JP2006053173A - バリア付きカメラ - Google Patents

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哲也 高木
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Abstract

【課題】撮影レンズの前面部を開閉可能レンズバリアを有するバリア付きカメラにおいて、バリア開閉専用の駆動源を必要とせず、配置スペ−スも少ないバリア付きカメラを提供する。
【解決手段】バリア付きカメラであるデジタルカメラ1には、レンズ開口部6aをレンズ鏡筒である鏡枠部3の進退駆動以外の期間に開閉駆動されるレンズバリア11を有している。レンズバリア11は、第一スライドベースに回動可能に支持され、第一スライドベース21は、スライド移動可能な第二スライドベース22に対して相対移動可能に支持される。レンズバリア11は、鏡枠部3の沈胴状態からセットアップを開始するまでの鏡枠回動期間に連動してスライド駆動され、レンズ開口部6aの開閉が行われ、閉位置にあるときは、レンズ開口部6aに嵌り込み、レンズバリア11の前面とレンズ開口部周辺の表面とが同一面を形成するように保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影レンズ鏡筒前面を開閉するレンズバリアを有するバリア付きカメラに関する。
従来、バリア付きカメラにおけるレンズバリア装置として特許文献1に開示された開示の装置は、レンズバリア閉状態でレンズバリアの表面がカメラボディと同一面を形成するように構成したものである。本装置では、バリアの摺動方向の一方をトグル機構を構成するリンク部材で支持し、他方をカムフォロアを介してカム溝で支持する機構を採用しており、バリア閉位置で上記カム溝とリンク部材によりバリアをカメラボディ表面の位置まで持ち上げるようにしてレンズバリア表面をカメラボディの表面に合致させるようにしている。このレンズバリア装置の駆動源として、専用のステッピングモータが適用される。
特許文献1は、特開2002−72288号公報である。
しかしながら上述した特許文献1に開示されたレンズバリア装置においては、バリア駆動用の専用モータが採用されており、コスト的にも配置スペ−ス的にも不利であって、十分な小型化やコストダウンを満足させるものとはいえない。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、レンズバリア駆動用の専用の駆動源を必要とせず、必要とする配置スペ−スも少ないバリア付きカメラを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のバリア付きカメラは、撮影可能位置と撮影不可能とする撮影不可能位置との間を移動するレンズ移動軌跡を有する撮影レンス鏡筒と、上記撮影レンズ鏡筒を覆う閉じ位置と撮影レンズ鏡筒の前面から退避する開位置との間を移動して上記レンズ移動軌跡と交差するハリア移動軌跡を有するバリアとを有するバリア付きカメラにおいて、上記撮影レンス鏡筒を上記撮影不可能位置と上記撮影可能位置とに駆動する駆動手段と、上記撮影レンス鏡筒の駆動に連動させて、上記バリアが上記撮影レンス鏡筒と干渉しないように上記バリアを駆動する連動手段とを有することを特徴とするバリア付きカメラ。
本発明の請求項2に記載のバリア付きカメラは、請求項1に記載のバリア付きカメラにおいて、上記撮影レンズ鏡筒は、ズームレンズを有しており、上記連動手段は、上記撮影レンズ鏡筒が沈胴位置にあって、撮影可能位置への繰り出しを開始するまでの期間、および、撮影可能位置から沈胴位置に繰り込まれた後の期間に上記バリアを駆動させる。
本発明の請求項3に記載のバリア付きカメラは、請求項1、または、2に記載のバリア付きカメラにおいて、上記バリアが上記撮影レンズ鏡筒を覆う閉じ位置にあるとき、上記カメラの前面と上記バリアの表面とが同一面上にある。
本発明によれば、レンズバリア駆動用の専用の駆動源を必要とせず、配置スペ−スも少ないバリア付きカメラを提供することができる。
