JP2006047655A - 画像形成装置及び走査ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】
より小型化(特に高さの短縮、薄型化)を図ることのできる画像形成装置及び走査ユニットを提供する。
【解決手段】
ポリゴンミラー110にて偏向された光ビームが第1折り返しミラー130に反射した後、開口223を介してポリゴンミラー110の基台部220下方に配される第2折り返しミラー131へと向うようにし、レーザビームの主走査方向中央部におけるポリゴンミラー110の反射面から第1折り返しミラー130の反射面までの光路長をa、第1折り返しミラー130の反射面から第2折り返しミラー131の反射面までの光路長をb、第2折り返しミラー131の反射面から感光体ドラム37までの光路長をcとした場合に、a<b及びc<bの関係を満たすように構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は画像形成装置及び走査ユニットに関し、特に、光ビームを射出して感光体表面を露光走査する走査ユニットを備える画像形成装置、及び当該画像形成装置に備えられる走査ユニットに関する。
レーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置においては、半導体レーザ等の光源を含む発光部から射出される光ビームをポリゴンミラー等の偏向器にて偏向し、一様に帯電された感光体表面を露光走査して潜像を形成し、潜像をトナーにより可視像化した後、トナー像を記録シート等の記録媒体上に転写することにより画像を形成する。
ここで、光ビームを射出して感光体表面を露光走査する走査装置は、光ビームの発光位置やポリゴンミラーの位置、光ビームを感光体へと導く走査光学系等の位置を精度よく組み立てる必要があることから、上記各部を、樹脂により成型したフレーム内に装着した走査ユニットとして製造されることが多い。
従来、走査ユニットを画像形成装置に搭載するに際しては、例えば特許文献1(図1参照)に記載されているように、感光体ドラム等を備えるプロセスユニット上方に、鉄板等の剛体板を用紙搬送方向と直交する方向に架設し、走査ユニットを当該剛体板上に配設することが一般的であり、ポリゴンミラー等の偏向器により偏向された光ビームは、三つの折り返しミラーにより反射されて感光体表面に導かれるものが多かった。
特開2004−163463号公報
一般家庭でプリンタを使用するユーザにとって、例えば机上等の余り広くないスペースにプリンタを設置することができれば便利であるから、レーザプリンタ等の画像形成装置の小型化の要請は相当に強い。しかしながら、特許文献1に記載のように三つの折り返しミラーを用いて光ビームを感光体に導く場合、走査ユニットを一定に小型化(特に薄型化)することは難しく、装置の小型化(特に高さの短縮)を困難としている。
本発明は、係る問題点に鑑みてなされたものであって、より小型化を図ることのできる画像形成装置及び走査ユニットを提供することを目的としている。
上記の問題点を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、光ビームを射出して感光体表面を露光走査する走査ユニットを備える画像形成装置において、前記走査ユニットは、開口が設けられた平板状の基台部と、前記基台部の外周を囲う外周壁を形成する外周部とを有するユニットフレームと、前記基台部上面側に配され光ビームを前記外周壁に向けて偏向する偏向器と、前記偏向器との間に前記開口を挟んで配され、前記偏向器にて偏向され前記外周壁方向に進行している光ビームを前記基台部下方へと反射させる第1の反射系光学素子と、前記基台部下面側に配され、当該第1の反射系光学素子にて反射し前記開口を通過して進行している光ビームを前記感光体へと反射させる第2の反射系光学素子とを備え、前記第1の反射系光学素子に入射する光ビームと、当該第1の反射系光学素子において前記第2の反射系光学素子に向かって反射する光ビームとの間の角度が鋭角であり、前記光ビームの主走査方向中央部における前記偏向器の反射面から前記第1の反射系光学素子の反射面までの光路長をa、前記第1の反射系光学素子の反射面から前記第2の反射系光学素子の反射面までの光路長をb、前記第2の反射系光学素子の反射面から前記感光体表面までの光路長をcとした場合に、a<b及びc<bの関係を満たすことを特徴としている。
この構成では折り返しミラー等の反射系光学素子が二つでよいので、走査ユニットの小型化(特に薄型化)に有効である。また、第1の反射系光学素子に入射する光ビームと、第1の反射系光学素子に反射した後の光ビームとの間の角度を鋭角とし、第1の反射系光学素子から第2の反射系光学素子までの光路長を長くとることで、充分な光路長を確保することもできる。従って、走査ユニットと感光体との間の距離の短縮を図ることもでき、もって画像形成装置の小型化(特に高さの短縮)を図ることが可能となる。
