JP2006042541A - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 定着装置の温度制御に於いて、AC電源15にサージノイズ等の外乱が印加されると、AC電源15の近傍に配置されているゼロクロス検出部33が誤動作し、トリガ信号(ACTRG−N)が変動するのを排除すること。
【解決手段】 内部電源供給部32のニュートラルラインとゼロクロス検出部33のニュートラルラインとをコンデンサCによって高周波結合させ、両ニュートラルライン間でのノイズの高周波成分に基づく電位差の発生を緩和させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ノイズ対策を施した電源装置、及び、該電源装置を用いた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置は、外部から受け入れる商用周波数の交流電源(以降AC電源と記す)を全波整流し、直流電源として内部機器へ供給している。また、装置内部に配置されている定着装置の温度制御は、AC電源をスイッチング素子を用いてオン・オフし、ハロゲンランプに供給する電力量を制御することによって行われている。スイッチング素子のオン・オフには、通常、AC電源のゼロクロス点に同期させたトリガ信号が用いられる。ところが、例えば、AC電源にサージノイズ等の外乱が印加されると、ゼロクロス点が変動したり、あるいは、スイッチング素子が動作不能に陥る等して、温度制御が誤動作する場合も発生する。従って、定着装置の温度制御に於ける、外乱ノイズ防御対策は、重要な技術的課題になっており、種々の技術が公開されている(例えば特許文献1参照)。
一方、画像形成装置の汎用性の拡大を目的として、AC電源として、AC100ボルト、及びAC200ボルトでの共用化が求められている。この目的を達成するために、通常、電源装置の内部に、倍圧整流回路と、この倍圧整流回路の採用・不採用を簡単に切り換えることが出来る切換機構が配置されている。画像形成装置の出荷先(国)に応じて、この倍圧整流回路の採用・不採用を切り換えて出荷することとしている。従って、倍圧整流回路の採用・不採用によって、ノイズ防護回路も本来2種類備え、出荷先(国)に応じて切り換えなければノイズ防護回路の機能を果たさないことになる。
特開2004−13668号公報
解決しようとする問題点は、定着装置の温度制御に於いて、AC電源にサージノイズ等の外乱が印加されると、トリガ信号が変動し、温度制御が誤動作する点と、AC100ボルト電源、及びAC200ボルト電源での共用化を進めると、倍圧整流回路の採用・不採用によってノイズ防護回路も2種類備え、出荷先(国)に応じて切り換えなければノイズ防護回路の機能を果たさなくなるという点である。
本発明では、上記倍圧整流回路を採用しない状態では、装置外部からAC電源を受け入れて内部機器へ直流電圧を供給する内部電源供給部のニュートラルラインと、ゼロクロス点を検出するゼロクロス検出部のニュートラルラインとを高周波結合させ、両ニュートラルライン間でのノイズ成分による電位差の発生を減少させるノイズ成分除去部を備えることを特徴とする。しかしながら、このノイズ成分除去部を備えると、倍圧整流回路を採用した状態では、検出出来るゼロクロス点の回数が、倍圧整流回路を採用しない状態で検出出来る回数の1/2に成ってしまうという不都合が発生する。そこで、倍圧整流回路の採用・不採用切換可能な機種では、ゼロクロス信号の出力周期を検出するゼロクロス周期検出手段と、該ゼロクロス周期検出手段の検出結果に基づいて上記切換結果を検出する電源電圧検出手段と、該電源電圧検出手段の検出結果に基づいて、上記スイッチング素子をオン・オフさせるトリガ信号の生成周期を設定するトリガ周期設定手段とを備え、上記不都合を回避することを最も主要な特徴とする。
内部電源供給部のニュートラルラインと、ゼロクロス点を検出するゼロクロス検出部のニュートラルラインとを高周波結合させ、両ニュートラルライン間でのノイズ成分による電位差の発生を減少させるノイズ成分除去部を備えることによって、AC電源にサージノイズ等の外乱が印加されてもゼロクロス点の変動が無くなり、且つ、スイッチング素子が動作不能に陥ることが無くなるので、温度制御が誤動作しなくなるという効果を得る。又、ゼロクロス周期検出手段と、電源電圧検出手段と、トリガ周期設定手段とを備えることによって、上記倍圧整流回路の採用、不採用に関わらず、所定の時間内に同一回数のトリガ信号を生成することが出来るので、倍圧整流回路の採用・不採用に関わらず、同一のノイズ防護回路によって機能を果たすことが出来るという効果を得る。
ゼロクロス周期検出手段と、電源電圧検出手段と、トリガ周期設定手段とを、画像形成装置が内部に備える制御部(CPU)の制御手段のプログラム変更のみによって実現した。
世界各国に於ける商用電源の電圧は、通常100ボルトと200ボルトの2種類に大別される。本実施例による電源装置は200ボルトのみに適用する電源回路を実現する。
図1は、実施例1による電源回路図である。
この図を用いて実施例1の電源装置の詳細について説明する前に、この電源装置が配置される定着装置、及び、印刷装置全体の概略について他の図を用いて説明する。
図11は、定着装置の概略構成図である。
図に於いて50は、定着装置、51は、ヒートローラであり、印刷媒体に転写されたトナー像を加熱定着する部分である。該ヒートローラ51は、金属製の芯金51bの表面に、印刷媒体上の未定着トナー像に当接して定着を行うゴム等からなる弾性層51aが被覆されている。
更に、該ヒートローラ51は、中空円筒形状を有し、その内部に加熱源としてのハロゲンランプ52を備えている。該ハロゲンランプ52の照射によって、その内部から芯金51bを通して弾性層51aを加熱し、この熱によってトナー像を印刷媒体上に定着させている。ここで芯金51bは、表面の弾性層51aに均一に熱を伝導させるために、通常は熱伝導率の高いアルミニューム合金によって構成される。また、芯金51bは、熱容量を大きくして弾性層51aの温度変動を抑制するために、その肉厚は、2ミリ程度に設定されている。弾性層51aの表面には、弾性層51aの温度を検出するための温度検出手段64が配設されている。