以下、図を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態のバリア付きカメラとしてのデジタルカメラの沈胴状態(バリア閉状態)における横断面図である。図2は、上記デジタルカメラのバリア部を含む前カバー部を前方側から見た分解斜視図である。図3は、上記デジタルカメラのバリア部を含む前カバー部および鏡枠部を後方側から見た分解斜視図である。図4は、上記鏡枠部の分解斜視図である。図5〜7は、上記前カバー部のバリア閉開過程を示す正面図であって、図5は、バリア閉状態を示し、図6は、バリア回動終了状態を示し、図7は、バリア開状態を示す。図8〜10は、上記前カバー部のバリア閉開過程を示す背面図であって、図8は、図5に対応したバリア閉状態を示し、図9は、図6に対応したバリア回動終了状態を示し、図10は、図7に対応したバリア開状態を示す。図11〜15は、上記デジタルカメラの沈胴状態からバリア開放状態を経てセットアップする過程を示す横断面図であり、図11は、図5に対応した沈胴状態(バリア閉状態)を示し、図12は、図6に対応したバリア回動終了状態を示し、図13は、図7に対応したバリア開状態を示し、図14は、ワイド状態を示し、図15は、テレ状態を示す。
なお、以下の説明において、本実施形態のデジタルカメラの撮影レンズ光軸をOとし、光軸Oと平行な方向をZ方向とし、被写体側を+Z方向,結像側を−Z方向とする。Z方向に対して直交する左右方向をX方向とし、被写体側から見て右方向を+X方向、左方向を−X方向とする。光軸Oまわりの回転方向で被写体側から見て反時計回りを+D0 方向とし、時計回りを−D0 方向とする。
本実施形態のデジタルカメラ1は、撮像素子としてCCDを内蔵するバリア付きカメラであって、図1等に示すようにカメラ本体部としてレンズ開口部7aを有する前カバー7と後カバー8を有しており、前カバー7の前面部には、撮影レンズ開口窓部であるレンズ開口部6aを有する前メタルカバー6が接着固着もしくはネジにより固定される。なお、前メタルカバー6の開口部6aの周辺表面6bは、+X側が−Z方向に後退するように僅かに傾斜した傾斜面を形成しているものとする。
前カバー7と後カバー8の内部には、ズーミング,フォーカシングが可能であって、撮影可能位置と撮影不可能位置との間のレンズ移動軌跡上を移動する撮影レンズ鏡筒部である鏡枠部3および鏡枠駆動部4が内蔵、保持される。また、鏡枠部3の前方の前カバー7には、バリア装置2が組み込まれる。
バリア装置2の各構成部材は、図2,3に示すように前カバー7の背面側および前面部に組み付けられるが、そのうち、前カバー7の背面部に組み付けられる部材として、バリア駆動のための連動手段としての回動レバー13,往復移動部材のスライド板14,従動軸部材16が配される。一方、前カバー7の前面部に組み付けられる部材として、バリア駆動のための連動手段としてのバリアリンク17,回動支持手段の第一バリアベース21,直線移動支持手段の第二バリアベース22,上記バリアベースをスライドガイドするための上下のガイド板18,19と、前面に金属飾板12が接着されるレンズバリア11と、レンズバリア11を回動付勢する回動付勢手段であるトーションバネ26とが配される。
回動レバー13は、軸穴部13aと、駆動ピン13bと、係合ピン13cとを有しており、前カバー7側の固定の支持軸部7cに回動自在に嵌入して装着される。そして、図8等に示すように駆動ピン13bは、バリアベース駆動用の駆動手段を構成するリングギヤ39の回動位置によってリングギヤの切り欠き39bに嵌入して係合、または、該切り欠き39bから離脱する。
従動軸部材16は、軸部16aと、係合ピン16bと、前面側にバリアリンク17の一端が固着される回り止め突起16cとを有しており、前カバー7の軸貫通穴7dに回動自在に嵌入して装着される。軸部16aの軸貫通穴7dとの摺動面には、カメラ外部と内部との間の防水のためのゴムリング16dが装着されている。
スライド板14には、X方向に沿ったガイド長穴14a,ガイド切り欠き14bと、2つのピン係合用切り欠き14c,14dと、突起14eとが設けられる。スライド板14は、ガイド長穴14a,ガイド切り欠き14bにそれぞれ嵌入した2本のネジ71により摺動自在な状態で、前カバー7の背面に螺着して取り付けられる。また、切り欠き14cには、回動レバー13の係合ピン13cが嵌入し、切り欠き14dには、従動軸部材16の係合ピン16bが嵌入する。突起14eには、スライド付勢手段である圧縮バネ15の一端部が挿入される。圧縮バネ15の他端部は、前カバー7に当接し、スライド板14を+X方向に付勢する。従って、回動レバー13が+D1 方向(図9)に回動駆動されると、係合ピン13cにより圧縮バネ15の付勢力に抗してスライド板14が−X方向にスライド駆動される。そして、スライド板14の−X方向の移動に伴って従動軸部材16が係合ピン16bを介して−D2 方向(図9)に回動駆動される。
