JP2006053249A - 基板加工方法、フォトマスクの製造方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板加工方法、フォトマスクの製造方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高精度であり、製造コストを抑えることも可能な基板加工方法を提供する。
【解決手段】 第1の領域及び第2の領域を有する被加工基板11、12上にレジスト膜13を形成する工程と、レジスト膜が形成された被加工基板の位置を変えずに、レジスト膜の第1の領域上に形成された第1の部分13aを第1の露光量で露光し、且つ、レジスト膜の第2の領域上に形成された第2の部分13bを第1の露光量よりも低い第2の露光量で露光する工程と、レジスト膜の第1の部分が除去され且つレジスト膜の第2の部分が残るような第1の現像条件でレジスト膜を現像する工程と、現像されたレジスト膜をマスクとして、被加工基板の第1の領域をエッチングする工程と、レジスト膜の第2の部分が除去されるような第2の現像条件でレジスト膜を再現像する工程と、再現像されたレジスト膜をマスクとして、被加工基板の第2の領域をエッチングする工程とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板加工方法、フォトマスクの製造方法及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の微細化に伴い、半導体装置の加工精度や半導体装置の製造に用いるフォトマスクの加工精度を確保することがしだいに難しくなってきている。以下、レベンソン型位相シフトマスクを例に説明する。
図5は、従来技術に係るレベンソン型位相シフトマスクの製造方法を模式的に示した断面図である。
まず、図5(a)に示すように、クオーツ基板11及び遮光膜12を有する被加工基板にポジ型レジスト膜16を形成する。続いて、レジスト膜16を電子線によって露光し、露光部分16aを得る。次に、図5(b)に示すように、現像液を用いてレジスト膜16を現像する。次に、図5(c)に示すように、図5(b)の工程で得られたレジスト膜16のパターンをマスクとして、遮光膜12をエッチングする。
次に、図5(d)に示すように、レジスト膜16を剥離した後、ポジ型レジスト膜17を形成する。続いて、レジスト膜17を電子線によって露光し、露光部分17aを得る。次に、図5(e)に示すように、現像液を用いてレジスト膜17を現像する。続いて、現像されたレジスト膜17のパターンをマスクとして、クオーツ基板11をエッチングする。最後に、図5(f)に示すように、レジスト膜17を剥離することで、クオーツ基板11及び遮光膜12がエッチングされた開口領域及び遮光膜12のみがエッチングされた開口領域を有するレベンソン型位相シフトマスクが作製される。
しかしながら、上述した方法では、図5(d)の工程でレジスト膜17を露光する際に位置合わせ誤差が生じる。そのため、図5(e)の工程でクオーツ基板11をエッチングしてクオーツ基板11に開口を形成する際に、クオーツ基板11の適切な位置に開口を形成することができない。そのため、高精度の信頼性の高い位相シフトマスクを作製することが困難である。また、露光装置への基板のセットやレジスト膜の塗布工程等を2回行わなければならないため、製造工程や製造時間が増加し、製造コストの低いフォトマスクを作製することが困難である。
公知技術として、特許文献1には、レベンソン型位相シフトマスクの製造方法が記載されているが、基本的な製造方法は上述した製造方法と同様であり、上述した問題を解決できるものではない。
このように、従来は、高精度で信頼性が高く、製造コストの低いフォトマスクを作製することが困難であった。このような問題は、フォトマスクの製造に限らず、その他の基板加工方法にも生じ得るものである。
特開平8−137090号公報
本発明は、高精度であり、しかも製造コストを抑えることも可能な基板加工方法等を提供することを目的としている。
