JP2006057749A - みそすり運動機構および一方向クラッチの組立方法 - Google Patents

みそすり運動機構および一方向クラッチの組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単でコンパクトな構成のもとに、微小なみそすり運動を行うことのできるみそすり運動機構と、そのみそすり運動機構を用いて一方向クラッチを容易に組みたてることのできる組立方法を提供する。
【解決手段】 外部から回転が与えられる軸6を2つの玉軸受7,8で支持し、そのうちの一方の玉軸受7について、内輪7bと外輪7aの間に周方向に所定の間隔で配置される複数のボール7cのサイズを、周方向に漸次相違させることにより、軸6に回転を与えたときに軸6に微小なみそすり運動を生じさせる。一方向クラッチの内側部材31と外側部材32の間の環状空間G内に、ローラ351、保持器351およびバネ353からなる組立体350を挿入して組み込むに当たり、上記のような微小なみそすり運動を加えつつ組立体350を押圧することにより、組立体350を容易に環状空間G内に組み込むことを可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、簡単な構成のもとに軸に対してみそすり運動を与えるみそすり運動機構と、その機構を用いた一方向クラッチの組立方法に関する。
自動車のエンジンの回転をオルタネータをはじめとする補機に伝達するベルト伝達機構における振動や騒音を緩和するために、従動側のプーリ、例えばオルタネータ側のプーリに一方向クラッチを組み込み、ベルト走行によるプーリの回転方向にはプーリ軸にトルクを伝達し、その反対の方向にはプーリ軸に対してプーリが空転するように構成する技術が知られており(例えば特許文献1参照)、オルタネータに適用した場合にはクラッチプーリオルタネータ(CPA)等と称される。
その例を図3(A)に軸平行断面図で、同図(B)には部分軸直交断面図で示す。この例では、プーリ軸に固定される円筒状の内側部材31の外側にプーリ(外側部材)32を配置し、プーリ32の両端部分を玉軸受33ところ軸受34によって内側部材31に回動自在に支持している。そして、玉軸受33ところ軸受34の間にローラタイプの一方向クラッチ35を設けている。
一方向クラッチ35は、内側部材31の外周面ととプーリ32の内周面をもその構成要素として、他の複数のローラ351と、その各ローラ351を周方向に所定の間隔で保持する保持器352と、その保持器352に取り付けられて各ローラ351を当該一方向クラッチ35の噛み合い方向に付勢するバネ353を備え、内側部材31とプーリ32との間の環状空間G内に挿入されている。そして、内側部材31の外周面には、ローラ351の数と同じだけのカム面31aが形成されている一方、プーリ32の内周面32aは内円筒面となっている。
以上の構成により、プーリ32が図中矢印Lの向きに回転する場合には、その回転によるローラ351の公転方向とバネ353の付勢力とが同方向となって、各ローラ351がカム面31aとプーリ32の内周面32aとの間の狭い空間側に向けて押され、内側部材31、ローラ351およびプーリ32が相互に噛み合った状態となり、プーリ32の回転が内側部材31に伝達される。
これに対し、プーリ32が矢印Fで示す向きに回転する場合には、その回転によるローラ351の公転によってバネ33の付勢力に抗してローラ351がカム面31aとプーリ32の内周面32aとの間の広い空間側に向けて移動し、内側部材31、ローラ351およびプーリ32は噛み合わずにプーリ32は空転し、これによってベルトの走行方向への振動がプーリ軸に伝わることが抑制される。
ところで、以上のような構成の一方向クラッチ付きのプーリ等においては、内側部材31と外側部材であるプーリ32との間に玉軸受33を組み込む関係上、一方向クラッチの複数のローラ351、保持器352およびバネ353は、内側部材31とプーリ32との間に玉軸受33を組み込んでから、これらの内側部材3とプーリ32の間の環状空間G内に挿入する必要がある。具体的には、図4に(A)に軸平行断面図を、同図(B)に部分軸直交断面図を示すような組立体350として、内側部材31とプーリ32との間の環状空間G内に挿入する。
しかしながら、内側部材31とプーリ32の間の環状空間Gに対して、組立体350を単純に軸方向に押し込むだけではうまく挿入することができず、無理に押し込むと保持器352が破損してしまう。これは、図4(B)と図3(B)を比較して明らかなように、ローラ351、保持器352およびバネ353からなる組立体350においては、図4(B)のようにバネ353により各ローラ351は保持器352のポケットの最端部に位置しているのに対し、内側部材31の内周面とプーリ32の間の環状空間G内に組み込まれた状態では、図3(B)に示すようにカム面31aの存在によって各ローラ351はポケットの最端部から若干中央側に位置した状態となり、この各ローラ351の位置の変化に起因して、図4(B)の状態の組立体350を単純に環状空間G内に軸方向に押し込むことができないためである。