前カバー7の前面側に配される部材であるバリアリンク17は、その一端部が従動軸部材16の回り止め突起16cに係合させた状態でビス72により固着されて保持される。そして、他端部には、第二バリアベース22側のベースピン23が摺動自在に嵌入するピン駆動溝17bが形成されている。なお、ピン駆動溝17bには、ピン頭部挿入部17cが設けられる。
第一バリアベース21は、金属薄板材料で形成される部材であって、右端部にバリア回動軸25が嵌入する光軸Oと直交する面上にあって、上下方向に向く軸穴部21aと、中央左寄り位置に第二バリアベース22をX方向にスライド可能に支持する折り曲げ凸部21bと、カム片24の回り止め用下方突起部が挿入される長穴21cとを有している。
第二バリアベース22は、金属薄板材料で形成される部材であって、中央部に設けられる舌片部22aを第一バリアベース21の折り曲げ凸部21bに挿入して相対スライド可能に重ね合わせて組み付けられる。そして、第二バリアベース22の長穴22bにはバリア押し出し部材であって傾斜面24aを有するカム片24がビス73により固着され、さらに、ピン穴22cにベースピン23が固着される。
この第二バリアベース22は、組み付け状態でレンズバリア11をバリア回動軸25回りに回動させるために第一バリアベース21に対してX方向に所定距離相対移動可能に保持される。その相対移動範囲は、カム片24の傾斜面24aをレンズバリア11の当接部11dが底面から上面まで乗り上げ可能な距離とし、第一バリアベース21の長穴21cの嵌合長さで決められる。
レンズバリア11は、円板形状の部材であって、撮影レンズを覆う閉じ位置と撮影レンズ前面から退避する開位置とを撮影レンズの移動軌跡と交差するように移動する移動軌跡を有している。このレンズバリア11は、円板部外周縁にリング状の凸部を有する前面11aと、円板部より+X側に僅かに突出する凸部11cおよび−X側に突出する凸部11eと、−X側端部裏面(−Z面)にカム片24の傾斜面24aに摺動当接可能な当接部11dと、+X側寄りの位置で上下方向(鉛直方向)に沿って、バリア回転支持軸であるバリア回動軸25が挿入固着される切り欠き部11bとを有している。そして、レンズバリア11は、第一バリアベース側のバリア回動軸25により回動可能に支持される。
ガイド板18,19も金属薄板材料で形成されるガイド部材であって、このガイド板18,19は、ビス74,75によって前カバー7の前面部の上下にX方向に沿って固定される。その固定状態で上記重ね合わせ状態の第一,二バリアベース21,22が前カバー7の前面スライド面7e,7fとこのガイド板18,19で挟持した状態で光軸Oと直交する面に沿ってX方向にスライド移動可能に支持される。
上記取り付け状態の第一バリアベース21の右端部には、バリア回動軸25を介してレンズバリア11が扉状に回動自在に取り付けられるが、バリア回動軸25にはトーションバネ26が挿入され、レンズバリア11をバリア回動軸25を中心にして−X側端部側を−Z側(カメラ本体側)に向けて回動付勢する。
さらに、上記取り付け状態の第二バリアベース22のベースピン23は、従動軸部材16に一端が固着されているバリアリンク17の他端側のピン駆動溝17bに摺動自在に嵌入される。
上述したバリア装置2は、鏡枠駆動部4の鏡枠電動駆動源であるズームモータ61によって鏡枠部3に連動して鏡枠部が沈胴位置に繰り込まれている状態のとき開閉駆動される。すなわち、鏡枠部3の沈胴状態、すなわち、後述する沈胴ストッパ当接状態から撮影可能状態に鏡枠繰り出しを始めるセットアップ開始までの期間にレンズバリア11の閉位置から開位置への駆動が行われる。逆に鏡枠の撮影可能位置からの繰り込み終了時(セットアップ開始に対応)から上記沈胴ストッパ当接までの期間にてレンズバリア11の開位置から閉位置への駆動が行われる。
なお、該レンズバリア11の閉位置は、撮影レンズに前方領域である鏡枠の移動軌跡と交差した位置であって、前メタルカバー6のレンズ開口部6aおよび前カバー7のレンズ開口部7aを覆う位置である。その閉位置にあるレンズバリア11は、レンズ開口部6a内に嵌り込んだ状態にあり、レンズバリア11の前面11aが前メタルカバー6の開口部周辺の表面6bと同一面上にある。
上記バリア閉状態にあるとき、レンズバリア11の+X側の先端の凸部11cの裏面側には、前カバー7の開口部7aの+X側端側バリア支え7bが位置し、凸部11cの前面側には、前メタルカバー6の開口部6aの縁部内面が位置している。さらに、レンズバリア11の−X側端部の当接部11dの裏面側には、第二バリアベース22のカム片24の表面が位置しており、レンズバリア11の−X側の凸部11eの前側には、前メタルカバー6の開口部6aの縁部内面が位置している。
