JP4310642B2 - 画像形成装置及び走査ユニット - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置及び走査ユニットに関し、特に、光ビームを射出して被走査対象としての感光体表面を露光走査する走査ユニットを備える画像形成装置、及び走査ユニットに関する。
レーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置においては、半導体レーザ等の光源を含む発光部から射出される光ビームをポリゴンミラー等の偏向器にて偏向し、一様に帯電された感光体表面を露光走査して潜像を形成し、潜像をトナーにより可視像化した後、トナー像を記録シート等の記録媒体上に転写することにより画像を形成する。
ここで、光ビームを射出して感光体表面を露光走査する走査装置は、光ビームの発光位置やポリゴンミラーの位置、光ビームを感光体へと導く走査光学系等の位置を精度よく組み立てる必要があることから、上記各部を、樹脂により成型したフレーム内に装着した走査ユニットとして製造されることが多い。
従来、走査ユニットを画像形成装置に搭載するに際しては、例えば特許文献1(図1参照)に記載されているように、感光体ドラム等を備えるプロセスユニット上方に、鉄板等の剛体板を用紙搬送方向と直交する方向に架設し、走査ユニットを当該剛体板上に配設することが一般的であった。
特開2004−163463号公報
一般家庭でプリンタを使用するユーザにとって、例えば机上等の余り広くないスペースにプリンタを設置することができれば便利であるから、レーザプリンタ等の画像形成装置の小型化の要請は相当に強い。しかしながら、特許文献1に記載のように剛体板上に走査ユニットを配設する場合、剛体板を画像形成装置内に架設する必要性から走査ユニットと感光体等との間の距離を余り短くすることは難しく、一定以上の装置の小型化(特に高さの短縮)を困難としている。
本発明は、係る問題点に鑑みてなされたものであって、より小型化を図ることのできる画像形成装置及び走査ユニットを提供することを目的としている。
上記の問題点を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、光ビームを射出して感光体表面を露光走査する走査ユニットを備える画像形成装置において、前記走査ユニットは、開口が設けられた基台部と、前記基台部の外周を囲う外周壁を形成する外周部とを有するユニットフレームを備え、前記ユニットフレームは、前記基台部及び外周壁に囲まれる領域に、光ビームを射出する発光部と、発光部から射出された光ビームを前記基台部上方にて前記外周壁に向けて偏向する偏向器とが配されるとともに、前記偏向器にて偏向され前記外周壁方向に進行している光ビームを前記開口を介して前記基台部下方へと反射させる第1の反射系光学素子と、前記基台部下方側に配され、前記反射された光ビームを前記感光体へと導く第2の反射系光学素子とが設けられ、前記画像形成装置は、前記走査ユニット及び前記感光体を挟むように対向する一対のフレームと、前記各フレームの上部に架設される剛体板とを備えており、前記ユニットフレームは、前記外周壁上側の開口全体が前記剛体板により覆われるように、前記剛体板下方に固着されていることを特徴としている。
この構成では、画像形成装置に設けられた一対のフレームの上部に架設された剛体板を走査ユニット上部側の開口を覆う蓋体として兼用し、当該剛体板の下方に走査ユニットを吊り下げた構成となる。従って、走査ユニットと、走査ユニット下方に設けられる感光体との間に剛体板等を設ける必要がなく、その厚み分コンパクトにできる他、コストも下げることができる。
さらに、第1の反射系光学素子及び第2の反射系光学素子により充分な光路長を確保することで、走査ユニットと感光体との間の距離を図ることができ、もって画像形成装置の小型化(特に高さの短縮)を図ることが可能となる。
なお、反射系光学素子は二つに限られるわけではない。反射系光学素子を二つとすることは装置の小型化には有利であるが、上記第1の反射系光学素子と第2の光学素子との間にさらに反射系光学素子を設けても走査ユニット下方に鉄板等の剛体板を架設しないことによる小型化の効果は得られる場合があるからである。
ここで、前記基台部には、前記剛体板側の複数箇所にネジ孔設置台座が設けられると共に前記剛体板にはネジを挿通する孔が穿設され、前記ネジ孔設置台座には、前記剛体板に設けられた孔を介して上方から挿通されるネジが螺入することにより、前記剛体板と前記ユニットフレームとが前記外周壁より内方にて締着されている構成とすることができる。これは上記したように画像形成装置の上部に設けられる剛体板を、走査ユニットの外周壁上側の開口全体を覆う蓋体と兼用するに際して好ましい構成である。画像形成装置の筐体を構成する剛体板はかなりの強度を有している必要があり、例えば射出成型により形成され、基台部より精度の劣る外周壁部にネジ孔を設ける構成では実際にネジ止めしたときに走査ユニット全体の形状に歪みが発生してしまうこともあり得るが、外周壁よりも内側の、精度が比較的高い基台部にネジ止めすることにより、その歪みを防止することができるからである。
