JP2006235177A - プロセスユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 反射ミラーと像担持体との位置ずれを抑制し精度の高い画像形成が可能なプロセスユニット及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 装置本体1aからのレーザ光を感光ドラム25上に導く最終反射ミラー24が、プロセスユニット15側に設けられている。また、装置本体1aに対するプロセスユニット15の着脱方向に略平行なレーザ光を、プロセスユニット15に設けた最終反射ミラー24によって感光ドラム25上に導く。更に、最終反射ミラー24に対して直進して入射するレーザ光の光路長よりも短い距離になるよう、最終反射ミラー24と感光ドラム25とを近接配置する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プロセスユニット及び画像形成装置に関する。
例えば、下記特許文献1には、一側面側に開口したユニット収納部を有する装置本体に対して、感光体ドラムを有するプロセスユニットを着脱可能に収納する画像形成装置が開示されている。ユニット収納部の上方には、スキャナユニットが配されている。スキャナユニットは、レーザ光源からのレーザ光を、画像データに基づきポリゴンミラーによって向きを変更しつつ、fθレンズなどの光学系を透過させ、最終的に反射ミラーによって下方に位置する感光体ドラム上に照射させて露光する。
特開2004−302004公報
ところで、上記従来構成では、反射ミラーがスキャナユニット側に設けられ、この反射ミラーでの反射光の光路と略直交する収納方向(水平方向)に沿ってプロセスユニットが着脱される。このため、ユニット収容部内におけるプロセスユニットの収納方向の位置ずれによって反射ミラーからのレーザ光の、感光体ドラム上の照射位置がずれてしまい、精度の高い画像形成ができなくなるおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、反射ミラーと像担持体との位置ずれを抑制し精度の高い画像形成が可能なプロセスユニット及び画像形成装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係るプロセスユニットは、像担持体を有し、画像形成装置の装置本体に着脱可能に設けられるプロセスユニットであって、前記装置本体側からの出射光を反射させて前記像担持体上に導く反射ミラーが当該プロセスユニット側に設けられていることを特徴とする。
なお、本発明で「像担持体」には、感光ドラム(感光体)などが含まれる。
「画像形成装置」は、プリンタ(例えばレーザプリンタ)などの印刷装置だけでなく、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及びスキャナ機能等を備えた複合機であってもよい。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプロセスユニットにおいて、前記反射ミラーは、前記ユニット収納部への収納方向に略平行な出射光を反射して前記像担持体上に導くことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のプロセスユニットにおいて、前記反射ミラーは、前記像担持体に対して、当該反射ミラーに向かう出射光の光路長よりも短い距離間隔で近接配置されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のプロセスユニットにおいて、前記反射ミラーは、前記出射光を当該反射ミラー側に通す窓部が形成されたカバー部に覆われていることを特徴とする。
請求項5の発明に係る画像形成装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載のプロセスユニットと、少なくとも側面側に開口部が形成され、その開口部を介して前記プロセスユニットが着脱可能に収納されるユニット収納部を有する装置本体と、前記ユニット収納部に収納されたプロセスユニットの前記反射ミラーに向けて光を出射する光出射部を有するスキャナユニットと、を備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記装置本体は、前記ユニット収納部の上方の上部カバーが前記開口部を大きくするように開閉可能に設けられ、前記スキャナユニットは、前記上部カバーの下面に支持されていることを特徴とする。
請求項7の発明に係る画像形成装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載のプロセスユニットと、少なくとも上面側に開口部が形成され、当該開口部を開閉する上部カバーと、前記開口部を介して前記プロセスユニットが着脱可能に収納されるユニット収納部とを有する装置本体と、前記上部カバーに支持され、前記ユニット収納部に収納されたプロセスユニットの前記反射ミラーに向けて光を出射する光出射部を有するスキャナユニットと、を備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6又は請求項7に記載の画像形成装置において、前記光出射部は、前記開口部側から前記ユニット収納部の奥側に位置する前記反射ミラーに向かって光を出射する構成とされ、前記上部カバーを閉めた状態で、前記反射ミラーと前記出射部とが、前記プロセスユニットの収納方向において並ぶ構成であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項5〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記像担持体は回転可能に設けられた感光ドラムであり、前記ユニット収納部への前記プロセスユニットの収納方向が、前記感光ドラムの回転軸に直交することを特徴とする。
