JP2006048063A - 色ずれ検出のための記録方法及び色ずれ検出装置 - Google Patents
色ずれ検出のための記録方法及び色ずれ検出装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】複数色の画像を記録するカラー画像記録装置における各色の画像間の相対的位置ずれを検出するための記録方法であって、黒色からなる第1のパターン101と、マゼンタ等の有彩色からなる第2のパターン102との重ね合わせパターン103が両パターン101,102の相対的位置ずれがない時は無彩色(グレー)のみからなるパターンとなり、相対的位置ずれがある時は有彩色を含むパターンとなるように重ね合わせて記録する。
【選択図】図1
Description
図1は、第1の実施形態における色ずれ検出のための記録方法を説明するための図である。同図に示すように、本実施形態では色の異なる第1のパターン101と第2のパターン102を重ね合わせて記録することにより、重ね合わせパターン103を得る。第1のパターン101は基準となる黒のパターンであり、第2のパターン102は第1のパターン101に対する相対的位置ずれを検出する対象となる有彩色、例えばマゼンタのパターンである。
本実施形態においては、図3(a)に示すようにまず第1のパターン311として、主走査方向に延びた複数の直線をそれぞれ含み、副走査方向に−3画素〜+3画素の範囲で1画素分ずつ位相(相対位置)をずらせた複数の単位パターン301〜307を主走査方向に並べて第1の色(例えば無彩色である黒)で記録する。
図4および図5を用いて本発明の第4の実施形態を説明する。図4は、4ドラム1パス方式の電子写真式カラープリンタにおける記録系を模式的に示したものである。搬送/転写ベルト401が駆動用ローラ402,403により矢印の方向に駆動されることによって、記録紙404が図の右側から供給され、イエロー(Y)記録系405、マゼンタ(M)記録系406、シアン(C)記録系407および黒(K)記録系408の順で記録紙404上に記録が行われる。
これまでの実施形態では、副走査方向における色ずれのみを検出する場合の例について説明したが、主走査方向の色ずれを検出することも可能であり、また主走査方向および副走査方向の二方向の色ずれを検出することも可能である。
本実施形態は、記録紙の種々の位置での色ずれ量を検出できるようにしたものである。すなわち、図7に示すように例えばA4版その他の定型サイズの記録紙601の種々の位置に、図5に示した第1および第2のパターン511,512の重ね合わせパターンあるいは図6に示した第1および第2のパターン611,612の重ね合わせパターンからなる色ずれ検出用パターン702を色ずれ量表示(図示せず)と共に記録する。
ここでは、これまでの実施例で色ずれ検出用パターンとして使用した周期パターンについて説明する。色ずれ検出用の周期パターンは、自己相関が鋭いピークを持つパターンであることが望ましい。このようなパターンとしては、先に示してM系列(Maximum Iength sequence)パターンのみでなく、平方余剰系列(Quadratic residue sequence)(ルジャンドル系列(Legendre sequence)とも呼ばれる)や、双素数系列(Twin-prime sequence)、ホール系列(Hall sequence)、バーカ系列(Barker sequence)などが挙げられる。
カラープリンタでの色ずれ量を検出して、色ずれ補正のための補正値を得る目的からすれば、色ずれ検出用の周期パターンとしては第6の実施形態で述べた以上の長周期パターンは不要と考えられる。しかし、より大きな色ずれ量を正確に検出するには、色ずれ検出用パターンとしてさらに長周期のパターンを使用する必要がある。しかし、その場合にはパターンに0や1が多く連続する可能性がある。0や1の連続数が多い部分では、色ずれ量が小さいときにはほとんど色の変化が見えなくなってしまう。例えば、63画素周期程度の長周期パターンとなると、色の付き方が部分部分によって異なり、全体の色の付き方を判断することが困難となる。
図9は、色ずれ検出用パターンとして、バーカ系列または平均余剰系列の周期11のパターンを用いたときの色ずれ量を横軸にとり、色ずれのないときのパターンの色(無彩色)からの色ずれが生じたときの色差をCIEのL*a*b*座標系での距離(色差距離という)rを縦軸にとって示す図であり、実線901は実測値である。一般に、色差距離rが5以上では色の違いは容易に識別可能であり、rが10以上になると別系統の色と判別されるほどの色の差があるとされている。図9の実線901では、どのような色ずれ量でも色差距離rは20以上あり、十分に色ずれの有無を識別することが可能である。
