JP2006053413A - 画像記録担体搬送用ガイド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に耐久性を一層向上させることができ、経済的に構成することを可能にする。
【解決手段】ガイド構造36を構成するガイド板36aは、鋼材製の板材で形成されており、蓄積性蛍光体シート16を案内するための案内面35を構成する。ガイド板36aには、少なくとも案内面35に超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37が、例えば、加熱圧着等により設けられる。超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37は、耐摩耗性に優れるとともに、摩擦係数が低いという特質を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像記録担体を搬送する際に、前記画像記録担体の面を損傷等から保護するための画像記録担体搬送用ガイド構造に関する。
人体等の放射線画像を記録する画像記録担体としてX線写真フイルムが知られている。また、X線写真フイルムに代えて、放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、その放射線エネルギの一部を蓄積し、後にレーザ光や可視光等の励起光を照射することで、蓄積されたエネルギに応じた輝尽発光を示す蓄積性蛍光体層を有する蓄積性蛍光体シートも多用されている。
これらの画像記録担体は、通常、遮光性のカセッテやマガジンに収納した状態で取り扱われる。カセッテは、シート状の画像記録担体を1枚ずつ収納するように構成されている。このカセッテが用いられるシステムでは、例えば、予め放射線画像情報が記録された画像記録担体が収容されたカセッテを装填するカセッテ装填部と、前記カセッテから取り出された前記画像記録担体に担持された放射線画像情報を読み取る読取部と、前記画像記録担体に残存する放射線画像情報を消去する消去部とを組み込むカセット方式の画像情報読取装置が採用されている。
ところで、上記の画像情報読取装置内では、画像記録担体が搬送ローラやガイド板を含む搬送系を介してカセッテから読取部及び消去部に搬送された後、前記カセッテに戻されている。その際、画像記録担体の面がガイド板等に摺接して前記面に擦過傷が発生するおそれがある。このため、擦過傷による塵埃等が読取部に付着して読み取り画質が低下するとともに、特に両面から輝尽発光光の読み取りを行う両面読み取り式蓄積性蛍光体シートでは、少なくとも画像記録面である表面又は裏面のいずれかに前記擦過傷が生じると、読み取り画質が低下するという問題がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されているように、蓄積性蛍光体シート用搬送ガイドを構成するガイド部材と、このガイド部材の蓄積性蛍光体シートが接触する部分の少なくとも一部に、高密度ポリエチレン不織布からなる保護部材を設ける蓄積性蛍光体シート用搬送ガイドが知られている。
特開平4−3143号公報(第4図)
上記の特許文献1では、高密度ポリエチレン不織布が優れた表面の滑性を有するため、蓄積性蛍光体シートの表面を損傷することがない。しかも、高密度ポリエチレン織布の表面には、適度な凹凸が設けられているため、ゴミやホコリが前記凹凸に埋没し、蓄積性蛍光体シートの面が傷付くことを有効に阻止できる。
本発明はこの種のガイド構造に関するものであり、特に耐久性を一層向上させることができ、長期間にわたって経済的に使用することが可能な画像記録担体搬送用ガイド構造を提供することを目的とする。
本発明は、画像記録担体を搬送する際に、前記画像記録担体の面を損傷等から保護するための画像記録担体搬送用ガイド構造である。このガイド構造は、画像記録担体を案内するための案内面を構成するガイド部材と、前記ガイド部材の少なくとも前記案内面に設けられる超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルムとを備えている。
また、画像記録担体は、蓄積性蛍光体シートであることが好ましい。蓄積性蛍光体シートの画像記録面及び裏面に擦過傷等が発生することを阻止することができ、高品質な画像を確実に得ることが可能になるとともに、蓄積性蛍光体シートを長期間にわたって良好に使用することができる。
本発明によれば、ガイド部材に超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルムが貼り付け等によって設けられるため、ガイド構造の製造工程全体が有効に簡素化される。しかも、超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルムは、耐摩耗性に優れるとともに、摩擦係数が低いため、耐久性の向上と画像記録担体の損傷の低減とが良好に図られる。