53は、ヒートローラ51へ、印刷媒体を加圧するためのバックアップローラである。このバックアップローラ53も、通常は、その表面にゴム等の弾性層が被覆されている。56は、クリーニング部材であり、ヒートローラ51の表面に付着したトナー及び紙粉などを清掃する役割を分担する部分である。このクリーニング部材56は、付勢手段57によって、ヒートローラ51に当接するように配設されている。59は、加熱ローラであり、ヒートローラ51を加熱するための金属製ローラである。尚、加熱ローラ59の内部にも、固定通電熱源としてのハロゲンランプ62が配設されている。また、加熱ローラ59は、バネ等の付勢手段58によってヒートローラ51に押圧されている。
加熱ローラ59には、その温度を検出するための温度検出手段63が配設されている。そして、ハロゲンランプ52がヒートローラ51を内側から加熱し、ハロゲンランプ62が、外側から加熱するようになっている。即ち、ヒートローラ51の表面が、トナーを溶融させる所定の温度になるまで、ハロゲンランプ52、及びハロゲンランプ62に通電する。この通電は、温度検出手段63、及び、温度検出手段64の検温結果に基づいて制御される。加熱ローラ59にも、その表面に付着したトナー、及び紙粉を除去するためのクリーニング部材61が配設されている。このクリーニング部材61は、バネなどの付勢手段60によって加熱ローラ59に当接するように配設されている。以上説明した定着装置50は、印刷工程の最終工程に配設される。以下に、その動作の概要について、印刷装置全体の動作をも含めて説明する。
図12は、印刷装置の概略構成図である。
まず、画像形成装置に印刷起動信号が入力されると、ハロゲンランプ52と、ハロゲンランプ62が通電加熱され、ヒートローラ51が図示していない駆動源によって回転駆動される。又、加熱ローラ59も、ヒートローラ51の回転にともなって回転する。加熱ローラ59は、金属製なので、ハロゲンランプ62によって加熱されると、内壁と外壁との間に温度差が発生することなく、速やかに温度上昇する。この温度上昇によってヒートローラ51の弾性層51a(図11)の表面が加熱される。一方、ハロゲンランプ52によって、ヒートローラ51の芯金51b(図11)の内壁が加熱され、該芯金51b(図11)から弾性層11a(図11)に熱が供給される。以上の経過を辿ってヒートローラ51の表面がトナーを溶融定着することが出来る温度になる。
この状態になると、図示しない駆動源によって給紙ローラ70が給紙方向へ回転し、印刷媒体71が、分離機構72によって1枚づつ分離され、繰り出される。印刷媒体71が、送りローラ73に当接すると、給紙ローラ70は停止する。このとき、送りローラ73が、図示しない駆動源によって駆動され、印刷媒体71が搬送経路に沿って4つの画像形成装置74に順次供給される。続いて、それぞれの画像形成装置74によって形成された各色のトナー像は、それぞれ転写手段75によって印刷媒体71上に転写される。トナー像が転写された印刷媒体71は、定着装置50へ搬入される。
定着装置50は、イエロー、マゼンタ、シアン、及び、ブラックの各色トナーが転写された印刷媒体71を受け入れる。この印刷媒体71は、ヒートローラ51、及び、バックアップローラ53の間に送り込まれ、両ローラによって挟持され搬送される。ここで、印刷媒体71は、トナー画像の転写された面がヒートローラ51に圧接された状態で搬送される。従って、トナー画像を構成するトナーは、ヒートローラ51の回転に伴って、弾性層51a(図11)の熱によって連続的に溶融する。溶融したトナーは、印刷媒体71上に付着して定着する。トナーが定着された印刷媒体71が排出されて定着工程を終了する。
図1に戻って、実施例1の電源装置の詳細について説明する。
図に示すように、定着装置の加熱に関係する部分回路は、DC電源1が抵抗2を介してフォトトライアック4を構成する発光ダイオードのアノード側に接続され、そのカソード側には、図示しない制御部から、ACTRG−N信号5が入力される。従って、このACTRG−N信号5がLOWレベルになるとフォトトライアック4の発光ダイオードが発光することになる。フォトトライアック4のトライアック側は、抵抗6、及び抵抗9と直列にトライアック7のT2端子とT1端子の間に接続され、抵抗6と、抵抗9の接続点は、トライアック7のゲート端子に接続され、フォトトライアック4の発光ダイオードが発光するとトライアック7にオントリガ信号を印加することになる。このオントリガ信号によってトライアック7が導通し、ハロゲンランプ8にAC電源15が印加され、定着装置が加熱される。以上説明した部分回路が図中の加熱部34を構成する。この加熱部34は、定着装置50(図12)を所定の温度まで加熱し、その状態を維持する部分である。
AC電源15は、ACフィルタ14を介して後段に接続されている。AC電源のアクティブライン側は、ハロゲンランプ8の片端に接続されている。ハロゲンランプ8の他端は、トライアック7のT2端子に接続されている。一方、AC電源のニュートラルライン側は、トライアック7のT1端子に接続されており、上記加熱部34の一部を成すトライアック7のゲート端子にオントリガ信号が印加されるとハロゲンランプ8にAC電圧が印加されることになる。ここでAC電源15とACフィルタ14とで図中の交流電源供給部31を構成する。この交流電源供給部31は、通常100ボルト又は200ボルトの交流電源(本実施例では200ボルトのみ)を電源回路に供給する部分である。
又、AC電源15のアクティブライン側は整流ブリッジ13のAC入力端子に接続され、AC電源のニュートラルライン側は、整流ブリッジ13のもう一方のAC入力端子に接続されている。整流ブリッジ13のプラス出力は、整流コンデンサ11のプラス端子に接続され、整流ブリッジ13のマイナス出力は、整流コンデンサ12のマイナス端子に接続される。又、整流コンデンサ11のマイナス端子は、整流コンデンサ12のプラス端子に接続されて一次側整流回路が構成される。以上説明した部分回路が図中の内部電源供給部32を構成する。この内部電源供給部32は、交流電源供給部31から所定の交流電源を受け入れて整流し、一次側スイッチング回路を介して装置内各部分へ電源供給する部分である。