前記偏向器は、前記基台部上面側における対向する両端部の一方に配され、前記第1の反射系光学素子は、前記両端部の他方に配され、前記第2の反射系光学素子は、両端部の前記一方において、前記基台部を介して前記偏向器の下方に配されている構成とすると走査ユニット全体の小型化に有効である。
前記走査ユニットは、前記偏向器と前記第1の反射系光学素子との間に設けられた第1走査レンズと、前記第1の反射系光学素子と前記第2の反射系光学素子との間に設けられた第2走査レンズとを含むことができる。より具体的には、前記偏向器は、回動軸を中心として反射面が回動することにより光ビームを偏向する構成を有し、前記開口は、前記第1走査レンズ及び前記第2走査レンズが配される部分に設けられ、前記第1走査レンズ及び前記第2走査レンズは、当該開口部分にて、前記回動軸方向に沿って一部が重なるように配されている構成とすることが好ましい。第2走査レンズを感光体に近づけると、特に、第2走査レンズが光ビームを副走査方向に集光するシリンドリカルレンズである場合に副走査方向の幅を大きくする必要があり、走査ユニットの小型化に不利となる。上記のような位置に走査レンズを配することが走査レンズの薄型化を介して走査ユニットの小型化を図る上で有効となる。
前記シリンドリカルレンズの副走査方向の厚さは略6mm以下とすることができる。また、前記第1の反射系光学素子に入射する光ビームと、前記第1の反射系光学素子に反射した後の光ビームとの間の角度は略10°以上30°以下とすることができる。この角度は小さいほど走査ユニットの薄型化には有効である。
前記第2走査レンズは、その両端が、前記基台部下面に設けられた二箇所の装着部との間で装着部材を介して装着されている構成とすることができる。第2走査レンズをその中央部でなく、両端で装着することでも、走査ユニットの薄型化を図ることができる。
前記二箇所の装着部のいずれか一方に、前記第2走査レンズの位置決め部が設けられることが好ましい。第2走査レンズが吸湿、温度上昇などによって膨張した際の画質の劣化を防止するためである。前記第2走査レンズは、樹脂を射出成型して作製したものであり、その一端に、成型後に樹脂の注入部に残るゲート部を有している場合、前記位置決め部は、前記一端とは逆側を装着する装着部に設けられることが好ましい。
前記ユニットフレームの外周部を側面視した場合に、前記偏向器側の高さ方向の長さが前記第1の反射系光学素子側より長い略楔形形状を有する構成とすることが好ましい。
前記画像形成装置は、前記感光体及び感光体表面を露光走査して形成された潜像を可視像化する現像装置を含むプロセスユニットを備えており、筐体の前記第1の反射系光学素子側側面に開閉自在のカバーが設けられるような場合、上記略楔形形状とすることにより、前記プロセスユニットが通過する空間を確保しやすくなり、前記カバーが開放された際に形成される開口からプロセスユニットを着脱自在に設けることが容易となるからである。
本発明に係る走査ユニットは、光ビームを射出して被走査対象を露光走査する走査ユニットにおいて、前記走査ユニットは、開口が設けられた平板状の基台部と、前記基台部の外周を囲う外周壁を形成する外周部とを有するユニットフレームと、前記基台部上面側に配され光ビームを前記外周壁に向けて偏向する偏向器と、前記偏向器との間に前記開口を挟んで配され、前記偏向器にて偏向され前記外周壁方向に進行している光ビームを前記基台部下方へと反射させる第1の反射系光学素子と、前記基台部下面側に配され、当該第1の反射系光学素子にて反射し前記開口を通過して進行している光ビームを前記被走査対象へと反射させる第2の反射系光学素子とを備え、前記第1の反射系光学素子に入射する光ビームと、前記第1の反射系光学素子に反射した後の光ビームとの間の角度は鋭角であり、前記光ビームの主走査方向中央部における前記偏向器の反射面から前記第1の反射系光学素子の反射面までの光路長をa、前記第1の反射系光学素子の反射面から前記第2の反射系光学素子の反射面までの光路長をbとした場合に、a<bの関係を満たすことを特徴としている。
本発明に係る画像形成装置及び走査ユニットによると、走査ユニット内の光ビームの光路を略楔形形状としていることにより、折り返しミラー等の反射系光学素子が二つで良くなる。この結果、走査ユニット全体の小型化、薄型化に有利となる。さらに、第1の反射系光学素子と第2の反射系光学素子との間の光路長を長くとることで走査ユニット内で充分な光路長を確保でき、走査ユニットと感光体との間の距離短縮を図ることもできるため、画像形成装置全体の小型化を図ることもできるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(1)レーザプリンタの全体構成
図1は、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の外観を表す斜視図である。
