JP2006057150A - 薄膜形成装置 - Google Patents

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Nobuyuki Takahashi
信行 高橋
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Abstract

【課題】 モニター基板の材質を限定することなく、頻繁なモニター基板の交換が行うことのできる薄膜形成装置を提供する。
【解決手段】 この発明のモニター基板装着装置は、前記基板ホルダーの中央部に開口した開口部を介して前記蒸着源と対峙する位置に設けられたモニター基板ホルダーと、未使用モニター基板が積層収納された着脱自在の未使用モニター基板収納箱と、使用済みモニター基板が積層収納される着脱自在の使用済みモニター基板収納箱と、前記未使用モニター基板収納箱から前記モニター基板ホルダーへモニター基板を送出し、前記モニター基板ホルダーへモニター基板を設置すると共に、モニター基板使用後において、前記モニター基板ホルダーから使用済みモニター基板収納箱へ使用済みモニター基板を送出して収納させるモニター基板移動手段とによって少なくとも構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、薄膜の形成状態をモニターするためのモニター基板が装着される薄膜形成装置に関する。
特許文献1は、被光照射体からの反射光又は透過光の光量をモニターする光学モニターであって、光源から射出された照射光を光学レンズにより集光して上記被光照射体上に照射する光照射手段と、上記被光照射体に照射される照射光の照射角度を所望の角度範囲に設定するための照射角度制御手段と、上記被光照射体からの反射光又は透過光を受光するための受光手段と、上記受光手段により受光した信号光を検出する光検出手段とを備えるものを開示する。
特許文献2は、可撓性フィルムからなる長尺モニター基板を断続的または連続的に薄膜形成装置内に供給して、長尺モニター基板の光学的特性の変化を光学的に検知する光学的膜厚監視方法、及び長尺モニター基板を所定長さで断続的に薄膜形成装置内の薄膜形成領域に供給する送込み手段と、薄膜形成領域にある長尺モニター基板に近傍して設けられた長尺モニター基板からの反射光又は透過光を受光する光ファイバーとを備える膜厚モニター装置を開示する。
特開2002−340523号公報 特開平8−219731号公報
従来の真空蒸着法により、光学薄膜を基板に形成する場合、基板に形成された膜厚に基づいて薄膜形成を制御することが必要であることから、特許文献1に開示されるように、モニター基板としてモニターガラスを用い、このモニターガラスに光を照射し、その反射光又は透過光を利用して基板に形成された膜厚を検出する方法が採られていた。また、多層膜の形成においては、蒸着中に頻繁にモニターガラスを交換する必要があり、バッチ式の真空蒸着においても、バッチ毎にモニターガラスを交換する必要があった。
また、特許文献2は、可撓性フィルムからなる長尺モニター基板を断続的又は連続的に薄膜形成装置内に供給して長尺モニター基板の光学的特性の変化を光学的に検知することによって、上記不具合を解決しようしたものであるが、長尺モニター基板に可撓性を持たせる必要があることから、材質が限定されるという不具合がある。
このため、この発明は、モニター基板の材質を限定することなく、頻繁なモニター基板の交換が行うことのできる薄膜形成装置を提供することにある。
したがって、この発明は、真空容器と、該真空容器内に配された蒸着源と、該蒸着源に対峙して回転可能に配され、複数の被処理基板が装着可能な基板ホルダーと、前記蒸着源に対峙して配されるモニター基板と、該モニター基板に光を照射し、その反射光によってモニター基板上に形成された膜厚を検出する膜厚検出手段とを少なくとも具備する薄膜形成装置において、前記基板ホルダーの中央部に開口した開口部を介して前記蒸着源と対峙する位置に設けられたモニター基板ホルダーと、未使用モニター基板が積層収納された着脱自在の未使用モニター基板収納箱と、使用済みモニター基板が積層収納される着脱自在の使用済みモニター基板収納箱と、前記未使用モニター基板収納箱から前記モニター基板ホルダーへモニター基板を送出し、前記モニター基板ホルダーへモニター基板を設置すると共に、モニター基板使用後において、前記モニター基板ホルダーから使用済みモニター基板収納箱へ使用済みモニター基板を送出して収納させるモニター基板移動手段とによって少なくとも構成されるモニター基板装着装置を具備することにある。
したがって、この発明によれば、未使用モニター基板が多数積層収納された未使用モニター基板収納箱から、モニター基板装着手段によって未使用モニター基板をモニター基板ホルダーに装着し、膜厚検査後に、モニター基板装着手段によって使用済みのモニター基板を使用済みモニター基板収納箱に収納するようにしたので、必要に応じて新しいモニター基板を交換可能であると共に、可撓性等が要求されないため、モニター基板を最適な材料に設定でき、正確な膜厚の検出が可能となる。さらに未使用モニター基板収納箱及び使用済みモニター基板収納箱を着脱自在としたので、多数のモニター基板を一度に交換することができ、交換作業の簡便化を達成することができるものである。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本願発明の実施例に係る薄膜形成装置1は、例えば図1に示すものである。この薄膜形成装置1において、真空容器2は、真空排気口4から図示しない真空ポンプによって真空引きされ、その内部に真空空間3が形成される。前記真空容器2内には、例えばスパッタ電極等の蒸着源5が配置され、それと対峙する位置に基板ホルダー6が配置される。