第8の実施形態で説明したような重ね合わせパターンにおける色差の程度から色ずれ量を検出する方法は、パターンの1周期内で複雑に色差変動が生じる場合には適していない。図10に示されるように、1周期内で0と1との変化点が1個所のみしか存在しない色ずれ検出用パターンを用いた場合には、色ずれ量に対する色差距離の関係は図11に示すような単峰の波形となる。このような場合には、例えば図8に示したような位相のずれた複数のパターン801,802,803,804を含むパターン800を用意し、これを例えば図3中の第1のパターン311中の基準となる単位パターン304として用いて第1および第2のパターン311,312が一致した点を検出しなくとも、第1および第2のパターンとの重ね合わせパターンの色差距離を測定することで、色ずれ量を検出することが可能となる。
第8および第9の本実施形態は色差距離で色ずれ量を検出するため、目視での色ずれ量の検出には適しておらず、検出器を用いて自動的に色ずれ量を検出する色ずれ検出装置を実現するのに適している。
第10の実施形態では、色ずれ検出のために専用のカラーセンサを用いたが、本実施形態では一般的なカラーセンサ(カラースキャナ)が接続されたカラープリンタもしくはカラー複写機のように、予めカラースキャナが接続されているカラー画像記録システムでの色ずれ検出について説明する。
第1〜第11の実施形態では、色ずれ検出用のパターンとして周期パターンを使用したが、非周期パターンを用いても色ずれ検出を行うことが可能である。非周期パターンとしては、例えば誤差拡散パターンが適当である。
第1〜第12の実施形態では、色ずれ検出用の重ね合わせパターン構成する黒のパターンと有彩色のパターンを同一パターンとしたが、両パターンを異ならせてもよい。
Claims (4)
- 複数色の画像を記録するカラー画像記録装置における各色の画像間の相対的位置ずれを検出するための記録方法であって、
第1の色と第2の色と同一のパターンを重ね合わせて記録し、前記両者の相対位置がほぼ一致する近傍では重なる画素数が大きく変化、すなわち自己相関が鋭いピークを持ち、さらに前記両者の相対位置がずれた時に1周期当たりの色が重ならない画素が多い周期パターンで形成されたことを特徴とする色ずれ検出のための記録方法。 - 前記周期パターンは、M系列(Maximum Length sequence)パターン、平方余剰系列(Quadratic residue sequence:ルジャンドル系列(Legendre sequence)とも呼ばれる)パターン、双素数系列(Twin-prime sequence)パターン、ホール系列(Hall sequence)パターン、バーカ系列(Barker sequence)パターンであることを特徴とする請求項1に記載の色ずれ検出のための記録方法。
- 複数色の画像を記録するカラー画像記録装置における各色の画像間の相対的位置ずれを検出するための記録方法であって、
第1の色と第2の色と同一のパターンを重ね合わせて記録し、各色の画像間の相対位置がほぼ一致する近傍では重なる画素数が大きく変化、すなわち自己相関が鋭いピークを持ち、さらに前記両者の相対位置がずれた時に1周期当たりの色が重ならない画素が多い周期パターンで形成された黒パターンと、マゼンタまたはイエローまたはシアンの色パターンとを重ね合わせて記録し、両パターンの相対的位置ずれがない時はグレーのみからなる重ね合わせパターンとなり、相対的位置ずれがある時はマゼンタまたはイエローまたはシアンの色を含む重ね合わせパターンとなることを特徴とする色ずれ検出のための記録方法。 - 相対的位置ずれに応じて重ね合わせパターンの色差が変化するように、各色の画像間の相対位置がほぼ一致する近傍では重なる画素数が大きく変化、すなわち自己相関が鋭いピークを持ち、さらに前記両者の相対位置がずれた時に1周期当たりの色が重ならない画素が多い周期パターンで形成された黒パターンと、マゼンタまたはイエローまたはシアンの色パターンとを重ね合わせて記録する記録手段と、
この手段により記録された重ね合わせパターンの前記色差を光学的に検出することにより、前記黒色パターンと前記マゼンタまたはイエローまたはシアンの色パターンの相対的位置ずれを検出する色ずれ検出手段と、
を有することを特徴とする色ずれ検出装置。
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