JP2006046139A - シリンダヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダヘッドにおいて、燃焼室の高いシール性能を確保してエンジンの高性能化を可能とすると共に冷却性能の向上を図る。
【解決手段】シリンダヘッド13の吸気側ウォータジャケット16と燃焼室側ウォータジャケット17とを第1仕切壁61により仕切ると共に、排気側ウォータジャケット18と燃焼室側ウォータジャケット17とを第2仕切壁62により仕切り、各仕切壁61,62を、ガスケット41のシールラインS上に位置させると共に、連結壁64を介して締結ボルト42のボルトボス部63に連結する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シリンダブロックの上部に締結されることで燃焼室を構成すると共に、エンジン冷却水を導入してエンジンを冷却するウォータジャケットが設けられたシリンダヘッドに関するものである。
一般的な水冷式エンジンでは、シリンダヘッドやシリンダブロックなどに冷却水通路としてウォータジャケットを設け、冷却水を各ウォータジャケットに循環することで、エンジン全体を均一に冷却するようにしている。そして、シリンダヘッドでは、吸気ポート周辺部と燃焼室の上方部と排気ポートの周辺部にそれぞれつながるウォータジャケットが設けられており、エンジンの始動と共に作動するウォータポンプにより冷却水をシリンダヘッドの各部位に流している。ところが、この場合、冷却水をシリンダヘッドの吸気ポート周辺部、燃焼室の上方部、排気ポートの周辺部に効率良く循環させるためにはエアの混入を防止する必要があり、各部位でのウォータジャケットの高さを均一に設定しなければならず、ウォータジャケットが大型化してしまう。そのため、エンジンの始動直後には、冷却水を早期に昇温することができず、エンジンの暖機に時間がかかってしまう。
また、シリンダヘッドでは、エンジンの運転状況により最適な冷却温度が異なり、例えば、エンジン始動時には、噴射燃料の霧化促進のために吸気ポートの近傍をあまり冷却したくなく、エンジン始動後には、触媒活性化のために排気ポートの近傍をあまり冷却したくない。しかし、上述したように、シリンダヘッドのウォータジャケットは、吸気ポート周辺部と燃焼室の上方部と排気ポートの周辺部とが一体となった大容量のものとなっているため、各部位を最適な温度に制御することができず、燃費や排ガス特性の悪化を招いている。
このような問題を解決するものとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された「シリンダヘッド」は、ウォータジャケットを吸気ポート側ウォータジャケットとプラグ周りウォータジャケットと排気ポート側ウォータジャケットとより構成し、エンジンの運転状態に応じて異なる温度の冷却水を各ウォータジャケットに流すとともに、各ウォータジャケットへの冷却水量を制御するものである。
特開2001−164986号公報
上述した特許文献1では、ウォータジャケットを複数に分割して低容量化を図ると共に、エンジンの運転状態に応じて各ウォータジャケットへの冷却水の温度や供給量を制御しており、エンジン暖機時間を短縮することができると共に、各部位を最適な温度に制御することができ、燃費や排ガス特性の悪化を抑制することができる。
近年、エンジンの高性能化により高筒内圧化が進んでおり、燃焼室のシール性の確保が重要なものとなっており、シリンダヘッドとシリンダブロックとをガスケットを介して強固に締結する必要がある。ところが、上述した従来のシリンダヘッドにあっては、ウォータジャケットを分割構造としており、各ウォータジャケットでの水流れを阻害せずに、シリンダヘッドとシリンダブロックとの締結部における燃焼室周りのシールライン上にリブ等を設けて所定の面圧(締結力)を確保することは困難である。