JP2006043720A - 摩擦点接合方法およびその装置 - Google Patents

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健治 高瀬
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浩二郎 山下
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昭男 橘
Toshiyuki Gendo
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Abstract

【課題】 受け具側に凹痕が付いたり、接合部付近が熱変形したりすることを効果的に抑制することができる摩擦点接合方法およびその装置を提供する。
【解決手段】 回転ツール4と、受け具5とを移動可能であるように準備し、金属部材W2と受け具5との間に、直接受け面15aが受け具5の受け面5aよりも広い面積を有する中間受け治具15を準備し、各接合位置P1において、重ねられた金属部材W1,W2と中間受け治具15とを当接させるとともに中間受け治具15を加熱手段16で加熱し、回転ツール4と受け具5とを各接合位置P1に順次移動させ、回転ツール4を回転させながら受け具5側に移動させ、その先端部4bで金属部材W1,W2を押圧するとともに、中間受け治具15を介して受け具5で押圧力を受け、金属部材W1、W2を摩擦熱で軟化させて塑性流動を生じさせ、この金属部材W1,W2同士を接合させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、摩擦接合の方法およびその装置に関し、特に、金属部材上に点在する複数の接合位置で、順次該金属部材同士を摩擦接合させる摩擦点接合方法およびその装置に関する。
金属部材同士の接合方法として、摩擦接合が近年注目されている。これは、金属部材を重ね、その重ね方向一方側の金属部材に対して回転ツールを回転させながら当接させ、押圧する接合方法である。一般的に、回転ツールは略円柱状であり、その中心軸が回転軸、端面が押圧面とされる。この接合方法によれば、回転ツールの回転と押圧とにより、回転ツールと金属部材との間に摩擦熱が発生し、その摩擦熱によって金属部材が軟化し、塑性流動を引き起こす。その結果、重ねられた金属部材同士が固相接合される。
摩擦接合には、一回の接合に際し、回転ツールを軸方向(押圧方向)にのみ動かして、一点でスポット的に接合させるもの(当明細書では、これを摩擦点接合と称する)と、回転ツールを軸方向に動かして押圧しつつ、接合面と平行にも動かして連続線状に接合させるもの(当明細書では、これを摩擦連続接合と称する)とがある。
図9は、従来の摩擦点接合方法によって金属部材(アルミニウム板)同士を接合する場合の説明図である。(a)は接合直前の状態を示す部分断面図であり、(b)は接合後のアルミニウム板の接合状態を示す断面図である。図9(a)に示すように、2枚の金属部材として第1アルミニウム板W1と第2アルミニウム板W2とが重ねられ(以下これらを総称するときはワークW1,W2という)、受け具5が第2アルミニウム板W2に当接している。そして回転ツール4が回転しながら受け具5に向かって移動する(回転ツール4の動きを矢印で示している)。この後、さらに回転ツール4が移動すると、まず先端突起4aが第1アルミニウム板W1に当接し、センタリングを行いつつ押圧を開始する。さらに移動が進むと、先端面4bが第1アルミニウム板W1に当接し、その回転と押圧とによって大きな摩擦熱を発生させる。この摩擦熱でワークW1,W2が軟化し、塑性流動が生じる。図9(b)に示すように、ワークW1,W2は、回転ツール4の押圧によって周囲に押し上げられるように流動し、互いに複雑な形状となって固相接合している。
なお、受け具5の受け面5aの面積は、回転ツール4の先端面4bの面積と同等(同形状)ないし僅かに広い程度とするのが良い。受け面5aの面積が広すぎると、回転ツール4とワークW1,W2との間に生じる摩擦熱が受け具5側に大量に流出し、ワークW1,W2の温度が摩擦点接合に必要な温度まで上昇し難くなるからである。
