JP2006049403A - 半導体素子形成領域の配置決定方法、半導体素子形成領域の配置決定用プログラム、及び半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子形成領域の配置決定方法、半導体素子形成領域の配置決定用プログラム、及び半導体素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 1枚の半導体ウェハより異なる形状を有する複数の種類の半導体素子を製造することができ、多品種少量生産に柔軟に対応可能とする。
【解決手段】 素子形成有効領域を区分して複数の区分領域を形成し、第1の区分領域内に複数の第1の上記単位素子形成領域を配置するとともに、第2の区分領域内に上記第1の単位素子形成領域とは異なる形状を有する複数の第2の上記単位素子形成領域を配置して、上記第1の区分領域内において他の上記区分領域とは独立して上記第1の単位素子形成領域の配置数が最大となる配置と、上記第2の区分領域内において他の上記区分領域とは独立して上記第2の単位素子形成領域の配置数が最大となる配置を、上記素子形成有効領域全体における上記それぞれの単位素子形成領域の配置として決定する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための複数の単位素子形成領域の配置を決定する半導体素子形成領域の配置決定方法、半導体素子形成領域の配置決定用プログラム、及び半導体素子の製造方法に関する。
従来、このような半導体ウェハにおいて半導体チップ(素子)を形成する領域の配置決定方法としては様々なものが知られている(例えば、特許文献1から4参照)。これらの半導体チップ形成領域の配置決定方法においては、略円形状の限られた大きさを有する半導体ウェハから、略矩形状の領域である半導体チップ形成領域を最大限に取得することで、半導体チップの製造の効率化を図って、チップ製造コストの削減を図る試みがなされている。
特開平11−176944号公報 特開2001−15455号公報 特開2001−230181号公報 特開2003−257843号公報
近年、このようにして製造される半導体チップが内蔵された電子回路を装備する各種電子機器について、その市場における多様性の進展には著しいものがあり、いわゆる多品種少量生産が求められている。このような背景のもと、半導体チップ自体においても、個々の要求にできるだけきめ細かに対応可能とすべく、多品種少量生産への対応が求められ始めている。
しかしながら、従来の半導体チップ形成領域の配置決定方法においては、半導体ウェハの表面沿いの方向に配置されかつ互いに直交する複数の分割線を格子状に配置することで、これらの分割線により囲まれたそれぞれの領域を半導体チップ形成領域として、その最適な配置の決定を行うものである。すなわち、半導体ウェハにおいて、それぞれの半導体チップ形成領域は、碁盤の目状に配置されることを前提として、最大限に半導体チップを取得可能な配置の決定が行われている。
このような従来の方法では、上記碁盤の目状や格子状という配置の制約が存在するため、略矩形状かつ同一形状の半導体チップの取得にしか対応することができず、上記矩形状以外の形状(円形、多角形等)や大きさの異なる半導体チップの取得に対応することができないという問題がある。従って、要求されつつある半導体チップの多品種少量生産に柔軟に対応することができないという問題がある。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための複数の単位素子形成領域の配置を決定する半導体素子形成領域の配置決定において、1枚の上記半導体ウェハより異なる形状を有する複数の種類の上記半導体素子を製造することができ、多品種少量生産に柔軟に対応することができる半導体素子形成領域の配置決定方法、半導体素子形成領域の配置決定用プログラム、及び半導体素子の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための領域である複数の単位素子形成領域の配置を(例えば、コンピュータを用いて)決定する方法であって、
上記素子形成有効領域を区分して複数の区分領域を形成し、
上記それぞれの区分領域のうちの第1の上記区分領域内に1又は複数の第1の上記単位素子形成領域を配置するとともに、第2の上記区分領域内に上記第1の単位素子形成領域とは異なる形状を有する1又は複数の第2の上記単位素子形成領域を配置して、
上記第1の区分領域内において上記第1の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置と、上記第2の区分領域内において上記第2の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置を、上記素子形成有効領域全体における上記それぞれの単位素子形成領域の配置として決定することを特徴とする半導体素子形成領域の配置決定方法を提供する。
本発明の第2態様によれば、上記素子形成有効領域を、1又は複数の上記第1の区分領域と、1又は複数の上記第2の区分領域とに区分する第1態様に記載の半導体素子形成領域の配置決定方法を提供する。
本発明の第3態様によれば、上記素子形成有効領域に複数の平行線を配置することで、当該素子形成有効領域の外周と上記それぞれの平行線とにより区分される上記複数の区分領域を形成する第1態様又は第2態様に記載の半導体素子形成領域の配置決定方法を提供する。
本発明の第4態様によれば、上記第1の区分領域を形成する上記それぞれの平行線の配置間隔は、上記第1の単位素子形成領域の長さ寸法であり、上記第2の区分領域を形成する上記それぞれの平行線の配置間隔は、上記第2の単位素子形成領域の長さ寸法であって、
上記第1の区分領域内に上記それぞれの第1の単位素子形成領域が上記平行線に沿って一列に配置されるとともに、上記第2の区分領域内に上記それぞれの第2の単位素子形成領域が上記平行線に沿って一列に配置される第3態様に記載の半導体素子形成領域の配置決定方法を提供する。
本発明の第5態様によれば、半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための領域である複数の単位素子形成領域の配置を決定する方法であって、
上記それぞれの単位素子形成領域として、互いに形状が異なる複数の種類の上記単位素子形成領域を有し、上記素子形成有効領域を当該単位素子形成領域の種類に応じた数に区分することで複数の区分領域を形成し、
上記各々の区分領域毎に、同一の種類の上記単位素子形成領域を配置して、
上記当該各々の区分領域内において、上記同一の種類の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置を、上記素子形成有効領域全体における上記それぞれの単位素子形成領域の配置として決定することを特徴とする半導体素子形成領域の配置決定方法を提供する。