上記のように走査ユニット上側の開口を覆う蓋体を画像形成装置筐体内方の剛体板と兼用する構成とした場合、高速に光ビームを走査する偏向器(特にポリゴンモータ)による振動が問題となり得る。その問題に対応するため、前記基台部には、さらに前記偏向器近傍の複数箇所にネジ孔設置台座が設けられ、当該ネジ孔設置台座に、前記剛体板にさらに設けられた孔を介して上方から挿通されるネジが螺入している構成とすることが好ましい。より具体的には、前記偏向器は、前記基台部に固定されるポリゴンモータと、前記ポリゴンモータにより回転駆動されるポリゴンミラーとを含み、前記ネジ孔設置台座は、前記ポリゴンモータの駆動軸を囲む少なくとも三箇所に設けられている構成とすれば、ポリゴンミラーを用いる場合の一つの好ましい実施形態となり得る。
また、前記ネジ孔設置台座は、前記偏向器により偏向され、前記第1の反射系光学素子へ向う光ビームが妨げられることなく走査可能な位置に配されることが好ましいことは勿論である。より具体的には、前記偏向器から前記第1の反射系光学素子へ向う光路の途中にfθレンズが設けられており、前記ネジ孔設置台座の一つ又は二つが、前記fθレンズの非使用領域近傍に配されている構成とすることができる。
前記ポリゴンモータは、前記ユニットフレームと別設される基板の表面上に搭載されており、前記基台部は、前記ポリゴンモータ及び前記ポリゴンミラーが装着される部分に開口を有し、前記ポリゴンミラーが前記基台部上方に位置するとともに前記基板が前記基台部下方に位置し、前記基板は前記基台部下方側から螺入されるネジにより締着されている構成とすれば走査ユニットの薄型化に非常に有効である。そして、このように開口を設けて薄型化を図った場合に、特に上記したような位置にネジ孔設置台座を設け、ネジ止めすることが、より好適となる。
前記ユニットフレームの下方には、前記第2の反射系光学素子に反射し、前記感光体へと向う光ビームが通過する開口を備える下蓋が装着され、当該下蓋は、前記剛体板よりも薄い剛板で構成されることが好ましい。前記剛体板より強度を弱くすることが走査ユニットの取付けに際して走査ユニットの形状の歪みを防止する上で有効だからである。前記剛体板より強度の弱い剛板は、鉄板に限定されず樹脂により成型されたものでもよい。下蓋を鉄板とする場合には、前記剛体板よりも厚みを薄くすればよい。
前記剛体板上方には、前記感光体下方を通過して画像が形成された記録媒体を排紙する排紙トレイが設けられている場合に適用することができる。このようなタイプの画像形成装置において、薄型化が特に有効となる。
なお、本発明に係る走査ユニットは、光ビームを射出して被走査対象を走査する走査ユニットにおいて、開口が設けられた基台部と、前記基台部の外周を囲う外周壁を形成する外周部とを有するユニットフレームを備え、前記ユニットフレームは、前記基台部及び外周壁に囲まれる領域に、光ビームを射出する発光部と、発光部から射出された光ビームを前記基台部上方にて前記外周壁に向けて偏向する偏向器とが配されるとともに、前記偏向器にて偏向され前記外周壁方向に進行している光ビームを前記開口を介して前記基台部下方へと反射させる第1の反射系光学素子と、前記基台部下方側に配され、前記反射された光ビームを前記被走査対象へと導く第2の反射系光学素子とが設けられ、前記基台部表面側には、前記外周壁の前記基台部表面側の開口全体を覆う蓋体が締着されるよう、複数箇所にネジ孔設置台座が設けられていることを特徴としている。
ここで、前記偏向器は、前記基台部に固定されるポリゴンモータと、前記ポリゴンモータにより回転駆動されるポリゴンミラーとを含み、前記ポリゴンモータは、前記ユニットフレームと別設される基板に搭載されており、前記基台部は、前記ポリゴンモータ及び前記ポリゴンミラーが装着される部分に開口を有し、前記ポリゴンミラーが前記基台部表面側に位置するとともに前記基板が前記基台部裏面側に位置し、前記基板は前記基台部裏面側から螺入されるネジにより締着されている構成とすれば、走査ユニットの薄型化に有効である。
前記基台部の表面側に設けられる前記ネジ孔設置台座は、前記ポリゴンモータの駆動軸を囲む少なくとも三箇所に設けられている構成とすれば、ポリゴンモータの高速回転による振動が本発明の走査ユニットの被設置対象に対して好ましからぬ影響を与えることを抑制することができる。
本発明に係る画像形成装置及び走査ユニットによると、走査ユニット上部を覆う蓋体を画像形成装置の筐体上部を構成する剛体板で兼用し、走査ユニットは剛体板下方に吊り下げられた構成を有している。この結果、走査ユニット下方に設けられる感光体と走査ユニットとの間に鉄板等の剛体板を架設する必要がなく、両者間の距離の短縮を介して装置の小型化(特に高さの短縮、薄型化)を図ることが可能になるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(1)レーザプリンタの全体構成
図1は、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の外観を表す斜視図である。
