JP2006047832A - 打楽器用ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドラムヘッドを構成する部材を、煩雑な作業を行うことなく交換できるようにする。
【解決手段】 鉄板でできている基材20は、ABS(アクロルニトリルブタジェンスチレン)樹脂を成形したケース10に固着されている。パッド部材30は、例えばウレタン系やオレフィン系の粘着性を有する材料でできており、基材20の上面に載置されている。表面部材40は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)等のポリエステル系の材料でできており、パッド部材30の上面に載置されている。パッド部材30は、粘着性を有する材料でできているため、基材20に載置されるとパッド部材30自身の粘着力により基材20に固着する。また表面部材40についても、パッド部材30の粘着力により、パッド部材30に載置された際に固着する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子打楽器のヘッドに関する。
電子音を楽音として得る電子楽器として、ドラム等の打楽器を電子化した電子ドラムが提供されている。電子ドラムにおいては、例えば、特許文献1や特許文献2に示されているように、圧電素子等から構成される振動検出センサがドラムヘッドに設けられており、ドラムヘッドの打面がスティックで打撃されると、振動検出センサによってその打撃状態が検知され、検知された打撃状態に基づいて、打撃に応じた楽音が電子的に発せられる。
特開2001−142459号公報 特開平9−244633号公報
さて、ドラムヘッドにおいて、スティックで打撃される表面材は、ユーザの使用によって破れや凹み等の損傷が生じたり、汚れが生じたりする。このように損傷や汚れが生じた場合、表面材を交換しなければならないが、特許文献1に記載されている電子ドラムにおいては、ヘッド部材はリムにより胴部に固定する構成となっているため、ヘッド部材を交換する際には、ユーザはリムを外すなど煩雑な作業を行わなくてはならない。特許文献2に記載されている電子ドラムにおいては、表面材のゴムパッドは基材となる鉄板に固着する構成となっているため、ヘッド部材を交換する際には、ユーザは、ドラムヘッドごと交換するか、ゴムパッドを剥した後に、新しいゴムパッドを接着するという煩雑な作業を行わなくてはならない。
このようにヘッド部材を交換する際には煩雑な作業を行う必要があるため、ユーザの間では、容易にヘッド部材を交換できる技術が望まれていた。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、ドラムヘッドを構成する部材を、煩雑な作業を行うことなく交換できる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明は、表面に粘着力を有する弾性部材層を基材層の上層に有すると共に前記弾性部材層の上層に表面部材層を有し、少なくとも前記基材層の表面または前記表面部材層の表面のいずれか一方が前記弾性部材層の表面に接触し、前記弾性部材層の表面に接触している層が前記弾性部材層の粘着力により前記弾性部材層に固着していることを特徴とする打楽器用ヘッドを提供する。
この打楽器用ヘッドにおいては、弾性部材層の粘着力によりヘッドを構成する部材が固定されるので、各部材の組立や取り外しを容易に行うことができる。
また本発明は、弾性部材層を基材層の上層に有すると共に前記弾性部材層の上層に表面部材層を有し、少なくとも前記基材層と前記弾性部材層との間、または前記弾性部材層と前記表面部材層との間のいずれか一方に、表面に粘着性を有する粘着部材層を有し、前記粘着部材層に接触している上層または下層のうち少なくともいずれか一方の層が前記粘着部材層の粘着力により前記粘着部材層に固着していることを特徴とする打楽器用ヘッドを提供する。
この打楽器用ヘッドにおいては、表面に粘着力を有する粘着部材層の粘着力によりヘッドを構成する部材が固定されるので、各部材の組立や取り外しを容易に行うことができる。
また本発明は、表面に凹部を有する弾性部材層を基材層の上層に有すると共に前記弾性部材層の上層に表面部材層を有し、少なくとも前記基材層の表面または前記表面部材層のいずれか一方が前記弾性部材層の表面に接触し、前記凹部内を減圧することにより、前記弾性部材層の表面に接触している層が前記弾性部材層に固着していることを特徴とする打楽器用ヘッドを提供する。
この打楽器用ヘッドにおいては、大気圧によりヘッドを構成する部材が固定されるので、各部材の組立や取り外しを容易に行うことができる。
