JP2006056201A - 濾過装置及びそれを有するインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 目詰まりし難い長寿命化した濾過装置及びそれを有するインクジェット記録装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 インクジェット記録装置に設けられた回復用濾過装置99は、下方から上方へ向けてインクが流れるフィルタ部110と、フィルタ部110を振動させることにより、フィルタ部110に付着した異物をフィルタ部110から離脱させる圧電素子112と、フィルタ部110の下方に設けられ、重力により落下した異物Qを収容する異物収容部138と、をハウジング114内に有する。
【選択図】 図6
【解決手段】 インクジェット記録装置に設けられた回復用濾過装置99は、下方から上方へ向けてインクが流れるフィルタ部110と、フィルタ部110を振動させることにより、フィルタ部110に付着した異物をフィルタ部110から離脱させる圧電素子112と、フィルタ部110の下方に設けられ、重力により落下した異物Qを収容する異物収容部138と、をハウジング114内に有する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、濾過装置及びそれを有するインクジェット記録装置に関し、更に詳細には、インクを濾過するのに最適な濾過装置及びそれを有するインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録ヘッドの吐出面から記録媒体へ向けてインク滴を吐出させて記録するインクジェット記録装置が多用されている。このようなインクジェット記録装置では、吐出液を収容する液体受け(キャップ)を、液体受けとして吐出面に対向する位置に配置している。
インクジェット記録装置を長時間放置した後に記録を開始する場合、インクジェット記録ヘッドの回復動作として、キャップをヘッド吐出面に押付けて装着状態(ON状態)にし、吐出口(ノズル)近傍の増粘インクを吸い出すことを行っている。吸い出したインクは、フィルタで濾過する濾過装置を通過した後、インク回収用の回収タンクに回収される。更に、回収した増粘インクを適度な粘度にするための補給液が、補給タンクから回収タンクに供給される。そして、回収タンク内のインクは、適度な粘度にされた後にインクボトルに再供給され、再利用される(例えば特許文献1〜3参照)。
しかし、フィルタで目詰まりが発生し易く、しかもフィルタの寿命が短いという問題があった。
なお、1個のインクジェット記録ヘッドに1個のキャップを設けているので、FWA(Full Width Array)型のインクジェット記録ヘッドを用いた場合にはフィルタを通過するインク流量が大量(一般的なスキャン方式のインクジェット記録ヘッドに比べ、数十倍の量)になり、この問題は特に深刻なものになる。
特開2003−127435号公報
特開2001−315357号公報
特開2002−200771号公報
本発明は、上記事実を考慮して、目詰まりし難い長寿命化した濾過装置及びそれを有するインクジェット記録装置を提供することを課題とする。
本発明者は、フィルタで目詰まりし易い原因について検討した。そして、回復動作の当初に吸い出した増粘インクがフィルタを通過していることに着目した。そして、ノズルやキャップに付着している紙粉や粉塵等が増粘インクに混入し、この紙粉や粉塵等によってフィルタに目詰まりが生じることを見い出した。また、紙粉や粉塵、及び増粘インクがフィルタを通過することにより、フィルタ寿命が短くなっていることも見い出した。
そして、本発明者は、紙粉や粉塵、増粘インクなどを、フィルタから除去することを鋭意検討し、本発明を完成するに至った。
請求項1に記載の発明は、下方から上方へ向けて被濾過液が流れるフィルタ部と、前記フィルタ部を振動させることにより、前記フィルタ部に付着した異物を前記フィルタ部から離脱させる振動手段と、前記フィルタ部の下方に設けられ、重力により落下した前記異物を収容する異物収容部と、をハウジング内に有することを特徴とする。
このように、請求項1に記載の発明では、フィルタ部に付着した異物を離脱させ、重力により落下させて異物収容部に収容する。従って、目詰まりし難い長寿命化した濾過装置が実現される。また、この離脱をさせるのが振動手段であるので、濾過装置の構成を簡素にし易い。
フィルタ部は、設定径以上の異物を通過させないものであれば良く、例えばメッシュ状の網体で構成されていてもよい。
フィルタ部を超音波振動させる場合、使用する周波数としては、一般的な超音波洗浄器において効果が高いと言われる周波数が望ましい。ただし、人間の可聴音である15〜20kHzの周波数は、マシンノイズを発生させ易いので避けたほうが好ましい。また、周波数が高いと小さな粒子の除去が可能になるが、洗浄強度は低下する。経験的には、フィルタ部に20〜50kHzの範囲内の振動が発生することが望ましい。また、一般的に超音波洗浄器で用いられている手法を応用し、フィルタ部に与える周波数をスイープすることも有効である。
