JP2006046992A - 車載計時装置 - Google Patents

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英正 梅原
Noriaki Misaki
憲明 見崎
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Abstract

【課題】回路構成の大型及び複雑化を招くことなく、瞬断によるリアルタイムクロック回路のカウント値のズレを補正できる車載計時装置を提供する。
【解決手段】車載バッテリ3の瞬断による分周回路21のリセット回数が計数され、リセット回数が2回計数される毎に、リアルタイムクロック回路2のカウンタ値が、1秒進められる。すなわち、分周回路21において、リセットにより失われる平均時間は、略0.5秒の遅れであることに着目し、リセット回数が2回計数される毎に、リアルタイムクロック回路2のカウンタ値を1秒進めるようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載バッテリから電源供給をうけて駆動する分周回路によって水晶発振子の発振信号を分周して得られるパルスを利用して、1秒単位でカウンタ値を増加させるリアルタイムクロック回路を備え、このカウンタ値に基づいて計時する車載計時装置に関する。
車両には、現在時刻等を表示出力するための計時装置が搭載されている。このような計時装置は、水晶発振子の発振信号を分周して得られる、1秒毎に発生されるパルス(1秒パルスとよぶ)を利用して、1秒単位でカウンタ値を増加させるリアルタイムクロック回路を備え、このカウンタ値に基づいて計時するようになっている。
詳しくは、水晶発振子の発振信号は、車載バッテリから電源供給をうけて駆動する分周回路により分周されて、1秒毎に1秒パルスを発生する1ヘルツ信号に変換される。この1ヘルツ信号は、秒カウンタ、分カウンタ及び時間カウンタから構成されるカウンタ回路に与えられる。カウンタ回路では、1秒パルスが秒カウンタに入力されて秒単位の時間を計数し、秒カウンタが60になると、秒カウンタから分カウンタにパルスが出力され、分カウンタが60になると、分カウンタから時間カウンタにパルスが出力されるという具合に、秒、分、時間単位の時間がカウントされていく。
ところで、車載バッテリが劣化した状態においてエンジンが始動されると、車載バッテリの出力電圧が規定値以上に低下して、上記計時装置等を制御するCPUや上記1秒パルスを生成するための分周回路、各カウンタにリセットがかかることがある。そうすると、このリセットにより、各カウンタによるカウント値が失われてしまう。
そこで、上述のようなリセットによるカウンタ値の全喪失を防止するために、例えば、RAMの複数のエリアに1秒毎にカウント値を記憶させておき、リセット復旧後に、複数のエリアに記憶されるカウント値に対して多数決を採る等して、カウント値を復元させる方法が講じられている。なお、本明細書では、1秒以内にリセット復帰する瞬断を前提としている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
実開平7−17660号公報
ところが、上述のようにしてカウント値を復元させても、分周回路において1秒未満の値は、リセットによりクリアされてしまうので、1秒未満の精度での復元はできない。したがって、リセットが重なる毎に、1秒未満の遅延時間が累積されて、最終的には、カウント値に大きなズレが発生してしまう。
そこで、リセットに備えて、電源バックアップ用の大型のコンデンサを追加実装したり、計時装置の動作電圧をできるだけ低くすることが考えられるが、そうすると、回路構成の大型及び複雑化を招いてしまう。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、回路構成の大型及び複雑化を招くことなく、瞬断によるリアルタイムクロック回路のカウント値のズレを補正できる車載計時装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の車載計時装置は、図1(A)に示すように、車載バッテリ3から電源供給をうけて駆動する分周回路21によって水晶発振子の発振信号を分周して得られる、1秒毎に発生される1秒パルスを利用して、1秒単位でカウンタ値を増加させるリアルタイムクロック回路2を備え、このカウンタ値に基づいて計時する車載計時装置であって、前記車載バッテリ3の瞬断による前記分周回路21のリセット回数を計数するリセット回数計数手段1Aと、前記リセット回数が2回計数される毎に、前記リアルタイムクロック回路2のカウンタ値を、1秒進めるカウンタ値補正手段1Bと、を含むことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、車載バッテリ3の瞬断による分周回路21のリセット回数が計数され、リセット回数が2回計数される毎に、リアルタイムクロック回路2のカウンタ値が、1秒進められる。