JP2006048122A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 運用中の装置と待機中の装置とを切り替える場合であっても通信システムの運用に支障がでないようにするとともに、これを簡易な構成で実現すること。
【解決手段】 メールサーバ31とメールサーバ32のフェイルオーバ中は、スイッチ21,22により通信路E,Fが選択される。一時退避サーバ50は、メール受付サーバ10からフェイルオーバ中に受信した電子メールをディスクストレージ60に蓄積し、フェイルオーバが完了した後、ディスクストレージ60に蓄積された電子メールと、ディスクストレージ40への書込要求を主系に切り替えられたメールサーバ(例えば、メールサーバ32)へ送信する。メールサーバ32は、一時退避サーバ50から電子メールと書込要求を受信すると、受信した電子メールをディスクストレージ40に書き込んで蓄積内容を更新する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運用中の装置に対して予備の装置を待機させ、サービスの利用停止期間を生じさせることなく通信システムを運用するための技術に関する。
例えば、電子メールを送受信するための通信網や移動電話網では、ユーザが通信サービスを常時利用できるようにすることが求められる。このため、これらの通信網では、障害が発生した場合や保守点検を行う場合であっても通信サービスの利用停止期間が生じないように、通信網を構成する一部の装置を二重化している。ここで、二重化について具体的に説明すると、通信網では、同一もしくは略同じ機能を有する2台の装置を用意し、一方の装置を運用するとともに他方の装置を予備として待機させておく。そして、運用中の装置に故障が生じた場合や、運用中の装置の保守点検を行う場合に、運用中の装置と待機中の装置とを切り替える。なお、以降、本明細書では、二重化のために用いる2台の装置のうち、運用中の装置を「主系の装置」、待機中の装置を「予備系の装置」と記載する。
このように主系の装置と予備系の装置を用いてサービスの利用停止期間を生じさせることなく通信網等の通信システムを運用する技術については種々の提案がなされており、例えば、特許文献1〜3には、主系の装置と予備系の装置を短時間のうちに切り替える技術が、また、特許文献4〜6には、主系の装置と予備系の装置を無瞬断で切り替える技術が提案されている。
特開2001−168899号公報 特開平10−207802号公報 特開平04−278732号公報 特開2000−250771号公報 特開平11−261663号公報 特開平08−023334号公報
ところで、特許文献1〜3に記載された技術では、主系の装置と予備系の装置の切替時間が僅かではあっても必ず存在する。この切替期間中においては、主系の装置と予備系の装置を切り替えるための処理が行われるため、主系の装置と予備系の装置は、ともに通信網における本来の処理を行うことができない。ここで、例えば、電子メールを送受信するための通信網が、比較的規模の小さな社内LAN等であればよいが、通信事業者が運営しているような大規模なものであると、1秒当たり数百件〜数千件の電子メールが送受信されている。したがって、蓄積装置に対する電子メールの書き込みや読み出し等の処理を行うメールサーバが二重化されている場合に、仮に、主系のメールサーバと予備系のメールサーバの切替時間が2〜3分であったとしても、本来であればこの間にメールサーバに送られてくるはずの大量の電子メールが、メールサーバの前段にあるメール受付サーバに蓄積されてしまう。よって、メール受付サーバに蓄積された電子メールに関する処理が滞ってしまうことに加え、メール受付サーバに大量の電子メールが蓄積されるので、通信時間の遅延を招いたり、場合によっては電子メールの受付自体ができなくなってしまう恐れがある。また、メール受付サーバでは、主系のメールサーバと予備系のメールサーバの切り替えに備えて、一定の空きメモリ容量を常に確保しておく必要がある。
一方、特許文献4〜6に記載された技術によれば、主系の装置と予備系の装置を無瞬断で切り替えることができるが、そのためには、主系の装置で処理されている内容を、予備系の装置が絶えず把握していなければならない。したがって、主系の装置と予備系の装置の間でデータの同期を頻繁に図らねばならず、データの同期を図るための制御構成が煩雑なものとなってしまう。また、データの同期を密に図るためには、予備系の装置を常時稼動させておく必要があり、その分だけ運用コストも増えてしまう。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運用中の装置と待機中の装置とを切り替える場合であっても通信システムの運用に支障がでないようにするとともに、これを簡易な構成で実現することである。
