JP3183597U - ニットタイ - Google Patents

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博司 梅本
計興 寺澤
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三岡繊維株式会社
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Abstract

【課題】中継ぎ部を適正幅まで細くすることができると共に中継ぎ部に十分な形状保持性を確保することができるニットタイを提供する。
【解決手段】丸編機で編成される筒状編地によって形成されており、大剣部11、中継ぎ部12及び中継ぎ部12と同一幅の小剣部13とから構成されている。大剣部11の編地部分は、綿糸40/2を使用したジャガード編みによって編成された編組織を有しており、度目を大きくすることによって幅広に形成されていると共に、締めたときにノットとなる大剣部11の基端部11aの編地部分には、弾性糸がコース方向に挿入されている。中継ぎ部12及び小剣部13の編地部分は、大剣部11の編地部分を編成している編糸より細い綿糸80/2を使用したリブ編みによって編成された編組織を有しており、大剣部11の編地部分よりも度目を小さくし、弾性糸をコース方向に挿入することによって、大剣部11よりも幅狭に形成されている。
【選択図】 図1

Description

この考案は、丸編機で編成された筒状編地によって形成されたニットタイに関する。
丸編機で編成される筒状編地によって形成されたニットタイとしては、例えば、図4に示すようなものがある。このニットタイ50は、同図に示すように、通常のネクタイと同様に、大剣部51、中継ぎ部52及び小剣部53とから構成されており、丸編機を用いて、編糸を切り替えながら度目を変化させることによって、大剣部51となる幅広で編目の粗い編地部分、中継ぎ部52となる幅狭で編目の細かい編地部分及び小剣部53となる中間幅で編目の粗い編地部分が繋がった一連の筒状編地を編成した後、大剣部51及び小剣部53の剣先となる筒状編地の両端開口部を中表に縫合することによって製造される。
特開平11−315409号公報
しかしながら、上述したニットタイ50は、編糸の太さと度目とを変化させることによって、大剣部51、中継ぎ部52及び小剣部53のそれぞれに対応する部分の編地幅を調整しているだけなので、幅広の大剣部51に対して中継ぎ部52の幅を狭めようとしても限界があり、大剣部51の幅を広くすると、中継ぎ部52を適正幅まで細くすることができないと共に、編地自体がしっかりしていないので、締める際に最も力の加わる中継ぎ部52に十分な形状保持性を確保することができないといった問題もある。
そこで、この考案の課題は、中継ぎ部を適正幅まで細くすることができると共に中継ぎ部に十分な形状保持性を確保することができるニットタイを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る考案は、丸編機で編成された筒状編地によって大剣部、中継ぎ部及び小剣部が形成されたニットタイにおいて、前記中継ぎ部を形成している編地部分は、前記大剣部を形成している編地部分を編成している編糸よりも細い編糸によって編成されていると共に、前記大剣部を形成している編地部分よりも度目が小さくなっており、前記中継ぎ部を形成している編地部分には、編目を作らずにコース方向に弾性糸が挿入されていることを特徴とするニットタイを提供するものである。
また、請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案のニットタイにおいて、締めたときにノットとなる部分を形成している編地部分には、編目を作らずにコース方向に弾性糸が挿入されていることを特徴としている。
以上のように、請求項1に係る考案のニットタイは、中継ぎ部を形成している編地部分が、大剣部を形成している編地部分を編成している編糸よりも細い編糸によって編成されていると共に、大剣部を形成している編地部分よりも度目が小さくなっており、さらに、中継ぎ部を形成している編地部分には、編目を作らずにコース方向に弾性糸が挿入されているので、細い編糸を使用して度目を小さくすることによって、筒状編地における中継ぎ部となる部分を幅狭に形成している従来のニットタイとは異なり、大剣部をある程度太くしても中継ぎ部を適正幅まで細くすることができる。
また、中継ぎ部を形成している編地部分に弾性糸を挿入することにより、中継ぎ部を形成している編地自体がしっかりするので、締める際に最も力の加わる中継ぎ部に十分な形状保持性を確保することができる。
また、請求項2に係る考案のニットタイは、締めたときにノットとなる部分を形成している編地部分に、編目を作らずにコース方向に弾性糸が挿入されているので、ノットとなる部分の編地がしっかりとし、締めたときにノットを綺麗に仕上げることができる。
この考案に係るニットタイの一実施形態を示す平面図である。 他の実施形態であるニットタイを示す平面図である。 他の実施形態であるニットタイを示す平面図である。 従来のニットタイを示す平面図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本考案のニットタイの一実施形態を示している。同図に示すように、このニットタイ1は、ダブルシリンダタイプの丸編機で編成される筒状編地によって形成されており、大剣部11、中継ぎ部12及び中継ぎ部12と同一幅の小剣部13とから構成されている。