更に、AC電源15のアクティブライン側は整流ブリッジ23のAC入力端子に接続され、AC電源15のニュートラル側は、整流ブリッジ23のもう一方のAC入力端子に接続されている。整流ブリッジ23のプラス出力端子とマイナス出力端子との間には、抵抗22、ツェナーダイオード24、抵抗25が直列に接続され、挿入されている。トランジスタ26のベース端子は、ツェナーダイオード24のアノードと抵抗25の接続点に接続されており、AC電源15が、抵抗22、ツェナーダイオード24、抵抗25で決定される閾値電圧を超えるとトランジスタ26がオンし、フォトトランジスタ18の発光ダイオードが発光する。フォトトランジスタ18中のフォトトランジスタのコレクタ側は、DC電源17に接続され、フォトトランジスタ18中のフォトトランジスタのエミッタ側は、抵抗20を介して二次側アースへ接続される。
フォトトランジスタ18の発光ダイオードが発光すると、即ち、AC電源15が上記閾値電圧を超えると、フォトトランジスタ18のフォトトランジスタがオンし、フォトトランジスタ18のフォトトランジスタのエミッタ側と抵抗20の接続点の電圧は、ハイレベルになる。この接続点での電圧変化がACZX−N信号となって出力されることになる。以上説明した部分回路が図中のゼロクロス検出部33を構成する。このゼロクロス検出部33は、ACTRG−N信号(図1)生成の基準となるAC電源15のゼロクロスポイントを検出する部分である。
コンデンサ16は、整流ブリッジ13のマイナス側と整流ブリッジ23のマイナス側との間に挿入されており、一次側スイッチング回路のアースポイントA点と、ゼロクロス検出回路のアースポイントB点とを高周波的に結合している。この整流ブリッジ13のマイナス側と整流ブリッジ23のマイナス側とをコンデンサ16で接続する部分回路がノイズ成分除去部35を構成する。このノイズ成分除去部35は、AC電源15にサージノイズなどの外乱が侵入してきたときに、一次側スイッチング回路とゼロクロス検出回路との電位差を均一化してゼロクロス検出部33の誤動作を緩和する部分である。
即ち、AC電源15にサージノイズなどの外乱が侵入してきた場合に、そのサージノイズの極性が正負に関わらず、整流ブリッジ13、及び整流ブリッジ23とも、その出力はプラス方向へ増大する。しかし、整流ブリッジ13には、整流コンデンサ11、12が接続されているため出力の増大は緩和される。一方、整流ブリッジ23には、主に抵抗性の負荷(抵抗22、24等)が接続されているため、その出力増大は急激である。従って、仮に、コンデンサ16が接続されていなければ、B点からみたC点の電位は急激に増大する。この電位差の急増は、即、ゼロクロス検出部33の誤動作(動作停止を含む)に繋がる。
本発明では、この弊害を防止するために整流ブリッジ13のマイナス側と整流ブリッジ23のマイナス側とをコンデンサ16で接続する。こうすることによって、AC電源15にサージノイズなどの外乱が侵入してきた場合に、整流ブリッジ23の主に抵抗性の負荷(抵抗22、24等)に流れる電流の一部を整流ブリッジ13の側へ分流することが出来る。その結果、整流ブリッジ13のマイナス側と整流ブリッジ23のマイナス側間の電位差の増大を緩和することが出来る。この電位差の緩和は、B点から見た、C点の電位の低下に繋がる。その結果、ゼロクロス検出部33の誤動作(動作停止を含む)の発生を防止することが可能になる。
次にタイムチャートを用いて実施例1による電源回路の動作について詳細に説明する。
図2は、実施例1による電源回路のタイムチャートである。
図に於いて、上から順番に(a)は、AC電源入力電圧の波形であり、(b)は、B点(図1)から見たA点(図1)の電位波形であり、(c)は、B点(図1)から見たC点(図1)の電位波形であり、(d)は、ACZX−N信号(図1)の波形であり、(e)は、ACTRG−N信号(図1)の波形であり、(f)は、ハロゲンランプ8(図1)を流れる電流波形であり、(g)は、全図に共通の時間経過を表す時間軸である。
時刻T0
電源回路にAC電源200ボルトが印加され動作を開始する。
時刻T1
全波整流されたB点(図1)から見たC点(図1)の電位が、所定の電圧(閾値電圧S)、を下まわると、トランジスタ26(図1)がオフするので、フォトトランジスタ18もオフする。従って、抵抗20を流れている電流が遮断されるのでACZX−N信号(図1)がローレベルに転移する。このローレベルへの転移は図示しない制御部へ送られる。
時刻T2
AC電源15(図1)が増加して0レベルを通過すると、整流ブリッジ23(図1)は、次の半波整流を開始するのでB点(図1)から見たC点(図1)の電位は、増加を開始する。この時、トライアック7(図1)とフォトトライアック4(図1)のゲートはオフされる。
時刻T3
全波整流されたB点(図1)から見たC点(図1)の電位が、所定の電圧(閾値電圧S)、を越えると、トランジスタ26(図1)がオンするので、フォトトランジスタ18がオンする。従って、抵抗20を所定量の電流が流れ、ACZX−N信号19(図1)がハイレベルに転移しそのその値を維持する。そのハイレベルへの転移は図示しない制御部へ送られる。
時刻T4
図示していない制御部が、時刻T1で受け入れた、ACZX−N信号19(図1)のローレベルへの転移から所定時間(S1×α)経過後にマイナストリガACTRG−N信号5(図1)をフォトトライアック4(図1)のカソード側へ供給する。このマイナストリガACTRG−N信号(図1)によってトライアック7(図1)のゲートにオントリガが印加される。その結果ハロゲンランプ8(図1)にハロゲンランプ電流(f)が印加される。ここで、S1は、AC電源15(図1)の半波長周期であり、αは、予め定められている常数であり、通常0.7位に設定されている。
