することができる。
上記ストレージ装置114には,ブラウザ120と,リーダ/ライタ用ドライバ130とが少なくとも記憶領域に格納されている。なお,ブラウザ120およびリーダ/ライタ用ドライバ130の他に,OS(Operation System)や,BIOS(Basic Input/OutputSystem)その他のドライバ等がストレージ装置114に格納されている。
さらに,ブラウザ120にはWebページを読み込み,Webページに埋め込まれたタグを解釈するページ読込モジュール122が含まれており,さらに携帯端末201と無線通信するための拡張タグを解釈するプラグイン(プラグインモジュール)124がブラウザ120に組み込まれている。
ブラウザ120は,入力部106からWebページの画面表示の要求を受け付けると,ブラウザ120は,Webサーバ301に対してWebページデータを要求する。なお,Webページを要求するモジュールは,ブラウザ120に備わるページ要求モジュール(図示せず。)等である。
ページ読込モジュール122は,Webサーバ301から送信されたWebページを読み込み,そのWebページに埋め込まれたタグの内容に応じて,文字の書式や,画像のサイズや,その画像の配置される位置など画面上に表示するWebページのレイアウトを決定する。
上述のページ読込モジュール122によって解釈されたタグに従い,ページ出力モジュール(図示せず。)が表示部108の画面に動画像データ又はテキストデータ等を表示することで,ブラウザ120は,Webページを画面に表示することができる。ブラウザ120に構成する1又は2以上のモジュールが有機的に機能することで,ブラウザ120は,Webページを画面に表示することができる。
プラグイン124は,上記ページ読込モジュール122が解釈するタグがさらに拡張された拡張タグを解釈することができる。プラグイン124が,上記拡張タグを解釈することで,リーダ/ライタ用ドライバ130を介して,リーダ/ライタ111にアクセス処理の実行をするよう指示することができる。
なお,本実施の形態にかかるブラウザ120は,1又は2以上のモジュールまたはコンポーネントから構成されるプログラム等の場合を例に挙げて説明するが,かかる例に限定されない。例えば,ブラウザ120は,1又は2以上の回路からなるハードウェア等の場合であってもよい。
次に,図4を参照しながら,本実施の形態にかかる携帯端末201について説明する。図4は,本実施の形態にかかる携帯端末の概略的な構成を示すブロック図である。
図4に示すように,携帯端末201には,非接触型ICチップ(無線通信装置)254が備わっている。上記非接触型ICチップ254は,RFアンテナ等を備えた無線通信可能な装置であり,リーダ/ライタ111と例えば20cm以内の通信可能領域に近づくと,ポーリングで通信相手の非接触型ICチップ254を識別する等の所定処理を経て,リーダ/ライタ111と相互に無線通信することができる。
また,図4(a)に示す携帯端末201に属す携帯電話機201−1は,コントローラ250と,携帯電話回路252と,非接触型ICチップ254とを備えている。
上記コントローラ250は,携帯電話回路252の記憶部(図示せず。)に記憶されたWebページを表示するブラウザ等のプログラムを起動させる。またコントローラ250は,コントローラ250と非接触型ICチップ254の間の有線通信と,非接触型ICチップ254とリーダ/ライタ111の間の無線通信とを切り替えたり,制御したりする。
携帯電話回路252は,記憶部(図示せず。),表示部(図示せず。)や,ボタン等の入力部(図示せず。)等を備えることで,通話機能や,ネットワーク103を介してWebサーバ301にアクセスし,Webページを表示するブラウザ機能等を有する。
次に,図4(b)に示す携帯端末201に属すICカード201−2は,上述の非接触型ICチップ254を備えている。なお,ICカード201−2に備わる非接触型ICチップ254については,携帯電話機201−1に備わる非接触型ICチップと同様であるため説明は省略する。
なお,本実施の形態にかかる非接触型ICチップ254は,バッテリ搭載の携帯電話機201−1又はバッテリレスな非接触式のICカード201−2に備えられる場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,デジタルカメラ,ノート型パソコン,またはPDAなどのバッテリ搭載のデバイスに備えられる場合も実施可能である。
次に,図5を参照しながら,本実施形態にかかるWebサーバ301について詳細に説明する。なお,図5は,本実施形態にかかるWebサーバの構成を概略的に示すブロック図である。
図5に示すように,Webサーバ301は,例えば,CPU202と,メモリ204と,入力部206と,表示部208と,通信部210と,ストレージ装置214と,データ転送部215と,画面データ提供部222とを備える。
