JP2006053700A - 車室内物品管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両で出かけた際の忘れ物を確実になくすことがができる「車室内物品管理装置」を提供すること。
【解決手段】 車室内物品管理装置100は、搭乗者が降車前に携行する物品400の登録を行う物品登録部112と、搭乗者が再び乗車した後に搭乗者が携行する物品400を検出する物品検出部120と、検出された物品400と登録された物品400を比較して不足している物品400を判定する不足物品判定部130と、不足物品があるときに通知を行う通知部132とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両を乗降する利用者の持ち物の検出を行う車室内物品管理装置に関する。
従来から、各種の物品にRFID(Radio Frequency Identification)等のIDタグを貼付しておいてこれらの物品の紛失等を管理する物品管理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この物品管理装置では、RFIDリーダ等を含む物品探査手段を備えた機器を利用者が携帯あるいは所定空間に設置しておいて、その探査範囲も探査対象の物品が存在することを確認するとともに、未検出の物品があるときに警告を行っている。
特開2002−163301号公報(第4−7頁、図1−11)
ところで、特許文献1に開示された物品管理装置では、探査範囲から物品が持ち出されたことは検出できるが、探査範囲から一旦離れていった物品が再び探査範囲内に戻ってきたか否かをチェックすることができないため、忘れ物をなくすことができないという問題があった。例えば、探査範囲として車室内を考えたときに、車両で移動してレジャー施設に到着して遊んだ後に帰路についた時点で物品をチェックすることはできない。車両の搭乗者全員に探査手段を有する機器を持たせることで、探査対象の物品の紛失をなくすことはできるかもしれないが、この方法では必ず各利用者周辺の探査範囲に物品を置いておく必要があり、使用形態によっては現実的ではない。例えば、キャンプにCDプレーヤを持っていったときにCDプレーヤをキャンプ地においてハイキングに出かける場合を考えると、CDプレーヤから離れたとき警告が行われるため、その都度この警告を解除する必要があり、結局この物品管理装置が役立たなくなってしまう。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、車両で出かけた際の忘れ物を確実に防止することができる車室内物品管理装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の車室内物品管理装置は、車両の搭乗者が降車前に、この搭乗者が携行する物品の登録を行う物品登録手段と、搭乗者が再び乗車した後に、この搭乗者が携行する物品を検出する物品検出手段と、物品検出手段によって検出された一あるいは複数の物品と、物品登録手段によって登録された一あるいは複数の物品とを比較して、不足している物品を判定する不足物品判定手段と、不足物品判定手段によって判定された物品があるときに通知を行う不足物品通知手段とを備えている。これにより、搭乗者が車両に乗り込む際に、登録されている管理対象の物品に対して不足している物品があるときにこの不足物品が検出されて通知が行われるため、車両で出かけた際の忘れ物を確実になくすことができる。
また、上述した不足物品通知手段は、不足している物品のリストを提示して通知を行うことが望ましい。これにより、不足している物品のリストを見ながら確認することができるため、車外に何を忘れてきたか具体的に知ることができる。
また、上述したリストに含まれる物品の中から管理対象から除外する物品を指定する物品指定手段をさらに備えることが望ましい。これにより、不足している物品の中から不要な物品を指定して管理対象から除外することができるため、車外で捨てたり他人に譲ったりした物品を管理の対象から外すことが可能になる。
また、管理対象となる物品には、物品情報が保持された無線タグが装着されており、無線タグに保持された物品情報を無線方式で読み取る無線タグ読み取り装置をさらに備え、物品検出手段は、無線タグ読み取り装置によって読み取られた物品情報に基づいて物品の検出を行うことが望ましい。これにより、物品を車外から車室内に持ち込んだときに物品情報を自動的に読み取ることが可能になり、物品情報を読み取る際の手間を省くことができる。
また、物品の検出開始を指示する検出開始指示手段をさらに備え、物品検出手段は、検出開始指示手段によって検出開始が指示されたときに、物品の検出を行うことが望ましい。これにより、任意のタイミングで物品の検出を開始することが可能になり、搭乗者全員が乗車した後に物品の検出を実施することができる。
また、上述した物品検出手段は、車両走行開始時に、物品の検出を行うことが望ましい。これにより、確実に搭乗者全員が車両に乗り込んだ後に物品の検出を実施することが可能になる。
また、上述した車両走行開始時は、エンジンが停止された後に再度キースイッチが投入されたときであることが望ましい。これにより、搭乗者が乗車してから車両の走行を開始する前に確実に物品の検出を行うことが可能になる。