上記課題を解決するために、本発明は、蓄積装置にデータを書き込む書込装置を2台有し、一方の前記書込装置を運用するとともに他方の前記書込装置を待機させ、データを受信すると該データを運用中の前記書込装置により前記蓄積装置に書き込む通信システムにおいて、転送装置とデータ退避装置とを有し、前記転送装置は、前記通信システムへのデータを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段により受信されたデータを、運用中の前記書込装置と待機中の前記書込装置とを切り替えるための処理の開始から終了までの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では運用中の前記書込装置へ転送する転送手段とを有し、前記データ退避装置は、前記転送装置から転送されてきたデータを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段により受信されたデータを記憶する記憶手段と、前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されているデータを運用中の前記書込装置へ送信する送信手段とを有することを特徴とする通信システムを提供する。
本発明によれば、書込装置の切替期間中に通信システムに対して送られてきたデータは、データ退避装置によって記憶され、切替期間が終了した後に運用中の書込装置へ送信され、蓄積装置に書き込まれる。
また、本発明は、蓄積装置に蓄積されたデータを管理する管理装置を2台有し、一方の前記管理装置を運用するとともに他方の前記管理装置を待機させ、前記データに対する処理の内容を定めた処理定義情報を受信すると該処理定義情報に従った処理を運用中の前記管理装置により実行し、処理結果を出力する通信システムにおいて、転送装置とデータ退避装置とを有し、前記転送装置は、前記通信システムへの前記処理定義情報を受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段により受信された前記処理定義情報を、運用中の前記管理装置と待機中の前記管理装置とを切り替えるための処理の開始から終了までの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では運用中の前記管理装置へ転送する転送手段とを有し、前記データ退避装置は、前記転送装置から転送されてきた前記処理定義情報を受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段により受信された前記処理定義情報を記憶する記憶手段と、前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されている前記処理定義情報を運用中の前記管理装置へ送信する送信手段とを有することを特徴とする通信システムを提供する。
本発明によれば、管理装置の切替期間中に通信システムに対して送られてきた処理定義情報は、データ退避装置によって記憶され、切替期間が終了した後に運用中の管理装置へ送信され、処理される。
また、本発明は、蓄積装置にデータを書き込む書込装置を2台有し、一方の前記書込装置を運用するとともに他方の前記書込装置を待機させ、データを受信すると該データを運用中の前記書込装置により前記蓄積装置に書き込むデータ書込ユニットを複数有する通信システムにおいて、転送装置と、データ退避装置と、運用中の前記書込装置と待機中の前記書込装置とを切り替えるための処理を開始したデータ書込ユニットを検出する検出手段とを有し、前記転送装置は、前記検出手段により検出されたデータ書込ユニットへのデータを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段により受信されたデータを、前記データ書込ユニットにおいて運用中の前記書込装置と待機中の前記書込装置とを切り替えるための処理が開始されてから終了されるまでの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では前記データ書込ユニットにおける運用中の前記書込装置へ転送する転送手段とを有し、前記データ退避装置は、前記転送装置から転送されてきたデータを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段により受信されたデータを記憶する記憶手段と、前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されているデータを前記データ書込ユニットにおける運用中の前記書込装置へ送信する送信手段とを有することを特徴とする通信システムを提供する。
また、本発明は、メールサーバを2台有し、一方のメールサーバを運用するとともに他方のメールサーバを待機させ、電子メールを受信すると該電子メールを運用中のメールサーバを用いて蓄積装置に書き込む通信システムにおいて、転送装置とデータ退避装置とを有し、前記転送装置は、前記通信システムへの電子メールを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段により受信された電子メールを、運用中のメールサーバと待機中のメールサーバとを切り替えるための処理の開始から終了までの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では運用中のメールサーバへ転送する転送手段とを有し、前記データ退避装置は、前記転送装置から転送されてきた電子メールを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段により受信された電子メールを記憶する記憶手段と、前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されている電子メールを運用中のメールサーバへ送信する送信手段とを有することを特徴とする通信システムを提供する。