請求項2に記載の発明は、前記異物収容部は、前記ハウジングの下部によって形成されていることを特徴とする。
これにより、部品構造を単純にでき、部品点数及びコストを削減することができる。また、異物収容部の容積を大きくし易い。
請求項3に記載の発明は、前記振動手段として圧電素子が設けられたことを特徴とする。
これにより、振動手段をコンパクトにすることができる。また、振動周波数の制御をし易い。
請求項4に記載の発明は、インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドと、前記インクジェット記録ヘッドにインクを供給するインク供給ラインと、を備え、請求項1に記載された濾過装置が前記インク供給ラインに設けられていることを特徴とする。
これにより、インク供給ラインで目詰まりし難いインクジェット記録装置を実現させることができる。
請求項5に記載の発明は、前記インクジェット記録ヘッドからのインクを収容する液体受けと、前記液体受けを介して前記インクジェット記録ヘッドの吐出面からインクを吸い出す吸出手段と、を備え、前記インク供給ラインとして、前記吸出手段で吸い出された一部又は全部のインクを再利用するインクとして流す再利用インクラインを設け、請求項1に記載された濾過装置が前記再利用インクラインに設けられていることを特徴とする。
再利用するインクには異物の含有量が多いので、請求項5に記載の発明により、再利用するインクを効率的に濾過するインクジェット記録装置が実現される。
請求項6に記載の発明は、前記インクジェット記録ヘッドに駆動信号を供給する駆動信号源が前記圧電素子に駆動信号を供給することを特徴とする。
これにより、部品点数を増大させなくて済み、コストダウンを図ることができる。また、圧電素子の制御性能を高めることができる。
本発明は上記構成としたので、目詰まりし難い長寿命化した濾過装置及びそれを有するインクジェット記録装置を実現させることができる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、第2実施形態以下では、既に説明した構成要素と同様のものには同じ符号を付してその説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。
まず、第1実施形態について説明する。
(全体構成)
図1には、第1実施形態のインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙Pをピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。以下、単に「搬送方向」というときは、記録媒体である用紙Pの搬送方向をいう。
図1には、第1実施形態のインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙Pをピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。以下、単に「搬送方向」というときは、記録媒体である用紙Pの搬送方向をいう。
給紙トレイ16の上方には、駆動ロール24及び従動ロール26に張架された無端状の搬送ベルト28が配置されている。搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙Pは、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
そして、用紙Pを搬送ベルト28で保持した状態で周回させることで、吐出領域SE内に複数回通過させて、いわゆるマルチパスによる画像記録を行うことができる。したがって、搬送ベルト28の表面が、本発明における用紙Pの周回経路となっている。
なお、搬送ベルト28は、一例として、半導電性ポリイミド材(表面抵抗値1010〜1013Ω/□、体積抵抗値109〜1012Ω・cm)を、厚さ75μm、幅380mm、周長1000mmに成形したものを使用できる。また、駆動ロール24及び従動ロール26としては、一例として、φ50mmのSUSロールを使用できる。
また、搬送ベルト28を設けずに、例えば円筒状あるいは円柱状に形成された搬送ローラの外周に、記録媒体(用紙P)を吸着保持して回転させる構成にしてもよい。ただし、本実施形態のように搬送ベルト28を使用すると平坦部分28Fが構成されるので、この平坦部分28Fに対応させて記録ヘッドアレイ30を配置でき、好ましい。
記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッドユニット32(以下、単にヘッドユニット32という)が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。なお、それぞれのヘッドユニット32においてインク滴を吐出する方法は特に限定されず、いわゆるサーマル方式や圧電方式等、公知のものを適用できる。
