JP2006046022A - 鋼製枠の縦枠と横枠の接合装置 - Google Patents

鋼製枠の縦枠と横枠の接合装置 Download PDF

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松井重則
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Abstract

【課題】 現場での組立てを容易に行え、現場への搬送を効率的に行える鋼製枠を提供できる。
【解決手段】 上横枠1の長手方向の端縁に平板状の組付部片5を突設し、該組付部片5を、前記端縁が内面に接する縦枠2の内側片4に設けた組付孔8に前記内面側より嵌挿する。該組付孔8より突出する前記接合部片5部に設けた透孔7に弧形状の弾性接合片6を前記縦枠2の長手方向に沿わせて強制的に嵌挿して組付け、該接合片6の両端を前記内側片4の外面に、中間部を前記透孔7の縁部7aにそれぞれ圧接させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、強度性から防火扉の扉枠などに用いている鋼製枠における縦枠と横枠の接合装置に関するものである。
鋼製枠は、その素材の関係から、例えば、アルミサッシのように縦枠等の各枠を互いに組立て自在にすることがむずかしく、工場で各枠を互いに熔接して枠体と成し、現場へと搬送しているのが一般である。
因みに、アルミサッシの場合は、例えば、特許文献1、2で示すようにタッピングねじを用いて縦枠と横枠を接合するようにした構造のものがある。
実公昭48−41140号公報
実用新案登録第2544286号公報
従来は、熔接手段によって各構成枠を組付けて現場へ搬送するのが一般であるので、分解状態で現場へ搬送するのと較べ、体(容)積が大きくなり、必然的にトラックへの積載効率が悪く、運搬コストも嵩む。
なお、前記文献のものは、タッピングねじを螺合する溝をサッシ構成材に設けなければならないので、構成枠の加工上、鋼製枠に適用できない。
本発明は、縦枠と横枠の熔接手段による接合を回避し、縦枠等の現場での組立てを容易に行え、しかも、本発明を適用した鋼製枠としての建込み作業時に何等不都合のない接合装置を提供すべく創案したものである。
縦枠と横枠のいずれか一方の長手方向の端縁に突設した平板状の組付部片を、前記端縁が内面に接する、他方の内側片に設けた組付孔に前記内面側より嵌挿し、該組付孔より突出する前記組付部片部に設けた透孔に、弾性接合片を前記他方の長手方向に沿わせて強制的に嵌挿して組付けて、その両端を前記内側片の外面に、中間部を前記透孔の縁部にそれぞれ圧接させるようにした構成とする。
本発明によれば、組付孔に嵌挿した組付部片に設けた透孔に接合片を嵌挿するだけで、縦横両材を組付られ、従って、現場での両材の組付けを簡単に行うことができ、両材を分解した状態で現場への搬送を支障なく行うことができ、搬送コストの低減を図れる鋼製枠を提供できる。
図面は本発明に係る鋼製枠の縦枠と横枠の接合装置の実施例を示し、図1は一部欠截正面図、図2は図1の平面図、図3は各部の配置関係を示す正面図、図4は接合片の変形例を示す側面図である。
実施例は、上下一対のスチール製の横枠1,1´と左右一対のスチール製の縦枠2,2´を互いに組付けて構成したスチール(ステンレスでも良く、鋼材であれば良い)製枠Aの上、下の横枠1,1´側長手方向の端縁(小口)を、左、右の縦枠2,2´側の内面(枠Aを構成したときの)に接触させるようにした、所謂胴づき接合を用いた前記窓枠Aの4隅の各接合部aに本発明を適用したものであるが、左右の縦枠2,2´の端縁を横枠1,1´の内面(枠Aを構成したときの)に接触させるような胴づき接合に適用しても良いことはいうまでもない。
以下、上枠1と左縦枠2との接合について説明するが、他の組合わせ関係も同様に構成される(例えば、上横材の部材に対して横材の部材のように、対応する各部材に図3で符合を付してある通り、配置乃至方向が異なるだけで)ことは勿論であるので、その説明は省略する。
上横枠1と左縦枠2は、内側片3,4の見込み方向の中間部に段差を設けて、内側方向に突出する一半部を扉の突き当て部1A,2A、他の一半部を扉の嵌合部1B,2Bとするようにした外側面開口の変形断面形状の溝形鋼で構成する。
