JP2006050539A - 電話発信装置、電話発信方法、電話発信プログラムおよび電話発信プログラムが格納された記憶媒体 - Google Patents
電話発信装置、電話発信方法、電話発信プログラムおよび電話発信プログラムが格納された記憶媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 任意の汎用アプリケーションソフトで展開された画面の一部の領域に文字列が含まれている場合、一定の領域にマウス・ポインティングデバイスなどで指定位置を進める操作をすることのみによって、文字列を取り込み発信を可能にする電話発信装置の提供。
【解決手段】電話発信装置1は、通信装置10とコンピュータ11とからなり、コンピュータ11のディスプレイ13の画面上で操作可能とし、画面上の操作のみでコンピュータ11に接続された通信装置10を制御し、通信装置10で通話用機器3を通信用回線5に接続可能にして電話をかけることができるものである。コンピュータ11は、アプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置によりアプリケーション表示画面中に読込み領域を指定し、読込み領域内の画面情報を取り込み、読込み領域内の画面情報から所望の文字列を抽出する抽出手段と、抽出した文字列を用いて発信する手段とからなる。
【選択図】 図1
【解決手段】電話発信装置1は、通信装置10とコンピュータ11とからなり、コンピュータ11のディスプレイ13の画面上で操作可能とし、画面上の操作のみでコンピュータ11に接続された通信装置10を制御し、通信装置10で通話用機器3を通信用回線5に接続可能にして電話をかけることができるものである。コンピュータ11は、アプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置によりアプリケーション表示画面中に読込み領域を指定し、読込み領域内の画面情報を取り込み、読込み領域内の画面情報から所望の文字列を抽出する抽出手段と、抽出した文字列を用いて発信する手段とからなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンピュータ画面上において操作可能とし、画面上の操作のみでコンピュータに接続された例えばダイアラーなどの通信装置を制御して電話をかけることができる電話発信装置、電話発信方法、電話発信プログラムおよび電話発信プログラムが格納された記憶媒体に関するものである。
従来のこの種の電話発信装置としては、電話機が通信装置を介して通信用回線に接続可能とされていて、前記通信装置の動作がコンピュータによって制御可能にしてなる構成となっており、前記コンピュータの画面上において操作可能とし、画面上の操作のみでコンピュータに接続された例えばダイアラーなどの通信装置の動作を制御して電話をかけることができるようにしたものである。なお、コンピュータは、処理装置本体と、ディスプレイと、マウス・キーボード等とからなり、かつ、処理装置本体で各種の処理ができかつ各種手段を構成できるようになっている。
この電話発信装置は、コンピュータの処理装置本体内において、ディスプレイの表示画面上の範囲指定された領域に数字などの文字列が含まれているか否かを判断する手段と、該領域に数字などの文字列が含まれていると判断された時に、該数字などの文字列を用いて電話発信する手段とが実現されることにより、ユーザがワンタッチ操作で電話発信をすることができるというものである(特許文献1参照)。
また、上記電話発信装置は、コンピュータの処理装置本体内において、表示画面上の範囲指定された領域に数字などの文字列が含まれているか否かを判断する手段と、該領域に数字などの文字列が含まれていると判断された時に、電話発信フォームを表示する手段と、該電話発信フォーム中の発信ボタンがオンされた時に、前記数字などの文字列を用いて電話発信する手段とが実現されることにより、ユーザが簡単な操作で電話発信できる電話発信装置を提供することができるというものである。
さらには、上記電話発信装置において、コンピュータにおけるディスプレイ上の表示データは、任意のアプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で表示されたデータであり、当該ダイヤル発信装置を実現するために前記コンピュータの処理装置本体内で実行される処理プログラムは、前記アプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)に一切の変更を加えることなく、任意のアプリケーションソフトで表示されたデータから数字データを取得し、これを電話発信番号として通信装置の動作を制御し、電話番号の発信をすることができるというものである。
特開2001−309017号公報
しかしながら、上述した従来の電話発信装置は、実際上は、任意のアプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で展開されたコンピュータ画面の一部の領域に数字などの文字列が含まれている場合であっても、そのままその数字などの文字列が取り込まれてダイヤル操作に進むのではなく、マウスを用いて表示画面の特定領域が範囲指定し、その後に、ドラッグ操作により数字などの文字列を範囲指定されなければならないという問題があった。
すなわち、上記従来のダイヤル発信装置は、任意のアプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で展開された画面の一部の領域に数字が含まれている場合であっても、その数字などの文字列を取り込んで、通信装置で電話をかける場合には、マウス操作により、その数字などの文字列が含まれる領域にマウスを導き、そして、その領域に含まれている数字などの文字列を、いわゆるドラッグ操作により、範囲を指定して始めて、そこに表示される数字などの文字列を取り込むという二つの操作を必要とするものであった。
すなわち、上記従来のダイヤル発信装置は、任意のアプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で展開された画面の一部の領域に数字が含まれている場合であっても、その数字などの文字列を取り込んで、通信装置で電話をかける場合には、マウス操作により、その数字などの文字列が含まれる領域にマウスを導き、そして、その領域に含まれている数字などの文字列を、いわゆるドラッグ操作により、範囲を指定して始めて、そこに表示される数字などの文字列を取り込むという二つの操作を必要とするものであった。
さらに、電話開始の操作も必要とするため、自動的に電話発信させることができるとはいいながらも、実際の電話発信に至るまでは、三操作を必要とするという欠点があった。