従って、バリア閉状態において、万一、レンズバリア11が押圧された場合、+X側寄りでバリア支え7bが当接し、−X側寄りでカム片24の表面が当接するのでレンズバリア11の沈み込みが防止される。また、レンズバリア11の前メタルカバー6の表面6bより前方への浮き上がりは、+X側の凸部11cおよび−X側の凸部11eが前メタルカバー6の開口部6aの内面縁部に当接することにより防止される。
また、該レンズバリア11の開位置は、撮影レンズに前方領域である鏡枠の移動軌跡から退避した位置であって、前メタルカバー6のレンズ開口部6aおよび前カバー7のレンズ開口部7aが完全に開放される。そのとき、レンズバリア11は、前カバー7と前メタルカバー6との間の光軸O方向における隙間に退避している。
レンズバリア開閉は、鏡枠部3の駆動に連動して行われるが、その動作の詳細については後で説明する。
次に、鏡枠部3および鏡枠駆動部4について、図1,3,4,11〜18等を用いて説明する。
なお、図16は、上記鏡枠繰り出し動作のチャ−トであって、上記鏡枠のカム枠回転角に対する組み付け位置(初期位置)を基準として沈胴状態からバリア開放を経て鏡枠のワイド位置,テレ位置への繰り出し変化を示す。図17(A)〜(D)は、上記鏡枠部の固定枠に対するカム枠の相対回動による繰り出し過程のカム溝部とガイド凸部,補助ガイド凸部とを内周側から見た展開図であって、図17(A)は、沈胴時の状態を示し、図17(B)は、バリア開時の状態を示し、図17(C)は、ワイド状態を示し、図17(D)は、テレ状態を示す。図18(A)〜(C)は、上記鏡枠部のカム枠の回転に伴う第一,二群枠(カムフォロアで示す)の繰り出し過程のカム溝部とカムフォロアとを内周側から見た展開図であって、図18(A)は、沈胴状態およびバリア開時の状態を示し、図18(B)は、ワイド状態を示し、図18(C)は、テレ状態を示す。
図1,4に示すように鏡枠部3は、前カバー7,後カバー8に固定枠31を挟持した状態で保持されており、鏡枠駆動部4は、固定枠31に取り付けられている。
鏡枠部3は、固定枠31以外にレンズ鏡筒駆動のための駆動手段としてのカム枠32,フロートキー36,フォーカス枠34を支持する第一群枠33,第二群枠35と、CCD支持枠37と、リングギヤ押さえ板38と、バリア駆動のための連動手段としてのリングギヤ39と、ロングギヤ41と、遮光・防滴(防水)リング47,48とを有してなる。
固定枠31は、円筒形状の枠部材であって、図17に示すように内周部に光軸Oに対して所定の角で斜行するカム溝31c,31fと,カム溝31cの延長ライン上のカム溝31dと、前方位置にてカム溝31dに連通する周方向に沿ったガイド溝31eと、カム溝31cと31dの間に設けられる所定幅の周方向に沿った逃げ溝31gと、フロートキー36の突起が嵌入する2本の直進ガイド溝31bとを有している。なお、カム溝31cの根元部には周方向に沿ったガイド部31hが設けられる。
また、固定枠31の側方に内周部及び外周部に開口するロングギヤ収納室31aが設けられる。このロングギヤ収納室31aには、ロングギヤ41が回動可能に支持されて収納される。
カム枠32は、円筒形状の枠部材で固定枠31の内周に回転,進退可能に嵌入される。このカム枠32には図17に示すように外周部の後方端の所定角範囲の周部にロングギヤ41と噛合可能なギヤ部32aと、ギヤ部32aが位置する周上でギヤ部32aから所定距離離間した位置に補助ガイド凸部32cとが設けられ、さらに、ギヤ部32aと補助ガイド凸部32cの間の斜め前方位置にガイド凸部32bが配されている。
カム枠32の内周部には、複数の第一群枠用,第二群枠用の2組のカム溝32d,32eと(図18)、後方内周部にフロートキー36の外周部が嵌入する周方向のガイド溝32fが設けられる。
それぞれのカム溝32dは、光軸Oに平行なカムフォロア挿入部32daと、周方向に沿う周方向カム溝部32dbと、光軸Oに対して繰り出し方向に斜行するセットアップカム溝部32dcと、光軸Oに対して斜行するズームカム溝部32ddとが連通して形成されるカム溝である。。一方、それぞれのカム溝32eは、光軸Oに平行なカムフォロア挿入部32eaと、周方向に沿う周方向カム溝部32ebと、光軸Oに対して繰り出し方向に斜行するセットアップカム溝部32ecと、光軸Oに対して斜行するズームカム溝部32edとが連通して形成されるカム溝である。
第一群枠33は、円筒形状の枠部材であり、カム枠32の内周に相対回転,進退可能に嵌入され、固定枠31に対しては回転せず直進可能に支持される。この第一群枠33は、中央部にレンズ開口部33aを有し、外周部に複数のカムフォロア42が固着される。カムフォロア42は、カム枠32のカム溝32dに摺動自在に嵌入する。