このような実情に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果、組立体350を僅かに傾け、あるいはみそすり運動的にその傾きを変化させつつ環状空間Gに向けて挿入することにより、つまり組立体350を環状空間Gに押し込むための押圧部材に微小なみそすり運動を与えることにより、各ローラ351が適宜にバネ353の付勢力に抗して広い空間側に移動し、比較的小さい力で挿入可能であることをつきとめた。
みそすり運動、つまり歳差運動ないしは章動運動を行う機構としては、例えばカムなどを用いたものや、あるいは、2本の水平軸の間に傾斜させた軸を設けて、その傾斜軸の両端をそれぞれ水平軸に対して円錐面どうしで接触させて摩擦伝導により一方の水平軸から傾斜軸に対して回転を与えるとともに、傾斜軸の中間部分を球面軸受で支持することによって、傾斜軸にみそすり運動を付与するようにした機構が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平11−63025号公報 特開昭58−24647号公報
しかしながら、従来のみそすり運動機構は構造が複雑で、比較的装置構成が大きくなるばかりでなく、前記した一方向クラッチの組立工程に必要な微小な(揺動角度の小さい)みそすり運動を生起させることは困難である。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、簡単でコンパクトな構成のともに、微小なみそすり運動を行うことのできるみそすり運動機構と、そのみそすり運動機構を用いて一方向クラッチを容易に組み立てることのできる一方向クラッチの組立方法を提供することをその課題としている。
本発明のみそすり運動機構は、軸に対する入力回転運動を当該軸のみそすり運動に変換して出力するみそすり運動機構であって、外部から回転が与えられる軸と、その軸を回転自在に支持すべく内輪が当該軸に、外輪がハウジング側に固定された2つの玉軸受を備えるとともに、その各玉軸受のうちの少なくとも一方の玉軸受について、上記内輪と外輪の間に周方向に所定の間隔で配置されている複数のボールの各サイズが、周方向に漸次相違していることによって特徴づけられる(請求項1)。
ここで、本発明のみそすり運動機構においては、上記玉軸受としてアンギュラ玉軸受好適に用いることができる(請求項2)。
また、本発明の一方向クラッチの組立方法は、径方向内側と外側に配置される内側部材と外側部材の間に形成される環状空間に、複数のローラが保持器により周方向に所定の間隔で保持された状態で配置され、かつ、これらの各ローラは保持器に設けられた付勢手段により周方向一定の向きに付勢されているとともに、上記内側部材の外周面および外側部材の内周面が、上記各ローラに対応して周方向複数箇所で上記環状空間が周方向一方向へ向けて狭くなるくさび状の空間となるようにカム面が形成されてなる一方向クラッチを組み立てる方法であって、上記内側部材と外側部材をこれらの間に環状空間が形成されるように配置した状態で、保持器に各ローラおよび付勢手段を組み込んでなる組立体を、上記環状空間内にその一端側から挿入して組み付けるに当たり、請求項1または2に記載のみそすり運動機構の軸をみそすり運動させながら、その軸により上記組立体の他端側を押圧することによって特徴づけられる(請求項3)。
本発明は、軸を支持する玉軸受のボールを周方向に漸次相違させることによって、その玉軸受の内輪にいわば強制的に振れを生じさせ、その内輪に嵌合されている軸をみそすり運動させるものである。
すなわち、軸を2つの軸受で回転自在に支持し、そのうちの少なくとも一方の軸受について、ハウジングに固定される外輪と、軸が固定される内輪との間に介在する複数のボールのサイズを、周方向に漸次相違させ、内輪を外輪に対して軸方向に押しつけると、内輪は外輪に対して傾く。その状態で軸を回転、従って内輪を回転させると、内輪および軸は外輪に対してみそすり運動する。従って、みそすり運動のための機構を別途用いることなく、軸を支持する玉軸受内のボールのサイズの変更により、所要の運動を行うことができ、極めてシンプルでコンパクトな構造のもとに回転運動をみそすり運動に変換することができる。また、このみそすり運動の傾斜角度は、ボールサイズの差と配置の仕方で微小角度領域において随意に変化させることができ、例えばボールのピッチ円直径が数十mm程度の玉軸受を用いて、ピッチ円直径上で数十μm程度内輪が傾く程度の微小なみそすり運動を生じさせることができる。
