JP2006048814A - テープエンド検出装置 - Google Patents

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JP2006048814A
JP2006048814A JP2004227264A JP2004227264A JP2006048814A JP 2006048814 A JP2006048814 A JP 2006048814A JP 2004227264 A JP2004227264 A JP 2004227264A JP 2004227264 A JP2004227264 A JP 2004227264A JP 2006048814 A JP2006048814 A JP 2006048814A
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sensor
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light receiving
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Koji Kanzawa
功治 神澤
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 正規の光と関係のない外光との区別を可能にし、磁気テープを終端や始端で
止めることができなくなって、テープ切れを起こすようなことを未然に防止でき、正規の
状態で磁気記録再生装置を使用できるようにしたテープエンド検出装置を提供する。
【解決手段】 磁気テープ3の停止中または走行中、テープ有無検出用のフォトトラン
ジスタ9がオフであって、テープ始端検出用のフォトトランジスタ7または/およびテー
プ終端検出用のフォトトランジスタ6がオンになったとき、外光がフォトトランジスタ7
または/およびフォトトランジスタ6に届き、テープ始終端センサZが誤動作していると
、センサ動作判定手段121により判定された場合、警告手段122はテープ始終端セン
サZに外光が入射され、磁気記録再生装置が正常に動作しない旨をOSD13に表示して
警告する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビデオカセットレコーダなどの磁気記録再生装置に用いられ磁気テープの始
端と終端を検出するテープエンド検出装置に関する。
ビデオカセットレコーダなどの磁気記録再生装置においては、磁気テープを再生または
早送りしていき、磁気テープの終端に来れば、一旦停止し、この後、自動的に巻き戻しを
行って、磁気テープの始端に来れば、停止させるような動作を行わせるために、磁気テー
プの始端と終端を検出するテープエンド検出装置が備えられている。
図4は従来のテープエンド検出装置におけるテープ始終端検出用発光素子とテープ始端
検出用受光素子とテープ終端検出用受光素子との配置を説明するための構成図である。図
4において、1は磁気テープ3が巻き付けられている供給リール、2は供給リール1から
送り出された磁気テープ3が巻き取られる巻取りリールであり、これらは、図示しないカ
セットテープケース内に設けられている。4は周面に図示しない磁気ヘッドを有する回転
ドラムである。この回転ドラム4は磁気記録再生装置の本体ケース内に設けられている。
5はテープ始終端検出用発光素子としての発光ダイオード、6はテープ終端検出用受光
素子としてのフォトトランジスタ、7はテープ始端検出用受光素子としてのフォトトラン
ジスタであり、フォトトランジスタ6は送り出し側テープ走行路を挟んで発光ダイオード
5と対向的に配置され、フォトトランジスタ7は巻き取り側テープ走行路を挟んで発光ダ
イオード5と対向的に配置されている。
発光ダイオード5は、カセットテープケースが磁気記録再生装置の本体ケースの前面に
設けられているテープ挿入口に挿入してセットされたときに、カセットテープケースの発
光用の孔から光が磁気テープ3の面に照射できるように、磁気記録再生装置に配置されて
いる。また、フォトトランジスタ6およびフォトトランジスタ7は、カセットテープケー
スの各受光用の孔から光が受光できるように、磁気記録再生装置に配置されている。
このように配置された発光ダイオード5とフォトトランジスタ6およびフォトトランジ
スタ7により、マイクロコンピュータ14は磁気テープ3の終端および始端が検出するこ
とが可能になる。磁気テープ3の始端および終端には透明テープが配されている。したが
って、フォトトランジスタ7がオンしたときは、始端の透明テープを介して発光ダイオー
ド5からの光をフォトトランジスタ7が受光したことになるので、マイクロコンピュータ
14の入力ポート11はローレベルになり、マイクロコンピュータ14は磁気テープ3の