時刻T5
全波整流されたB点(図1)から見たC点(図1)の電位が、所定の電圧(閾値電圧S)、を下まわると、トランジスタ26(図1)がオフするので、フォトトランジスタ18もオフする。従って、抵抗20を流れている電流が遮断されるのでACZX−N信号(図1)がローレベルに転移する。このローレベルへの転移は図示しない制御部へ送られる。
時刻T6
AC電源15(図1)が減少して0レベルを通過すると、整流ブリッジ23(図1)は、次の半波整流を開始するのでB点(図1)から見たC点(図1)の電位は、増加を開始する。この時、トライアック7(図1)とフォトトライアック4(図1)のゲートはオフされる。以下同様の動作を繰り返すことになる。
尚、以上の動作の中では、図(b)に示すようにB点(図1)から見たA点(図1)の電位はコンスタントに0レベルである。本実施例では、整流ブリッジ13(図1)と整流ブリッジ23の整流波形は等しいので正常状態では、整流ブリッジ13(図1)のマイナス側と整流ブリッジ23のマイナス側との間にコンデンサ16が挿入されていなくて0レベルを維持する筈である。
しかし、例えばAC電源15(図1)にサージノイズなどの外乱が侵入してきた場合等に於いては、内部電源供給部32(図1)と、ゼロクロス検出部33(図1)とでは、リアクタンス成分が大きく異なるので、両者の出力波形に及ぼす影響は同一ではない。特にサージノイズなどの高周波成分が両者の出力波形に及ぼす影響は無視出来なくなる。その結果、マイナストリガACTRG−N信号(図1)生成の基準となるゼロクロスポイントがずれる等して、誤動作(動作停止を含む)を発生させることになる。
しかし、本発明では、コンデンサ16が、整流ブリッジ13のマイナス側と整流ブリッジ23のマイナス側との間に挿入されており、内部電源供給部32(図1)のA点と、ゼロクロス検出部33(図1)のB点とは高周波的に結合されている。その結果、AC電源15にサージノイズなどの外乱が侵入してきても、内部電源供給部32(図1)と、ゼロクロス検出部33(図1)とでは、規則性に乏しい高周波成分の電位差が均一化され、ゼロクロスポイントがずれること等による誤動作の発生を緩和することが出来るという効果を得る。
上記実施例1では、電源装置は200ボルトのみに適用する電源回路について説明したが、本実施例では、電源電圧100ボルトと電源電圧200ボルトの両方に適用可能な電源回路を実現する。
図3は、実施例2による電源回路図である。
図に示すように、実施例2による電源回路は、交流電源供給部31と、内部電源供給部32と、ゼロクロス検出部33と、出力電圧維持設定部41と、制御部42とを備える。以下に実施例1との相違部分のみについて説明する。実施例1と同様の部分については、同一の符合を付して説明を省略する。
出力電圧維持設定部41は、実施例1と同様の状態から、接続線などを用いて、交流電源供給部31のアクティブラインと、内部電源供給部32の整流コンデンサ11及び整流コンデンサ12の接続点とを接続状態又は切断状態に切り換えて所定の出力電圧を維持する部分である。即ち、接続線を用いて倍電圧整流したり、或いはまた、接続線を外し、両者を切断状態にして実施例1と同様の状態に戻したりする部分である。
制御部42は、所定のプログラムを格納するメモリと、そのプログラムを実行するCPU(中央演算処理装置)とを有し、電源回路全体を制御する部分である。実施例1と同様にACZX−N信号19のローレベルへの転移から所定時間経過後にマイナストリガACTRG−N信号5をフォトトライアック4のカソード側へ供給する制御に加え、ゼロクロス周期検出手段42−1と、電源電圧検出手段42−2と、トリガ周期設定手段42−3と、外部割込回数設定手段42−4と、外部割込回数計測手段42−5とを備え、本実施例の電源回路を制御する部分である。これらの各手段は、予め、所定のメモリに格納されているプログラムを制御部42のCPUが実行することによって生成される制御手段である。
ゼロクロス周期検出手段42−1は、ゼロクロス検出部33からACZX−N信号を受け入れて、その繰り返し時間S2を検出する手段である。
電源電圧検出手段42−2は、ゼロクロス検出部33の検出した繰り返し時間S2から、その検出時点で出力電圧維持設定部41の切換状態が、上記接続状態であるか上記切断状態であるかを検出する手段である。即ち、倍電圧整流に設定されているか否かを検出する手段である。後に再度説明するが、倍電圧整流に設定されている場合、即ち、交流電源供給部31が100ボルトの場合には、繰り返し時間S2が、倍電圧整流に設定されていない場合の2倍になることから検出可能になる。
トリガ周期設定手段42−3は、電源電圧検出手段42−2の検出結果に基づいて、上記切断状態であると、上記ACTRG−N信号(通電トリガ)の生成周期を上記ACZX−N信号(パルス信号)の出力周期に設定し、上記接続状態であると、上記ACTRG−N信号(通電トリガ)の生成周期を上記ACZX−N信号(パルス信号)の出力周期の1/2に設定する手段である。後に再度説明するが、倍電圧整流に設定されていない場合には、実施例1と同様であるが、倍電圧整流に設定されている場合、即ち、交流電源供給部31が100ボルトの場合には、繰り返し時間S2が、倍電圧整流に設定されていない場合の2倍になっているからである。
外部割込回数設定手段42−4は、ACTRG−N信号を出力する回数を算出し、その回数に対応するACZX−N信号の受け入れ回数を設定する手段である。実施例1では説明しなかったが、ACTRG−N信号を出力する回数は予め定められている。又、実施例1では、ACZX−N信号の受け入れ回数は、ACTRG−N信号の出力する回数と等しい。しかし、本実施例に於いて、倍電圧整流に設定されている場合には、繰り返し時間S2が、倍電圧整流に設定されていない場合の2倍になっている。従って、同一時間内に、双方とも同一回数のACTRG−N信号を出力させるものとすると、その間に受け入れるACZX−N信号の受け入れ回数は、倍電圧整流に設定されている場合の受け入れ回数がnであるのに対して、倍電圧整流に設定されていない場合の受け入れ回数は2nになるからである。
