JP2006044756A - 段ボール製包装箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】短辺側の対向側板3,3の上端に連設され先に閉じられる上蓋形成用フラップ7,7と、長辺側の対向側板2,2の上端に連設され短辺側の対向側板3,3の幅方向中央部において先端同士が互いに突き合わせ状態で閉じられる上蓋形成用フラップ6,6とを備え、この上蓋形成用フラップ6,6の突き合わせ部が粘着テープ12により封緘されるように構成され、この上蓋形成用フラップ6,6には長辺側の対向側板2,2との連設部およびこの上蓋形成用フラップ6,6の両側部から適当幅をあけて凵状にジッパー状カット線6a,6aが形成され、前記上蓋形成用フラップ7,7には短辺側の対向側板3,3との連設部およびこの上蓋形成用フラップ7,7の両側部から適当幅をあけて凵状にジッパー状カット線7a,7aが形成されている。
【選択図】 図1
Description
この特許文献1に開示されているトレイカートンは、上面を全面に亘って開放した直方体状に製箱したトレイカートンにおいて、底面板と左右の側面板との連設部に積重ね繋止孔を、左右の側面板と側面内板との連設部に積重ね繋止突起を形成し、トレイカートンを積重ねたとき、上側のトレイカートンの積重ね繋止孔が下側のトレイカートンの積重ね繋止突起に係合して積重ねできるようになっている。つまり、このトレイカートンは上面が全面に亘って開放されているので、トレイカートンを複数段積重ねようとしても上側のトレイカートンが下側のトレイカートンに落ち込み、積重ねが難しいことから底面板と左右の側面板との連設部に積重ね繋止孔を、左右の側面板と側面内板との連設部に積重ね繋止突起を形成してあるのである。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、蓋板を別に用意する必要がなく、個々に容易に脱着できる蓋部を備え、積重ねも可能な段ボール製包装箱を提供することにある。
図において、1は段ボール板を材料として作られ平面形状が長方形(もしくは正方形)などの矩形の高さの低い包装箱であって、2組の対向側板2,2、3,3と、この対向側板2,2、3,3の下端に連設された底板形成用フラップ4,4、5,5と、この対向側板2,2、3,3の上端に連設された上蓋形成用フラップ6,6、7,7とを備えている。具体的には、2組の対向側板2,2、3,3の内、一方の対向側板2,2の幅が他方の対向側板3,3の幅に比べて長い寸法に設定されて、その長辺側の対向側板2,2の下端に連設された第1の底板形成用フラップ4,4は短辺側の対向側板3,3の幅方向中央部において先端同士が互いに突き合わせ状態となり、続いて短辺側の対向側板3,3の下端に連設された第2の底板形成用フラップ5,5の両端の差込片8,8を長辺側の対向側板2,2の下端との連設線に近接するように前記第1の底板形成用フラップ4,4に形成された差込孔4a,4aに差し込むことにより底板が形成されるようになっている。さらに詳しくは、第2の底板形成用フラップ5,5は第1の2枚の底板形成用フラップ4,4に跨るようにして第1の2枚の底板形成用フラップ4,4の各1つづつの差込孔4a,4aに差込片8,8が差し込まれ、底板の閉塞状態が保持されるものである。なお、第2の底板形成用フラップ5,5には差込孔4a,4aに対する差込片8,8の差し込みを容易に行なえるようにするために短辺側の対向側板3,3の下端との連設線と平行に折り曲げ線9,9が形成されている。つまり、差込孔4a,4aに対する差込片8,8の差し込み時に第2の底板形成用フラップ5,5を折り曲げ線9,9で折り曲げることにより差込孔4a,4aに対する差込片8,8の差し込みを容易に行なえる。前記差込片8,8は第2の底板形成用フラップ5,5の先端より切り込み10を入れることにより形成され、差込片8,8の先端角部にテーパー状のカット部8a,8aが形成されている。そして、第2の各底板形成用フラップ5において2つの切り込み10,10間の板部が押さえ片11となる。
2,3 側板
4,5 底板形成用フラップ
4a 差込孔
6,7 上蓋形成用フラップ
6a,6b,6c ジッパー状カット線
7a,7b ジッパー状カット線
8 差込片
9 折り曲げ線
10 切り込み
11 押さえ片
12 粘着テープ
13 切り取り部
Claims (3)
- 2組の対向側板と、この対向側板の下端に連設された底板形成用フラップと、この対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップとを備えてなり、平面形状が矩形の段ボール製包装箱であって、前記上蓋形成用フラップは1組の対向側板の上端に連設され先に閉じられる上蓋形成用フラップと、他の組の対向側板の上端に連設され1組の対向側板の幅方向中央部において先端同士が互いに突き合わせ状態で閉じられる上蓋形成用フラップとからなり、この他の組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップの突き合わせ部が粘着テープにより封緘されるように構成され、この他の組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップには他の組の対向側板との連設部およびこの上蓋形成用フラップの両側部から適当幅をあけて凵状にジッパー状カット線が形成され、さらに前記1組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップには1組の対向側板との連設部およびこの上蓋形成用フラップの両側部から適当幅をあけて凵状にジッパー状カット線が形成されていることを特徴とする段ボール製包装箱。
- 他の組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップには他の組の対向側板との連設部と平行なジッパー状カット線に接してこのジッパー状カット線で囲まれる部分に半円形にジッパー状カット線が形成されてあり、また1組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップにはこの上蓋形成用フラップの両側部と平行なジッパー状カット線に接してこのジッパー状カット線で囲まれた部分に半円形にジッパー状カット線が形成されていることを特徴とする請求項1記載の段ボール製包装箱。
- 他の組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップには凵状に形成されたジッパー状カット線で囲まれる範囲を2分する位置にジッパー状カット線が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の段ボール製包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004230013A JP2006044756A (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 段ボール製包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004230013A JP2006044756A (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 段ボール製包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006044756A true JP2006044756A (ja) | 2006-02-16 |
Family
ID=36023783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004230013A Pending JP2006044756A (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 段ボール製包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006044756A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016210428A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱及びブランクシート |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49137498U (ja) * | 1973-03-24 | 1974-11-26 | ||
JPH0373932U (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-25 | ||
JP2003515503A (ja) * | 1999-11-30 | 2003-05-07 | エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 一体的把手を設けた小出し箱 |
-
2004
- 2004-08-06 JP JP2004230013A patent/JP2006044756A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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