摩擦点接合の応用例として、特許文献1には、多関節ロボットの先端に回転ツールと受け具とを備え、複数の接合位置で順次摩擦点接合を行い、板状の金属部材同士を接合させるものが示されている。多関節ロボットを用いることにより、接合位置や接合面の向きが3次元的に変化していても、それに容易に対応することができる。
また摩擦連続接合の例として、特許文献2には、受け具に相当する裏当材を用い、この裏当材が接合範囲(回転ツールが押圧しながら接合面に平行に動く範囲)の全域で押圧力を受けるようにしたものが開示されている。裏当材が金属部材に当接する面積は、摩擦点接合の場合に比べて必然的に広くなる。そこで裏当材からの熱の流出を防止するため、裏当材の材質を低熱伝導率のものとしたり、ヒータ等の加熱手段を内蔵させたりしている。
特開2001−314983号公報 特開2002−79383号公報
しかしながら、上記摩擦点接合には、受け具側の金属部材に受け具が食い込み、凹痕が付き易いという問題があった。上記の例では、図9(b)に示す凹痕W2aがこれに相当する。すなわち、回転ツール4の押圧によって第2アルミニウム板W2と受け具5との間の面圧が上昇するので、受け具5が第2アルミニウム板W2に食い込み、その凹痕W2aが残るのである。また、接合部付近が摩擦熱によって僅かに歪み、これによって接合部の周囲に変形が生じやすくなるという問題もあった。このような凹痕や熱変形のため、外観を重視する部品(例えば自動車ドアのアウタパネル等)の外部に露出する部位にこの摩擦点接合を用いると、その外観を損ねる虞があった。
この問題は、一見、上記従来の摩擦連続接合を行うことによって解決可能であるように思われる。しかしそれは、例えば平板同士を接合する場合のような限られた条件下において有効な対策となり得ても、例えば自動車ドアのインナーパネルとアウターパネルとの接合のように、3次元的に湾曲あるいは屈曲した板状体同士を接合するような場合には有効な対策となり得ない。なぜなら、3次元的に湾曲あるいは屈曲した板状体同士を接合するような場合には、摩擦点接合を用いる工程上の利点が大であるため、摩擦連続接合を行って上記工程上の利点を享受しないのは得策ではないからである。
工程上の利点とは、摩擦連続接合が板状体の形状に沿った専用の裏当材を必要とするのに対し、摩擦点接合では回転ツールに対応する1種類の受け具だけを準備すれば良い点である。特に形状の異なる複数種類のドアパネルを製造するような場合、摩擦連続接合ではそれぞれのドアパネルごとに専用の裏当材を用意しなければならず、工程の自由度が低くなる。これに対し、摩擦点接合では、特許文献1に示すような多関節ロボットを用いることにより、いかなる少量多品種のドアパネルであってもデータ変更のみで容易に対応することができ、工程の自由度を格段に高めることができる。
また、摩擦点接合は摩擦連続接合に比べて、接合部の合計範囲が狭く、合計接合時間を短縮できる点も工程上の利点である。
従って、上記のような摩擦点接合の工程上の利点を享受しつつ、上記凹痕や熱変形が生じないようにすることが望まれていた。
本発明は以上のような事情に鑑み、受け具側に凹痕が付いたり、接合部付近が熱変形したりすることを効果的に抑制することができる摩擦点接合方法およびその装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の摩擦点接合方法は、複数の金属部材を重ね、該金属部材上に点在する複数の接合位置で、順次該金属部材同士を摩擦接合させる摩擦点接合方法であって、上記金属部材の一方の側から回転しつつ押圧する回転ツールと、上記金属部材の他方の側から上記回転ツールの押圧力を受ける受け具とを上記各接合位置間の移動が可能であるように準備し、上記金属部材と上記受け具との間に介在させる治具であって、上記金属部材に当接する直接受け面が、上記受け具の受け面よりも広い面積を有する中間受け治具を準備し、上記各接合位置において、重ねられた上記金属部材と上記中間受け治具とを当接させるとともに該中間受け治具を加熱し、上記回転ツールと上記受け具とを上記各接合位置に順次移動させ、該各接合位置において、上記回転ツールを回転させながら上記受け具側に移動させ、その先端部で上記金属部材を押圧するとともに、上記中間受け治具を介して上記受け具で押圧力を受け、上記金属部材を上記回転ツールとの間に発生する摩擦熱で軟化させて塑性流動を生じさせ、該金属部材同士を接合させることを特徴とする。
この方法は、上記複数の金属部材が、予め3次元形状にプレス成形された金属板部材である場合に用いると好適である。