本発明の一視点に係る基板加工方法は、第1の領域及び第2の領域を有する被加工基板上にレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜が形成された被加工基板の位置を変えずに、前記レジスト膜の前記第1の領域上に形成された第1の部分を第1の露光量で露光し、且つ、前記レジスト膜の前記第2の領域上に形成された第2の部分を前記第1の露光量よりも低い第2の露光量で露光する工程と、前記レジスト膜の第1の部分が除去され且つ前記レジスト膜の第2の部分が残るような第1の現像条件で前記レジスト膜を現像する工程と、前記現像されたレジスト膜をマスクとして、前記被加工基板の第1の領域をエッチングする工程と、前記レジスト膜の第2の部分が除去されるような第2の現像条件で前記レジスト膜を再現像する工程と、前記再現像されたレジスト膜をマスクとして、前記被加工基板の第2の領域をエッチングする工程と、を備える。
本発明によれば、レジスト膜の露光量及び現像条件を変えることにより、高精度であり、しかも製造コストを抑えることも可能な基板加工方法を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態に係り、レベンソン型位相シフトマスクの製造方法を模式的に示した断面図である。
まず、図1(a)に示すように、クオーツ基板(透光性基板)11及びクオーツ基板11上に形成された遮光膜12を有する被加工基板を用意し、遮光膜12上にポジ型レジスト膜13を形成する。続いて、レジスト膜13が形成された被加工基板を露光装置(図示せず)内に保持し、レジスト膜13の第1の部分13a及び第2の部分13bを、電子線によって露光する。このとき、第1の部分13aの露光量の方が第2の部分13bの露光量よりも高くなるようにする。具体的には、まず第1の部分13a及び第2の部分13bを同一の露光量で露光し、その後、基板を露光装置内に保持したままの状態で第1の部分13aのみを露光する。このようにすることで、効率的に露光処理を行うことができ、露光処理に費やされる時間を低減することができる。本例では、1回目の露光量と2回目の露光量とを同一の露光量とし、第1の部分13aの露光量が第2の部分の露光量の2倍になるようにしている。
次に、図1(b)に示すように、アルカリ現像液を用いてレジスト膜13を現像する。このとき、レジスト膜13の高露光量で露光された第1の部分13aが除去され、低露光量で露光された第2の部分13bが残るような条件(第1の現像条件)で現像を行う。具体的には、現像時間、現像液の濃度、現像液の温度等を調整することで、そのような条件を満たすことが可能である。この現像処理により、レジスト膜13の第1の部分13aの下の領域(第1の領域)が露出する。
次に、図1(c)に示すように、図1(b)の工程で得られたレジスト膜13のパターンをマスクとして、RIEにより、遮光膜12及びクオーツ基板11を順次エッチングする。
次に、図1(d)に示すように、アルカリ現像液を用いてレジスト膜13を再度現像する。このとき、レジスト膜13の低露光量で露光された第2の部分13bが除去されるような条件(第2の現像条件)で現像を行う。具体的には、現像時間、現像液の濃度、現像液の温度等を第1の現像条件と異ならせて現像を行う。この現像処理により、レジスト膜13の第2の部分13bの下の領域(第2の領域)が露出する。
次に、図1(e)に示すように、図1(d)の工程で得られたレジスト膜13のパターンをマスクとして、RIEにより、遮光膜12をエッチングする。
最後に、図1(f)に示すように、レジスト膜13を剥離することで、クオーツ基板11及び遮光膜12がエッチングされた開口領域21及び遮光膜12のみがエッチングされた開口領域22を有するレベンソン型位相シフトマスクが作製される。
このように、本実施形態では、同一のレジスト膜に高露光量領域と低露光量領域を形成し、レジスト膜の現像条件を変えることで、単一のレジスト膜に、開口領域21形成用のパターン及び開口領域22形成用のパターンを形成している。また、基板を露光装置内に保持したままの状態、すなわち基板位置を変えずに、高露光量の領域及び低露光量の領域が形成される。したがって、本実施形態の方法によれば、開口領域21用のパターンと開口領域22用のパターンとの間の相対的な位置精度を極めて高くすることができる。従来技術では、位置合わせ誤差が生じるため、例えばパターン間の相対的な誤差が100nm程度となるが、本実施形態の方法では、例えば10nm程度以下の誤差にすることが可能である。また、露光装置への基板のセットやレジスト膜の塗布工程が1回ですむため、製造工程や製造時間を低減することができる。したがって、高精度で信頼性が高く、製造コストの低いフォトマスクを作製することが可能となる。
