JP2006058366A - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の電子カセッテでは、感光性フィルム内臓のカセッテと比較すると、臥している被験者と寝台の間にある撮影部位への挿入に対する操作性が劣る問題があった。
【解決手段】 X線撮影装置のX線検出面側又は/及びその裏面側に対して移動可能に保持されたスライド機構を有することで、被験者又は/及び寝台との撮影部位への挿入を容易に行うことができ、操作性の優れた撮影が可能になった。
【選択図】 図1

Description

本発明は、平面検出機を用いたカセッテ型の放射線画像撮影装置の構成に関するものである。
従来から、X線撮影として最も一般的な撮影方法はフィルム/スクリーン法であり、これは感光性フィルムとX線に対して感度を有している蛍光体を組み合わせて撮影する方法である。第2の撮影方法として、コンピューテッドラジオグラフィ(CR)法と呼ばれる方法も実用化されている。この方法は放射線の透過画像を蛍光体中に一旦、潜像として蓄積し、後に励起光を照射することにより潜像を読み出す方式である。
また近年の半導体プロセス技術の進歩に伴い、第3の撮影方法として半導体センサを使用して同様にX線画像を撮影する装置が開発されている。この種のシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真システムと比較して、極めて広範囲な放射線露出域の画像を記録できるという利点を有している。即ち、広範囲のダイナミックレンジのX線を光電変換手段により読み取って電気信号に変換した後に、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料やCRT等の表示装置に放射線画像を可視像として出力させることにより、放射線の露光量の変動に影響され難い、放射線画像を得ることができる。
図10は上述した半導体センサを用いた放射線画像撮影システムの概略図を示しており、X線画像撮影装置103には、複数の光電変換素子を二次元状に配置した検出面を有するX線検出センサ104が内蔵されており、X線発生部101から出射されたX線が被写体102に照射され、被写体102を透過したX線はX線検出センサ104により検出される。このX線検出センサ104から出力された画像信号は、画像処理手段105においてデジタル画像処理され、モニタ106上に被写体102のX線画像として表示される。このようなX線検出センサは形状から平面検出器、フラットパネル等と称される。
上記X線検出センサを用いた装置で、より迅速かつ広範囲な部位の撮影を可能にする為、操作性の優れた電子カセッテと称する可搬型の撮影装置がこれまでに提案されている(特許文献1参照)。
図11は従来のX線検出センサを用いた電子カセッテの概略構成断面図の例である。この電子カセッテは、X線を可視光に変換する蛍光体451aと、この可視光を電気信号に変換する格子状に配列された光電変換素子451bと、この光電変換素子451bをその上面に形成した基板451cから構成される撮像素子451と、この基板451cを指示する基台452と、光電変換素子451bからの電気信号を処理する電子部品を搭載した回路基板453aを搭載した回路基板453及び、光電変換素子451bと回路基板453とを電気的に接続する配線454と光電変換素子451b及び回路基板453に電源供給する為の電源回路460と電源用配線461と、これらを収納する筐体455などから構成されている。尚、電源回路460の具体例としては、バッテリとDC/DC電源回路との組合せあるいは図示しない電源ケーブルより外部から所定の電圧を供給されて各種電圧を生成するDC/DC電源などから構成される。
このような構成とすることで、薄型軽量化し可搬性を向上することができた。
特開昭56−11395号公報
前述の従来例では、可搬性を向上することができた。しかしながら前述の電子カセッテは撮影部位によって被験者の体重が載ることや、可搬時に誤って衝突・落下させてしまう場合などを想定し、内部のX線検出センサを保護する為の強度・耐振動性・耐衝撃性を考慮した構造になっていため、従来の感光性フィルム内臓のカセッテと比較すると厚さ・重量が増加していることや、筐体周辺部に緩衝部材などを構成している場合もあり、臥している被験者と寝台の間にある撮影部位への挿入性が劣る問題があった。
そこで本発明は、上述のような問題を解消することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明は、被写体を透過した放射線の強度分布を検出する放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器を内包する筐体と、前記筐体の放射線入力面側又は/及びその裏面側に前記筐体に対して移動可能に保持されたスライド機構を有することを特徴とする放射線画像撮影装置である。