始端を検出したことになる。また、フォトトランジスタ6がオンしたときは、終端の透明
テープを介して発光ダイオード5からの光をフォトトランジスタ6が受光したことになる
ので、マイクロコンピュータ14の入力ポート10はローレベルになり、マイクロコンピ
ュータ14は磁気テープ3の終端を検出したことになる。
特開平8−69649号公報
しかしながら、磁気テープ3の停止中または走行中にビデオカセットケースの隙間や磁
気記録再生装置の本体ケースの熱放出用の空気孔から太陽光など外来の光(以下、外光と
言う)が入り、その外光がテープ始端検出用受光素子であるフォトトランジスタ7やテー
プ終端検出用受光素子であるフォトトランジスタ6に届いた場合、フォトトランジスタ7
やフォトトランジスタ6が誤動作してオンになり、マイクロコンピュータ14は、磁気テ
ープ3の始端や終端の検出動作が誤動作を起こし、早送りや巻き戻し時に、磁気テープ3
を終端や始端で止めることができなくなり、磁気テープ3がテープ切れを起こす虞がある
ので、磁気記録再生装置を使用できなくなるという課題が生じる。
なお、特許文献1の従来技術は、テープ走行路を挟んで発光部と、この発光部に対向的
に配置された受光部とを有し、受光部の点灯および消灯と、受光部による光検出をマイコ
ンによりプログラム制御を行いテープエンドの判断を行うように構成しているが、受光部
に関係のない光が入った場合、受光部は誤動作を行い、テープ始終端を正確に検出するこ
とが不可能になるので、上記のような課題を解決できるものではない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、正規の光と関係のない
外光との区別を可能にし、早送りや巻き戻しにおいて磁気テープを終端や始端で止めるこ
とができなくなって、テープ切れを起こすようなことを未然に防止でき、正規の状態で磁
気記録再生装置を使用できるようにしたテープエンド検出装置を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、テープ始終端に透明テープを配する磁
気テープの始終端を検出するテープエンド検出装置において、テープ始終端検出用発光素
子、送り出し側テープ走行路を挟んで前記テープ始終端検出用発光素子と対向的に配置さ
れたテープ終端検出用受光素子、および巻き取り側テープ走行路を挟んで前記テープ始終
端検出用発光素子と対向的に配置されたテープ始端検出用受光素子を含み構成されたテー
プ始終端センサと、テープ有無検出用発光素子、および磁気テープが挿入されると外光が
遮断される装置内の位置にありテープ走行路を挟んで前記テープ有無検出用発光素子と対
向的に配置されたテープ有無検出用受光素子とを含み構成されたテープ有無センサとを備
えると共に、磁気テープの始端が前記テープ始端検出用受光素子により検出された後、且
つ磁気テープの終端が前記テープ終端検出用受光素子により検出される前における磁気テ
ープの停止中または走行中において、前記テープ始端検出用受光素子および前記テープ終
端検出用受光素子の動作状態が前記テープ有無検出用受光素子の動作状態と同じであれば
、前記テープ始終端センサは正常動作していると判定し、前記テープ始端検出用受光素子
または/および前記テープ終端検出用受光素子の動作状態が前記テープ有無検出用受光素
子の動作状態と異なれば、前記テープ始終端センサは誤動作していると判定し、磁気テー
プの停止中では定期的にそれらの判定を行うセンサ動作判定手段と、前記テープ始終端セ
ンサが誤動作していると判定されたときに前記テープ始終端センサに外光が入射され磁気
記録再生装置が正常に動作しない旨を警告する警告手段とを備えたことを特徴とするテー
プエンド検出装置を提供する。
この構成において、磁気テープの走行中、テープ始端検出用受光素子およびテープ終端
検出用受光素子の動作状態がテープ有無検出用受光素子の動作状態と同じであれば、外光
はテープ始端検出用受光素子または/およびテープ終端検出用受光素子には届いていない
ので、テープ始終端センサは正常動作していることがセンサ動作判定手段により判定され
、テープ始端検出用受光素子または/およびテープ終端検出用受光素子の動作状態がテー
プ有無検出用受光素子の動作状態と異なれば、外光がテープ始端検出用受光素子または/
およびテープ終端検出用受光素子に届いているので、テープ始終端センサは誤動作してい
ることがセンサ動作判定手段により判定される。そして、テープ始終端センサが誤動作し
ていると判定された場合、警告手段はテープ始終端センサに外光が入射され磁気記録再生
装置が正常に動作しない旨を警告する。また、磁気テープの停止中では、定期的にセンサ
動作判定手段による判定が行われるので、外光が時間により変化しても、テープ始終端セ
