JP2006051461A - 汚泥を粒状物へ処理する方法及びその方法を実施する処理プラント - Google Patents

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Abstract

【課題】 繊維状成分を含む汚泥の処理に適した方法であって、比較的低いエネルギコストで小さい粒子サイズの粒状物を生成することが可能な方法を提供する。
【解決手段】 ペースト状の材料物質を処理するに際し、同材料物質が40から75%の比較的高い乾燥分率を有している状態で製粒機の穴あき板(42)の穴(62)を通して搬送される。この場合、上記穴あき板(42)と共に楔形状間隙空間(61)を形成する供給要素(50)が、その後縁(53)で上記穴あき板(42)を撫でつけるようにされる。上記穴(62)から押し出される材料物質繊維(63)は、上記穴あき板(42)の吐出側表面を撫でつけるナイフ状の分離デバイス(64)によって切断される。その結果、製粒機が、例えば汚泥に含まれる毛等の繊維によって閉塞されてしまうことなく、特に小さいサイズの粒子が汚泥から比較的低いエネルギコストで生成され得る。
【選択図】 図7

Description

本発明は、汚泥、特に公共の下水道からの下水汚泥を同一粒子サイズの粒状物へ処理する方法であって、汚泥を加熱して予備蒸発を行い、予備蒸発を行なった材料物質(pre-evaporated material)から粒状物を生成し、同粒状物を後乾燥(afterdrying)することが含まれていて、上記材料物質は40%以上の乾燥分率(dry fraction)へと予備蒸発せしめられ、粒状化の際、穴あき板の穴を通って供給される方法に関する。
本発明はまた、上記方法を実施する処理プラントに関する。
特許文献1は、上述したタイプの方法を開示しており、そこでは下水汚泥が薄膜式蒸発器(thin film evaporator)において40から60%の乾燥分率へと予備蒸発せしめられ、次いで、詳細には記載されていない製粒機(granulator)のスクリーン状に構成された穴を通り、多数の糸状体(strand)の形態で押し出される。実のところ、上記文献では、穴の幅もしくは直径が3から10mm、好ましくは5から6mmとされているが、40から60%の比較的高い乾燥粒分で穴の幅が5mm未満では、穴での流動抵抗が非常に高く、したがって製粒機の駆動抵抗(drive resistance)が非常に高くなる。更に、穴の間の領域においてペースト状の汚泥を押し潰すことから生じる相当の駆動抵抗がある。しかしながら、このような公知の方法は、5mm未満の粒子サイズ(particle size)の粒状物が生成されるべきである場合には、公共の下水汚泥を処理するのにより一層不適当である。この場合、公共の下水に含まれる毛(hair)の部分のために、製粒機の穴あき板上にフェルト状のバリア層が形成され、更なる汚泥の運搬が妨げられるのである。
かなりの物質圧搾を伴う製粒機の具現化の例及び毛による穴の閉塞のリスクについては、特許文献2によって公知である。
燃料や草地の肥料として使用するために要求されるように、5mm未満の小さな粒子サイズを有する粒状物を生成するためには、公知の方法では、粒状物の乾燥に続いて、粉塵の生成を伴って、粒状物を後に粉砕することが必要とされる。均一の粒子サイズは得られないので、物質は後に分類されなければならず、対応する追加装置のコストが伴うことになり、且つ、物質は製粒機の上流の処理段階のプロセスへ相当程度が戻されることになる。
欧州特許第781741号明細書(EP-B-781741) 西独国特許公報第928686号(DE 928686)
本発明の課題は、例えば、共有の下水システムからの下水汚泥等のような繊維状成分を含む汚泥の処理にも適している上述したタイプの、作動上信頼性のある方法であって、装置コストが比較的抑えられ且つ運転コストが低く、5mm未満の粒子サイズを有する高密度で高耐摩耗性の特に微粒子化された粒状物を生成することが可能な方法を提供することである。
上述したタイプの方法の場合において、本発明は上記課題を、穴あき板の穴を通した供給が、穴あき板の供給側表面を撫でつけ(stroke)、穴あき板と共に楔形状間隙空間(wedge-shaped gap space)を形成する少なくとも1つの供給要素によって行なわれ、穴あき板を通る供給のための圧力が楔形状間隙空間において撫でつけ動作(stroking movement)によって生成され、穴から出るように強いられる材料物質繊維(material strands)は、穴あき板の吐出側を撫でつけるナイフ状の分離デバイスによって切断されるようにすることによって解決する。