本発明の第6態様によれば、上記素子形成有効領域に複数の平行線を配置することで、当該素子形成有効領域の外周と上記それぞれの平行線とにより区分される上記複数の区分領域を形成する第5態様に記載の半導体素子形成領域の配置決定方法を提供する。
本発明の第7態様によれば、プラズマエッチングを施すことにより個片の上記それぞれの半導体素子への分割が行われる上記半導体ウェハに対する上記それぞれの単位素子形成領域の配置を決定する方法である第1態様から第態様6のいずれか1つに記載に半導体素子形成領域の配置決定方法を提供する。
本発明の第8態様によれば、第1態様から第7態様のいずれか1つに記載の半導体素子形成領域の配置決定方法を用いて、上記半導体ウェハにおける上記それぞれの半導体素子形成領域の配置を決定し、
当該配置に基づいて、上記半導体ウェハに互いにその形状が異なる複数の種類の上記半導体素子を形成し、
上記半導体ウェハのマスク形成側表面に、上記それぞれの半導体素子形成領域の配置に応じて、上記それぞれの半導体素子を個片に分割するための分割線を画定するマスクを配置し、
当該マスクが形成された半導体ウェハに対して、上記マスク形成側表面よりプラズマエッチングを施して、上記画定された分割線に沿って上記それぞれの半導体素子に分割し、
その後、上記マスク形成側表面に対してアッシングを施して上記それぞれのマスクの除去を行い、個片化された上記複数の種類の半導体素子を形成することを特徴とする半導体素子の製造方法を提供する。
本発明の第9態様によれば、半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための領域である複数の単位素子形成領域の配置を決定する手順を実行するためのプログラムであって、
上記素子形成有効領域を区分して複数の区分領域を形成する第1手順と、
上記第1手順により形成された上記それぞれの区分領域のうちの第1の上記区分領域内に1又は複数の第1の上記単位素子形成領域を配置するとともに、第2の上記区分領域内に上記第1の単位素子形成領域とは異なる形状を有する1又は複数の第2の上記単位素子形成領域を配置する第2手順と、
上記第1の区分領域内において上記第2手順により配置された上記第1の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置と、上記第2の区分領域内において上記第2手順により配置された上記第2の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置を、上記素子形成有効領域全体における上記それぞれの単位素子形成領域の配置として決定する第3手順とのそれぞれの手順を実行するための半導体素子形成領域の配置決定用プログラムを提供する。
本発明の第10態様によれば、半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための領域である複数の単位素子形成領域の配置を決定する手順を実行するためのプログラムであって、
上記それぞれの単位素子形成領域として、互いに形状が異なる複数の種類の上記単位素子形成領域を有し、上記素子形成有効領域を当該単位素子形成領域の種類に応じた数に区分することで複数の区分領域を形成する第1手順と、
上記第1手順により形成された上記各々の区分領域毎に、同一の種類の上記単位素子形成領域を配置する第2手順と、
上記当該各々の区分領域内において、上記第2手順により配置された上記同一の種類の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置を、上記素子形成有効領域全体における上記それぞれの単位素子形成領域の配置として決定する第3手順とのそれぞれの手順を実行するための半導体素子形成領域の配置決定用プログラムを提供する。
本発明の一の態様によれば、1枚の半導体ウェハにおける素子形成有効領域を複数の区分領域に区分し、当該それぞれの区分領域のうちの第1の区分領域に第1の単位素子形成領域を配置させて、第2の区分領域に上記第1の単位素子形成領域とは異なる形状を有する第2の単位素子形成領域を配置させることで、上記1枚の半導体ウェハにおいて、互いに異なる形状を有する上記第1の単位素子形成領域と上記第2の単位素子形成領域とを混在させて配置することができる。このように混在させて配置させることで、上記1枚の半導体ウェハより異なる種類の半導体素子を形成することができ、半導体素子の多様化に柔軟に対応することができ、多品種少量生産にも対応可能な半導体素子形成領域の配置決定方法を提供することができる。
また、上記第1及び第2の区分領域におけるそれぞれの上記第1及び第2の単位素子形成領域の配置決定に際しては、上記単位素子形成領域の取得数が最大となるようにその配置決定を行っていることにより、上記素子形成有効領域を効率的に活用することができ、半導体素子の製造における効率性を阻害することもない。
さらに、上記区分されたそれぞれの区分領域において、一の区分領域に同一種類の上記単位素子形成領域が配置されることにより、当該配置を簡便化することができるとともに、形成されるそれぞれの半導体素子の取扱性を良好なものとすることができる。
本発明のその他の態様によれば、上記区分領域の形成を複数の平行線を用いて行うことで、当該区分領域の形成を容易に行うことができるとともに、当該形成されたそれぞれの区分領域の管理性を良好なものとすることができる。
また、上記配置されるそれぞれの平行線の配置間隔を、上記第1又は第2の単位素子形成領域の長さ寸法とすることで、上記それぞれの区分された区分領域において、上記それぞれの単位素子形成領域を一列に配列させることができ、さらに容易に上記単位素子形成領域の配置を行うことができる。
また、このような区分領域の形成を、上記単位素子形成領域の種類数に応じた数に区分することで、上記各々の区分領域毎に同一の種類の上記単位素子形成領域を配置することができ、配置の容易性や自由度を高めながら、形成される半導体素子の種別管理を良好なものとすることができる。
また、このような半導体素子形成領域の配置決定方法により決定された配置に基づき、1枚の半導体ウェハにおいて互いにその形状が異なる半導体素子を形成した後、上記半導体ウェハに対してプラズマエッチングを施すことで、上記形状が異なる半導体素子を個片に分割することができ、半導体素子の多様化及び多品種少量生産に対応することができる半導体素子の製造方法を提供することができる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる半導体素子形成領域の配置決定装置の一例である半導体チップ配置決定装置101の概略構成を示すブロック図を図1に示す。図1を用いて、半導体チップ配置決定装置101の概略構成について以下に説明する。