CPU202は,演算処理装置および制御装置として機能し,Webサーバ301に備わる各部の処理を制御することができる。また,メモリ204は,例えば,RAM,ROM,キャッシュメモリなどで構成されており,CPU202の処理に関する各種データ,CPU202の動作プログラム等を一時的に記憶する機能を有する。
通信部210は,例えば,通信回線,通信回路,通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。この通信部210は,情報処理装置101等の外部機器との間で,ネットワーク103を介して,Webページ等のデータを要求元へ送信し,またはWebページを要求する要求データを受信することができる。
ストレージ装置214は,例えば,ハードディスクドライブ等で構成されたデータ格納用の装置である。上記ストレージ装置214には,図5に示すように,Webページ提供アプリケーション350と,情報加工アプリケーション352と,Webページデータベース(WebページDB)354とが格納されている。
上記Webページ提供アプリケーション350が起動することで,情報処理装置101からWebページが要求されると,つまり情報処理装置101からWebページの要求データを通信部210を介して受信すると,Webページ提供アプリケーション350は,WebページDB354に格納された該当するWebページを取得し,通信部210に転送する。なお,そのWebページは上記通信部210によってネットワーク103を介して要求元の情報処理装置101に送信される。
情報加工アプリケーション352は,Webページ提供アプリケーション350と連動し,Webページ提供アプリケーション350が受信する要求データに設定されたパラメータに基づき,WebページDB354に格納されたWebページ等の情報を加工するプログラムである。加工されたWebページは,Webページ提供アプリケーション350から情報処理装置101に送信される。また,例えば情報加工アプリケーション352は,CGI(Common Gateway Interface)プログラム等に該当する。
なお,本実施の形態にかかるWebページ提供アプリケーション350または情報加工アプリケーション352は,1又は2以上のモジュールまたはコンポーネントから構成されるプログラムの場合を例に挙げて説明するが,かかる例に限定されない。例えば,Webページ提供アプリケーション350または情報加工アプリケーション352は,1又は2以上の回路からなるハードウェア等の場合であってもよい。
プログラムなどの各種データを格納することができる。また,ストレージ装置214は,例えば,Webページなどの画面に関するデータが格納されたWebページDB354を記憶している。
また,上記WebページDB354には,例えば,飲食店や,スポーツ用品店等の店舗に関するWebページ(店舗の場所に関するWebページ等。)がWebページDB354に格納されている。
次に,図6を参照しながら,本実施の形態にかかるWebページについて説明する。図6は,本実施の形態にかかるWebページのデータ構造の概略を示す説明図である。
まず,本実施の形態にかかるWebページは,HTMLタグと,そのHTMLタグを拡張した拡張タグの双方のタグが混在したデータ構造となっている。したがって,本実施の形態にかかるプラグイン124がブラウザ120に組み込まれていない場合は,WebページのHTMLタグのみ解釈され,解釈されたタグに従って実行されるが,プラグイン124が組み込まれている場合は,Webページの拡張タグのみが解釈され,解釈された拡張タグに従って実行される。
なお,本実施の形態にかかるWebページには,タグと拡張タグが混在する場合を例に挙げて説明するが,かかる例に限定されず,例えば,拡張タグのみが埋め込まれたWebページや,HTMLタグ等の通常のタグのみが埋め込まれたWebページ等が存在する場合であってもよい。
図6に示すように,本実施の形態にかかるWebページには,まず通常のタグである“<SPAN>”〜“</SPAN>”のタグが埋め込まれ,全体をくくっている。なお,上記タグ内のidに指定された値(Felica)は,“<SPAN>〜</SPAN>”タグ内の記述は,その値に関する記述であることを示すためのものである。
次に,“<!――”〜“――>”はコメントの開始(<!――)と,コメントの終わり(――>)を規定している。したがって,プラグイン124が組み込まれていないブラウザ120の場合,“<!――”から“――>”に記述された部分は単にコメントであると解釈し,何ら実行しない。つまり,図6に示す“拡張タグ対応のプラグインをダウンロードして下さい。”と画面に表示されるのみである。なお,上記コメントタグを使っているのは,プラグイン124がインストールされていないブラウザ120でも正しくHTML等のコンテンツに埋め込まれたタグを解釈でき,画面表示に影響を与えることが極めて少ないためである。