本発明は、上記の欠点を解消して、任意の汎用アプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で展開された画面の一部の領域に数字などの文字列が含まれている場合でも、その一定の領域にマウスを進める操作をすることのみによって、直ちに、その数字などの文字列を取り込むことができ、電話発信を可能とする電話発信装置、電話発信方法、電話発信プログラムおよび電話発信プログラムが格納された記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明は、上記の欠点を解消して、任意の汎用アプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で展開された画面の一部の領域に数字などの文字列が含まれている場合でも、その一定の領域にマウスを進める操作をすることのみによって、直ちに、その数字などの文字列を取り込むことができ、電話発信を可能とする電話発信装置、電話発信方法、電話発信プログラムおよび電話発信プログラムが格納された記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1に係る発明は、コンピュータ画面上において操作可能とし、当該画面上の操作のみでコンピュータに接続された通信装置を制御して電話をかけることができる電話発信装置において、任意のアプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置または位置指定により前記アプリケーション表示画面中に読込み領域を指定し、当該読込み領域内の画面情報を取り込み、当該読込み領域内の画面情報から所望の数字などの文字列を抽出する抽出手段と、前記抽出した数字などの文字列を用いて電話発信する手段と、前記抽出した数字などの文字列から電話番号を検索できるキー項目を取得しその項目でデーターベースを検索することにより抽出した電話番号で発信する手段とを備えたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するため、本願請求項2に係る発明は、コンピュータ画面上において操作可能とし、当該画面上の操作のみでコンピュータに接続された通信装置を制御して電話をかけることができるダイヤル発信方法において、任意のアプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置または位置指定により前記アプリケーション表示画面中に読込み領域を指定し、当該読込み領域内の画面情報を取り込み、当該読込み領域内の画面情報から所望の数字などの文字列を抽出し、前記抽出した数字などの文字列を用いて電話発信し、あるいは、前記抽出した数字などの文字列から電話番号を検索できるキー項目を取得しその項目でデーターベースを検索することにより抽出した電話番号で発信することを特徴とするものである。
上記目的を達成するため、本願請求項3に係る発明は、コンピュータ画面上において操作可能とし、当該画面上の操作のみでコンピュータに接続された通信装置を制御して電話をかけることができる電話発信プログラムにおいて、任意のアプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置または位置指定により前記アプリケーション表示画面中に読込み領域を指定するステップと、当該読込み領域内の画面情報を取り込むステップと、前記ステップで取り込む画面情報から所望の数字などの文字列を抽出するステップと、前記ステップで抽出した数字などの文字列を用いて電話発信指令を作成するステップと、
前記ステップで抽出した数字などの文字列から電話番号を検索できるキー項目を取得しその項目でデーターベースを検索することにより抽出した電話番号で発信するステップとを備えたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するため、本願請求項4に係る発明は、請求項3記載の電話発信プログラムが格納された記憶媒体にある。
上記目的を達成するため、本願請求項2に係る発明は、コンピュータ画面上において操作可能とし、当該画面上の操作のみでコンピュータに接続された通信装置を制御して電話をかけることができるダイヤル発信方法において、任意のアプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置または位置指定により前記アプリケーション表示画面中に読込み領域を指定し、当該読込み領域内の画面情報を取り込み、当該読込み領域内の画面情報から所望の数字などの文字列を抽出し、前記抽出した数字などの文字列を用いて電話発信し、あるいは、前記抽出した数字などの文字列から電話番号を検索できるキー項目を取得しその項目でデーターベースを検索することにより抽出した電話番号で発信することを特徴とするものである。
上記目的を達成するため、本願請求項3に係る発明は、コンピュータ画面上において操作可能とし、当該画面上の操作のみでコンピュータに接続された通信装置を制御して電話をかけることができる電話発信プログラムにおいて、任意のアプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置または位置指定により前記アプリケーション表示画面中に読込み領域を指定するステップと、当該読込み領域内の画面情報を取り込むステップと、前記ステップで取り込む画面情報から所望の数字などの文字列を抽出するステップと、前記ステップで抽出した数字などの文字列を用いて電話発信指令を作成するステップと、
前記ステップで抽出した数字などの文字列から電話番号を検索できるキー項目を取得しその項目でデーターベースを検索することにより抽出した電話番号で発信するステップとを備えたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するため、本願請求項4に係る発明は、請求項3記載の電話発信プログラムが格納された記憶媒体にある。
本発明は、任意の汎用アプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で展開された画面の一部の領域に数字などの文字列が含まれている領域にマウスを進める操作をすることのみによって、直ちに、その数字などの文字列を取り込み、さらに、電話発信の操作をすることにより、電話発信を可能とする。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図1、図2、図3(1)および図3(2)を参照しながら説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の形態に係る電話発信装置の一構成例を説明するために示すブロック図である。