<請求項1の発明>
本構成によれば、装置本体側からの出射光(レーザ光)を像担持体上に導く反射ミラーが、プロセスユニット側に設けられている。従って、反射ミラーと像担持体との位置ずれを防止でき、精度の高い画像形成が可能となる。
<請求項2の発明>
本構成によれば、装置本体に対するプロセスユニットの着脱方向(ユニット収納部へのプロセスユニットの収納方向)に略平行な出射光を、プロセスユニットに設けた反射ミラーによって像担持体上に導くから、プロセスユニットの着脱方向における位置ずれによる影響をより確実に抑制できる。
<請求項3の発明>
図1は、反射ミラーの傾き角度と反射光路との関係を示した模式図である、同図に示すように、反射ミラーが正規の角度位置(実線で示した符号1)に対して角度θ分傾いて配置された場合(点線で示した符号1’)、入射光L1は、正規の反射光路(実線で示した符号L2)に対して上記ずれ角度θの2倍の角度(2θ)分ずれた光路(点線で示した符号L2’)上に反射される。従って、より精度の高い画像形成を可能にするためには、度反射ミラーをなるべく像担持体に近接配置する必要がある。
そこで、本構成では、像担持体に対する反射ミラーの距離を、その反射ミラーが受ける入射光の光路長によりも短い距離に配置した。しかも、反射ミラーをプロセスユニット側に設けることで反射ミラーを像担持体に対して更に近接配置することができ、より精度の高い画像形成が可能となる。
<請求項4の発明>
本構成によれば、反射ミラーがカバー部に覆われた構成になっているから、プロセスユニットの着脱時などに、反射ミラーとの接触により位置ずれの発生や、反射ミラーの汚れ付着を防止できる。
<請求項5,9の発明>
本構成によれば、画像形成装置において上記請求項1〜4の効果を得ることができる。
<請求項6〜8の発明>
請求項6,7の構成によれば、ユニット収納部の上方の上部カバーも開閉し、この上部カバーにスキャナユニットが支持されている。上部カバーを開けることでスキャナユニットをプロセスユニットの収納経路から逃がした位置に配置することができ、プロセスユニットの着脱作業の容易化を図ることができる。
また、このような構成であれば、請求項8の構成のように、反射ミラーと出射部とがプロセスユニットの収納方向において並ぶ程度まで画像形成装置の薄型化を図ったとしても、プロセスユニットの着脱作業の容易性を確保できる。
本発明の一実施形態を図1〜図7を参照しつつ説明する。
1.本実施形態の全体構成
図2は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の一実施形態を示す斜視図であり、図3はプロセスユニット15が装着されたレーザプリンタ1の要部側断面図である。以下、レーザプリンタ1のうち、プロセスユニット15が着脱される面(図2で紙面右下側の面、図3で紙面右側の面)を前面として説明する。
図2,3に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、シート材としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に所定の画像を形成するための画像形成部5などを備えている。また、本体ケーシング2には、その前面に開口形成された開口部2aに連通するユニット収納部2bが形成され、開口部2aを介してユニット収納部2bにプロセスユニット15が着脱可能に収納されるようになっている。なお、本実施形態では、レーザプリンタ1のうちプロセスユニット15を除く構成が本発明でいう「装置本体」に相当する。以下、これを装置本体1aという。
(1)フィーダ部の構成
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、レーザプリンタ1の前面側から着脱可能に装着される多数の用紙3を収容可能な給紙カセット7と、給紙カセット7内に設けられた用紙押圧板6と、給紙カセット7の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パッド9と、給紙パッド9に対して用紙3の搬送方向下流側において給紙ローラ8と対向するように設けられる対向ローラ10と、この対向ローラ10に対し用紙3の搬送方向下流側に設けられるレジストローラ11とを備えている。
用紙押圧板6は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方(レーザプリンタ1の後面側)の端部が揺動可能に支持されるとともに、近い方(レーザプリンタ1の前面側)の端部が上下方向に回動可能とされており、また、その裏側から図示しないばねによって上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板6は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙ローラ8に対して後面側の端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに回動される。給紙ローラ8および給紙パッド9は、互いに対向状に配設され、給紙パッド9の裏側に配設される図示しないばねによって、給紙パッド9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。