しかし,後程説明するが,プラグイン124が組み込まれたブラウザ120の場合,“<!――”から“――>”に記述された部分に拡張タグが埋め込まれていると判断し,埋め込まれていた拡張タグを解釈し実行する。
次に,上記コメント内の“<FELICA>”〜“</FELICA>”のタグは,拡張タグが埋め込まれる開始と終わりを示している。プラグイン124は,その“<FELICA>”〜“</FELICA>”の存在を確認すると,その間に記述された拡張タグを解釈する。
“<READ>”タグは,携帯端末201に記憶されたデータを読み込むためのタグである。なお,読込み対象となるデータは暗号化を必要とせず,携帯端末201とリーダ/ライタ111間の相互認証を必要としない記憶領域に格納されたものであるが,かかる例に限定されず,暗号化され,相互認証を必要とするデータも読み込み対象とする場合でも実施可能である。
さらに“<READ>”タグ内に属性情報として記述される“id”には,実行する対象を識別するために文字列が設定される。例えば,図6に示すように,“<READ>”タグの“id”は,“$FELICA_READ$”である。
後続の“<A HREF>”〜“</A>”タグの「読込み」がユーザの操作によって入力部106から選択された指示をプラグイン124が受付けると,“<A HREF>”タグ内に表記される“$FELICA_READ$”を参照し,“<READ>”タグ内に表記されたidと一致するものを検索することで,実行する処理を識別している。
画面に表示された「読込み」が入力部106で選択されると,その「読込み」に対応する“<READ>”を検索し,アクセス処理である読込み処理が実行される。なお,“<WRITE>”タグについても同様である。
また,“<READ>”タグ内に属性情報として記述される“block”は,データを記憶領域から読み込む位置を指定する。例えば,先頭位置であれば“0”を指定したり,先頭位置から3ブロック分のデータを読み込む場合は,“0−2”と指定したりする。なお,“block”の読込み位置の指定方法は,かかる例に限定されない。
さらに,“<READ>”タグ内に属性情報として記述されている“caption”には,リーダ/ライタ111にかざされていない場合に,情報処理装置101の表示部108の画面に表示するメッセージの文字列が指定される。
“<WRITE>”タグは,情報処理装置101側からデータを送信し,そのデータを携帯端末201の所定の記憶領域に書き込み処理を実行するためのタグである。なお,書き込み対象となるデータは,読込み対象のデータと同様に,暗号化を必要とせず,また相互認証も必要としない記憶領域に書き込み可能であるが,かかる例に限定されない。
また,“<WRITE>”タグ内のid,block,またはcaption等については,上述した“<READ>”タグ内のid,block,またはcaption等とほぼ同様であるため詳細な説明は省略する。なお,上記“<WRITE>”タグ内の“block”については書き込み位置を指定するためのものである。
上記“<READ>”タグ,“<WRITE>”タグによってアクセス処理が実行される際に,予めポーリング処理が実行される。ポーリング処理が実行されることで,リーダ/ライタ111は,通信相手となる携帯端末201を識別することができ,実際にデータ通信を行うことができる。なお,識別する場合,携帯端末201が予め固有に保持している識別情報に基づいてリーダ/ライタ111が識別している。
ここで,ポーリング処理のみを単独で実行する場合について,補足的に説明すると,ポーリング処理を単独で実行する場合,Webページには,“<POLLING>”タグが埋め込まれる。その“<POLLING>”タグが解釈され,ポーリング処理が実行されると携帯端末201内に格納された識別情報はリーダ/ライタ111に伝送される
また,“<POLLING>”タグ内にも,上述の“id”,“caption”等の属性情報が記述されるが,上記説明したものと,ほぼ同様であるため詳細な説明は省略する。
次に,“<A HREF>”タグ内に記述された“felica:http://cgi.xxx.co.jp/aaa.cgi?data=$FELICA_READ$”は,まず,「読込み」がクリック等されると,上述の通り「$FELICA_READ$」が記述された<READ>タグの読込み処理が実行され,その読み込まれた結果であるアクセス結果がパラメータに設定され,上記アドレス(http://cgi.xxx.co.jp/)に示すWebサーバ301の「aaa.cgi」プログラムに渡される。なお,上記$FELICA_READ$は,<READ>タグの読み込み処理を実行するための識別子である。なお,本実施の形態に係る識別子の表記については,かかる例に限定されない。