また上記金属板部材が3枚以上重ねられ、これらの金属板部材同士を摩擦点接合する場合にも適用することができる。
また上記課題を解決するための本発明の摩擦点接合装置は、複数の金属部材を重ね、該金属部材上に点在する複数の接合位置で、順次該金属部材同士を摩擦接合させる摩擦点接合装置であって、上記金属部材の一方の側から回転しつつ押圧する回転ツールと、上記金属部材の他方の側から上記回転ツールの押圧力を受ける受け具と、上記金属部材と上記受け具との間に介在され、上記金属部材に当接する直接受け面が、上記受け具の受け面よりも広い面積を有する中間受け治具と、上記中間受け治具を加熱する加熱手段と、上記回転ツールと上記受け具とを上記各接合位置に順次移動させる移動手段と、上記回転ツールを回転させながら上記受け具側に移動させ、その先端部で上記金属部材を押圧し、これにより発生する摩擦熱で上記金属部材を軟化させて塑性流動を生じさせ、該金属部材同士を接合させる回転ツール駆動手段とを備えることを特徴とする。
上記中間受け治具は、上記加熱手段を内蔵しており、該加熱手段は、上記回転ツールの回転軸方向と合致する接合軸線上に相当する位置に設けられているようにすれば好適である。
また上記中間受け治具は、上記各接合位置にそれぞれ配設されているようにすれば好適である。
さらに上記中間受け治具は、上記直接受け面と垂直な方向の移動が自在な状態で配設されているようにすれば好適である。
上記移動手段は、上記回転ツールおよび上記受け具を装着可能なロボットであるようにすれば好適である。
本発明の摩擦点接合方法によれば、重ねられた複数の金属部材を、該金属部材上に点在する複数の接合位置で、順次摩擦点接合することができる。すなわち、例えば予め3次元形状にプレス成形された金属板部材を接合する場合であっても、専用の裏当材等を準備する必要がなく、工程自由度の高い接合を行うことができる。
その際、回転ツールの押圧力を直接受ける中間受け治具の直接受け面の面積が、受け具の面積よりも大きいので、面圧が低減される。従って、金属部材の中間受け治具への食い込みが抑制される。或いは直接受け面の面積が充分広くなるように設定することにより、この食い込みを実用上なくすことも容易である。従って、金属部材の受け具側に凹痕を生じさせないようにすることができる。さらに接合部付近を広い面積で受けるため、接合部の周囲の熱変形も効果的に抑制することができる。
しかも、中間受け治具は接合前に予め加熱されているので、直接受け面の面積が広くても、回転ツールと金属部材との間に生じる摩擦熱が中間受け部側に流出することが抑制されている。従って金属部材の温度を摩擦点接合に必要な温度まで容易に上昇させることができる。
このように、摩擦点接合によって工程上の自由度を高めつつ、受け具側に凹痕が付いたり、接合部付近が熱変形したりすることを効果的に抑制することができる。この受け具側の接合面を、自動車ドアのアウターパネル等の外部に露出する部位に使用しても外観を損ねることがなく、高い商品性を得ることができる。
なお、この摩擦点接合方法は、2枚の金属部材同士を接合する場合のみならず、3枚以上重ねられた金属板部材同士を接合する場合にも同様の効果を得ることができる。
また、本発明の摩擦点接合装置によれば、上記摩擦点接合方法を具体的に効率良く実施することができる。
この摩擦点接合装置において、中間受け治具が加熱手段を内蔵しており、その加熱手段は、回転ツールの回転軸方向と合致する接合軸線上に相当する位置に設けられているように構成すれば、摩擦熱の流出経路にあたる中間受け治具内部の接合軸線沿いの部分を直接加熱することになるので、より効果的に摩擦熱の流出を抑制することができる。
この装置の中間受け治具は、受け具と一体化して可動側(移動手段によって移動可能とされるユニット)に設けた構成としても良く、金属部材を固定する治具側(固定側)に設けても良い。中間受け治具を固定側に設けた場合には、可動側の構成を、中間受け治具を用いない摩擦点接合の構成(従来技術の構成)と同一にすることができる。従って、中間受け治具を使用する場合と使用しない場合(多少の凹痕や熱変形が許容される部位には必ずしも使用しなくて良い)との段取り替えが容易となる。また同一工程内に、中間受け治具を使用する部位と使用しない部位とを共存させることも容易となる。