各ヘッドユニット32を構成するインクジェット記録ヘッド33は、ヘッドコントローラ60によって制御されるようになっている。ヘッドコントローラ60は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号をインクジェット記録ヘッド33に送る。
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、インクジェット記録ヘッド33の不具合を記録結果に反映させないようにしたりできる。
ヘッドユニット32には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応したリザーバタンク64が配置されている。
記録ヘッドアレイ30の近傍(本実施形態では搬送方向の両側)には、それぞれのヘッドユニット32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。ヘッドユニット32に対してメンテナンスを行う場合には、図2に示すように、記録ヘッドアレイ30が上方へ移動し、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、吐出面であるノズル面33N(図3参照)に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(バキューム、ダミージェット、ワイピング、キャッピング等)を行う。
なお、本実施形態では、4つのメンテナンスユニット34を2つずつの2組に分割し、記録ヘッドアレイ30、画像記録時には記録ヘッドアレイ30の搬送方向上流側及び搬送方向下流側にそれぞれ配置されるようにしている。
図3にも詳細に示すように、記録ヘッドアレイ30の搬送方向上流側には、電源38が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール26との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し、用紙Pを搬送ベルト28に押圧する押圧位置と、搬送ベルト28から離間した離間位置との間を移動可能とされている。押圧位置では、接地された従動ロール26との間に所定の電位差が生じるため、用紙Pに電荷を与えて搬送ベルト28に静電吸着させることができる。
帯電ロール36としては、例えば、シリコーンゴムの表面に導電性カーボンを被覆し、体積抵抗値106〜107Ω・cm程度に調整したφ14mmのロールを使用することができる。
また、電源38としては、図3では直流電源を挙げているが、用紙Pを所定電位に帯電させることが可能であれば、交流電源でもよい。
なお、帯電ロール36よりもさらに搬送方向上流側には、図示しないレジロールが設けられており、用紙Pが搬送ベルト28と帯電ロール36との間に至る前に位置合わせされる。
記録ヘッドアレイ30の搬送方向下流側には、剥離プレート40(図1、2参照)が配置されており、用紙Pを搬送ベルト28から剥離することができる。剥離プレート40としては、たとえば、厚さ0.5mm、幅330mm、長さ100mmのアルミプレートを使用することができる。
剥離された用紙Pは、剥離プレート40の搬送方向下流側で排出経路44を構成する複数の回動可能な排出ローラ対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
剥離プレート40の下方には、駆動ロール24との間で搬送ベルト28を挟持可能はクリーニングロール48が配置されており、搬送ベルト28の表面をクリーニングするようになっている。
給紙トレイ16と搬送ベルト28の間には、反転手段として、複数の反転用ローラ対50で構成された反転経路52が設けられており、片面に画像記録された用紙Pを反転させて搬送ベルト28に保持させることで、用紙Pの両面への画像記録を容易に行えるようになっている。
搬送ベルト28と排紙トレイ46の間には、4色の各インクをそれぞれ貯留するインクタンク54が設けられている。インクタンク54のインクは、インク供給ライン62(図5参照)によって、リザーバタンク64を経由して各ヘッドユニット32に供給される。インクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、公知の各種インクを使用できる。
図4に示すように、インクジェット記録装置12の全体は、コントローラ56によって制御され、用紙Pの取出しから画像記録、排出、さらにはメンテナンスを含む動作が制御されるようになっている。また、記録画像に関する各種のデータ等は、画像コントローラ58からコントローラ56に送られる。たとえば、後述するように、第1帯電モードや第2帯電モードでの印加電圧等は、記録画像のデータなどに応じて、コントローラ56で制御される。また、インクジェット記録ヘッド33はヘッドコントローラ60によって制御されており、コントローラ56からヘッドコントローラ60へ信号が送信されるようになっている。なお、コントローラ56、ヘッドコントローラ60及び帯電ロール36は、電源38から電力供給を受けるようになっている。