用紙押圧板6上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板6の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ8に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって給紙ローラ8と給紙パッド9とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。給紙された用紙3は、給紙ローラ8及び対向ローラ10等によってレーザプリンタ1の前面方向から後面方向へと折り返されるようにガイドされ、レジストローラ11に送られる。レジストローラ11は、本体ケーシング2側に設けられた駆動ローラ12と、プロセスユニット15側に設けられた従動ローラ13の2つのローラから構成されており、対向ローラ10から送られてくる用紙3を、これら駆動ローラ12および従動ローラ13で挟み、所定のレジスト後に、画像形成部5に送るようにしている。
(2)画像形成部の構成
画像形成部5は、スキャナユニット14、プロセスユニット15、定着ユニット16などを備えている。
(a)スキャナユニットの構成
後述する上面カバー61の下面に取り付けられたスキャナユニット14は、上面カバー61が閉じられた状態(図3に示す状態)では、本体ケーシング2内において上記ユニット収納部2bの上部に位置し、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー17、レンズ18,19および反射ミラー20などがスキャナカバー22内に収められた構成になっている。ポリゴンミラー17は、点線で示すように、レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザ光をレーザプリンタ1の前面側へと反射させる。そして、その前面側に配されたレンズ18を透過したレーザ光は、更に前面側に位置する反射ミラー20にてレーザプリンタ1の後面側やや下方向(後述するプロセスユニット15の着脱方向に略水平な方向)に反射され、レンズ19を通過し、最終的には、上記スキャナカバー22に開口形成されたレーザ出射窓23からユニット収納部2b内へと出射されるようになっている。
そして、後述するように、スキャナユニット14のレーザ出射窓23から出射されたレーザ光は、プロセスユニット15側に設けられた最終反射ミラー24によって最終的に感光ドラム25側に反射され、その感光ドラム25の表面上に高速走査にて照射される。
(b)プロセスユニットの構成
プロセスユニット15は、図3に示すように、スキャナユニット14の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ30内に、感光ドラム25、現像カートリッジ31、スコロトロン型帯電器32などを備えている。現像カートリッジ31は、ドラムカートリッジ30に対して着脱自在に装着されており、現像ローラ33、層厚規制ブレード34、供給ローラ35およびトナーボックス36などを備えている。
トナーボックス36内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。そして、トナーボックス36内のトナーは、トナーボックス36の中心に回転可能に支持されるアジテータ37により攪拌されて、トナーボックス36の側部に開口されたトナー供給口38から放出される。
トナー供給口38の下方位置には、供給ローラ35が回転可能に配設されており、また、この供給ローラ35に対向して、現像ローラ33が回転可能に配設されている。そして、これら供給ローラ35と現像ローラ33とは、それぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
供給ローラ35は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。また、現像ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的には、現像ローラ33のローラ部分は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。なお、現像ローラ33には、感光ドラム25に対して、所定の現像バイアスが印加されている。また、現像ローラ33の近傍には、層厚規制ブレード34が配設されている。
そして、トナー供給口38から放出されるトナーは、供給ローラ35の回転により、現像ローラ33に供給され、この時、供給ローラ35と現像ローラ33との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ33上に供給されたトナーは、現像ローラ33の回転に伴って、層厚規制ブレード34と現像ローラ33との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ33上に担持される。
感光ドラム25は、現像ローラ33の後方位置において、所定の間隔を隔てて現像ローラ33に対向するような状態で回転可能に配設されている。この感光ドラム25は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面部分がポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。なお、感光ドラム25の回転軸方向(図3で紙面奥行き方向)と、装置本体1aに対するプロセスユニット15の収納方向、即ち着脱方向(同図で紙面略左右方向)とは互いに直交する関係にある。