同図のレーザプリンタ1は、上面となるトップカバー18、及び四つの側面2a、2b、2c、2d(側面2c及び2dは図1では見えない位置にある。)を有する筐体2を備えており、トップカバー18が筐体2の内方に凹んでシート排出トレイ72が形成されている。筐体2の下部には、記録紙等の記録媒体を複数枚収納可能な給紙カセット6が、筐体2の正面側側面2aから挿抜自在に設けられている。なお正面側側面2aには、記録媒体を個別にセットする手差しトレイ部11が設けられているとともに、開閉可能なフロントカバー16が設けられている。
同図1において仮想線にて示されるように、対向する側面2b及び側面2dの内方に一対のサイドフレーム190b及び190dがそれぞれ設けられ、筐体2上面のトップカバー18の下方には鉄板等から成る剛体板190がサイドフレーム190b及び190dの間に架設されている。サイドフレーム190b及び190dは、鉄板、あるいはポリスチレン、ABS等の樹脂により成型されている。剛体板190の下方には、同図には不図示の走査ユニットが固着されている。
以下、図2を参照して、レーザプリンタ1の構成をさらに詳細に説明する。
図2は、側面2d側から見たレーザプリンタ1の概略側断面図である。
レーザプリンタ1は、上面のトップカバー18、正面側側面2aに設けられるフロントカバー16、及び背面側側面2cに設けられるリアカバー60等が備えられる筐体2内に、記録媒体としての記録紙等(図中記録媒体搬送路が仮想線Pで表されている。)を給紙するための給紙部3や、給紙された記録媒体上に可視像であるトナー画像を形成するプロセスカートリッジ4、記録媒体上に形成されたトナー画像を記録媒体上に定着させる定着ユニット5、定着ユニット5を通過した記録媒体を排紙する排紙部70などを備えている。なお、本明細書では、筐体2の四つの側面2a〜2dの中で、記録媒体搬送方向前後の側面のうち、フロントカバー16が設けられる側の側面(図2の右側側面)を正面側側面2a、逆側を背面側側面2cとする。
給紙部3は、給紙カセット6と、給紙カセット6内に積層された記録媒体のシート搬送方向先端側(正面側)端部の上方に設けられた給紙ローラ7、8及び給紙パット9とを含む。給紙部3には、給紙カセット6から給紙された記録媒体を反転させてプロセスカートリッジ4の下部へと搬送する記録媒体搬送路である給紙パス10が形成されており、給紙部3には、給紙パス10に臨むレジストローラ対12を備えている。なお、給紙パス10には、給紙カセット6内の記録媒体の他、手差しトレイ部11に手差しにてセットされた記録媒体(記録紙等)も給紙されるが、いずれの場合も一旦レジストローラ対12にて停止した後、プロセスカートリッジ4における画像形成タイミングに合わせてプロセスカートリッジ4の画像形成部へと供給される。
給紙カセット6は、プロセスカートリッジ4及び定着ユニット5の下部に配され、筐体2の正面側側面2aから挿抜可能に装着されている。この給紙カセット6内には、用紙押圧板13及びばね14が設けられている。用紙押圧板13は、記録媒体を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ7等から遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、近い方の端部が上下方向に移動可能とされている。また、ばね14は、用紙押圧板13における給紙ローラ7等に近い方の端部の裏面を、上方向に付勢するように設けられている。そのため、用紙押圧板13は、記録媒体の積層量が増えるに従って、給紙ローラ7等に対して遠い方の端部を支点として、ばね14の付勢力に抗して下向きに揺動される。
給紙ローラ8及び給紙パット9は、互いに対向して配設され、給紙パット9の裏側に設けられるばね15によって、給紙パット9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。用紙押圧板13上に積層された中で最上位にある記録媒体は、用紙押圧板13の裏側からばね14によって給紙ローラ7に当接して押圧されており、当該最上位の記録媒体が給紙ローラ7により給紙され、給紙ローラ8と給紙パット9とで挟まれた後、給紙ローラ8が回転することにより、給紙ローラ8及び給紙パット9とで1枚毎に分離されながら、給紙パス10に向かって給紙される。
給紙カセット6、あるいは手差しトレイ部11から給紙された記録媒体は、給紙ローラ7等の上方部に配置されたレジストローラ対12に送られる。レジストローラ対12は、給紙された記録媒体をレジスト後に、プロセスカートリッジ4内の画像形成位置(感光体ドラム37と転写ローラ39との接触位置)へと搬送する。なお、筐体2の正面側側面2aにはフロントカバー16が設けられている。フロントカバー16は筐体2に対して開閉自在に設けられており、フロントカバー16が開放状態となった際に現れる開口からプロセスカートリッジ4の挿抜交換が可能な構成となっている。