図1に示すように、半導体チップ配置決定装置101は、半導体チップ(半導体素子)配置決定用プログラム91を実行して、半導体チップの配置決定処理を行う処理部90を備えている。この処理部90は、図示しないがCPU、ROM、及びRAM等を有しており、例えば、半導体チップ配置決定用プログラム91をROM内に記憶保持しており、CPUによりこのプログラム91が読み出されて実行されることで当該処理が行われる。また、当該処理の際に行われる演算結果等は、CPUによって、RAMに一時的に記憶されたり、また記憶された情報が取り出されたりする。
さらに、半導体チップ配置決定装置101は、半導体チップの配置決定処理に関連する様々な情報を読み出し可能に記憶する記憶部92と、この記憶部92への情報の入力や、上記処理動作の操作を行うことができる操作部93と、上記処理結果や入力された情報等を視認可能に表示する表示部94とが備えられている。これらの記憶部92、操作部93、及び表示部94は、処理部90と接続されており、例えば、操作部93より入力された情報が、処理部90によって記憶部92へ記憶させることや、この記憶部92に記憶された情報が処理部92によって表示部94に表示させることが可能となっている。
また、半導体チップ配置決定装置101には、装置外部との情報の受け渡しを可能とする構成部が備えられており、例えば、通信等の手段を用いて情報の受け渡しを行う通信インターフェース95と、磁気や光等を用いた記憶媒体を用いて情報の受け渡しを行う外部記憶媒体インターフェース98とが備えられている。なお、半導体チップ配置決定用プログラム91は、処理部90の上記ROMに記憶保持されている場合のみに限られず、例えば、記憶媒体に記憶保持されて、処理実行の際等に、外部記憶媒体インターフェース98を介して入力されるような場合であってもよい。
また、記憶部92に記憶される情報としては、例えば、処理部90による半導体チップ配置決定用プログラム91の実行のために必要なパラメータ情報として、半導体ウェハの形状や半導体チップの形状等に関する情報である半導体ウェハデータ96と、処理部90によるプログラム91の実行により作成される半導体チップの配置に関する情報である半導体チップ配置データ97とがある。なお、記憶部92に記憶される情報は、これらの情報のみに限られるものではなく、その他様々な情報が必要に応じて記憶される。
次に、このような構成を有する半導体チップ配置決定装置101を用いて、半導体ウェハにおけるそれぞれの半導体チップの配置を決定する方法について、その手順を示す図2のフローチャートを用いて以下に説明する。なお、図2のフローチャートに示すそれぞれの手順は、半導体チップ配置決定装置101において、処理部90により半導体チップ配置決定用プログラム91が実行されることにより行われる。
まず、図2のフローチャートのステップS1において、半導体チップ配置決定用プログラム91を実行するために必要な条件データである半導体ウェハデータ96の入力が行われる。
具体的には、図3に示すように半導体ウェハ2は略円形状を有しており、その一端には直線状端部であるオリエンテーションフラット2aが形成されている。また、図3に示すように、半導体ウェハ2において、損傷を受ける可能性が高い周端部近傍の領域を除くようにして、その内側にそれぞれの半導体チップを形成可能な領域としてチップ形成有効領域3(素子形成有効領域)が配置されている。このような半導体ウェハ2では、半導体ウェハ2の外形半径R、半導体ウェハ2の中心からオリエンテーションフラット2aまでの距離寸法F、及び、半導体ウェハ2の外周からチップ形成有効領域3までの距離寸法であるマージン幅Mが、半導体ウェハデータ96として用いられる。なお、図3においては、半導体ウェハ2の中心を通過するように、半導体ウェハ2の表面沿いかつ互いに直交する方向にX軸とY軸が配置されており、X軸はオリエンテーションフラット2aと平行となるように配置されている。
また、このような半導体ウェハ2のチップ形成有効領域3に配置される単位チップ形成領域(単位素子形成領域)と、実際に形成される半導体チップとの関係を示す模式説明図を図4、図5,及び図6に示す。図4〜図6に示すように、半導体ウェハ2においては、互いにその形状が異なる複数種類の半導体チップが形成されるものであり、例えば、図4に示すような略正三角形状の半導体チップ5A(以降、他の半導体チップと区別して表現するような場合には、三角形チップ5Aというものとする)と、図5に示すような略円形状の半導体チップ5B(同様に、円形チップ5Bというものとする)と、図6に示すような略正八角形状の半導体チップ5C(同様に、八角形チップ5Cというものとする)とが形成される。
図4に示すように、三角形チップ5Aは、個片に分割するためのダイシング線(分割線)6Aにその周囲が囲まれており、ダイシング線6Aの幅寸法Dwの中間にダイシング線6Aに沿って配置された図示点線で囲まれた領域が、略正三角形状の単位チップ形成領域4A(以降、三角形チップ形成領域4Aという)となっている。この三角形チップ形成領域4Aの大きさ、例えば、図示上下方向の長さ寸法aは、三角形チップ5Aの長さ寸法とダイシング線6Aの幅寸法Dwを用いて幾何学的に算出することができる。
また、図5に示すように、円形チップ5Bも、個片に分割するためのダイシング線6Bにその周囲が囲まれており、ダイシング線6Bの幅寸法Dw(この場合隣接する円形チップ5B同士の間隔寸法となる)の中間位置を通過するように円形チップ5Bの輪郭に沿って配置された図示点線で囲まれた領域が、略円形状の単位チップ形成領域4B(以降、円形チップ形成領域4Bという)となっている。この円形チップ形成領域4Bの大きさ、例えば、その長さ寸法(直径寸法)aは、円形チップ5Bの直径寸法とダイシング線6Bの幅寸法Dwを用いて算出することができる。
また同様に、図6に示すように、八角形チップ5Cも、個片に分割するためのダイシング線6Cにその周囲が囲まれており、ダイシング線6Cの幅寸法Dw(隣接する八角形チップ5C同士の間隔寸法となる)の中間位置を通過するように八角形チップ5Cの輪郭に沿って配置された図示点線で囲まれた領域が、略八角形状の単位チップ形成領域4C(以降、八角形チップ形成領域4Cという)となっている。この八角形チップ形成領域4Cの大きさ、例えば、その図示上下方向の長さ寸法aは、八角形チップ5Cの長さ寸法とダイシング線6Cの幅寸法Dwを用いて算出することができる。
このようなそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの大きさを決定するためのパラメータであるそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの長さ寸法aが、半導体ウェハデータ96として用いられる。なお、このようなに単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの長さ寸法aが直接的に半導体ウェハデータ96として用いられるような場合に代えて、半導体チップ5A、5B、及び5Cの外形寸法(例えば、長さ寸法)やダイシング線6A、6B、及び6Cの線幅寸法Dwが半導体ウェハデータ96として用いられるような場合であってもよい。また、本第1実施形態においては、それぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの長さ寸法が同じである場合について説明するが、本第1実施形態はこのような場合についてのみ限定されるものではなく、それぞれの長さ寸法が互いに異なるような場合であってもよい。
また、半導体チップ配置決定装置101において、このようなそれぞれの半導体ウェハデータ96は、操作部93を通して入力することができる。なお、それぞれの半導体ウェハデータ96の入力は、このような操作部93を通じて行われるような場合についてのみ限られるものではなく、このような場合に代えて、例えば、通信インターフェース95や外部記憶媒体インターフェース98を通じて半導体ウェハデータ96の入力が行われるような場合であってもよい。
次に、図2のフローチャートのステップS2にて、ステップS1において設定された半導体ウェハデータ96に基づいて、チップ形成有効領域3を複数の領域に区分する。具体的には、図7に示すように、それぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの長さ寸法aをその配置間隔(間隔ピッチ)として、例えば、図示X軸に沿って複数の平行線Lをチップ形成有効領域3上に配置する。このようなそれぞれの平行線Lを配置することで、半導体ウェハ2のチップ配置領域3は、2本の平行線Lとチップ形成有効領域3の外周輪郭線とにより囲まれた区分領域である複数の平行線区分領域Aに区分されることとなる。
このようなそれぞれの平行線Lの配置においては、例えば、1本の平行線Lを基準平行線L(0)として、図示X軸からの配置位置を予め設定しておき、この予め設定された配置位置に位置された基準平行線L(0)を基準として間隔ピッチaにて複数の平行線Lを配置することができる。なお、図7においては、例えば、基準平行線L(0)をY座標0の位置に配置している。
なお、本第1実施形態においては、図7に示すように、それぞれの平行線Lを特定して示す場合には、平行線L(n)で表示するものとする。なお、ここでnは整数であり、基準平行線L(0)からの配置間隔数を表し、Y軸方向正向きに「+」で表示し、Y軸方向負向きに「−」で表示している。例えば、図示最上に位置される平行線LはL(5)で表され、基準平行線L(0)よりも1本下方向に位置される平行線LはL(−1)で表される。また、それぞれの平行線区分領域Aを個別に特定する場合には、平行線Lの表示にならってA(n)と表示するものとし、例えば基準平行線L(0)と平行線L(−1)とにより形成された平行線区分領域AはA(−1)と表示される。
次に、図2のステップS3にて、各々の平行線区分領域Aにおいて、互いにその形状が異なる3種類の単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの配置を行う。この配置に際しては、1つの平行線区分領域A内において、同一種類の単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cの配置を行う。例えば、図8に示すように、図示上方側に隣接して形成された3つの平行線区分領域A(5)、A(4)、及びA(3)には三角形チップ形成領域4Aが配置され、図示中央付近に隣接して形成された4つの平行線区分領域A(2)、A(1)、A(−1)、及びA(−2)には円形チップ形成領域4Bが配置され、図示下方側に隣接して形成された2つの平行線区分領域A(−3)及びA(−4)には八角形チップ形成領域4Cが配置される。このように、どの平行線区分領域Aにどの単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cが配置されるかどうかは、半導体ウェハデータ96として予め設定されていることが好ましい。また、どの平行線区分領域Aにどの単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cを配置するかどうかは、自由に決定することができるが、形成される半導体チップ5A、5B、及び5Cの管理の容易性等を考慮すれば、隣接する平行線区分領域A単位で配置される単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cをある程度まとめることが好ましい。
次に、各々の平行線区分領域Aにおいて、単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cの取得数が最大となる配置が決定される(ステップS4)。具体的には、平行線区分領域A(5)、A(4)、及びA(3)においては、三角形チップ形成領域4Aが図示上下方向に正向きと逆向きのものを交互に隣接させてその一辺を共有するように一列に配置されることで、各々の平行線区分領域A(5)、A(4)、及びA(3)にて他の平行線区分領域Aとは独立して最大取得数となる配置を決定することができる。また、平行線区分領域A(2)、A(1)、A(−1)、及びA(−2)においては、円形チップ形成領域4Bが互いに隣接するように一列に配置されることで、各々の平行線区分領域A(2)、A(1)、A(−1)、及びA(−2)にて他の平行線区分領域Aとは独立して最大取得数となる配置を決定することができる。同様に、平行線区分領域A(−3)及びA(−4)においては、八角形チップ形成領域4Cが互いに隣接しながらその一辺を共有するように一列に配置させることで、各々の平行線区分領域A(−3)及びA(−4)にて他の平行線区分領域Aとは独立して最大取得数となる配置を決定することができる。なお、このようにそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの配置を行った後、各々の平行線区分領域A毎に、図示Y軸を基準軸としてセンタリング処理が行われる。また、上述したように一の平行線区分領域Aにおける単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cの配置は、他の平行線区分領域Aにおける単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cの配置とは無関係に独立的に決定される。