また、以上の説明から明らかなように、ボールサイズを周方向に漸次相違させる玉軸受については、内輪とボールおよび外輪が軸方向に密着する必要があり、この玉軸受にはある程度の軸方向荷重を加える必要がある。従って本発明に用いる玉軸受としては、隙間の大きな深溝玉軸受でもいいが、この用途には請求項2に係る発明のようにアンギュラ玉軸受とすることが好ましい。
そして、請求項3に係る発明の一方向クラッチの組立方法では、以上のような微小なみそすり運動が可能な請求項1または2に係る発明のみそすり運動機構を用いて、軸に微小なみそすり運動を与えつつ、その軸により図4に例示した組立体350を内側部材31とプーリ32などの外側部材の間の環状空間Gに押し込むことにより、組立体350は比較的小さな押圧力のもとに環状空間G内に挿入することができる。
本発明のみそすり運動機構によると、軸を支持する2つの玉軸受のうちの少なくとも一方の玉軸受のボールのサイズを、周方向に漸次相違させるだけで、軸に与えた回転をみそすり運動に変換することができ、可及的にシンプルでコンパクトなみそすり運動機構が得られる。
また、本発明の一方向クラッチの組立方法によれば、内側部材と外側部材の間の環状空間内に、ローラ、保持器および付勢手段の組立体を微小なみそすり運動をする軸により押し込むので、比較的小さな押圧力により組立体を環状空間内に挿入することができ、保持器の破損や圧痕の発生といった不具合も生じることがなく、高い歩留りのもとに一方向クラッチを組み立てることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態のテストスタンドの断面図である。
ベース1上に複数本、例えば4本のガイド柱2が鉛直方向に沿って固定されており、この各ガイド柱2に、滑り軸受3を介して昇降部材4が摺動変位自在にガイドされている。ベース1と昇降部材4の間には、各ガイド柱2に沿って圧縮コイルばね5が設けられており、この各圧縮コイルばね5によって、常態時において昇降部材4は図示のようにガイド柱2の上端部近傍に位置するように構成されている。
昇降部材4には、鉛直方向に沿った軸6がアンギュラ玉軸受7を介して回動自在に支持されている。この軸6の上端側には、アンギュラ玉軸受8を介してカップ状の押圧部材9が相対回転自在に配置されていてる。また、軸6の下端部には、その軸線上に位置する円柱状のガイド部6aと、その周囲の円筒状の押圧部6bが一体に形成されている。ガイド部6aは後述するワークWの内側部材31の内周面に若干の隙間をもって嵌まり込む直径とされ、押圧部6bは同じく後述する組立体350の端面部分を押圧する直径並びに厚さを有している。
以上の各アンギュラ玉軸受のうち、下側のアンギュラ玉軸受7は、その外輪7aが昇降部材4にねじ止めされた外輪支持部材10に嵌合固定されており、このアンギュラ玉軸受7の内輪7bは軸6に圧入固定されている。また、上側のアンギュラ玉軸受8は、その外輪8aが押圧部材9に嵌合固定され、内輪8bは軸6に圧入固定されている。また、軸6には、上下のアンギュラ玉軸受7,8の間に水平方向に沿った回転アーム11が取り付けられており、この回転アーム11を軸6の回りに回すことによって当該軸6が回転するように構成されている。
上記した上下のアンギュラ玉軸受7,8のうち、少なくともいずれか一方、例えば下側のアンギュラ玉軸受7は、そのボール7cのサイズが、周方向に漸次相違している。その例を図2(A),(B)に模式的に示す。この図2(A),(B)に示している数値は、各ボール7cの相対的な直径差を示している。すなわち、0は当該アンギュラ玉軸受7で用いられる標準的な直径を示し、他の数値はその標準的なボールに対する直径差をμm単位で示している。図2(A)では、12個のボールを用いて、互いに対向する位置のボールを0(標準的な直径)とし、その2つのボールから両側に向けて5μmずつボールサイズを大きくもしくは小さくし、最大で±15μmの直径差を付している。図2(B)では、同じく12個のボールを用いて、1つのボールを0(標準的な直径)とし、一方側に向けて5μmずつボールサイズを大きくし、他方側には5μmずつボールサイズを小さくし、−30μm〜+25μmの直径差を設けている。
下側のアンギュラ玉軸受7を、例えば図2(A)のボール配置として、外輪7aを水平に固定し、この外輪7aと内輪7bおよび各ボール7cが相互に密着するように鉛直方向に押圧すれば、内輪7bは+15μmのボール側が高く、−15μmのボール側が低くなった状態で傾き、それに伴って内輪7bが嵌合固定されている軸6が傾く。その状態で回転アーム11を操作して軸6に回転を与えると、下側のアンギュラ玉軸受7の各ボール7cの公転によりこれらの各ボール7cの位置が周方向に変化する結果、内輪7b並びに軸6の傾き方向が回転位相に従って次第に変化する結果、軸6はみそすり運動をする。