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、燃焼室の高いシール性能を確保してエンジンの高性能化を可能とすると共に冷却性能の向上を図ったシリンダヘッドを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のシリンダヘッドは、吸気ポートの周囲に設けられた吸気側ウォータジャケットと、燃焼室の上方に設けられた燃焼室側ウォータジャケットと、排気ポートの周囲に設けられた排気側ウォータジャケットとを有するシリンダヘッドにおいて、前記吸気側ウォータジャケットと前記燃焼室側ウォータジャケットとを仕切る第1仕切壁と、前記排気側ウォータジャケットと前記燃焼室側ウォータジャケットとを仕切る第2仕切壁とを、シリンダブロックと締結することで燃焼室を区画するガスケットのシールライン上に位置させると共に、前記第1仕切壁及び前記第2仕切壁を前記シリンダブロックと締結するためのボルトボス部に連結したことを特徴とするものである。
また、本発明のシリンダヘッドでは、前記吸気側ウォータジャケットと前記燃焼室側ウォータジャケットと前記排気側ウォータジャケットはそれぞれ独立して設けられ、前記各ウォータジャケットへのエンジン冷却水の供給量を調整可能としたことを特徴としている。
本発明のシリンダヘッドによれば、吸気側ウォータジャケットと燃焼室側ウォータジャケットを第1仕切壁により仕切ると共に、排気側ウォータジャケットと燃焼室側ウォータジャケットを第2仕切壁により仕切り、各仕切壁を、シリンダブロックと締結することで燃焼室を区画するガスケットのシールライン上に位置させると共に、シリンダブロックと締結するためのボルトボス部に連結したので、シリンダヘッドとシリンダブロックとを締結する締結力は、ボルトボス部から各仕切壁からガスケットのシールラインに伝わることとなり、燃焼室の周囲を確実にシールして高いシール性能を確保することで、エンジンの高性能化を可能とすることができると共に、各仕切壁により複数のウォータジャケットが設けられているため、冷却性能を向上することができる。
以下に、本発明にかかるシリンダヘッドの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係るシリンダヘッドの水平断面図、図2は、図1のII−II断面図、図3は、ガスケットの平面図、図4は、本実施例のシリンダヘッドが適用されたエンジンにおける冷却装置を表す概略図である。
本実施例のシリンダヘッドが適用されたエンジン冷却装置において、図4に示すように、エンジン11は水冷式直列4気筒エンジンであって、シリンダブロック12の上部にシリンダヘッド13が締結されて構成され、シリンダブロック12には4つの気筒(シリンダボア)14が直列に形成されている。シリンダブロック12には、各気筒14の周囲に位置してウォータジャケット15が形成される一方、シリンダヘッド13には、後述する吸気側ウォータジャケット16と燃焼室側ウォータジャケット17と排気側ウォータジャケット18が形成されている。そして、シリンダブロック12のウォータジャケット15の出口側には冷却水通路19の基端部が連結され、この冷却水通路の先端部は分岐通路20,21,22を介してシリンダヘッド13の吸気側ウォータジャケット16、燃焼室側ウォータジャケット17、排気側ウォータジャケット18の入り口側に連結されており、各分岐通路20,21,22には流量制御弁23,24,25が装着されている。
シリンダブロック12のウォータジャケット15の入り口側にはウォータポンプ26が装着されると共に、このウォータポンプ26の吸入側にはサーモスタット弁27が装着されている。従って、このウォータポンプ26により冷却水をシリンダブロック12及びシリンダヘッド13の各ウォータジャケット15,16,17,18に循環することができる。
シリンダヘッド13の各ウォータジャケット16,17,18の出口側には、第1冷却水循環通路28の基端部が連結されており、この第1冷却水循環通路28の先端部はラジエータ29に連結され、このラジエータ29は第2冷却水循環通路30を介してサーモスタット弁27に連結されている。また、各ウォータジャケット16,17,18の出口側には、バイパス通路31の基端部が連結されており、このバイパス通路31の先端部はサーモスタット弁27に連結されている。更に、排気側ウォータジャケット18の出口側には、第1ヒータ通路32の基端部が連結されており、この第1ヒータ通路32の先端部はヒータ33に連結され、このヒータ33は第2ヒータ通路34を介してサーモスタット弁27に連結されている。
