JP2006050797A - 小型モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転軸と軸受部材との間で生じうるラジアル方向でのタタキノイズの発生を防止しつつ、小型化を図ることが可能な構成を備えたモータを提供すること。
【解決手段】 小型モータ1は、回転軸21の基端21bをラジアル方向及びスラスト方向に支持する軸受部材7と、軸受部材7を保持する軸受保持部材9とを備え、軸受保持部材9は、薄板状のバネ鋼板から形成され、軸受部材7を保持する軸受保持部9aと、軸受保持部9aから径方向外方へ向かって螺旋状に延設された3本の腕部9bと、軸受保持部9aの径方向外方で腕部9bに連設された外周部9cとを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転軸の外周側に永久磁石が固定されたロータが、ステータ内部で回転する小型モータに関するものである。
CD、DVDプレーヤに用いられる光ヘッド装置といった被移動体の駆動アクチュエータ等に使用される小型モータとして、回転軸の外周側に永久磁石が固定されたロータが、永久磁石に径方向で対向する極歯を有するステータの内部で回転するステッピングモータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたステッピングモータでは、図3に示すように、ロータ120は、回転軸121と、回転軸121の反出力端となる基端121a側に固定された永久磁石122を備えている。また、ステータ130は、コイルが巻回された第1のボビン142を上下から挟むように配置された第1の外ステータコア141、および第1の内ステータコア143と、コイルが巻回された第2のボビン152を上下から挟むように配置された第2の内ステータコア153、および第2の外ステータコア151とを備えている。
回転軸121の基端121a側では、第2の外ステータコア151のモータ軸線方向(スラスト方向)における外側の面に取り付けた樹脂製又は金属製の環状の軸受保持部材195によって、軸受部材191がスラスト方向に移動自在に保持されている。また、軸受保持部材195の内周面と軸受部材191の外周面との間には間隙が設けられており、軸受部材191は、軸受保持部材195の内周側でラジアル方向にも移動自在となっている。
軸受保持部材195のスラスト方向における外側の面には薄板状の端板160が取り付けられており、この端板160に構成した板バネ161によって、回転軸121が、軸受部材191および鋼球163を介して出力端に向けて付勢されている。回転軸121の基端121aには、鋼球163を保持するすり鉢状の鋼球保持孔が設けられているとともに、軸受部材191にも、鋼球163を保持するすり鉢状の鋼球保持孔が設けられており、回転軸121の基端121aは、軸受部材191の中心で鋼球を介してラジアル方向及びスラスト方向に支持されるようになっている。
このように構成された図3のステッピングモータでは、軸受部材191が、軸受保持部材195の内周側をスラスト方向に移動するため、スラスト方向でのモータのノイズの発生が防止されるとともに、回転軸121の基端121aが軸受部材191の中心でラジアル方向にも支持される構成であるため、ラジアル方向でのノイズの発生も防止されている。
また、特許文献1では、図4に示すように、第2の外ステータコア151の内周側に軸受部材191が固着され、第2の外ステータコア151のスラスト方向における外側の面に薄板状の端板160が取り付けられたステッピングモータも開示されている。このステッピングモータでは、軸受部材191が貫通した軸受孔を備えており、この軸受孔に、回転軸121の基端121a側が挿通されて、ラジアル方向に支持されている。また、回転軸121の基端121aが半球面状に形成されており、端板160に形成された板バネ161によって、回転軸121の基端121aがスラスト方向に支持されている。
このように構成された図4のステッピングモータでは、回転軸121が、軸受部材191の軸受孔の内周側をスラスト方向に移動するため、スラスト方向でのノイズの発生が防止されている。
特開2003−333794号公報
図3に示すステッピングモータは、回転軸121の基端121aをラジアル方向及びスラスト方向に支持した軸受部材191が軸受保持部材195の内周側をスラスト方向に移動する構成であるため、ラジアル方向及びスラスト方向で生じるノイズを防止できる点で利点がある。しかしながら、軸受保持部材195では、その構造上、モータ軸線方向の厚さを2mm程度、確保する必要があり、昨今のステッピングモータの小型化の要求に応えることができない。
一方、図4に示すステッピングモータでは、第2の外ステータコア151に薄板状の端板160が直接取り付けられていることから、ステッピングモータの小型を図ることができる点で利点がある。しかしながら、軸受部材191の軸受孔に回転軸121の基端121a側が挿通され、回転軸121の基端121aが板バネ161によって、スラスト方向にのみ支持されているため、軸受部材191と回転軸121との軸受隙間では、ロータ120の回転時の負荷状況によって、軸受部材191の内周面と回転軸121の外周面とがぶつかって、ラジアル方向でいわゆるタタキノイズが発生する。このタタキノイズは、軸受部材191と回転軸121との軸受隙間を小さくすれば、低減させることも可能であるが、図4に示すステッピングモータでは、構造上、タタキノイズの発生を防止することはできない。