同図のレーザプリンタ1は、上面となるトップカバー18、及び四つの側面2a、2b、2c、2d(側面2c及び2dは図1では見えない位置にある。)を有する筐体2を備えており、トップカバー18が筐体2の内方に凹んでシート排出トレイ72が形成されている。筐体2の下部には、記録紙等の記録媒体を複数枚収納可能な給紙カセット6が、筐体2の正面側側面2aから挿抜自在に設けられている。なお正面側側面2aには、記録媒体を個別にセットする手差しトレイ部11が設けられているとともに、開閉可能なフロントカバー16が設けられている。
同図1において仮想線にて示されるように、対向する側面2b及び側面2dの内方に一対のサイドフレーム190b及び190dがそれぞれ設けられ、筐体2上面のトップカバー18の下方には鉄板等から成る剛体板190がサイドフレーム190b及び190dの間に架設されている。サイドフレーム190b及び190dは、鉄板、あるいはポリスチレン、ABS等の樹脂により成型されている。剛体板190の下方には、同図には不図示の走査ユニットが固着されている。
以下、図2を参照して、レーザプリンタ1の構成をさらに詳細に説明する。
図2は、側面2d側から見たレーザプリンタ1の概略側断面図である。
レーザプリンタ1は、上面のトップカバー18、正面側側面2aに設けられるフロントカバー16、及び背面側側面2cに設けられるリアカバー60等が備えられる筐体2内に、記録媒体としての記録紙等(図中記録媒体搬送路が仮想線Pで表されている。)を給紙するための給紙部3や、給紙された記録媒体上に可視像であるトナー画像を形成するプロセスカートリッジ4、記録媒体上に形成されたトナー画像を記録媒体上に定着させる定着ユニット5、定着ユニット5を通過した記録媒体を排紙する排紙部70などを備えている。なお、本明細書では、筐体2の四つの側面2a〜2dの中で、記録媒体搬送方向前後の側面のうち、フロントカバー16が設けられる側の側面(図2の右側側面)を正面側側面2a、逆側を背面側側面2cとする。
給紙部3は、給紙カセット6と、給紙カセット6内に積層された記録媒体のシート搬送方向先端側(正面側)端部の上方に設けられた給紙ローラ7、8及び給紙パット9とを含む。給紙部3には、給紙カセット6から給紙された記録媒体を反転させてプロセスカートリッジ4の下部へと搬送する記録媒体搬送路である給紙パス10が形成されており、給紙部3には、給紙パス10に臨むレジストローラ対12を備えている。なお、給紙パス10には、給紙カセット6内の記録媒体の他、手差しトレイ部11に手差しにてセットされた記録媒体(記録紙等)も給紙されるが、いずれの場合も一旦レジストローラ対12にて停止した後、プロセスカートリッジ4における画像形成タイミングに合わせてプロセスカートリッジ4の画像形成部へと供給される。
給紙カセット6は、プロセスカートリッジ4及び定着ユニット5の下部に配され、筐体2の正面側側面2aから挿抜可能に装着されている。この給紙カセット6内には、用紙押圧板13及びばね14が設けられている。用紙押圧板13は、記録媒体を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ7等から遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、近い方の端部が上下方向に移動可能とされている。また、ばね14は、用紙押圧板13における給紙ローラ7等に近い方の端部の裏面を、上方向に付勢するように設けられている。そのため、用紙押圧板13は、記録媒体の積層量が増えるに従って、給紙ローラ7等に対して遠い方の端部を支点として、ばね14の付勢力に抗して下向きに揺動される。
給紙ローラ8及び給紙パット9は、互いに対向して配設され、給紙パット9の裏側に設けられるばね15によって、給紙パット9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。用紙押圧板13上に積層された中で最上位にある記録媒体は、用紙押圧板13の裏側からばね14によって給紙ローラ7に当接して押圧されており、当該最上位の記録媒体が給紙ローラ7により給紙され、給紙ローラ8と給紙パット9とで挟まれた後、給紙ローラ8が回転することにより、給紙ローラ8及び給紙パット9とで1枚毎に分離されながら、給紙パス10に向かって給紙される。
給紙カセット6、あるいは手差しトレイ部11から給紙された記録媒体は、給紙ローラ7等の上方部に配置されたレジストローラ対12に送られる。レジストローラ対12は、給紙された記録媒体をレジスト後に、プロセスカートリッジ4内の画像形成位置(感光体ドラム37と転写ローラ39との接触位置)へと搬送する。なお、筐体2の正面側側面2aにはフロントカバー16が設けられている。フロントカバー16は筐体2に対して開閉自在に設けられており、フロントカバー16が開放状態となった際に現れる開口からプロセスカートリッジ4の挿抜交換が可能な構成となっている。
プロセスカートリッジ4の上部に設けられる走査ユニット100は、レーザビームを射出するレーザダイオード271(図3参照)、ポリゴンモータ112(図4参照)により高速回転駆動されレーザビームを偏向させる偏向器としてのポリゴンミラー110、レーザビームをポリゴンミラー110による走査方向(主走査方向)に集光するとともに、感光体ドラム37上での走査速度を一定にするfθレンズ(第1走査レンズ)120、レーザビームを主走査方向と直交する副走査方向(感光体ドラム37の回転方向)に集光するシリンドリカルレンズ(第2走査レンズ)140、第1折り返しミラー130及び第2折り返しミラー131などを備えている。