このように各々の平行線区分領域Aにおいて独自に最大取得数を得ることができるそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cの配置が、図8に示す配置である。図8に示すように、平行線区分領域A(5)においては三角形チップ形成領域4Aが7個配置され、平行線区分領域A(4)では三角形チップ形成領域4Bが11個配置され、平行線区分領域A(3)では三角形チップ形成領域4Bが13個配置され、平行線区分領域A(2)では円形チップ形成領域4Bが9個配置され、平行線区分領域A(1)では円形チップ形成領域4Bが10個配置され、平行線区分領域A(−1)では円形チップ形成領域4Bが10個配置され、平行線区分領域A(−2)では円形チップ形成領域4Bが9個配置され、平行線区分領域A(−3)では八角形チップ形成領域4Cが8個配置され、平行線区分領域A(−4)では八角形チップ形成領域4Cが7個配置されて、チップ形成有効領域3全体におけるそれぞれの配置が決定される。
このように決定された単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの配置は、半導体チップ配置データ97として、記憶部92に記憶される(ステップS5)。これで、半導体チップ配置用プログラム91の実行が完了する。
その後、記憶部92に記憶されている半導体チップ配置データ97が、例えば表示部94に表示されることで、上記決定された配置データを作業者に伝えることが可能となっている。また、当該データは、必要に応じて通信インターフェース95や外部記憶媒体インターフェース98を通じて、半導体チップ配置決定装置101の外部に受け渡すことができる。
なお、上述の半導体チップの配置決定方法においては、ステップS2にて配置されたそれぞれの平行線Lの配置に基づいて、最終的にステップS5においてそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの配置が決定されるような場合について説明したが、本第1実施形態はこのような場合についてのみ限定されるものではない。このような場合に代えて、ステップS5の後に、ステップS2の平行線Lの配置を変更(例えば、オフセット配置)して、当該変更されたそれぞれの平行線Lの配置に基づいて、再びステップS3からS5までのそれぞれの手順が繰り返して行われるような場合であってもよい。このような場合にあっては、最終的に取得されるそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの数が最大となるような配置を選択することで、1枚の半導体ウェハ2からより効率的にそれぞれの半導体チップ5A、5B、及び5Cを取得することができる配置を決定することができる。
なお、上述のそれぞれのステップ(手順)は、半導体チップ配置決定装置101において、半導体チップ配置決定用プログラム91が処理部90により実行されることで、具体的に行われるものである。このような半導体チップ配置決定用プログラム91は、複数の平行線区分領域Aを形成する第1手順と、それぞれの平行線区分領域Aにおいて同一種類の単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cを配置させる第2手順と、チップ形成有効領域3全体におけるそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの配置を決定する第3手順とを少なくとも含む一連の手順を実行可能に構成される。
次に、このように決定された半導体チップの配置に基づいて、半導体チップを製造する方法について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、図9のステップS11にて、半導体チップ配置決定装置101において上述した手法により半導体ウェハ2におけるそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの配置の決定を行う。
次に、このように決定された3種類の半導体チップ5A、5B、及び5Cの配置に基づいて、半導体ウェハ2の回路形成面に対して、成膜、露光、エッチング等の処理を施すことにより、それぞれの種類に応じた半導体チップ5A、5B、及び5Cの形成が行われる(ステップS12)。その後、形成されたそれぞれの半導体チップ5A、5B、及び5Cの形成状態に不良がないかどうかの検査が行われ(ステップS13)、不良であると判断された半導体チップ5A、5B、及び5Cに対しては、その不良情報が半導体ウェハ2における当該半導体チップの配置情報と関連付けられて記憶され、その後、当該半導体チップが使用されることがないように管理される。
次に、半導体ウェハ2の厚みの薄化を行う薄化処理として、例えば研磨処理が行われる(ステップS14)。具体的には、半導体ウェハ2においてそれぞれの半導体チップ5A、5B、及び5Cが形成された上記回路形成面に対して保護シートを貼着することで、当該回路形成面が損傷しないように保護した状態で、当該回路形成面とは反対側の面に対して研磨処理を行うことで半導体ウェハ2の薄化処理を行う。このような薄化処理により半導体ウェハ2は例えば100μm以下の厚みとされる。なお、このような研磨処理の後、当該研磨が施された表面に残留するダメージ層を除去する工程が行われるような場合であってもよい。
その後、半導体ウェハ2において上記研磨処理が行われた側に表面に対してマスク層の形成を行う(ステップS15)。このマスク層は、後述するプラズマエッチングによる半導体チップの分割処理(プラズマダイシング処理)において用いられるマスクパターンを形成するためのものであり、例えば、フッ素系ガスを用いたプラズマに対して耐性を有する材質であるアルミニウムや樹脂で形成される。このように形成されたマスク層に対して、上記決定された半導体チップ配置データ97に基づいて、分割位置に沿ってマスク層の部分的な除去を行い、残存するマスク層によりそれぞれのダイシング線6A、6B、及び6C(分割線)を画定する(すなわち、マスクパターンを形成する)。このようなマスク層の除去は、例えばレーザ光をマスク層に対して照射することにより行うことができる。
その後、分割線を画定するマスク層が形成された半導体ウェハ2に対して、プラズマエッチングを施すことにより、ダイシング線6Aに沿ってそれぞれの三角形チップ5Aの個片への分割処理が行われ、ダイシング線6Bに沿ってそれぞれの円形チップ5Bの個片への分割処理が行われ、さらにダイシング線6Cに沿ってそれぞれの八角形チップ5Cの個片への分割処理が行われる(ステップS16)。具体的には、図示しないプラズマ処理装置の処理室内に、半導体ウェハ2を載置して、当該処理室内を所定の圧力に減圧して真空化するとともに、プラズマ発生用ガスを供給し、この状態で高周波電圧を印加することによりプラズマを発生させて、当該発生されたプラズマを半導体ウェハ2のマスク層が形成された表面に照射する。このようなプラズマの照射により半導体ウェハ2においてマスク層が存在しないダイシング線6A、6B、及び6Cの部分がエッチングされて、当該分割線に沿ってそれぞれの半導体チップ5A、5B、及び5Cの個片へと分割されることとなる。