本発明は、以下において、添付の図面と関連させてより詳細に説明される。
図1に示されているように、本処理プラントは本質的に、薄膜式蒸発器(thin film evaporator)1と、スクリューコンベヤ2と、製粒機3と、ベルトドライヤー4と、熱回収しつつ気体流を搬送するダクトシステム5aとを具備している。
例えば、図示されていない穴あきベルトプレス(perforated belt press)において18から30%の乾燥分率に予備濃化(pre-thickened)された汚泥は、接続部分5によって薄膜式蒸発器1に供給され、そこで駆動装置7に接続されている大面積供給部材(large-area feed members)8によって、その加熱されたドラム表面6上に分散される。蒸発された水分は、ライン9を介してコンデンサとして作用する熱交換器10に蒸気流で供給され、凝縮物タンク11に収集される。
このように予備蒸発された汚泥は、汚泥を製粒機3内へ搬送するスクリューコンベヤ2へと繋がる出口接続12を介して、40から75%の乾燥分率に対応するペースト状のコンシステンシーを有した状態で薄膜式蒸発器1から出て行く。汚泥の製粒機3内への搬送の結果として、製粒機3内でせき止め現象(damming up)が起こる場合があり、その結果として製粒機3内で圧力が上昇する。しかしながら、製粒機3内の圧力は、過剰圧力での薄膜式蒸発器1の運転の結果でもあり、あるいは、追加的な結果でもあり得る。汚泥から形成され、均一サイズの粒子として製粒機3から出て行く材料物質は、本発明の結果として、5mmよりも相当に小さい、例えば、3mmの粒子サイズを有し得る。
材料物質がベルトドライヤー4の第1ベルト13上へ落ちる前に、材料物質を更に乾燥させる目的で高温の空気流に曝すことができるが、この空気流は、例えば、ベルトドライヤー4の乾燥空気流入ライン25´からライン14によって分岐され、その後粒子流と共にベルトドライヤー4内へと進むようにされる。
上記ベルトドライヤー4は、層をなした通気性の搬送ベルト13、15、16、17を有している。通気性の搬送ベルト13、15、16、17のうち最も下側にあるベルト17は、パーティション18及び図示しないロック(lock)19によって分離された冷却領域20内に位置せしめられており、同冷却領域には、ライン21を通って循環する冷却空気が流れている。
上記ベルトドライヤー4を出て行く生産物の乾燥分率は約90%である。その粒子は、例えば2mmほどの小さくて均一な大きさを有することができるので、例えば、ゴルフコース用の肥料として、もしくは空気の作用によって供給が可能な燃料物質(pneumatically feedable fuel material)としての使用等、下水汚泥の乾燥生産物の使用法の新しい可能性を提案する。上記粒子は望ましくない粉塵の発生を防止するように充分に固められる。
75%までの乾燥分率を有した比較的高い汚泥コンシステンシーまで汚泥を予備蒸発させることは、この後より詳細に説明する製粒機にとって好ましい。このことは、ライン9を介して蒸気と共に取り出される熱エネルギが、熱交換器10によってベルトドライヤー4へと供給される(この場合、冷却器26で冷却されたベルトドライヤー4の乾燥ガス流と熱交換が行なわれる)ので、比較的限られたエネルギ消費で行なうことができる。
上記ベルトドライヤー4の高温の上方部分において乾燥のために使用される空気は、ライン25を通ってブロワー24により循環されており、薄膜式蒸発器1からのガス流に対するコンデンサとして機能する熱交換器10と共に、冷却器26と、ヒーター27とを通る。ライン21を通る冷却空気流の循環は空気冷却器29を介してブロワーによって起こされる。
粒状化のための最適な乾燥物含有量(dryness content)は材料物質の性質に依存するので、その場合毎に決定されるべきである。高い乾燥物含有量はまた、製粒機を通って出る際に繊維または毛を切断する際の製粒機3の動作を援助する。たとえ60から75%の特に低い水分含有量でも、2から4mmの穴幅(hole width)で穴が閉塞されることなく粒状化することが可能であるということが驚愕をもって判明した。これは、楔形間隙61において移動される汚泥の揺変的性質(thixotropic behaviour)によるものである。