また本発明は、弾性部材層を基材層の上層に有すると共に前記弾性部材層の上層に表面部材層を有し、少なくとも前記基材層と前記弾性部材層との間、または前記弾性部材層と前記表面部材層との間のいずれか一方に、弾性を有し表面に凹部を有する固定用部材層を有し、前記凹部内を減圧することにより、前記固定用部材層に接触する上層または下層のうち少なくともいずれか一方の層を前記固定用部材層に固着させたことを特徴とする打楽器用ヘッドを提供する。
この打楽器用ヘッドにおいても、大気圧によりヘッドを構成する部材が固定されるので、各部材の組立や取り外しを容易に行うことができる。
本発明によれば、煩雑な作業を行うことなくドラムヘッドを構成する部材を交換することができる。
以下、本発明の実施形態に係る打楽器用ヘッドについて図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子ドラムの構成を示した図である。なお、図1において、基材20、パッド部材30および表面部材40から構成されるドラムヘッドと、ケース10および振動検出センサ50については、その断面を図示している。また、図1においては、構成の理解を容易にするため、各部材の寸法は、実際の寸法とは異ならせて図示している。
基材20においてスティックにより打撃される面と反対の面(図1において、基材20の下面)には振動検出センサ50が配設されている。振動検出センサ50は圧電素子を具備しており、スティックによりドラムヘッドが打撃されると、打撃により基材20に生ずる振動を検知し、検知した振動を示す信号を出力する。楽音発生部100は、振動検出センサ50から出力された信号に基づいて楽音信号を生成し、生成した楽音信号をスピーカ110へ供給する。スピーカ110は、供給された楽音信号に対応した楽音を発する。
基材20は例えば鉄板であり、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂を成形したケース10に固着されている。パッド部材30は、例えばウレタン系やオレフィン系の粘着性を有する材料でできており、基材20の上面に載置されている。表面部材40は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)等のポリエステル系の材料でできており、パッド部材30の上面に載置されている。パッド部材30は、粘着性を有する材料でできているため、基材20に載置されるとパッド部材30自身の粘着力により基材20に固着する。また表面部材40についても、パッド部材30の粘着力により、パッド部材30に載置された際に固着する。
本発明者が行った実験によれば、パッド部材30としてウレタン樹脂((株)ポリシス製 ハプラタックゲル #1325AD−MS 硬度shoreA20° 厚さ5mm)を用い、表面部材40として、PETシート(厚さ188μm)を用い、パッド部材30の粘着力により、基材20とパッド部材30、およびパッド部材30と表面部材40とを固着させた場合、パッド部材30の180°方向のピール強度は8N/25mm(JIS Z0237)であった。この場合、表面部材40やパッド部材30を交換する際には、特別な道具を必要とせず、手作業により表面部材40をパッド部材30から剥したり、基材20からパッド部材30を剥すことができた。また、表面部材40の表面をスティックにより打撃しても、パッド部材30と表面部材40には、ずれが生じず、またパッド部材30と基材20との間にもずれが生じることがなかった。
また本発明者がパッド部材30の材料を替えて行った実験によれば、パッド部材30として粘着性を有するオレフィン系エラストマ(硬度shoreA20° 厚さ6mm)を用い、表面部材40として、PETシート(厚さ250μm)を用い、パッド部材30の粘着力により、基材20とパッド部材30、およびパッド部材30と表面部材40とを固着させた場合、パッド部材30の180°方向のピール強度は1.5N/25mm(JIS Z0237)であった。この場合にも、パッド部材30の材料としてウレタン樹脂を用いた場合と同様に、特別な道具を必要とせず、手作業により表面部材40をパッド部材30から剥したり、基材20からパッド部材30を剥すことができた。また、表面部材40の表面をスティックにより打撃しても、パッド部材30と表面部材40には、ずれが生じず、またパッド部材30と基材20との間にもずれが生じることがなかった。