さらに、超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルムは、多孔質を有するため、塵埃等がこの多孔質内に入り込み、画像記録担体が前記塵埃等と摺動することがない。従って、画像記録担体の面が損傷することを確実に阻止することができる。
図1は、本発明の画像記録担体搬送用ガイド構造が適用される画像読取装置10の内部構成図である。
画像読取装置10は、ケーシング12の上部にカセッテ装填部14を備え、このカセッテ装填部14に形成された装填口15に対して、放射線画像情報が蓄積記録された画像記録担体、例えば、蓄積性蛍光体シート16を収容したカセッテ18が装填される。カセッテ18は、蓄積性蛍光体シート16を収容する本体部20と、蓄積性蛍光体シート16を出し入れさせるための開口部22を形成する蓋部材24とを備えている。
画像読取装置10の内部の装填口15に近接する部位には、カセッテ18の蓋部材24のロックを解除するロック解除機構28と、前記蓋部材24が開蓋されたカセッテ18から蓄積性蛍光体シート16を吸着して取り出す吸着盤30と、前記吸着盤30によって取り出された前記蓄積性蛍光体シート16を挟持搬送するニップローラ32とが配設される。なお、ロック解除機構28は、カセッテ18に挿入されて図示しないカセッテロック手段を解除するためのロック解除ピン29を有する。
ニップローラ32に連設して、複数の搬送ローラ34a〜34h及び本実施形態に係る画像記録担体搬送用ガイド構造36が配設され、これらにより湾曲搬送路38が構成される。ガイド構造36は、複数のガイド板(ガイド部材)36a〜36iを備える。
図2に示すように、ガイド板36aは、鋼材(SECC)製の板材で形成されており、蓄積性蛍光体シート16を案内するための案内面35を構成する。ガイド板36aには、少なくとも案内面35に超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37が、例えば、加熱圧着等により設けられる。
超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37は、耐摩耗性に優れるとともに、摩擦係数が低いという特質を有している。この超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37は、例えば、日東電工製「サンマップ」が使用されており、その厚さが0.2mm程度に設定される。
なお、ガイド板36b〜36iは、上記のガイド板36aと同様に構成されており、その詳細な説明は省略する。
ニップローラ32と搬送ローラ34aとの間には、読取処理が終了した蓄積性蛍光体シート16に残存する放射線画像情報を消去するための消去ユニット39が配設される。消去ユニット39は、消去光を出力する冷陰極管等の消去光源41を有する。
画像読取装置10の略中央部には、励起光であるレーザビームLを導出して蓄積性蛍光体シート16を走査する走査ユニット40が配設される。走査ユニット40は、レーザビームLを出力するレーザ発振器42と、レーザビームLを蓄積性蛍光体シート16の主走査方向に偏向する回転多面鏡であるポリゴンミラー44と、レーザビームLを反射させ、ガイド板36e上を通過する蓄積性蛍光体シート16に導く反射ミラー46とを備える。
搬送ローラ34eと走査ユニット40との間には、読取ユニット48が配設される。読取ユニット48は、一端部がガイド板36e上の蓄積性蛍光体シート16に近接して配置される集光ガイド50と、集光ガイド50の他端部に連結され、蓄積性蛍光体シート16から得られた輝尽発光光を電気信号に変換するフォトマルチプライヤ52とを備える。
本実施形態に係るガイド構造36及びこれを組み込む画像読取装置10は、以上のように構成されるものであり、次に、その動作について説明する。
先ず、放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シート16を収納したカセッテ18は、画像読取装置10に供給される。カセッテ18は、蓋部材24を下にしてカセッテ装填部14の装填口15に装填される。この蓋部材24は、ロック解除機構28を介してロックが解除される。
次いで、カセッテ18内の蓄積性蛍光体シート16は、吸着盤30の吸引作用下に前記カセッテ18から取り出される。カセッテ18から取り出された蓄積性蛍光体シート16の先端がニップローラ32に挟持されるのと略同時に、吸着盤30による前記蓄積性蛍光体シート16の吸着保持が解除される。
これにより、蓄積性蛍光体シート16は、ニップローラ32の回転作用下に鉛直下方向に向かって搬送される。この蓄積性蛍光体シート16は、搬送ローラ34a〜34h及びガイド板36a〜36iからなる湾曲搬送路38によって搬送される。