この図1において、本発明を実施するための最良の形態に係る電話発信装置1は、電話機などの通話用機器3を通信用回線5に接続可能とする通信装置10と、前記通信装置10の動作を制御できるコンピュータ11とを備えたものである。また、符号7は交換機、符号9はNTTなどの公衆回線網である。
なお、この図1においては、電話機などの通話用機器3および通信用回線5の一対に対して前記電話発信装置1を1台で表示したが、電話機などの通話用機器3および通信用回線5の一対が複数設置されているときには、これらの数に合わせて前記電話発信装置1をそれぞれ設けるようにするものとする。前記電話発信装置1を複数台設置したときには、各コンピュータ11を例えばLANなどで接続して相互に連絡できるようにするものとする。
図1は、本発明を実施するための最良の形態に係る電話発信装置の一構成例を説明するために示すブロック図である。
この図1において、本発明を実施するための最良の形態に係る電話発信装置1は、電話機などの通話用機器3を通信用回線5に接続可能とする通信装置10と、前記通信装置10の動作を制御できるコンピュータ11とを備えたものである。また、符号7は交換機、符号9はNTTなどの公衆回線網である。
なお、この図1においては、電話機などの通話用機器3および通信用回線5の一対に対して前記電話発信装置1を1台で表示したが、電話機などの通話用機器3および通信用回線5の一対が複数設置されているときには、これらの数に合わせて前記電話発信装置1をそれぞれ設けるようにするものとする。前記電話発信装置1を複数台設置したときには、各コンピュータ11を例えばLANなどで接続して相互に連絡できるようにするものとする。
また、前記コンピュータ11は、この図1においては、各種演算処理を実行するとともに前記通信装置10の動作を制御する処理装置本体12と、前記処理装置本体12に接続され前記処理装置本体12による処理結果を表示するディスプレイ13と、前記ディスプレイ13の画面上において各種指令を入力するためのマウス14と、文字、数字、位置あるいはその他の情報を入力するためのキーボード15とを備えている。なお、本発明を実施するための最良の形態に係る電話発信装置において電話発信方法を実行するためには、通常は、マウス14およびキーボード15を使用する。
また、マウス14以外のボインティングデバイス(図示せず)などを用いて、ディスプレイ13の画面上でカーソルを移動させてディスプレイ13の画面上で各種指令を入力することができるようにしてもよい。なお、ボインティングデバイスとは、ディスプレイ13の画面上での入力位置や座標を指定する入力機器の総称のことをいい、具体的には、マウスやトラックパッド、トラックボール、タッチパネル等が代表的である。さらに、画面上での現在地を示す絵記号のことを「カーソル」といい、このポインティングデバイスは前記カーソルを移動させて、画面上の絵記号や図形を指示することによって、コンピュータ11の操作を行なうものである。
図2は、本発明を実施するための最良の形態に係る電話発信装置の一構成例で使用するコンピュータの処理装置本体の構成例を示すブロック図である。
この図2において、前記処理装置本体12は、各種演算や全体の動作を制御する中央演算処理装置(CPU)121と、基本ソフト(OS)やアプリケーションプログラムを実行するための作業領域を提供する主メモリ(RAM)122と、制御プログラムを記憶する読出専用メモリ(ROM)123と、表示用インターフェース(表示用I/F)124と、基本ソフト(OS)やアプリケーションプログラムや本発明に係る電話発信プログラムを格納するハードディスク装置(HDD)125と、入/出力インターフェース(入出力I/F)126と、通信用インターフェース(通信用I/F)127と、これらを接続するバスライン128とから構成されている。
前記表示用I/F124にはディスプレイ13が接続されている。前記入出力I/F126にはマウス14およびキーボード15が接続されている。また、前記通信用I/F127には通信装置10が接続されており、前記通信装置10を前記CPU121の制御下におけるようにしている。
この図2において、前記処理装置本体12は、各種演算や全体の動作を制御する中央演算処理装置(CPU)121と、基本ソフト(OS)やアプリケーションプログラムを実行するための作業領域を提供する主メモリ(RAM)122と、制御プログラムを記憶する読出専用メモリ(ROM)123と、表示用インターフェース(表示用I/F)124と、基本ソフト(OS)やアプリケーションプログラムや本発明に係る電話発信プログラムを格納するハードディスク装置(HDD)125と、入/出力インターフェース(入出力I/F)126と、通信用インターフェース(通信用I/F)127と、これらを接続するバスライン128とから構成されている。
前記表示用I/F124にはディスプレイ13が接続されている。前記入出力I/F126にはマウス14およびキーボード15が接続されている。また、前記通信用I/F127には通信装置10が接続されており、前記通信装置10を前記CPU121の制御下におけるようにしている。
このように構成された電話発信装置の動作を以下に説明する。
図3は本発明を実施するための最良の形態に係る電話発信装置で使用するコンピュータの処理装置本体におけるCPUにおいて処理されるフローチャートであって、図3(1)は処理前半を、図3(2)は処理後半をそれぞれ示している。また、図3(1)および図3(2)の(a)はマウスプログラムを、図3(1)および図3(2)の(b)は自動通信装置プログラムを、それぞれ示すものである。
前記電話発信装置1において、前記コンピュータ11の処理装置本体12におけるCPU121は、主メモリ122に格納された基本ソフト(OS)を処理しつつ、同様に、主メモリ122に格納された電話発信プログラムを実行するものとする。なお、以下では、前記処理装置本体12におけるCPU121については、単に、CPU121として説明する。
図3は本発明を実施するための最良の形態に係る電話発信装置で使用するコンピュータの処理装置本体におけるCPUにおいて処理されるフローチャートであって、図3(1)は処理前半を、図3(2)は処理後半をそれぞれ示している。また、図3(1)および図3(2)の(a)はマウスプログラムを、図3(1)および図3(2)の(b)は自動通信装置プログラムを、それぞれ示すものである。
前記電話発信装置1において、前記コンピュータ11の処理装置本体12におけるCPU121は、主メモリ122に格納された基本ソフト(OS)を処理しつつ、同様に、主メモリ122に格納された電話発信プログラムを実行するものとする。なお、以下では、前記処理装置本体12におけるCPU121については、単に、CPU121として説明する。
