JP2006046695A - 冷凍装置 - Google Patents

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俊光 鎌田
Takashi Yoshioka
俊 吉岡
Haruo Nakada
春男 中田
Shinichiro Kobayashi
真一郎 小林
Teruo Kido
照雄 木戸
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Abstract

【課題】滑水性及び撥水性を有する熱交換面を備える熱交換器を蒸発器として動作させたときに、熱交換器を良好な状態で動作させながら着霜量を低減することができる冷凍装置を提供すること。
【解決手段】プレートフィン3と熱交換パイプ5とを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を室外側熱交換器2として用いた空気調和装置において、空気流の流通方向4に沿って2列に配列されるプレートフィン3のうち、上流側に位置するプレートフィン3に、滑水性及び撥水性を有する表面処理を施す。これによって、熱交換性能が高い上流側のプレートフィン3に凝縮した水滴7は速やかに下方に流下するので、水滴7の凍結が抑制され、着霜量を減少させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、滑水性及び撥水性を有する熱交換面を備えた熱交換器を用いて構成される冷凍装置に関する。
一般的に、熱交換器を蒸発器として動作させる冷凍装置では、熱交換器と熱交換を行う空気の温度が低い場合や蒸発器での蒸発温度が低い場合に、熱交換器の熱交換面に霜が発生する。霜が発生すると熱交換器の熱交換能力が低下し、その結果、冷凍装置の冷凍能力も低下してしまう。
例えば、冷凍装置の一種であるヒートポンプ方式の空気調和装置では、暖房運転時に外気温度が低下すると蒸発器として動作している室外側熱交換器における蒸発温度が低下し、この室外側熱交換器に着霜する。着霜すると、室外側熱交換器の蒸発能力が低下し、その結果、空気調和装置の暖房能力が低下してしまう。そのため、空気調和装置では、室外熱交換器に付着した霜を取り除くための除霜運転が適宜行われる。しかしながら、除霜運転が行われると、除霜運転方式によって異なることがあるが、暖房運転が休止されたり暖房能力が低下したりするため、暖房快感度が低下するという問題がある。
そこで、熱交換器における着霜を遅らせて冷凍運転(冷凍装置の代表例であるヒートポンプ方式の空気調和装置の場合は特に暖房運転)の延長を図ることや、除霜運転時間の短縮を図ることが課題となっている。このような課題に応えるものとして、着霜防止層を熱交換面に設けることによって蒸発器として動作している熱交換器への着霜量を低減しようとする方法が提案されている。この着霜防止層を設ける方法は、熱交換面の滑水性及び撥水性を大きくして着霜を防止する方法である。
着霜防止層を設ける方法として、例えば特許文献1には、特定のオルガノポリシロキサンの100重量部に対して、シラノール基を有する特定のオルガノポリシロキサンを3〜70重量部の割合にて含有する組成物を、熱交換面に塗布・硬化させて塗膜を形成することが記載されている。このように着霜防止層を設けて熱交換面の滑水性及び撥水性を大きくすることによって、熱交換器を蒸発器として動作させたときに熱交換面に凝縮した凝縮水の水滴が速やかに流れ落ちていくので、熱交換面における着霜量を低減することができる。
特開2002−323298号公報
図8は、クロスフィンアンドチューブ型熱交換器におけるプレートフィン部分を拡大して示す断面図である。プレートフィン41の表面には、滑水性及び撥水性を有する塗膜が形成されている。したがって、熱交換器が蒸発器として動作しているときにプレートフィン41に凝縮する水滴42は速やかに下方に流下するので、水滴42が凍結して霜が成長することを抑制することができる。
しかしながら、滑水性及び撥水性を有するプレートフィン41では、水滴42の高さ、即ち隣接するプレートフィン41に向かって突出する突出量が大きくなり、そのため空気流43の通路(2つのプレートフィン41の間)の通風抵抗が大きくなるという問題がある。また、対向するプレートフィン41の水滴42どうしが結合しやすく、結合した水滴が凍結すると空気流43の通路が閉塞し、さらに通風抵抗が増大してしまう。そして、通風抵抗の増大によって、熱交換性能が低下するという問題が生じている。さらに、結合した水滴が凍結すると体積が膨張するので、熱交換器が破壊されてしまうという問題もある。
本発明の目的は、滑水性及び撥水性を有する熱交換面を備える熱交換器を蒸発器として動作させたときに、熱交換器を良好な状態で動作させながら着霜量を低減することができる冷凍装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