なお、理想的には、1回目の現像工程において、高露光量領域のレジスト膜が完全に現像液に溶解し、且つ低露光量領域のレジスト膜が全く現像液に溶解しないようにすることが好ましい。ただし、実際には低露光量領域のレジストも若干は現像液に溶解する。実際に、1回目の現像工程を行った後では、低露光量領域のレジスト膜の膜厚は当初よりも若干減少していた。この状態で1回目のエッチングを行ったが、エッチング後のレジスト膜は十分な膜厚であり、低露光量領域のレジスト膜下の遮光膜がエッチングされることは全くなかった。
なお、上述した方法によって作製されたレベンソン型位相シフトマスク(フォトマスク)は、LSI等の半導体装置の製造に適用可能である。すなわち、半導体装置の製造工程に適用した場合には、図2に示すように、フォトマスク50上に形成されたパターンが、半導体素子、導電膜、絶縁膜等が形成された半導体基板51上のフォトレジスト膜52に転写されることになる。
(実施形態2)
図3は、本発明の第2の実施形態に係り、PSGマスクの製造方法を模式的に示した断面図である。PSGマスクは、露光装置のレンズ収差を測定するために用いられるものである。なお、PSGマスクについては、「H. Nomura,“New phase shift grating for measuring aberration”SPIE Vol.4346 25-35(2001)」及び「特許第3297423号公報」に詳細に記載されている。
まず、図3(a)に示すように、クオーツ基板(透光性基板)11及びクオーツ基板11上に形成された遮光膜12を有する被加工基板を用意し、遮光膜12上にポジ型レジスト膜13を形成する。続いて、レジスト膜13が形成された被加工基板を露光装置(図示せず)内に保持し、レジスト膜13の第1の部分13a及び第2の部分13bを、電子線によって露光する。このとき、第1の部分13aの露光量の方が第2の部分13bの露光量よりも高くなるようにする。具体的には、露光領域毎に露光量を変化させることが可能な露光装置を用い、第1の部分13aと第2の部分13bとで露光量を逐次変化させて露光を行う。本例では、第1の部分13aの露光量が第2の部分13bの露光量の2倍となるようにしている。このように露光領域毎に露光量を逐次変化させることで、いずれの領域も1回の露光ですみ、露光処理に費やされる時間を大幅に短縮することができる。なお、本実施形態では、図からわかるように、第1の部分13aと第2の部分13bとが隣接した領域が存在する。
次に、図3(b)に示すように、アルカリ現像液を用いてレジスト膜13を現像する。このとき、レジスト膜13の高露光量で露光された第1の部分13aが除去され、低露光量で露光された第2の部分13bが残るような条件(第1の現像条件)で現像を行う。具体的には、現像時間、現像液の濃度、現像液の温度等を調整することで、そのような条件を満たすことが可能である。この現像処理により、レジスト膜13の第1の部分13aの下の領域(第1の領域)が露出する。
次に、図3(c)に示すように、図3(b)の工程で得られたレジスト膜13のパターンをマスクとして、RIEにより、遮光膜12及びクオーツ基板11を順次エッチングする。
次に、図3(d)に示すように、アルカリ現像液を用いてレジスト膜13を再度現像する。このとき、レジスト膜13の低露光量で露光された第2の部分13bが除去されるような条件(第2の現像条件)で現像を行う。具体的には、現像時間、現像液の濃度、現像液の温度等を第1の現像条件と異ならせて現像を行う。この現像処理により、レジスト膜13の第2の部分13bの下の領域(第2の領域)が露出する。
次に、図3(e)に示すように、図3(d)の工程で得られたレジスト膜13のパターンをマスクとして、RIEにより、遮光膜12をエッチングする。
最後に、図3(f)に示すように、レジスト膜13を剥離する。これにより、クオーツ基板11及び遮光膜12がエッチングされた領域24a及び遮光膜12のみがエッチングされた領域24bからなる開口領域24と、遮光膜12のみがエッチングされた開口領域25と、開口領域24と開口領域25との間の遮光領域26とを有するPSGマスクが作製される。
所望の性能を満たすPSGマスクを得るためには、開口領域24の幅、開口領域25の幅及び遮光領域26の幅が等しく、且つ、領域24aの幅及び領域24bの幅が等しいことが重要である。従来技術を用いてPSGマスクを作製した場合には、例えば100nm程度の位置合わせ誤差が生じるため、上記のような寸法関係を高精度で満たすことは困難である。本実施形態の方法を用いることで、パターン間の相対的な誤差を例えば10nm程度以下にすることができ、所望の性能を満たす高精度のPSGマスクを作製することが可能である。