プロセスカートリッジ4の上部に設けられる走査ユニット100は、レーザビームを射出するレーザダイオード271(図3参照)、ポリゴンモータ112(図4参照)により高速回転駆動されレーザビームを偏向させる偏向器としてのポリゴンミラー110、レーザビームをポリゴンミラー110による走査方向(主走査方向)に集光するとともに、感光体ドラム37上での走査速度を一定にするfθレンズ(第1走査レンズ)120、レーザビームを主走査方向と直交する副走査方向(感光体ドラム37の回転方向)に集光するシリンドリカルレンズ(第2走査レンズ)140、第1折り返しミラー130及び第2折り返しミラー131などを備えている。
画像情報に基づいて変調され、レーザダイオード271から射出されるレーザビームは、一点鎖線で示されるように、ポリゴンミラー110、fθレンズ120、第1折り返しミラー130、シリンドリカルレンズ140、第2折り返しミラー131の順に通過あるいは反射して、プロセスカートリッジ4内の感光体ドラム37の表面上を露光走査する。
トップカバー18の下部内方に筐体2の上面を構成する剛体板(本実施の形態では鉄板)190が、筐体2の側面2bと側面2dとをそれぞれ構成するサイドフレーム190b及び190d(図1参照)の上部の間に架設されており、この剛体板190が走査ユニット100の上蓋を兼ねている。
プロセスカートリッジ4は、ドラムカートリッジ35及び現像カートリッジ36を含んでいる。ドラムカートリッジ35内には、感光体ドラム37、帯電器38及び転写ローラ39などを備えている。プロセスカートリッジ4は、前記したように、フロントカバー16を開放した際の開口から筐体2内部に着脱自在とされている。現像カートリッジ36は、ドラムカートリッジ35に対して着脱自在に装着されており、現像ローラ40、層厚規制ブレード41、供給ローラ42、トナーホッパー43などを備えている。
トナーホッパー43内のトナーは、回転軸44により支持されるアジテータ45の矢印方向への回転により攪拌され、トナーホッパー43の側部に開口されたトナー供給口46から放出される。トナー供給口46の側方位置に前記供給ローラ42が回転可能に配設されており、また、この供給ローラ42に対向して、現像ローラ40が回転可能に配されている。なお、供給ローラ42と現像ローラ40とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
現像ローラ40は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、矢印方向(反時計方向)に回転駆動される。なお、現像ローラ40には、現像バイアスが印加されるように構成されている。また、現像ローラ40の近傍には、層厚規制ブレード41が配されている。この層厚規制ブレード41は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部を備えており、現像ローラ40の近くにおいて現像カートリッジ36に支持されて、押圧部がブレード本体の弾性力によって現像ローラ40上に圧接されるように構成されている。
トナー供給口46から放出されるトナーは、供給ローラ42の回転により、現像ローラ40に供給され、この時、供給ローラ42と現像ローラ40との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ40上に供給されたトナーは、現像ローラ40の回転に伴って、層厚規制ブレード41の押圧部と現像ローラ40との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ40上に担持される。
感光体ドラム37は、現像ローラ40の側方位置において、その現像ローラ40と対向するような状態で、ドラムカートリッジ35において、矢印方向(時計方向)に回転可能に支持されている。この感光体ドラム37は、ドラム本体が接地され、その表面がポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。
帯電器38は、感光体ドラム37の左斜め方向上方に、所定間隔を隔てて対向配置されている。この帯電器38は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム37の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
転写ローラ39は、感光体ドラム37の下方において、感光体ドラム37に対向配置され、ドラムカートリッジ35に矢印方向(反時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ39は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、転写バイアスが印加されるように構成されている。