前記熱交換器が蒸発器として動作したときに前記フィンの表面に形成される温度境界層が未発達の部位に、滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置である。
請求項2記載の発明は、フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
前記フィンにおける空気流の流通方向上流側部分に、滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置である。
請求項3記載の発明は、前記フィンにおける空気流の流通方向上流側のフィン端面の少なくとも一部に、滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、前記フィンにおける前記滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていない残余の部位の少なくとも一部に、親水処理が施されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
前記熱交換器のフィンにおける空気の出口側端部の少なくとも一部に親水処理を施し、親水処理が施された出口側端部を除いた残余の部位の少なくとも一部に滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置である。
請求項6記載の発明は、フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
前記熱交換器のフィンにおける下方部の少なくとも一部に親水処理を施し、親水処理が施された下方部を除いた残余の部位の少なくとも一部に滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置。
請求項7記載の発明は、フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
前記熱交換器のフィンにおける空気の出口側端部と下方部との少なくとも一部に親水処理を施し、親水処理が施された出口側端部と下方部とを除いた残余の部位の少なくとも一部に滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置である。
請求項1記載の発明によれば、熱交換器が蒸発器として動作しているときにフィンの表面に形成される温度境界層が未発達の部位に、滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されているので、温度境界層が未発達の部位に凝縮する水滴は、速やかに下方に流下する。温度境界層が未発達の部位は熱交換性能が高いので、凝縮した水滴が凍結して霜が発生しやすいが、上記のように水滴が速やかに下方に流下するので、凝縮した水滴が凍結して霜が発生するのを抑制することができる。これによって着霜量を減少させることができる。
請求項2記載の発明によれば、フィンにおける空気流の流通方向上流側部分に、滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されているので、熱交換器が蒸発器として動作しているとき、前記流通方向上流側部分に凝縮する水滴は、速やかに下方に流下する。前記流通方向上流側部分は熱交換性能が高いので、凝縮した水滴が凍結して霜が発生しやすいが、上記のように水滴が速やかに下方に流下するので、凝縮した水滴が凍結して霜が発生するのを抑制することができる。これによって着霜量を減少させることができる。
請求項3記載の発明によれば、フィンにおける空気流の流通方向上流側のフィン端面の少なくとも一部に、滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されているので、熱交換器が蒸発器として動作しているとき、前記フィン端面の滑水性及び撥水性を有する表面に凝縮する水滴は、速やかに下方に流下する。前記フィン端面は熱交換性能が最も高いので、最も霜が発生しやすいが、上記のように水滴が速やかに下方に流下するので、最も霜が発生しやすい部位での霜の発生を抑制することができる。これによって着霜量を減少させることができる。また、上流側部分に表面処理を施す場合に比べて処理する面積が小さくなるので、製造コストを削減することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、フィンにおける滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていない残余の部位の少なくとも一部には親水処理が施されているので、残余の部位の親水処理が施された表面では凝縮した水滴はフィンの表面に対して薄く広がる。これによって、空気の通路の通風抵抗が増大するのを抑えることができる。また、水滴がフィン表面に薄く広がることによって、対向するフィン表面の水滴どうしが結合することが抑制されるので、結合した水滴が凍結して空気流の通路が閉塞するのを防止することができると共に、連結した水滴が凍結することによって熱交換器が破壊されるのを防止することができる。さらに、フィン表面に薄く広がった水が凍結したときでも、フィンの表面に対して高さが低い氷、つまり隣接するフィンに向かって突出する突出量が小さい氷になるので、空気流の通路が閉塞するのを防止することができる。このように親水処理を施したことによって、空気流の通路の通風抵抗の増大が抑制されて熱交換性能が低下するのを抑えることができる。したがって、フィン表面の温度低下を抑えることができるので、水滴の凍結を抑制することができ、その結果、着霜量を減少させることができる。