このような全体構成とされた本実施形態のインクジェット記録装置12では、上記したように、給紙トレイ16から取り出された用紙Pが搬送され、搬送ベルト28に至る。そして、帯電ロール36によって搬送ベルト28に押し付けられると共に、帯電ロール36からの印加電圧によって搬送ベルト28に吸着(密着)して保持される。この状態で、搬送ベルトの循環によって用紙Pが吐出領域SEを通過しつつ、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出されて、用紙P上に画像が記録される。1パスのみで画像記録する場合には、剥離プレート40で用紙Pで搬送ベルト28から剥離し、排出ローラ対42で搬送して排紙トレイ46に排出する。これに対し、マルチパスで画像記録を行う場合には、必要な回数に達するまで用紙Pを周回させて吐出領域SEを通過させた後、剥離プレート40で用紙Pで搬送ベルト28から剥離し、排出ローラ対42で搬送して排紙トレイ46に排出する。
(インク流動ライン)
インクジェット記録装置12には、図5に示すように、インクタンク54からヘッドユニット32へインクを供給するためのインク供給ライン62と、メンテナンス時(インクジェット記録ヘッド33の回復動作時)に使用され、流出方向が切り替え可能であるインク流出ライン63と、が各色毎に設けられている。
インクジェット記録装置12には、図5に示すように、インクタンク54からヘッドユニット32へインクを供給するためのインク供給ライン62と、メンテナンス時(インクジェット記録ヘッド33の回復動作時)に使用され、流出方向が切り替え可能であるインク流出ライン63と、が各色毎に設けられている。
以下、インク供給ライン62でインクタンク54からヘッドユニット32へインクを供給すること、及び、インクジェット記録ヘッド33の回復動作時にインク流出ライン63からインクを吸引すること、を一色(例えばイエロー)について説明する。他の色については同様であるので、その説明を省略する。
インク供給ライン62には、インクタンク54とリザーバタンク64との間に未使用インク用濾過装置66が設けられている。
インクジェット記録装置12には、この未使用インク用濾過装置66のインク流れ上流側に設けられ、インク供給ライン62へのインク送出し力を与えるリザーバタンク充填用ポンプ68と、リザーバタンク充填用ポンプ68を駆動させる充填用モータ70と、が設けられている。充填用モータ70はコントローラ56によって制御されている。
また、リザーバタンク64内のインクの液量をモニタするために、リザーバタンク64内の低位置L、高位置Hでのインクの有無を検出するセンサ72が設けられている。センサ72で計測したデータはコントローラ56へ送信される。
ヘッドユニット32は、各色毎に設けられたリザーバタンク64と、各リザーバタンク64の下側にそれぞれ設けられた複数のインクジェット記録ヘッド33と、で構成される。また、リザーバタンク64から流出したインクがインクジェット記録ヘッド33にまで到達できるように、リザーバタンク64とインクジェット記録ヘッド33とが配管接続されている。
インクジェット記録ヘッド33の下面側はノズル面33Nとなっており、1024個のノズルが配列されている。
メンテナンスユニット64は、図5に示すように、インクジェット記録ヘッド33の回復動作時、ノズル面33Nに押し付けられてノズル面33Nからのインクを受けるキャップ88と、キャップ88の流出口に接続され、下流端に三方バルブ94が接続されたインク流出管92と、を備えている。三方バルブ94は流出方向が切替可能になっており、流出方向の切り替えはコントローラ56によって制御されている。
また、三方バルブ94に接続され、廃液処理するインクを流す廃インクライン95が設けられている。廃インクライン95の下流端には廃インクタンク96が設けられている。
更に、三方バルブ94に接続され、再利用するインクを流す再利用インクライン97が設けられている。再利用インクライン97には、交換可能なように着脱自在にされた回復用濾過装置99が設けられており、また、再利用インクライン97の下流端はリザーバタンク64に接続されている。
また、インクジェット記録装置12は、キャップ88からインク流出管92へインクを吸い出す回復動作用ポンプ98と、回復動作用ポンプ98を駆動させる回復動作用モータ100と、を備えている。回復動作用モータ100は、充填用モータ70と同様、コントローラ56によって制御されている。
(未使用インク用濾過装置、及び、回復用濾過装置)
以下、回復用濾過装置99について詳細に説明する。なお、未使用インク用濾過装置66は、回復用濾過装置99と基本的な構成は同じなので、その詳細な説明を省略する。
以下、回復用濾過装置99について詳細に説明する。なお、未使用インク用濾過装置66は、回復用濾過装置99と基本的な構成は同じなので、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、回復用濾過装置99は、下方から上方へ向けてインクが流れるフィルタ部110と、フィルタ部110を振動させることによりフィルタ部110に付着した異物を離脱させる圧電素子112と、をハウジング114内に備えている。