製粒機3は、予備蒸発器1から供給される汚泥のための外側に位置せしめられた上方入口接続部31を備えたベル形状ケーシング30を有している。ケーシング30の中央から上方に延在する接続部分32は、ケーシング30に入れられているロータ35を駆動するための図1に概略的に示されている回転駆動装置34のエンドフランジ33での接続のために、且つ、ベアリング37、38によって駆動シャフト36を案内するために用いられる。
下方においては、ベル形状ケーシング30はフランジ40で終わっている。フランジ40とフランジリング41との間には円形の穴あき板もしくはディスク42が保持されており、それは、ベル形状ロータ35によって限定される汚泥チャンバ43の下側への方向においての境界となる。穴あき板42の内側リム44は、一対のフランジ45、45´間に保持される。それらの1つは、アーム46をハブ47へ半径方向に向けて支持することによって接続されるが、上記ハブは中央駆動シャフト36を包囲するテンションスリーブ49上にラジアルベアリング48、48´によって支持される。しかしながら、穴あき板42の内側支持は、その曲げ剛性構造(flexurally rigid construction)によって、例えば、上記穴あき板がシャフト36の方向において上方に向かって僅かに円錐形に変形することによって避けられ得る。
汚泥チャンバ43の内側の境界となるロータ35は、例えば、3つのロータブレード状供給要素50、51、52をベル形状ハブ本体60の周囲上に担持するが、同供給要素のナイフエッジ状後縁53、54、55は、例えばカップバネ(cup spring)として構成されているバネ機構56による張力(tension)のもとで、穴あき板42の供給側表面上に係合する。上記後縁53〜55は、汚泥チャンバ43に面する穴あき板42の表面の穴62が設けられた全幅に渡って延在する。ロータ35のベル形状ハブ本体60の下方周囲エッジ57は、穴あきディスク42及びフランジ45に係合し、その結果、汚泥チャンバ43は半径方向内側についてシールされる。リングシール58によって汚泥チャンバ43の更なるシーリングが提供されるが、同リングシールは、例えばパッキン箱(packing box)のように、ロータ35のベル形状ハブ本体60がそこへと延在する円筒状ハブ部分59の周囲を包囲する。
ロータブレード状供給要素50、51、52は、それらの特に小さいピッチ角の結果として、特に、楔形間隙領域の最狭部付近において、穴あきディスク42の供給側表面と鋭角を形成し、その結果、それらはディスク42と楔形間隙状の狭幅供給チャンバ61を形成する。ペースト状の汚泥は、上記供給要素50、51、52と穴あき板42との間の相対移動によって間隙が狭くなる方向へ移動され、その結果として、穴あき板42の比較的小さな穴62を強制的に通されるのに適切な圧力を受けることになる。供給チャンバ61内において汚泥に作用する攪拌動作は、その揺変的性質(thixotropic behaviour)の結果として、その流れ特性(flow behaviour)を改善し、その結果狭い穴を通して供給(feeding)することを容易にし、好ましくは60から70%である乾燥分率に対応する高い汚泥コンシステンシーにもかかわらず、上記のような狭い穴を通しての供給が比較的低い圧力勾配で生じる。穴62から出た材料物質繊維63は、75%までの乾燥分率への徹底的な予備蒸発の結果として、含まれている繊維の切断を含め、分離デバイス(separating device)64による穴あき板42からのそれらの粒状物を形成するための分離(granulate-forming separation)を促進するような強度を有している。
穴あき板42の放出側表面(delivery-side surface)にドクターブレード(doctor blade)のようにして係合する少なくとも1つの分離デバイス64は、それぞれが、分離アーム65、66、67によってハブ部分68へ接続されるが、それは駆動シャフト36と変位可能な伝動的係合(displaceable drive engagement)の状態にあると共にテンションスリーブ49を包囲している。例えば、そのネジ山がテンションスリーブ49と係合するネジフェルール(screw ferrule)70に係合するカップバネを含むバネ機構56は、穴あき板42の放出側表面に対してナイフ状の分離デバイス64を弾力的に押圧する。バネ機構56の力はテンションスリーブ49及びその上方フランジ69も介してロータ35のハブへ伝達され、その結果、穴あき板42は、バネ機構56の張力のもとで、ロータブレード状供給要素50、51、52と分離デバイス64との間で把持される。