また中間受け治具を固定側に設けた場合、その中間受け治具が、上記各接合位置にそれぞれ配設されているように構成すれば、接合位置以外の箇所に中間受け治具を設ける必要がない。つまり中間受け治具の総体積を必要最小限とすることができるので加熱効率を向上させることができる。また、直接受け面の形状(曲率等)が異なる数種類の中間受け治具を予め準備しておき、金属部材の形状に応じて中間受け治具を選択使用するというような中間受け治具の標準化を図り、生産効率をより高めることができる。
また、中間受け治具を、直接受け面と垂直な方向の移動が自在な状態で配設すると、接合時の金属部材の押圧方向の微小な変形に対して柔軟に追従することができ、回転ツールから受け具までの部材間に隙間が空くことを確実に防止することができる。すなわち回転ツールの押圧力を常に完全に受け具で受けることができるので、安定的に適正な接合を得ることができる。
そして、上記移動手段が、上記回転ツールおよび上記受け具を装着可能なロボットであるように構成すれば、接合位置や接合面の向きが3次元的に変化していても、ロボットの制御データを変更するだけで、容易に対応することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る摩擦点接合装置50の、可動側装置構成50aの概略構成図である。摩擦点接合装置50は、図1に示す可動側装置構成50aと、図5に示す固定側装置構成50b(主に受けブロック15とヒータ16とからなる)とで構成されている。摩擦点接合装置50は、複数の金属部材を重ね、該金属部材上に点在する複数の接合位置で、順次該金属部材同士を摩擦接合させる装置である。当実施形態における金属部材は、予め3次元形状にプレス成形された金属板部材であり、具体的にはアルミニウム合金などからなる第1アルミニウム板W1と第2アルミニウム板W2(図7(a)参照)である。なお以下第1アルミニウム板W1と第2アルミニウム板W2とを総称するときはワークW1,W2という。
まず可動側装置構成50aについて説明する。図1に示すように、可動側装置構成50aは、ロボット2と、そのロボット2の手首に取付けられる接合ガン1と、それらを制御する制御盤3とを備えている。
接合ガン1には、接合用工具6が装着されている。接合用工具6は、後に詳述する通り、接合軸C上においてワークW1,W2を摩擦点接合するための工具である。
ロボット2として、例えば汎用の6軸垂直多関節型ロボットが用いられる。このロボット2は、接合ガン1を3次元的に移動させる移動手段として機能する。
制御盤3は、ロボット2にハーネス31を介して接続されると共に、接合ガン1に、ハーネス33、中継ボックス34、ハーネス32を介して接続されている。この制御盤3は、ロボット2の6軸と、接合ガン1に搭載された後述の回転軸モータ11及び接合軸モータ12の2軸の合計8軸を同期制御するように構威されている。
図2は接合ガン1の正面図、図3は図2に示す接合ガン1の左側面図である。これらの図に示すように、接合ガン1は、主にフレーム7と接合ユニット8とからなる。フレーム7は、取付け部7aと、アーム部7bとを備えている。取付け部7aの上面にはロボット2の手首に取付けるためのロボット取付け部9が設けられている。また取付け部7aの側面には接合ユニット8が設けられている。アーム部7bは略L字状に形成されており、その一端側が取付け部7aの下端部に取付けられている一方、他端側は、接合ユニット8の配置側へと延びており、その他端側の先端部には、接合用工具6の一部として、回転ツール4の押圧力を受ける受け具5が設けられている。
接合ユニット8は、回転ツール4の回転動作と押圧動作とにより摩擦点接合を行うように構成された回転ツール駆動手段であって、駆動機構41と、回転用駆動源としての回転軸モータ11と、押圧用駆動源としての接合軸モータ12と、接合動作部13とを備えている。接合動作部13の下端には、接合用工具6の一部としての回転ツール4が設けられている。
駆動機構41は、ケース42の内部に接合動作部13の上部を格納し、この接合動作部13をケース42に対し(即ちフレーム7に対し)回転自在かつ接合軸C方向の移動自在に支持している。そして、回転軸モータ11の動力および接合軸モータ12の動力が、カバー45の内部に備える図外のベルト機構等によって接合動作部13に伝達されるように構成されている。