感光体ドラム37の表面は、当該感光体ドラム37の回転に伴ない、まず、帯電器38によって一様に正極性に帯電される。次いで、走査ユニット100からのレーザビームにより露光されて静電潜像が形成される。その後、現像ローラ40と対向し、現像ローラ40上に担持されかつ正帯電されているトナーが感光体ドラム37に対向して接触する時に、現像ローラ40に印加される現像バイアスにより、感光体ドラム37の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム37の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによってトナー画像が形成される(反転現像)。
その後、感光体ドラム37の表面上に担持されたトナー画像は、記録媒体が感光体ドラム37と転写ローラ39との間を通る間に、転写ローラ39に印加される転写バイアスによって、記録媒体に転写される。
定着ユニット5は、給紙カセット6の上部、プロセスカートリッジ4の側方であって、プロセスカートリッジ4よりも記録媒体搬送方向下流側に配設される。定着ユニット5は、定着ローラとして、内部にヒータを備える加熱ローラ51、加熱ローラ51と対向して設けられ加熱ローラを押圧するように付勢された加圧ローラ52を備えている。
定着ユニット5においては、プロセスカートリッジ4において記録媒体上に転写された可視像であるトナー画像を、当該記録媒体が加熱ローラ51と加圧ローラ52との間を通過する間に熱定着させ、その後、記録媒体を排紙部70に形成される記録媒体搬送路である排紙パス76へと送出するようにしている。
排紙部70は、排紙パス76を構成する内側ガイド部材71と外側ガイド部材62、記録媒体をトップカバー18に設けられたシート排出トレイ72上へと排出する排出口に設けられる排紙ローラ対のうち、下側の排紙ローラ73、上側の排紙ローラ75、さらにシート排出トレイ72の一部を構成する部分を備えたトレイ部材74を含んでいる。
排紙パス76を構成する外側ガイド部材62は、筐体2の背面側側面2cに設けられるリアカバー60の開閉と連動して背面側へと揺動するように構成されており、ヒンジ61を介して揺動自在に取り付けられたリアカバー60を開放状態とした場合に、それに連動して外側ガイド部材62上部が背面側へと揺動する。このようにして、リアカバー60の開放により、筐体2の背面側側面2cに形成される開口から排紙パス76が臨むように構成されている。
シート排出トレイ72は、平面視略矩形板状をなし、背面側端部が筐体2内部へと凹んで凹部が形成されるとともに、背面側端部から正面側へ向けて徐々に上方に傾斜する構成となっている。シート排出トレイ72の背面側端部から徐々に上方へと傾斜する途中部分までがトレイ部材74により構成されており、トレイ部材74の正面側(記録媒体搬送方向先端側)先端部の上面が、トップカバー18のトレイ部材74側端部の下面と当接するように構成している。
定着ユニット5を通過し、排紙パス76へと送られた記録媒体は、内側ガイド部材71及び外側ガイド部材62により用紙進行方向が上方逆向きに反転されて、排紙ローラ対へと送られ、当該排紙ローラ対(73及び75)を介して、シート排出トレイ72上に正面側に向かって排紙される。シート排出トレイ72のトップカバー18により構成される部分の直下に前記剛体板190が架設されている。
(2)走査ユニット100の詳細構成
次に本実施の形態の走査ユニット100の構成について詳細に説明する。
図3は、走査ユニット100の構成について説明するための上面図、図4は概略断面図である。
走査ユニット100は、第1折り返しミラー130が装着される側(表面側)から第2折り返しミラー131が装着される側(裏面側)へとレーザビームが通過する開口223を有し、ポリゴンミラー110やfθレンズ120等の各部が装着される平板状の基台部220と、基台部220の側方外周を囲う外周壁を構成する外周部210とを備えたユニットフレーム200を備える(図3)。ユニットフレーム200は、例えばガラス繊維入りの樹脂を射出成型により一体に形成して作製することができる。
基台部220においてポリゴンミラー110を回転駆動するポリゴンモータ112(図4)を装着する部分には、開口222が設けられており(図3)、ポリゴンモータ112を搭載する基板260が開口222の下方からネジ261及び262(図4)により締着されることで走査ユニット100の薄型化が図られている。
基台部220には、さらにレーザビームを射出するレーザダイオード271、射出されたレーザビームを平行光にコリメートするコリメータレンズ272、平行光を整形するスリットを備えるスリット板273が装着されたLDホルダ270が搭載されている(図3)。レーザダイオード271の駆動を制御するLD制御基板275は、外周部210内方に外周壁に沿って基台部220から上方に突出して設けられた基板装着部225に装着されている(図3)。基板装着部225は、基台部220と射出成型により一体に形成されている。
レーザダイオード271から射出されたレーザビームは、ポリゴンミラー110により偏向されてfθレンズ120を通過し、第1折り返しミラー130に反射して開口223を介して基台部220の下方(裏面側)へと向う。その後、レーザビームはシリンドリカルレンズ140を通過して第2折り返しミラー131に反射し、走査ユニット100の下蓋250に設けられた開口に装着されたガラス板252を通過して感光体ドラム37の表面を露光する(図4)。