また、本発明は、メールサーバを2台有し、一方のメールサーバを運用するとともに他方のメールサーバを待機させ、電子メールに関する処理の内容を定めた処理定義情報を受信すると該処理定義情報に従った処理を運用中のメールサーバにより実行し、処理結果を出力する通信システムにおいて、転送装置とデータ退避装置とを有し、前記転送装置は、前記通信システムへの前記処理定義情報を受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段により受信された前記処理定義情報を、運用中のメールサーバと待機中のメールサーバとを切り替えるための処理の開始から終了までの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では運用中のメールサーバへ転送する転送手段とを有し、前記データ退避装置は、前記転送装置から転送されてきた前記処理定義情報を受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段により受信された前記処理定義情報を記憶する記憶手段と、前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されている前記処理定義情報を運用中のメールサーバへ送信する送信手段とを有することを特徴とする通信システムを提供する。
本発明によれば、運用中の装置と待機中の装置との切替期間中に通信システムに対して送られてくるデータや処理定義情報を蓄積しておく専用のデータ退避装置を設けることで、運用中の装置と待機中の装置とを切り替える場合であっても通信システムの運用を円滑に行うことができるようになる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す実施形態では、電子メールを送受信するための通信網に本発明を適用した場合について説明する。
[A−1.実施形態の構成]
図1は、本発明の実施形態に係るメール管理システム(通信システム)1の構成を例示するブロック図である。同図において、ディスクストレージ40には電子メールが蓄積される。メールサーバ31とメールサーバ32は、ともに同じ機能を有しており、メール受付サーバ10からの要求に応じてディスクストレージ40に対する電子メールの書き込みや読み出し、削除、検索等の処理を行う。このメールサーバ31とメールサーバ32は、一方が主系、他方が予備系として使用され、主系のメールサーバが運用されている間は、予備系のメールサーバが待機状態におかれる。また、主系のメールサーバと予備系のメールサーバは、通信路Gによって接続されており、予備系のメールサーバは、通信路Gを介して主系のメールサーバの運用状態を監視している。そして、予備系のメールサーバが、例えば、主系のメールサーバに故障が発生したことを検出すると、主系のメールサーバと予備系のメールサーバの間で通信路Gを介して通信が行われ、運用中のメールサーバを切り替える処理が行われる。これにより主系のメールサーバと予備系のメールサーバとが切り替えられる。なお、以降、本明細書では、主系のメールサーバと予備系のメールサーバとの切り替えを「フェイルオーバ」と記載する。
フェイルオーバが起きる要因は、故障等の障害以外に、例えば、主系のメールサーバの保守点検や、一定期間毎の定期切り替え等がある。また、メール管理システム1では、主系のメールサーバと予備系のメールサーバが同時にディスクストレージ40へアクセスすることがないよう、ロックDISKと呼ばれるキーを用い、このロックDISKキーを保持している主系のメールサーバのみがディスクストレージ40に対してアクセスできるようになっている。このロックDISKキーの受け渡しは、フェイルオーバの際に、主系のメールサーバと予備系のメールサーバの間で通信路Gを介して行われる。
メール受付サーバ10は、クライアント端末や他の通信網(ともに図示を省略)から受信した電子メールに関する各種の処理要求をスイッチ21,22を介して主系のメールサーバまたは一時退避サーバ50へ送信する。なお、電子メールに関する各種の処理要求には、例えば、電子メールとその書き込みを指示する書込要求、電子メールを指定する情報とその読み出しを指示する読出要求、電子メールを指定する情報とその削除を指示する削除要求、電子メールの検索要求と検索の対象となる範囲を指定する情報等が含まれる。
スイッチ21,22は、通信路を切り替え、メール受付サーバ10から受信したデータを主系のメールサーバまたは一時退避サーバ50へ転送する転送装置(ネットワークスイッチ)である。このスイッチ21,22は、例えば、主系のメールサーバがメールサーバ31の場合は、通信路A,Bを選択する一方、主系のメールサーバがメールサーバ32の場合は、通信路C,Dを選択する。また、メールサーバ31とメールサーバ32がフェイルオーバ中の場合は、通信路E,Fが選択される。
なお、本実施形態におけるメール受付サーバ10は、メールサーバ31とメールサーバ32がフェイルオーバ中の場合は、電子メールに関する各種の処理要求のうち、電子メールの書込要求についてのみ電子メールとその書込要求を送信する。すなわち、フェイルオーバ中の場合、メール受付サーバ10は、電子メールの書込要求以外の、例えば、電子メールの読出要求や削除要求、検索要求については、電子メールを指定する情報とその読出要求や削除要求、電子メールの検索要求と検索の対象となる範囲を指定する情報等を送信せず、これらの情報をメール受付サーバ10内のメモリあるいはメール受付サーバ10に接続された専用のディスクストレージ(図示を省略)に蓄積しておく。