すなわち、分周回路21において、リセットにより失われる平均時間は、略0.5秒の遅れであることに着目し、リセット回数が2回計数される毎に、リアルタイムクロック回路2のカウンタ値を1秒進めるようにしている。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の車載計時装置は、図1(B)に示すように、車載バッテリ3から電源供給をうけて駆動する分周回路21によって水晶発振子の発振信号を分周して得られる、1秒毎に発生される1秒パルスを利用して、1秒単位でカウンタ値を増加させるリアルタイムクロック回路2を備え、このカウンタ値に基づいて計時する車載計時装置であって、前記車載バッテリ3の瞬断の直後には、設計的に設定可能な1秒未満の所定時間で前記1秒パルスに相当する臨時1秒パルスが発生されるように、前記発振信号の新分周比を設定する分周比設定手段1Cと、前記新分周比が設定されてから最初の前記臨時1秒パルスが発生された時点で、前記新分周比をもとの分周比に戻す分周比再設定手段1Dと、を含むことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、車載バッテリ3の瞬断の直後には、設計的に設定可能な1秒未満の所定時間で臨時1秒パルスが発生されるように、発振信号の新分周比が設定され、新分周比が設定されてから最初の臨時1秒パルスが発生された時点で、新分周比がもとの分周比に戻される。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の車載計時装置は、図1(B)に示すように、請求項2記載の車載計時装置において、前記所定時間は、前記水晶発振子の起動開始後の発振安定時間、及びこの車載計時装置に係る演算装置の起動開始後の初期化時間に基づいて定められる、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、水晶発振子の起動開始後の発振安定時間、及びこの車載計時装置に係る演算装置の起動開始後の初期化時間に基づいて定められた所定時間で臨時1秒パルスが発生される。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の車載計時装置は、図1(C)に示すように、車載バッテリ3から電源供給をうけて駆動する分周回路21によって水晶発振子の発振信号を分周して得られる、1秒毎に発生される1秒パルスを利用して、1秒単位でカウンタ値を増加させるリアルタイムクロック回路2を備え、このカウンタ値に基づいて計時する車載計時装置であって、前記車載バッテリ3の瞬断の直後には、設計的に設定可能な1秒未満の所定時間で前記1秒パルスに相当する臨時1秒パルスが発生されるように、前記瞬断の影響を受けないメインクロックで前記リアルタイムクロック回路2を作動させるクロック切替手段1Eと、前記メインクロックの作動に切り替えられてから最初の前記臨時1秒パルスが発生された時点で、前記リアルタイムクロック回路2を通常状態に戻すクロック再切替手段1Fと、を含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、車載バッテリ3の瞬断の直後には、設計的に設定可能な1秒未満の所定時間で臨時1秒パルスが発生されるように、瞬断の影響を受けないメインクロックでリアルタイムクロック回路2が作動され、メインクロックの作動に切り替えられてから最初の臨時1秒パルスが発生された時点でリアルタイムクロック回路2が通常状態に戻される。
請求項1記載の発明によれば、車載バッテリ3の瞬断による分周回路21のリセット回数が計数され、リセット回数が2回計数される毎に、リアルタイムクロック回路2のカウンタ値が、1秒進められる。すなわち、分周回路21において、リセットにより失われる平均時間は、略0.5秒の遅れであることに着目し、リセット回数が2回計数される毎に、リアルタイムクロック回路2のカウンタ値を1秒進めるようにしている。したがって、非常に簡易な手段により、瞬断によるリアルタイムクロック回路2のカウント値のズレを補正できる。
請求項2記載の発明によれば、車載バッテリ3の瞬断の直後には、設計的に設定可能な1秒未満の所定時間で臨時1秒パルスが発生されるように、発振信号の新分周比が設定され、新分周比が設定されてから最初の臨時1秒パルスが発生された時点で、新分周比がもとの分周比に戻される。したがって、分周回路21を制御するだけで、瞬断によるリアルタイムクロック回路2のカウント値のズレを補正できる。