回転軸モータ11は、回転ツール4を回転させるための動力源であって、駆動機構41を介して接合動作部13を回転軸Rまわりに回転させる。回転軸モータ11としては、インダクションモータやサーボモータを用いるのが好適である。
接合軸モータ12は、回転ツール4でアルミニウム板W1を押圧するための動力源であって、駆動機構41を介して接合動作部13を接合軸Cに沿って移動させる。接合軸Cは回転軸Rと合致するように設定されている。接合軸モータ12としてはサーボモータを用いるのが好適である。
回転ツール4は、略円柱状に成形され、その中心軸が回転軸Rと合致するように接合動作部13に着脱可能に装着されている。回転ツール4の先端面4bは、ワークW1,W2を押圧する押圧面となっている。先端面4bの中央には、押圧時に主にセンタリングを行うための先端突起4aが設けられている。回転ツール4は、外径や先端面4bの形状が異なるものが複数種類準備されており、接合条件(板厚等)に応じて最適なものを選択して接合動作部13に装着できるようになっている。
受け具5は略円柱状で、その中心軸が接合軸Cと合致するようにアーム部7bに固定されている。受け具5は、対応する回転ツール4と同径ないし僅かに大きい径のものを選択してアーム部7bに装着できるようになっている。
図4は、当実施形態で接合する第1アルミニウム板W1と第2アルミニウム板W2とを、より具体的に示すアルミニウム合金製のドアパネル60の斜視図である。ドアパネル60は、主にインナーパネル61(第1アルミニウム板W1に相当)とアウターパネル62(第2アルミニウム板W2に相当)とからなる。インナーパネル61とアウターパネル62とは多数の接合位置P1,P1,・・・,P2,P2・・・(以下それぞれP1,P2と記す)で摩擦点接合される。ドアパネル60は、自動車のリヤドアとして使用されるが、図4に示す接合位置P1は、その前縁に相当し、図外のフロントドアとの重合部に配されている。したがって、フロントドアを閉めた状態では接合位置P1の接合部が隠れるが、フロントドアを開けた状態では接合位置P1の接合部が外部に露出するようになっている。
図5は、ドアパネル60を治具にセットした状態を示す部分断面図であり、ドアパネル60については図4のIII−III位置の断面を示す。ドアパネル60は、インナーパネル61とアウターパネル62とが接合位置P1周辺で重ねられた状態で、インナーパネル61を上側にしてワーク支持具25および受けブロック15に支持されている。ワーク支持具25は、第2アルミニウム板W2の全面に亘って複数の適所に設けられている。ワーク支持具25はボルト23でイケール26に固定され、イケール26は治具ヘッド28に固定されている。
受けブロック15は、特に接合位置P1でドアパネル60を支持する部材である。図6は、受けブロック15の周辺を示す拡大斜視図である。受けブロック15の周辺の支持構造について図6も参照しつつ説明する。
受けブロック15は、接合位置P1でドアパネル60のアウターパネル62側を支持する部材であるとともに、接合時にはアウターパネル62と受け具5との間に介在する中間受け治具として機能する。受けブロック15は、磨耗防止の表面処理が施された鋼からなる略直方体のブロックである。受けブロック15の上面はアウターパネル62に直接当接する直接受け面15aとなっており、下面は受け具5の受け面5aと当接するブロック下面15cとなっている。直接受け面15aは、受け具5の受け面5aよりも充分広い面積を有している。受けブロック15の側面視両側には、ブロック下面15cよりも下方に延びる一対のブロック脚部15bが形成されている。従って、受けブロック15は全体として側面視でコ字形状をなしている(図6参照)。
受けブロック15の直接受け面15aとブロック下面15cとの間で、接合軸C上に相当する位置にはヒータ16が内蔵されている。ヒータ16は、コード17を介して図外の電源に接続されており、電源オンで受けブロック15を加熱する加熱手段となっている。受けブロック15とヒータ16とは、摩擦点接合装置50の固定側装置構成50bを構成している。
受けブロック15は、受けブロック支持具20に支持されている。受けブロック支持具20はボルト23でイケール21に固定されており、イケール21は治具ヘッド28に固定されている。受けブロック支持具20の上部には、ブロック脚部15bが嵌挿される一対の脚部ケース20aが形成されている。受けブロック15は、ブロック脚部15bを脚部ケース20aに嵌挿することによって受けブロック支持具20に支持されているが、完全には固定されておらず、所定範囲内(5〜10mm)で上下方向(直接受け面15aと垂直な方向)に移動可能となっている。