次に,渡されたパラメータに基づき,Webサーバ301の情報加工アプリケーション352に相当する上記「aaa.cgi」(CGIプログラム)によって,所定の情報加工処理が実行され,その結果がアクセス結果として情報処理装置101の表示部108に表示される。なお,上記アドレスを指定しない場合でも実施可能である。
上記アドレスを指定しない場合,Webサーバ301にアクセス結果は送信されず,情報処理装置101でアクセス結果を画面に表示することができる。つまり,ネットワーク通信機能を有さない情報処理装置101であってもローカルで非接触型ICカード201−2又は携帯電話機201−1とブラウザ120を利用することで無線通信することができる。
上記“<A HREF>”タグ内に記述された“felica:http://cgi.xxx.co.jp/aaa.cgi?data=$FELICA_WRITE$”についても,上記説明した構成とほぼ同様であるため,詳細な説明は省略する。なお,上記$FELICA_WRITE$については,<Write>タグの読み込み処理を実行するための識別子である。
なお,本実施の形態にかかるアクセス処理は<A HREF>タグの「読込み」又は「書込み」が入力部106で選択された場合に,読込み処理または書込み処理が実行される場合を例に挙げて説明するが,かかる例に限定されない,例えば,上記読み込み処理終了後,情報加工処理が実行され,そのアクセス結果を画面に表示するとともに,データをさらに携帯端末の記憶領域の所定位置に書込む場合等でも実施可能である。
また,図6に示す本実施の形態にかかるWebページに埋め込まれたタグ又は拡張タグの表記又は名称などについては,かかる例に限定されない。他のいかなる表記,名称,記載順序等によるタグ又は拡張タグの場合であっても,Webページに埋め込むことで実施することができる。例えば,上記<FELICA>タグが,<IC>タグに変更した場合や,記載順序として<A HREF>タグの下に<READ>タグが記載される場合等であっても実施可能である。
次に,図7,図8を参照しながら,本実施の形態にかかる情報処理システムの一連の処理について説明する。図7は,本実施の形態にかかる拡張タグが埋め込まれたWebページを表示する表示処理の概略を示すフローチャートであり,図8は,本実施の形態にかかる拡張タグによって実行されるアクセス処理の概略を示すフローチャートである。
まず,図7に示すように,情報処理装置101のブラウザ120は,Webサーバ301からネット上に存在するWebページを要求し,受信すると,ページ読込モジュール122は,そのWebページを読み込む(S701)。なお,ブラウザ120が要求するWebは,ユーザが入力部106を操作することで指定する。また,Webサーバ301からWebページを受信しなくとも,情報処理装置101がWebページを保有してもよい。
次に,ブラウザ120に組み込まれたプラグイン124は,S701で読み込んだWebページのデータに拡張タグが埋め込まれているか否かを判断する(S703)。なお,上記説明したように,プラグイン124が判断する範囲は,例えば,“<FELICA>”〜“</FELICA>”タグまでである。また,プラグイン124が組み込まれていない場合は,上記拡張タグの有無の判断処理は実行されない。
上記判断の結果(S703),Webページ内に拡張タグが埋め込まれている場合,次に,プラグイン124は,読み込んだWebページに埋め込まれたタグのうち拡張タグ以外のHTMLタグ等の通常のタグのみを部分的に削除する(S705)。
部分的に削除すると(S705),その削除結果をプラグイン124は,Webページに更新する(S707)。つまり,ページ読込モジュールで読み込んだWebページには拡張タグだけが残される。
最後に,更新されたWebページは,Webページを表示するページ出力モジュール(図示せず。)によって情報処理装置101の表示部108の画面に表示される(S709)。
次に,図8に示すように,拡張タグを含んだWebページが表示部108に表示された状態で,ユーザが入力部106を操作することで,データを携帯端末201から読み込んだり,携帯端末201に書込んだりするアクセス処理の実行をブラウザ120等が受付ける(S801)。
入力部106から指示を受付けると(S801),プラグイン124は,入力部106によって指示を受付けた拡張タグのイベントを発生し,アクセス処理の実行をする(S803)。なお,入力部106によって選択され,拡張タグのイベントが発生すると(S803),例えば,表示部108の画面には,上述の通り“リーダ/ライタにICカード等の携帯端末をかざして下さい”等のメッセージが表示される。