請求項3記載の発明によれば、水晶発振子の起動開始後の発振安定時間、及びこの車載計時装置に係る演算装置の起動開始後の初期化時間に基づいて定められた所定時間で臨時1秒パルスが発生される。したがって、瞬断によるリアルタイムクロック回路2のカウント値のズレを正確に補正できる。
請求項4記載の発明によれば、車載バッテリ3の瞬断の直後には、設計的に設定可能な1秒未満の所定時間で臨時1秒パルスが発生されるように、瞬断の影響を受けないメインクロックでリアルタイムクロック回路2が作動され、メインクロックの作動に切り替えられてから最初の臨時1秒パルスが発生された時点でリアルタイムクロック回路2が通常状態に戻される。したがって、簡易な手段により、瞬断によるリアルタイムクロック回路2のカウント値のズレを補正できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図2は、本発明の各実施形態に共通する車載計時装置のハードウエア構成を示すブロック図である。この車載計時装置は、車載され、図2に示すように、CPU(中央処理装置)1及びRTC(リアルタイムクロック回路)2を含んで構成される。
CPU1には、水晶発振子XT1を組み込んだ発振器11、随時書き込み読み出し可能な記憶回路12及び現在時刻を表示する時刻表示器13が接続されている。記憶回路12には、RTC2から得られるカウンタ値12a及び瞬断によるリセット回数12bが、少なくとも記憶される。時刻表示器13は、例えば、液晶表示装置であり、上記カウンタ値12aを参照して、現在時刻を表示出力する。
RTC2には、水晶発振子XT2を組み込んだ発振器23及び発振回路24が接続されている。RTC2は、分周回路21、並びに、秒カウンタ22s、分カウンタ22m及び時間カウンタ22hから構成されるカウンタ回路22を含んでいる。
発振回路24からは、水晶発振子XT2の発振周波数である、32.768Kヘルツ、又は、4.194304Mヘルツの発振信号が出力され、分周回路21に与えられる。分周回路21は、上記発振信号を分周して、1秒毎に1秒パルスを発生する1ヘルツ信号に変換し、カウンタ回路22に出力する。カウンタ回路22では、1秒パルスが秒カウンタ22sに入力されて秒単位の時間を計数し、秒カウンタ22sが60になると、秒カウンタ22sから分カウンタ22mにパルスが出力され、分カウンタ22mが60になると、分カウンタ22mから時間カウンタ22hにパルスが出力されるという具合に、秒、分、時間単位の時間がカウントされていく。そして、このカウント値がCPU1に与えられる。
上記CPU1及びRTC2は、車載バッテリ3から電源供給される。詳しくは、車載バッテリ3は、直接かつイグニッションスイッチ4を介して、電源回路5に接続されており、電源回路5は、バッテリ電圧をCPU1及びRTC2等の駆動に適した電圧に変換して、CPU1及びRTC2等に与える。また、バッテリ電圧監視回路6は、バッテリ電圧を監視しており、瞬断発生時には、その旨を示すリセット信号を、CPU1及びRTC2に出力する。ここで、瞬断とは1秒以内にリセット復帰することができるバッテリ電圧の低下を意味する。
このような構成において、車載バッテリ3が劣化した状態において、イグニッションスイッチ4が操作されエンジンが始動されると、スターターモータ7の駆動のために、車載バッテリ3の出力電圧が規定値以上に低下してバッテリ電圧監視回路6から上記リセット信号が出力される。そうすると、CPU1及びRTC2、特に、RTC2に含まれる分周回路21にリセットがかかる。リセットがかかると、分周回路21は、1秒未満の値をクリアしてしまうので、そのままだと、リセットの度にクリアされた値がどんどん累積されていくことになるが、以下の第1実施形態〜第3実施形態に係る処理手順によってこの問題を解決する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。図4は、本発明の第2実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。図5は、本発明の第3実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、各フローチャートは、CPU1により実行されるものである。
図3の第1実施形態の処理手順では、ステップS101において、CPU1は、瞬断有無を監視しており(ステップS101のN)、瞬断有りと判定したときには(ステップS101のY)、ステップS102に進む。なお、瞬断有無は上記バッテリ電圧監視回路6から発せられるリセット信号を利用する。