なお、主に受けブロック15およびヒータ16からなる固定側装置構成50bは、接合位置P1ごとにそれぞれ設けられている。受けブロック15の形状、特に直接受け面15aの形状(曲率等)は、当接する部位のアウターパネル62の形状に応じて、個別に変更しても良い。或いは、直接受け面15aの形状が異なる数種類の受けブロック15を予め準備しておき、当接する部位のアウターパネル62の形状に応じて受けブロック15を選択使用するような標準化を行っても良い。
受けブロック支持具20は、1台で複数の受けブロック15を支持できるように構成しても良い。同様にイケール21は、1台で複数の受けブロック支持具20を固定できるように構成しても良い。
次に、摩擦点接合装置50を用いて、インナーパネル61(第1アルミニウム板W1)とアウターパネル62(第2アルミニウム板W2)とを摩擦点接合する方法(摩擦点接合装置50の作動)について説明する。
ます可動側装置構成50a側の準備として、接合条件(インナーパネル61およびアウターパネル62の板厚等)に応じ、回転ツール4および受け具5を適宜選択し、それぞれ接合動作部13およびアーム部7bに装着する。また接合位置P1,P2の全ての3次元的位置データ(接合軸Cの方向を含む)を制御盤3に入力する。
一方、固定側装置構成50b側の準備として、ドアパネル60を図5に示すようにワーク支持具25および受けブロック15に支持された状態にして位置決めし、固定する。そしてコード17に接続されている図外のヒータ電源をオンにし、ヒータ16を作動させ、受けブロック15を加熱する。
準備完了後、ロボット2は接合ガン1を順次接合位置P1に移動させ、摩擦点接合を行う。接合位置P1で摩擦点接合を行う際には、まずアーム部7b(フレーム7)を作動させて受け具5の受け面5aと受けブロック15のブロック下面15cとを当接させる(図7(a)参照)。この図7(a)に示す状態から、回転ツール4を回転させながら受け具5側に移動させる。すると、まず先端突起4aがインナーパネル61に当接してセンタリングを行い、続いて、より広い面積を有する先端面4bがインナーパネル61に当接する。
先端面4bがインナーパネル61に当接すると、回転ツール4の回転と押圧とによって大きな摩擦熱が発生する。この摩擦熱でインナーパネル61が軟化し、塑性流動が生じてインナーパネル61とアウターパネル62とが固相接合される。
回転ツール4をインナーパネル61に押圧すると、その押圧力によって接合部付近が一時的に僅かに変形し、受けブロック15から浮き上がろうとすることがある。そのような場合でも、受けブロック15が上下動自在とされていることにより、上下方向の変形に柔軟に追従することができる。つまり回転ツール4から受け具5までの部材間に隙間が空くことを確実に防止することができる。こうして回転ツール4の押圧力を常に完全に受け具5で受けることができるので、安定的に適正な接合を得ることができる。
所定時間(0.6〜0.8s程度)の押圧後、接合ユニット8が回転ツール4を回転させながら受け具5から遠ざける方向に移動させ、接合が完了する。
図7(b)は、接合後のインナーパネル61及びアウターパネル62の接合状態を示す断面図である。この図に示すように、インナーパネル61及びアウターパネル62は、回転ツール4の押圧によって周囲に押し上げられるように流動し、互いに複雑な形状となって固相接合している。ここで、アウターパネル62の受け具5側(受けブロック15側)には従来見られた凹痕(図9(b)に示す凹痕W2a参照)が見られない。これは、受け具5の受け面5aよりも充分広い面積を有する受けブロック15の直接受け面15aで押圧力を受けるようにしたため、面圧が低下したことによる。また、接合部付近を広い面積で受けているため、従来見られた接合部の周囲の熱変形が抑制されている。
こうしてドアパネル60は、アウターパネル62上で外部に露出する接合位置P1の接合部が、凹痕や熱変形のない平滑な面となっているので、外観を損ねることがなく、高い商品性が得られている。