一時退避サーバ50は、メールサーバ31とメールサーバ32のフェイルオーバに備え、メール受付サーバ10からの電子メールとその書込要求を常に受け付けられる状態で待機している。この一時退避サーバ50は、フェイルオーバ中にメール受付サーバ10から受信した電子メールをディスクストレージ60に蓄積する。また、一時退避サーバ50は、フェイルオーバが終わると、ディスクストレージ60に蓄積しておいた電子メールとディスクストレージ40への書込要求を、主系に切り替えられたメールサーバへ送信する。主系のメールサーバは、一時退避サーバ50から電子メールと書込要求を受信すると、受信した電子メールをディスクストレージ40に書き込み、ディスクストレージ40の蓄積内容を更新する。
次に、図2は、一時退避サーバ50のハードウェア構成を例示するブロック図である。同図において、CPU501は、ROM502やHD(ハードディスク)504に記憶されているプログラムを実行することで一時退避サーバ50の各部を制御する。ROM502には、一時退避サーバ50の各部の基本制御を司るプログラム等が記憶されている。RAM503は、CPU501のワークエリアとして用いられる。HD504には、例えば、メール受付サーバ10から受信した電子メール等が一時的に記憶される。通信制御インタフェース505は、CPU501の制御の下、メール受付サーバ10やメールサーバ31,32との間で行われる通信を制御する。記憶制御インタフェース506は、CPU501の制御の下、ディスクストレージ60に対する電子メールの書き込みや読み出し、削除等を制御する。
なお、一時退避サーバ50に接続されたディスクストレージ60は、フェイルオーバ中における電子メールを一時的に蓄積しておく蓄積装置であるので、ディスクストレージ40と比較して記憶容量が小さく、またディスク数も少なくて済む。このため、ディスクストレージ60には、図3に示すように、1枚のディスク(Volume)内に、ディスクストレージ40における複数枚の各ディスクに対応するディレクトリが作成されている。また、このようにディスクストレージ60の記憶領域をディスクストレージ40に割り当てられた記憶領域と対応させることで、フェイルオーバの後に、ディスクストレージ60に蓄積しておいた電子メールをディスクストレージ40に蓄積する際の処理効率を高めている。
[A−2.実施形態の動作]
図4は、メール管理システム1の各部の動作について例示するシーケンスチャートである。なお、便宜上、最初の段階において、主系のメールサーバはメールサーバ31、予備系のメールサーバはメールサーバ32、スイッチ21,22は通信路A,Bを選択しているものとする。
予備系のメールサーバ32は、通信路Gを介して主系のメールサーバ31の運用状態を監視している。例えば、障害や保守点検、定期切り替え等、主系と予備系を切り替えなければならない要因が発生すると(ステップS1)、これを予備系のメールサーバ32が検出する(ステップS2)。そして、主系のメールサーバ31と予備系のメールサーバ32の間で通信路Gを介して通信が行われ、運用中のメールサーバをメールサーバ31からメールサーバ32へ切り替えるための切替処理が開始される(ステップS3)。この切替処理では、例えば、ロックDISKキーの受け渡しや、実行途中の処理の引き継ぎ等が行われる。
一方、メール受付サーバ10では、主系のメールサーバ31へ送信した、電子メールに関する各種の処理要求に対してエラーメッセージやタイムアウトメッセージが返信されてきたこと等に基づいて、メールサーバ31とメールサーバ32がフェイルオーバ中であることを検出する(ステップS4)。メール受付サーバ10は、フェイルオーバ中であることを検出すると、スイッチ21,22に対して通信路の切り替えを指示する。これによりスイッチ21,22は、通信路E,Fを選択し、メール受付サーバ10から受信したデータの転送先を一時退避サーバ50へと切り替える(ステップS5)。また、メール受付サーバ10は、一時退避サーバ50に対してデータ受信要求を送信する。これにより一時退避サーバ50が待機状態から運用状態へと切り替わる。
この後、ステップS3に示した切替処理が行われ、主系に切り替えられたメールサーバ32の運用が開始されるまでの間、メール受付サーバ10がクライアント端末や他の通信網から受信した電子メールは、一時退避サーバ50によってディスクストレージ60に蓄積される。すなわち、メール受付サーバ10は、クライアント端末や他の通信網から受信した電子メールに関する各種の処理要求のうち、電子メールの書込要求についてのみ電子メールとその書込要求を一時退避サーバ50へ送信する(ステップS6)。一時退避サーバ50は、メール受付サーバ10から電子メールとその書込要求を受信すると、受信した電子メールをディスクストレージ60へ蓄積する(ステップS7)。
なお、一時退避サーバ50は、メール受付サーバ10から受信した電子メールをディスクストレージ60へ蓄積すると、この電子メールの書込要求の発信元となる通信装置に宛てて書込完了メッセージを返信する。この書込完了メッセージは、メール受付サーバ10を経由して発信元の通信装置へ転送される。これにより、発信元の通信装置では、フェイルオーバ中であっても電子メールの書込要求については、滞ることなく書込処理が完了したかのように書込完了メッセージを受け取ることができる。勿論、実際には、電子メールはディスクストレージ40に書き込まれた訳ではなく、ディスクストレージ60に一時的に蓄積されただけである。