汚泥チャンバ43を満たすペースト状汚泥が、複数の供給要素50、51、52に渡ってこれらに沿って運ばれてしまうのを防止するために、バッフル状案内要素72が汚泥チャンバに固定されており、同案内要素の傾斜された位置が流入する汚泥を穴あき板42の方向へ逸らせ、汚泥が供給要素50、51、52と穴あきディスク42との間の間隙空間61内に進むようにする。
上述した実施形態とは異なり、運動学的に逆にして、供給要素を図示しない方法で製粒機3のケーシング30に固定し、その代わりに、穴あきディスク42を駆動シャフト36に接続することが出来る。この場合にはまた、分離デバイス64がケーシング30に堅固に接続され得る。
また、供給要素とは無関係に、穴あきディスク42から出て来るように供給される粒状物繊維63を切断するために分離デバイスを駆動することも可能である。それは、例えば、半径方向に向けられた12個のナイフ要素を含み、それらは共通のナイフ支持部上に設けられ、外部に位置するリフティング駆動装置によって穴あきディスクの円周方向にそれぞれ30°まで前後に移動される。
なお、以上の説明において上記材料物質繊維63は2から4mmの長さで切断されるようにしてもよい。
また、上記楔形状間隙空間61内の供給圧力(feed pressure)は、少なくとも1つの供給要素50、51、52へ上記材料物質が送給される圧力に加えて発生せしめられ、上記穴あき板42の供給側表面と吐出側表面との間には送給圧力(supply pressure)が加えられる圧力差が存在するようにされ得る。
更に、上記ドクターブレード状の係合している分離デバイス64の切断エッジは、上記供給要素50、51、52の後縁に対して、後を追うようにして変位され、その結果、切断によって形成される粒子の切片の長さは、後追い距離(trailing distance)の大きさによって決定されるようにしても良い。
この場合、上記後追い距離が、5mm未満の切片の長さに対応するようにしても良い。
また、上記穴あき板42の上記穴62は、5mm未満の均一幅(uniform width)を有していてもよく、例えば、3mmの均一幅を有していてもよい。
本発明の方法を実施するプラントの実施形態を表す概略図である。 図1の処理プラントの製粒機の半径方向断面(radial section)の図である。 供給要素を担持しているロータの斜視図である。 各部品が互いから部分的に分離されている本発明に係る製粒機の斜視図である。 図3のロータの斜視平面図である。 製粒機ケーシングの斜視図である。 供給要素と分離デバイスとの間の関係を示す概略図であって円形経路における上記構成の動作に応じた関係を示す概略図である。
符号の説明
42 穴あき板
50、51、52 供給要素
61 楔形状間隙空間
62 穴
64 分離デバイス

Claims (16)

  1. 汚泥、特に公共の下水プラントからの下水汚泥を同一粒子サイズの粒状物へ処理する方法であって、汚泥を加熱して予備蒸発を行い、予備蒸発を行なった材料物質から粒状物を生成し、該粒状物を後乾燥することが含まれていて、上記材料物質は40%以上の乾燥分率へと予備蒸発せしめられ、粒状化の際、穴あき板の穴を通って供給される方法において、
    上記穴あき板(42)の穴(62)を通した上記供給が、上記穴あき板(42)の供給側表面を撫でつけ、上記穴あき板と共に楔形状間隙空間(61)を形成する少なくとも1つの供給要素(50、51、52)によって行なわれ、上記穴あき板(42)を通る上記供給のための圧力は上記楔形状間隙空間(61)において撫でつけ動作によって生成され、上記穴(62)から出るように強いられる材料物質繊維(63)は、上記穴あき板(42)の吐出側表面を撫でつけるナイフ状の分離デバイス(64)によって切断される、方法。
  2. 上記材料物質が40から75%の乾燥分率で粒状化される、請求項1に記載の方法。
  3. 上記材料物質が60から70%の乾燥分率で粒状化される、請求項2に記載の方法。
  4. 上記穴あき板(42)の上記穴(62)を通した上記供給が、2から4mmの範囲の同一の穴幅で行なわれる、請求項1に記載の方法。