第一群枠33の内部にはフォーカス枠34がビス76により固定支持される。さらに、フォーカス枠34には、撮影レンズである第一群レンズ51を保持する第一群レンズ枠34Aを進退可能な状態で支持され、また、フォーカスモータ44が装着されている。第一群レンズ枠34Aは、フォーカス駆動時にフォーカスモータ44によって送りネジ機構部45を介して進退駆動される。
第二群枠35は、カム枠32の内周の第1群枠33の後方に相対回転,進退可能に嵌入され、固定枠31に対しては回転せず直進可能に支持される。第二群枠35の中央部にレンズ開口部に撮影レンズである第二群レンズ52が配され、その後方にシャッタ羽根56が配される。シャッタ羽根56は、内蔵されるロータリーソレノイド55により開閉駆動される。また、第二群枠35の外周部にカムフォロア43が固着される。カムフォロア43は、カム枠32のカム溝32eに摺動自在に嵌入する。
フロートキー36は、リング形状部材であって、外周部36cから外方向に突出する2つのガイド突起36aと、光軸Oと平行に+Z方向に延出する直進ガイド部36bとを有している。
フロートキー36は、直進ガイド部36bを第一群枠33の直進ガイド溝33bと第二群枠35の直進ガイド穴35bに摺動可能に嵌入,貫通させた状態とし、外周部36cをカム枠32の後端部周方向のガイド溝32fに回動可能に嵌入させて取り付け、さらに、ガイド突起36aを固定枠31の直進ガイド溝31bに摺動可能に嵌入させて組み込まれる。従って、カム枠32が回動駆動された場合、フロートキー36は、固定枠31により回転規制されるので第一群枠33と第二群枠35も回転規制状態で保持される。カム枠32が回動、かつ、進退駆動された場合、フロートキー36は、固定枠31により回転規制されながらカム枠32とともに進退移動し、第一群枠33と第二群枠35も回転規制状態でカム溝32d,32eによって進退移動する。
CCD支持枠37は、撮像開口部37aを有し、固定枠31の後端面にビス77によって取り付けられる。撮像開口部37aの後方には、光学フィルタ53とCCD54が配される。
CCD支持枠37の前面側には、凸状の沈胴ストッパ37bが設けられている。後述するように鏡枠の沈胴繰り込み過程において、カム枠32は、第一,二群枠33,34とともに光軸O方向に沈胴位置まで繰り込まれた後、バリア閉駆動のためにさらに沈胴回動方向に所定角だけ回動駆動されるが、その所定角だけ回動したときに、沈胴ストッパ37bがカム枠32の補助ガイド凸部32cの1つが当接して、カム枠32は、沈胴ストッパ当接位置に停止する。従って、沈胴状態からバリア開放および撮影可能な状態への繰り出し時、カム枠32としては、上記沈胴ストッパ当接位置から回動動作を開始することになる。
リングギヤ39には、外周部の所定角範囲のギヤ部39aと、所定位置に切り欠き部39bと設けられる。このリングギヤ39は、固定枠31の前方外周部31iに回動可能な状態で取り付けられ、前方への移動が係止部38aを固定枠31に係止させた状態のリングギヤ押さえ板38によって規制されて支持される。
鏡枠駆動部4は、鏡枠電動駆動源であるズームモータ61と、該モータ61の出力軸に固着されるウォームギヤ62と、ウォームギヤ62に噛合するウォームホイール63を含む減速ギヤ列64と、該ギヤ列64で駆動されるアイドルギヤ65とからなる。この鏡枠駆動部4は、固定枠31の前面側にビス78により取り付けられる。その取り付け状態でアイドルギヤ65は、鏡枠部3のロングギヤ41に噛合するとともにリングギヤ39のギヤ部39aにも噛合する。
上述した構成を有する本実施形態のデジタルカメラ1における鏡枠の進退動作およびそれに連動するレンズバリアの開閉動作について、図5〜7,8〜10,11〜15,16,17,18を用いて説明する。
いま、図16の鏡枠繰り出し動作のチャ−トに示す組み立て状態から鏡枠部2が沈胴ストッパ当接状態(沈胴状態,バリア閉状態)にあって、図5,8,11,17(A),18(A)の状態にあるとする。このとき、カム枠32は、組み立て回動位置(θ=0°)を基準にして沈胴ストッパ当接回動角θ1 (=2°,+D0 方向)まで回動した状態であり、カム枠32の補助ガイド凸部32cがCCD支持枠37の沈胴ストッパ37bに当接している。また、固定枠31に対してカム枠32のガイド凸部32bがガイド部31h上の側方位置にある(図17(A))。第一,二群枠33,35のそれぞれのカムフォロア42,43は、カム枠32のカム溝32d,32cの周方向カム溝部32db,32eb上にある(図18(A))。