また、上述した車両走行開始時は、パーキングブレーキが解除されたときであることが望ましい。これにより、確実に搭乗者全員が車両に乗り込んで走行を開始するタイミングで物品の検出を行うことができる。
また、車室内において搭乗者の人数を検出する搭乗者検出手段をさらに備え、車両走行開始時は、搭乗者検出手段による検出結果に基づいて、一旦減少した搭乗者人数が再び元の人数に戻ったときであることが望ましい。これにより、搭乗者全員が乗車した時点を確実に検出して物品検出を実施することができる。
また、物品の登録開始を指示する登録開始指示手段をさらに備え、物品登録手段は、登録開始指示手段によって登録開始が指示されたときに、物品の登録を行うことが望ましい。これにより、任意のタイミングで搭乗者が忘れ物をしたくないと考える物品が含まれるように登録を行うことが可能になる。
また、車両が自宅として登録された位置にあるか否かを判定する車両位置判定手段をさらに備え、物品登録手段は、キースイッチが投入されたときに車両位置判定手段によって車両が自宅位置にあると判定された場合に、物品の登録を行うことが望ましい。これにより、自宅から出発した時点で車両に持ち込んだ物品を管理対象として登録することが可能になり、外出先での忘れ物を確実になくすことができる。
また、車両が自宅として登録された位置にあるか否かを判定する車両位置判定手段をさらに備え、物品登録手段は、キースイッチが切断されたときに車両位置判定手段によって車両が自宅位置にあると判定された場合に、物品の登録内容をリセットすることが望ましい。これにより、自宅に戻って忘れ物のチェックが不要になった際に不要な登録内容をリセットして、次回の外出に備えることができる。
以下、本発明を適用した一実施形態の車室内物品管理装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態の車室内物品管理装置の全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の車室内物品管理装置100は、複数個(例えば4個)のRFIDリーダ110、物品登録部112、物品DB(データベース)114、登録開始指示部116、物品指定部118、物品検出部120、検出開始指示部122、搭乗者検出部124、センサ126、不足物品判定部130、通知部132、操作部140を含んで構成されている。また、この車室内物品管理装置100には、各種の操作画面や通知情報の表示を行うディスプレイ装置200と、車両が自宅として登録された位置にあるか否かを判定する機能を有するナビゲーション装置300とが接続されている。
RFIDリーダ110は、管理対象となる荷物としての物品400に装着された無線タグとしてのRFIDタグ410との間で無線通信を行って、このRFIDタグ410の内蔵メモリに格納されている物品情報を読み取る。例えば、車室内空間の四隅の所定位置に各RFIDリーダ110が設置されており、車室内のどこに置かれた物品400についてもRFIDタグ410との間で物品情報の送受信を行うことができるようになっている。
物品登録部112は、車両の搭乗者が携行する物品400を登録する処理を行う。この登録処理は、各物品400に装着されたRFIDタグ410に保持された物品情報をRFIDリーダ110を用いて無線方式で読み取ることにより行われる。登録された物品情報は、物品DB114に格納され、削除指示があるまで格納状態が維持される。登録開始指示部116は、物品登録部112における登録処理を開始する指示(登録開始指示)を行う。物品指定部118は、登録処理時に、物品情報の登録が不要な物品400を個別に指定して、この物品400を登録対象から除外する指示を行う。
物品検出部120は、車両が走行を開始した後に一旦降車した搭乗者が再び乗車したときに、この搭乗者が携行する物品400を検出する処理を行う。この検出処理は、上述した物品登録部112による登録処理と同様に、各物品400に装着されたRFIDタグ410に保持された物品情報をRFIDリーダ110を用いて無線方式で読み取ることにより行われる。検出開始指示部122は、物品検出部120における検出処理を開始する指示(検出開始指示)を行う。搭乗者検出部124は、センサ126を用いて車両の搭乗者を検出する処理を行う。この搭乗者検出部124では、少なくとも搭乗者の人数を検出する処理が行われる。検出方法はどのような手法を用いてもよい。赤外線を用いる場合、接触センサ、加圧センサ等を用いる場合等が考えられるが、検出方法に応じて適したセンサ126が用いられ、その出力に応じて搭乗者人数が検出される。
不足物品判定部130は、物品DB114に登録された物品情報と、物品検出部120によって検出された各物品400の物品情報とを比較し、物品DB114に登録された物品の中に物品検出部120によって検出されなかった物品400(不足物品)を判定する。通知部132は、不足物品判定部130によって不足物品が判定されたときに、所定の通知を行う。例えば、ディスプレイ装置200の画面上に不足物品のリストが提示されこの通知が行われる。このようにリスト表示された不足物品であっても管理対象から除外してもよい場合がある。例えば、この不足物品を走行途中の経由地で搭乗者以外の第三者に手渡した場合や捨てた場合などである。このような場合には、物品指定部118によってリスト中に一あるいは複数の物品400を指定して、これらの物品400を管理対象から除外することができる。操作部140は、搭乗者によって車室内物品管理装置100に対して各種の操作を行う。この操作部140は、車室内物品管理装置100の筐体の一部に備える場合の他に、ディスプレイ装置200とタッチパネルを組み合わせて実現するようにしてもよい。