ハウジング114は、金属製のハウジング上部116と、樹脂製のハウジング下部118とで構成される。
ハウジング上部116はフィルタ部110を保持しており、また、ハウジング上部116には、SUS板が付けられた中空円盤状の圧電素子112と、圧電素子112に電気接続された電極120と、が設けられている。ハウジング上部116には、圧電素子112の円周状外側壁を固定する外周側固定部122と、圧電素子112の円周状内側壁を固定する内周側固定部124と、が設けられている。圧電素子112の上側には、圧電素子112が良好に振動できるように空間126が形成されている。
電極120にはヘッドコントローラ60に接続された電気配線130が接続されており、圧電素子112はヘッドコントローラ60の駆動回路によって制御されている。ハウジング上部116には、このように電気配線130が接続可能となるように開口132が形成されており、接続後、開口132は封止されている。
更に、ハウジング上部116には、圧電素子112の中空位置にインク流出管134が形成されている。
ハウジング下部118は、振動によりフィルタ部110から離脱して重力により落下した異物を収容する溝状の異物収容部(異物蓄積溝)138を形成している。また、ハウジング下部118は、先端が異物収容部138よりも上方位置にまで延びたインク流入管140を中央に有する。再利用インクライン97を流れるインクは、このインク流入管140からハウジング114内に流入する。
図7に示すように、ハウジング上部116は、ハウジング上部本体142と中間リング部144とで構成される。中間リング部144の外周側には雄ねじ145が形成され、ハウジング上部本体142には、雄ねじ145とネジ結合可能な雌ねじ141が形成されている。このネジ構造により、中間リング部144は、ハウジング上部本体142との間でフィルタ部110を保持すると共に、第1シール部材(例えばオーリング)148を挟持できるようになっている。このように、金属部品同士でフィルタ部110を挟みこんで保持することにより、圧電素子112から超音波伝播を効率良く行うことができる。
ハウジング下部118にも、同様に雄ねじ155が形成され、この雄ねじ155とねじ結合する雌ねじ151が中間リング部144に形成されており、ハウジング下部118と中間リング部144との間で第2シール部材158を挟持できるようになっている。
なお、図8に示すように、1つの部品で構成されるハウジング上部117を設け、ハウジング上部117とハウジング下部118との間でフィルタ部110を挟持すると共に第1シール部材148を挟持する構成になっていてもよい。この場合、フィルタ部110とハウジング上部117とを溶接(例えば金属拡散接合、ろう付けなど)や接着剤(例えば剛性の高いエポキシ系接着剤)などで結合することにより、接合層119を介して圧電素子112から超音波伝播を効率良く行うことができる。
また、図6では、フィルタ部110の外周が円周である場合を示しているが、角部を有する外周(例えば、平面視で多角形の外周)にしてもよい。
以下、インクジェット記録ヘッド33の回復動作を行う際に回復用濾過装置99で異物が除去される作用について説明する。
回復動作を開始すると、コントローラ56は、廃インクライン95へ流れるように三方バルブ94を切り替える。そして、キャップ88をインクジェット記録ヘッド33のノズル面33Nに押し付けて装着状態(ON状態)とする。更に、回復動作用ポンプ98を駆動させて、インクジェット記録ヘッド33のノズル面33Nからインクを吸引する。
吸引初期のインクを廃インクライン95へ流した後、コントローラ56は、三方バルブ94の流出方向を再利用インクライン97へ切り替える。この結果、インク流入管140からハウジング114内に流入したインクは異物収容部138を満たし、更に、フィルタ部110の下側のゾーンを全て満たす。そして、フィルタ部110を通過したインクはインク流出管134から流出し、リザーバタンク64へ収容される。
所定流量のインクが回復用濾過装置99を通過した後、再利用インクライン97へのインク流入を停止し、圧電素子112を所定の周波数(20〜50Hzの範囲内)で振動させる。圧電素子112の振動は、インク中の水中超音波(音速1500m/sの縦波)として伝播する経路U(図6参照)と、ハウジング上部116を伝達する振動波(音速5000m/sの横波)として伝播する経路V(図6参照)とで、フィルタ部110を超音波振動させる。ここで、フィルタ部110の円周長は、超音波の周波数により同心円状の振動を起こす長さに予め決められている。なお、ハウジング下部118に超音波を供給する必要がないので、本実施形態ではハウジング下部118の材質を樹脂とする。
