JP2006051245A - 縫い針 - Google Patents

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Yasuhiro Aoki
靖博 青木
Toshinori Ichiba
敏憲 市場
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Abstract

【課題】 指先を意図的に突かない限り怪我する心配が殆どなく安全に裁縫可能で、しかも、色や太さの異なる様々な天然繊維製の糸あるいは合成繊維製の糸を取着して自由に繰り返し使える縫い針を提供すること。
【解決手段】 針本体1がプラスチック製で、この針本体1の表面部2における針先3を除く中央部4あるいは基端部5に縫い糸10が取着可能な溝深さからなる環状溝部6を有するか、あるいは、当該環状溝部6の基端側に連続して、縫い糸10が取着可能な溝幅からなる長手方向に沿う係止溝部9を有するか、もしくは、環状溝部6と係止溝部9の双方を有している。
【選択図】 図4

Description

本発明は針穴への糸通しが不要である縫い針に関する。
例えば、先行文献1に記載されている金属製縫い針があり、構成は、針先と反対側の基端部に切り込みを設け、この切り込みに糸を引っ掛けるようにすることで、糸通しを不要にしてあるものである。
また、先行文献2に記載されている合成樹脂製の縫い針がある。この縫い針の構成は、針の頭から合成繊維の糸条を形成し、一体化したもので、使い捨ての糸通し不要なものになっている。
ところで、前者の金属製縫い針では、針先が硬く強靭であるため、生地が厚地である場合や織り目が細かくても支障なく裁縫できるものであるが、反面、硬く鋭い針先で指先を突いて怪我してしまうことがある。
この点、後者の合成樹脂製縫い針では、指先を意図的に突かない限り怪我する心配は殆どなく安全であるといえる。一方、糸を通す針孔がなく、針の頭に合成繊維製の糸を一体に形成してあるものであるため、糸は合成繊維製のものに限定され、色や太さの異なる様々な天然繊維製の糸が使えないことはもとより、合成繊維製糸であっても別体であれば使えない。同様に、針の頭から合成繊維製糸が切れた場合も、針孔がないので使えないという不都合がある。
先行文献1
実開平6−75383号公報
先行文献2
実開昭60−147388号公報
解決しようとする課題は、指先を意図的に突かない限り怪我する心配が殆どなく安全に裁縫可能で、しかも、色や太さの異なる様々な天然繊維製の糸あるいは合成繊維製の糸を取着して自由に繰り返し使える縫い針を提供することにある。
本発明は前記した課題を達成するため、以下の構成にしたことを特徴とする。
1.針本体がプラスチック製で、この針本体の表面部における針先を除く中央部および/または基端部に縫い糸が取着可能な溝深さからなる環状溝部を有していることを特徴とする。
針本体は、一端が針先である態様であってもよいし、両端が針先である態様であってもよい。この針本体の断面形状は、丸形状、角形状、異形状、その他のこれらに類する断面形状のいずれであってもよく、たとえば生地に通す際の抵抗すなわち摩擦抵抗が軽減される異形状が望ましい。そして、針本体の材質は、ポリオキシメチレン、生分解性樹脂等のプラスチックであり、ジュラコン(商品名)等の自己潤滑性に富むエンジニアリングプラスチックが望ましい。また、針本体を赤や黒等の適宜の色にすることで意匠性を高め、商品価値をあげるようにしてもよい。生分解性樹脂としては、ポリ乳酸系、ポリラクタイド等が挙げられる。環状溝部は、中央部あるいは基端部に設けてもよいし、中央部および基端部に設けてもよく、溝数は問われない。この環状溝部は、縫い糸が取着可能な溝深さ、たとえば、環状溝部に縫い糸を結び付けた状態で、溝の開口縁に縫い糸が引っ掛かって抜け外れない程度の溝深さであればよい。かかる環状溝部に対する縫い糸の取着方法としては、前記した結着の他に、接着あるいは熱融着して溝に一体化することがあり、さらに、結着したうえで接着あるいは熱融着する等して取着するようにしてもよい。
2.針本体がプラスチック製で、この針本体の表面部における少なくとも基端部に縫い糸が取着可能な溝幅からなる長手方向に沿う係止溝部を有していることを特徴とする。
針本体の針先の態様、針本体の断面形状、針本体の材質等は前記1で説明したとおりであるため、説明を省略する。係止溝部は、1本であってもよいし、複数本であってもよく、この溝断面形状は縫い糸を嵌合・係止あるいは同嵌合・係止状態に接着もしくは熱融着して一体化可能な形状であればよい。