上述した物品登録部112が物品登録手段に、物品検出部120が物品検出手段に、不足物品判定部130が不足物品判定手段に、通知部132が不足物品通知手段に、物品指定部118が物品指定手段に、検出開始指示部122が検出開始指示手段に、登録開始指示部116が登録開始指示手段にそれぞれ対応する。また、上述したRFIDリーダ110が無線タグ読み取り装置に、搭乗者検出部124が搭乗者検出手段に、ナビゲーション装置300が車両位置判定手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の車室内物品管理装置100はこのような構成を有しており、次にその動作を説明する。図2および図3は、本実施形態の車室内物品管理装置100の動作手順を示す流れ図である。
車両のキースイッチ(図示せず)が操作されて車室内物品管理装置100の電源が投入されると、まず、物品登録部112は、自宅として登録された位置(例えば自宅駐車場)に車両が停車中であるか否かを判定する(ステップ100)。車両が自宅の駐車場に駐車されている場合にはナビゲーション装置300からその旨の通知が行われ、ステップ100の判定において肯定判断が行われる。また、電源投入時に車両が自宅駐車場以外の場所に停車している場合にはステップ100の判定において否定判断が行われ、次に、登録開始指示部116は、登録開始指示が行われたか否かを判定する(ステップ101)。搭乗者の一人によって操作部140の所定キー(例えば「登録」キー)が押下されると、登録開始指示部116は、ステップ101の判定において肯定判断を行う。
本実施形態では、自宅駐車場において車両のキースイッチが投入された場合(ステップ100において肯定判断が行われた場合)と、自宅駐車場以外において操作部140が操作されて登録開始指示が行われた場合(ステップ101の判定において肯定判断が行われた場合)のいずれかにおいて、以下に示す登録処理が行われるものとする。
次に、物品登録部112は、RFIDリーダ110を用いてその通信範囲内に存在するRFIDタグ410の物品情報の読み取りを行い(ステップ102)、これらのRFIDタグ410が装着された物品400を特定する(ステップ103)。RFIDタグ410の物品情報には、物品に対応するコードと物品名とが少なくとも含まれているものとする。物品登録部112は、このようにして特定した全ての物品400の詳細情報をリスト形式でディスプレイ装置200に表示する(ステップ104)。このリストは、その表示内容を見た搭乗者が各物品400を管理対象から除外するか否かを判定するためのものであり、このリストには各物品400の物品名が含まれている。
次に、物品登録部112は、管理対象から除外する物品400が指定されたか否かを判定する(ステップ105)。この指定は、操作部140の操作内容を物品指定部118によって判定することにより行われる。物品指定部118は、操作部140の操作内容を検出しており、管理対象から除外する一あるいは複数の物品400が選択されると(ステップ106)、この選択内容を物品登録部112に通知する。この通知処理は管理対象から除外する物品400がなくなるまで繰り返され、なくなると(例えば、「登録」キーが押下されると)ステップ105の判定において否定判断が行われ、次に、物品登録部112は、物品指定部118から通知された物品400をリスト表示された物品400から除外して、各物品400の物品情報を物品DB114に登録する(ステップ107)。このようにして登録処理が終了した後、ステップ101に戻って登録開始指示の有無判定以降の処理が繰り返される。
次に、登録処理が終了した後に不足した物品400の検出を行う動作について説明する。自宅駐車場以外の場所で車両のキースイッチが操作されて車室内物品管理装置100の電源が投入され、登録指示がなされない場合(ステップ101の判定において否定判断が行われた場合)には、物品検出部120は、検出開始指示が行われたか否かを判定する(ステップ108)。搭乗者の一人によって操作部140の所定キー(例えば「検出」キー)が押下されると、検出開始指示部122は、ステップ108の判定において肯定判断を行う。
次に、物品検出部120は、RFIDリーダ110を用いてその通信範囲内に存在するRFIDタグ410の物品情報の読み取りを行い(ステップ109)、これらのRFIDタグ410が装着された物品400を特定する(ステップ110)。次に、不足物品判定部130は、物品検出部120によって特定された物品400と物品DB114に登録されている物品400とを比較し(ステップ111)、不足している物品が存在するか否かを判定する(ステップ112)。不足している物品400がない場合には否定判断が行われて、ステップ101に戻って登録開始指示の有無判定以降の処理が繰り返される。