以上のように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、パターン間の相対的な位置精度を極めて高くすることができるとともに、製造工程や製造時間を低減することができる。したがって、高精度で信頼性が高く、製造コストの低いフォトマスクを作製することが可能となる。
なお、本実施形態においても第1の実施形態と同様、1回目の現像工程において、実際には低露光量領域のレジストも若干は現像液に溶解するため、低露光量領域のレジストの膜厚は若干減少していた。この状態で1回目のエッチングを行ったが、エッチング後のレジスト膜は十分な膜厚であり、低露光量領域のレジスト膜下の遮光膜がエッチングされることは全くなかった。
(実施形態3)
図4は、本発明の第3の実施形態に係り、上述した第1及び第2の実施形態で述べた手法と同様の手法を、半導体装置の製造におけるデュアルダマシン工程に適用したものである。
まず、図4(a)に示すように、MOSトランジスタ等の半導体素子(図示せず)が形成された半導体基板31上に、層間絶縁膜32、ヴィアプラグ(或いはコンタクトプラグ)33、層間絶縁膜34、配線35及び層間絶縁膜36等を形成する。続いて、このようにして得られた被加工基板の層間絶縁膜36上にポジ型レジスト膜37を形成する。次に、レジスト膜37が形成された被加工基板を露光装置(図示せず)内に保持し、レジスト膜37の第1の部分37a及び第2の部分37bを、電子線によって露光する。第1の部分37aはヴィアホールが形成される部分に対応し、第2の部分37bは配線溝が形成される部分に対応する。この露光処理では、第1の部分37aの露光量の方が第2の部分37bの露光量よりも高くなるようにする。具体的な方法は、第1の実施形態或いは第2の実施形態で述べた方法と同様である。なお、以下の図4(b)〜図4(f)の工程では、半導体基板31の図示は省略している。
次に、図4(b)に示すように、アルカリ現像液を用いてレジスト膜37を現像する。このとき、レジスト膜37の高露光量で露光された第1の部分37aが除去され、低露光量で露光された第2の部分37bが残るような条件(第1の現像条件)で現像を行う。具体的には、現像時間、現像液の濃度、現像液の温度等を調整することで、そのような条件を満たすことが可能である。この現像処理により、レジスト膜37の第1の部分37aの下の領域(第1の領域)が露出する。
次に、図4(c)に示すように、図4(b)の工程で得られたレジスト膜37のパターンをマスクとして、RIEにより、層間絶縁膜36をエッチングする。このエッチングによってヴィアホール38が形成され、配線35の上面が露出する。
次に、図4(d)に示すように、アルカリ現像液を用いてレジスト膜37を再度現像する。このとき、レジスト膜37の低露光量で露光された第2の部分37bが除去されるような条件(第2の現像条件)で現像を行う。具体的には、現像時間、現像液の濃度、現像液の温度等を第1の現像条件と異ならせて現像を行う。この現像処理により、レジスト膜37の第2の部分37bの下の領域(第2の領域)が露出する。
次に、図4(e)に示すように、図4(d)の工程で得られたレジスト膜37のパターンをマスクとして、RIEにより、層間絶縁膜37をエッチングする。このエッチングでは、層間絶縁膜37の途中でエッチングを止める。層間絶縁膜37の途中にエッチングのストッパー膜を形成しておいてもよい。このエッチング処理によって配線溝39が形成される。
次に、図4(f)に示すように、レジスト膜37を剥離する。続いて、ヴィアホール38及び配線溝39内に金属膜等の導電膜40を埋め込むことで、ヴィアプラグ及び配線が形成される。このようにして、図3(f)に示すようなデュアルダマシン構造が作製される。