外部割込回数計測手段42−5は、ACZX−N信号の受け入れを計測し、所定の受け入れ回数に達すると受け入れを停止する手段である。
次にタイムチャートを用いて実施例2による電源回路の動作について詳細に説明する。
図4は、実施例2による電源回路のタイムチャートである。
図に於いて、上から順番に(a)は、AC電源入力電圧の波形であり、(b)は、B点(図3)から見たA点(図3)の電位波形であり、(c)は、B点(図3)から見たC点(図3)の電位波形であり、(d)は、ACZX−N信号(図3)の波形であり、(e)は、ACTRG−N信号(図3)の波形であり、(f)は、ハロゲンランプ8(図3)を流れる電流波形であり、(g)は、全図に共通の時間経過を表す時間軸である。
尚、ここでは、出力電圧維持設定部41(図3)が倍電圧整流に設定されている場合のみについて説明する。倍電圧整流に設定されていない場合は、実施例1の図2と全く同様だからである。
時刻T0
電源回路にAC電源100ボルトが印加され動作を開始する。
時刻T1
全波整流されたB点(図3)から見たC点(図3)の電位(c)が、所定の電圧(閾値電圧S)、を下まわると、トランジスタ26(図3)がオフするので、フォトトランジスタ18(図3)もオフする。従って、抵抗20(図3)を流れている電流が遮断されるのでACZX−N信号(図3)がローレベルに転移する。このローレベルへの転移は制御部42(図3)へ送られる。
時刻T2
AC電源15(図3)が増加して0レベルを通過すると、整流ブリッジ23(図3)は、次の半波整流を開始するのでB点(図3)から見たC点(図3)の電位(c)は、増加を開始する。この時、トライアック7(図3)とフォトトライアック4(図3)のゲートはオフされる。同時に、交流電源供給部31(図3)のアクティブラインから出力電圧維持設定部41(図3)を通って整流ブリッジ13(図3)のマイナス側へ流れる電流がA点を通り、その一部はコンデンサ16(図3)を通って整流ブリッジ23(図3)のマイナス側へ流れるのでB点(図3)から見たA点(図3)の電位(b)も上昇を開始する。
時刻T3
全波整流されたB点(図3)から見たC点(図3)の電位(c)が、所定の電圧(閾値電圧S)、を越えると、トランジスタ26(図3)がオンするので、フォトトランジスタ18(図3)がオンする。従って、抵抗20(図3)を所定量の電流が流れ、ACZX−N信号19(図3)(d)がハイレベルに転移し、その値を維持する。このハイレベルへの転移は制御部42(図3)へ送られる。
時刻T4
AC電源15(図3)がプラスのピーク値に達するとB点(図3)から見たA点(図3)の電位(b)、即ち、コンデンサ16(図3)の蓄積電荷量も最低値を維持する。その後この電荷は、AC電源15(図3)の減衰に伴って、コンデンサ16(図3)と、整流ブリッジ13(図3)、整流ブリッジ23(図3)、抵抗22(図3)、ツェナーダイオード24(図3)、抵抗25(図3)、からなるループを通って充電され、時刻T7近傍でコンデンサ16の電荷は最高値に戻ることになる。同時に、B点(図3)から見たC点(図3)の電位(c)もピーク値に達し、続いて減衰を開始する。
時刻T5
制御部42(図3)が、時刻T1で受け入れた、ACZX−N信号19(図3)(d)のローレベルへの転移から所定時間((S2/2)×α)経過後にACTRG−N信号5(図3)(e)をフォトトライアック4(図3)のカソード側へ供給する。このACTRG−N信号(図3)(e)によってトライアック7(図3)のゲートにオントリガが印加される。その結果ハロゲンランプ8(図3)にハロゲンランプ電流(f)が印加される。ここで、S2は、AC電源15(図3)の1波長周期であり、αは、予め定められている常数であり、通常0.7位に設定されている。
時刻T6
AC電源15(図3)が減少して0レベルを通過すると、整流ブリッジ23(図3)は、次の半波整流を開始するのでB点(図3)から見たC点(図3)の電位(c)は、閾値電圧Sに達する前に増加を開始する。上記コンデンサ16の電荷による影響を受けるためである。従って、ACZX−N信号19(図3)はハイレベルを維持したままになる。
時刻T7
AC電源15(図3)がマイナスのピーク値に達し増加に転ずると、全波整流されたB点(図1)から見たC点(図1)の電位(c)は、ピーク値から減衰に転ずる。
時刻T8
制御部42(図3)が、時刻T1で受け入れた、ACZX−N信号19(図3)(d)のローレベルへの転移から所定時間((S2/2)α+S2/2)経過後にマイナストリガACTRG−N信号5(図3)(e)をフォトトライアック4(図3)のカソード側へ供給する。このACTRG−N信号(図3)によってトライアック7(図3)のゲートにオントリガが印加される。その結果ハロゲンランプ8(図3)にハロゲンランプ電流(f)が印加される。
時刻T9
全波整流されたB点(図3)から見たC点(図3)の電位(c)が、所定の電圧(閾値電圧S)、を下まわると、トランジスタ26(図3)がオフするので、フォトトランジスタ18(図3)もオフする。従って、抵抗20(図3)を流れている電流が遮断されるのでACZX−N信号(図3)(d)がローレベルに転移する。このACZX−N信号19(図3)のローレベルへの転移は制御部42(図3)へ送られる。
時刻T10
AC電源15(図3)が増加して0レベルを通過すると、整流ブリッジ23(図3)は、次の半波整流を開始するのでB点(図3)から見たC点(図3)の電位(c)は、増加を開始する。この時、トライアック7(図3)とフォトトライアック4(図3)のゲートはオフされる。同時に、交流電源供給部31(図3)のアクティブラインから出力電圧維持設定部41(図3)を通って整流ブリッジ13(図3)のマイナス側へ流れる電流がA点を通るのでB点(図3)から見たA点(図3)の電位も上昇を開始する。以下同様の動作を繰り返すことになる。
以上の説明の中で以下の点について留意すべきである。