また、不足している物品400がある場合にはステップ112の判定において肯定判断が行われ、次に、通知部132は、その不足している物品400の詳細情報をディスプレイ装置200の画面にリスト形式で表示して(ステップ113)、搭乗者に対する通知(警告)を行う。また、通知部132は、このリスト表示の動作と並行して、リスト表示された物品の中で管理対象から除外する物品400が指定されて解除指示が行われたか否かを判定する(ステップ114)。解除指示が行われない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、解除指示が行われた場合には肯定判断が行われて、ステップ101に戻って登録開始指示の有無判定以降の処理が繰り返される。
なお、自宅以外の場所で車両のキースイッチが操作されて車室内物品管理装置100の電源投入が行われた後、登録開始タイミングでも検出開始タイミングでもない場合(車両走行中等に対応する場合であって、ステップ101、108においてともに否定判断が行われた場合)には、物品登録部112は、自宅駐車場に到着したか否かを判定する(ステップ115)。この判定は、ステップ100と同様に、自宅到着の際にナビゲーション装置300から送られてくる通知に基づいて行われる。自宅に到着しない場合にはステップ115の判定において否定判断が行われ、ステップ101に戻って登録開始指示の有無判定以降の処理が繰り返される。また、自宅駐車場に到着した場合にはステップ115の判定において肯定判断が行われ、次に、物品登録部112は、物品DB114に登録されている物品情報を削除する(ステップ116)。
このように、本実施形態の車室内物品管理装置100では、搭乗者が車両に乗り込む際に、登録されている管理対象の物品に対して不足している物品があるときにこの不足物品が検出されて通知が行われるため、車両で出かけた際の忘れ物を確実になくすことができる。
また、不足物品が存在する場合の通知は、不足物品をリスト形式で特定して行われるため、搭乗者は、不足物品のリストを見ながら確認することができ、車外に何を忘れてきたか具体的に知ることができる。
また、上述したリストに含まれる物品の中から管理対象から除外する物品を指定することができるため、不足している物品の中から不要な物品を指定して管理対象から除外することができ、車外で捨てたり他人に譲ったりした物品を管理の対象から外すことが可能になる。
また、管理対象となる物品には、物品情報が保持されたRFIDタグ410が装着されており、RFIDタグ410に保持された物品情報をRFIDリーダ110を用いて無線方式で読み取っているため、物品を車外から車室内に持ち込んだときに物品情報を自動的に読み取ることが可能になり、物品情報を読み取る際の手間を省くことができる。
また、物品の検出開始が指示されたときに物品の検出を行っているため、任意のタイミングで物品の検出を開始することが可能になり、搭乗者全員が乗車した後に物品の検出を実施することができる。また、物品の登録開始が指示されたときに物品の登録を行っているため、任意のタイミングで搭乗者が忘れ物をしたくないと考える物品が含まれるように登録を行うことが可能になる。
また、車両が自宅として登録された位置(自宅駐車場)にあるか否かをナビゲーション装置300を用いて検出しており、自宅駐車場においてキースイッチが操作されて車室内物品管理装置100の電源が投入されたときに物品の登録を行っているため、自宅から出発した時点で車両に持ち込んだ物品を管理対象として登録することが可能になり、外出先での忘れ物を確実になくすことができる。また、自宅駐車場に戻ってきたときに登録内容をリセットすることにより、自宅に戻って忘れ物のチェックが不要になった際に不要な登録内容をリセットして次回の外出に備えることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、搭乗者によって操作部140が操作されて検出開始が指示されたときに、物品の検出を行うようにしたが、搭乗者が乗車したタイミングを自動的に検出して物品の検出を開始するようにしてもよい。例えば、エンジンが停止された後に再度キースイッチが投入されたときが車両走行開始時であると判定して物品の検出を行ったり、パーキングブレーキが解除されたときが車両走行開始時であると判定して物品の検出を行う場合が考えられる。これにより、確実に搭乗者全員が車両に乗り込んで走行を開始するタイミングで物品の検出を行うことができる。
また、一旦減少した搭乗者人数が再び元の人数に戻ったことを搭乗者検出部124によって検出したときが車両走行開始時であると判定して物品の検出を行うようにしてもよい。これにより、搭乗者全員が乗車した時点を確実に検出して物品検出を実施することができる。
また、上述した実施形態では、検出した物品と登録されている物品とを比較して不足物品がある場合に通知を行ったが、RFIDタグ410が装着された物品400が増加しているときにその増加した物品400を知らせる通知を行って、あるいはこの通知を省略して物品の追加登録を行うようにしてもよい。これにより、途中で買い物等を行って増えた物品を管理対象に加えることが可能になり、このような物品をその後に自宅に到着する前に紛失することを防止することができる。