このサーモスタット弁27は、冷却水の温度に応じて開閉するものである。従って、エンジン11の始動直後など冷却水の温度が所定温度以下のときには、バイパス通路31と連通し、エンジン11の始動から所定時間経過後など冷却水の温度が所定温度より高いときには、第2冷却水循環通路30と連通するように構成されている。
また、エンジン11には、高温の冷却水を貯留する蓄熱システム35が設けられており、この蓄熱システム35は電動ポンプ36を有する連結通路37を介して分岐通路20に連結されており、この連結部には三方弁38が装着されている。従って、蓄熱システムの貯留タンクにはエンジン11の作動中に高温となった冷却水が貯留されており、エンジン11の始動時に、電動ポンプ36が駆動して高温の冷却水が連結通路37から三方弁38を通って分岐通路20に導入され、更に吸気側ウォータジャケット16に供給されてエンジン11の吸気側を早期に暖機することができる。
上述したエンジン冷却装置が適用されたエンジン11にて、図1及び図2に示すように、シリンダブロック12の上部にガスケット41を介してシリンダヘッド13が組み付けられ、複数の締結ボルト42により締結されている。シリンダブロック12に形成された4つのシリンダ14にピストン43が摺動自在に嵌合しており、コネクティングロッド44を介して図示しないクランクシャフトに連結されている。
燃焼室45は、シリンダ14とシリンダヘッド13の下面とピストン43の頂面により構成されており、この燃焼室45の上部、つまり、シリンダヘッド13の下面に吸気ポート46及び排気ポート47が対向して形成されており、この吸気ポート46及び排気ポート47に対して吸気弁48及び排気弁49がそれぞれ位置している。この吸気弁48及び排気弁49は、シリンダヘッド13に軸方向に沿って移動自在に支持されると共に、各バルブスプリング50,51により吸気ポート46及び排気ポート47を閉止する方向に付勢支持されている。また、吸気弁48及び排気弁49は、上端部にローラロッカアーム52,53の一端部が連結され、このローラロッカアーム52,53の他端部はラッシュアジャスタ54,55に連結されており、吸気カム56及び排気カム57によりローラロッカアーム52,53を介して吸気弁48及び排気弁49を駆動することができる。
従って、エンジン11に同期して吸気カム56及び排気カム57がローラロッカアーム52,53を作動させ、各吸気弁48及び排気弁49が所定のタイミングで上下移動することで、吸気ポート46及び排気ポート47を開閉し、吸気ポート46と燃焼室45、燃焼室45と排気ポート47とをそれぞれ連通することができる。
シリンダヘッド13には、吸気ポート46に燃料を噴射する燃料噴射弁58が装着される一方、燃焼室45の天井部中央、つまり、各吸気ポート46と各排気ポート47の間のシリンダヘッド13の下面には、点火プラグ59が装着されている。そして、車両には電子制御ユニット(ECU)が搭載されており、このECUは、燃料噴射弁58の燃料噴射タイミングや点火プラグ59による点火時期などを制御可能となっており、検出した吸入空気量、スロットル開度(アクセル開度)、エンジン回転数などのエンジン運転状態に基づいて燃料噴射量、噴射時期、点火時期などを決定している。
また、上述したように、シリンダヘッド13には、吸気ポート46の周囲に設けられた吸気側ウォータジャケット16と、燃焼室45の上方に設けられた燃焼室側ウォータジャケット17と、排気ポート47の周囲に設けられた排気側ウォータジャケット18とを有している。即ち、シリンダヘッド13にて、各気筒14(燃焼室45)の吸気側には円弧状をなす第1仕切壁61がそれぞれ形成される一方、排気側には円弧状をなす第2仕切壁62がそれぞれ形成されている。また、各気筒14(燃焼室45)の外側であって、隣接する各仕切壁61,62の間には締結ボルト42が貫通するボルトボス部63が形成されており、各仕切壁61,62とボルトボス部63とが連結壁64により連結されている。