前記大剣部11を形成している編地部分は、地糸(グランド糸)として綿糸40/2を使用したジャガード編みによって編成された編組織を有しており、度目を大きくすることによって幅広に形成されていると共に、締めたときにノット(結び目)となる大剣部11の基端部11aを形成している編地部分には、ポリウレタン弾性繊維やゴム糸等からなる芯糸に他の紡績糸やフィラメント糸を巻き付けたDCY(ダブルカバーリングヤーン)やSCY(シングルカバーリングヤーン)といった弾性糸が、編目を作らずにコース方向に挿入されている。なお、図1における横縞表示部分が弾性糸が挿入されている部分を示している。
一方、前記中継ぎ部12及び小剣部13を形成している編地部分は、地糸(グランド糸)として、大剣部11の編地部分を編成している編糸より細い綿糸80/2を使用したリブ編みによって編成された編組織を有しており、大剣部11の編地部分よりも度目を小さくし、さらに、上述したDCYやSCY等の弾性糸を、編目を作らずにコース方向に挿入することによって、大剣部11よりも幅狭(大剣部の幅の54%程度)に形成されている。
前記大剣部11の剣先は、扁平に折り畳んだ筒状編地の開口端を三角形状に切断し、中表に縫合することによって三角形に形成されているが、小剣部13の剣先は、扁平に折り畳んだ筒状編地の開口端を長手方向に直交する方向に切断し、中表に縫合することによって角形に形成されている。
以上のように、このニットタイ1は、中継ぎ部12を形成している編地部分が、大剣部11の編地部分を編成している編糸よりも細い編糸によって編成されていると共に、大剣部11の編地部分よりも度目が小さくなっており、さらに、中継ぎ部12の編地部分には、編目を作らずにコース方向に弾性糸が挿入されているので、細い編糸を使用して度目を小さくすることによって、筒状編地における中継ぎ部となる部分を幅狭に形成している従来のニットタイとは異なり、大剣部11をある程度太くしても中継ぎ部12を適正幅まで細くすることができる。
また、中継ぎ部12を形成している編地部分に弾性糸を挿入することにより、中継ぎ部12を形成している編地自体がしっかりするので、締める際に最も力の加わる中継ぎ部12に十分な形状保持性を確保することができる。
また、このニットタイ1は、締めたときにノットとなる大剣部11の基端部11aを形成している編地部分に、編目を作らずにコース方向に弾性糸が挿入されているので、ノットとなる部分の編地がしっかりとし、締めたときにノットを綺麗に仕上げることができる。
また、このニットタイ1は、扁平に折り畳んだ筒状編地によって大剣部11、中継ぎ部12及び小剣部13が形成されており、しかも、筒状編地の開口端をそれぞれ中表に縫合することによって大剣部11及び小剣部13の剣先が形成されているので、表裏の区別がなく、例えば、表裏を同一柄にしておくと、表裏を意識することなく締めることができ、表裏を異なる柄にしておくと、リバーシブルのニットタイとして使用することができる。
なお、上述した実施形態では、小剣部13を中継ぎ部12と同一幅にしているが、これに限定されるものではなく、例えば、図2に示すニットタイ2のように、小剣部13Aを形成している編地部分に弾性糸を挿入しないでおくことにより、小剣部13Aを中継ぎ部12より幅広にしたり、図3に示すニットタイ3のように、小剣部13Bを形成している編地部分を、大剣部11を形成している編地部分と同一の編糸を使用して同一の度目になるように編成した状態で弾性糸を挿入することによって、小剣部13Bを中継ぎ部12より幅広にすることも可能である。なお、図2及び図3における横縞表示部分が弾性糸が挿入されている部分を示している。
また、上述した実施形態では、綿糸40/2を用いたジャガード編みによって大剣部11を編成すると共に、綿糸80/2を用いたリブ編みによって中継ぎ部12及び小剣部13を編成しているが、中継ぎ部の編地部分が大剣部の編地部分よりも細い編糸によって編成されていればよく、筒状編地の編糸の種類や太さ、編組織については特に限定されない。
本考案は、丸編機で編成された筒状編地によってニットタイを製造する場合に利用することができる。
1、2、3
11 大剣部
11a 基端部
12 中継ぎ部
13、13A、13B 小剣部

Claims (2)

  1. 丸編機で編成された筒状編地によって大剣部、中継ぎ部及び小剣部が形成されたニットタイにおいて、
    前記中継ぎ部を形成している編地部分は、前記大剣部を形成している編地部分を編成している編糸よりも細い編糸によって編成されていると共に、前記大剣部を形成している編地部分よりも度目が小さくなっており、
    前記中継ぎ部を形成している編地部分には、編目を作らずにコース方向に弾性糸が挿入されていることを特徴とするニットタイ。
  2. 締めたときにノットとなる部分を形成している編地部分には、編目を作らずにコース方向に弾性糸が挿入されている請求項1に記載のニットタイ。
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