以上説明したように、本発明に係るX線画像撮影装置は、前記筐体の放射線入力面側又は/及びその裏面側に前記筐体に対して移動可能に保持されたスライド機構を有することスライド機構を有することで、被験者又は/及び寝台との撮影部位への挿入を容易に行うことができ、操作性の優れた撮影が可能になった。
本発明を図1〜図9に図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態では、本発明の放射線画像撮影装置の例として、X線を用いて被検者を撮影する医療用の撮影装置(X線画像撮影装置)について説明するが、本発明を他の被写体を撮影するX線画像撮影装置又は他の放射線を用いた撮影装置に適用することも可能である。
図1は第1の実施の形態の断面図、図2は斜視図である。
図1を用いて第1の実施例の構成を説明する。X線を可視光に変換する蛍光体1aと、この可視光を電気信号に変換する格子状に配列された光電変換素子1bと、この光電変換素子1bをその上面に形成した基板1cから構成される撮像素子1と、この基板1cを指示する基台2と、光電変換素子1bからの電気信号を処理する電子部品を搭載した回路基板3及び、光電変換素子1bと回路基板3とを電気的に接続する配線4から構成されるX線検出センサは、これらを収納する筐体5の図示に無い側壁に固定されている。
シート7、9は筐体5の開口部5aを介し筐体の外側/内側を通る帯状のシートとなっている。また、図2の斜視図に示すように帯状シート7はX線検出領域1´全面を覆って筐体5に固定されている。
帯状シート7、9は筐体5の側壁に設けられた開口部5aより、筐体内部のガイド部材8、10を介し配置されている。ガイド部材8、10は筐体5に取り付けられており、位置調整し固定することで帯状シート7、9の張力を調整する。また、帯状シート7、9と筐体5開口部5aの隙間には図示に無い遮光壁が設けられている。
X線検出面側の帯状シート7は、X線透過率の高い材質を用いるが、その裏面側の帯状シート9は、X線透過率の低い材質を用いることで入射したX線の筐体5裏面側から外部への透過を抑制する。
帯状シート7、9の表面側7a、9aは、帯状シートの裏面側7b、9bよりも摩擦力が3倍以上となっている2層で構成されている。帯状シートの裏面側7b、9bと筐体外面との間には、帯状シート裏面側7b、9bとの接触面の摩擦力が同等以下の表面層からなる補助シート6が設けられている。これにより、被験者又は/及び寝台との接地面側の最大摩擦力をより大きく、筐体接地面側の最大摩擦力を極力小さくすることで、被験者又は/及び、寝台は帯状シート7、9にしっかりと接地され追従し、帯状シート7、9は裏面7b、9bと筐体側が滑ることでスライドする構造になっている。
図3はガイド部材にコロを用いた場合の実施例の部分断面図である。左側に図示してある筐体5開口部5a寄りのコロ13は、筐体5の図示に無い側壁に固定された軸12を介し取り付けられている。右側に図示してあるX線検出センサ寄りのコロ13は、固定軸12に図示に無い連結部材により固定された移動軸11を介し取り付けられている。
図4は第1の実施形態の変形例であり、ガイド部材にコロを用いた場合の実施例の部分断面図である。この実施形態では、コロ13、15は通常回転しているが、図示に無いブレーキ機構によりロックし、移動軸14が固定軸12側へ移動しコロ13とコロ15で帯状シート7を挟み、保持固定する。これは図示に無い外部に設けられたスイッチにより操作可能で、帯状シート7が固定されることにより、電子カセッテが測定部位に配置された際に、その位置がずれてしまわないよう保持することが可能となる。
図5は第1の実施形態の変形例であり、ガイド部材にコロを用いた場合の実施例の部分断面図である。この実施形態では、コロ22とコロ23は軸21を介し図示に無い連結部材により軸11、16に取り付けられている。コロ13とコロ22、コロ22とコロ23は接した状態で配置されており、X線検出面側のコロ13にコロ22を介して連結されているコロ23は、X線検出面側とは裏面側のコロ18にコロ22を介して連結されているコロ23と接することでX線検出面側及びその裏面側の帯状シート7、9が連動して動く。また、図示に無い外部に設けられたスイッチにより、図6のようにコロ23が離れることにより、連動を解除し、X線検出面側及び、その裏面側の帯状シート7,9をそれぞれ単独で可動させることも可能となる。図4の変形例と複合させ、図示に無い外部スイッチを操作することで、X線検出面側及び、その裏面側の帯状シート7、9を連動ロックもしくは、単独ロックし固定させることが可能となる。これにより、撮影部と寝台は動かさず被験者の位置のみ移動させるなど、位置の微調整が可能となる。