圧電素子112をこのように振動させることにより、フィルタ部110が同心円状の振動を起こし、フィルタ部110に付着した異物がフィルタ部110から離脱する。そして、この異物Qは重力により落下して、異物収容部138に収容される。
更に、コントローラ56は、回復動作で必要量のインクが流出したと判断すると、回復動作用ポンプ98の駆動を停止させる。そして、キャップ88をノズル面33Nから離してOFF状態とし、更に、ノズル面33Nのワイピング動作を行い、回復動作を終了する。
上記所定の周波数としては、振動させる上で効果の高い周波数を選定する。この周波数の選定としては、例えば以下に示す選定方法で行う。
周辺が固定された一様な厚さの円板の基本共振周波数F01は以下の数1で示される。
ここで、t、a、σ、ρは以下の値のことである。
t:円板の板圧(m)
a:円板の半径(m)
σ:ポアッソン比
ρ:円板の密度(kg/m3)
また、第二次、第三次の共振が同心円状に発生する。第二次共振周波数F02、第三次共振周波数F03は、それぞれ、数2、数3で与えられる。
a:円板の半径(m)
σ:ポアッソン比
ρ:円板の密度(kg/m3)
また、第二次、第三次の共振が同心円状に発生する。第二次共振周波数F02、第三次共振周波数F03は、それぞれ、数2、数3で与えられる。
例えば、フィルタ部110として、直径2cm、厚さ0.2mmのSUS製のものを用いた場合、約40kHzで第三次の共振で振動することになる。
ここで、フィルタ部110は、織り形状や開口径などの構造により、一様な厚さで均一な材料であるとは言えず、更に、異物の堆積による状態の変化が予想される。従って、数1で求められる周波数と一致しない可能性がある。しかし、厳密に共振する必要はなく、実験的に高い効果が得られる周波数を選定すればよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、回復用濾過装置99では、フィルタ部110に付着した異物を超音波振動によりフィルタ部110から離脱させ、異物収容部138に収容することができる。従って、回復用濾過装置99で目詰まりが発生し難く、また、回復用濾過装置99の寿命が長い。
また、回復用濾過装置99が着脱自在なので、異物収容部138に収容された異物が許容収容量を越えた場合、未使用の回復用濾過装置99に交換することによりインクジェット記録装置12を継続して使用することができる。
また、圧電素子112はヘッドコントローラ60の駆動回路によって駆動制御されており、この駆動回路はインクジェット記録ヘッド33の駆動制御をも行っている。ここで、1つのインクジェット記録ヘッド33には1024個のノズルが形成されており、駆動回路は、1024個の吐出用圧電素子を同時に駆動し、ノズルからインク滴を吐出するように制御できる回路である。本実施形態では、このような高い駆動制御能力を有する駆動回路によって圧電素子112の駆動制御をも行っている。従って、本実施形態のように回復用濾過装置99に取付けられた静電容量の大きい圧電素子112であっても、充分に駆動制御することができる。なお、ヘッドコントローラ60に圧電素子112を駆動制御させずに、圧電素子112を駆動制御する専用の駆動回路を設けることは、もちろん可能である。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図9に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べ、回復用濾過装置99に代えて、圧電素子の構成が異なる回復用濾過装置169を用いる。
次に、第2実施形態について説明する。図9に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べ、回復用濾過装置99に代えて、圧電素子の構成が異なる回復用濾過装置169を用いる。
本実施形態では、図9(B)に示すように、回復用濾過装置169を構成するハウジング上部166は、インク流出管164を構成部位として一体的に有する。そして、短筒状の圧電素子172がインク流出管164の外周面側から嵌め込まれている。圧電素子172には、ヘッドコントローラ60に接続された電気配線130が接続されており(図9(B)、(C)参照)、圧電素子172は、第1実施形態と同様にヘッドコントローラ60によって駆動制御される。
圧電素子172を駆動させると、圧電素子172で発生した超音波は、一部はインク中を伝播するが、大部分はハウジング上部166を伝播する経路Vを経由してフィルタ部110を振動させる。
本実施形態により、ハウジング外部から圧電素子172を容易に装着可能な回復用濾過装置169を実現させることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。図10、図11に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べて異なる回復用濾過装置179を設けている。
次に、第3実施形態について説明する。図10、図11に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べて異なる回復用濾過装置179を設けている。