このように本実施形態によれば、パッド部材30の粘着力により、パッド部材30と基材20、パッド部材30と表面部材40とが固着するので、固着用の部材や接着剤などを用いることなく、容易にドラムヘッドを組み立てることができる。また、本実施形態によれば、固着用の部材や接着剤などを用いていないため、表面部材40をパッド部材30から取り外すことや、基材20からパッド部材30を取り外すことが容易にでき、パッド部材30や表面部材40の交換を簡単に行うことができる。また、交換が容易となるため、色の異なる部材や模様や図柄、基本的なドラムのリズムパターン、写真等が印刷された部材、厚さの異なる部材や、反発性の異なる部材、静粛性や耐久性の異なる部材等を提供すれば、趣向性が高まり、ユーザは気分や曲調に合ったドラムヘッドを得ることができる。また、表面部材40の交換を繰り返すことによりパッド部材30の表面が汚れて粘着力が低下しても、パッド部材30は容易に取り外して洗浄することができるため、洗浄により粘着力を取り戻すことができ、繰り返し使用することができる。また、表面部材40自身は粘着力を有してなく、パッド部材30の粘着力によりパッドに固着されるので、ドラムヘッドをスティックにより打撃した際に粘着性もなく、良好な打感と静粛性を得ることができる。また、各部材間を固着させるのに接着剤等を用いない構造のため、ドラムヘッドの構造が単純な構造となる。このため、接着剤を用いた場合と比較してスティックで打撃された時に良い反発性を得ることができる。また、接着剤による固着とは異なるため、接着材による接着が困難であった部材でも使用できるようになる。これにより打撃時に静粛性のある部材など様々な部材が使用できるようになる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本発明の第2実施形態に係る電子ドラムの構成を示した図である。なお本実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図2に示したように、本実施形態はドラムヘッドの構成が第1実施形態と異なる。粘着部材60Aは、例えば粘着性を有するアクリル系の材料でできており、基材20において振動検出センサ50が配設されている面と反対の面(図2において基材20の上面)に載置されている。パッド部材30は、例えばEPDM(エチレンプロピレンゴム)によりできており、粘着部材60Aの上面に載置されている。粘着部材60Bは、例えば粘着性を有するオレフィン系の材料でできており、パッド部材30の上面に載置されている。表面部材40は、例えばPET等のポリエステル系の材料によりできており、粘着部材60Bの上面に載置されている。粘着部材60Aは、粘着性を有する材料であるため、基材20に載置されると基材20に固着する。また、パッド部材30が粘着部材60Aに載置されると、粘着部材60Aの粘着力によりパッド部材30が粘着部材60Aに固着する。また粘着部材60Bについても、粘着性を有する材料であるため、パッド部材30に載置されるとパッド部材30に固着する。また、表面部材40が粘着部材60Bに載置されると、粘着部材60Bの粘着力により表面部材40が粘着部材60Bに固着する。
本発明者が行った実験によれば、パッド部材30としてEPDM(硬度shoreA30° 厚さ6mm)を用い、表面部材40としてPETシート(厚さ150μm)を用い、粘着性を有するオレフィン系のゲルシートででできた粘着部材60Bによりパッド部材30と表面部材40とを固着させた場合、この粘着部材60Bの180°方向のピール強度は2N/25mm(JIS Z0237)であった。この場合、表面部材40を交換する際には、特別な道具を必要とせず、手作業により表面部材40を剥すことができた。また、表面部材40の表面をスティックにより打撃しても、パッド部材30と表面部材40には、ずれが生じず、またパッド部材30と基材20との間にもずれが生じることがなかった。
このように本実施形態によれば、粘着部材60Aの粘着力により、パッド部材30が固着し、粘着部材60Bの粘着力により、表面部材40が固着するので、固着用の部材や接着剤などを用いることなく、容易にドラムヘッドを組み立てることができる。また、本実施形態によれば、固着用の部材や接着剤などを用いていないため、表面部材40を取り外すことや、パッド部材30を取り外すことが容易にでき、パッド部材30や表面部材40の交換を簡単に行うことができる。また、表面部材40自身は粘着力を有してなく、パッド部材30の粘着力によりパッドに固着されるので、ドラムヘッドをスティックにより打撃した際に粘着性もなく、良好な打感と静粛性を得ることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、例えば、上述した実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
パッド部材30の粘着強度や、粘着部材60A,60Bの粘着強度は、0.1N/25mm〜10N/25mm程度の演奏時に剥がれない程度の強度であるのが好ましい。