従って、シリンダヘッド13内の空間部が連続する第1仕切壁61、第2仕切壁62、ボルトボス部63、連結壁64により吸気側ウォータジャケット16と燃焼室側ウォータジャケット17と排気側ウォータジャケット18とが独立して設けられている。そして、第1仕切壁61及び第2仕切壁62は、シリンダヘッド13がガスケット41を介してシリンダブロック12と締結することで燃焼室45を区画するシールラインS上に位置している。
即ち、ガスケット41は、図3に示すように、所定厚さを有する平板形状をなし、エンジン11の各気筒14に対応して4つ開口65が形成されると共に、各締結ボルト42が貫通するボルト孔66が形成されている。そして、各開口65の周囲には若干厚いシール部67が形成されており、この各シール部67がシリンダブロック12とシリンダヘッド13により挟持されて両者に密着することで、この部分のシール性が確保される。従って、このガスケット41の各シール部67に対応してシリンダヘッド13に第1仕切壁61及び第2仕切壁62が形成されており、ここにシールラインSが位置するようになっており、締結ボルト42の締結力(軸力)がボルトボス部63、連結壁64、各仕切壁61,62を伝ってシールラインSに作用することとなり、ガスケット41によるシール性能を向上することができる。
ここで、本実施例のエンジン11の冷却装置の制御について説明する。図4に示すように、エンジン11の始動時には、電動ポンプ36が駆動して蓄熱システム35の高温の冷却水が連結通路37から三方弁38により分岐通路20を通ってシリンダヘッド13の吸気側ウォータジャケット16のみに供給され、エンジン11の吸気側を暖機する。このとき、各流量制御弁23,24,25は閉止しており、低温の冷却水がシリンダヘッド13に導入されることはなく、蓄熱システム35からの高温の冷却水が小容量の吸気側ウォータジャケット16に流れるため、効率的にエンジン11を暖気することができ、吸気ポート46に噴射される燃料噴霧の霧化を促進することができる。
そして、エンジン11が始動されると、電動ポンプ36が停止して三方弁38により連結通路37を閉止する一方、ウォータポンプ26が作動して各流量制御弁23,24,25が微小開度で開放している。この場合、冷却水の温度が所定温度以下であるため、サーモスタット弁27はバイパス通路31と連通することとなり、エンジン冷却水がシリンダブロック12のウォータジャケット15から冷却水通路19及び分岐通路20,21,22を通ってシリンダヘッド13の各ウォータジャケット16,17,18に供給され、バイパス通路31により循環される。従って、低温の冷却水を微速でシリンダヘッド13の各ウォータジャケット16,17,18に流すことで、エンジン11の暖機を促進することができる。
その後、エンジン11が暖気されると、冷却水の温度が所定温度より高くなり、サーモスタット弁27は第2冷却水循環通路30と連通することとなり、エンジン冷却水がシリンダブロック12のウォータジャケット15から冷却水通路19及び分岐通路20,21,22を通ってシリンダヘッド13の各ウォータジャケット16,17,18に供給され、ラジエータ29及びヒータ33に循環される。この場合、エンジン11の低負荷時には、水温センサが検出した冷却水の温度に基づいて各流量制御弁23,24,25の開度を制御することで、シリンダヘッド13の各ウォータジャケット16,17,18に流れる冷却水の温度を均一になるように温度制御し、エンジン11を最適温度に冷却することができる。一方、エンジン11の高負荷時には、各流量制御弁23,24,25の開度を最大に開放することで、シリンダヘッド13の各ウォータジャケット16,17,18に大量の冷却水を流して冷却効率を上げてエンジン11を確実に冷却することができる。