コンデンサ16(図3)に蓄積された電荷の充電による影響をうけて、時刻T6では、閾値電圧Sまで減衰する前にB点から見たC点の電圧(b)は、上昇に転じてしまうため、ACZX−N信号(d)は、AC電源入力電圧(a)のゼロクロス回数の1/2回生成されることになる。実施例1(図2)では、AC電源入力電圧(a)のゼロクロス回数と等しい回数生成されたことと大きく異なる。従って、制御部42(図3)は、ACZX−N信号(d)を1回受け入れる毎に、2回づつ、ACTRG−Nを生成している(e)。この制御を行うために、実施例2では、倍電圧整流に設定されている場合には、以下に説明する各制御手段が必要になってくる。
次にフローチャートを用いて制御部42(図3)の各制御手段の動作について説明する。
図5は、電源投入時の処理フロー(その1)である。
図6は、電源投入時の処理フロー(その2)である。
以下に電源投入時に制御部42が実行する処理をステップS1からステップS20までステップ順に説明する。
ステップS1
電源を投入してフローを開始する。
ステップS2
制御部42(図3)は、システム全体の初期化を行う。
ステップS3
制御部42(図3)は、ACZX−N信号(図3)を受け入れる入力ポートを単なる入力ポートに設定し、ACZX−N信号(図3)の割込受け入れを不可能にする。
ステップS4
制御部42(図3)は、ACZX−N信号の繰り返し時間S2を測定するタイマをクリアする。
ステップS5
制御部42(図3)は、ACZX−N信号がハイレベルになるのを待って待機し、ハイレベルになったのを検出した後次へ進む。
ステップS6
制御部42(図3)は、ACZX−N信号がローレベルになるのを待って待機し、ローレベルになったのを検出した後次へ進む。ステップS5及びステップS6を経て、図4(d)に於けるACZX−N信号の立ち下がり時刻T1を検出したことになる。
ステップS7
制御部42(図3)は、ACZX−N信号の繰り返し時間S2を測定するタイマをスタートさせる。
ステップS8
ACZX−N信号がハイレベルになるのを待って待機し、ハイレベルになったのを検出した後次へ進む。
ステップS9
制御部42(図3)は、ACZX−N信号がローレベルになるのを待って待機し、ローレベルになったのを検出した後次へ進む。ステップS8及びステップS9を経て、図4(d)に於けるACZX−N信号の立ち下がり時刻T9を検出したことになる。
ステップS10
制御部42(図3)は、タイマカウントをストップしてタイマ値を検出する。この計測時間がACZX−N信号の繰り返し時間S2に成る。ここでは、簡単のためにACZX−N信号の繰り返し時間S2を1回のみ計測しているが、ステップS4からステップS10を複数回繰り返し、その平均値を算出することによって測定値の信頼性を上げることが出来る。
以上の説明で、ステップS4からステップS10までが、ゼロクロス周期検出手段42−1(図3)に該当する。
ステップS11
制御部42(図3)は、測定したタイマ値に基づいて、タイマ値が13.3mSec以上の場合は、ステップS12へ進み、タイマ値が13.3mSec以下の場合にはステップS15へ進む。このステップが電源電圧検出手段42−2(図3)に該当する。即ち、倍圧整流(電源電圧100ボルト)の場合には、電圧1周期毎にACZX−N信号が出力される(図4に該当する)ので繰り返し周期が長くなるからである。
ステップS12
制御部42(図3)はAC電源15(図3)の電圧1周期毎にACZX−N信号が出力されている(図4に該当する)と判定し、繰り返しフラグをオンして次へ進む。
ステップS13
制御部42(図3)は、トリガ時間=(タイマ値(S2)/2)×αを求めて所定のメモリに格納する。
ステップS14
制御部42(図3)は、ACTRG−N信号の繰り返し時間(図4のT5からT7)=(タイマ値(S2/2))を求めて所定のメモリに格納する。この周期は図4(倍電圧整流に設定されている場合)に該当する。
ステップS15
制御部42(図3)はAC電源15(図3)の電圧1/2周期毎にACZX−N信号が出力されている(図2に該当する)と判定し、繰り返しフラグをオフして次へ進む。
ステップS16
制御部42(図3)は、トリガ時間=(タイマ値(S1))×αを求めて所定のメモリに格納する。
以上の説明で、ステップS14が、トリガ周期設定手段42−3に該当する。
ステップS17
制御部42(図3)は、一旦、ACZX−N信号による割込を禁止する。
ステップS18
制御部42(図3)は、ステップS3で設定したACZX−N信号(図3)を受け入れる入力ポートを外部割り込み入力ポートに設定する。
ステップS19
制御部42(図3)は、最初にACZX−N信号を受け入れてからACTRG−N信号を出力するまでの時間を作るタイマの割込禁止設定をし、以後ハロゲンランプ8への電圧印加処理が開始されるのを待つ。
図7は、印加開始の処理フローである。
ACTRG−N信号を出力する回数2nは予め定められている。しかし、倍電圧整流に設定されていない場合、(図2が該当する)には、ACZX−N信号に1対1に同期させて2n回出力すれば良いが、倍電圧整流に設定されている場合、即ち、交流電源供給部31が100ボルトの場合(図4が該当する)には、繰り返し時間S2が、図2に於けるS1の2倍になっているので、ACZX−N信号に1対2に同期させて2n回出力設定することになる。このフローでは、その処理を実行する。
ステップS30
制御部42(図3)は、印加開始処理のフローを開始する。
ステップS31
制御部42(図3)は、次に発生させるタイマ割込は、ACZX−N信号の割込が発生した後最初の割込であるか否かを判定するために1回目フラグをオンする。
ステップS32
制御部42(図3)は、割込タイマにステップS13(図6)又はステップS16(図6)で求めたトリガ時間(S1α又は(S2/2)α)を設定する。
ステップS33
制御部42(図3)は、繰り返しフラグ(図6のステップS15又はステップS12で設定している)がオンに設定されている場合にはステップS34へ進み、オフに設定されている場合にはステップS35へ進む。
ステップS34