一方、レンズバリア11は、閉位置にあって前メタルカバー6のレンズ開口部6a内に嵌り込んだ状態に保持されている(図11)。そのとき、レンズバリア11の前面11aは、前メタルバー6の表面6bと同一面上に位置している。回動レバー13は、その駆動ピンがリングギヤ39の切り欠き39b内に位置している。従って、スライド板14は、最も+X側に位置しており、バリアリンク17を介してレンズバリア11が上述の閉位置に移動している。
そこで、デジタルカメラ1のレンズバリアを開放し、撮影レンズを繰り出して撮影可能な状態にセットするため、ズームモータ61が繰り出し方向に駆動されると、アイドルギヤ65を介し、ロングギヤ41を回転させ、カム枠32が+D0 方向にセットアップ開始の前のバリア開終了回動角θ4 (=15.5°)まで駆動される(図16)。同時にリングギヤ39もアイドルギヤ65を介して−D0 方向に回動駆動される。この状態までは、鏡枠部2のカム枠32,第一,二群枠33,35は、ともに沈胴位置に留まっており、この期間中にレンズバリア開放が実行される。
詳しく説明すると、カム枠32の回動角θ4 に達したとき、カム枠32は、バリア開放時の状態を示す図17(B)に示すようにガイド凸部32bがまだ固定枠31の周方向に沿ったガイド部31h上に位置しているので繰り出されず沈胴位置に留まっている。第一,二群枠33,35もそれぞれカムフォロア42,43がまだ周方向カム溝部32db,32eb上のカムフォロア42′,43′の位置にあり(図18(A))、同様に繰り出されず沈胴位置に留まっている。
一方、カム枠32の回動角θ4 までの回動中、リングギヤ39は、−D0 方向に回動駆動してバリア装置2の開放動作が開始される。駆動初期状態の図8に示すバリア閉状態ではリングギヤ39の切り欠き39b内に回動レバー13の駆動ピン13bが入り込んでいる。そこで、リングギヤ39が−D0 方向に回動すると、図9に示すように駆動ピン13bが切り欠き39bの壁部に押圧され、+D1 方向に回動を開始してスライド板14が−X方向に移動する。その移動に伴って従動軸部材16が回動し、バリアリンク17が−D2 方向に回動駆動され、ベースピン23が−X方向に移動を開始する(図5)。この移動開始時は、図16に示すカム枠32がベースピン移動開始回動角θ2 (=4°)まで回動したときである。
ベースピン23の移動に伴って第二バリアベース22のカム片24も−X方向に移動する。トーションバネ26の付勢力が作用しているレンズバリア11の当接部11dがカム片24の傾斜面24aを下る。このとき、レンズバリア11を支持する第一バリアベース21は、−X方向へは移動せず、レンズバリア11がバリア回動終了状態を示す図6,図12に示すようにバリア回動軸25まわりに鏡枠側へ回動する。そして、レンズバリア11の−X側端部が前メタルカバー6の開口部6aから抜け出し、開放方向(−X方向)に移動可能な状態となる。このバリア回動終了時は、図16に示すカム枠32がバリア回動終了回動角θ3 (=5°)まで回動したときである。
さらに、カム枠32と共にリングギヤ39が−D0 方向に回動駆動されると、バリアリンク17が−D2 方向に回動し、第二バリアベース22が第一バリアベース21と一体で−X方向に移動して、バリア開放状態を示す図7,13に示すようにレンズバリア11がレンズ開口部6a,7aから退避した開放位置に移動する。すなわち、鏡枠移動軌跡外に退避する。上述のリングギヤ39の−D0 方向の回動に伴って回動レバー13の駆動ピン13bは、バリア開時の状態を示す図10のように切り欠き39bから脱出する。従って、その後、鏡枠がセットアップ動作に移行して、リングギヤ39が−D0 方向に回動しても回動レバー13は回動されず、第一,二バリアベース21,22,レンズバリア11ともに移動しない。このバリア開放終了時のカム枠32の回動角は、上述した回動角θ4 である。
続いて、カム枠32は、余裕回動分として図16のセットアップ開始回動角θ5 (=20°)まで+D0 方向に回動駆動される。この余裕回動時には、カム枠32,第一,二群枠33,35は、それぞれガイド凸部32bやカムフォロア42,43がガイド部31hに当接,嵌合している状態であり、まだ沈胴位置に留まっている。
上記カム枠32の余裕回動後のセットアップ開始回動角θ5 からさらに+D0 方向に回動駆動されると、鏡枠のセットアップ動作が開始される。詳しく説明すると、カム枠32のガイド凸部32bが固定枠31のカム溝31cに嵌入し、図17(B)のS方向に沿って摺動移動し、逃げ溝31gを通過してカム溝31dに嵌入する。同時に補助ガイド凸部32cもカム溝31fに嵌入し、S方向に沿って摺動移動する。従って、ガイド凸部32bが逃げ溝31g上にあるときは、カム枠32は、補助ガイド凸部32cによって位置規制され、ガイド凸部32bが逃げ溝31g側に逸脱することがない。上述の摺動移動によりカム枠32は、光軸O方向に回転しながら+Z方向に繰り出されていく。