まず、前記CPU121は、電話発信プログラムを実行することにより、コンピュータ画面上において操作可能とし、当該画面上の操作のみでコンピュータに接続された通信装置を制御して電話をかけることができるようにするものである。そして、前記CPU121は、任意のアプリケーションによる表示画面中におけるマウスカーソル位置により前記アプリケーション表示画面中に読込み領域(例えば矩形)を指定し、当該読込み領域内の画面情報(例えば矩形内のテキスト)を取り込み、当該読込み領域内の画面情報から所望の数字などの文字列を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出した数字などの文字列を用いて電話発信する手段とを実現する。これらの実行過程を以下に説明する。なお、以下ではデーターベースを検索して電話番号を取得して電話発信する動作も説明することにする。
まず、上記CPU121で実現されている抽出手段は次のように実現される。この処理に移行すると、前記CPU121は、図3(1),(2)の(a)のフローチャートを実行し、インターフェースファイルFLを削除する(ステップ(S)301)。次に、前記CPU121は、通信装置10がコール中かを判定する(S302)。レジストリには、通信装置10がコール中のときには論理「1」が、通常のときには論理「0」が設定されるようになっている。したがって、前記CPU121が前記レジストリの値を見て、「コール中」か、「通常」かを判定できる。ここで、前記CPU121は、レジストリの値を見て、論理「1」のときには(S302;call中)、コール中には電話番号の抽出せずにステップ301に戻る。
一方、前記CPU121は、レジストリの値を見て、論理「0」のときには(S302;通常)、電話番号の抽出をすることについて何ら問題がないので、ステップ303以降の処理に移行し、文字列取得動作(文字列抽出)に実行権を移す。
一方、前記CPU121は、レジストリの値を見て、論理「0」のときには(S302;通常)、電話番号の抽出をすることについて何ら問題がないので、ステップ303以降の処理に移行し、文字列取得動作(文字列抽出)に実行権を移す。
まず、操作者はマウス14を使用し、任意のアプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で展開されたディスプレイ13上の画面中の電話番号または電話番号を特定できる文字列等を取得したい領域(これを「読込み領域」という)にマウスカーソルを移動させた後、文字列取得の操作を行う。この操作は、表1に示すような各種の操作をすればよい。例えば、前記ディスプレイ13に表示された画面上のカーソルを、任意のアプリケーションソフトで展開されたディスプレイ13上の画面の一部の領域にカーソルを移動させて、例えば表1における「一番上の操作(「Ctrl+右クリック」)」を行う。すなわち、キーボード15の「Ctrl 」キーを押下しつつ、マウス14を右クリックする。これにより、前記アプリケーションプログラムによる表示画面中に読込み領域が指定される。
なお、文字列取得操作は、上記以外にも、上記表1に示すように、「Shift+右クリック」,「Alt+右クリック」,…, 「Shift+Alt+右クリック」のうちのいずれか一つのを操作によっても行うことができる。
また、文字列取得操作は、マウス14のみの右クリックあるいは左クリックといったワンアクションでディスプレイ13の画面上の位置を指定することにより、前記アプリケーションプログラムによる表示画面中に読込み領域を指定するようにしてもよい。
さらに、上記マウス14およびキーボード15による操作以外にも、例えばトラックパッド、トラックボール、タッチパネル等のポインティングデバイスによって、ディスプレイ13の画面上の位置を指定することにより、前記アプリケーションプログラムによる表示画面中に読込み領域を指定できるようにしてもよい。
ここで、タッチパネルとは、指や専用のペンで画面に触れることで、コンピュータの操作を行なう装置のことをいい、指やペンが触れた位置を検知してディスプレイ13の画面上の位置を指定し、コンピュータ11に指示を与えるものである。
このようなポインティングデバイスによりディスプレイ13の画面上の位置が指定されると、前記CPU121は、これらの操作を検出して(S303)、次のステップにおいて当該操作されたときのマウスカーソル位置で指定された読込み領域の画像情報を取り込み再描画する(S304)。これにより、例えば図4(1)の画面B(画像501A)から画面A(画像501A)を表示させる。
また、文字列取得操作は、マウス14のみの右クリックあるいは左クリックといったワンアクションでディスプレイ13の画面上の位置を指定することにより、前記アプリケーションプログラムによる表示画面中に読込み領域を指定するようにしてもよい。
さらに、上記マウス14およびキーボード15による操作以外にも、例えばトラックパッド、トラックボール、タッチパネル等のポインティングデバイスによって、ディスプレイ13の画面上の位置を指定することにより、前記アプリケーションプログラムによる表示画面中に読込み領域を指定できるようにしてもよい。
ここで、タッチパネルとは、指や専用のペンで画面に触れることで、コンピュータの操作を行なう装置のことをいい、指やペンが触れた位置を検知してディスプレイ13の画面上の位置を指定し、コンピュータ11に指示を与えるものである。
このようなポインティングデバイスによりディスプレイ13の画面上の位置が指定されると、前記CPU121は、これらの操作を検出して(S303)、次のステップにおいて当該操作されたときのマウスカーソル位置で指定された読込み領域の画像情報を取り込み再描画する(S304)。これにより、例えば図4(1)の画面B(画像501A)から画面A(画像501A)を表示させる。
次に、前記CPU121は、マウスカーソル位置で指定された読込み領域の画像情報(再描画中の画像情報(テキスト))を取得し(S305)、当該読込み領域の画像情報(再描画中の画像情報(テキスト))に文字列があるか否かを判定する(S306)。
前記CPU121は、当該読込み領域の画像情報(再描画中の画像情報(テキスト内容))に文字列がないと判定したきには(S306;N)、処理を終了してステップ301に戻る。
また、前記CPU121は、当該読込み領域の画像情報(再描画中の画像情報(テキスト内容))に文字列があると判定したきには(S306;Y)、文字列の抽出を行った後に文字整合性(所望の数字(あるいはID)であるか否か)を判定する(S307)。
前記CPU121は、当該読込み領域の画像情報(再描画中の画像情報(テキスト内容))に文字列がないと判定したきには(S306;N)、処理を終了してステップ301に戻る。
