JP2006057980A

JP2006057980A - 水の気化熱を促し活用した冷却パネル。

Info

Publication number: JP2006057980A
Application number: JP2004270535A
Authority: JP
Inventors: Akio Yuda; 秋夫湯田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-07-20
Filing date: 2004-08-20
Publication date: 2006-03-02

Abstract

【課題】近年、猛暑によるクーラーの稼動による、クーラーの廃熱が外気温を上昇させる、ヒートアイランド現象の増大を益々加速させている。
ヒートアイランド現象を抑える、地球に優しい冷却装置が求められている。
【解決手段】水の気化熱を活用し室内の温度を冷却するパネル。
窓枠にはめ込み取り付けが可能な、水の気化蒸発パネル両面に光触媒を塗布し、光触媒の特性の親水性を活用し、薄い膜を形成し、水の膜に振動を加え、水の気化を促する事を特徴とし簡単に取り付け取り外しが出来る冷却パネル。
【選択図】図３

Description

本発明は、水の気化熱よる冷風扇、冷却、冷房装置に関する。

夏場の、室内温度を冷却する為にクーラー、水の気化熱を活用とした冷却装置に冷風扇等がある。

近年、異常気象と言われ、季節の寒暖さが大きく、夏場の温度が高くなりこの為、クーラーの稼動が大きく、都市部では、クーラーの廃熱が、原因の一つと言われているヒートアイランド現象が増大している。

異常気象と言われ、温度が上昇したぶんクーラーの稼動が大きくクーラーの廃熱も多くなり、イタチごっこの状態がつづき都市部の外気温度が、益々上昇し、今後、このヒートアイランド現象は、増大するものと思われます。

夏場の、クーラーの稼動を抑えるために、色々取り組みが成されている。

温度上昇を抑えるために、緑地面積を増やす等の試みも成されている。

建物内の温度の上昇を抑えるために、建物の外壁に微細孔の有する部材を用い、この部材に水を含ませ水の気化熱を活用し室内を冷却する、試みも成されている。

外壁に微細孔を設けた部材等は、最初のみ、それなりの機能が発揮されるが、時間を有すると、カビ、汚れが目に付く等の欠点があった。

建物の外壁に常緑植物を植える等をし、直射日光を、回避するなども成されている。
特願２００１−２７７６５７特開２００３−３２８４６２特開平０８−０４２０１３

室内の温度の上昇を抑える、水の気化熱を活用する冷却装置の場合、水の気化する気化蒸発パネルの汚れの解消、気化パネルの建物への施工の容易さに問題が有り、解決しようとする問題点は、蒸発パネルの取り付け、取り外しが簡単で有り、水の気化熱を効率良く得る事に有る。

課題を解決しようとする課題

本発明の、気化蒸発パネルは、ガラス窓を取り外し、窓枠に取り付けが可能にする事、気化蒸発パネル両面に光り触媒を塗布し、光り触媒の特性で有る親水性を活用し、水の水滴化を阻止し水の膜を形成させ、水の膜に振動を加え水の気化の促進を促す事を主要な特徴としている。

発明の効果

本発明の、気化蒸発パネルは、既存のガラス窓に取り付け、取り外しが簡単に出来ている為、清掃及び取り扱いが容易に出来る利点がある。

気化蒸発パネルは、熱伝導率の高い材質のアルミ、ステンレス、ガラス、銅板等を用、気化蒸発パネルに振動を加える事により、水の気化を促する事が出来、従来の自然の気化より水の気化時間が早く、室内の冷却温度が低くなる特徴が有る。
窓枠全体に冷却パネルを取り付ける為、大きな冷却面を得る事が出来、又構成部品が少なく安価で冷却装置が出来る。

気化蒸発パネル両面に光触媒を塗布し上部散水装置から、散水された水を光触媒の特性である、親水性を活用し、気化蒸発パネル外部表面に水の膜を形成する。

気化蒸発パネル面で水が蒸発する際、室内に面した、パネル内側に室内の空気が冷却され発生する水滴を、光触媒の親水性の特性で水滴を水の膜に変える。

この、気化蒸発パネル両面に発生する水の膜に振動を加え、水の気化を促し冷気を得る。

気化蒸発パネルは、熱伝導率の高い材質で振動に耐えられる材質であれば、どのような材質の部材を用いても良い。

振動装置は、気化蒸発パネルの材質に応じて、より適した、振動周波数を決めれば良い。

気化蒸発パネル材質が硬いガラス等の場合ですと、超音波振動が適している。

アルミ材質の軟弱性気化蒸発パネルでは、低周波振動装置等が適している。

上部散水装置は、下部受水糟から循環パイプから得られる水を貯水し、散水する機能を有す装置である。

散水装置内の散水する部材は、微細孔の有する部材で水が徐々に滲み出る部材等とする。

散水装置内の散水する部材は、微細織り等の繊維で、水が徐々に滲み出る部材等とする。

散水装置に水が一時貯水される時、一部貯水水が気化し散水水が冷却される。

冷却された、散水水が気化蒸発パネル面に散水される。

受水糟内に循環ポンプを設け、受水槽内の水を、循環パイプを通し各上部散水装置内に水を送る。

気化蒸発パネル内に太陽電池を設け、太陽電池に光触媒を塗布し、太陽電池の電気を、水を送る循環ポンプ、振動装置に接続し太陽電池で稼動する事により、二酸化炭素を発生させない、地球に優しい冷却装置が出来る。

気化蒸発パネル上部と下部にガラス窓枠内に取り付け為の溝を設ける。

水の気化熱を活用する、気化蒸発パネルは、既存のガラス窓枠に取り付け可能で有る為、何方でも簡単に取り付けが出来る特徴が有る。

雨水を貯水し雨水を活用する事でより自然にやさしい冷却装置が可能になる。

は、本発明の正面図は、本発明の側面図は、本発明の斜視図

符号の説明

１気化蒸発パネル
２振動装置
３受水糟
４散水装置
５循環パイプ

Claims

熱伝導率の高い水の気化蒸発冷却パネル両面に光触媒塗布し、水の気化蒸発冷却パネル内に振動装置を設け、パネル上部に水が滲み出る部材の微細織り布シート又は、微細多孔質部材等で出来た散水装置、下部に受水糟を設け、受水槽の水を、循環パイプを通すて上部散水装置に、水を巡回する、振動による水の気化熱を促し活用した冷却パネル。