一方、メール受付サーバ10は、フェイルオーバ中に受信した電子メールに関する各種の処理要求のうち、電子メールの書込要求以外の、例えば、電子メールの読出要求や削除要求、検索要求については、電子メールを指定する情報とその読出要求や削除要求、電子メールの検索要求と検索の対象となる範囲を指定する情報等を送信せず、これらの情報をメール受付サーバ10内のメモリあるいはメール受付サーバ10に接続された専用のディスクストレージに蓄積する(ステップS8)。これらのステップS6〜S8に示す処理は、ステップS3に示した切替処理が完了し、主系に切り替えられたメールサーバ32の運用が開始されるまで繰り返される。
また、メール受付サーバ10は、メールサーバ31とメールサーバ32の運用状態を監視し、ステップS3に示した切替処理が終わり、主系に切り替えられたメールサーバ32の運用が開始されたことを検出する検出機能を有している。メール受付サーバ10は、メールサーバ32の運用が開始されたことを検出すると(ステップS9)、まず、スイッチ21,22に対して通信路の切り替えを指示する。これによりスイッチ21,22は、通信路C,Dを選択し、メール受付サーバ10から受信したデータの転送先をメールサーバ32へと切り替える(ステップS10)。
次いで、メール受付サーバ10は、通常の処理を開始し、クライアント端末や他の通信網から受信した、電子メールについての書込要求や読出要求、削除要求、検索要求等に関するデータを主系のメールサーバ32へ送信する(ステップS11)。メールサーバ32は、メール受付サーバ10から受信した、電子メールについての各種の処理要求に関するデータに従って、電子メールの書込処理や読出処理、削除処理、検索処理等を実行し(ステップS12)、処理結果を、処理要求の発信元となる通信装置に宛てて返信する。
また、メール受付サーバ10は、ステップS11に示した通常の処理と並行して、フェイルオーバ中に蓄積しておいた、電子メールを指定する情報とその読出要求や削除要求、電子メールの検索要求と検索の対象となる範囲を指定する情報等をメールサーバ32へ送信する(ステップS13)。メールサーバ32は、メール受付サーバ10から受信した情報に従って電子メールの読出処理や削除処理、検索処理等をステップS12に示した処理と並行して行い(ステップS14)、処理結果を発信元の通信装置に宛てて返信する。
一方、一時退避サーバ50もメール受付サーバ10と同様に、メールサーバ31とメールサーバ32の運用状態を監視し、ステップS3に示した切替処理が終わり、主系に切り替えられたメールサーバ32の運用が開始されたことを検出する検出機能を有している。一時退避サーバ50は、メールサーバ32の運用が開始されたことを検出すると(ステップS15)、フェイルオーバ中にディスクストレージ60に蓄積しておいた電子メールと、ディスクストレージ40への書込要求を主系のメールサーバ32へ送信する(ステップS16)。メールサーバ32は、一時退避サーバ50から電子メールと書込要求を受信すると、受信した電子メールをディスクストレージ40に書き込んで蓄積内容を更新する(ステップS17)。なお、ステップS16およびS17に示した処理も、上述したステップS13およびS14に示した処理と同様に、上述した通常の処理と並行して行われる。また、一時退避サーバ50は、ディスクストレージ60に蓄積しておいた全ての電子メールをメールサーバ32へ送信し終えると、次のフェイルオーバに備えて待機状態に移行する(ステップS18)。
なお、図4に示した処理では、ステップS3に示した切替処理が完了した後、まず、通常の処理を開始し、この通常の処理と並行してステップS13およびS14に示した処理やステップS16およびS17に示した処理を行う構成としたが、ステップS3に示した切替処理が完了した後、まず、ステップS13およびS14に示した処理やステップS16およびS17に示した処理を行い、この後、通常の処理を開始する構成としてもよい。また、ステップS13およびS14に示した処理とステップS16およびS17に示した処理の実行順序は任意であり、どちらが先に行われてもよい。勿論、ステップS13およびS14に示した処理とステップS16およびS17に示した処理が並行して行われてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、メールサーバ31とメールサーバ32のフェイルオーバ中は、スイッチ21,22により通信路E,Fが選択され、一時退避サーバ50は、メール受付サーバ10から受信した電子メールをディスクストレージ60に蓄積する。また、一時退避サーバ50は、フェイルオーバが完了した後、ディスクストレージ60に蓄積された電子メールと、ディスクストレージ40への書込要求を主系に切り替えられたメールサーバ(例えば、メールサーバ32)へ送信する。そして、メールサーバ32は、一時退避サーバ50から電子メールと書込要求を受信すると、受信した電子メールをディスクストレージ40に書き込んで蓄積内容を更新する。
なお、本実施形態によれば、フェイルオーバ中にメール受付サーバ10が受信した電子メールに関する各種の処理要求のうち、電子メールの書込要求以外の、例えば、電子メール読出要求、削除要求、検索要求等に関するデータについてはメール受付サーバ10に蓄積されることになる。しかしながら、電子メールの読出要求、削除要求、検索要求等に関するデータの量に比べ、電子メール自体のデータ量が非常に大きいため、書込要求のあった電子メールのみを一時退避サーバ50において蓄積することで、フェイルオーバ中にメール受付サーバ10で蓄積しなければならないデータ量を大幅に減らすことができる。