請求項5記載の発明によれば、熱交換器のフィンにおける空気の出口側端部の少なくとも一部に親水処理が施されており、親水処理が施された出口側端部を除いた残余の少なくとも一部に滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されている。したがって、熱交換器が蒸発器として動作しているときにフィンに凝縮する水滴は、滑水性及び撥水性を有する表面処理によって速やかに下方に流下する。また、水滴が空気流によって押されて出口側端部に移動しやすくなるが、出口側端部に達した水滴は、親水処理が施されている表面では薄く広がる。これによって、出口側端部で通風抵抗が増大するのを抑えることができる。また、対向するフィン表面の水滴どうしが結合することが抑制されるので、結合した水滴が凍結することによって出口側端部が閉塞するのを防止することができると共に、連結した水滴が凍結することによって熱交換器が破壊されるのを防止することができる。さらに、フィン表面に薄く広がった水滴が凍結したときでも、フィンの表面に対して高さが低い氷、つまり隣接するフィンに向かって突出する突出量が小さい氷になるので、出口側端部が閉塞するのを防止することができる。このように出口側端部の少なくとも一部に親水処理を施したことによって、出口側端部の通風抵抗の増大が抑制されて熱交換性能が低下するのを抑えることができる。したがって、水滴がたまりやすい出口側端部の温度低下を抑えることができるので、水滴の凍結を抑制することができ、その結果、着霜量を減少させることができる。
請求項6記載の発明によれば、熱交換器のフィンにおける下方部の少なくとも一部に親水処理が施されており、親水処理が施された下方部を除いたフィンの残余の部位の少なくとも一部に滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されている。したがって、熱交換器が蒸発器として動作しているときにフィンに凝縮する水滴は、滑水性及び撥水性を有する表面処理によって速やかに下方に流下する。また、下方部に達した水滴は、親水処理が施されている表面では薄く広がる。これによって、上述した出口側端部の場合と同様に、下方部の通風抵抗の増大が抑制されて熱交換性能が低下するのを抑えることができる。したがって、水滴がたまりやすい下方部の温度低下を抑えることができるので、水滴の凍結を抑制することができ、その結果、着霜量を減少させることができる。
請求項7記載の発明によれば、熱交換器のフィンにおける出口側端部と下方部との少なくとも一部に親水処理が施されており、親水処理が施された出口側端部と下方部とを除いた残余の部位の少なくとも一部に滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されている。これによって、上述と同様に、出口側端部及び下方部の通風抵抗の増大が抑制されて熱交換性能が低下するのを抑えることができる。したがって、水滴がたまりやすい出口側端部及び下方部の温度低下を抑えることができるので、水滴の凍結を抑制することができ、その結果、着霜量を減少させることができる。
以下、本発明の冷凍装置の実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下の説明では、冷凍装置の一種であるヒートポンプ方式の空気調和装置について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態である空気調和装置1に用いられる室外側熱交換器2の断面図であり、図2は空気調和装置1の冷媒回路図である。
空気調和装置1では、図2に示すように、室外側熱交換器2、膨張弁9、室内側熱交換器10、四路切換弁11及び圧縮機12が冷媒配管で接続されて冷媒回路が構成されている。冷房運転時には、四路切換弁11は図2に示す実線側に設定される。この状態で、圧縮機12から吐出した冷媒は、四路切換弁11、室外側熱交換器2、膨張弁9、室内側熱交換器10、四路切換弁11の順番で循環して圧縮機12に吸入される。このような冷媒の循環によって、室外側熱交換器2は凝縮器として動作し、室内側熱交換器10は蒸発器として動作する。凝縮器として動作する室外側熱交換器2では、ガス冷媒が室外空気と熱交換を行って液冷媒になり、これによって冷媒は室外空気に対して放熱する。蒸発器として動作する室内側熱交換器10では、冷媒が室内空気と熱交換を行って蒸発してガス冷媒になり、これによって室内空気は冷媒によって吸熱されて冷却される。