次に、ステップS102において、CPU1は、記憶回路12に記憶しているリセット回数12bをカウントアップする。なお、リセット回数12bの初期値はゼロとする。ステップS102は、請求項中のリセット回数計数手段に対応する。
次に、ステップS103において、CPU1は、上記カウントアップしたリセット回数12bが、2であるか否かを判定する。この判定のためのリセット回数を2とする理由は、この種のリセットにより失われる平均時間は、略0.5秒の遅れであることに着目したものである。0.5秒の遅れは、予め試験により確かめられている値である。
ステップS103において、CPU1は、リセット回数が2でないと判定したときには(ステップS103のN)、次の瞬断を監視すべく、ステップS101に戻り、リセット回数が2であると判定したときには(ステップS103のY)、ステップS104に進む。ステップS104において、CPU1は、RTC2のカウンタ値を1秒進め、続いて、ステップS105において、リセット回数をクリア、すなわち、ゼロに戻して、上記ステップS101に戻る。なお、このように補正されたカウンタ値に基づいて、CPU1は、時刻表示器13に現在時刻を表示させる。ステップS104は、請求項中のカウンタ値補正手段に対応する。
このように、第1実施形態によると、リセットにより失われる平均時間が略0.5秒の遅れであることに着目することにより、非常に簡易な処理により、瞬断によるRTC2のカウント値のズレを補正できる。なお、例えば、リセット回数が4回計数される毎に、リアルタイムクロック回路のカウンタ値を2秒進めるようにしてもよい。要は、リセット回数と予め想定可能な遅延時間の関係を利用して補正すればよい。
図4の第2実施形態の処理手順では、ステップS201において、CPU1は、瞬断有無を監視しており(ステップS201のN)、瞬断有りと判定したときには(ステップS201のY)、ステップS202に進む。なお、瞬断有無は上記バッテリ電圧監視回路6から発せられるリセット信号を利用する。
次に、ステップS202において、CPU1は、分周回路21を制御して、瞬断直後の1秒未満の所定時間で1秒パルス(請求項中の臨時1秒パルスに対応)が発生されるように、分周比(請求項中の新分周比に対応)を設定する。臨時に発生されるこの1秒パルスは、通常の1秒パルスと同等のパルス形状をしているが、通常の1ヘルツの周期を崩して、瞬断直後の1秒未満で発せられる点が、通常の1秒パルスとは異なる。ステップS202は、請求項中の分周比設定手段に対応する。
なお、上記瞬断直後とは、瞬断によるリセット復帰後を意味する。また、上記1秒未満の所定時間は、水晶発振子XT2の起動開始後の発振安定時間、及びこの車載計時装置に係るCPU1(請求項中の演算装置に対応)の起動開始後の初期化時間に基づいて定められる。これら発振安定時間及び初期化時間は、設計的に設定可能であり、事前に把握可能である。
次に、ステップS203において、CPU1は、瞬断直後の最初の1秒パルスを待機しており(ステップS203のN)、最初の1秒パルスが有ると(ステップS203のY)、ステップS204に進んで、分周回路21を制御して、1ヘルツの1秒パルスが発生されるように、通常の分周比に戻して、上記ステップS201に戻る。なお、このように補正されたカウンタ値に基づいて、CPU1は、時刻表示器13に現在時刻を表示させる。ステップS204は、請求項中の分周比再設定手段に対応する。
このように、第2実施形態によると、分周回路21を制御するだけで、瞬断によるRTC2のカウント値のズレを補正できる。特に、設計的に設定可能である、水晶発振子XT2の起動開始後の発振安定時間、及びこの車載計時装置に係るCPU1の起動開始後の初期化時間に基づいて定められるので、RTC2のカウント値のズレを正確に補正できる。
図5の第3実施形態の処理手順では、ステップS301において、CPU1は、瞬断有無を監視しており(ステップS301のN)、瞬断有りと判定したときには(ステップS301のY)、ステップS302に進む。なお、瞬断有無は上記バッテリ電圧監視回路6から発せられるリセット信号を利用する。
次に、ステップS302において、CPU1は、メインクロックでRTC2を作動させ、ステップS303において、瞬断直後の1秒未満の所定時間で1秒パルス(請求項中の臨時1秒パルスに対応)を発生させる。臨時に発生されるこの1秒パルスは、通常の1秒パルスと同等のパルス形状をしているが、通常の1ヘルツの周期を崩して、瞬断直後の1秒未満で発せられる点が、通常の1秒パルスとは異なる。ステップS302、ステップS303は、請求項中のクロック切替手段に対応する。
なお、メインクロックは、例えば、瞬断の影響を受けないCPU1の動作に利用されるクロック等が利用可能である。また、上記瞬断直後とは、瞬断によるリセット復帰後を意味する。また、上記1秒未満の所定時間は、CPU1の起動開始後の初期化時間等に基づいて定められる、設計的に設定可能な時間である。