さて、ベース1の上面には、軸6と同軸上にワーク支持台12が配設されており、このワーク支持台12の上に、図3に例示した一方向クラッチのうち、組立体350を組付ける前の状態のワークW、つまり内側部材31とプーリ32とが玉軸受33を介して一体化されたワークWが載せられる。そして、図4に例示した組立体350を内側部材31とプーリ32の間の環状空間Gの上端部に載せた状態で、押圧部材10を介して軸6に鉛直下向きの力Fを加えつつ、回転アーム11を介して軸6を回転させる。これにより、軸6はみそすり運動をしながら、ガイド部6aが内側部材31の内周に入り込むと同時に、押圧部6bがみそすり運動しつつ組立体350の端面を押圧する。これにより、組立体350内のローラ351は適宜にバネ353の付勢力に抗して広い空間側に移動し、小さな押圧力FのもとにワークWの環状空間G内に入り込み、簡単かつ再現性よく組立体350を内側部材31とプーリ32の間に組み付けることができる。
なお、回転アーム11は手動により操作してもよいし、あるいは適当な伝達機構を用いてモータにより回転駆動してもよい。また、回転アーム11に代えてプーリ等を配置してモータの回転を伝達することもできる。
また、以上の実施の形態では、上下2つのアンギュラ玉軸受7,8のうち下側のアンギュラ玉軸受7のボール7cのサイズを周方向に漸次相違させた例を示したが、上側のアンギュラ玉軸受8のボールのサイズを周方向に漸次相違させてもよいし、上下双方のアンギュラ玉軸受7,8のボールのサイズを周方向に漸次相違させてもよい。ただし、上下双方のボールサイズを相違させる場合、上下の各軸受7,8内のボールサイズの位相が互いに反対とならないようにする必要があり、最も好ましくは最大径のボール位置が上下の各軸受7,8で同位相に位置するように組み込むとよい。
また、本発明のみそすり運動機構を用いて組み込む一方向クラッチとしては、上記したプーリに組み込まれるもののほか、内側部材と外側部材とを組み合わせた後に、これらの間に形成される環状空間内に、ローラ、保持器および付勢手段を組み合わせた組立体を挿入する必要のある任意の構造のものを挙げることができる。
更に、本発明のみそすり運動機構は、以上のような一方向クラッチの組立工程のほか、他の任意の工程や機器に採用し得ることは勿論である。
本発明の実施の形態のテストスタンドの断面図である。 (A),(B)はいずれも図1の実施の形態の下側のアンギュラ玉軸受7の各ボール7cのサイズの例を示す模式図である。 一方向クラッチを組み込んだプーリの構成例を示す図で、(A)は軸平行断面図で、(B)は部分拡大軸直交断面図である。 図3における内側部材31とプーリ32の間に組付けられる一方向クラッチの組立体の構成例を示す図で、(A)は軸平行断面図で、(B)は部分軸直交断面図である。
符号の説明
1 ベース
2 ガイド柱
3 滑り軸受
4 昇降部材
5 圧縮コイルばね
6 軸
6a ガイド部
6b 押圧部
7 アンギュラ玉軸受(下側)
7a 外輪
7b 内輪
7c ボール
8 アンギュラ玉軸受(上側)
9 押圧部材
10 外輪支持部材
11 回転アーム
W ワーク
31 内側部材
32 プーリ(外側部材)
33 玉軸受
350 組立体
351 ローラ
352 保持器
353 バネ

Claims (3)

  1. 軸に対する入力回転運動を当該軸のみそすり運動に変換して出力するみそすり運動機構であって、
    外部から回転が与えられる軸と、その軸を回転自在に支持すべく内輪が当該軸に、外輪がハウジング側に固定された2つの玉軸受を備えるとともに、その各玉軸受のうちの少なくとも一方の玉軸受について、上記内輪と外輪の間に周方向に所定の間隔で配置されている複数のボールの各サイズが、周方向に漸次相違していることを特徴とするみそすり運動機構。
  2. 上記玉軸受がアンギュラ玉軸受であることを特徴とする請求項1に記載のみそすり運動機構。
  3. 径方向内側と外側に配置される内側部材と外側部材の間に形成される環状空間に、複数のローラが保持器により周方向に所定の間隔で保持された状態で配置され、かつ、これらの各ローラは保持器に設けられた付勢手段により周方向一定の向きに付勢されているとともに、上記内側部材の外周面および外側部材の内周面が、上記各ローラに対応して周方向複数箇所で上記環状空間が周方向一方向へ向けて狭くなるくさび状の空間となるようにカム面が形成されてなる一方向クラッチを組み立てる方法であって、
    上記内側部材と外側部材をこれらの間に環状空間が形成されるように配置した状態で、保持器に各ローラおよび付勢手段を組み込んでなる組立体を、上記環状空間内にその一端側から挿入して組み付けるに当たり、請求項1または2に記載のみそすり運動機構の軸をみそすり運動させながら、その軸により上記組立体の他端側を押圧することを特徴とする一方向クラッチの組立方法。
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