以上のように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、パターン間の相対的な位置精度を極めて高くすることができるとともに、製造工程や製造時間を低減することができる。したがって、高精度で信頼性が高く、製造コストの低い半導体装置を作製することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係る基板加工方法の工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施形態の方法で得られたフォトマスクの適用例を模式的に示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る基板加工方法の工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る基板加工方法の工程を模式的に示した断面図である。 従来に係る基板加工方法の工程を模式的に示した断面図である。
符号の説明
11…クオーツ基板 12…遮光膜
13…レジスト膜
13a…レジスト膜13の第1の部分
13b…レジスト膜13の第2の部分
21、22、24、25…開口領域 26…遮光領域
31…半導体基板 32、34、36…層間絶縁膜
33…ヴィアプラグ 35…配線
37…レジスト膜
37a…レジスト膜37の第1の部分
37b…レジスト膜37の第2の部分
38…ヴィアホール 39…配線溝
40…導電膜
50…フォトマスク 51…半導体基板
52…フォトレジスト膜

Claims (7)

  1. 第1の領域及び第2の領域を有する被加工基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜が形成された被加工基板の位置を変えずに、前記レジスト膜の前記第1の領域上に形成された第1の部分を第1の露光量で露光し、且つ、前記レジスト膜の前記第2の領域上に形成された第2の部分を前記第1の露光量よりも低い第2の露光量で露光する工程と、
    前記レジスト膜の第1の部分が除去され且つ前記レジスト膜の第2の部分が残るような第1の現像条件で前記レジスト膜を現像する工程と、
    前記現像されたレジスト膜をマスクとして、前記被加工基板の第1の領域をエッチングする工程と、
    前記レジスト膜の第2の部分が除去されるような第2の現像条件で前記レジスト膜を再現像する工程と、
    前記再現像されたレジスト膜をマスクとして、前記被加工基板の第2の領域をエッチングする工程と、
    を備えたことを特徴とする基板加工方法。
  2. 前記被加工基板は、透光性基板と、前記透光性基板上に形成された遮光膜とを含み、
    前記被加工基板の第1の領域をエッチングする工程では、前記遮光膜及び前記透光性基板がエッチングされ、
    前記被加工基板の第2の領域をエッチングする工程では、前記遮光膜がエッチングされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板加工方法。
  3. 前記被加工基板は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された絶縁膜とを含み、
    前記被加工基板の第1の領域をエッチングする工程では、前記絶縁膜が第1の深さでエッチングされてホールが形成され、
    前記被加工基板の第2の領域をエッチングする工程では、前記絶縁膜が前記第1の深さよりも浅い第2の深さでエッチングされて配線用の溝が形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板加工方法。
  4. 前記被加工基板の第1の領域と第2の領域とは接している
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板加工方法。
  5. 請求項2に記載の方法を用いてフォトマスクを形成する
    ことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  6. 請求項5に記載の方法を用いて製造されたフォトマスクを用意する工程と、
    前記フォトマスクに形成されたパターンを半導体基板上に形成されたレジスト膜に転写する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項3に記載の方法を用いて形成された基板を用意する工程と、
    前記ホール及び前記溝を導電物で埋める工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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