制御部42(図3)は、繰り返しフラグがオン、即ち、倍電圧整流が設定されており、所定の時間にACZX−N信号をn回受け入れることになるので割込回数n回を内部カウンタに設定する。
ステップS35
制御部42(図3)は、繰り返しフラグがオフ、即ち、倍電圧整流が設定されていないので、所定の時間にACZX−N信号を2n回受け入れることになるので割込回数2n回を内部カウンタに設定する。
以上の説明で、ステップS34とステップS35とが、外部割込回数設定手段42−4である。
ステップS36
制御部42(図3)は、割込受付準備が完了したので、外部割込を許可設定してACZX−N信号の受け入れを待って待機する。
ステップS37
フローを終了する。
図8は、ACZX−N割込処理フローである。
上記ステップS30からステップS37を実行して割込受付準備が完了したので、次は、実際にACZX−N信号に同期させて所定回数ACTRG−N信号を出力することになるが、その過程で実行した割込回数を計測する処理である。
ステップS40
制御部42(図3)は、ACZX−N信号の割込処理を開始する。
ステップS41
制御部42(図3)は、一旦、ACZX−N信号の割込禁止を設定する。
ステップS42
制御部42(図3)は、ACZX−N信号を受け入れると割込回数が設定されている(上記ステップS35又はステップS34)内部カウンタのカウント値を1ディクリメントする。
ステップS43
制御部42(図3)は、今回のディクリメントによって内部カウンタのカウント値が0になった場合はステップS44へ進み、カウント値が未だ0に成らない場合にはステップ
S47へ進む。
以上の説明で、ステップS42、ステップS43が外部割込回数計測手段42−5(図3)に該当する。
ステップS44
制御部42(図3)は、必要回数ACTRG−N信号を出力完了しているので印加終了フラグをオンして次へ進む。
ステップS45
制御部42(図3)は、必要回数ACTRG−N信号を出力した後、予め設定されている所定の時間、ハロゲンランプ8(図3)に連続通電させるための、印加時間を割込タイマに設定する。
ステップS46
制御部42(図3)は、ハロゲンランプ8(図3)に連続通電させるためにACTRG−N信号をローレベルに転移させる。以後印加時間がタイムアウトするまで連続してハロゲンランプ8(図3)通電されることになる。
ステップS47
制御部42(図3)は、未だ必要回数ACTRG−N信号を出力していないので印加終了フラグをオフして次へ進む。
ステップS48
制御部42(図3)は、ACZX−N信号を受け入れてからACTRG−N信号を出力するまでの時間を作るタイマにステップS13(図6)又はステップS16(図6)で求めたトリガ時間(S1α又は(S2/2)α)を設定する。
ステップS49
制御部42(図3)は、次に発生させるタイマ割込がACZX−N信号の割込が発生した後の1回目の割込であるか否かを判定させるために1回目フラグをオンしてから次へ進む。
ステップS50
制御部42(図3)は、割込タイマのカウントを開始する。
ステップS51
制御部42(図3)は、タイマ割込の許可設定をする。
ステップS52
フローを終了する。
図9は、タイマ割込処理フロー(その1)である。
図10は、タイマ割込処理フロー(その2)である。
上記、ACZX−N信号に同期させて所定回数ACTRG−N信号を出力する処理の中で、倍電圧整流が設定されている場合は、ACZX−N信号による外部入力割込にプラスしてタイマ割込が必要になるため、そのタイマ割込を設定する処理である。
ステップS60
制御部42(図3)は、タイマ割込処理を開始する。
ステップS61
制御部42(図3)は、一旦、タイマ割込を禁止する。
ステップS62
制御部42(図3)は、印加終了フラグがオンであればステップS98へ進み、印加終了フラグがオフであればステップS63へ進む。
ステップS63
制御部42(図3)は、1回目フラグがオンの場合には、ステップS64へ進み、1回目フラグがオフの場合には、ステップS91へ進む。
ステップS64
制御部42(図3)は、繰り返しフラグ(ステップS12又はステップS15で設定している)がオンの場合にはステップS65へ進み、繰り返しフラグがオフの場合にはステップS67へ跳ぶ。
ステップS65
制御部42(図3)は、上記ステップS12(図6)で繰り返しフラグがオンになっている(即ち、倍電圧整流が設定されている)のでACZX−N信号を受け入れて最初にACTRG−N信号を出力した後、続けて再度(S2/2)後に割込が必要である(図4(e)の時刻T8)。そこで、割込タイマに繰り返し時間S2/2を設定して次へ進む。
ステップS66
制御部42(図3)は、割込タイマをスタートさせて次へ進む。
ステップS67
制御部42(図3)は、ACTRG−N信号をローレベルに転移させて出力する。
ステップS68
制御部42(図3)は、所定時間(トリガ時間)ローレベルを維持する。
ステップS69
制御部42(図3)は、経過後ACTRG−N信号をハイレベルに転移させる。
ステップS70
制御部42(図3)は、繰り返しフラグがオンの場合はステップS71へ進み、繰り返しフラグがオフの場合はステップS73へ進む。
ステップS71
制御部42(図3)は、1回目フラグをオフし次へ進む。
ステップS72
制御部42(図3)は、上記ステップS12(図6)で繰り返しフラグがオンになっている(即ち、倍電圧整流が設定されている)のでACZX−N信号を受け入れて最初にACTRG−N信号を出力した後、続けて再度(S2/2)後にタイマ割込が必要になる(図4(e)の時刻T8)のでタイマ割込を許可設定し、2回目のタイマ割込を準備する。
ステップS73
制御部42(図3)は、倍電圧整流が設定されていないので、後に続くACZX−N信号の割込許可設定(外部割込許可設定)をする。
ステップS74
フローを終了する。
上記フローで、ステップS71、ステップS72を通ってフローを終了した場合(倍電圧整流が設定されている場合)には、2回目のタイマ割込が入るので、続いてステップS60へ戻り、ステップS61、ステップS62、を通ってステップS63へ進む。ここで1回目フラグがオフされている(ステップS71)のでステップS91へ進む。