ンサの動作状態を判定することができる。
この構成によれば、テープ始終端センサが誤動作していると判定された場合、テープ始
終端センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作しない旨を警告するので、磁
気記録再生装置を正規の状態で使用する様、ユーザに促し、これにより、磁気テープを終
端や始端で止めることができなくなって、テープ切れを起こすようなことを未然に防止で
き、正規の状態で磁気記録再生装置を使用できるようになり、装置の信頼性が向上する。
請求項2の発明は、テープ始終端に透明テープを配する磁気テープの始終端を検出する
テープエンド検出装置において、磁気テープの始終端を検出するテープ始終端センサと、
磁気テープの有無を検出するテープ有無センサとを備えると共に、磁気テープの始端が前
記テープ始終端センサにより検出された後、且つ磁気テープの終端が前記テープ始終端セ
ンサにより検出される前における磁気テープの停止中または走行中において、前記テープ
始終端センサの動作状態が前記テープ有無センサの動作状態と同じであれば、前記テープ
始終端センサは正常動作していると判定し、前記テープ始終端センサの動作状態が前記テ
ープ有無センサの動作状態と異なれば、前記テープ始終端センサは誤動作していると判定
するセンサ動作判定手段と、前記テープ始終端センサが誤動作していると判定されたとき
に前記テープ始終端センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作しない旨を警
告する警告手段とを備えたことを特徴とするテープエンド検出装置を提供する。
この構成において、磁気テープの停止中または走行中、テープ始終端センサの動作状態
がテープ有無センサの動作状態と同じであれば、外光はテープ始終端センサには届いてい
ないので、テープ始終端センサは正常動作していることがセンサ動作判定手段により判定
され、テープ始終端センサの動作状態がテープ有無センサの動作状態と異なれば、外光が
テープ始終端センサに届いているので、テープ始終端センサは誤動作していることがセン
サ動作判定手段により判定される。そして、テープ始終端センサが誤動作していると判定
された場合、警告手段はテープ始終端センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に
動作しない旨を警告する。
この構成によれば、テープ始終端センサが誤動作していると判定された場合、テープ始
終端センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作しない旨を警告するので、磁
気記録再生装置を正規の状態で使用する様、ユーザに促し、これにより、磁気テープを終
端や始端で止めることができなくなって、テープ切れを起こすようなことを未然に防止で
き、正規の状態で磁気記録再生装置を使用できるようになり、装置の信頼性が向上する。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記テープ始終端センサは、テープ始
終端検出用発光素子と、送り出し側テープ走行路を挟んで前記テープ始終端検出用発光素
子と対向的に配置されたテープ終端検出用受光素子と、巻き取り側テープ走行路を挟んで
前記テープ始終端検出用発光素子と対向的に配置されたテープ始端検出用受光素子とを含
み構成されたので、前記テープ始終端検出用発光素子からの光が磁気テープの終端に配さ
れている透明テープを通過してテープ終端検出用受光素子に届くと、テープ終端検出用受
光素子がオンして磁気テープの終端を検出でき、前記テープ始終端検出用発光素子からの
光が磁気テープの始端に配されている透明テープを通過してテープ始端検出用受光素子に
届くと、テープ始端検出用受光素子がオンして磁気テープの始端を検出できる。
請求項4の発明では、請求項2の発明において、前記テープ有無センサは、テープ有無
検出用発光素子と、磁気テープが挿入されると外光が遮断される装置内の位置にありテー
プ走行路を挟んで前記テープ有無検出用発光素子と対向的に配置されたテープ有無検出用
受光素子とを含み構成されたので、磁気テープが装置に挿入されると、前記テープ有無検
出用発光素子からの光は磁気テープにより遮断され、テープ有無検出用受光素子には光が
届かなくなるので、テープ有無検出用受光素子はオフになり、磁気テープが装置に挿入さ
れていることを検出できる。前記テープ有無検出用受光素子は、磁気テープが挿入される
と外光が遮断される装置内の位置にあり、テープ走行路を挟んで前記テープ有無検出用発
光素子と対向的に配置されているので、外光は前記テープ有無検出用受光素子に届くこと
はなく、外光により誤動作することはない。