そこで、本発明の課題は、回転軸と軸受部材との間で生じうるラジアル方向でのタタキノイズの発生を防止しつつ、小型化を図ることが可能な構成を備えたモータを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、回転軸と該回転軸の外周側に固定された永久磁石とを有するロータと、前記永久磁石に径方向で対向する極歯を有するステータとを備えた小型モータにおいて、前記小型モータは、さらに、前記回転軸の反出力端となる基端をラジアル方向及びスラスト方向に支持する軸受部材と、該軸受部材を保持する軸受保持部材とを備え、前記軸受保持部材は、薄板状の弾性部材から形成されるとともに、前記軸受部材を保持する軸受保持部と、該軸受保持部から径方向外方へ向かって螺旋状に延設された腕部と、前記軸受保持部の径方向外方で前記腕部に連設され前記ステータに固定された外周部とを備えることを特徴とする。
本発明では、回転軸の反出力端となる基端をラジアル方向及びスラスト方向に支持する軸受部材と、軸受部材を保持する軸受保持部材とを備えているため、軸受部材と回転軸との軸受隙間でのタタキノイズの発生を防止することができる。また、軸受保持部材が、薄板状の弾性部材から形成されているため、軸受部材を軸受保持部材で保持する構成を採用しても、モータの小型化を図ることができる。
特に、本発明では、軸受保持部材が、軸受部材を保持する軸受保持部と、軸受保持部から径方向外方へ向かって螺旋状に延設された腕部と、軸受保持部の径方向外方で腕部に連設されステータに固定された外周部とを備えている。腕部が軸受保持部から螺旋状に延設され外周部に連設されているため、腕部の長さの確保することができ、腕部での撓み量を確保できる。そのため、薄板状の弾性部材から軸受保持部材を形成しても、軸受保持部で保持される軸受部材をスラスト方向に移動可能に保持することができる。従って、スラスト方向で生じうるノイズの発生も防止することができる。
本発明において、前記軸受保持部材は、前記腕部を3本以上備えていることが好ましい。このように構成すると、腕部での撓み量を確保するために、腕部を軸受保持部から螺旋状に延設して腕部の長さを確保する構成を採用しても、3本以上の腕部で軸受保持部を支持するため、スラスト方向及びラジアル方向での軸受部材の支持強度を確保することができる。
本発明において、前記小型モータは、さらに、前記軸受保持部材の損傷を防止するため、前記ロータのスラスト方向への移動量を規制する規制部材を備えることが好ましい。この場合には、薄板状の軸受保持部材が撓みすぎによって損傷することを防止することができる。
以上のように本発明の小型モータでは、回転軸の基端をラジアル方向及びスラスト方向に支持する軸受部材と、軸受部材を保持する軸受保持部材とを備えているため、軸受部材と回転軸との軸受隙間でのタタキノイズの発生を防止することができる。また、軸受保持部材が、薄板状の弾性部材から形成されているため、軸受部材を軸受保持部材で保持する構成を採用しても、モータの小型化を図ることができる。特に、本発明では、腕部が軸受保持部から螺旋状に延設され外周部に連設されているため、腕部の長さの確保することができ、腕部での撓み量を確保できる。そのため、薄板状の弾性部材から軸受保持部材を形成しても、軸受保持部で保持される軸受部材をスラスト方向に移動可能に保持することができる。従って、スラスト方向で生じうるノイズの発生も防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
(小型モータの構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる小型モータを示す側面断面図である。図2は、図1に示す小型モータの軸受保持部材を示す平面図である。
本形態にかかる小型モータ1は、いわゆるPM型のステッピングモータであり、回転軸21と円筒状の永久磁石22とを有するロータ2と、永久磁石22に径方向で対向する極歯6を有するステータ3と、回転軸21の出力側でステータ3に固定された地板10とを備えている。また、ステータ3の反出力側(回転軸21の基端21b側)には、ロータ2のスラスト方向の移動量を規制する規制部材8と軸受保持部材9とが設けられており、軸受保持部材9によって軸受部材7がスラスト方向に移動可能に保持されている。
ロータ2を構成する回転軸21では、出力端21a及び反出力端である基端21bがともに半球面状に形成されている。出力端21aは、小型モータ1が使用される上位装置の設けられた図示を省略する軸受部材によってラジアル方向及びスラスト方向に支持可能となっている。また、回転軸21の出力端21a側には、ギア11が圧入等の固定手段によって固定されている。さらに、回転軸21の基端21b側の外周には、永久磁石22が固定されている。