スコロトロン型帯電器32は、感光ドラム25の上方に、感光ドラム25に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型帯電器32は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム25の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
そして、感光ドラム25の表面は、スコロトロン型帯電器32により一様に正帯電された後、スキャナユニット14からのレーザ光の高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ33の回転により、現像ローラ33上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム25に対向して接触する時に、感光ドラム25の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム25の表面のうち、レーザービームによって露光され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって現像が達成される。
ユニット収納部2bの底面には、図3に示すように、感光ドラム25と対向する転写ローラ40が回転可能に設けられている。レジストローラ11によって搬送されたきた用紙3は、感光ドラム25と転写ローラ40とのニップによって可視像が転写される。
(c)定着ユニットの構成
定着ユニット16は、図3に示すように、プロセスユニット15に対して用紙3の搬送方向下流側に配設され、加熱ローラ41と、その加熱ローラ41に押圧される押圧ローラ42とを備えている。加熱ローラ41は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、プロセスユニット15において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、排紙パス43に搬送するようにしている。排紙パス43に送られた用紙3は、1対の排紙ローラ44によって排紙トレイ45上に排紙される。
2.最終反射ミラーについて
図4はプロセスユニット15の全体を示す斜視図である。本実施形態では、スキャナユニット14のレーザ出射窓23からのレーザ光を反射して感光ドラム25表面上に導く最終反射ミラー24が、プロセスユニット15側に設けられている。具体的には、図4に示すように、ドラムカートリッジ30のうち感光ドラム25の上方部分には、左右方向に伸びるミラーカバー部50が突設されている。このミラーカバー部50は、レーザプリンタ1の前面側の面に左右方向に伸びるレーザ光導入窓50aが貫通形成されており、その背後に上述した最終反射ミラー24が配され、例えばネジ留めや接着剤等の適宜の方法でミラーカバー部50の内面に固定されている(図3参照)。つまり、ミラーカバー部50は、レーザ出射窓23を通って出射されるレーザ光が通過するレーザ光導入窓50aを有しつつ、最終反射ミラー24全体を覆うように設けられている。
ここで、最終反射ミラー24と感光ドラム25表面との距離は、レーザ出射窓23から直進するレーザ光の光路長(反射ミラー20から最終反射ミラー24までの距離、或いは、レンズ23又はレーザ出射窓23から最終反射ミラー24までの距離)よりも短くなるように設計されている。なお、最終反射ミラー24と感光ドラム25表面との距離は、50mm以下が望ましく、このように構成すれば、より画像形成精度を向上させることができる。
3.前面カバー及び上面カバー
図5,7に示すように、装置本体1aは、プロセスユニット15を着脱するために、開口部2aを開閉可能に覆う前面カバー60が下端部60aを中心に回動して開くようになっているとともに、ユニット収納部2bの上面を覆う上面カバー61が後端部61aを中心に回動して開くようになっている。図6に示すように、上面カバー61の下面にスキャナユニット14が支持されており、また、上面は上述した排紙トレイ45の一部をなしている。
図3に示すように、プロセスユニット15を収納し前面カバー60及び上面カバー61を閉じた状態で、スキャナユニット14のレーザ出射窓23と、ミラーカバー部50とは、プロセスユニット15の収納方向(紙面の略左右方向)において並ぶように設けられている。即ち、レーザプリンタ1は、上下方向において薄型化が図られている。
このような構成では、スキャナユニット14が図3に示す位置で固定されている場合、プロセスユニット15を装置本体1aから引き出す際に、ミラーカバー部50と、レーザ出射窓23とが干渉してしまう。そこで、本実施形態では、図7に示すように、スキャナユニット14を上面カバー61に支持させて、この上面カバー61をも開閉可能とすることで、レーザ出射窓23を上方に逃がして、ミラーカバー部50と干渉しないようにしているのである。また、前面カバー60及び上面カバー61を開放した状態(図5に示す状態)では、開口部2a及びユニット収納部2bの上面が開放されるので、プロセスユニット15をユニット収納部2bから容易に着脱することができる。
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態によれば、装置本体1aからのレーザ光を感光ドラム25上に導く最終反射ミラー24が、プロセスユニット15側に設けられている。従って、最終反射ミラー24と感光ドラム25との位置ずれを防止でき、精度の高い画像形成が可能となる。