このように本実施例のシリンダヘッドにあっては、シリンダヘッド13の吸気側ウォータジャケット16と燃焼室側ウォータジャケット17とを第1仕切壁61により仕切ると共に、排気側ウォータジャケット18と燃焼室側ウォータジャケット17とを第2仕切壁62により仕切り、各仕切壁61,62を、ガスケット41のシールラインS上に位置させると共に、連結壁64を介して締結ボルト42のボルトボス部63に連結している。
従って、締結ボルト42の締結力は、ボルトボス部63から連結壁62を介して各仕切壁61,62に作用し、この仕切壁61,62からガスケット41のシール部67に作用してシールラインSが確保されることとなり、燃焼室45の周囲を確実にシールして高いシール性能を確保することで、エンジン11の高性能化を可能とすることができると共に、冷却性能を向上することができる。
また、各仕切壁61,62により吸気側ウォータジャケット16と燃焼室側ウォータジャケット17と排気側ウォータジャケット18とに仕切り、エンジン11の運転状態に応じて各ウォータジャケット16,17,18への冷却水の流量を制御している。従って、エンジン11の暖機を促進することができると共に、冷却性能を向上することができる。
なお、上述した実施例では、シリンダヘッド13の各ウォータジャケット16,17,18への供給量を制御するために分岐通路20,21,22にそれぞれ流量制御弁23,24,25を設けたが、この構造に限定されるものではなく、流量制御弁23,24,25に代えてウォータポンプをそれぞれ設けて各ウォータポンプの吐出量を制御するようにしても良い。
また、シリンダヘッド13内に3つのウォータジャケット16,17,18を設けてその流量を独立制御するようにしたが、単に3つのウォータジャケット16,17,18を設けてその仕切壁をシールライン上に位置させると共にボルトボス部に連結するだけでもよく、この場合であっても、燃焼室の高いシール性能を確保することができると共に、冷却性能を向上することができる。
以上のように、本発明に係るシリンダヘッドは、吸気側ウォータジャケットと燃焼室側ウォータジャケットと排気側ウォータジャケットとを仕切る各仕切壁を、ガスケットのシールライン上に位置させると共に、締結ボルトのボルトボス部に連結したものであり、いずれの内燃機関のシリンダヘッドに適用して有用である。
図1は、本発明の一実施例に係るシリンダヘッドの水平断面図である。 図1のII−II断面図である。 ガスケットの平面図である。 本実施例のシリンダヘッドが適用されたエンジンにおける冷却装置を表す概略図である。
符号の説明
11 エンジン
12 シリンダブロック
13 シリンダヘッド
14 気筒(シリンダボア)
15 ウォータジャケット
16 吸気側ウォータジャケット
17 燃焼室側ウォータジャケット
18 排気側ウォータジャケット
23,24,25 流量制御弁
26 ウォータポンプ
27 サーモスタット弁
41 ガスケット
42 締結ボルト
45 燃焼室
46 吸気ポート
47 排気ポート
61 第1仕切壁
62 第2仕切壁
63 ボルトボス部
64 連結壁
67 シール部
S シールライン

Claims (2)

  1. 吸気ポートの周囲に設けられた吸気側ウォータジャケットと、燃焼室の上方に設けられた燃焼室側ウォータジャケットと、排気ポートの周囲に設けられた排気側ウォータジャケットとを有するシリンダヘッドにおいて、前記吸気側ウォータジャケットと前記燃焼室側ウォータジャケットとを仕切る第1仕切壁と、前記排気側ウォータジャケットと前記燃焼室側ウォータジャケットとを仕切る第2仕切壁とを、シリンダブロックと締結することで燃焼室を区画するガスケットのシールライン上に位置させると共に、前記第1仕切壁及び前記第2仕切壁を前記シリンダブロックと締結するためのボルトボス部に連結したことを特徴とするシリンダヘッド。
  2. 請求項1記載のシリンダヘッドにおいて、前記吸気側ウォータジャケットと前記燃焼室側ウォータジャケットと前記排気側ウォータジャケットはそれぞれ独立して設けられ、前記各ウォータジャケットへのエンジン冷却水の供給量を調整可能としたことを特徴とするシリンダヘッド。
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