永久磁石22の反出力側端面の中心には、凹部22aが形成されている。凹部22aの径方向寸法は、軸受部材7の径方向寸法よりも大きくなっており、軸受部材7は、スラスト方向で凹部22aを出入可能になっている。
ステータ3は、第1のステータ組4と第2のステータ組5とから構成されており、これらのステータ組4、5が軸方向に重なるように配置されている。第1のステータ組4は、第1の外ステータコア41と、コイルが巻回された第1のボビン42と、第1のボビン42を第1の外ステータコア41との間に挟む第1の内ステータコア43とから構成され、回転軸21の出力側に位置している。第1のボビン42の内周側には、第1の外ステータコア41及び第1の内ステータコア43のそれぞれに形成された複数の極歯6が周方に隣接するように配置されている。
第2のステータ組5は、第2の外ステータコア51と、コイルが巻回された第2のボビン52と、第2のボビン52を第2の外ステータコア51との間に挟む第2の内ステータコア53とから構成され、回転軸21の反出力側に位置している。第2のボビン52の内周側には、第2の外ステータコア51及び第2の内ステータコア53のそれぞれに形成された複数の極歯6が周方向に隣接するように配置されている。
ロータ2のスラスト方向の移動量を規制する規制部材8は、樹脂製のリング状部材であり、ステータ3を構成する第2の外ステータコア51のスラスト方向における外側の面に取り付けられている。この規制部材8は、内周側には、回転軸21の出力側へ向かってスラスト方向へ突出する移動規制部8aが形成されている。この移動規制部8aは、永久磁石22の反出力側端面と当接可能な当接部8bを備えている。この当接部8bに永久磁石22の反出力側端面が当接することで、ロータ2のスラスト方向への移動量が規制され、軸受保持部材9の損傷が防止されるようになっている。
軸受保持部材9は、薄板状の弾性部材、例えばステンレス製のバネ鋼板から形成された円盤状の部材であり、軸受部材7を保持する軸受保持部9aと、軸受保持部9aから径方向外方へ向かって螺旋状に延設された腕部9bと、軸受保持部9aの径方向外方で腕部9bに連設された外周部9cとを備えている(図2参照)。この軸受保持部材9の厚さは例えば、0.8mmである。
軸受保持部9aは、軸受保持部材9の中心部に位置しており、略リング状に形成されている。軸受保持部9aの中心部は、軸受部材7を保持する保持孔9dとなっている。
本形態では、軸受保持部9aから3本の腕部9bが、約120°の等角度ピッチで延設されており、この腕部9bは、軸受保持部9aから径方向外方へ放射状にわずかに延設された円周方向に比較的肉厚の肉厚部9b1から径方向外方へ向かって螺旋状に延設されている。より具体的には、肉厚部9b1から円周方向に約150°の角度で腕部9bが螺旋状に延設されている。この腕部9bは、径方向で内側と外側から挟み込むように螺旋状に形成された3つの肉盗み部9eが、プレス加工によって打ち抜かれることで形成されている。尚、この肉盗み部9eの円周方向の一端側は、腕部9bと外周部9cとの接続部における円周方向の肉厚を確保することでこの接続部の強度を確保するため、二股状に形成されている。
外周部9cは、腕部9bよりもさらに外周側に位置しており、略リング状に形成されている。外周部9cの内周側に3本の腕部9bが連設され、外周側が、規制部材8を介してステータ3を構成する第2の外ステータコア51のスラスト方向における外側の面に取り付けられている。
本形態では、図1に示すように、軸受保持部材9の腕部9bが反出力側へ撓んだ状態で、小型モータ1は、使用される上位装置に搭載されるようになっており、軸受保持部材9の付勢力によって、軸受部材7には出力側に与圧がかかるようになっている。また、本形態では、上述のように、規制部材8によって、撓みすぎによる軸受保持部材9の損傷、例えば、塑性変形が防止されるようになっている。
軸受部材7は、樹脂で形成された有底円筒状の部材であり、軸受保持部材9の保持孔9dに保持されている。この軸受部材7によって、回転軸21の基端21b側が支持されるようになっている。より具体的には、軸受部材7の内周面7aは、回転軸21の基端21b側をラジアル方向に支持するように構成されている。また、軸受部材7の内周側底面7bは、約150°のテーパ面を有するすり鉢状に形成されており、半球面状に形成された回転軸21の基端21bをラジアル方向及びスラスト方向に支持するように構成されている。尚、軸受部材7の内周面7aと回転軸21の外周面との間には軸受隙間が形成されている。
軸受部材7は、軸受保持部材9の保持孔9dに保持された状態で、腕部9bがスラスト方向に撓むことで、スラスト方向に移動可能になっている。尚、軸受部材7が出力側へ移動する際には、永久磁石22の凹部22aへ軸受部材7の一部が入り込むことになる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の小型モータ1では、軸受保持部材9によって保持された軸受部材7の内周側底面7bがすり鉢状に形成され、半球面状に形成された回転軸21の基端21bがラジアル方向及びスラスト方向に支持されるようになっている。そのため、軸受部材7の内周面7aと回転軸21との軸受隙間でのタタキノイズの発生を防止することができる。