画像情報に基づいて変調され、レーザダイオード271から射出されるレーザビームは、一点鎖線で示されるように、ポリゴンミラー110、fθレンズ120、第1折り返しミラー130、シリンドリカルレンズ140、第2折り返しミラー131の順に通過あるいは反射して、プロセスカートリッジ4内の感光体ドラム37の表面上を露光走査する。
トップカバー18の下部内方に筐体2の上面を構成する剛体板(本実施の形態では鉄板)190が、筐体2の側面2bと側面2dとをそれぞれ構成するサイドフレーム190b及び190d(図1参照)の上部の間に架設されており、この剛体板190が走査ユニット100の上蓋を兼ねている。
プロセスカートリッジ4は、ドラムカートリッジ35及び現像カートリッジ36を含んでいる。ドラムカートリッジ35内には、感光体ドラム37、帯電器38及び転写ローラ39などを備えている。プロセスカートリッジ4は、前記したように、フロントカバー16を開放した際の開口から筐体2内部に着脱自在とされている。現像カートリッジ36は、ドラムカートリッジ35に対して着脱自在に装着されており、現像ローラ40、層厚規制ブレード41、供給ローラ42、トナーホッパー43などを備えている。
トナーホッパー43内のトナーは、回転軸44により支持されるアジテータ45の矢印方向への回転により攪拌され、トナーホッパ43の側部に開口されたトナー供給口46から放出される。トナー供給口46の側方位置に前記供給ローラ42が回転可能に配設されており、また、この供給ローラ42に対向して、現像ローラ40が回転可能に配されている。なお、供給ローラ42と現像ローラ40とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
現像ローラ40は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、矢印方向(反時計方向)に回転駆動される。なお、現像ローラ40には、現像バイアスが印加されるように構成されている。また、現像ローラ40の近傍には、層厚規制ブレード41が配されている。この層厚規制ブレード41は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部を備えており、現像ローラ40の近くにおいて現像カートリッジ36に支持されて、押圧部がブレード本体の弾性力によって現像ローラ40上に圧接されるように構成されている。
トナー供給口46から放出されるトナーは、供給ローラ42の回転により、現像ローラ40に供給され、この時、供給ローラ42と現像ローラ40との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ40上に供給されたトナーは、現像ローラ40の回転に伴って、層厚規制ブレード41の押圧部と現像ローラ40との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ40上に担持される。
感光体ドラム37は、現像ローラ40の側方位置において、その現像ローラ40と対向するような状態で、ドラムカートリッジ35において、矢印方向(時計方向)に回転可能に支持されている。この感光体ドラム37は、ドラム本体が接地され、その表面がポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。
帯電器38は、感光体ドラム37の左斜め方向上方に、所定間隔を隔てて対向配置されている。この帯電器38は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム37の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
転写ローラ39は、感光体ドラム37の下方において、感光体ドラム37に対向配置され、ドラムカートリッジ35に矢印方向(反時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ39は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、転写バイアスが印加されるように構成されている。
感光体ドラム37の表面は、当該感光体ドラム37の回転に伴ない、まず、帯電器38によって一様に正極性に帯電される。次いで、走査ユニット100からのレーザビームにより露光されて静電潜像が形成される。その後、現像ローラ40と対向し、現像ローラ40上に担持されかつ正帯電されているトナーが感光体ドラム37に対向して接触する時に、現像ローラ40に印加される現像バイアスにより、感光体ドラム37の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム37の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによってトナー画像が形成される(反転現像)。