3.針本体がプラスチック製で、この針本体の表面部における針先を除く中央部あるいは基端部に縫い糸が取着可能な溝深さからなる環状溝部を、当該環状溝部の基端側に連続して、縫い糸が取着可能な溝幅からなる長手方向に沿う係止溝部を、それぞれ有していることを特徴とする。
針本体の針先の態様、針本体の断面形状、針本体の材質、環状溝部、係止溝部等については、前記した通りで説明を省略する。
A.請求項1により、指先を意図的に突かない限り怪我する心配が殆どなく安全に裁縫可能で、しかも、色や太さの異なる様々な天然繊維製の糸あるいは合成繊維製の糸を環状溝部に結着あるいは接着もしくは熱融着することで自由に繰り返し使うことができる。
B.請求項2により、指先を意図的に突かない限り怪我する心配が殆どなく安全に裁縫可能で、しかも、色や太さの異なる様々な天然繊維製の糸あるいは合成繊維製の糸を係止溝部に嵌合・係止あるいは同嵌合・係止状態に接着もしくは熱融着することで自由に繰り返し使うことができる。
C.請求項3により、指先を意図的に突かない限り怪我する心配が殆どなく安全に裁縫可能で、しかも、色や太さの異なる様々な天然繊維製の糸あるいは合成繊維製の糸を、環状溝部に結着あるいは接着もしくは熱融着して取着するか、係止溝部に嵌合・係止あるいは同嵌合・係止状態に接着もしくは熱融着して取着するか、環状溝部と係止溝部の双方に取着するかして、自由に繰り返し使うことができる。
さらに、環状溝部に取着する糸と、係止溝部に取着する糸の色を違えて適宜組み合わせれば、カラフルな模様や刺繍に好適である。
図1には本発明の請求項1発明における縫い針の実施の1形態を例示しており、針本体1は、断面丸形状のジュラコン製で、この針本体1の表面部2における先鋭状の針先3に対して、基端部5には環状溝部6を設けてある。
環状溝部6は、縫い糸10が結着あるいは接着もしくは熱融着して取着可能な溝深さにしてあり、例えば、この環状溝部6に縫い糸10を結び付けた状態で、溝の開口縁7に縫い糸10が引っ掛かって抜け外れず、接着もしくは熱融着した状態で縫い糸10が溝内に収まる程度の溝深さに形成してある。
さらに、環状溝部6の溝幅を複数本の縫い糸10が取着可能にしてあることにより、取着する縫い糸10の色を違えて適宜組み合わせれば、カラフルな模様や刺繍に好適である。
図2には本発明の請求項2発明における縫い針の実施の1形態を例示しており、針本体1は、リブ8を放射状に配設している断面略菊の花形状のジュラコン製で、この針本体1の表面部2には、先鋭状の針先3を除いて、平行状の隣り合う各リブ8間に係止溝部9を長手方向に沿い設けてある。
係止溝部9は、縫い糸10が弾性的に嵌合・係止あるいは同嵌合・係止状態に接着もしくは熱融着して取着可能な溝幅にしてあり、この係止溝部9に縫い糸10を嵌合・係止した状態で、隣り合うリブ8に縫い糸10が弾性的に挟持されて抜け外れない程度に形成してある。これにより、縫い糸10の本数は係止溝9数と同数まで増減することが可能になる。さらに、取着する縫い10糸の色を違えて適宜組み合わせれば、カラフルな模様や刺繍に好適である。
図3には本発明の請求項3発明における縫い針の実施の1形態を例示しており、(a)および(b)に示す針本体1は、リブ8を放射状に配設している断面略菊の花形状のジュラコン製で、この針本体1の表面部2における先鋭状の針先3に対して、中央部4には環状溝部6を設けてある。
環状溝部6は、縫い糸10が結着あるいは接着もしくは熱融着して取着可能な溝深さにしてあり、この環状溝部6に縫い糸10を結び付けた状態で、溝の開口縁7に縫い糸10が引っ掛かって抜け外れない程度の溝深さに形成してある。
そして、針本体1の表面部2には、先鋭状の針先3を除いて、平行状の隣り合う各リブ8間に係止溝部9を長手方向に沿い設けてある。
係止溝部9は、縫い糸10が弾性的に嵌合・係止あるいは同嵌合・係止状態に接着もしくは熱融着して取着可能な溝幅にしてあり、この係止溝部9に縫い糸10を嵌合・係止した状態で、隣り合うリブ8に縫い糸10が弾性的に挟持されて抜け外れない程度に形成してある。また、係止溝部9は環状溝部6と連続しており、この係止溝部9に嵌合・係止した縫い糸10を環状溝部6から返して隣り合う他の係止溝部9に嵌合・係止することによって、縫い糸10の嵌合・係止関係が強固になるように形成してある。かかる嵌合・係止関係は、縫い糸10を環状溝部6に結び付けるか、接着もしくは熱融着することでさらに強化されることになる。また、縫い糸10の本数を係止溝部9数の少なくとも半数まで増減することが可能になる。