請求項5の発明では、請求項2,3,4の発明において、前記センサ動作判定手段は、
磁気テープの始端がテープ始端検出用受光素子により検出された後、且つ磁気テープの終
端がテープ終端検出用受光素子により検出される前における磁気テープの停止中または走
行中において、前記テープ始端検出用受光素子および前記テープ終端検出用受光素子の動
作状態が前記テープ有無検出用受光素子の動作状態と同じであれば、前記テープ始終端セ
ンサは正常動作していると判定し、前記テープ始端検出用受光素子または/および前記テ
ープ終端検出用受光素子の動作状態が前記テープ有無検出用受光素子の動作状態と異なれ
ば、前記テープ始終端センサは誤動作していると判定するので、前記テープ始終端センサ
が外光により誤動作しているか否かが正確に検出することが可能になる。
請求項6の発明では、請求項2の発明において、前記センサ動作判定手段は、磁気テー
プの停止中では定期的に、テープ始終端センサが正常動作しているか誤動作しているかの
判定を行うので、外光が時間により変化しても、テープ始終端センサの動作状態を判定す
ることができる。
以上のように本発明によれば、テープ始終端検出用発光素子、送り出し側テープ走行路
を挟んで前記テープ始終端検出用発光素子と対向的に配置されたテープ終端検出用受光素
子、および巻き取り側テープ走行路を挟んで前記テープ始終端検出用発光素子と対向的に
配置されたテープ始端検出用受光素子を含み構成されたテープ始終端センサと、テープ有
無検出用発光素子、および磁気テープが挿入されると外光が遮断される装置内の位置にあ
りテープ走行路を挟んで前記テープ有無検出用発光素子と対向的に配置されたテープ有無
検出用受光素子とを含み構成されたテープ有無センサとを備えると共に、磁気テープの始
端が前記テープ始端検出用受光素子により検出された後、且つ磁気テープの終端が前記テ
ープ終端検出用受光素子により検出される前における磁気テープの停止中または走行中に
おいて、前記テープ始端検出用受光素子および前記テープ終端検出用受光素子の動作状態
が前記テープ有無検出用受光素子の動作状態と同じであれば、前記テープ始終端センサは
正常動作していると判定し、前記テープ始端検出用受光素子または/および前記テープ終
端検出用受光素子の動作状態が前記テープ有無検出用受光素子の動作状態と異なれば、前
記テープ始終端センサは誤動作していると判定し、磁気テープの停止中では定期的にそれ
らの判定を行うセンサ動作判定手段と、前記テープ始終端センサが誤動作していると判定
されたときに前記テープ始終端センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作し
ない旨を警告する警告手段とを備えたので、テープ始終端センサが誤動作していると判定
された場合、テープ始終端センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作しない
旨を警告することができ、磁気記録再生装置を正規の状態で使用する様、ユーザに促し、
これにより、磁気テープを終端や始端で止めることができなくなって、テープ切れを起こ
すようなことを未然に防止でき、正規の状態で磁気記録再生装置を使用できるようになり
、装置の信頼性が向上する。
また、本発明によれば、磁気テープの始終端を検出するテープ始終端センサと、磁気テ
ープの有無を検出するテープ有無センサとを備えると共に、磁気テープの始端が前記テー
プ始終端センサにより検出された後、且つ磁気テープの終端が前記テープ始終端センサに
より検出される前における磁気テープの停止中または走行中において、前記テープ始終端
センサの動作状態が前記テープ有無センサの動作状態と同じであれば、前記テープ始終端
センサは正常動作していると判定し、前記テープ始終端センサの動作状態が前記テープ有
無センサの動作状態と異なれば、前記テープ始終端センサは誤動作していると判定するセ
ンサ動作判定手段と、前記テープ始終端センサが誤動作していると判定されたときに前記
テープ始終端センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作しない旨を警告する
警告手段とを備えたので、テープ始終端センサが誤動作していると判定された場合、テー
プ始終端センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作しない旨を警告すること
ができ、磁気記録再生装置を正規の状態で使用する様、ユーザに促し、これにより、磁気
テープを終端や始端で止めることができなくなって、テープ切れを起こすようなことを未
然に防止でき、正規の状態で磁気記録再生装置を使用できるようになり、装置の信頼性が
向上する。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係るテープエンド検出装置の構成を示すブロック図である。