パッド部材30は、弾性材料であれば、例えば、天然ゴム、IR(ポリイソプレンゴム)、SBR(スチレンブタジエンゴム)、NBR(ニトリルブタジエンゴム)などの他のゴム系材料や、スチレン系や塩ビ系、シリコン系のエラストマ、ゲル系の材料、発泡樹脂からなるエラストマなどであってもよい。また、パッド部材30は、1層ではなく2層以上の多層構造としてもよい。
また、表面部材40に関しても、その材料は、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)などのオレフィン系の材料や、PC(ポリカーボネート)、ナイロン、ウレタン、塩ビ、シリコン等を1種類又はそれ以上用いたものであってもよい。また表面部材40に関しても、1層ではなく2層以上の多層構造としてもよい。
図3に示したようにパッド部材30の表面に凹部70を設け、パッド部材30を他の部材に固着させる際に、凹部70にある空気を排出させることにより凹部70内部を減圧し、部材が吸着するようにしてもよい。このような態様によれば、パッド部材30や表面部材40に粘着性の高い材料を用いなくとも部材同士を固着させて固定することができる。なお、凹部70は表面部材40に設けるようにしてもよい。また、基材20とパッド部材30に関しては凹部70内部を減圧して固着させ、表面部材40に関しては接着剤等によりパッド部材30に固着させるようにしてもよいし、表面部材40とパッド部材30に関しては凹部70内部を減圧して固着させ、基材20に関しては接着剤等によりパッド部材30に固着させるようにしてもよい。
また、弾性を有し表面に凹部を有する固定用部材を、基材20とパッド部材30との間や、パッド部材30と表面部材40との間に積層し、凹部内部を減圧することにより固定用部材に接する部材が吸着するようにしてもよい。なお、基材20とパッド部材30との間には弾性を有し表面に凹部を有する固定用部材を積層し、表面部材40に関しては接着剤等によりパッド部材30に固着させてもよいし、表面部材40とパッド部材30との間に弾性を有し表面に凹部を有する固定用部材を積層し、基材20に関しては接着材等によりパッド部材30に固着させるようにしてもよい。
また、基材20とパッド部材30との間に固定用部材を積層する際には、固定用部材に接触するいずれか一方の部材を固定用部材の凹部により固定用部材に固着させるようにし、もう一方の部材に関しては接着剤等により固定用部材に固着させるようにしてもよい。また、パッド部材30と表面部材40との間に固定用部材を積層する際にも、固定用部材に接触するいずれか一方の部材を固定用部材の凹部により固定用部材に固着させるようにし、もう一方の部材に関しては接着剤等により固定用部材に固着させるようにしてもよい。
また、粘着性を有する部材と、凹部を有する部材とを張り合わせてパッド部材30を形成し、パッド部材30を基材20に対して固定したり、表面部材40をパッド部材30に対して固定するようにしてもよい。また、粘着性を有する固定用部材と、凹部を有する固定用部材とを使用し、各部材を固定するようにしてもよい。
上述した第1実施形態において、基材20とパッド部材30とをパッド部材30の粘着力により固着させ、表面部材40に関しては接着剤等によりパッド部材30に固着させるようにしてもよいし、表面部材40とパッド部材30とをパッド部材30の粘着力により固着させ、基材20に関しては接着剤等によりパッド部材30に固着させるようにしてもよい。
また、上述した第2実施形態において、基材20とパッド部材30とを粘着部材60Aに固着させ、表面部材40に関しては接着剤等によりパッド部材30に固着させるようにしてもよいし、表面部材40とパッド部材30とを粘着部材60Bに固着させ、基材20に関しては接着剤等によりパッド部材30に固着させるようにしてもよい。
また、基材20とパッド部材30との間に粘着部材60Aを積層する際には、基材20と粘着部材60Aとを粘着部材60Aの粘着力により固着させ、パッド部材30に関しては接着剤等により粘着部材60Aに固着させるようにしてもよいし、パッド部材30と粘着部材60Aとを粘着部材60Aの粘着力により固着させ、基材20に関しては接着剤等により粘着部材60Aに固着させるようにしてもよい。また、パッド部材30と表面部材40との間に粘着部材60Bを積層する場合においても、粘着部材60Bに接触するいずれか一方の部材を粘着部材60Bの粘着力により粘着部材60Bに固着させ、もう一方の部材に関しては接着剤等により粘着部材60Bに固着させるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る電子ドラムの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電子ドラムの構成を示す図である。 本発明の変形例に係る電子ドラムの構成を示す図である。