一方、暖房運転時には、四路切換弁11は図2に示す破線側に設定される。この状態で、圧縮機12から吐出した冷媒は、四路切換弁11、室内側熱交換器10、膨張弁9、室外側熱交換器2、四路切換弁11の順番で循環して圧縮機12に吸入される。このような冷媒の循環によって、室内側熱交換器10が凝縮器として動作し、室外側熱交換器2が蒸発器として動作する。凝縮器として動作する室内側熱交換器10では、ガス冷媒が室内空気と熱交換を行って凝縮し、これによって室内空気は冷媒からの放熱によって加熱される。蒸発器として動作する室外側熱交換器2では、冷媒は室外空気と熱交換を行って蒸発してガス冷媒になり、これによって冷媒は室外空気から吸熱する。
室外側熱交換器2は、図1に示すように、いわゆるクロスフィンアンドチューブ型熱交換器であり、熱交換面を形成する多数のプレートフィン3を互いに間隔をあけて空気流の流通方向4に直交する方向に沿って並べると共に、これらのプレートフィン3に対して、内部を冷媒が流通する熱交換パイプ5を貫通させて構成されている。
室外側熱交換器2では、プレートフィン3は、長手方向が上下方向に平行になるように配置されると共に、プレートフィン3が流通方向4に直交する方向に沿って並べられてなるフィン列が、流通方向4に沿って2列配列されている。プレートフィン3を貫通する熱交換パイプ5は、プレートフィン3の一端部から他端部まで長手方向に沿って等間隔に配置されている。なお、プレートフィンは、フラットフィン、スリットフィン、ワッフルフィンなど、板状のフィンを全て含むものである。室外側熱交換器2の下方には、室外側熱交換器2から流下する水滴を受けて排出するためのドレンパン6が配置されている。
本実施形態では、室外側熱交換器2において、2列のフィン列のうち上流側に位置するフィン列の各プレートフィン3(図1において斜線を付して示す)のみに、滑水性及び撥水性を有する塗膜が形成されており、滑水性及び撥水性が大きくなっている。
したがって、室外側熱交換器2が蒸発器として動作しているとき、上流側のプレートフィン3に凝縮する水滴7は、速やかに下方に流下する。上流側のプレートフィン3は下流側のプレートフィン3に比べて熱交換性能が高いので、凝縮した水滴7が凍結して霜が発生しやすいが、上記のように水滴7が速やかに下方に流下するので、凝縮した水滴7が凍結して霜が発生するのを抑制することができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、熱交換性能が高く霜が発生しやすい部位での霜の発生を抑制できるので、室外側熱交換器2における着霜量を減少させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、フィン列が2列の場合を説明したけれども、フィン列は1列であっても3列以上であってもよい。1列の場合は、各プレートフィン3の上流側半分の部位に、滑水性及び滑水性を有する塗膜を形成すればよい。また、フィン列が3列以上あるときは、最も上流側に位置する1つのフィン列の各プレートフィン3に、滑水性及び撥水性を有する塗膜を形成すればよい。
・上記実施形態では、上流側に位置するプレートフィン3の全体に滑水性及び撥水性を有する表面処理を施したけれども、一部だけに施すようにしてもよい。例えば、上流側に位置するプレートフィン3の上部だけに滑水性及び撥水性を有する表面処理を施すようにしてもよい。
・上記実施形態では上流側のプレートフィン3全体に滑水性及び撥水性を有する表面処理を施したけれども、図1に示すように、上流側のプレートフィン3における空気流の流通方向4上流側のフィン端面3aのみに、滑水性及び撥水性を有する表面処理を施すようにしてもよい。この場合、室外側熱交換器2が蒸発器として動作しているときにフィン端面3aに凝縮する水滴7は速やかに下方に流下する。フィン端面3aは熱交換性能が最も高いので、最も霜が発生しやすいが、上記のように水滴7が速やかに下方に流下するので、最も霜が発生しやすい部位での霜の発生を抑制することができる。これによって、着霜量を一層減少させることができる。また、プレートフィン3全体に表面処理を施す場合に比べて処理する面積、即ち塗膜の量が少なくなるので、製造コストを削減することが可能となる。
・上流側に位置するプレートフィン3のフィン端面3aのみに滑水性及び撥水性を有する表面処理を施す場合は、フィン端面3aの全体に処理を施してもよいし、一部だけに処理を施してもよい。例えば、フィン端面3aの上部だけに滑水性及び撥水性を有する表面処理を施してもよい。