したがって、フェイルオーバの際にメール受付サーバ10に加わる負荷を軽減することができ、通信時間の遅延や、電子メールの受付自体ができなくなってしまうような事態の発生を防ぐことができる。また、メール受付サーバ10がフェイルオーバに備えて常に確保しておかなければならない空きメモリ容量を低減することができる。勿論、主系のメールサーバと予備系のメールサーバの間でデータの同期を頻繁に図る必要もないから、簡素な構成で済み、運用コストも低減できる。
なお、主系のメールサーバと予備系のメールサーバの各々に一時退避メモリを設け、この一時退避メモリを用いて一時退避サーバ50と同様の処理を行なうことが考えられる。しかしながら、この場合には、フェイルオーバ中におけるデータの一部が消失してしまう可能性がある。具体的に説明すると、まず、主系のメールサーバと予備系のメールサーバの切り替えには、大別して、故障等、主系のメールサーバに障害が発生した場合の切り替えと、保守点検のための切り替えや定期的な切り替え等、主系のメールサーバに何ら障害が発生していない場合の切り替えがある。このうち、主系のメールサーバに障害が発生していない場合の切り替え時には、主系のメールサーバにおいて一時退避メモリを用い、一時退避サーバ50と同様の処理をステップS3に示した切替処理と並行して行なうことが可能である。
しかしながら、主系のメールサーバに障害が発生した場合の切り替え時には、主系のメールサーバに障害が発生しているため、主系のメールサーバにおいて一時退避メモリを用い、一時退避サーバ50と同様の処理を行なうことが困難な場合が多い。また、予備系のメールサーバに備わる一時退避メモリを用いて、一時退避サーバ50と同様の処理を切替処理と並行して行おうとしても、切替処理が完了するまでは予備系のメールサーバを運用することができないので、切替期間中のデータの一部が消失してしまう。さらに、このように一時退避メモリを用いる構成とした場合、ディスクストレージ60と同等の蓄積容量を有する一時退避メモリを主系のメールサーバと予備系のメールサーバの両方に設けなければならないから、メールサーバのコストアップを招いてしまう。
[B.変形例]
(1)例えば、電子メールの送受信機能を備えた携帯電話機が収容される移動パケット通信網では、実際には、図5に示すように、主系と予備系の計2台のメールサーバ31,32と、1台のディスクストレージ40によって構成されるメール管理ユニット70や、メール受付サーバ10が複数存在する。このような場合に、メール管理ユニット70毎に一時退避サーバ50とディスクストレージ60を設けるのではなく、同図に示すように、複数のメール管理ユニット70に対して一時退避サーバ50とディスクストレージ60を1台ずつ設ける構成としてもよい。
この場合、一時退避サーバ50は、複数のメール管理ユニット70のうち、主系と予備系のメールサーバ31,32の切り替えを行うメール管理ユニット70を検出する機能を備え、この検出機能によって検出されたメール管理ユニット70について、フェイルオーバ中に、メール受付サーバ10から受信した電子メールをディスクストレージ60に蓄積し、フェイルオーバの後に、蓄積した電子メールを主系のメールサーバへ送信する。なお、上述した検出機能は、一時退避サーバ50ではなく、メール受付サーバ10やスイッチ21,22が備えていてもよい。このような構成とした場合であっても上述した実施形態と同様の効果が得られることに加え、メール管理ユニット70毎に一時退避サーバ50とディスクストレージ60を設ける必要がないので、その分だけ設備コストや運用コストを削減できる。
(2)上述した実施形態において、メール受付サーバ10は、フェイルオーバ中に受信した電子メールに関する各種の処理要求のうち、電子メールの書込要求についてのみ電子メールとその書込要求を一時退避サーバ50へ送信するようにした。しかしながら、メール受付サーバ10は、フェイルオーバ中に、書込要求以外の、電子メールの読出要求や削除要求、検索要求についても、電子メールを指定する情報とその読出要求や削除要求、電子メールの検索要求と検索の対象となる範囲を指定する情報等を一時退避サーバ50へ送信するようにしてもよい。この場合、一時退避サーバ50は、電子メールの読出要求、削除要求、検索要求に関するデータについてもこれをディスクストレージ60に蓄積し、フェイルオーバの後、これらのデータを主系のメールサーバへ送信する。このような構成とすれば、フェイルオーバ中にメール受付サーバ10で蓄積しておかなければならないデータ量をさらに低減できる。
また、一時退避サーバ50は、メール受付サーバ10から電子メールに関する各種の処理要求を受信すると、受信した処理要求に応じた処理を主系のメールサーバに実行させるためのバッチジョブ80を作成し(図6参照)、作成したバッチジョブ80をディスクストレージ60に蓄積するようにしてもよい。この場合、ディスクストレージ60に蓄積されたバッチジョブ80は、フェイルオーバの後に主系のメールサーバへと送信され、主系のメールサーバは、受信したバッチジョブ80を実行することで、ディスクストレージ40の蓄積内容を更新するとともに、電子メールの読み出しや削除、検索等に関する処理を行う。なお、バッチジョブ80は、図6に示すように、実行する処理の種類を示すコマンド(あるいは処理手続きを記述したプログラムコード)と、コマンドの実行時に参照される参照データによって構成されている。例えば、一時退避サーバ50が、フェイルオーバ中に電子メールとその書込要求を受信した場合、書込コマンドと受信した電子メールデータがバッチジョブ80に追加される。また、一時退避サーバ50が電子メールの読出要求を受信した場合、読出コマンドと、読み出す電子メールを指定するメール指定データがバッチジョブ80に追加される。