回復用濾過装置179は、下方から上方へ向けてインクが流れるフィルタ部180と、フィルタ部180を振動させることによりフィルタ部180に付着した異物を離脱させるピエゾ素子182と、ピエゾ素子182を振動させる振動手段と、をハウジング184内に備えている。
ハウジング184は、ハウジング本体部188とハウジング上部186とで構成される。また、ハウジング184には、板状のフィルタ部180を周縁で支えるように収容する収容部190が形成されている。
フィルタ部180は、音波伝播板(超音波ホーン)194に保持され、音波伝播板194は積層型のピエゾ素子182によって保持されており、ピエゾ素子182からの振動が音波伝播板194を介してフィルタ部180に伝播するようになっている。上記振動手段は、この音波伝播板194とピエゾ素子182とで構成される。また、フィルタ部180の周縁部は、インクを通過させないようにするために、熱硬化性の接着剤や、同種金属の溶着によって目が詰められている。
そして、収容部190は、音波伝播板194及びピエゾ素子182をも収容できる形状になっており、ハウジング本体部188とハウジング上部186とが隙間なく接合できる構成になっている。なお、このような収容部190は、ハウジング本体部188及びハウジング上部186の両者に分割して形成されていてもよいし、何れか一方にのみ形成されていてもよい。
また、ハウジング本体部188には、異物収容溝198と、異物収容溝198の上縁から広がっている傾斜面196とが形成されており、インク流入口181から流入したインクは、フィルタ部180と傾斜面196との間の流動ゾーンZを経由してフィルタ部180を下方から上方へ通過し、ハウジング上部186に設けられたインク流出管204から流出するようになっている。なお、本実施形態では、インク流入口181はハウジング本体部188の側壁面に形成されている。
図12に示すように、音波伝播板194は、ピエゾ素子182の側から徐々に幅が細くなる形状にされている。これにより、超音波が収束してフィルタ部180に与える振動を大きくすることができる。
音波伝播板194とフィルタ部180とは溶接により接合されている。なお、溶接することに代えてエポキシ系接着剤で接着してもよい。ピエゾ素子182と音波伝播板194とはエポキシ系接着剤で接着されている。
ピエゾ素子182は、積層構造にされており、積層されている各電極板部200がヘッドコントローラ60に電気接続されている。
図13に示すように、ハウジング本体部188には、フィルタ部180の周縁部に当接する下側シール部材(オーリングなど)210を収容する凹部212が形成されている。同様に、ハウジング上部186には、フィルタ部180の周縁部に当接する上側シール部材214を収容する凹部216が形成されている。ここで、フィルタ部180の周縁部は、上述したように、目が詰められてインクを通過させない構造になっているので、下側シール部材210及び上側シール部材214によって完全にシールされ、インクが漏出しない構造になっている。なお、本実施形態では音波伝播板194とフィルタ部180との接合領域が、フィルタ部180の周縁部すなわち目詰まり部位に重なっているが、接合することにより、結果的にインク非通過構造となっていてもよい。
本実施形態により、フィルタに、より大きな超音波振動を発生させることができ、フィルタからの異物剥離効果を大きくできる。すなわち、フィルタ部180に付着した異物を効率良く離脱させ、異物収容部に沈殿させることができる。従って、目詰まりし難い長寿命化した回復用濾過装置179を実現できる。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
12 インクジェット記録装置
33 インクジェット記録ヘッド
60 ヘッドコントローラ(駆動信号源)
62 インク供給ライン
66 未使用インク用濾過装置(濾過装置)
88 キャップ(液体受け)
97 再利用インクライン
98 回復動作用ポンプ(吸出手段)
99 回復用濾過装置(濾過装置)
110 フィルタ部
112 圧電素子
114 ハウジング
138 異物収容部
169 回復用濾過装置(濾過装置)
172 圧電素子
179 回復用濾過装置(濾過装置)
180 フィルタ部
182 ピエゾ素子(圧電素子)
184 ハウジング
194 音波伝播板(振動手段)
198 異物収容溝(異物収容部)
Q 異物
33 インクジェット記録ヘッド
60 ヘッドコントローラ(駆動信号源)
62 インク供給ライン
66 未使用インク用濾過装置(濾過装置)
88 キャップ(液体受け)
97 再利用インクライン
98 回復動作用ポンプ(吸出手段)
99 回復用濾過装置(濾過装置)
110 フィルタ部
112 圧電素子
114 ハウジング
138 異物収容部
169 回復用濾過装置(濾過装置)
172 圧電素子
179 回復用濾過装置(濾過装置)
180 フィルタ部
182 ピエゾ素子(圧電素子)