・上記実施形態では熱交換性能が高い部位として上流側のプレートフィン3全体に滑水性及び撥水性を有する表面処理を施したけれども、温度境界層が未発達の部位に滑水性及び撥水性を有する表面処理を施すようにしてもよい。図3は、上流側のプレートフィン3における上流側のフィン端面3a付近を拡大して示す断面図である。図3に示すように、空気流の流通方向4の上流側のフィン端面3aは空気流が直接当たるので、フィン端面3aには温度境界層8はほとんど発達しておらず、プレートフィン3の側面においては上流側から下流側に向かって徐々に温度境界層8が発達していき、一定の幅の温度境界層8になる。温度境界層8が未発達の部位は熱交換性能が高いので、凝縮した水滴が凍結して霜が発生しやすいが、上記のように滑水性及び撥水性によって水滴が速やかに下方に流下するので、凝縮した水滴が凍結して霜が発生するのを抑制することができる。これによって、着霜量を減少させることができる。
・プレートフィン3における滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていない残余の部位には、親水処理を施すようにしてもよい。残余の部位とは、上流側に位置するプレートフィン3全体に滑水性及び撥水性を有する表面処理を施した場合は、下流側に位置するプレートフィン3である。また、上流側に位置するプレートフィン3のフィン端面3aのみに滑水性及び撥水性を有する表面処理を施した場合は、残余の部位とは、上流側のプレートフィン3におけるフィン端面3aを除く部位と下流側に位置するプレートフィン3とである。親水処理は、例えばプレートフィン3がアルミニウムであるときはポリアクリル酸などの親水処理剤を塗布することによって行うことができる。また、プレートフィン3に滑水性及び撥水性処理と親水処理とを施すときは、親水処理を施してから滑水性及び撥水性処理を施してもよいし、逆であってもよい。
親水処理が施された部位では、凝縮した水滴7はプレートフィン3の表面に対して薄く広がる。これによって、空気の通路の通風抵抗が増大するのを抑えることができる。また、水滴7がフィン表面に薄く広がることによって、対向するフィン表面の水滴7どうしが結合することが抑制されるので、結合した水滴7が凍結して空気流の通路が閉塞するのを防止することができると共に、連結した水滴7が凍結することによって室外側熱交換器が破壊されるのを防止することができる。さらに、フィン表面に薄く広がった水が凍結したときでも、プレートフィン3の表面に対して高さが低い氷、つまり隣接するプレートフィン3に向かって突出する突出量が小さい氷になるので、空気流の通路が閉塞するのを防止することができる。このように親水処理を施したことによって、空気流の通路の通風抵抗の増大が抑制されて熱交換性が低下するのを抑えることができる。したがって、フィン表面の温度低下を抑えることができるので、水滴の凍結を抑制することができ、その結果、着霜量を減少させることができる。
・プレートフィン3における滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていない残余の部位に親水処理を施す場合は、残余の部位全体に親水処理を施してもよいし、残余の部位の一部に親水処理を施してもよい。例えば、残余の部位の下方部のみに親水処理を施してもよいし、空気の出口側端部のみに親水処理を施してもよい。
図4は、滑水性及び撥水性を有する表面処理をプレートフィン3に施す方法を説明するための模式図である。図4に示すように、スプレー13から滑水性及び撥水性を有する材料を噴出させてプレートフィン3の表面に滑水性及び撥水性を有する塗膜を形成している。このようにスプレー塗装を用いてプレートフィン3に滑水性及び撥水性を有する表面処理を施すことができるので、ディップ工程によって塗膜を形成する場合に比べて、容易に表面処理を施すことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を、図5〜図8を参照しながら説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の室外側熱交換器2の構成を変更したものであるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の第2実施形態で用いられる室外側熱交換器2aの構成を示す断面図である。室外側熱交換器2aは、いわゆるクロスフィンアンドチューブ型熱交換器であり、熱交換面を形成する多数のプレートフィン3を互いに間隔をあけて空気流の流通方向4に直交する方向に沿って並べると共に、これらのプレートフィン3に対して、内部を冷媒が流通する熱交換パイプ5を貫通させて構成されている。
室外側熱交換器2aでは、プレートフィン3は、長手方向が上下方向に平行になるように配置されると共に、プレートフィン3が流通方向4に直交する方向に沿って並べられてなるフィン列が、流通方向4に沿って2列配列されている。フィン列は、1列であっても、3列以上であってもよい。プレートフィン3を貫通する熱交換パイプ5は、プレートフィン3の一端部から他端部まで長手方向に沿って等間隔に配置されている。なお、プレートフィンは、フラットフィン、スリットフィン、ワッフルフィンなど、板状のフィンを全て含むものである。室外側熱交換器2aの下方には、室外側熱交換器2aから流下する水滴を受けて排出するためのドレンパン6が配置されている。