また,入力部106から受付けた指示が拡張タグではなく通常のタグの場合(S803),ハイパーリンク等で他のWebページを表示するなどブラウザ120は,通常の処理を実行する(S805)。
次に,ユーザが画面の指示通りに,ICカード201−2等の携帯端末201をリーダ/ライタ111にかざした場合,上述の通り,まずリーダ/ライタ111と携帯端末201との間でポーリング処理が実行され,リーダ/ライタ111は通信相手の携帯端末201を特定する。
次に,リーダ/ライタ111は,プラグイン124からの指示に基づいて,携帯端末201の記憶領域に格納されたデータを読み込む処理または携帯端末201の記憶領域の指定位置にプラグイン124から渡されるデータを携帯端末201に書込む処理のうち少なくともいずれか一方の処理を実行する(S807)。
例えば,携帯端末201の記憶領域に格納されたデータを読み込む処理の場合,リーダ/ライタ111は,プラグイン124からの指示内容に設定された読込み位置に基づき,携帯端末201の記憶領域の指定された読込み位置に格納されたデータを要求する信号を携帯端末201に無線通信する。
携帯端末201は,リーダ/ライタ111からデータを要求するデータ要求信号を受信すると,データ要求信号に指定された読込み位置に格納されたデータをリーダ/ライタ111に無線通信する。以上で,リーダ/ライタ111は携帯端末201に格納されたデータを読み込むことができる。なお,リーダ/ライタ111が携帯端末201から読み込んだデータは,デコード処理などの所定処理が実行され,必要に応じてメモリ104またはストレージ装置114に記憶される。
上記携帯端末201とのアクセス処理(読み込む処理又は書込む処理)が実行された結果を,Webサーバ301に送信する必要がある場合(S809),ブラウザ120は,ネットワーク103を介して,上記アクセス結果をWebサーバ301に送信する(S811)。
なお,送信先のWebサーバ301は,上述の通り,アクセス処理を実行した拡張タグ内に記述されたアドレス(URL等)によって特定される。またアクセス結果をWebサーバ301に送信するか否かは,送信可否を判断する判断情報や,上記アドレス等が拡張タグに設定されているか否か等によって判断されるが,かかる例に限定されない。
また,上記アクセス結果がWebサーバ301に送信されると(S811),そのアクセス結果に基づいて,Webサーバ301の情報加工アプリケーション352等によって加工処理が施されるとともに,Webページが作成され,情報処理装置101の表示部108にアクセス結果が反映されたWebページが表示される(S813)。
なお,本実施の形態にかかるWebページの表示(S813)は,情報処理装置101の表示部108に表示される場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,表示部を備えた携帯端末201(携帯電話機201−1など)の画面にWebページを表示する場合等でも実施可能である。
特に,アクセス結果が反映されたWebページが表示される実施例として,電子マネー等による決済手段を有する携帯端末201を利用した場合等が挙げられる。例えば,仮想的な販売店から商品を電子マネーで購入した場合,リーダ/ライタ111と携帯端末201との間で課金処理が実行し,携帯端末201が保有する電子マネーの残高情報が更新されると,例えばアクセス結果として商品の代金情報又は残高情報がWebサーバ301に送信される。
Webサーバ301側で残高情報に基づいて加工処理が実行され,Webページが生成されると,Webサーバ301から情報処理装置101にWebページが送信される。
次に,プラグイン124は,表示部を備える携帯端末(携帯電話機201−1など)に対しWebページを表示するブラウザ機能等を有するアプリケーションを起動させるための起動情報と,Webページから抽出した携帯電話機201−1の表示部に表示させるためのメッセージまたはURL等の情報からなるパラメータとをリーダ/ライタ111に伝送し,携帯端末201(携帯電話機201−1など)に送信を指示する
リーダ/ライタ111は,プラグイン124からの指示に従い,上記起動情報と,パラメータとを携帯電話機201−1等の携帯端末201に無線通信する。携帯端末201(携帯電話機201−1)は,上記起動情報を受信すると,指定されたアプリケーションを起動し,さらに起動したアプリケーションは,受信したパラメータに含むWebページを,表示部に表示する。
以上から,携帯電話機201−1等の携帯端末201を利用して電子マネーで商品を購入すると,表示部には,残高情報とともに“お買い上げありがとうございます。”等のメッセージが表示されたり,さらに残高又は商品の代金の金額によって,商品を割り引くなどの特典が付与されたクーポン情報を携帯端末201の表示部に表示等されたりする。