なお、受けブロック15がヒータ16によって予め加熱されるので、直接受け面15aの面積が大きくても、回転ツール4とインナーパネル61やアウターパネル62との間に生じる摩擦熱が受けブロック15側に流出することが効果的に抑制されている。しかもヒータ16が受けブロック15に内蔵されており、熱の流出経路である接合軸C上に相当する位置に配設されているので、一層効果的に熱の流出が抑制されている。従って、インナーパネル61及びアウターパネル62の温度を摩擦点接合に必要な温度まで容易に上昇させることができ、適正な接合がなされるようになっている。
当該接合位置P1での接合が完了すると、ロボット2が接合ガン1を次の接合位置P1または接合位置P2へ移動させ、順次同様に接合を行わせる。このとき、接合位置P1,P2の位置や接合軸Cの方向が3次元的に変化していても、制御盤3に入力済みの制御データに基づき、的確かつ迅速に接合を行わせることができる。
また、接合位置P1では受けブロック15を用いた摩擦点接合を行い、接合位置P2では受けブロック15を用いない、従来の摩擦点接合を行うようにしても良い。その場合でも、可動側装置構成50aの構成は共通なので、段取り替え等の作業を必要とせず、接合位置P1での接合後、直ちに自動的に接合位置P2での接合に移行することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態における摩擦点接合の説明図であり、(a)は接合直前の状態を示す部分断面図、(b)は接合後の状態を示す断面図である。なお当実施形態において、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
当実施形態の摩擦点接合装置50は、接合動作部13に3枚接合用の回転ツール4’が装着されている点を除いては第1実施形態の装置と同様なので詳細な説明を省略する。回転ツール4’は、先端部に先端突起4aを有し、さらに先端面4b’が段付き構造(2段)になっている。
3枚の金属部材は、回転ツール4’に近い方から、第1アルミニウム板W1、第3アルミニウム板W3、第2アルミニウム板W2(総称するときはワークW1,W3,W2という)の順に重ねられている。第2アルミニウム板W2の下面は受けブロック15の直接受け面15aに当接している。
接合に際しては、第1実施形態と同様、まず予めヒータ16で受けブロック15を加熱しておき、受け具5で受けブロック15を支持する。次に回転ツール4’を回転させるとともに受け具5側に移動させる。そして先端突起4aを第1アルミニウム板W1に当接させ、さらに押圧して先端面4b’を第1アルミニウム板W1から第3アルミニウム板W3へと当接させ、大きな摩擦熱を発生させる。この摩擦熱はヒータ16の加熱によって受けブロック15側への流出が抑制されているので、ワークW1,W3,W2の温度を充分高め、軟化させ、塑性流動を生じさせて互いに固相接合させることができる。
図8(b)に示すように、第1アルミニウム板W1,第3アルミニウム板W3および第2アルミニウム板W2は、回転ツール4’の押圧によって周囲に押し上げられるように流動し、互いに複雑な形状となって固相接合している。そして第1実施形態と同様、第2アルミニウム板W2には直接受け面15aによる凹痕や熱変形がなく、平滑な面が維持されている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変形を行っても良い。例えば、金属部材の材質として、必ずしもアルミニウムに限定するものではなく、マグネシウム、銅その他の材質であっても良い。また接合する金属部材は4枚以上の金属板部材であっても良い。
また、直接受け面15aの面積は、回転ツール4の押圧力の大きさ、金属部材の強度、凹痕や熱変形の許容レベル等に応じて適宜設定すれば良いが、ヒータ16への供給電力の増大を抑制するため、また治具レイアウトの自由度を高めるためにも必要最小限の広さとすることが望ましい。
本発明の第1実施形態に係る摩擦点接合装置の可動側装置構成の概略図である。 上記実施形態の接合ガンの正面図である。 図2に示す接合ガンの左側面図である。 接合する具体的な金属部材であるドアパネルの斜視図である。 インナーパネルとアウターパネルとからなるドアパネルを治具にセットした状態を示す部分断面図である。 受けブロック(中間受け治具)の周辺を示す拡大斜視図である。 インナーパネルとアウターパネルとの摩擦点接合の説明図であって、(a)は接合直前の状態を示す部分断面図、(b)は接合後の状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る、3枚の金属板部材を接合する場合の説明図であって、(a)は接合直前の状態を示す部分断面図、(b)は接合後の状態を示す断面図である。 従来技術の摩擦点接合の説明図であって、(a)は接合直前の状態を示す部分断面図、(b)は接合後の状態を示す断面図である。
