JPS5825265Y2 - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

Info

Publication number
JPS5825265Y2
JPS5825265Y2 JP1976120813U JP12081376U JPS5825265Y2 JP S5825265 Y2 JPS5825265 Y2 JP S5825265Y2 JP 1976120813 U JP1976120813 U JP 1976120813U JP 12081376 U JP12081376 U JP 12081376U JP S5825265 Y2 JPS5825265 Y2 JP S5825265Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
drying chamber
drying
hot air
processing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976120813U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5337961U (ja
Inventor
信之 奥田
金司 橋本
長作 山口
光雄 田崎
博征 藤内
忠生 藤本
哲雄 木村
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP1976120813U priority Critical patent/JPS5825265Y2/ja
Publication of JPS5337961U publication Critical patent/JPS5337961U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5825265Y2 publication Critical patent/JPS5825265Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、比較的低含水率の処理物を乾燥室に堆積させ
、この堆積層の間隙を通して熱風を供給して、担体と熱
風との直接接触により処理物を乾燥処理する装置に関す
る。
このように、堆積層に熱風を供給する手段によれば、熱
風の接触効率が頗る良く、熱交換効率が高くなって単位
時間当りの処理量を多くすることができる点で有利であ
り、そのための具体的手段として、従来では、例えば特
公昭47−27281号公報に示されるように、処理物
を搬送担体に付着させて、その処理物を付着させてなる
搬送担体で堆積層を構成することにより、処理物量の割
合に充分な間隙(熱風流路)を形成していたものである
がら、高価につく多数の搬送担体を要し、がつ摩耗損傷
する担体の補充も必要で、イニシャルコスト並びにラン
ニングコストが高くつく欠点がある。
また、上記公報に示される従来技術では、乾燥後の担体
を乾燥物分離機構など次の工程に供給する際に、乾燥室
底面に沿って回転する螺旋翼などによって、堆積下部の
担体を掻出して供給する手段が採用されているが、堆積
層下部からの担体の掻出しに大なる駆動力を必要とする
と共に、掻出し構造そのものとして強度構造のものを要
し、かつ駆動構造自体が複雑になる点でも問題がある。
本考案が解決しようとする技術的課題は、処理物の堆積
層を形成することによって効率の良い乾燥処理を行うに
あたって、従来、必須条件であるとみられていた搬送担
体を用いることなく、処理物と熱風との接触状態を良好
にすること、ならびに、装置全体の小型化、並びに構造
の簡素化を図ることである。
上記技術的課題を解決するために講じた本考案の技術手
段は、比較的低含水率の処理物を造粒して乾燥室に供給
するフィーダーを設け、このフィーダーの移送終端部で
、かつ、前記乾燥室の人口部近傍位置に、前記乾燥室内
の広範囲に亙って前記処理物を拡散させる処理物分配機
を設けると共に、この処理物分配機の下方側における乾
燥室内の処理物落下経路の途中位置には、拡散供給され
た前記処理物を一時的に受は止めて乾燥処理するための
ベッドを配置し、このベッドには、その周方向での略均
等な間隔毎に放射状に延出された多数のスリットを穿設
すると共に、隣接スリット間に位置して処理物を受は止
める受面部の処理物受面を、前記スリット側、並びに、
乾燥室中央部側はど下位となる傾斜面に形成し、さらに
、このベッドを振動させて前記スリットから乾燥処理物
を落下させるための加振機を設けると共に、このベッド
の下方に、該ベッドの開口部から落下する乾燥物を破砕
するための破砕機構を配設し、かつ、前記ベッドよりも
下方側から乾燥室内に熱風を供給する熱風供給装置を設
けたことである。
上記技術手段を講じたことによって、処理物は、フィー
ダーによって造粒された後に、分配機で乾燥室の広範囲
に亙って拡散供給され、熱風との接触が効率良く行なわ
れた後、ベッド上に一時的に堆積され、このベッド上で
は、スリット側や乾燥室中央部側はど下位となる傾斜面
が、乾燥処理物を傾斜面に沿って移行させながら、乾燥
処理物の自重によってスリットなどの間隔部に位置する
乾燥処理物に対して側圧を与え、乾燥処理物の急速落下
を抑えて、乾燥処理物の熱風流路内滞溜時間を比較的長
くシ、かつ、強制的にスリット部を通過しなければなら
ない処理物に対して、通過範囲を狭められた熱風は乾燥
処理物の粒子間を強制的に通過させられることとなり、
その後、落下した乾燥処理物が破砕機構によって破砕さ
れるとの作用を得たものである。