その後、感光体ドラム37の表面上に担持されたトナー画像は、記録媒体が感光体ドラム37と転写ローラ39との間を通る間に、転写ローラ39に印加される転写バイアスによって、記録媒体に転写される。
定着ユニット5は、給紙カセット6の上部、プロセスカートリッジ4の側方であって、プロセスカートリッジ4よりも記録媒体搬送方向下流側に配設される。定着ユニット5は、定着ローラとして、内部にヒータを備える加熱ローラ51、加熱ローラ51と対向して設けられ加熱ローラを押圧するように付勢された加圧ローラ52を備えている。
定着ユニット5においては、プロセスカートリッジ4において記録媒体上に転写された可視像であるトナー画像を、当該記録媒体が加熱ローラ51と加圧ローラ52との間を通過する間に熱定着させ、その後、記録媒体を排紙部70に形成される記録媒体搬送路である排紙パス76へと送出するようにしている。
排紙部70は、排紙パス76を構成する内側ガイド部材71と外側ガイド部材62、記録媒体をトップカバー18に設けられたシート排出トレイ72上へと排出する排出口に設けられる排紙ローラ対のうち、下側の排紙ローラ73、上側の排紙ローラ75、さらにシート排出トレイ72の一部を構成する部分を備えたトレイ部材74を含んでいる。
排紙パス76を構成する外側ガイド部材62は、筐体2の背面側側面2cに設けられるリアカバー60の開閉と連動して背面側へと揺動するように構成されており、ヒンジ61を介して揺動自在に取り付けられたリアカバー60を開放状態とした場合に、それに連動して外側ガイド部材62上部が背面側へと揺動する。このようにして、リアカバー60の開放により、筐体2の背面側側面2cに形成される開口から排紙パス76が臨むように構成されている。
シート排出トレイ72は、平面視略矩形板状をなし、背面側端部が筐体2内部へと凹んで凹部が形成されるとともに、背面側端部から正面側へ向けて徐々に上方に傾斜する構成となっている。シート排出トレイ72の背面側端部から徐々に上方へと傾斜する途中部分までがトレイ部材74により構成されており、トレイ部材74の正面側(記録媒体搬送方向先端側)先端部の上面が、トップカバー18のトレイ部材74側端部の下面と当接するように構成している。
定着ユニット5を通過し、排紙パス76へと送られた記録媒体は、内側ガイド部材71及び外側ガイド部材62により用紙進行方向が上方逆向きに反転されて、排紙ローラ対へと送られ、当該排紙ローラ対(73及び75)を介して、シート排出トレイ72上に正面側に向かって排紙される。シート排出トレイ72のトップカバー18により構成される部分の直下に前記剛体板190が架設されている。
(2)走査ユニット100の詳細構成
次に本実施の形態の走査ユニット100の構成について詳細に説明する。
図3は、走査ユニット100の構成について説明するための上面図、図4は概略断面図である。
走査ユニット100は、第1折り返しミラー130が装着される側(表面側)から第2折り返しミラー131が装着される側(裏面側)へとレーザビームが通過する開口223を有し、ポリゴンミラー110やfθレンズ120等の各部が装着される平板状の基台部220と、基台部220の側方外周を囲う外周壁を構成する外周部210とを備えたユニットフレーム200を備える(図3)。ユニットフレーム200は、例えばガラス繊維入りの樹脂を射出成型により一体に形成して作製することができる。
基台部220においてポリゴンミラー110を回転駆動するポリゴンモータ112(図4)を装着する部分には、開口222が設けられており(図3)、ポリゴンモータ112を搭載する基板260が開口222の下方からネジ261及び262(図4)により締着されることで走査ユニット100の薄型化が図られている。
また、fθレンズ120及びシリンドリカルレンズ140を装着する部分には基台部220の表面側(剛体板190の側)から基台部220の裏面側(感光体ドラム37の側)へとレーザビームを通過させる開口223が設けられており、ポリゴンミラー110側からレーザビームの進行方向を見た場合にfθレンズ120とシリンドリカルレンズ140とが当該開口223の部分にて一部重なって見えるような配置とすることによっても走査ユニット100の薄型化が図られている。
基台部220には、さらにレーザビームを射出するレーザダイオード271、射出されたレーザビームを平行光にコリメートするコリメータレンズ272、平行光を整形するスリットを備えるスリット板273が装着されたLDホルダ270が搭載されている(図3)。レーザダイオード271の駆動を制御するLD制御基板275は、外周部210内方に外周壁に沿って基台部220から上方に突出して設けられた基板装着部225に装着されている(図3)。基板装着部225は、基台部220と射出成型により一体に形成されている。
レーザダイオード271から射出されたレーザビームは、ポリゴンミラー110により偏向されてfθレンズ120を通過し、第1折り返しミラー130に反射して開口223を介して基台部220の下方(裏面側)へと向う。その後、レーザビームはシリンドリカルレンズ140を通過して第2折り返しミラー131に反射し、走査ユニット100の下蓋250に設けられた開口に装着されたガラス板252を通過して感光体ドラム37の表面を露光する(図4)。