また、軸受保持部材9は、薄板状のバネ鋼板から形成され、規制部材8を介してステータ3を構成する第2の外ステータコア51のスラスト方向における外側の面に取り付けられている。そのため、軸受部材7を軸受保持部材9で保持する構成を採用しても、小型モータ1を軸方向で小型化することができる。尚、軸受部材7が出力側へ移動する際には、永久磁石22の凹部22aへ軸受部材7の一部が入り込むようになっているため、さらに、軸方向で小型化を図ることも可能となっている。
特に、本形態では、軸受保持部材9が、軸受部材7を保持する軸受保持部9aと腕部9bと外周部9cとを備えており、腕部9bが軸受保持部9aから螺旋状に延設され外周部9cに連設されている。そのため、腕部9bの長さの確保することができ、腕部9bでの撓み量を確保できる。従って、薄板状のバネ鋼板から軸受保持部材9を形成しても、軸受保持部9aで保持される軸受部材7をスラスト方向に移動可能に保持することができ、スラスト方向で生じうるノイズの発生も防止することができる。
本形態では、軸受保持部材9は、腕部9bを3本備えている。そのため、腕部9bでの撓み量を確保するために、腕部9bを軸受保持部9aから螺旋状に延設して腕部9bの長さを確保する構成を採用しても、3本の腕部9bで軸受保持部9aを支持するため、スラスト方向及びラジアル方向での軸受部材7の支持強度を確保することができる。特に、本形態では、軸受保持部9aから3本の腕部9bが、約120°の等角度ピッチで延設されているため、ラジアル方向において軸受部材7を確実に支持することができる。
本形態では、小型モータ1は、軸受保持部材9の損傷を防止するためにロータ2のスラスト方向への移動量を規制する規制部材8を備えている。そのため、薄板状の軸受保持部材9が撓みすぎによって損傷することを防止できる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形可能である。例えば、上述した形態では、ロータ2のスラスト方向の移動量を規制する規制部材8は、反出力側に設けられていたが、出力側に設け、ロータ2の反出力側への移動量を規制するようにしても良い。また、軸受保持部材9が所定のバネ強度を有する場合には、必ずしも規制部材8を設ける必要はない。規制部材8を設けない場合には、軸受保持部材9が直接、第2の外ステータコア51に取り付けられることになり、軸方向において、さらに、小型モータ1の小型化を図ることができるようになる。
また、腕部9bの本数は3本には限定されない。但し、ラジアル方向で軸受部材7を確実に支持するためには、軸受保持部材9は、3本以上の腕部9bを備えていることが好ましい。
さらに、小型モータ1は、回転軸21にギア11が固定されたものには限定されず、回転軸21の出力側にリードスクリューが形成されたものであっても良い。また、上述した形態では、小型モータ1自体は軸受部材7を反出力側に備えた片持ちタイプのものであったが、出力側に軸受部材を備えた両持ちタイプのものであっても本発明を適用することは可能である。
本発明の実施の形態にかかる小型モータを示す側面断面図である。 図1に示す小型モータの軸受保持部材を示す平面図である。 従来技術にかかる小型モータを示す側面断面図である。 従来技術にかかる小型モータを示す側面断面図である。
符号の説明
1 小型モータ
2 ロータ
21 回転軸
21b 基端
22 永久磁石
3 ステータ
4 第1のステータ組
5 第2のステータ組
6 極歯
7 軸受部材
8 規制部材
9 軸受保持部材
9a 軸受保持部
9b 腕部
9c 外周部

Claims (3)

  1. 回転軸と該回転軸の外周側に固定された永久磁石とを有するロータと、前記永久磁石に径方向で対向する極歯を有するステータとを備えた小型モータにおいて、
    前記小型モータは、さらに、前記回転軸の反出力端となる基端をラジアル方向及びスラスト方向に支持する軸受部材と、該軸受部材を保持する軸受保持部材とを備え、
    前記軸受保持部材は、薄板状の弾性部材から形成されるとともに、前記軸受部材を保持する軸受保持部と、該軸受保持部から径方向外方へ向かって螺旋状に延設された腕部と、前記軸受保持部の径方向外方で前記腕部に連設され前記ステータに固定された外周部とを備えることを特徴とする小型モータ。
  2. 前記軸受保持部材は、前記腕部を3本以上備えていることを特徴とする請求項1記載の小型モータ。
  3. 前記小型モータは、さらに、前記軸受保持部材の損傷を防止するため、前記ロータのスラスト方向への移動量を規制する規制部材を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の小型モータ。
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