カム枠32がワイド位置回動角θ6 (=60°)まで回動すると(図16)、ガイド凸部32bがガイド溝31eに嵌合した状態となり、また、補助ガイド凸部32cが逃げ溝31g上に位置し、カム枠32は、撮影可能なワイド位置に繰り出される(図17(C),図14)。
カム枠32の上記セットアップ動作にて第一群枠33のカムフォロア42は、セットアップカム溝部32dcに沿って移動して、カム枠32がワイド位置回動角θ6 まで回動すると、ズームカム溝部32dd上のワイド対応位置に位置する(図18(B))。一方、第二群枠35のカムフォロア43もセットアップカム溝部32ecに沿って移動して、カム枠32がワイド位置回動角θ6 まで回動すると、ズームカム溝部32ed上のワイド対応位置に位置する(図18(B))。第一,二群枠33,35は、それぞれ撮影可能なワイド位置に繰り出される。
その後、テレ側へのズーム駆動がなされた場合は、カム枠32が+D0 方向にテレ位置回動角θ7 (=100°)まで回動駆動され(図16)、ガイド凸部32bが周方向のガイド部31eを移動するので、カム枠32は進退移動しない(図17(D),図15)。一方、第一群枠33のカムフォロア42は、ズームカム溝部32dd上を移動し、第二群枠35のカムフォロア43は、ズームカム溝部32ed上を移動し、第一,二群枠33,35は、それぞれのテレ位置に移動する(図15)。
撮影可能状態から沈胴状態に繰り込み、バリア閉状態にする場合は、上述と逆の動作が実行される。すなわち、カム枠32が−D0 方向に回動駆動され、ワイド位置回動角θ6 からセットアップ開始回動角θ5 を経てバリア開終了回動角θ4 に達すると、カム枠32,第一群枠33,第二群枠35は、それぞれ光軸O方向の位置は、沈胴位置に繰り込まれる。
その後、バリア開終了回動角θ4 からさらにカム枠32が−D0 方向に回動駆動されると、リングギヤ39が連動して+D0 方向に回動する。リングギヤ39が回動することによりスライド板14を介して圧縮バネ15の付勢力を受けている回動レバー13の駆動ピン13bがリングギヤ39の外周からリングギヤ39の切り欠き39bに突入する(図9)。上記突入動作によってスライド板14が+X方向にスライド移動し、バリアリンク17が+D2 方向に回動駆動される(図7)。さらに、バリアリンク17の回動に伴って第一,二バリアベース21,22,レンズバリア11が一体の状態で+X方向のレンズ開口部6a,7a側に移動する。
レンズバリア11の先端がレンズ開口部7aの内壁に当接、または、その近傍に到達する(図12)。この状態では、レンズバリア11の表面である前面11aの先端側(バリア回動軸25側、すなわち、+X側)は、すでにレンズ開口部6a近傍の外表面6bと同面に位置する。そこで、レンズバリア11と共に第一バリアベース21が停止して第二バリアベース22側のカム片24がレンズバリア11に対して+X方向に相対移動する。これら駆動力は圧縮バネ15の付勢力による。上記相対移動によってレンズバリア11の当接部11dがカム片24の傾斜面24aを登る。レンズバリア11は、バリア回動軸25まわりに回動し、全外周がレンズ開口部6aに嵌り込み、かつ、レンズバリア11の前面11aが前メタルカバー6の開口部周辺の表面6bと同一面を形成するような閉状態となる(図5,11)。このとき、カム枠32は、前述したベースピン移動開始回動角θ2 に位置する。以後、さらに、カム枠32が−D0 方向に回動駆動され、補助ガイド凸部32cが沈胴ストッパ37bに当接して停止する。そのカム枠32の停止回動位置は、前述した沈胴ストッパ当接回動角θ1 である(図16)。
以上、説明したように本実施形態のデジタルカメラ1によれば、レンズバリア11は、鏡枠電動駆動源であるズームモータ61の駆動に連動して開閉駆動され、その開動作は、鏡枠部3がセットアップ開始までの沈胴位置に留まっている期間に実行され、また、閉動作は、鏡枠部3の繰り込み後から沈胴ストッパ当接までの期間に実行され、バリア駆動専用の駆動源を必要としない。しかも、簡単なバリア開閉機構を適用することができ、カメラのさらなるコンパクト化が可能となる。また、本実施形態では、バリア閉状態でバリア表面を前メタルカバーの表面に確実に合致させることができる。そして、レンズバリア11が外部から押圧された場合でもレンズバリアが内側に移動して凹むことがない。