また、前記CPU121は、当該読込み領域の画像情報(再描画中の画像情報(テキスト内容))に文字列があると判定したきには(S306;Y)、文字列の抽出を行った後に文字整合性(所望の数字(あるいはID)であるか否か)を判定する(S307)。
すなわち、前記CPU121は、前記取得した文字列について、当該文字列内に特定の文字(例えば括弧「(」,「)」、あるいは、ハイホン「−」)があるか否か、所定の桁数以上あるか否かを判定する(S307)。
前記CPU121は、前記取得した文字列について、当該文字列内に特定の文字(例えば括弧「(」,「)」、あるいは、ハイホン「−」)あるいは文字数が所定の桁数以上ないと判定したときには(S307;NG)、処理を終了してステップ301に戻る。なお、このときに取得される情報としては、電話番号として取得する場合と、IDとして取得する場合がある。
一方、前記CPU121は、前記取得した文字列について、当該文字列内に特定の文字(例えば括弧「(」,「)」、あるいは、ハイホン「−」)あるいはあるいは文字数が所定の桁数以上あると判定をしたときには(S307;OK)、次の処理に以降する。
前記CPU121は、前記取得した文字列について、当該文字列内に特定の文字(例えば括弧「(」,「)」、あるいは、ハイホン「−」)あるいは文字数が所定の桁数以上ないと判定したときには(S307;NG)、処理を終了してステップ301に戻る。なお、このときに取得される情報としては、電話番号として取得する場合と、IDとして取得する場合がある。
一方、前記CPU121は、前記取得した文字列について、当該文字列内に特定の文字(例えば括弧「(」,「)」、あるいは、ハイホン「−」)あるいはあるいは文字数が所定の桁数以上あると判定をしたときには(S307;OK)、次の処理に以降する。
前記CPU121は、前記メッセージ表示をするか否かを判定して(S308)、表示すると設定されていると判定したときには(S308;ON)、送信確認メッセージの表示処理を実行して(S309)、次の処理に移行する。一方、前記CPU121は、表示しないと設定されていると判定したときには(S308;OFF)、何も処理をしないで次のステップ(S311)に移行する。
前記CPU121は、所定の押下ボタンが操作されたか否かの判定処理を実行する(S310)。所定の押下ボタンが操作されていないと前記CPU121が判定したときには(S310;NO)、ステップ301に処理を戻す。
一方、所定の押下ボタンが操作されたと前記CPU121が判定したときには(S310;YES)、所定の設定画面をディスプレイ13に表示してインターフェースファイル制御部の設定を促す(S311)。前記ディスプレイ13に表示された所定の設定画面には、「取得種別の設定」および「自動発信の設定」ができる入力ウインドが設けられており、「取得種別」および「自動発信」の設定ができるようになっている。
一方、所定の押下ボタンが操作されたと前記CPU121が判定したときには(S310;YES)、所定の設定画面をディスプレイ13に表示してインターフェースファイル制御部の設定を促す(S311)。前記ディスプレイ13に表示された所定の設定画面には、「取得種別の設定」および「自動発信の設定」ができる入力ウインドが設けられており、「取得種別」および「自動発信」の設定ができるようになっている。
前記CPU121は、ステップ311において、前記ステップで取得した文字列が「電話番号」であるときには、インターフェースファイル制御部に設けられるファイルの例えば1桁目に数字「1」を設定し、前記ステップで取得した文字列が「顧客ID(顧客CD(ここで、「顧客CD」とは顧客を特定するユニークな文字列のことである )」であるときには、インターフェースファイル制御部に設けられるファイルの例えば1桁目に数字「0」を設定する。なお、この「1」または「0」の設定は例示であって、これに限定されるものではなく、例えば「a」または「b」のように設定してもよい。また、前記CPU121は、前述したように自動発信を行うか否かを設定可能になっていて、ステップ311において、自動発信を行うときにはインターフェースファイル制御部に設けられるファイルの例えば2桁目に数字「1」を設定し、自動発信を行わないときにはインターフェースファイル制御部に設けられるファイルの例えば2桁目に数字「0」を設定する。
前記CPU121は上述したステップ311の処理を実行した後に、前記CPU121はインターフェースファイルFLを生成し(S312)、そのインターフェースファイルFLにインターフェースファイル制御部の設定項目と取得文字列を記述した後(S313)、インターフェースファイルFLをクローズして(S314)、一連の文字取得プログラムが終了する。
次に、前記CPU121は、前記取得した数字を用いて電話発信する手段を実現する過程を以下に説明する。
次に、前記CPU121は、前記取得した数字を用いて電話発信する手段を実現する過程を以下に説明する。
まず、CPU121は、電話発信する手段を実現する過程において、イニシャルリセットとしてインターフェースファイルFLを行わせる(S351)。CPU121は、当然、インターフェースファイルFLがないので、インターフェースファイルFLの内容出現待ちになる(S352;NO−S352の繰り返し)。
前記CPU121は、前記ステップ312,313によってインターフェースファイルFLにデータが取得できたと判断すると(S352;YES)、当該インターフェースファイルFLの内容を読み込む(S353)。
前記CPU121は、前記ステップ312,313によってインターフェースファイルFLにデータが取得できたと判断すると(S352;YES)、当該インターフェースファイルFLの内容を読み込む(S353)。
ついで、前記CPU121は、当該インターフェースファイルFL中のインターフェースファイル制御部の1桁目を確認する(S354)。前記CPU121は、当該インターフェースファイルFL中のインターフェースファイル制御部の1桁目が数字「1」であるときには電話番号であると判断し(S354;「電話番号」)、当該インターフェースファイルFLの3桁目以降の数字を取り込み、前記ディスプレイ13の画面上に表示する(S355)。一方、前記CPU121は、当該インターフェースファイルFL中のインターフェースファイル制御部の1桁目が数字「0」であるときには顧客ID(顧客CD)であると判断し(S354;「顧客ID」)、当該インターフェースファイルFLの3桁目以降の数字を顧客IDとして別途容易したデータベースを検索して電話番号を抽出した後(S356)、抽出した電話番号をディスプレイ13の画面上に表示する(S357)。