図7は第2の実施形態の側面図であり、図示に無いガイドフレームに取り付けられた帯状シート31からなるスライド機構は、電子カセッテ筐体30の内部を通さず、外側を覆うように配置されており、さらにX線検出面の裏面側は、図示に無いガイドフレームに固定された裏面側シート32からなるスライド機構が配置されている形態。
図8は第3の実施形態の側面図であり、X線検出面及びその裏面側には帯状シートを用いたスライド機構、端面部及び側面部にはコロを用いたスライド機構42を設け、それらスライド機構を固定するフレーム41を図示に無い取り付け部材により電子カセッテ筐体40の外側に配置されている形態。
図9の使用例に示すように従来の電子カセッテの構造にスライド機構を設けたことで臥している被験者と寝台の間にある撮影部位への挿入する際の挿入性が容易となり、優れた操作性の可搬型エックス線画像撮影装置となる。また、帯状シートを用いたスライド機構の場合は挿入方向と逆の方向へ移動回転し、被験者又は/及び寝台はシートに追従し移動するためさらに挿入性が容易となる。
なお、上述の実施形態のX線画像撮影装置は、特許請求の範囲を逸脱することなく、多様に変形することが可能であることは言うまでも無い。例えば、筐体より着脱可能な構造にしたりすることも出来る。
第1の実施形態のX線画像撮影装置の概略構成を説明する横断面図である。 第1の実施形態のX線画像撮影装置の概略構成を説明する斜視図である。 第1の実施形態のX線画像撮影装置のガイド部材を説明する部分断面図である。 第1の実施形態のX線画像撮影装置の変形例を説明する部分断面図である。 第1の実施形態のX線画像撮影装置の変形例を説明する部分横断面図である。 第1の実施形態のX線画像撮影装置の変形例を説明する部分横断面図である。 第2の実施形態のX線画像撮影装置の概略構成を説明する側面図である。 第3の実施形態のX線画像撮影装置の概略構成を説明する側面図である。 使用例の側面図である。 従来のX線画像撮影システムの説明図である。 従来のX線画像撮影装置の概略構成を説明する横断面図である。
符号の説明
1 X線検出パネル
1a 蛍光体
1b 光電変換素子
1c 基板
2 基台
3 回路基板
4 配線
5 筐体
5a 筐体開口部
6 補助シート
7、9 帯状シート
8、10 ガイド部材

Claims (9)

  1. 被写体を透過した放射線の強度分布を検出する放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器を内包する筐体と、前記筐体の放射線入力面側又は/及びその裏面側に前記筐体に対して移動可能に保持されたスライド機構を有することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 前記スライド機構は、前記筐体の端面にも有する請求項1記載の放射線画像撮影装置。
  3. 前記スライド機構は、シートを用いた機構によりスライドする請求項1記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記シートは、ガイド部材を介して帯状に配置されている請求項3記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記スライド機構は、転がり部材を用いた機構によりスライドする請求項1記載の放射線画像撮影装置。
  6. 前記スライド機構は、前記筐体と接する面である裏側よりも、被験者又は寝台と接する面である表側の摩擦力が大きくなるよう材質を組み合わせた請求項1記載の放射線画像撮影装置。
  7. 前記スライド機構は、固定及び移動の切替可能な請求項1記載の放射線画像撮影装置。
  8. 前記スライド機構は、前記放射線検出面側及び反対面側の両側に設置されている場合、単独及び、同期して移動可能な請求項1記載の放射線画像撮影装置。
  9. 前記スライド機構は、前記放射線検出面側及び反対面側の両側に設置されている場合、片側単独ロック及び、両側連動ロックして固定可能な請求項1記載の放射線画像撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008043479A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Okayama Univ X線撮影器具挿入装置
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