蓄積性蛍光体シート16は、搬送ローラ34d、34e間で副走査搬送されるとともに、走査ユニット40から射出されたレーザビームLが副走査方向と直交する主走査方向に蓄積性蛍光体シート16を走査する。すなわち、レーザ発振器42から出力されたレーザビームLは、高速で回転するポリゴンミラー44によって反射偏向された後、反射ミラー46を介して蓄積性蛍光体シート16に導かれる。
一方、レーザビームLが照射された蓄積性蛍光体シート16は、蓄積記録されている放射線画像情報に応じた輝尽発光光を出力する。この輝尽発光光は、蓄積性蛍光体シート16の主走査方向に沿って近接配置された集光ガイド50を介して読取ユニット48を構成するフォトマルチプライヤ52に導かれる。
このようにして放射線画像情報の読み取られた蓄積性蛍光体シート16は、搬送ローラ34h側まで搬送された後、湾曲搬送路38により逆転搬送され、搬送ローラ34a、ニップローラ32間に配置される消去ユニット39を通してカセッテ18に収容される。
このとき、消去ユニット39を構成する消去光源41が点灯し、出力される消去光が蓄積性蛍光体シート16に照射されることで、残存する放射線エネルギが除去される。放射線エネルギの除去された蓄積性蛍光体シート16を収容したカセッテ18は、画像読取装置10から抜き取られた後、次なる放射線画像情報の撮影に供される。
この場合、本実施形態では、ガイド構造36が、鋼材製のガイド板36a〜36iと、前記ガイド板36a〜36iの少なくとも案内面35に貼り付けられる超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37とを備えている。超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37は、耐摩耗性に優れるとともに、摩擦係数が低いという特質を有している。
このため、蓄積性蛍光体シート16は、ガイド板36a〜36iに直接接触することがなく、超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37の保護作用下に、前記蓄積性蛍光体シート16の面(画像記録面とは反対の面)に擦過傷等が発生することを確実に阻止することができる。しかも、ガイド構造36自体の耐久性を良好に向上させることが可能になり、前記ガイド構造36を長期間にわたって使用することができ、経済的であるという効果が得られる。
特に、蓄積性蛍光体シート16として、両面から輝尽発光光の読み取りを行う両面読み取り式蓄積性蛍光体シートが使用される際には、擦過傷による読み取り画質の低下を確実に阻止することが可能になる。これにより、蓄積性蛍光体シート16から得られる画像を高画質に維持するとともに、前記蓄積性蛍光体シート16を長期間にわたって良好に繰り返し使用することが可能になる。
さらに、ガイド構造36では、ガイド板36a〜36iに超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37が貼り付け等によって設けられている。従って、ガイド構造36の製造工程全体が有効に簡素化される。
さらにまた、超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム37は、多孔質を有するため、塵埃等がこの多孔質内に容易に入り込むことができる。このため、蓄積性蛍光体シート16が前記塵埃等と摺動することがなく、前記蓄積性蛍光体シート16の面が損傷することを確実に阻止することが可能になる。
本発明の画像記録担体搬送用ガイド構造が適用される画像読取装置の内部構成図である。 前記画像記録担体搬送用ガイド構造の要部説明図である。
符号の説明
10…画像読取装置 14…カセッテ装填部
16…蓄積性蛍光体シート 18…カセッテ
30…吸着盤 34a〜34h…搬送ローラ
35…案内面 36…ガイド構造
36a〜36i…ガイド板
37…超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルム
38…湾曲搬送路 39…消去ユニット
40…走査ユニット 48…読取ユニット

Claims (2)

  1. 画像記録担体を搬送する際に、前記画像記録担体の面を損傷等から保護するための画像記録担体搬送用ガイド構造であって、
    前記画像記録担体を案内するための案内面を構成するガイド部材と、
    前記ガイド部材の少なくとも前記案内面に設けられる超高分子量ポリエチレン製多孔質フイルムと、
    を備えることを特徴とする画像記録担体搬送用ガイド構造。
  2. 請求項1記載のガイド構造において、前記画像記録担体は、蓄積性蛍光体シートであることを特徴とする画像記録担体搬送用ガイド構造。

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