(2)また、装置本体1aに対するプロセスユニット15の着脱方向(ユニット収納部2bへのプロセスユニット15の収納方向)に略平行なレーザ光を、プロセスユニット15に設けた最終反射ミラー24によって感光ドラム25上に導くから、プロセスユニット15の着脱方向における位置ずれによる影響をより確実に抑制できる。
(3)更に、最終反射ミラー24に対して直進して入射するレーザ光の光路長よりも短い距離になるよう、最終反射ミラー24と感光ドラム25とを近接配置する構成であるから、最終反射ミラーの傾き誤差による影響を抑制できる(図1参照)。
(4)最終反射ミラー24がミラーカバー部50に覆われた構成になっているから、最終反射ミラー24に接触して位置ずれが生じることを防止できる。また、プロセスユニット15の着脱の際などで最終反射ミラー24を手で触れたりして汚すことも防止できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態では、最終反射ミラー24のみをプロセスユニット15側に設ける構成であったが、これに限らず、例えばレンズ23や反射ミラー20を含めてプロセスユニット15側に設けた構成であってもよい。
(2)ミラーカバー部50のレーザ光導入窓50aは、単に貫通口としたが、例えば光透過部材によって封鎖されたものであってもよい。
(3)上記実施形態に対して、上面カバー61のみ開口し、ここからプロセスユニット15を着脱する構成であってもよい。
光の反射の法則を説明するための模式図 本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの斜視図 レーザプリンタの要部側断面図 プロセスユニットの斜視図 上面カバー及び前面カバーを開放した装置本体の斜視図 上面カバーの斜視図 上面カバー及び前面カバーを開放したレーザプリンタの要部側断面図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
1a…装置本体
2a…開口部
2b…ユニット収納部
14…スキャナユニット
15…プロセスユニット
23…レーザ出射窓(光出射部)
24…最終反射ミラー(反射ミラー)
25…感光ドラム(像担持体)
50…ミラーカバー部(カバー部)
50a…レーザ光導入窓(窓部)
61…上面カバー(上部カバー)

Claims (9)

  1. 像担持体を有し、画像形成装置の装置本体に着脱可能に設けられるプロセスユニットであって、
    前記装置本体側からの出射光を反射させて前記像担持体上に導く反射ミラーが当該プロセスユニット側に設けられていることを特徴とするプロセスユニット。
  2. 前記反射ミラーは、前記装置本体への着脱方向に略平行な出射光を反射して前記像担持体上に導くことを特徴とする請求項1に記載のプロセスユニット。
  3. 前記反射ミラーは、前記像担持体に対して、当該反射ミラーに向かう出射光の光路長よりも短い距離間隔で近接配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスユニット。
  4. 前記反射ミラーは、前記出射光を当該反射ミラー側に通す窓部が形成されたカバー部に覆われていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のプロセスユニット。
  5. 前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載のプロセスユニットと、
    少なくとも側面側に開口部が形成され、その開口部を介して前記プロセスユニットが着脱可能に収納されるユニット収納部を有する装置本体と、
    前記ユニット収納部に収納されたプロセスユニットの前記反射ミラーに向けて光を出射する光出射部を有するスキャナユニットと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記装置本体は、前記ユニット収納部の上方の上部カバーが前記開口部を大きくするように開閉可能に設けられ、
    前記スキャナユニットは、前記上部カバーの下面に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載のプロセスユニットと、
    少なくとも上面側に開口部が形成され、当該開口部を開閉する上部カバーと、前記開口部を介して前記プロセスユニットが着脱可能に収納されるユニット収納部とを有する装置本体と、
    前記上部カバーに支持され、前記ユニット収納部に収納されたプロセスユニットの前記反射ミラーに向けて光を出射する光出射部を有するスキャナユニットと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記光出射部は、前記開口部側から前記ユニット収納部の奥側に位置する前記反射ミラーに向かって光を出射する構成とされ、
    前記上部カバーを閉めた状態で、前記反射ミラーと前記出射部とが、前記プロセスユニットの収納方向において並ぶ構成であることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記像担持体は回転可能に設けられた感光ドラムであり、
    前記ユニット収納部への前記プロセスユニットの収納方向が、前記感光ドラムの回転軸に直交することを特徴とする請求項5〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
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