ユーザは,情報処理装置101にプラグイン124をインストールするだけで,既存の携帯端末201をリーダ/ライタ111にかざすという容易な操作をすれば,携帯端末201にデータを書込んだり,有益な情報を情報処理装置101に表示させたり,さらにはWebサーバ301等から送信されるクーポン情報等の情報を携帯端末101の画面に表示させることができる。
さらに,ユーザは,Webサーバ301等のサーバを介さなくとも情報処理装置101と携帯端末201とで無線通信することが可能であるため,情報処理装置101がネットワーク機能がなく,外部と通信できなくても,ローカルで情報処理装置101と携帯端末201とでデータをやりとりすることができる。
すなわち,ユーザは頻繁に使用するコンテンツ等のデータが格納される位置(読込み位置又は書き込み位置)を,拡張タグに登録しておけば,ユーザは複雑なデータ選択操作をすることなく,単にリーダ/ライタ111にかざすだけで,データを情報処理装置101から携帯端末201に転送し,または携帯端末201から情報処理装置101にデータを転送することができる。
一方で,Webページ等のコンテンツを提供するサービス提供者は,拡張タグに対応するプラグイン124を開発し,拡張タグが埋め込まれたWebページを作成し,ネットワーク103を介して送信すればよく,情報処理装置101は携帯端末201からデータを無線通信で読込み/書き込みすることができる。
情報処理装置101のブラウザ120に組み込むプラグイン124は,ブラウザ120に機能追加するかたちで実装し,例えばHTML等のコンテンツデータに埋め込まれた拡張タグの解釈,表示,またはWebサーバ301との通信などはブラウザ120の機能が利用できるため,同等のアプリケーションを新規に開発するのに比べて非常に低コストで実現できる。
なお,従来では,携帯端末201から無線通信により読み込んだデータをネットワークを介してWebサーバ301に送信したり,Webサーバ301から送信されたデータを携帯端末201に書込んだりする場合,リーダ/ライタからネットワークを介して送信されたデータ等を処理するサーバを別途用意する必要があり,またクライアント側の情報処理装置101に上記サーバとやりとりするためのアプリケーションを開発する必要があったため,サービス提供者は,莫大なコストを要していた。また,Webサーバ301からWebページ等のコンテンツを提供するコンテンツホルダ等も,上記サーバを導入するなどの必要があり多額の費用を要するため,新規参入するための障壁となっていた。
また,サービス提供者側が,情報処理装置101をキオスク端末として店舗に設置すれば,ユーザはプラグイン124を組み込む必要がないため,そのままユーザが保有する携帯端末201を情報処理装置101のリーダ/ライタ11にかざせば情報処理装置101と無線通信でき,より一層ユーザに対する操作負担を軽減することができる。
なお,本明細書において,情報処理装置101,携帯端末201,またはWebサーバ301に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは,必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく,並列的あるいは個別に実行される処理(例えば,並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
また,プログラムは,1台の情報処理装置101,携帯端末201,またはWebサーバ301により処理されるものであっても良いし,複数の情報処理装置101,携帯端末201,またはWebサーバ301によって分散処理されるものであっても良い。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例を想定し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記実施形態においては,情報処理装置101はネットワーク103に接続可能である場合を例にあげて説明したが,本発明はかかる例に限定されない。例えば,ネットワーク103に接続せずローカルで情報処理装置101と携帯端末201でブラウザ120を起動し,無線通信する場合でも実施することができる。
また上記実施形態においては,WebページはHTMLで記述される場合を例にあげて説明したが,本発明はかかる例に限定されない。例えば,Webページは,XMLまたはBMLなどのマークアップ言語で記述された場合でも実施することができる。