前記したようにトップカバー18の内方に架設され、筐体2の上面を構成する剛体板190が走査ユニット100の上蓋を兼ねており、ユニットフレーム200が剛体板190から吊り下げられるように備えられている。
図5は、ユニットフレーム200を剛体板190に固着する場合について説明するための斜視図である。
剛体板190の側方に設けられた孔188及び189は、図1に示したサイドフレーム190bとの間の位置関係を固定するためのものである。図5には図示されていないが、サイドフレーム190dの側にも同様の孔が設けられている。
剛体板190には、ユニットフレーム200に設けられたネジ孔設置281〜287に対応する部分に孔181〜187がそれぞれ設けられており、剛体板190の上方から挿通されるネジ181a〜187aにより剛体板190とユニットフレーム200との間が締着されるようになっている。
ユニットフレーム200側のネジ孔設置台座281〜287は、外周部210よりも内方の基台部220上に設けられている。従来は、外周部210自体にネジ孔を設けることが多かったが、本実施の形態では、基台部220上にネジ孔設置台座281〜284を設けている。
ネジ孔設置台座281〜287はいずれも略円筒形状を有し、外周部210の剛体板190方向の高さよりも少し剛体板190方向に突出して設けられ(図4にネジ孔設置台座285及び286が図示されている。)、前記したように外周部210よりも内方の基台部220上にネジ孔設置台座281等を設けることとも相俟ってユニットフレーム200が剛体板190に締着された際のユニットフレーム200全体の変形を防止している。
ユニットフレーム220は射出成型により形成され、一般にその外周部210の上端は精度が悪く、波打つ可能性がある。しかし円筒形状のネジ孔設置台座の精度は比較的良いため、その高さを揃えやすい。従って、外周部210よりもネジ孔設置台座を高くし、そこでネジ止めすることにより、外周部にネジ孔を設ける場合よりも振動の原因となるポリゴンミラーに固定位置が近づき、振動の発生を抑制することもできる。
なお、剛体板190に締着される際には、外周部210と剛体板190との間にスポンジ(不図示)が介装され、走査ユニット100内への埃の進入等を防止している。
ネジ孔設置台座281〜287のネジ孔外周部分の肉厚は、外周部210や基台部220等の各部とその肉厚を略同一としており、射出成型後にユニットフレーム200を冷却する際、各部の冷却に要する時間を略同一とすることにより、ユニットフレーム200の量産性を向上させている。
ネジ孔設置台座285〜287の三箇所は、ポリゴンミラー110を駆動するポリゴンモータ112の周囲に設けられている。本実施の形態では、ユニットフレーム200の薄型化を図るべく、基台部2220のポリゴンモータ112の装着位置に開口222を設けており(図3)、ポリゴンモータ112を搭載した基板260が開口222の下方からネジ261及び262等により締着される構成としているが(図4)、このような場合に、特にポリゴンモータ112による振動が問題となる。ユニットフレーム200を剛体板190に締着するに際し、ポリゴンモータ112の周囲の少なくとも三箇所にネジ孔設置台座を設けることにより、この振動の影響を抑制している。
ポリゴンモータ112の周囲三箇所に設けられるネジ孔設置台座285〜287は、設置位置の三点で構成される三角形によりポリゴンモータ112の駆動軸(ポリゴンミラー110の回転軸)を囲う位置に配設することが好ましい。しかしながら、ポリゴンミラー110の反射面にて偏向され、fθレンズ120、折り返しミラー130へと向うレーザビームの進路を妨害することが好ましくないのは当然であるから、fθレンズ120方向に設けられるネジ孔設置台座285は、fθレンズ120の非使用領域(レーザビームが通過しない領域)の近傍に配置している。
また、偏向器としてポリゴンミラー110を用いる場合、ポリゴンミラー110とネジ孔設置台座285〜287の距離が短すぎると、ポリゴンミラー110の高速回転によりネジ孔設置台座285等との間で笛様の音が発生する場合が有り得るので、係る音が発生しない範囲で設置位置を決めることが好ましい。また、振動抑制の観点からは、ネジ孔設置台座285〜287の設置位置は、ポリゴンモータ112の駆動軸からの距離を略等しいものとし、設置位置を正三角形に近づけるほど好ましいと考えられる。
図6は、ユニットフレーム200の裏面側に裏蓋250を装着する様子について説明するための斜視図である。
同図には、ポリゴンモータ112を搭載する基板260が、基台部220の裏面側からネジ261、262及び261a、262aにより締着されている様子が示されている。
基台部220の裏面側には、開口223近傍にシリンドリカルレンズ140を装着するための一対の装着部141a及び141bが射出成型によりユニットフレーム200と一体に形成されており、シリンドリカルレンズ140が、装着金具142a及び142bにより装着されている。