本実施の形態の走査ユニット100では、第1折り返しミラー130に入射するレーザビームと、第1折り返しミラー130に反射した後のレーザビームとの間の角度α(以下、「折り返し角」という。)を鋭角である略30°としている(図4)。このように折り返し角αを小さくすることで、第1折り返しミラー130に反射したレーザビームを直接第2折り返しミラー131へと導き、走査ユニットの薄型化を図っている。なお、折り返し角は略10°以上30°以下とすることができ、この角度は小さくするほど走査ユニット100の薄型化には有利である。
第1折り返しミラー130及び第2折り返しミラー131はともに外周壁近傍に配され、第2折り返しミラー131は基台部220を介してポリゴンミラー110の下部に配置される構成となっている。即ち、ポリゴンミラー110及び第2折り返しミラー131は基台部220における対向する両端部の一方に配され、第1折り返しミラー130は開口223を挟んで前記両端部の他方に配される。
そしてレーザビームの主走査方向中央部におけるポリゴンミラー110の反射面から第1の折り返しミラー130反射面までの光路長をa、第1折り返しミラー130の反射面から第2折り返しミラー131の反射面までの光路長をb、第2折り返しミラー131の反射面から感光体ドラム37表面までの光路長をcとした場合に、a<b及びc<bの関係を満たす。ポリゴンミラー110の下方に第2折り返しミラー131を配することにより、第1折り返しミラー130の反射面から第2折り返しミラー131の反射面までの光路長bを長く確保することができ、そのため走査ユニット100と感光体ドラム37との間の距離短縮に有効である。これにより画像形成装置全体の小型化に寄与することができる。
さらに、走査ユニット100の薄型化のため、シリンドリカルレンズ140の副走査方向の厚みを略6mmと薄くしており、かつ、ポリゴンミラー110側から第1折り返しミラー130方向を見た場合、fθレンズ120とシリンドリカルレンズ140とが、開口223部分において、ポリゴンミラー110の回動軸方向に一部が重なって見えるような位置関係に配されている(図4)。このようにシリンドリカルレンズ140を開口223部分(特にfθレンズ120より第1折り返しミラー130側)に配することは、シリンドリカルレンズ140の薄型化にも寄与している。シリンドリカルレンズ140を感光体ドラム37に近づけるほど、シリンドリカルレンズ140の副走査方向の厚みは増加し、薄型化が困難となるからである。
図5は、ユニットフレーム200の裏面側にシリンドリカルレンズ140を装着する様子について説明するための斜視図である。
基台部220の裏面側には、開口223近傍にシリンドリカルレンズ140を装着するための一対の装着部141a及び141bが射出成型によりユニットフレーム200と一体に形成されており、シリンドリカルレンズ140が、装着金具142a及び142bにより装着される。
装着金具142a及び142bは共に脚部1421a及び1421bとして板バネ状となった部分を有しており、シリンドリカルレンズ140の両端が装着部141a及び141bにそれぞれ緩装された状態で装着金具142a及び142bの脚部1421a及び1421bをそれぞれシリンドリカルレンズ140両端と装着部141a及び141bとの間に介挿させることによりシリンドリカルレンズ140を基台部220の裏面側に固定する。
シリンドリカルレンズ140は樹脂を射出成型して作成したものであり、成型のための金型からレンズを切り出す際に樹脂注入部に当たる一方の端部にゲート部144が残る。一方、ゲート部144の逆側に設けられる装着部141aには、シリンドリカルレンズ140の位置決めを行うための位置決め部145が設けられており、ゲート部144と逆側の端部が当該位置決め部145と当接するように装着されることでシリンドリカルレンズ140が位置決めされる。
シリンドリカルレンズ140は、従来、その主走査方向中央部で位置決めされることが通常であったが、本実施の形態の走査ユニット100は、薄型化のために基台部220においてシリンドリカルレンズ140の装着位置に開口223が設けられているため、主走査方向中央部で位置決めを行うことが困難である。一方、両端に位置決め部を設けた場合、吸湿、温度上昇等の原因によりレンズが膨張した場合などに特性の悪化や破損などが懸念される。
そこで、本実施の形態では、ゲート部144と逆側の端部のみでシリンドリカルレンズ140の位置決めを行うことにより、レンズの膨張等の影響を極力小さくしながらレンズの位置決めを行うようにしたものである。シリンドリカルレンズ140を固定する装着金具142bはレンズの主走査方向の膨張を許容する形状を有しており(板バネ1421bによっては、係る膨張等によるレンズの変形を抑制しない。)、この装着金具142bの形状によってレンズの特性悪化や破損が防止できる。