本実施形態では、室外側熱交換器2aにおいて、プレートフィン3の下方部R1(図5において斜線を付して示す)に親水処理を施し、下方部R1を除いた残余の部位R2に滑水性及び撥水性を有する表面処理を施している。親水処理は、例えばプレートフィン3がアルミニウムであるときはポリアクリル酸などの親水処理剤を塗布することによって行うことができる。また、滑水性及び撥水性を有する表面処理は、滑水性及び撥水性を有する塗膜を形成することによって行うことができる。また、プレートフィン3に滑水性及び撥水性処理と親水処理とを施すときは、親水処理を施してから滑水性及び撥水性処理を施してもよいし、逆であってもよい。
室外側熱交換器2aでは、蒸発器として動作しているときにプレートフィン3に凝縮する水滴7は、滑水性及び撥水性を有する表面処理によって速やかに下方に流下する。また、下方部R1に達した水滴7は、親水処理が施されていることによってプレートフィン3の表面に対して薄く広がる。図6は、プレートフィン3の下方部R1を拡大して示す断面図である。図6に示すようにプレートフィン3表面で水滴7が薄く広がることによって、下方部R1で通風抵抗が増大するのを抑えることができる。また、対向するプレートフィン3表面の水滴7どうしが結合することが抑制されるので、結合した水滴7が凍結することによって下方部R1が閉塞するのを防止することができると共に、連結した水滴7が凍結することによって室外側熱交換器2aが破壊されるのを防止することができる。
さらに、プレートフィン3表面に薄く広がった水滴7が凍結したときでも、プレートフィン3の表面に対して高さが低い氷、つまり隣接するプレートフィン3に向かって突出量が小さい氷になるので、下方部R1が閉塞するのを防止することができる。
このように下方部R1に親水処理を施したことによって、下方部R1での通風抵抗の増大が抑制されて熱交換性能が低下するのを抑えることができる。したがって、水滴7がたまりやすい下方部R1の温度低下を抑えることができるので、水滴7の凍結を抑制することができ、その結果、着霜量を減少させることができる。
図7は、第2実施形態に用いられる他の室外側熱交換器2bの構成を示す断面図である。室外側熱交換器2bは、図5に示す室外側熱交換器2aと類似しているので、同一の構成には同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。室外側熱交換器2bにおいては、プレートフィン3における空気の出口側端部R3(図6において斜線を付して示す)に親水処理を施し、出口側端部R3を除いた残余の部位R4に滑水性及び撥水性を有する表面処理を施している。
室外側熱交換器2bでは、蒸発器として動作しているときにプレートフィン3に凝縮する水滴7は、滑水性及び撥水性を有する表面処理によって速やかに下方に流下する。また、水滴7が空気流によって押されて出口側端部R3に移動しやすくなるが、出口側端部R3に達した水滴7は、親水処理が施されていることによってプレートフィン3の表面に対して薄く広がる。これによって、上述した下方部R1の場合と同様に、出口側端部R3の通風抵抗の増大が抑制されて熱交換性が低下するのを抑えることができる。したがって、水滴7がたまりやすい出口側端部R3の温度低下を抑えることができるので、水滴7の凍結を抑制することができ、その結果、着霜量を減少させることができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、室外側熱交換器2a〜2dにおいて、水滴7がたまりやすい部位である下方部R1又は出口側端部R3に親水処理を施したので、水滴7がたまりやすい部位の通風抵抗の増大を抑えることができると共に、水滴7が凍結することによって室外側熱交換器2a〜2dが破壊されるのを防止することができる。また、通風抵抗の増大が抑制されて熱交換性能が低下するのを抑えることができるので、下方部R1又は出口側端部R3の温度低下を抑えることができる。これによって、下方部R1又は出口側端部R3での水滴7の凍結が抑制されるので、着霜量を減少させることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、下方部R1及び出口側端部R3の一方に親水処理を施しているけれども、下方部R1及び出口側端部R3の両方に親水処理を施してもよい。このように水滴7がたまりやすい2つの部位に親水処理を施すことによって、水滴7の凍結が一層抑制されるので、着霜量をさらに減少させることができる。
・上記実施形態では、プレートフィン3の下方部R1の全体に親水処理を施しているけれども、下方部R1の一部に親水処理を施すようにしてもよい。例えば、下方部R1の中での空気の入口側端部を除く部位に親水処理を施し、入口側端部には、滑水性及び撥水性を有する表面処理を施すようにしてもよい。これは、第1実施形態で説明したようにプレートフィン3における空気の流通方向4の上流側、特にフィン端面は熱交換性能が高く水滴7が凍結して着霜しやすいので、水滴7を速やかに下方に流下させるためである。