裏蓋250は、光ビームが感光体ドラム37に向けて通過する開口を有し、当該開口にはガラス板252が装着されている。この裏蓋250は、剛体板190より薄い剛板(本実施の形態では鉄板)により形成されており、このように裏蓋250の強度を剛体板190よりも弱くすることによっても、剛体板190への締着時のユニットフレーム200の変形が防止されている。なお、裏蓋250は必ずしも鉄板で形成する必要はなく、剛体板190よりも強度の弱い剛板であれば、例えば樹脂により成型したものを用いることも可能である。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の内容が上記実施の形態において説明された具体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態では、ポリゴンモータ112周辺に設けるネジ孔設置台座285〜287について、ポリゴンモータ112周囲の三箇所に設ける構成としたが、これは三箇所以上であれば何箇所に設けてもよい。また、この例では、fθレンズ120側にネジ孔設置台座285を一箇所設ける構成としたが、fθレンズ120側の二箇所にネジ孔設置台座を設けることもできる。この場合、当該二箇所のネジ孔設置台座をfθレンズ120の非使用領域(fθレンズの120の光軸から見て左右二箇所)に配置することが好ましいことは勿論である。
(2)上記実施の形態では、第1折り返しミラー130にて反射したレーザビームを、基台部220の裏面側に設けられた第2折り返しミラー131に直接入射する構成とした。このような光路とすることは走査ユニット100の小型化に好適であるが、第1折り返しミラー130と第2折り返しミラー131との間にさらに折り返しミラーを設ける構成としてもよい。
(3)上記実施の形態では、基台部220におけるポリゴンミラー110及びポリゴンモータ112の設置位置に開口222を設け、ポリゴンモータ112を搭載する基板260を基台部220の裏面側から締着する構成とした。この構成は走査ユニット100の薄型化に好適であるが、この開口222を設けず、ポリゴンモータ112を搭載する基板を基台部220の表面側に設けるようにしてもよい。基板を基台部220の表面側に設けても、走査ユニット100を剛体板190に吊り下げる構成とすることによる小型化の効果は得られる場合があるからである。
(4)上記実施の形態では、レーザビームを偏向する偏向器としてポリゴンミラー110及びポリゴンモータ112を用いたが、これに限定されず、例えばガルバノミラー等を偏向器として用いることも可能である。この場合、走査レンズはfθレンズ120に限定されず、他の光学特性のレンズが用いられる場合も考えられる。
本発明は、例えば、光ビームを射出して感光体等の被走査対象を走査する走査ユニットを備える画像形成装置、及び走査ユニットに適用することができる。
本発明の一適用対象である画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの外観を表す斜視図である。 レーザプリンタ1の概略側断面図である。 走査ユニット100の構成について説明するための上面図である。 走査ユニット100の概略断面図である。 ユニットフレーム200を剛体板190に固着する場合について説明するための斜視図である。 ユニットフレーム200の裏面側に裏蓋250を装着する様子について説明するための斜視図である。
符号の説明
16 フロントカバー
18 トップカバー
37 感光体ドラム
72 シート排出トレイ
100 走査ユニット
110 ポリゴンミラー
112 ポリゴンモータ
120 fθレンズ
130 第1折り返しミラー
131 第2折り返しミラー
140 シリンドリカルレンズ
181〜187 孔
181a〜187a ネジ
190 剛体板
190b、190d サイドフレーム
200 ユニットフレーム
210 外周部
220 基台部
222、223 開口
250 裏蓋
260 基板
281〜287 ネジ孔設置台座

Claims (13)

  1. 光ビームを射出して感光体表面を露光走査する走査ユニットを備える画像形成装置において、
    前記走査ユニットは、
    開口が設けられた基台部と、前記基台部の外周を囲う外周壁を形成する外周部とを有するユニットフレームを備え、
    前記ユニットフレームは、
    前記基台部及び外周壁に囲まれる領域に、光ビームを射出する発光部と、発光部から射出された光ビームを前記基台部上方にて前記外周壁に向けて偏向する偏向器とが配されるとともに、
    前記偏向器にて偏向され前記外周壁方向に進行している光ビームを前記開口を介して前記基台部下方へと反射させる第1の反射系光学素子と、前記基台部下方側に配され、前記反射された光ビームを前記感光体へと導く第2の反射系光学素子とが設けられ、
    前記画像形成装置は、
    前記走査ユニット及び前記感光体を挟むように対向する一対のフレームと、前記各フレームの上部に架設される剛体板とを備えており、
    前記ユニットフレームは、