このテープエンド検出装置は、テープ始終端検出用発光素子としての発光ダイオード5
と、送り出し側テープ走行路を挟んで発光ダイオード5と対向的に配置されたテープ終端
検出用受光素子としてのフォトトランジスタ6と、巻き取り側テープ走行路を挟んで発光
ダイオード5と対向的に配置されたテープ始端検出用受光素子としてのフォトトランジス
タ7とを含み構成されたテープ始終端センサZを備えている。
また、このテープエンド検出装置は、テープ有無検出用発光素子としての発光ダイオー
ド8と、磁気テープ3が挿入されると外光が遮断される装置内の位置にありテープ走行路
を挟んで発光ダイオード8と対向的に配置されたテープ有無検出用受光素子としてのフォ
トトランジスタ9とを含み構成されたテープ有無センサYを備えている。
また、このテープエンド検出装置は、磁気テープ3の始端がフォトトランジスタ7によ
り検出された後、且つ磁気テープ3の終端がフォトトランジスタ6により検出される前に
おける磁気テープ3の停止中または走行中において、フォトトランジスタ7およびフォト
トランジスタ6の動作状態がフォトトランジスタ9の動作状態と同じであれば、テープ始
終端センサZは正常動作していると判定し、フォトトランジスタ7または/およびフォト
トランジスタ6の動作状態がフォトトランジスタ9の動作状態と異なれば、テープ始終端
センサZは誤動作していると判定し、磁気テープ3の停止中では定期的にそれらの判定を
行うセンサ動作判定手段121と、テープ始終端センサZが誤動作していると判定された
ときにテープ始終端センサZに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作しない旨を
警告する警告手段122とを備えている。
これらのセンサ動作判定手段121と警告手段122はマイクロコンピュータ12に備
えられている。マイクロコンピュータ12には、フォトトランジスタ9のオン/オフ信号
を入力する入力ポート12aと、発光ダイオード8に動作電圧を与える出力ポート12b
と、フォトトランジスタ6のオン/オフ信号を入力する入力ポート12cと、発光ダイオ
ード5に動作電圧を与える出力ポート12dと、フォトトランジスタ7のオン/オフ信号
を入力する入力ポート12eと、OSD13に対して映像信号を出力する出力ポート12
fとが備えられている。
図2は本実施形態のテープエンド検出装置におけるテープ始終端検出用発光素子(発光
ダイオード5)とテープ始端検出用受光素子(フォトトランジスタ7)とテープ終端検出
用受光素子(フォトトランジスタ6)との配置、およびテープ有無検出用発光素子(発光
ダイオード8)とテープ有無検出用受光素子(フォトトランジスタ9)との配置を説明す
るための構成図である。図2において、1は磁気テープ3が巻き付けられている供給リー
ル、2は供給リール1から送り出された磁気テープ3が巻き取られる巻取りリールであり
、これらは、図示しないカセットテープケース内に設けられている。4は周面に図示しな
い磁気ヘッドを有する回転ドラムである。この回転ドラム4は磁気記録再生装置の本体ケ
ース内に設けられている。
5はテープ始終端検出用発光素子としての発光ダイオード、6はテープ終端検出用受光
素子としてのフォトトランジスタ、7はテープ始端検出用受光素子としてのフォトトラン
ジスタであり、フォトトランジスタ6は送り出し側テープ走行路を挟んで発光ダイオード
5と対向的に配置され、フォトトランジスタ7は巻き取り側テープ走行路を挟んで発光ダ
イオード5と対向的に配置されている。
発光ダイオード5は、カセットテープケースが磁気記録再生装置の本体ケースの前面に
設けられているテープ挿入口に挿入してセットされたときに、カセットテープケースの発
光用の孔から光が磁気テープ3の面に照射できるように、磁気記録再生装置に配置されて
いる。また、フォトトランジスタ6およびフォトトランジスタ7は、カセットテープケー
スの各受光用の孔から光が受光できるように、磁気記録再生装置に配置されている。
このように配置された発光ダイオード5とフォトトランジスタ6およびフォトトランジ
スタ7により、マイクロコンピュータ12は磁気テープ3の終端および始端が検出するこ
とが可能になる。磁気テープ3の始端および終端は透明テープが配されている。したがっ
て、フォトトランジスタ7がオンしたときは始端の透明テープを介して発光ダイオード5
からの光を受光したことになるので、マイクロコンピュータ12の入力ポート12eはロ
ーレベルになり、マイクロコンピュータ12は磁気テープ3の始端を検出したことになる
。また、フォトトランジスタ6がオンしたときは終端の透明テープを介して発光ダイオー
ド5からの光を受光したことになるので、マイクロコンピュータ12の入力ポート12c