符号の説明
10・・・ケース、20・・・基材、30・・・パッド部材、40・・・表面部材、50・・・振動検出センサ、60A,60B・・・粘着部材、70・・・凹部、100・・・楽音発生部、110・・・スピーカ。

Claims (9)

  1. 表面に粘着力を有する弾性部材層を基材層の上層に有すると共に前記弾性部材層の上層に表面部材層を有し、
    少なくとも前記基材層の表面または前記表面部材層の表面のいずれか一方が前記弾性部材層の表面に接触し、
    前記弾性部材層の表面に接触している層が前記弾性部材層の粘着力により前記弾性部材層に固着していること
    を特徴とする打楽器用ヘッド。
  2. 前記基材層の上面に前記弾性部材層を備え、前記弾性部材層の粘着力により前記基材層に前記弾性部材層が固着し、
    前記弾性部材層の上面に前記表面部材層を備え、前記弾性部材層の粘着力により前記弾性部材層に前記表面部材層が固着していること
    を特徴とする請求項1に記載の打楽器用ヘッド。
  3. 弾性部材層を基材層の上層に有すると共に前記弾性部材層の上層に表面部材層を有し、
    少なくとも前記基材層と前記弾性部材層との間、または前記弾性部材層と前記表面部材層との間のいずれか一方に、表面に粘着性を有する粘着部材層を有し、
    前記粘着部材層に接触している上層または下層のうち少なくともいずれか一方の層が前記粘着部材層の粘着力により前記粘着部材層に固着していること
    を特徴とする打楽器用ヘッド。
  4. 前記基材層の上面に第1の前記粘着部材層を備えると共に前記第1の粘着部材層の上面に前記弾性部材層を備え、前記第1の粘着部材層に接触する上層または下層のうち少なくともいずれか一方の層が前記第1の粘着部材層の粘着力により前記第1の粘着部材層に固着し、前記弾性部材層の上面に第2の前記粘着部材層を備えると共に前記第2の粘着部材層の上面に前記表面部材層を備え、前記第2の粘着部材層に接触する上層または下層のうち少なくともいずれか一方の層が前記第2の粘着部材層の粘着力により前記第2の粘着部材層に固着していることを特徴とする請求項3に記載の打楽器用ヘッド。
  5. 表面に凹部を有する弾性部材層を基材層の上層に有すると共に前記弾性部材層の上層に表面部材層を有し、
    少なくとも前記基材層の表面または前記表面部材層のいずれか一方が前記弾性部材層の表面に接触し、
    前記凹部内を減圧することにより、前記弾性部材層の表面に接触している層が前記弾性部材層に固着していること
    を特徴とする打楽器用ヘッド。
  6. 前記基材層の上面に前記弾性部材層を備え、前記凹部内を減圧することにより前記基材層に前記弾性部材層が固着し、
    前記弾性部材層の上面に前記表面部材層を備え、前記凹部内を減圧することにより前記弾性部材層に前記表面部材層が固着していること
    を特徴とする請求項5に記載の打楽器用ヘッド。
  7. 弾性部材層を基材層の上層に有すると共に前記弾性部材層の上層に表面部材層を有し、
    少なくとも前記基材層と前記弾性部材層との間、または前記弾性部材層と前記表面部材層との間のいずれか一方に、弾性を有し表面に凹部を有する固定用部材層を有し、
    前記凹部内を減圧することにより、前記固定用部材層に接触する上層または下層のうち少なくともいずれか一方の層を前記固定用部材層に固着させたこと
    を特徴とする打楽器用ヘッド。
  8. 前記基材層の上面に第1の前記固定用部材層を備えると共に前記第1の固定用部材層の上面に前記弾性部材層を備え、前記第1の固定用部材層の凹部内を減圧することにより、前記第1の固定用部材層に接触する上層または下層のうち少なくともいずれか一方の層を前記第1の固定用部材層に固着させ、
    前記弾性部材層の上面に第2の前記固定用部材層を備えると共に前記第2の固定用部材層の上面に前記表面部材層を備え、前記第2の固定用部材層の凹部内を減圧することにより、前記第2の固定用部材層に接触する上層または下層のうち少なくともいずれか一方の層を前記第2の固定用部材層に固着させたこと
    を特徴とする請求項7に記載の打楽器用ヘッド。
  9. 前記表面部材層の表面には印刷が施されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の打楽器用ヘッド。
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