(3)ディスクストレージ60の代わりに一時退避サーバ50内のHD504を用いてもよい。また、メールサーバ31用とメールサーバ32用のディスクストレージ40がそれぞれ設けられていてもよいし、これらのディスクストレージ40がメールサーバ31やメールサーバ32の内部に組み込まれていてもよい。また、ステップ3に示した切替処理の開始と終了を検出する機能が一時退避サーバ50やスイッチ21,22に備わっていてもよい。本発明は、電子メールを管理するシステムとして、インターネットや移動パケット通信網、公衆無線LAN等に適用することができる。また、本発明は、メール管理システム以外に、例えば、蓄積装置にデータを書き込む書込装置を2台有し、一方の書込装置を運用するとともに他方の書込装置を待機させ、データを受信すると、受信したデータを運用中の書込装置により蓄積装置に書き込むデータ書込システムや、蓄積装置に蓄積されたデータを管理する管理装置を2台有し、一方の管理装置を運用するとともに他方の管理装置を待機させ、蓄積装置に蓄積されたデータに対する処理の内容を定めた処理定義情報を受信すると、受信した処理定義情報に従った処理を運用中の管理装置により実行し、処理結果を出力するデータ管理システム等に適用することができる。
本発明の実施形態に係るメール管理システム1の構成を例示するブロック図である。 同実施形態に係る一時退避サーバ50のハードウェア構成を例示するブロック図である。 同実施形態に係るディスクストレージ40,60の記憶領域の構成を説明するための図である。 同実施形態に係るメール管理システム1の各部の動作について例示するシーケンスチャートである。 変形例(1)に係るメール管理システム2の構成を例示するブロック図である。 変形例(2)に係り、一時退避サーバ50において作成されるバッチジョブ80について説明するための図である。
符号の説明
1,2…メール管理システム(通信システム)、10…メール受付サーバ、21,22…スイッチ(転送装置)、31,32…メールサーバ(書込装置,管理装置)、40…ディスクストレージ、50…一時退避サーバ(データ退避装置)、60…ディスクストレージ(蓄積装置)、70…メール管理ユニット(データ書込ユニット)、80…バッチジョブ(処理定義情報)、A〜G…通信路、501…CPU、502…ROM、503…RAM、504…HD、505…通信制御インタフェース、506…記憶制御インタフェース。

Claims (7)

  1. 蓄積装置にデータを書き込む書込装置を2台有し、一方の前記書込装置を運用するとともに他方の前記書込装置を待機させ、データを受信すると該データを運用中の前記書込装置により前記蓄積装置に書き込む通信システムにおいて、
    転送装置とデータ退避装置とを有し、
    前記転送装置は、
    前記通信システムへのデータを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信されたデータを、運用中の前記書込装置と待機中の前記書込装置とを切り替えるための処理の開始から終了までの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では運用中の前記書込装置へ転送する転送手段とを有し、
    前記データ退避装置は、
    前記転送装置から転送されてきたデータを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信されたデータを記憶する記憶手段と、
    前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されているデータを運用中の前記書込装置へ送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記データ退避装置は、
    前記第2の受信手段により受信されたデータが前記記憶手段に記憶されると、書き込みの完了を示すメッセージを前記データの発信元となる通信装置へ返信する返信手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 蓄積装置にデータを書き込む書込装置を2台有し、一方の前記書込装置を運用するとともに他方の前記書込装置を待機させ、データを受信すると該データを運用中の前記書込装置により前記蓄積装置に書き込むデータ書込ユニットを複数有する通信システムにおいて、
    転送装置と、
    データ退避装置と、
    運用中の前記書込装置と待機中の前記書込装置とを切り替えるための処理を開始したデータ書込ユニットを検出する検出手段とを有し、
    前記転送装置は、
    前記検出手段により検出されたデータ書込ユニットへのデータを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信されたデータを、前記データ書込ユニットにおいて運用中の前記書込装置と待機中の前記書込装置とを切り替えるための処理が開始されてから終了されるまでの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では前記データ書込ユニットにおける運用中の前記書込装置へ転送する転送手段とを有し、