はローレベルになり、マイクロコンピュータ12は磁気テープ3の終端を検出したことに
なる。
また、本実施形態では、磁気テープ3が装置に挿入されると、外光が遮断される装置内
の位置にあり、テープ走行路を挟んでテープ有無検出用発光素子としての発光ダイオード
8と対向的に配置されたテープ有無検出用受光素子としてのフォトトランジスタ9が配置
されており、磁気テープ3が挿入されると、発光ダイオード8からの光が磁気テープ3に
より遮断されるので、フォトトランジスタ9には届かず、フォトトランジスタ9はオフさ
れ、これにより、マイクロコンピュータ12の入力ポート12aはハイレベルとなり、マ
イクロコンピュータ12は磁気テープ3が挿入されていることを検出する。
図3は本実施形態においてテープ始終端センサが正常動作しているか異常動作している
かを判定する動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートを参照し
て、テープ始終端センサが正常動作しているか異常動作しているかを判定する動作につい
て説明する。
磁気テープ3を磁気記録再生装置に挿入し、磁気記録再生装置を再生動作あるいは早送
り動作をさせ、磁気テープ3が走行開始すると(ステップS1)、先ず、発光ダイオード
5からの光が磁気テープ3の始端(透明テープ)を通ることにより、その光を受光したフ
ォトトランジスタ7がオンされることにより、マイクロコンピュータ12は磁気テープ3
の始端を検出する(ステップS2)。
磁気テープ3の走行中、フォトトランジスタ6とフォトトランジスタ7とフォトトラン
ジスタ8が全部オフであることを検出すると(ステップS3)、フォトトランジスタ6,
7の動作状態がフォトトランジスタ9の動作状態と同じであると判定され(ステップS4
)、これにより、テープ始終端センサZが正常動作していると判定される(ステップS5
)。
一方、磁気テープ3の走行中、フォトトランジスタ6とフォトトランジスタ7とフォト
トランジスタ8が全部オフでないことを検出すると(ステップS3)、次に、フォトトラ
ンジスタ6または/およびフォトトランジスタ7がオンであるかが判定され(ステップS
6)、オンであれば、フォトトランジスタ6または/およびフォトトランジスタ7の動作
状態がフォトトランジスタ9の動作状態と異なると判定され(ステップS7)、これによ
り、テープ始終端センサZは異常動作していると判定される(ステップS8)。
この異常動作は外光によるものであるので、マイクロコンピュータ12の警告手段12
2は、装置内部のテープ始終端センサZに外光が入って磁気記録再生装置が正常に動作し
ない旨をOSD13に表示して警告する(ステップS9)。この警告を見たユーザは、磁
気記録再生装置の置き場所を替えて、装置内部に外光が入らないように遮光を行い、早送
りや巻き戻しなどで、テープ始終端センサZが動作しない場合に起きるテープ切れを防止
する。
以上説明したように本実施形態によれば、テープ始終端センサZが誤動作していると判
定された場合、テープ始終端センサZに外光が入射され、磁気記録再生装置が正常に動作
しない旨を警告するので、磁気記録再生装置を正規の状態で使用する様、ユーザに促し、
これにより、磁気テープ3を終端や始端で止めることができなくなって、テープ切れを起
こすようなことを未然に防止でき、したがって、正規の状態で磁気記録再生装置を使用で
きるようになり、装置の信頼性が向上する。
本発明の一実施形態に係るテープエンド検出装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態のテープエンド検出装置におけるテープ始終端検出用発光素子とテープ始端検出用受光素子とテープ終端検出用受光素子との配置、およびテープ有無検出用発光素子とテープ有無検出用受光素子との配置を説明するための構成図である。 前記実施形態においてテープ始終端センサが正常動作しているか異常動作しているかを判定する動作を説明するためのフローチャートである。 従来のテープエンド検出装置におけるテープ始終端検出用発光素子とテープ始端検出用受光素子とテープ終端検出用受光素子との配置を説明するための構成図である。
符号の説明
3 磁気テープ
5 発光ダイオード(テープ始終端検出用発光素子)
6 フォトトランジスタ(テープ終端検出用受光素子)
7 フォトトランジスタ(テープ始端検出用受光素子)
8 発光ダイオード(テープ有無検出用発光素子)
9 フォトトランジスタ(テープ有無検出用受光素子)
121 センサ動作判定手段
122 警告手段
Y テープ有無センサ
Z テープ始終端センサ

Claims (6)

  1. テープ始終端に透明テープを配する磁気テープの始終端を検出するテープエンド検出装