従って、造粒後に乾燥室内へ拡散供給される処理物が、
熱風との接触面積を増大されることによって乾燥効率を
増加し得ると共に、比較的長時間熱風流路内に位置して
確実な乾燥処理を受けることができ、しかも、ベッドか
ら落下しようとする乾燥処理物と熱風とは、スリット幅
によって定められた一定小範囲で強制的に熱交換される
ため、ベット上の乾燥処理物量の変化に大きく影響され
ることなく略一定した量の処理物に対する一定熱量での
乾燥処理を与えられて、不充分な乾燥状態のまま落下さ
れてしまう虞れが少なく、その上、熱風の処理物堆積層
内への侵入も確実に行なわれて、より一層能率の良い乾
燥処理を行なえる利点がある。
さらにまた、上述の如き効率の良い乾燥を行なうにあた
って、処理物を付着させるための搬送担体や、付着した
処理物を乾燥後に分離する手段、或いは搬送担体を次工
程へ供給する手段等の特別な各種装置を必要とせず、単
なるフィーダーや分配機、或いはベッド等の比較的構造
簡単な構成部材を用いて簡素に構成できる点でも有利で
ある。
そしてまた、ベッドの下に破砕機構を配置することによ
って、乾燥処理後の処理物の後処理を行いやすくするた
めに処理物を所望の粒度に破砕する所要機構が、たとえ
ばベッドを多段に設けてこれらを振動させる如きものに
比しては、はるかに小型化されることから、上述した如
き勝れた作用効果を奏する装置全体をコンパクトに構成
できるに至った。
以下に、本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
下水混注や各種産業廃棄物などの処理物を乾燥処理する
ための乾燥装置は、適宜脱水機1などによって前記処理
物を比較的低含水率にして、これを可及的に均一に破砕
造粒するフィーダー2と、フィーダー2から供給される
粒状処理物を乾燥処理するための乾燥室3、乾燥処理後
の粒状の乾燥物を破砕する機構4、前記乾燥室3に熱風
を供給するための送風機17とバーナー18から構成さ
れる熱風供給装置5、破砕後の乾燥物を掻寄せる装置6
、前記乾燥物を気送回収するためのサイクロン型乾燥物
回収器7から構成され、前記回収器7に対する乾燥物気
送用ファン8は、前記乾燥室3に接続されている。
前記乾燥室3は、前記フィーダー2による粒状処理物供
給経路終端に臨む個所に配設された処理物分配機9から
の処理物をベッド10上に堆積し、このベッド10上に
堆積された処理物の粒状間隙を通しての熱風の上昇流動
による直接接触によって処理物を乾燥処理するものであ
って、前記ベッド10を一体連設する乾燥室ケース11
は、分配機ケース12と破砕機構ケース13、及び、フ
ァン8に対して、夫々、可撓性筒状体14・・・・・・
を介して連結され、かつ振動モーターなどの加振機15
が連設されて、乾燥室全体が振動可能に構成されている
前記加振機15は、ケース11と一体にあるベッド10
を振動させて、ベッド10の開口部から乾燥物を落下さ
せ、乾燥物を前記破砕機構4に供給すべく設けられてい
る。
前記ベッド10は、周外方向に向うほど稜線が順次高く
なる山型の部材からなる受面部10 a・・・・・・を
、互いに適当間隔をへだてて乾燥物落下用開口部として
のスリット10C・・・・・・を形成する状態で周方向
に並設し、この受面部10a・・・・・・の下方に、ケ
ース内周面との間に間隔を持たせて皿状部材10 bを
一体連設して構成され、乾燥室中央部はど落下し易い傾
向にある乾燥物に対して、乾燥室周部に在る乾燥物を受
面部10 a・・・・・・によって中心側に移行させ、
この乾燥物により側圧作用によって中心部の乾燥物の落
下を抑制すると共に、部材10 bによって更に中央部
の乾燥物の落下を抑制し、全体的に乾燥室全体における
乾燥物の落下の均一化を計っである。
前記破砕機構4は、駆動回転する杆体と固定杆体とを放
射状に、かつ上下に交互に配設したものであり、掻寄せ
装置6は、前記回転杆体と同時駆動する翼体を回転方向
後方に向けて湾曲させて、乾燥物を回転に伴って周外方
向に移動させながら取出口16に供給すべく構成され、
また分配機9は、円錐状の駆動回転体に湾曲隆状体を立
設して、粒状処理物を分散供給すべく構成されている。
尚、処理物を造粒して乾燥室3に供給するに、比較的含
水率の処理物を造粒機などによって予め造粒して、これ
をフィーダー2によって乾燥室3に供給すべく構成する
も良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る乾燥装置の実施例を示し、第1図は
全体縦断側面図、第2図は第1図のIIII線断面図で
ある。 2・・・・・・フィーダ、3・・・・・・乾燥室、4・
・・・・・破砕機構、5・・・・・・熱風供給装置、9
・・・・・・処理物分配機、10・・・・・・ベッド、
10a・・・・・・受面部、10 C・・・・・・スリ
ット、15・・・・・・加振機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 比較的低含水率の処理物を造粒して乾燥室3に供給する
    フィーダー2を設け、このフィーダー2の移送終端部で
    、かつ、前記乾燥室3の人口部近傍位置に、前記乾燥室
    3内の広範囲に亙って前記処理物を拡散させる処理物分
    配機9を設けると共に、この処理物分配機9の下方側に
    おける乾燥室3内の処理物落下経路の途中位置には、拡
    散供給された前記処理物を一時的に受は止めて乾燥処理
    するためのベッド10を配置し、このベッド10には、
    その周方向での略均等な間隔毎に放射状に延出された多
    数のスリット10 C・・・・・・を穿設すると共に、