このような分割が行われた後、半導体ウェハ2の表面、すなわち、それぞれの半導体チップ5A、5B、及び5Cの表面に残っているマスク層の除去のためのアッシング処理が施される(ステップS17)。
これにより半導体ウェハ2において、上記決定された半導体チップ配置データ97に基づいて、個片化されたそれぞれの三角形チップ5A、円形チップ5B、及び八角形チップ5Cが製造されることとなる。また、半導体チップ配置データ97に基づいて形成された互いにその形状が異なる3種類の半導体チップ5A、5B、及び5Cを分割処理する際に、従来用いられているダイサーやレーザ光を用いた機械的切断を行うのではなく、プラズマエッチングにより分割処理を行っていることにより、格子状の分割線を有さず、さらに異なる形状の半導体チップが1枚の半導体ウェハ2に混在するような半導体チップの配置に対しても確実な分割処理を実現することができる。また、半導体チップの配置決定方法により決定されたそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの配置に対して、センタリング処理が施されていることにより、プラズマエッチングの際におけるエッチングの均一性を確保することができ、良好な状態で分割処理を行うことができる。
上記第1実施形態によれば、互いに異なる形状を有する複数の種類の半導体チップ5A、5B、及び5Cを形成するための領域であるそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cを、1枚の半導体ウェハ2におけるチップ形成有効領域3内に混在して配置させて、当該配置に基づいてそれぞれの半導体チップ5A、5B、及び5Cを形成し、さらにプラズマエッチングを用いた分割処理を施すことで、異なる種類の半導体チップ5A、5B、及び5Cを個片に分割することができる。従って、1枚の半導体ウェハ2から互いに異なる種類の半導体チップ5A、5B、及び5Cを製造することができ、多品種少量生産に柔軟に対応することができる半導体チップ形成領域の配置決定方法、及び半導体チップの製造方法を提供することができる。
また、このような半導体チップ形成領域の配置決定においては、半導体ウェハ2のチップ形成有効領域3に、それぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの長さ寸法aを間隔ピッチとして複数の平行線Lを配置することで、複数の平行線区分領域Aを形成し、個々の平行線区分領域Aにおいて同一種類の単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cを、その配置数が最大となるように配置していることにより、同一種類の半導体チップ5A、5B、又は5Cの取扱性を良好としながら、チップ形成有効領域3の有効活用を実現可能としている。
特に、それぞれの平行線区分領域Aにおいて、単位チップ形成領域4A、4B、又は4Cが一列に配列されるようにその領域範囲の決定を行っていることで、様々な形状を有する単位チップ形成領域の配置の決定をある程度容易なものとすることができ、多様化された形状を有する半導体チップを混在させて製造可能な半導体チップの配置を簡易に決定することができる。
また、このようにして決定されたそれぞれの単位チップ形成領域4A、4B、及び4Cの配置に基づいて、1枚の半導体ウェハ2に形成されたそれぞれの半導体チップ5A、5B、及び5Cに対して分割処理を行う際に、従来用いられているようなダイサーを用いるような機械的分割方法を用いることでは、そのダイシング線6A、6B、及び6Cの複雑な配置により分割処理を行うことができないが、プラズマエッチングを用いた分割方法を適用することで、当該分割処理に問題なく対処することができる。従って、互いにその形状が異なる複数の種類の半導体チップを1枚の半導体ウェハ2に混在させて形成可能とする配置決定方法に、プラズマエッチングによる分割処理を組み合わせることで、多様化された様々な半導体チップを1枚の半導体ウェハより製造する製造方法を具体的に実現することができる。
(第2実施形態)
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、本発明の第2の実施形態にかかる半導体チップ形成領域の配置決定方法について以下に説明する。本第2実施形態の半導体チップ形成領域の配置決定方法は、互いにその形状が異なる複数種類の半導体チップとして、大小2種類の大きさ(サイズ)の略正方形状の半導体チップが用いられる場合についての配置決定方法である。
図10及び図11に示すように、上記大小2種類のサイズの略正方形状の半導体チップとして、第1の半導体チップ51(図10に示す小さいサイズの半導体チップ)と第2の半導体チップ52(図11に示す大きいサイズの半導体チップ)とが用いられる。第1の半導体チップ51を形成するための領域である第1の単位チップ形成領域41は、略正方形状の形状を有しており、その一辺の長さ寸法がbとなっている。また、第2の半導体チップ52を形成するための領域である第2の単位チップ形成領域42も、略正方形状の形状を有しており、その一辺の長さ寸法がcとなっている。
このような2種類の単位チップ形成領域41、42を配置するため、図12に示すように、チップ形成有効領域3に複数の平行線Lを配置する。この配置の際に、第1の単位チップ形成領域41の長さ寸法bと第2の単位チップ形成領域42の長さ寸法cのそれぞれを配置間隔として、それぞれの平行線Lの配置を行う。その結果、図12に示すように、配置間隔bにて配置された平行線Lと配置間隔cにて配置された平行線Lとが混在することとなる。
図12に示すように、配置間隔bにて配置された対向する平行線Lと、チップ形成有効領域3の外周輪郭とで囲まれた領域として、平行線区分領域A(11)、A(12)、A(13)、及びA(14)が形成され、また、配置間隔cにて配置された対向する平行線Lと、チップ形成有効領域3の外周輪郭とで囲まれた領域として、平行線区分領域A(21)及びA(22)が形成される。
次に、このように形成されたそれぞれの平行線区分領域Aに単位チップ形成領域の配置を行うが、この配置の際に、配置間隔bにて形成されたそれぞれの平行線区分領域A(11)、A(12)、A(13)、及びA(14)には、第1の単位チップ形成領域41の配置を行い、一方、配置間隔cにて形成されたそれぞれの平行線区分領域A(21)、及びA(22)には、第2の単位チップ形成領域42の配置を行う。また、それぞれの配置の際に一の平行線区分領域Aにおいて、配置される単位チップ形成領域41又は42の配置数が、他の平行線区分領域Aにおける配置とは無関係に、最大となるような配置が決定される。このように決定された配置を図13に示す。