    置において、テープ始終端検出用発光素子、送り出し側テープ走行路を挟んで前記テープ
    始終端検出用発光素子と対向的に配置されたテープ終端検出用受光素子、および巻き取り
    側テープ走行路を挟んで前記テープ始終端検出用発光素子と対向的に配置されたテープ始
    端検出用受光素子を含み構成されたテープ始終端センサと、テープ有無検出用発光素子、
    および磁気テープが挿入されると外光が遮断される装置内の位置にありテープ走行路を挟
    んで前記テープ有無検出用発光素子と対向的に配置されたテープ有無検出用受光素子とを
    含み構成されたテープ有無センサとを備えると共に、磁気テープの始端が前記テープ始端
    検出用受光素子により検出された後、且つ磁気テープの終端が前記テープ終端検出用受光
    素子により検出される前における磁気テープの停止中または走行中において、前記テープ
    始端検出用受光素子および前記テープ終端検出用受光素子の動作状態が前記テープ有無検
    出用受光素子の動作状態と同じであれば、前記テープ始終端センサは正常動作していると
    判定し、前記テープ始端検出用受光素子または/および前記テープ終端検出用受光素子の
    動作状態が前記テープ有無検出用受光素子の動作状態と異なれば、前記テープ始終端セン
    サは誤動作していると判定し、磁気テープの停止中では定期的にそれらの判定を行うセン
    サ動作判定手段と、前記テープ始終端センサが誤動作していると判定されたときに前記テ
    ープ始終端センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作しない旨を警告する警
    告手段とを備えたことを特徴とするテープエンド検出装置。
  2. テープ始終端に透明テープを配する磁気テープの始終端を検出するテープエンド検出装
    置において、磁気テープの始終端を検出するテープ始終端センサと、磁気テープの有無を
    検出するテープ有無センサとを備えると共に、磁気テープの始端が前記テープ始終端セン
    サにより検出された後、且つ磁気テープの終端が前記テープ始終端センサにより検出され
    る前における磁気テープの停止中または走行中において、前記テープ始終端センサの動作
    状態が前記テープ有無センサの動作状態と同じであれば、前記テープ始終端センサは正常
    動作していると判定し、前記テープ始終端センサの動作状態が前記テープ有無センサの動
    作状態と異なれば、前記テープ始終端センサは誤動作していると判定するセンサ動作判定
    手段と、前記テープ始終端センサが誤動作していると判定されたときに前記テープ始終端
    センサに外光が入射され磁気記録再生装置が正常に動作しない旨を警告する警告手段とを
    備えたことを特徴とするテープエンド検出装置。
  3. 前記テープ始終端センサは、テープ始終端検出用発光素子と、送り出し側テープ走行路
    を挟んで前記テープ始終端検出用発光素子と対向的に配置されたテープ終端検出用受光素
    子と、巻き取り側テープ走行路を挟んで前記テープ始終端検出用発光素子と対向的に配置
    されたテープ始端検出用受光素子とを含み構成されたことを特徴とする請求項2に記載の
    テープエンド検出装置。
  4. 前記テープ有無センサは、テープ有無検出用発光素子と、磁気テープが挿入されると外
    光が遮断される装置内の位置にありテープ走行路を挟んで前記テープ有無検出用発光素子
    と対向的に配置されたテープ有無検出用受光素子とを含み構成されたことを特徴とする請
    求項2に記載のテープエンド検出装置。
  5. 前記センサ動作判定手段は、磁気テープの始端がテープ始端検出用受光素子により検出
    された後、且つ磁気テープの終端がテープ終端検出用受光素子により検出される前におけ
    る磁気テープの停止中または走行中において、前記テープ始端検出用受光素子および前記
    テープ終端検出用受光素子の動作状態が前記テープ有無検出用受光素子の動作状態と同じ
    であれば、前記テープ始終端センサは正常動作していると判定し、前記テープ始端検出用
    受光素子または/および前記テープ終端検出用受光素子の動作状態が前記テープ有無検出
    用受光素子の動作状態と異なれば、前記テープ始終端センサは誤動作していると判定する
    ことを特徴とする請求項2,3,4に記載のテープエンド検出装置。
  6. 前記センサ動作判定手段は、磁気テープの停止中では定期的に、テープ始終端センサが
    正常動作しているか誤動作しているかの判定を行う請求項2に記載のテープエンド検出装
    置。
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