    前記外周壁上側の開口全体が前記剛体板により覆われるように、前記剛体板下方に固着されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記基台部には、前記剛体板側の複数箇所にネジ孔設置台座が設けられると共に前記剛体板にはネジを挿通する孔が穿設され、
    前記ネジ孔設置台座には、前記剛体板に設けられた孔を介して上方から挿通されるネジが螺入することにより、前記剛体板と前記ユニットフレームとが前記外周壁より内方にて締着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記基台部には、さらに前記偏向器近傍の複数箇所にネジ孔設置台座が設けられ、
    当該ネジ孔設置台座に、前記剛体板にさらに設けられた孔を介して上方から挿通されるネジが螺入している
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ネジ孔設置台座は、
    前記偏向器により偏向され、前記第1の反射系光学素子へ向う光ビームが妨げられることなく走査可能な位置に配される
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記偏向器は、
    前記基台部に固定されるポリゴンモータと、
    前記ポリゴンモータにより回転駆動されるポリゴンミラーとを含み、
    前記ネジ孔設置台座は、前記ポリゴンモータの駆動軸を囲む少なくとも三箇所に設けられている
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の画像形成装置。
  6. 前記偏向器から前記第1の反射系光学素子へ向う光路の途中にfθレンズが設けられており、
    前記ネジ孔設置台座の一つ又は二つが、前記fθレンズの非使用領域近傍に配されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記ポリゴンモータは、前記ユニットフレームと別設される基板の表面上に搭載されており、
    前記基台部は、前記ポリゴンモータ及び前記ポリゴンミラーが装着される部分に開口を有し、
    前記ポリゴンミラーが前記基台部上方に位置するとともに前記基板が前記基台部下方に位置し、前記基板は前記基台部下方側から螺入されるネジにより締着されている
    ことを特徴とする請求項5又は6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記ネジ孔設置台座の前記剛体板方向への高さが、前記外周壁の高さよりも高い
    ことを特徴とする請求項2から7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記ユニットフレームの下方には、
    前記第2の反射系光学素子に反射し、前記感光体へと向う光ビームが通過する開口を備える下蓋が装着され、
    当該下蓋は、前記剛体板よりも薄い剛板で構成される
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記剛体板上方には、
    前記感光体下方を通過して画像が形成された記録媒体を排紙する排紙トレイが設けられている
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 光ビームを射出して被走査対象を走査する走査ユニットにおいて、
    開口が設けられた基台部と、前記基台部の外周を囲う外周壁を形成する外周部とを有するユニットフレームを備え、
    前記ユニットフレームは、
    前記基台部及び外周壁に囲まれる領域に、光ビームを射出する発光部と、発光部から射出された光ビームを前記基台部上方にて前記外周壁に向けて偏向する偏向器とが配されるとともに、
    前記偏向器にて偏向され前記外周壁方向に進行している光ビームを前記開口を介して前記基台部下方へと反射させる第1の反射系光学素子と、前記基台部下方側に配され、前記反射された光ビームを前記被走査対象へと導く第2の反射系光学素子とが設けられ、
    前記基台部表面側には、前記外周壁の前記基台部表面側の開口全体を覆う蓋体が締着されるよう、複数箇所にネジ孔設置台座が設けられている
    ことを特徴とする走査ユニット。
  12. 前記偏向器は、
    前記基台部に固定されるポリゴンモータと、
    前記ポリゴンモータにより回転駆動されるポリゴンミラーとを含み、
    前記ポリゴンモータは、前記ユニットフレームと別設される基板に搭載されており、
    前記基台部は、前記ポリゴンモータ及び前記ポリゴンミラーが装着される部分に開口を有し、
    前記ポリゴンミラーが前記基台部表面側に位置するとともに前記基板が前記基台部裏面側に位置し、前記基板は前記基台部裏面側から螺入されるネジにより締着されている
    ことを特徴とする請求項11に記載の走査ユニット。
  13. 前記基台部の表面側に設けられるネジ孔設置台座は、前記ポリゴンモータの駆動軸を囲む少なくとも三箇所に設けられている
    ことを特徴とする請求項12に記載の走査ユニット。
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