図13に示すように、配置間隔bにて形成されたそれぞれの平行線区分領域A(11)、A(12)、A(13)、及びA(14)には、第1の単位チップ形成領域41がその配置数が最大となるように配置されており、一方、配置間隔cにて形成されたそれぞれの平行線区分領域A(21)、及びA(22)には、第2の単位チップ形成領域42がその配置数が最大となるように配置されている。
このように、配置される単位チップ形成領域41、又は42の大きさに応じてそれぞれの平行線Lの配置間隔が選択的に決定されていることにより、配置される単位チップ形成領域41、又は42の大きさに応じた個々の平行線区分領域Aの領域面積を決定することができ、それぞれの単位チップ形成領域41、42の配置を円滑に行うことができる。
また、図13に示すように、そのサイズが大きな単位チップ形成領域42が配置されるそれぞれの平行線区分領域A(21)及びA(22)が、チップ形成有効領域3の略中央付近に配置され、そのサイズが小さな単位チップ形成領域41が配置されるそれぞれの平行線区分領域A(11)、A(12)、A(13)、及びA(14)が、チップ形成有効領域3の端部側に配置されていることにより、サイズの大きな単位チップ形成領域42とサイズの小さな単位チップ形成領域41との配置によるチップ形成有効領域3の効率的活用を実現することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態にかかる半導体チップ形成領域の配置決定方法について説明する。上記第1実施形態と第2実施形態の半導体チップ形成領域の配置決定方法においては、1枚の半導体ウェハ2に混在して形成される半導体チップの種類数に無関係に、チップ形成有効領域3において平行線区分領域Aを形成した後、それぞれの単位チップ形成領域の配置を行っているが、このような場合についてのみ限定されるものではない。このような場合に代えて、1枚の半導体ウェハ2に混在して形成される半導体チップの種類数に応じて、チップ形成有効領域3を分割するような場合について、本第3実施形態の半導体チップ形成領域の配置決定方法として以下に説明する。
図14に示すように、1枚の半導体ウェハ2に形成される半導体チップとして、三角形状の半導体チップ、略円形状の半導体チップ、及び六角形状の半導体チップというように互いにその形状が異なる3種類の半導体チップの形成が行われるような場合には、まず、チップ形成有効領域3に2本の平行線Lを配置することで、種類の数に応じた数である3つの区分領域B(31)、B(32)、及びB(33)を形成する。
その後、区分領域B(31)に、三角形状の半導体チップを形成するための三角形チップ形成領域4Aを配置し、区分領域B(32)に、円形状の半導体チップを形成するための円形チップ形成領域4Bを配置し、さらに、区分領域B(33)に、六角形状の半導体チップを形成するための六角形チップ形成領域4Dを配置する。
さらに、それぞれの区分領域Bにおいて同一の種類の単位チップ形成領域4A、4B、又は4Dを、その配置数が最大となるように配置させて、チップ形成有効領域3全体における配置の決定を行うが、個々の区分領域Bにおいては、単位チップ形成領域を一列に配列させる等の制約に限定されることなく、効率的な区分領域Bの活用という観点からその配置を自由に決定することができる。
例えば、図14に示すように、区分領域B(32)においては、3列に配列されている円形チップ形成領域4Bの配置ピッチを半ピッチずつずらして配置させることで、円形チップ形成領域4Bをより密集させて配置させることができ、区分領域B(33)においては、六角形状の各辺を共有させるように六角形チップ形成領域4Dを配置させることで、密集配置を実現することができる。
上記それぞれの実施形態における半導体チップ形成領域の配置決定方法においては、複数の平行線Lを用いて、チップ形成有効領域3を複数の平行線区分領域Aあるいは区分領域Bに区分するような場合について説明したが、チップ形成有効領域3の区分方法はこのような場合のみに限定されるものではない。このような場合に代えて、例えば、チップ形成有効領域3を半径方向に区分するような場合であってもよい。また、直線で区分するような場合だけでなく、曲線で区分されるような場合であってもよい。例えば、チップ形成有効領域3の中心位置を基準として半径寸法が異なる複数の同心円を配置することで、チップ形成有効領域3を区分することもできる。
また、上記それぞれの実施形態においては、半導体ウェハ2においてオリエンテーションフラット2aが形成されているような場合についてのみ説明を行っているが、オリエンテーションフラットが形成されていない半導体ウェハに対しても上記それぞれの実施形態による半導体チップの配置決定方法を適用することができる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明の第1実施形態にかかる半導体チップ配置決定装置の構成を示すブロック図である。 上記第1実施形態に半導体チップの配置決定方法の手順を示すフローチャートである。 半導体ウェハの外観形状を示す模式図である。 三角形チップ形成領域を説明するための模式説明図である。 円形チップ形成領域を説明するための模式説明図である。 八角形チップ形成領域を説明するための模式説明図である。 上記第1実施形態の半導体チップの配置決定方法における手順を説明するための模式説明図であって、平行線区分領域が形成された状態を示す図である。 上記第1実施形態の半導体チップの配置決定方法における手順を説明するための模式説明図であって、それぞれの単位チップ形成領域の配置が決定された状態の図である。 上記第1実施形態の半導体チップの配置決定方法を用いた半導体チップの製造方法の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態にかかる半導体チップの配置決定方法に用いられる単位チップ形成領域を示す模式図である。 上記第2実施形態の配置決定方法に用いられる単位チップ形成領域を示す模式図である。 上記第2実施形態の半導体チップの配置決定方法の手順を説明するための模式説明図であって、平行線区分領域が形成された状態を示す図である。 上記第2実施形態の半導体チップの配置決定方法における手順を説明するための模式説明図であって、それぞれの単位チップ形成領域の配置が決定された状態の図である。 本発明の第3実施形態にかかる半導体チップの配置決定方法によりそれぞれの単位チップ形成領域の配置が決定された状態を示す模式説明図である。
符号の説明
2 半導体ウェハ
2a オリエンテーションフラット
3 チップ形成有効領域
4 単位チップ形成領域
4A 三角形チップ形成領域
4B 円形チップ形成領域
4C 八角形チップ形成領域
4D 六角形チップ形成領域
5、5A、5B、5C 半導体チップ
6A、6B、6C ダイシング線
90 処理部
91 半導体チップ配置決定用プログラム
92 記憶部
93 操作部
94 表示部
95 通信インターフェース
96 半導体ウェハデータ
97 半導体チップ配置データ