上横枠1は、前記内側片3の、前記下横枠1´と対向する室内外の各部片3a,3bの長手方向の端縁に、上横枠1の長手方向に沿わせてそれぞれ突設した方形状の組付部片5を備え、該組付部片5に弾性接合片6を嵌挿して組付ける透孔7を設けて構成したものである。
左縦枠2は、前記内側片4の内面、すなわち、前記右縦枠2´と対向する室内外の各部片4a,4bの上端部に、該左縦枠2の上端縁と前記上横枠1の外面(上端縁)が同面上に位置するようにして前記組付部片5に対応するようにして前記組付部片5に対応するようにして組付孔8を設けたもので、組付孔8は組付部片5の板厚と横幅(見込み幅)にほぼ一致するような長孔形で成り、該組付孔8に係合(嵌挿)した組付部片5が組付孔8内で動かないような形状関係にしてある。
前記接合片6は、前記左縦枠2の上下方向に長いほぼ弧形の折り曲げ状の主体部片6aの上端に折り返し状にして突部片6bを連設し、上横枠1の組付部片5側に設けた前記透孔7の見込み幅と横幅(見込み幅)をほぼ一致させて構成したものである。
しかして、左縦枠2の内側片4の各部片4a,4bの上端部に設けた組付孔8に、上横枠1の内側片3の、左縦枠2の前記部片4a,4bに対応する部片3a,3bの端縁に突設した組付部片5をそれぞれ嵌挿し、組付孔8より突出する組付部片5部に設けた透孔7に接合片6の弾性主体部片6aを嵌挿し、主体部片6aの上端側に設けた突部片6bを工具で叩打すると、主体部片6aは僅かに弾性変形して降下し、該主体部片6aの上下の両端が左縦枠2の内側片4の各部片4a,4bに、中間部が主体部片と透孔7の端部7aにそれぞれ圧接した状態にして上横枠1と左縦枠2は互いに接合され、他の3隅もほぼ同様の作業によって得られる接合状態を成すことによって、上、下横枠1,1´と左、右縦枠2,2´とで成る窓枠Aを得るのである。
なお、図4の(a)乃至(f)の各図は接合片6の変形例を示し、このうち、(a)は主体部片6aの中間部に平坦部9を設け、該平坦部9が透孔7の前記縁部7aに圧接するようにしたもので、主体部片6aの両端が部片4a,4bに圧接していると同時にこの平坦部9が透孔縁部7aに圧接することにより、接合片6は尚一層動きにくくなり、両材1,2の安定した接合状態を期待するもので、(b)の接合片6は(a)のものと同旨で突部片6bを省略した他変形例である。
(c)および(d)で示す接合片6は、主体部片6aの中間部の外面側にわずかな溝10を設け、該溝10が前記透孔縁部7aに係止するようにして接合片6の動きを規制するようにしたもので、(d)のものは突部片6bの省略形を示すが、いずれにしても接合片6の透孔7からの抜け止めをしようとするもので、両材1,2の安定した接合状態を意図するものである。
また、(e)および(f)で示す接合片6は、(a)乃至(d)の各接合片6の場合が、主体部片6aを全体として弧形状の形態にするに対し、突部片6bと交叉する直線状(平板状)の形態と成す点において異なり、(f)の場合は、更に、主体部片6aの中間部に切り起こし状にして係止部片10´を設け、該係止片10´を透孔縁部7aに係止するようにしたものである。
鋼製枠(スチール製枠A)は、いずれにしても建屋に固着して用いるものであるから、固着作業中に当該枠形状が維持されれば良いから、(a)乃至(d)の場合は勿論、(e)や(f)のような接合片を用いての接合に不都合は生じない。
一部欠截正面図。 図1の平面図。 各部の配置関係を示す正面図。 接合片の変形例を示す側面図。
符号の説明
1 上横枠
2 縦枠
4 内側片
5 組付部片
6 接合片
7 透孔
7a 縁部
8 組付孔

Claims (1)

  1. 縦枠と横枠のいずれか一方の長手方向の端縁に突設した平板状の組付部片を、前記端縁が内面に接する、他方の内側片に設けた組付孔に前記内面側より嵌挿し、該組付孔より突出する前記組付部片部に設けた透孔に、弾性接合片を前記他方の長手方向に沿わせて強制的に嵌挿して組付けて、その両端を前記内側片の外面に、中間部を前記透孔の縁部にそれぞれ圧接させるようにした、鋼製枠の縦枠と横枠の接合装置。
JP2004232262A 2004-08-09 2004-08-09 鋼製枠の縦枠と横枠の接合装置 Pending JP2006046022A (ja)

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