符号の説明
2 ロボット(移動手段)
4 回転ツール
4b 先端面
5 受け具
5a 受け面
8 接合ユニット(回転ツール駆動手段)
15 受けブロック(中間受け治具)
15a 直接受け面
16 ヒータ(加熱手段)
50 摩擦点接合装置
C 接合軸
P1,P2 接合位置
R (回転ツールの)回転軸
W1 第1アルミニウム板(金属部材、金属板部材)
W2 第2アルミニウム板(金属部材、金属板部材)
W3 第3アルミニウム板(金属部材、金属板部材)

Claims (8)

  1. 複数の金属部材を重ね、該金属部材上に点在する複数の接合位置で、順次該金属部材同士を摩擦接合させる摩擦点接合方法であって、
    上記金属部材の一方の側から回転しつつ押圧する回転ツールと、上記金属部材の他方の側から上記回転ツールの押圧力を受ける受け具とを上記各接合位置間の移動が可能であるように準備し、
    上記金属部材と上記受け具との間に介在させる治具であって、上記金属部材に当接する直接受け面が、上記受け具の受け面よりも広い面積を有する中間受け治具を準備し、
    上記各接合位置において、重ねられた上記金属部材と上記中間受け治具とを当接させるとともに該中間受け治具を加熱し、
    上記回転ツールと上記受け具とを上記各接合位置に順次移動させ、
    該各接合位置において、上記回転ツールを回転させながら上記受け具側に移動させ、その先端部で上記金属部材を押圧するとともに、上記中間受け治具を介して上記受け具で押圧力を受け、上記金属部材を上記回転ツールとの間に発生する摩擦熱で軟化させて塑性流動を生じさせ、該金属部材同士を接合させることを特徴とする摩擦点接合方法。
  2. 上記複数の金属部材は、予め3次元形状にプレス成形された金属板部材であることを特徴とする請求項1記載の摩擦点接合方法。
  3. 上記金属板部材が3枚以上重ねられ、これらの金属板部材同士を摩擦点接合することを特徴とする請求項2記載の摩擦点接合方法。
  4. 複数の金属部材を重ね、該金属部材上に点在する複数の接合位置で、順次該金属部材同士を摩擦接合させる摩擦点接合装置であって、
    上記金属部材の一方の側から回転しつつ押圧する回転ツールと、
    上記金属部材の他方の側から上記回転ツールの押圧力を受ける受け具と、
    上記金属部材と上記受け具との間に介在され、上記金属部材に当接する直接受け面が、上記受け具の受け面よりも大きな面積である中間受け治具と、
    上記中間受け治具を加熱する加熱手段と、
    上記回転ツールと上記受け具とを上記各接合位置に順次移動させる移動手段と、
    上記回転ツールを回転させながら上記受け具側に移動させ、その先端部で上記金属部材を押圧し、これにより発生する摩擦熱で上記金属部材を軟化させて塑性流動を生じさせ、該金属部材同士を接合させる回転ツール駆動手段とを備えることを特徴とする摩擦点接合装置。
  5. 上記中間受け治具は、上記加熱手段を内蔵しており、該加熱手段は、上記回転ツールの回転軸方向と合致する接合軸線上に相当する位置に設けられていることを特徴とする請求項4記載の摩擦点接合装置。
  6. 上記中間受け治具は、上記各接合位置にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項4または5記載の摩擦点接合装置。
  7. 上記中間受け治具は、上記直接受け面と垂直な方向の移動が自在な状態で配設されていることを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の摩擦点接合装置。
  8. 上記移動手段は、上記回転ツールおよび上記受け具を装着可能なロボットであることを特徴とする請求項4乃至7の何れか1項に記載の摩擦点接合装置。
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