次に、ステップS304において、CPU1は、瞬断直後の最初の1秒パルスを待機しており(ステップS304のN)、最初の1秒パルスが有ると(ステップS304のY)、ステップS305に進んで、通常クロックでRTC2を作動させ、1ヘルツの1秒パルスが発生されるようにして、上記ステップS301に戻る。なお、このように補正されたカウンタ値に基づいて、CPU1は、時刻表示器13に現在時刻を表示させる。ステップS305は、請求項中のクロック再切替手段に対応する。
このように、第3実施形態によると、メインクロックを利用することにより、非常に簡易に、瞬断によるRTC2のカウント値のズレを補正できる。また、補正時間の設定も容易である。
以上のように、本発明の実施形態によれば、回路構成の大型及び複雑化を招くことなく、瞬断によるリアルタイムクロック回路のカウント値のズレを補正できる。
なお、上記例示した各実施形態は組み合わせることも可能である。例えば、第1実施形態の処理手順に、第2実施形態又は第3実施形態に準じた処理手順を組み合わせることにより、より正確にリアルタイムクロック回路のカウント値のズレを補正できるようになる。
本発明の車載計時装置の基本構成を示すブロック図である。 本発明の各実施形態に共通する車載計時装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 RTC
3 車載バッテリ
4 イグニッションスイッチ
5 電源回路
6 バッテリ電圧監視回路
11、23 発振器
12 記憶回路
13 時刻表示器
21 分周回路
22 カウンタ回路
22s 秒カウンタ
22m 分カウンタ
22h 時間カウンタ

Claims (4)

  1. 車載バッテリから電源供給をうけて駆動する分周回路によって水晶発振子の発振信号を分周して得られる、1秒毎に発生される1秒パルスを利用して、1秒単位でカウンタ値を増加させるリアルタイムクロック回路を備え、このカウンタ値に基づいて計時する車載計時装置であって、
    前記車載バッテリの瞬断による前記分周回路のリセット回数を計数するリセット回数計数手段と、
    前記リセット回数が2回計数される毎に、前記リアルタイムクロック回路のカウンタ値を、1秒進めるカウンタ値補正手段と、
    を含むことを特徴とする車載計時装置。
  2. 車載バッテリから電源供給をうけて駆動する分周回路によって水晶発振子の発振信号を分周して得られる、1秒毎に発生される1秒パルスを利用して、1秒単位でカウンタ値を増加させるリアルタイムクロック回路を備え、このカウンタ値に基づいて計時する車載計時装置であって、
    前記車載バッテリの瞬断の直後には、設計的に設定可能な1秒未満の所定時間で前記1秒パルスに相当する臨時1秒パルスが発生されるように、前記発振信号の新分周比を設定する分周比設定手段と、
    前記新分周比が設定されてから最初の前記臨時1秒パルスが発生された時点で、前記新分周比をもとの分周比に戻す分周比再設定手段と、
    を含むことを特徴とする車載計時装置。
  3. 請求項2記載の車載計時装置において、
    前記所定時間は、
    前記水晶発振子の起動開始後の発振安定時間、及びこの車載計時装置に係る演算装置の起動開始後の初期化時間に基づいて定められる、
    ことを特徴とする車載計時装置。
  4. 車載バッテリから電源供給をうけて駆動する分周回路によって水晶発振子の発振信号を分周して得られる、1秒毎に発生される1秒パルスを利用して、1秒単位でカウンタ値を増加させるリアルタイムクロック回路を備え、このカウンタ値に基づいて計時する車載計時装置であって、
    前記車載バッテリの瞬断の直後には、設計的に設定可能な1秒未満の所定時間で前記1秒パルスに相当する臨時1秒パルスが発生されるように、前記瞬断の影響を受けないメインクロックで前記リアルタイムクロック回路を作動させるクロック切替手段と、
    前記メインクロックの作動に切り替えられてから最初の前記臨時1秒パルスが発生された時点で、前記リアルタイムクロック回路を通常状態に戻すクロック再切替手段と、
    を含むことを特徴とする車載計時装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010169466A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Yazaki Corp 計時誤差自動補正システム及び計時誤差自動補正方法

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