次に、前記CPU121は、当該インターフェースファイルFL中のインターフェースファイル制御部の2桁目を確認する(S354)。前記CPU121は、当該インターフェースファイルFL中のインターフェースファイル制御部の2桁目が数字「1」であるときには自動送信であると判断し(S354;「自動送信」)、前記電話番号を通信装置10に与えて通信装置10を直ちに起動する(S359)。一方、前記CPU121は、当該インターフェースファイルFL中のインターフェースファイル制御部の2桁目が数字「0」であると判定したときには手動送信であると判断し(S354;「手動送信」)、手動起動指令を待つ。ここで、前記CPU121は、送信ボタンが押下されたことを検出すると(S360)、前記データベースDBを検索して抽出した電話番号を通信装置10に与えて、通信装置10を起動する(S361)。
前記ステップ359あるいはステップ361で通信装置10に起動をかけると、前記CPU121は、直ちにレジストリにコール中であることを示す数字「1」を設定して待ち状態になる(S301)。なお、これら数字「1」,「0」も、単にこのように設定しただけでこれに限定されるものではなく、他の設定であってもよい。
前記ステップ359あるいはステップ361で通信装置10に起動をかけると、前記CPU121は、直ちにレジストリにコール中であることを示す数字「1」を設定して待ち状態になる(S301)。なお、これら数字「1」,「0」も、単にこのように設定しただけでこれに限定されるものではなく、他の設定であってもよい。
前記CPU121は、「切断」が押下されたと判断したときには当該インターフェースファイルFLを削除し(S363)、レジストリにコール中解除であることを示す数字「0」を設定して、次の処理待ちになる。
上述したように本発明に係る電話発信装置1を実現する電話発信プログラムは、上述したことを簡単にまとめてみれば、前記ディスプレイ13のコンピュータ画面上において操作可能とされていて、当該画面上の操作のみでコンピュータ11に接続された通信装置10を駆動制御して電話をかけることができるようにするプログラムである。この発信プログラムは、大別すると、キー操作されたときのマウス位置またはマウス以外のポインティングデバイスでディスプレイ13の画面の位置が指定されたときの画像を再描画するステップと、当該再描画中のテキスト内容を取得し、当該テキスト内容に文字列があるか否かを判定するステップと、当該文字列に所定の文字があるときに所望の数字などの文字列であるとを判定するステップと、前記ステップで取得した数字などの文字列を用いて電話発信するステップとを備えたものである。
上述したように本発明に係る電話発信装置1を実現する電話発信プログラムは、上述したことを簡単にまとめてみれば、前記ディスプレイ13のコンピュータ画面上において操作可能とされていて、当該画面上の操作のみでコンピュータ11に接続された通信装置10を駆動制御して電話をかけることができるようにするプログラムである。この発信プログラムは、大別すると、キー操作されたときのマウス位置またはマウス以外のポインティングデバイスでディスプレイ13の画面の位置が指定されたときの画像を再描画するステップと、当該再描画中のテキスト内容を取得し、当該テキスト内容に文字列があるか否かを判定するステップと、当該文字列に所定の文字があるときに所望の数字などの文字列であるとを判定するステップと、前記ステップで取得した数字などの文字列を用いて電話発信するステップとを備えたものである。
この電話発信プログラムは、例えばCD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、DVD−ROM、スティックメモリなどの可搬可能な固形メモリ、FD、テープ等の記憶媒体に記憶させておき、前記記憶媒体からコンピュータやゲーム装置などの中央演算処理装置を含む装置に当該電話発信プログラムを読み込ませ、かつ、当該装置に通信装置機能を付加させることなどにより、本発明に係る電話発信装置1を実現にことができた場合には、本発明の範囲に入る。
以上のように本発明に係る電話発信装置1によれば、任意の汎用アプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で展開された画面の一部の領域に数字などの文字列が含まれている領域にマウスやポインテングデバイスなどによりディスプレイの画面上の指定位置を移動させて設定されている取得操作(例えば、マウス右クリック)をすることのみによって、直ちに、その数字などの文字列を取り込み、さらに、電話発信の操作をすることにより、電話発信を可能とすることができ、操作が少なく、かつ、操作が簡単でしかも確実に電話番号を取得することができ、電話をかけることができる。
以上のように本発明に係る電話発信装置1によれば、任意の汎用アプリケーションソフト(例えば、ワード、エクセル等)で展開された画面の一部の領域に数字などの文字列が含まれている領域にマウスやポインテングデバイスなどによりディスプレイの画面上の指定位置を移動させて設定されている取得操作(例えば、マウス右クリック)をすることのみによって、直ちに、その数字などの文字列を取り込み、さらに、電話発信の操作をすることにより、電話発信を可能とすることができ、操作が少なく、かつ、操作が簡単でしかも確実に電話番号を取得することができ、電話をかけることができる。
なお、上記実施の形態では、専用の通信装置10を用いて一般公衆通信回線に接続するというという構成例で説明したがこれに限定されるものではない。例えば、上記コンピュータ11によりPBXを直接制御できるように回路構成し、PBXから一般公衆通信回線に直接接続できるようにしてもよい。ここで、PBXとは、企業などの構内において内線電話同士の接続をしたり、加入者電話網やISDN回線などの一般公衆通信回線への接続を行なう機器のことをいう。
また、本発明に係る電話発信装置あるいは電話発信方法を実現する本コンピュータ11を使用し、当該コンピュータ11をインターネットに直接接続できるようにするとともに当該コンピュータ11に音声入力および音声出力可能に構成することによりIP電話として使用できるようにしたり、あるいは、専用のIP電話機を本発明に係る電話発信装置あるいは電話発信方法を実現する本コンピュータ11で直接制御できるようにすることにより、本コンピュータ11によってIP電話の発信ができるようにすることもできる。
ここで、IP電話とは、インターネット回線(IP網)を使った電話のことをいい、VoIP技術により音声をIPパケットに変換し、電話会社の一般公衆通信回線を経由せず、インターネット回線(IP網)を経由して音声通話を行うようにできる技術のことをいう。したがって、インターネットを使っている部分には通話料金がかからないため、一般公衆通信回線を使う電話に比べて安く利用できるシステム構成になっている。VoIP技術とは、 Voice over IPの略のことをいい、IPパケットに音声や発信、切断などの電話操作、接続先の電話番号などの接続先と交換する情報を載せ、IP網を経由して通話を実現するものである。