101 半導体チップ配置決定装置
A 平行線区分領域
B 区分領域
L 平行線

Claims (10)

  1. 半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための領域である複数の単位素子形成領域の配置を決定する方法であって、
    上記素子形成有効領域を区分して複数の区分領域を形成し、
    上記それぞれの区分領域のうちの第1の上記区分領域内に1又は複数の第1の上記単位素子形成領域を配置するとともに、第2の上記区分領域内に上記第1の単位素子形成領域とは異なる形状を有する1又は複数の第2の上記単位素子形成領域を配置して、
    上記第1の区分領域内において上記第1の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置と、上記第2の区分領域内において上記第2の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置を、上記素子形成有効領域全体における上記それぞれの単位素子形成領域の配置として決定することを特徴とする半導体素子形成領域の配置決定方法。
  2. 上記素子形成有効領域を、1又は複数の上記第1の区分領域と、1又は複数の上記第2の区分領域とに区分する請求項1に記載の半導体素子形成領域の配置決定方法。
  3. 上記素子形成有効領域に複数の平行線を配置することで、当該素子形成有効領域の外周と上記それぞれの平行線とにより区分される上記複数の区分領域を形成する請求項1又は2に記載の半導体素子形成領域の配置決定方法。
  4. 上記第1の区分領域を形成する上記それぞれの平行線の配置間隔は、上記第1の単位素子形成領域の長さ寸法であり、上記第2の区分領域を形成する上記それぞれの平行線の配置間隔は、上記第2の単位素子形成領域の長さ寸法であって、
    上記第1の区分領域内に上記それぞれの第1の単位素子形成領域が上記平行線に沿って一列に配置されるとともに、上記第2の区分領域内に上記それぞれの第2の単位素子形成領域が上記平行線に沿って一列に配置される請求項3に記載の半導体素子形成領域の配置決定方法。
  5. 半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための領域である複数の単位素子形成領域の配置を決定する方法であって、
    上記それぞれの単位素子形成領域として、互いに形状が異なる複数の種類の上記単位素子形成領域を有し、上記素子形成有効領域を当該単位素子形成領域の種類に応じた数に区分することで複数の区分領域を形成し、
    上記各々の区分領域毎に、同一の種類の上記単位素子形成領域を配置して、
    上記当該各々の区分領域内において、上記同一の種類の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置を、上記素子形成有効領域全体における上記それぞれの単位素子形成領域の配置として決定することを特徴とする半導体素子形成領域の配置決定方法。
  6. 上記素子形成有効領域に複数の平行線を配置することで、当該素子形成有効領域の外周と上記それぞれの平行線とにより区分される上記複数の区分領域を形成する請求項5に記載の半導体素子形成領域の配置決定方法。
  7. プラズマエッチングを施すことにより個片の上記それぞれの半導体素子への分割が行われる上記半導体ウェハに対する上記それぞれの単位素子形成領域の配置を決定する方法である請求項1から6のいずれか1つに記載に半導体素子形成領域の配置決定方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の半導体素子形成領域の配置決定方法を用いて、上記半導体ウェハにおける上記それぞれの半導体素子形成領域の配置を決定し、
    当該配置に基づいて、上記半導体ウェハに互いにその形状が異なる複数の種類の上記半導体素子を形成し、
    上記半導体ウェハのマスク形成側表面に、上記それぞれの半導体素子形成領域の配置に応じて、上記それぞれの半導体素子を個片に分割するための分割線を画定するマスクを配置し、
    当該マスクが形成された半導体ウェハに対して、上記マスク形成側表面よりプラズマエッチングを施して、上記画定された分割線に沿って上記それぞれの半導体素子に分割し、
    その後、上記マスク形成側表面に対してアッシングを施して上記それぞれのマスクの除去を行い、個片化された上記複数の種類の半導体素子を形成することを特徴とする半導体素子の製造方法。
  9. 半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための領域である複数の単位素子形成領域の配置を決定する手順を実行するためのプログラムであって、
    上記素子形成有効領域を区分して複数の区分領域を形成する第1手順と、
    上記第1手順により形成された上記それぞれの区分領域のうちの第1の上記区分領域内に1又は複数の第1の上記単位素子形成領域を配置するとともに、第2の上記区分領域内に上記第1の単位素子形成領域とは異なる形状を有する1又は複数の第2の上記単位素子形成領域を配置する第2手順と、
    上記第1の区分領域内において上記第2手順により配置された上記第1の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置と、上記第2の区分領域内において上記第2手順により配置された上記第2の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置を、上記素子形成有効領域全体における上記それぞれの単位素子形成領域の配置として決定する第3手順とのそれぞれの手順を実行するための半導体素子形成領域の配置決定用プログラム。
  10. 半導体ウェハにおける素子形成有効領域内に、半導体素子を形成するための領域である複数の単位素子形成領域の配置を決定する手順を実行するためのプログラムであって、
    上記それぞれの単位素子形成領域として、互いに形状が異なる複数の種類の上記単位素子形成領域を有し、上記素子形成有効領域を当該単位素子形成領域の種類に応じた数に区分することで複数の区分領域を形成する第1手順と、
    上記第1手順により形成された上記各々の区分領域毎に、同一の種類の上記単位素子形成領域を配置する第2手順と、
    上記当該各々の区分領域内において、上記第2手順により配置された上記同一の種類の単位素子形成領域の配置数が、他の上記区分領域とは独立して最大となる配置を、上記素子形成有効領域全体における上記それぞれの単位素子形成領域の配置として決定する第3手順とのそれぞれの手順を実行するための半導体素子形成領域の配置決定用プログラム。
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