以上に説明したように、本実施の形態の走査ユニットにより、走査ユニット内部に必要な光路長を確保しながら走査ユニットの薄型化を図ることができ、走査ユニットの薄型化及び走査ユニットと被走査対象である感光体との間の距離短縮を介して画像形成装置の小型化を図ることが可能となる。また、本実施の形態の走査ユニットは、その外周壁が側面視略楔形の形状を有しており、図2に示されるように走査ユニット100のフロントカバー16側がさらに薄型となっているため、フロントカバー16を開放状態としたときに走査ユニット100下方にプロセスカートリッジ4が通過可能な空間が形成され易く、これによっても画像形成装置の薄型化を図ることが可能となっている。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の内容が上記実施の形態において説明された具体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態では、基台部220におけるポリゴンミラー110及びポリゴンモータ112の設置位置に開口222を設け、ポリゴンモータ112を搭載する基板260を基台部220の裏面側から締着する構成とした(図3及び図4)。この構成は走査ユニット100の薄型化に好適であるが、この開口222を設けず、ポリゴンモータ112を搭載する基板を基台部220の表面側に設けるようにしてもよい。基板を基台部220の表面側に設けても、第1折り返しミラー130及び第2折り返しミラー131によってレーザビームの光路形状を図4に示したように構成することによる小型化の効果は得られる場合があるからである。
(2)上記実施の形態では、レーザビームを偏向する偏向器としてポリゴンミラー110及びポリゴンモータ112を用いたが、これに限定されず、例えばガルバノミラー等を偏向器として用いることも可能である。このような場合には、第1の走査レンズはfθレンズ120に限定されず、他の光学特性を有するレンズが用いられる場合も有り得る。
(3)上記実施の形態では、シリンドリカルレンズ140の装着について説明したが、fθレンズ120についても同様の装着方法を適用することができることは勿論である。より具体的には、ユニットフレーム200の表面側にfθレンズ120の両端を装着する装着部を設け、fθレンズ120の両端と装着部との間を装着金具を用いて固定することもできる。
本発明は、例えば、光ビームを射出して感光体等の被走査対象を走査する走査ユニットを備える画像形成装置、及び走査ユニットに適用することができる。
本発明の一適用対象である画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの外観を表す斜視図である。 レーザプリンタ1の概略側断面図である。 走査ユニット100の構成について説明するための上面図である。 走査ユニット100の概略断面図である。 シリンドリカルレンズ140を基台部220の裏面側に装着する場合について説明するための斜視図である。
符号の説明
16 フロントカバー
18 トップカバー
37 感光体ドラム
72 シート排出トレイ
100 走査ユニット
110 ポリゴンミラー
112 ポリゴンモータ
120 fθレンズ
130 第1折り返しミラー
131 第2折り返しミラー
140 シリンドリカルレンズ
141a、141b 装着部
142a、142b 装着金具
1421a、1421b 板バネ(脚部)
144 ゲート部
145 位置決め部
190 剛体板
190b、190d サイドフレーム
200 ユニットフレーム
210 外周部
220 基台部
222、223 開口
250 裏蓋
260 基板

Claims (13)

  1. 光ビームを射出して感光体表面を露光走査する走査ユニットを備える画像形成装置において、
    前記走査ユニットは、
    開口が設けられた平板状の基台部と、前記基台部の外周を囲う外周壁を形成する外周部とを有するユニットフレームと、
    前記基台部上面側に配され光ビームを前記外周壁に向けて偏向する偏向器と、
    前記偏向器との間に前記開口を挟んで配され、前記偏向器にて偏向され前記外周壁方向に進行している光ビームを前記基台部下方へと反射させる第1の反射系光学素子と、
    前記基台部下面側に配され、当該第1の反射系光学素子にて反射し前記開口を通過して進行している光ビームを前記感光体へと反射させる第2の反射系光学素子とを備え、
    前記第1の反射系光学素子に入射する光ビームと、当該第1の反射系光学素子から前記第2の反射系光学素子へ向かって反射する光ビームとの間の角度が鋭角であり、
    前記光ビームの主走査方向中央部における前記偏向器の反射面から前記第1の反射系光学素子の反射面までの光路長をa、前記第1の反射系光学素子の反射面から前記第2の反射系光学素子の反射面までの光路長をb、前記第2の反射系光学素子の反射面から前記感光体表面までの光路長をcとした場合に、a<b及びc<bの関係を満たす