また上記実施形態においては,ストレージ装置114は,単体のハードディスクドライブから構成される場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,別体としてハードディスクドライブがさらに1または2以上備わる場合でもよく,またRAM,ROM,またはフラッシュメモリのうち少なくとも一つがさらに備わる場合でもよい。
また上記実施形態においては,メモリ104は,単体のRAMから構成される場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,メモリ104は,単体のRAMの他に,別体としてRAMがさらに1または2以上備わる場合でもよく,また単体のRAMの他に,ROM,またはフラッシュメモリ等のうち少なくとも一つがさらに備わる場合でもよい。
上記実施形態においては,情報処理装置101,携帯電話機201,Webサーバ301に備わるブラウザ等はソフトウェアからなる場合を例にあげて説明したが,本発明はかかる例に限定されない。例えば,上記ブラウザは,1又は2以上の回路から構成されたハードウェアの場合であってもよい。
本発明は,情報処理システム,情報処理装置,コンピュータプログラム,および情報処理方法に適用可能である。
本実施の形態にかかる情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置101の画面表示の概略を示す説明図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置101の構成を概略的に示すブロック図である。 本実施の形態にかかる携帯端末の概略的な構成を示すブロック図である。 本実施形態にかかるWebサーバの構成を概略的に示すブロック図である。 本実施の形態にかかるWebページのデータ構造の概略を示す説明図である。 本実施の形態にかかる拡張タグが埋め込まれたWebページを表示する表示処理の概略を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる拡張タグによって実行されるアクセス処理の概略を示すフローチャートである。
符号の説明
100 情報処理システム
101 情報処理装置
103 ネットワーク
120 ブラウザ
124 プラグイン
201 携帯端末
301 Webサーバ

Claims (14)

  1. 無線通信装置と,該無線通信装置との間でデータを無線通信可能な情報処理装置とを備える情報処理システムであって:
    前記情報処理装置は,
    コンテンツを読み込んだ後,該コンテンツのデータ中に埋め込まれ,かつ前記コンテンツが画面に出力される際のフォーマット又は前記コンテンツのデータ構造を少なくとも規定する画面出力制御情報に基づいて前記コンテンツを画面に出力するブラウザと;
    前記無線通信装置との間でデータを無線通信する無線通信部とを備え,
    前記コンテンツのデータには,前記無線通信装置の所定の記憶領域に対するアクセス処理を制御するアクセス制御情報が,さらに埋め込まれ;
    前記ブラウザは,読み込んだ前記コンテンツに埋め込まれている前記アクセス制御情報に基づいて,前記無線通信部に対し,前記アクセス処理を実行するよう指示し;
    前記無線通信部は,前記ブラウザからの指示に基づいて,無線通信可能領域内の前記無線通信装置に対し前記アクセス処理を実行することを特徴とする,情報処理システム。
  2. 前記アクセス処理は,前記無線通信装置の所定の記憶領域からデータを読み込む処理又は前記記憶領域にデータを書込む処理のうち少なくともいずれか一方の処理であることを特徴とする,請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記無線通信装置を備えた携帯端末の画面には,前記情報処理装置の無線通信部により実行された前記アクセス処理の結果が表示されることを特徴とする,請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 無線通信装置との間でデータを無線通信可能な情報処理装置であって:
    コンテンツを読み込んだ後,該コンテンツのデータ中に埋め込まれ,かつ前記コンテンツが画面に出力される際のフォーマット又は前記コンテンツのデータ構造を少なくとも規定する画面出力制御情報に基づいて前記コンテンツを画面に出力するブラウザと;
    前記無線通信装置との間でデータを無線通信する無線通信部とを備え,
    前記コンテンツのデータには,前記無線通信装置の所定の記憶領域に対するアクセス処理を制御するアクセス制御情報が,さらに埋め込まれ;
    前記ブラウザは,読み込んだ前記コンテンツに埋め込まれている前記アクセス制御情報に基づいて,前記無線通信部に対し,前記アクセス処理を実行するよう指示し;