    隣接スリブ)10c、IQc・・・・・・間に位置して
    処理物を受は止める受面部10 a・・・・・・の処理
    物受面を、前記スリブ)IOC側、並びに、乾燥室中央
    部側はど下位となる傾斜面に形成し、さらに、このベッ
    ド10を振動させて前記スリット10Cから乾燥処理物
    を落下させるための加振機15を設けると共に、このベ
    ッド10の下方に、該ベッド10の開口部から落下する
    乾燥物を破砕するための破砕機構4を配設し、かつ、前
    記ベッド10よりも下方側から乾燥室3内に熱風を供給
    する熱風供給装置5を設けである事を特徴とする乾燥装
    置。
JP1976120813U 1976-09-07 1976-09-07 乾燥装置 Expired JPS5825265Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976120813U JPS5825265Y2 (ja) 1976-09-07 1976-09-07 乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976120813U JPS5825265Y2 (ja) 1976-09-07 1976-09-07 乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5337961U JPS5337961U (ja) 1978-04-03
JPS5825265Y2 true JPS5825265Y2 (ja) 1983-05-30

Family

ID=28730295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976120813U Expired JPS5825265Y2 (ja) 1976-09-07 1976-09-07 乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5825265Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6095993B2 (ja) * 2013-02-04 2017-03-15 三菱重工業株式会社 原料供給装置及び方法並びに流動層乾燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5337961U (ja) 1978-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3898745A (en) Drying apparatus for concentrating solutions
CA1138637A (en) Equipment for drying and granulating of wet, pasty and/or fusible materials
US5094604A (en) Apparatus for making granular absorbent from fibrous materials
CN101312787B (zh) 粉粒体的粉碎粒化装置以及粉粒体的粉碎粒化方法
USRE27214E (en) Method and apparatus for making spherical granules
US4207943A (en) Countercurrent solid-to-solid heat transfer apparatus and method
US6471898B1 (en) Method for reducing moisture content
US4754934A (en) Vertical grinding mill
US4226027A (en) Material feed system for jet mills and flash dryers
EP0441092A1 (en) A method and apparatus for heat treating a particulate product
JPH0428989B2 (ja)
US3765612A (en) Drier for bulk material
JPS5825265Y2 (ja) 乾燥装置
US4306815A (en) Apparatus for processing materials which are difficult to expand with gas and/or liquid, in an expanded layer
US3864841A (en) Rotary dehydrator-granulator
JP3569131B2 (ja) 造粒乾燥装置
GB1571678A (en) Grain separator
CN214973661U (zh) 一种固废杂盐处理搅拌装置
WO1988004020A1 (en) Drying device for granular material
US3792536A (en) Rotary dehydrator-granulator
CN112479543B (zh) 立式污泥干化装置和操作方法
RU2059174C1 (ru) Сушилка сыпучих материалов
RU2100722C1 (ru) Установка для термообработки пастообразных материалов
JPS591693Y2 (ja) 造粒装置
RU2038557C1 (ru) Сушилка