これにより、環状溝部6および/または係止溝部9に取着する縫い糸10の色を違えて適宜組み合わせれば、カラフルな模様や刺繍に好適である。
図3の(c)には本発明の請求項3発明の縫い針における実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図3の(a)の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符号を準用して省略し、相違する構成について説明する。
針本体1は、基端部5に環状溝部6を設けてある。
これにより、環状溝部6および/または係止溝部9に取着する縫い糸10の色を違えて適宜組み合わせれば、カラフルな模様や刺繍に好適である。
図4には本発明の請求項3発明の縫い針における実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図3の(a)の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符号を準用して省略し、相違する構成について説明する。
針本体1は、中央部4および基端部5に環状溝部6をそれぞれ設けてある。
これにより、中央部4および基端部5の係止溝部9に取着する縫い糸10の色を違えて適宜組み合わせれば、カラフルな模様や刺繍に好適である。
図5には本発明の請求項3発明の縫い針における実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図3の(c)の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符号を準用して省略し、相違する構成について説明する。
針本体1は、断面略十字形状に成形してあり、表面部2における基端部5には環状溝部6を設けると共に、平行状の隣り合う各リブ8間に係止溝部9を長手方向に沿い設けてある。
これにより、環状溝部6および/または係止溝部9に取着する縫い糸10の色を違えて適宜組み合わせれば、カラフルな模様や刺繍に好適である。
本発明の請求項1発明における縫い針の実施の1形態を例示している正面図。 (a)は本発明の請求項2発明における縫い針の実施の1形態を例示している正面図。(b)は(2b)−(2b)拡大断面図。 (a)は本発明の請求項3発明における縫い針の実施の1形態を例示している正面図。(b)は(3b)−(3b)拡大断面図。(c)は本発明の請求項3発明の縫い針における実施の他の1形態を例示している正面図。 本発明の請求項3発明の縫い針における実施の他の1形態を例示している正面図。 (a)は本発明の請求項3発明の縫い針における実施の他の1形態を例示している正面図。(b)は(5b)−(5b)拡大断面図。
符号の説明
1 針本体
2 表面部
3 針先
4 中央部
5 基端部
6 環状溝部
7 開口縁
8 リブ
9 係止溝部
10 縫い糸

Claims (3)

  1. 針本体がプラスチック製で、この針本体の表面部における針先を除く中央部および/または基端部に縫い糸が取着可能な溝深さからなる環状溝部を有していることを特徴とする縫い針。
  2. 針本体がプラスチック製で、この針本体の表面部における少なくとも基端部に縫い糸が取着可能な溝幅からなる長手方向に沿う係止溝部を有していることを特徴とする縫い針。
  3. 針本体がプラスチック製で、この針本体の表面部における針先を除く中央部あるいは基端部に縫い糸が取着可能な溝深さからなる環状溝部を、当該環状溝部の基端側に連続して、縫い糸が取着可能な溝幅からなる長手方向に沿う係止溝部を、それぞれ有していることを特徴とする縫い針。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007000408T5 (de) 2006-02-27 2009-01-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Montageverfahren, Montageprogramm und Komponentenmontagevorrichtung
JP2012197951A (ja) * 2012-07-27 2012-10-18 Panasonic Corp 真空断熱材

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