  5. 上記材料物質繊維(63)は2から4mmの長さで切断される、請求項4に記載の方法。
  6. 上記楔形状間隙空間(61)内の供給圧力(feed pressure)は、少なくとも1つの供給要素(50、51、52)へ上記材料物質が送給される圧力に加えて発生せしめられ、上記穴あき板(42)の供給側表面と吐出側表面との間には送給圧力(supply pressure)が加えられる圧力差が存在する、請求項1に記載の方法。
  7. 上記の切断された粒状物粒子は、アフタードライヤー(4)へと導く降下経路を通って進む際に加熱されたガス流に曝される、請求項1に記載の方法。
  8. 請求項1に記載の方法を実施する処理プラントであって、
    入口ダクト(5)と出口ダクト(12)とを有する予備蒸発器(1)と、
    上記予備蒸発器(1)へコンベヤ(12、2)によって接続される製粒機(3)と、
    上記製粒機(3)の下方に位置せしめられるアフタードライヤー(4)と、を有し、
    上記製粒機は、そのケーシング(30)内に入れられた少なくとも1つの供給要素(50、51、52)と、供給側及び吐出側表面を備える穴あき板(42)と、を有していて、
    上記の少なくとも1つの供給要素(50、51、52)は、それが上記穴あき板(42)の表面と共に供給圧力生成楔形間隙(feed pressure-producing wedge gap)(61)を構成するように、浅い角度(60)で上記穴あき板(42)の上記供給側表面上に係合する後縁(53、54、55)から延在し、
    ドクターブレード状の分離デバイスが、上記穴あき板(42)からの粒状物繊維(63)の分離ために上記穴あき板(42)の吐出側表面上に係合し、
    上記供給要素と穴あき板との間の相対移動のために駆動装置がそれらの一方に接続されている、処理プラント。
  9. 上記の少なくとも1つの供給要素(50、51、52)は、ロータ(35)のハブ本体(60)上にロータブレードのようにして提供されると共に、上記ロータ(35)の駆動シャフト(36)を、距離をもって包囲する円形の穴あき板(42)上にその半径方向に延在する後縁(53、54、55)で係合し、案内要素(72)がバッフルのような固定的な方法で、上記ロータ(35)を包囲する製粒機のケーシング(30)に配設される、請求項8に記載の処理プラント。
  10. 上記穴あき板(42)の上記吐出側表面に係合する少なくとも1つのドクターブレード状の分離デバイス(64)は、ハブ部分(68)へ接続され、該ハブ部分は上記駆動シャフト(36)と伝動的接続(driving connection)の状態にある、請求項9に記載の処理プラント。
  11. 上記供給要素(50、51、52)を担持するロータ(35)の円筒状ハブ要素(59)と上記分離デバイス(64)のハブ部分(68)とは、上記駆動シャフト(36)上で、該駆動シャフトを包囲するバネ機構(56)の圧力に抗して軸方向に変位可能であり、その結果として、上記供給要素(50、51、52)と上記分離デバイス(64)とは、上記バネ機構(56)の圧力のもとで上記穴あき板(42)の両側面に係合する、請求項10に記載の処理プラント。
  12. 上記ロータ(35)の上記円筒状ハブ要素(59)と上記分離デバイス(64)の上記ハブ部分(68)とは、共通のテンションスリーブ(49)によって支持されると共に、上記テンションスリーブ(49)のエンドフランジ(69)とバネ機構(56)との間に挟掴される、請求項11に記載の処理プラント。
  13. 上記ドクターブレード状の係合している分離デバイス(64)の切断エッジは、上記供給要素(50、51、52)の後縁に対して、後を追うようにして変位され、その結果、切断によって形成される粒子の切片の長さは、後追い距離(trailing distance)の大きさによって決定される、請求項10に記載の処理プラント。
  14. 上記後追い距離が、5mm未満の切片の長さに対応する、請求項8に記載の処理プラント。
  15. 上記穴あき板(42)の上記穴(62)は、5mm未満の均一幅(uniform width)を有している、請求項8に記載の処理プラント。
  16. 上記穴あき板(42)の上記穴(62)は、3mmの均一幅(uniform width)を有している、請求項8に記載の処理プラント。
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