    前記データ退避装置は、
    前記転送装置から転送されてきたデータを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信されたデータを記憶する記憶手段と、
    前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されているデータを前記データ書込ユニットにおける運用中の前記書込装置へ送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 蓄積装置に蓄積されたデータを管理する管理装置を2台有し、一方の前記管理装置を運用するとともに他方の前記管理装置を待機させ、前記データに対する処理の内容を定めた処理定義情報を受信すると該処理定義情報に従った処理を運用中の前記管理装置により実行し、処理結果を出力する通信システムにおいて、
    転送装置とデータ退避装置とを有し、
    前記転送装置は、
    前記通信システムへの前記処理定義情報を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された前記処理定義情報を、運用中の前記管理装置と待機中の前記管理装置とを切り替えるための処理の開始から終了までの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では運用中の前記管理装置へ転送する転送手段とを有し、
    前記データ退避装置は、
    前記転送装置から転送されてきた前記処理定義情報を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信された前記処理定義情報を記憶する記憶手段と、
    前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されている前記処理定義情報を運用中の前記管理装置へ送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とする通信システム。
  5. 前記処理定義情報は、前記蓄積装置に蓄積されたデータのうち処理の対象となるデータを指定する情報を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  6. メールサーバを2台有し、一方のメールサーバを運用するとともに他方のメールサーバを待機させ、電子メールを受信すると該電子メールを運用中のメールサーバを用いて蓄積装置に書き込む通信システムにおいて、
    転送装置とデータ退避装置とを有し、
    前記転送装置は、
    前記通信システムへの電子メールを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された電子メールを、運用中のメールサーバと待機中のメールサーバとを切り替えるための処理の開始から終了までの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では運用中のメールサーバへ転送する転送手段とを有し、
    前記データ退避装置は、
    前記転送装置から転送されてきた電子メールを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信された電子メールを記憶する記憶手段と、
    前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されている電子メールを運用中のメールサーバへ送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とする通信システム。
  7. メールサーバを2台有し、一方のメールサーバを運用するとともに他方のメールサーバを待機させ、電子メールに関する処理の内容を定めた処理定義情報を受信すると該処理定義情報に従った処理を運用中のメールサーバにより実行し、処理結果を出力する通信システムにおいて、
    転送装置とデータ退避装置とを有し、
    前記転送装置は、
    前記通信システムへの前記処理定義情報を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された前記処理定義情報を、運用中のメールサーバと待機中のメールサーバとを切り替えるための処理の開始から終了までの切替期間内では前記データ退避装置へ転送する一方、前記切替期間外では運用中のメールサーバへ転送する転送手段とを有し、
    前記データ退避装置は、
    前記転送装置から転送されてきた前記処理定義情報を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信された前記処理定義情報を記憶する記憶手段と、
    前記切替期間が終了すると、前記記憶手段に記憶されている前記処理定義情報を運用中のメールサーバへ送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とする通信システム。
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