この基板ホルダー6は、支持柱8の先端に設けられ、前記基板ホルダー6の外周周縁に当接する複数のローラ9によって回転自在に支持される。前記基板ホルダー6の回転駆動機構7は、電動モータ71と、この電動モータ71の回転力を伝達する回転ロッド72と、この回転ロッド72の端部に設けられた駆動ギア73と、前記基板ホルダー6の外周縁部に沿って設けられ、前記駆動ギア73に噛合する環状ラック74とによって構成される。また、基板ホルダー6には、図2で示すように、基板ホルダー6上に所定の間隔で形成された複数の基板ホルダー蒸着用開口部12と、その中央に形成されたモニター基板用開口部11とが形成されている。また、基板10は、それぞれの基板蒸着用開口部12に装着される。
膜厚検出装置20は、前記モニター基板用開口部11を介して前記蒸着源5と対峙するように配されるモニター基板21と、このモニター基板21に対して光透過ガラス部22を介して光を照射し、その反射光を受光する膜厚検出部23とによって構成され、モニター基板21からの反射光を検出することによってモニター基板21に蒸着した膜の厚さを計測するものである。また、この計測結果は、前記蒸着源5の制御や前記真空空間3へのガスの導入を制御する因子として使用される。
前記モニター基板21の装着装置30は、図1乃至図2に示すように、前記基板ホルダーの6の中央部に開口した開口部11を介して前記蒸着源5と対峙する位置に、前記モニター基板21を保持するモニター基板ホルダー24と、未使用のモニター基板21が積層収納された未使用モニター基板収納箱31と、使用済みモニター基板21が積層収納される使用済みモニター基板収納箱32と、モニター基板21を必要に応じて前記モニター基板ホルダー24に設置するモニター基板移動装置37とによって少なくとも構成される。
前記薄膜形成装置1は、さらに、図1及び図3に示すように、複数の未使用モニター基板21が積層収納された未使用モニター基板収納箱31を、駆動ロッド34を介して上下動させる駆動装置34と、使用済みモニター基板21を積層収納する使用済みモニター基板収納箱32を、駆動ロッド36を介して上下動させる駆動装置35とを具備する。
前記基板移動装置37は、水平に移動可能なアーム部38と、このアーム部38の先端に形成されてモニター基板21に当接するハンド部39とを具備する。これによって、前記未使用モニター基板収納箱31からモニター基板ホルダー24に未使用モニター基板21を押し出して装着すると共に、モニター基板ホルダー24から使用済みモニター基板収納箱32に、使用済みモニター基板21を押し出して収納することができるものである。
図4は、モニター基板ホルダー24に装着されたモニター基板21が、アーム部38及びハンド部39によってモニター基板ホルダー24から押し出されて使用済みモニター基板収納箱32の収納部32aに収納された状態を示している。尚、図4において、24aは、モニター基板ホルダー24に開口する開口部を示し、その開口部24aの両側にはモニター基板21の移動方向に沿って前記モニター基板21を保持する保持部が形成されているものである。
図5は、未使用モニター基板収納箱31が下方へ一段移動し、収納部31aの二段目に収納されたモニター基板21がモニター基板ホルダー24へ押し出されてモニター基板ホルダー24に装着された状態を示したものである。
図6は、使用済みモニター基板収納箱32へ使用済みモニター基板21が収納される状態を示したものである。
以上説明したように、未使用モニター基板収納箱31には、多数のモニター基板21が積層収納されていることから、必要に応じて新しいモニター基板21を迅速にモニター基板ホルダー24に装着することができ、また使用済みモニター基板21も同様に迅速に積層収納することができる。
さらに、未使用及び使用済みモニター基板収納箱31,32が、共に着脱自在であることによって、多数のモニター基板21を一度に交換できるので、真空容器2内が非作業状態である時間を短くすることができるので、蒸着の作業性を向上させることができるものである。
本願発明の実施例に係る薄膜形成装置の概略構成図である。 装着装置の平面説明図である。 装着装置の側面説明図である。 装着装置の動作の一例を示した説明図である。 装着装置の動作の一例を示した説明図である。 装着装置の動作の一例を示した説明図である。
符号の説明
1 薄膜形成装置
2 真空容器
3 真空空間
4 真空排気口
5 蒸着源
6 基板ホルダー
7 回転駆動機構
8 支持柱
9 ローラ
10 基板
11 モニター基板用開口部
12 基板蒸着用開口部
20 膜厚検出装置
21 モニター基板
22 透過ガラス部
23 膜厚検出部
24 モニター基板ホルダー
30 装着装置
31 未使用モニター基板収納箱
32 使用済みモニター基板収納箱
37 基板移動装置
38 アーム部
39 ハンド部

Claims (1)

  1. 真空容器と、該真空容器内に配された蒸着源と、該蒸着源に対峙して回転可能に配され、複数の被処理基板が装着可能な基板ホルダーと、前記蒸着源に対峙して配されるモニター基板と、該モニター基板に光を照射し、その反射光によってモニター基板上に形成された膜厚を検出する膜厚検出手段とを少なくとも具備する薄膜形成装置において、
    前記基板ホルダーの中央部に開口した開口部を介して前記蒸着源と対峙する位置に設けられたモニター基板ホルダーと、
    未使用モニター基板が積層収納された着脱自在の未使用モニター基板収納箱と、
    使用済みモニター基板が積層収納される着脱自在の使用済みモニター基板収納箱と、
    前記未使用モニター基板収納箱から前記モニター基板ホルダーへモニター基板を送出し、前記モニター基板ホルダーへモニター基板を設置すると共に、モニター基板使用後において、前記モニター基板ホルダーから使用済みモニター基板収納箱へ使用済みモニター基板を送出して収納させるモニター基板移動手段とによって少なくとも構成されるモニター基板装着装置を具備することを特徴とする薄膜形成装置。
JP2004240791A 2004-08-20 2004-08-20 薄膜形成装置 Pending JP2006057150A (ja)

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