また、上述した実施形態では、管理対象として物品400を考えたが、物品400を所持する搭乗者そのものを管理対象としてもよい。例えば、バス等の大型車両を考えたときに、各搭乗者にRFIDタグ410が装着された名札等(物品400に相当する)を持たせておけば、走行の途中で昼食等に立ち寄った際に搭乗者全員が乗車したか否かを実施形態の車室内物品管理装置100で調べることができる。
一実施形態の車室内物品管理装置の全体構成を示す図である。 本実施形態の車室内物品管理装置の動作手順を示す流れ図である。 本実施形態の車室内物品管理装置の動作手順を示す流れ図である。
符号の説明
100 車室内物品管理装置
110 RFIDリーダ
112 物品登録部
114 物品DB(データベース)
116 登録開始指示部
118 物品指定部
120 物品検出部
122 検出開始指示部
124 搭乗者検出部
126 センサ
130 不足物品判定部
132 通知部
140 操作部
200 ディスプレイ装置
300 ナビゲーション装置
400 物品
410 RFIDタグ

Claims (12)

  1. 車両の搭乗者が降車前に、この搭乗者が携行する物品の登録を行う物品登録手段と、
    前記搭乗者が再び乗車した後に、この搭乗者が携行する物品を検出する物品検出手段と、
    前記物品検出手段によって検出された一あるいは複数の物品と、前記物品登録手段によって登録された一あるいは複数の物品とを比較して、不足している物品を判定する不足物品判定手段と、
    前記不足物品判定手段によって判定された不足物品があるときに通知を行う不足物品通知手段と、
    を備えることを特徴とする車室内物品管理装置。
  2. 請求項1において、
    前記不足物品通知手段は、不足している物品のリストを提示して前記通知を行うことを特徴とする車室内物品管理装置。
  3. 請求項2において、
    前記リストに含まれる物品の中から管理対象から除外する物品を指定する物品指定手段をさらに備えることを特徴とする車室内物品管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    管理対象となる物品には、物品情報が保持された無線タグが装着されており、
    前記無線タグに保持された前記物品情報を無線方式で読み取る無線タグ読み取り装置をさらに備え、
    前記物品検出手段は、前記無線タグ読み取り装置によって読み取られた前記物品情報に基づいて物品の検出を行うことを特徴とする車室内物品管理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    物品の検出開始を指示する検出開始指示手段をさらに備え、
    前記物品検出手段は、前記検出開始指示手段によって検出開始が指示されたときに、物品の検出を行うことを特徴とする車室内物品管理装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記物品検出手段は、車両走行開始時に、物品の検出を行うことを特徴とする車室内物品管理装置。
  7. 請求項6において、
    前記車両走行開始時は、エンジンが停止された後に再度キースイッチが投入されたときであることを特徴とする車室内物品管理装置。
  8. 請求項6において、
    前記車両走行開始時は、パーキングブレーキが解除されたときであることを特徴とする車室内物品管理装置。
  9. 請求項6において、
    車室内において搭乗者の人数を検出する搭乗者検出手段をさらに備え、
    前記車両走行開始時は、前記搭乗者検出手段による検出結果に基づいて、一旦減少した搭乗者人数が再び元の人数に戻ったときであることを特徴とする車室内物品管理装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかにおいて、
    物品の登録開始を指示する登録開始指示手段をさらに備え、
    前記物品登録手段は、前記登録開始指示手段によって登録開始が指示されたときに、物品の登録を行うことを特徴とする車室内物品管理装置。
  11. 請求項1〜9のいずれかにおいて、
    車両が自宅として登録された位置にあるか否かを判定する車両位置判定手段をさらに備え、
    前記物品登録手段は、キースイッチが投入されたときに前記車両位置判定手段によって車両が自宅位置にあると判定された場合に、物品の登録を行うことを特徴とする車室内物品管理装置。
  12. 請求項1〜9のいずれかにおいて、
    車両が自宅として登録された位置にあるか否かを判定する車両位置判定手段をさらに備え、
    前記物品登録手段は、キースイッチが切断されたときに前記車両位置判定手段によって車両が自宅位置にあると判定された場合に、物品の登録内容をリセットすることを特徴とする車室内物品管理装置。
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Cited By (4)

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