また、レンズバリアの閉方向への駆動がバネ付勢力により行われる。したがって、レンズバリア閉動作の途中でレンズバリアが何かの障害物に接触したとしてもその接触状態で停止するだけであり、ズームモータによる過大トルクが作用することがなく、破損や変形が防止される。そして、該障害物を取り除くと、レンズバリアは閉位置に移動する。
さらに、レンズバリア11のスライド移動および光軸方向移動をさせるためのカム溝やカムフォロアを必要としないことから構成が簡単で占有スペースもすくなく、利用スペースの自由度が大きく、カメラのコンパクト化にも効果がある。
本発明によるバリア付きカメラは、レンズバリア駆動用の専用の駆動源を必要とせず、配置スペ−スも少ないバリア付きカメラとして利用可能である。
本発明の一実施形態のバリア付きカメラとしてのデジタルカメラの沈胴状態(バリア閉状態)における横断面図である。 図1のデジタルカメラのバリア部を含む前カバー部を前方側から見た分解斜視図である。 図1のデジタルカメラのバリア部を含む前カバー部および鏡枠部を後方側から見た分解斜視図である。 図1のデジタルカメラの鏡枠部の分解斜視図である。 図1のデジタルカメラの前カバー部のバリア閉状態を示す正面図である。 図1のデジタルカメラの前カバー部のバリア回動終了状態を示す正面図である。 図1のデジタルカメラの前カバー部のバリア開状態を示す正面図である。 図1のデジタルカメラの前カバー部のバリア閉状態を示す背面図である。 図1のデジタルカメラの前カバー部のバリア回動終了状態を示す背面図である。 図1のデジタルカメラの前カバー部のバリア開状態を示す背面図である。 図1のデジタルカメラの沈胴状態(バリア閉状態)での横断面図である。 図1のデジタルカメラのバリア回動終了状態での横断面図である。 図1のデジタルカメラのバリア開状態での横断面図である。 図1のデジタルカメラのワイド状態での横断面図である。 図1のデジタルカメラのテレ状態での横断面図である。 図1のデジタルカメラの鏡枠繰り出し動作のチャ−トである。 図1のデジタルカメラの鏡枠部における固定枠に対するカム枠の回動による繰り出し過程のカム溝部とガイド凸部,補助ガイド凸部とを内周側から見た展開図であって、図17(A)は、沈胴時の状態を示し、図17(B)は、バリア開時の状態を示し、図17(C)は、ワイド状態を示し、図17(D)は、テレ状態を示す。 図1のデジタルカメラの鏡枠部におけるカム枠の回転に伴う第一,二群枠の繰り出し状態のカム溝部とカムフォロアとを内周側から見た展開図であって、図18(A)は、沈胴状態およびバリア開時の状態を示し、図18(B)は、ワイド状態を示し、図18(C)は、テレ状態を示す。
符号の説明
3 …鏡枠部(撮影レンズ鏡筒)
11 …レンズバリア
13 …回動レバー(連動手段)
14 …スライド板(連動手段)
15 …圧縮バネ(連動手段)
17 …バリアリンク(連動手段)
21 …第一バリアベース(連動手段)
22 …第二バリアベース(連動手段)
32 …カム枠(駆動手段)
33 …第一群枠(駆動手段)
35 …第二群枠(駆動手段)
36 …フロートキー(駆動手段)
39 …リングギヤ(連動手段)

代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (3)

  1. 撮影可能位置と撮影不可能とする撮影不可能位置との間を移動するレンズ移動軌跡を有する撮影レンス鏡筒と、上記撮影レンズ鏡筒を覆う閉じ位置と撮影レンズ鏡筒の前面から退避する開位置との間を移動して上記レンズ移動軌跡と交差するハリア移動軌跡を有するバリアとを有するバリア付きカメラにおいて、
    上記撮影レンス鏡筒を上記撮影不可能位置と上記撮影可能位置とに駆動する駆動手段と、
    上記撮影レンス鏡筒の駆動に連動させて、上記バリアが上記撮影レンス鏡筒と干渉しないように上記バリアを駆動する連動手段と、
    を有することを特徴とするバリア付きカメラ。
  2. 上記撮影レンズ鏡筒は、ズームレンズを有しており、上記連動手段は、上記撮影レンズ鏡筒が沈胴位置にあって、撮影可能位置への繰り出しを開始するまでの期間、および、撮影可能位置から沈胴位置に繰り込まれた後の期間に上記バリアを駆動させることを特徴とする請求項1に記載のバリア付きカメラ。
  3. 上記バリアが上記撮影レンズ鏡筒を覆う閉じ位置にあるとき、上記カメラの前面と上記バリアの表面か同一面であることを特徴とずる請求項1、または、2に記載のバリア付きカメラ。
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