なお、本発明に係る電話発信装置あるいは電話発信方法を実現する本コンピュータ11を使用して、IP電話の通信装置として使用するときには、本コンピュータ11からIP電話側への発信命令は、ATコマンド、S100などの標準規格をはじめ、ベンダー(IP電話機のメーカーや販売代理店など)が提供するAPI,OCXを使用するものとする。さらに、ソフトフォン(例えば本コンピュータ11内で実行し、IP電話として使用できる形態)などのIP電話を使用する場合にも、上記と同様に、SIP、H.323などの標準規格やベンダーの提供するAPI、OCXを使用して電話発信命令を送るようにすることでIP電話用の通信装置を実現することができる。
図4は、本発明に係る電話発信装置における文字取得動作の実施例を説明するための図であって、図4(1)は第1段階の処理を、図4(2)は第2段階の処理を、図4(3)は第3段階の処理を、図4(4)は最終段階の処理を、それぞれ示したものである。この図4(1)〜図4(4)に示すステップは、図3(a)におけるステップ303〜ステップ307までの動作の詳細を説明したものである。
前記CPU121は、文字列取得の動作に入ると(図4(1)のステップ401、図3(a)ではステップ303)、マウスカーソル位置のウインドウのハンドルを取得する(S402)。この場合、ディスプレイ13の上には、図面501Bと、画面501Aとが表示されており、図4(1)に示すようにマウスカーソルは画面501Aにあるので、前記CPU121は、ハンドル値として数字「1」を取得する(S402)。ついで、前記CPU121は、入力されたキーフラッグの値を読み込んだ後に(S403)、入力されたキー操作の判定をする(S404)。
前記CPU121は、文字列取得の動作に入ると(図4(1)のステップ401、図3(a)ではステップ303)、マウスカーソル位置のウインドウのハンドルを取得する(S402)。この場合、ディスプレイ13の上には、図面501Bと、画面501Aとが表示されており、図4(1)に示すようにマウスカーソルは画面501Aにあるので、前記CPU121は、ハンドル値として数字「1」を取得する(S402)。ついで、前記CPU121は、入力されたキーフラッグの値を読み込んだ後に(S403)、入力されたキー操作の判定をする(S404)。
入力されたキー操作が文字列取得と判定されたときには(S403;YES)、前記CPU121は、ディスプレイ13上のマウスカーソルで指定された点または四角形の座標を、ディスプレイ13におけるスクリーン座標からクライアント座標に変換する(S405)。ここで、クライアント座標は、クライアント領域の形状が矩形であるとしたときに、矩形の右上のX.Y座標と、矩形の右下のX.Y座標とから構成されるものとする。なお、図4(1)に示すように、画像502Bはスクリーン座標の画像を、画像502Aはクライアント座標の画像を、それぞれ示したものである。
ついで、前記CPU121は、前記画像502Aを基に、前記クライアント座標の画像502Aのクライアント領域の座標を取得する(S406)。これは、例えばクライアント領域の形状が矩形としたときに、矩形の左上のX.Y座標を(0,0)と固定して、これらの値を基にした前記矩形の左下のX.Y座標を取得するものである。これにより、クライアント領域の幅と高さのデータを得ることができ、読込み領域が指定される。
前記CPU121は、上記座標から図4(2)に示す画像504Aのような仮想ウインド(読込み領域)を作成する(S407)。なお、画像504Bは元の画像である。
さらに、前記CPU121は、前記仮想ウインド(読込み領域)に対して再画像命令を送る(S408)。これにより、CPU121は、図4(3)に示すような画像505を作成する。画像506は再描画中の画像Aを示す。
前記CPU121は、上記座標から図4(2)に示す画像504Aのような仮想ウインド(読込み領域)を作成する(S407)。なお、画像504Bは元の画像である。
さらに、前記CPU121は、前記仮想ウインド(読込み領域)に対して再画像命令を送る(S408)。これにより、CPU121は、図4(3)に示すような画像505を作成する。画像506は再描画中の画像Aを示す。
前記CPU121は、再描画中の画像506よりテキスト(文字列)をフックすることで文字列を取得する(S409;「APIHOOK」を使用して文字列を取得する(DrawText)。これにより、読込み領域の画像情報から文字列の取得ができることになる。この際に、文字列から数字のみを取り扱うようにすればよい。この処理が終了すると、前記CPU121は、仮想ウインド507を削除し(S410)、取得対象の判定のステップ(S411〜)に移行する。
前記CPU121は、まず、取得した文字列が電話番号か、顧客IDかを判定する(S411)。前記CPU121により顧客IDと判定された場合には(S411;「顧客ID」)、このフローチャートを抜ける。一方、前記CPU121により電話番号と判定された場合には(S411;「電話番号」)、当該取得した文字が数字か括弧かの判定をする(S412)。
前記CPU121は、まず、取得した文字列が電話番号か、顧客IDかを判定する(S411)。前記CPU121により顧客IDと判定された場合には(S411;「顧客ID」)、このフローチャートを抜ける。一方、前記CPU121により電話番号と判定された場合には(S411;「電話番号」)、当該取得した文字が数字か括弧かの判定をする(S412)。
前記CPU121は、取得した文字または文字列が数字でも括弧でもないと判定したときには(S412;以外)、図4(4)に示す警告メッセージ画像508をディスプレイ13上に表示させる処理を実行し(S413)、このフローチャートを抜ける。なお、前記警告メッセージ画像508には、例えば「取得した文字列は電話番号としては不適切です。マウスカーソル位置を確認して下さい。株式会社○○代表取締役」などと表示させればよい。なお、前記S412での判定では、取得した文字列が全角であっても、半角であっても同様に判定がされる。
また、前記CPU121は、取得した文字が数字や括弧であると判定したときには(S412;該当)、取得した文字列の桁数をチェックする(S414)。前記CPU121は、取得した文字列が例えば10桁未満である場合には(S4143;NO)、図4(4)に示す警告メッセージ画像509をディスプレイ13上に表示させる処理を実行し(S415)、このフローチャートを抜ける。なお、前記警告メッセージ画像509には、例えば「取得した文字列は電話番号としては不適切です。マウスカーソル位置を確認して下さい。080−1234−」などと表示させればよい。なお、前記S414での判定では、取得した文字列が全角であっても、半角であっても同様に判定がされる。