・上記実施形態では、出口側端部R3の全体に親水処理を施しているけれども、出口側端部の一部に親水処理を施すようにしてもよい。例えば、出口側端部R3の下方部だけに親水処理を施すようにしてもよい。これは、水滴7は流下するので、出口側端部R3の下方部のほうが上方部よりも水滴がたまりやすいと考えられるからである。
・下方部R1及び出口側端部R3の両方に親水処理を施す場合は、下方部R1及び出口側端部R3の全体に親水処理を施してもよいし、下方部R1の全体と出口側端部R3の一部とに親水処理を施してもよいし、下方部R1の一部と出口側端部R3の全体とに親水処理を施してもよいし、下方部R1の一部と出口側端部R3の一部とに親水処理を施すようにしてもよい。
上記各実施形態では、冷凍装置の一種であるヒートポンプ方式の空気調和装置を例にとり説明したけれども、たとえば冷蔵庫や冷凍庫に本発明を適用してもよい。
本発明は、滑水性及び撥水性を有する熱交換面を備えた熱交換器を用いて構成される冷凍装置に適用することができる。例えば、家庭用及び業務用の空気調和装置、家庭用及び業務用の冷凍庫、家庭用及び業務用の冷蔵庫、家庭用及び業務用の給湯装置などの除霜を必要とする装置に有用である。
本発明の第1実施形態である空気調和装置1に用いられる室外側熱交換器2の断面図。 空気調和装置1の冷媒回路図。 上流側に位置するプレートフィン3における上流側のフィン端面3a付近を拡大して示す断面図。 滑水性及び撥水性を有する表面処理をプレートフィン3に施す方法を説明するための模式図。 第2実施形態で用いられる室外側熱交換器2aの構成を示す断面図。 プレートフィン3の下方部R1を拡大して示す断面図。 第2実施形態に用いられる他の室外側熱交換器2bの構成を示す断面図。 クロスフィンアンドチューブ型熱交換器におけるプレートフィン部分を拡大して示す断面図。
符号の説明
1…空気調和装置、2,2a,2b,2c,2d…室外側熱交換器、3…プレートフィン、3a…フィン端面、4…流通方向、5…熱交換パイプ、6…ドレンパン、7…水滴、8…温度境界層、9…膨張弁、10…室内側熱交換器、11…四路切換弁、12…圧縮機、R1…下方部、R2,R4…残余の部位、R3…出口側端部

Claims (7)

  1. フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
    前記熱交換器が蒸発器として動作したときに前記フィンの表面に形成される温度境界層が未発達の部位に、滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置。
  2. フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
    前記フィンにおける空気流の流通方向上流側部分に、滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置。
  3. 前記フィンにおける空気流の流通方向上流側のフィン端面の少なくとも一部に、滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする請求項2記載の冷凍装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷凍装置において、
    前記フィンにおける前記滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていない残余の部位の少なくとも一部に、親水処理が施されていることを特徴とする冷凍装置。
  5. フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
    前記熱交換器のフィンにおける空気の出口側端部の少なくとも一部に親水処理を施し、親水処理が施された出口側端部を除いた残余の部位の少なくとも一部に滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置。
  6. フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
    前記熱交換器のフィンにおける下方部の少なくとも一部に親水処理を施し、親水処理が施された下方部を除いた残余の部位の少なくとも一部に滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置。
  7. フィンと熱交換パイプとを有するクロスフィンアンドチューブ型熱交換器を用いた冷凍装置において、
    前記熱交換器のフィンにおける空気の出口側端部と下方部との少なくとも一部に親水処理を施し、親水処理が施された出口側端部と下方部とを除いた残余の部位の少なくとも一部に滑水性及び撥水性を有する表面処理が施されていることを特徴とする冷凍装置。
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