    前記無線通信部は,前記ブラウザからの指示に基づいて,無線通信可能領域内の前記無線通信装置に対し前記アクセス処理を実行することを特徴とする,情報処理装置。
  5. 前記コンテンツには,前記アクセス処理が実行される記憶領域の位置を指定する位置指定情報が含まれ,
    前記ブラウザは,読み込んだ前記コンテンツに埋め込まれている前記アクセス制御情報と位置指定情報とに基づいて,前記位置指定情報に指定された位置に該当する記憶領域に対してアクセス処理を実行するよう前記無線通信部に指示することを特徴とする,請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記アクセス処理は,前記無線通信装置の所定の記憶領域からデータを読み込む処理又は前記記憶領域にデータを書込む処理のうち少なくともいずれか一方の処理であることを特徴とする,請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は,前記無線通信装置に対するアクセス処理の結果を画面に表示することを特徴とする,請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記コンテンツは,マークアップ言語で記述されたWebページであって,前記画面出力制御情報および前記アクセス制御情報は,タグで識別される情報であり,前記位置指定情報は,前記アクセス制御情報の属性情報であることを特徴とする,請求項5に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータをして,無線通信装置との間でデータを無線通信する無線通信部を備えており,外部装置からネットワークを介して送信されるコンテンツを読み込んだ後,該コンテンツのデータ中に埋め込まれ,かつ前記コンテンツが画面に出力される際のフォーマット又は前記コンテンツのデータ構造を少なくとも規定する画面出力制御情報に基づいて前記コンテンツを画面に出力する情報処理装置として実行させるコンピュータプログラムであって:
    前記無線通信装置の所定の記憶領域に対するアクセス処理を制御するアクセス制御情報がさらに埋め込まれたコンテンツを読み込み,該コンテンツの読込みに連動して,該コンテンツに埋め込まれている前記アクセス制御情報に基づいて,前記無線通信部に対し,前記アクセス処理を実行するよう指示することを特徴とする,コンピュータプログラム。
  10. 前記コンテンツには,前記アクセス処理が実行される記憶領域の位置を指定する位置指定情報が含まれ,
    前記コンピュータプログラムは,読み込んだ前記コンテンツに埋め込まれている前記アクセス制御情報と位置指定情報とに基づいて,前記位置指定情報に指定された位置に該当する記憶領域に対してアクセス処理を実行するよう前記無線通信部に指示することを特徴とする,請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記アクセス処理は,前記無線通信装置の所定の記憶領域からデータを読み込む処理又は前記記憶領域にデータを書込む処理のうち少なくともいずれか一方の処理であることを特徴とする,請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記コンピュータプログラムは,前記無線通信装置に対するアクセス処理の結果を画面に表示させることを特徴とする,請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記コンテンツは,マークアップ言語で記述されたWebページであって,前記画面出力制御情報および前記アクセス制御情報は,タグで識別される情報であり,前記位置指定情報は,前記アクセス制御情報の属性情報であることを特徴とする,請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  14. 無線通信装置との間でデータを無線通信する無線通信部を備え,外部装置からネットワークを介して送信されるコンテンツを読み込んだ後,該コンテンツのデータ中に埋め込まれ,かつ前記コンテンツが画面に出力される際のフォーマット又は前記コンテンツのデータ構造を少なくとも規定する画面出力制御情報に基づいて前記コンテンツを画面に出力する情報処理装置の情報処理方法であって:
    前記無線通信装置の所定の記憶領域に対するアクセス処理を制御するアクセス制御情報がさらに埋め込まれたコンテンツを読み込むステップと;
    前記コンテンツに埋め込まれている前記アクセス制御情報に基づいて,前記無線通信部に対し,前記アクセス処理を実行するよう指示するステップを含んでいることを特徴とする,情報処理方法。
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