上述したように動作して文字列(数字)を取得抽出し、かつ、前記取得抽出した文字列(数字)からさらに電話番号の整合性を判定することができるようになる。
これにより、少ない操作で確実に電話番号の抽出ができることになる。
上述したように動作して文字列(数字)を取得抽出し、かつ、前記取得抽出した文字列(数字)からさらに電話番号の整合性を判定することができるようになる。
これにより、少ない操作で確実に電話番号の抽出ができることになる。
1 電話発信装置
3 通話用機器電話機
5 通信用回線
7 交換機
9 NTTの回線網
10 通信装置
11 コンピュータ
12 処理装置本体
13 ディスプレイ
14 マウス
15 キーボード
121 CPU
122 主メモリ
123 ROM
124 表示用I/F
125 HDD
126 入出力I/F
127 通信用I/F
128 バスライン
3 通話用機器電話機
5 通信用回線
7 交換機
9 NTTの回線網
10 通信装置
11 コンピュータ
12 処理装置本体
13 ディスプレイ
14 マウス
15 キーボード
121 CPU
122 主メモリ
123 ROM
124 表示用I/F
125 HDD
126 入出力I/F
127 通信用I/F
128 バスライン
Claims (4)
- コンピュータ画面上において操作可能とし、当該画面上の操作のみでコンピュータに接続された通信装置を制御して電話をかけることができる電話発信装置において、
任意のアプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置または位置指定により前記アプリケーション表示画面中に読込み領域を指定し、当該読込み領域内の画面情報を取り込み、当該読込み領域内の画面情報から所望の文字列を抽出する抽出手段と、
前記抽出した文字列を用いて発信する手段と
を備えたことを特徴とする電話発信装置。 - コンピュータ画面上において操作可能とし、当該画面上の操作のみでコンピュータに接続された通信装置を制御して電話をかけることができる電話発信方法において、
任意のアプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置または位置指定により前記アプリケーション表示画面中に読込み領域を指定し、当該読込み領域内の画面情報を取り込み、当該読込み領域内の画面情報から所望の文字列を抽出し、
前記抽出した文字列を用いて発信することを特徴とする電話発信方法。 - コンピュータ画面上において操作可能とし、当該画面上の操作のみでコンピュータに接続された通信装置を制御して電話をかけることができる電話発信プログラムにおいて、
任意のアプリケーションによる表示画面中におけるカーソル位置または位置指定により前記アプリケーション表示画面中に読込み領域を指定するステップと、
当該読込み領域内の画面情報を取り込むステップと、
前記ステップで取り込む画面情報から所望の文字列を抽出するステップと、
前記ステップで抽出した文字列を用いて電話発信指令を作成するステップと
を備えたことを特徴とする電話発信プログラム。 - 請求項3記載の電話発信プログラムが格納された記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005070352A JP2006050539A (ja) | 2004-07-07 | 2005-03-14 | 電話発信装置、電話発信方法、電話発信プログラムおよび電話発信プログラムが格納された記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004200405 | 2004-07-07 | ||
JP2005070352A JP2006050539A (ja) | 2004-07-07 | 2005-03-14 | 電話発信装置、電話発信方法、電話発信プログラムおよび電話発信プログラムが格納された記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006050539A true JP2006050539A (ja) | 2006-02-16 |
Family
ID=36028520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005070352A Pending JP2006050539A (ja) | 2004-07-07 | 2005-03-14 | 電話発信装置、電話発信方法、電話発信プログラムおよび電話発信プログラムが格納された記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006050539A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009535978A (ja) * | 2006-05-04 | 2009-10-01 | マイクロソフト コーポレーション | ホバーに応答した発呼 |
JP2014044726A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 | 手書き入力方式を最適化するための方法および装置 |
-
2005
- 2005-03-14 JP JP2005070352A patent/JP2006050539A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009535978A (ja) * | 2006-05-04 | 2009-10-01 | マイクロソフト コーポレーション | ホバーに応答した発呼 |
JP2013157000A (ja) * | 2006-05-04 | 2013-08-15 | Microsoft Corp | ホバーに応答した発呼 |
JP2015079537A (ja) * | 2006-05-04 | 2015-04-23 | マイクロソフト コーポレーション | ホバーに応答した発呼 |
JP2017005756A (ja) * | 2006-05-04 | 2017-01-05 | マイクロソフト コーポレーション | ホバーに応答した発呼 |
JP2014044726A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 | 手書き入力方式を最適化するための方法および装置 |
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