184 ハウジング
194 音波伝播板(振動手段)
198 異物収容溝(異物収容部)
Q 異物
Claims (6)
- 下方から上方へ向けて被濾過液が流れるフィルタ部と、
前記フィルタ部を振動させることにより、前記フィルタ部に付着した異物を前記フィルタ部から離脱させる振動手段と、
前記フィルタ部の下方に設けられ、重力により落下した前記異物を収容する異物収容部と、
をハウジング内に有することを特徴とする濾過装置。 - 前記異物収容部は、前記ハウジングの下部によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の濾過装置。
- 前記振動手段として圧電素子が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の濾過装置。
- インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドと、
前記インクジェット記録ヘッドにインクを供給するインク供給ラインと、
を備え、
請求項1に記載された濾過装置が前記インク供給ラインに設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記インクジェット記録ヘッドからのインクを収容する液体受けと、
前記液体受けを介して前記インクジェット記録ヘッドの吐出面からインクを吸い出す吸出手段と、
を備え、
前記インク供給ラインとして、前記吸出手段で吸い出された一部又は全部のインクを再利用するインクとして流す再利用インクラインを設け、
請求項1に記載された濾過装置が前記再利用インクラインに設けられていることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。 - 前記インクジェット記録ヘッドに駆動信号を供給する駆動信号源で前記圧電素子に駆動信号を供給することを特徴とする請求項4又は5に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004242854A JP2006056201A (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | 濾過装置及びそれを有するインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004242854A JP2006056201A (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | 濾過装置及びそれを有するインクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006056201A true JP2006056201A (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=36104071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004242854A Pending JP2006056201A (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | 濾過装置及びそれを有するインクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006056201A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247509A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 弁開閉時期制御装置 |
JP2009051076A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Brother Ind Ltd | 液体吐出装置 |
KR101113608B1 (ko) | 2010-02-24 | 2012-02-13 | 제주대학교 산학협력단 | 표면 탄성파 잉크젯 헤드 |
JP2015047762A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
-
2004
- 2004-08-23 JP JP2004242854A patent/JP2006056201A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4577576B2 (ja) * | 2006-03-15 | 2010-11-10 | アイシン精機株式会社 | 弁開閉時期制御装置 |
JP2009051076A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Brother Ind Ltd | 液体吐出装置 |
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