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記偏向器は、前記基台部上面側における対向する両端部の一方に配され、
    前記第1の反射系光学素子は、前記両端部の他方に配され、
    前記第2の反射系光学素子は、両端部の前記一方において、前記基台部を介して前記偏向器の下方に配されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記走査ユニットは、
    前記偏向器と前記第1の反射系光学素子との間に設けられた第1走査レンズと、
    前記第1の反射系光学素子と前記第2の反射系光学素子との間に設けられた第2走査レンズとを含む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記偏向器は、
    回動軸を中心として反射面が回動することにより光ビームを偏向する構成を有し、
    前記開口は、
    前記第1走査レンズ及び前記第2走査レンズが配される部分に設けられ、
    前記第1走査レンズ及び前記第2走査レンズは、当該開口部分にて、前記回動軸方向に沿って一部が重なるように配されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2走査レンズは、
    光ビームを主走査方向と直交する副走査方向に集光するシリンドリカルレンズである
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記シリンドリカルレンズの副走査方向の厚さは略6mm以下である
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の反射系光学素子に入射する光ビームと、前記第1の反射系光学素子に反射した後の光ビームとの間の角度は略10°以上30°以下である
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記第2走査レンズは、
    その両端が、前記基台部下面に設けられた二箇所の装着部との間で装着部材を介して装着されている
    ことを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記二箇所の装着部のいずれか一方に、前記第2走査レンズの位置決め部が設けられる
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2走査レンズは、樹脂を射出成型して作製したものであり、
    その一端に、成型後に樹脂の注入部に残るゲート部を有しており、
    前記位置決め部は、前記一端とは逆側を装着する装着部に設けられる
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記走査ユニットは、
    前記ユニットフレームの外周部を側面視した場合に、前記偏向器側の高さ方向の長さが前記第1の反射系光学素子側より長い略楔形形状を有する
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置は、
    前記感光体及び感光体表面を露光走査して形成された潜像を可視像化する現像装置を含むプロセスユニットを備えており、
    筐体の前記第1の反射系光学素子側側面に開閉自在のカバーが設けられ、
    前記プロセスユニットは、前記カバーが開放された際に形成される開口から着脱自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 光ビームを射出して被走査対象を露光走査する走査ユニットにおいて、
    前記走査ユニットは、
    開口が設けられた平板状の基台部と、前記基台部の外周を囲う外周壁を形成する外周部とを有するユニットフレームと、
    前記基台部上面側に配され光ビームを前記外周壁に向けて偏向する偏向器と、
    前記偏向器との間に前記開口を挟んで配され、前記偏向器にて偏向され前記外周壁方向に進行している光ビームを前記基台部下方へと反射させる第1の反射系光学素子と、
    前記基台部下面側に配され、当該第1の反射系光学素子にて反射し前記開口を通過して進行している光ビームを前記被走査対象へと反射させる第2の反射系光学素子とを備え、
    前記第1の反射系光学素子に入射する光ビームと、前記第1の反射系光学素子に反射した後の光ビームとの間の角度は鋭角であり、
    前記光ビームの主走査方向中央部における前記偏向器の反射面から前記第1の反射系光学素子の反射面までの光路長をa、前記第1の反射系光学素子の反射面から前記第2の反射系光学素子の反射面までの光路長をbとした場合に、a<bの関係を満たす
    ことを特徴とする走査ユニット。
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