ステップS91
制御部42(図3)は、ACTRG−N信号をローレベルに転移させて出力する。
ステップS92
制御部42(図3)は、所定時間(トリガ時間)ローレベルを維持する。
ステップS93
制御部42(図3)は、所定時間経過後ACTRG−N信号をハイレベルに転移させる。
ステップS94
制御部42(図3)は、所定時間その状態を維持する。
ステップS95
制御部42(図3)は、ACZX−N信号の割込(外部割込)を許可設定する。
ステップS96
フローを終了する。以上の結果、制御部42(図3)が、後に続くACZX−N信号を受け入れると図8のステップS40へ戻り、割込回数が0になるまで同じフローを繰り返し、ステップS43(図8)で割込回数が0になると、ステップS44で印加終了フラグがオンになるので、次の繰り返しではステップS62からステップS98へ進む。
ステップS98
制御部42(図3)は、ACTRG−N信号をハイレベルに転移させる。こうすることによってステップS46で通電開始されたハロゲンランプ8(図3)への通電が停止される。
ステップS99
制御部42(図3)は、タイマ割込を禁止設定する。
ステップS100
制御部42(図3)は、ACZX−N割込を禁止設定する。
ステップS101
フローを終了する。
上記フローで、ステップS73を通ってフローを終了した場合(倍電圧整流が設定されていない場合)には、後に続くACZX−N信号を受け入れると、続いてステップS40(図8)へ戻り、同じフローを繰り返し、ステップS43(図8)で割込回数が0になると、次の繰り返しでステップS62からステップS98へ進む。上記ステップS71、ステップS72を通って終了した場合と同様にステップS98、ステップS99、ステップS100を通ってフローを終了する。
以上説明したように、倍電圧整流が設定されている場合には、ACZX−N信号1パルスに対して、ACTRG−N信号を2パルス出力され、ハロゲンランプ電流の位相制御がAC入力電圧サイクルでn回行われた後、連続通電が始まる。又、倍電圧整流が設定されていない場合には、ACZX−N信号1パルスに対して、ACTRG−N信号は1パルス出力され、ハロゲンランプ電流の位相制御がAC入力電圧サイクルでn回行われた後、通電制御が始まる。従って、倍電圧整流が設定されていても、設定されていなくても所定時間内にハロゲンランプ8に通電される回数は同じになる。その結果、実施例1で説明した、ノイズ成分除去部35を追加することによって、倍電圧整流設定時に発生する不都合点を自動的に解決出来るという効果を得る。
尚、上記説明では、nの値を特に設定していないが、本発明では、このnの値を任意に設定することも可能である。従って、電源投入直後、及び、省電力状態からの復帰後等、ハロゲンランプ8が冷えた状態であっても、通電開始時の突入電流が過大に成りすぎるのを防止することが出来るという効果をも得ることが出来る。
以上の説明では、本発明を電子写真プリンタに適用した場合について説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、複写機や複合機器などにも適用可能である。
実施例1による電源回路図である。 実施例1による電源回路のタイムチャートである。 実施例2による電源回路図である。 実施例2による電源回路のタイムチャートである。 電源投入時の処理フロー(その1)である。 電源投入時の処理フロー(その2)である。 印加開始の処理フローである。 ACZX−N割込処理フローである。 タイマ割込処理フロー(その1)である。 タイマ割込処理フロー(その2)である。 定着装置の概略構成図である。 印刷装置の概略構成図である。
符号の説明
1 DC電源
2 抵抗
4 フォトトライアック
5 ACTRG−N信号
6 抵抗
7 トライアック
8 ハロゲンランプ
9 抵抗
11 整流コンデンサ
12 整流コンデンサ
13 整流ブリッジ
14 ACフィルタ
15 AC電源
16 コンデンサ
17 直流電源
18 フォトトランジスタ
19 ACZX−N信号
20 抵抗
21 抵抗
22 抵抗
23 整流ブリッジ
24 ツェナーダイオード
25 抵抗
26 トランジスタ
31 交流電源供給部
32 内部電源供給部
33 ゼロクロス検出部
34 加熱部
35 ノイズ成分除去部

Claims (4)

  1. 交流電源を入力し、該交流電源を全波整流して出力する第一の電源出力部と、前記交流電源の一部を交流供給電源として出力する第二の電源出力部とを有する電源装置であって、
    前記交流電源を全波整流した出力電圧が所定の範囲になると出力信号を変化させるゼロクロス検出部と、
    前記出力信号の変化に基づいて前記第二の電源出力部の出力を制御する出力制御部と、
    前記第一の電源出力部のニュートラルラインと前記ゼロクロス検出部のニュートラルラインとを高周波結合し、前記ゼロクロス検出部へのノイズ成分の侵入を防止する電位調整部とを備えることを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置に於いて、
    入力する交流電源の電圧レベルに応じて前記第一の電源出力部の入力アクティブラインと、出力負荷の中点とを接続状態又は切断状態に切り換えて所定の出力電圧を維持する出力電圧維持設定部と、
    前記出力信号の変化周期を検出するゼロクロス周期検出手段と、
    該ゼロクロス周期検出手段の検出結果と、予め設定された基準変化周期との比較結果に基づいて、前記出力電圧維持設定部による切換状態を検出する電源電圧検出手段と、
    該電源電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記ゼロクロス周期検出手段の検出した変化周期、及び、該変化周期の1/2の何れか一方の周期で前記出力制御部に制御信号を出力させる制御信号生成周期設定手段とを、更に、備えることを特徴とする電源装置。
  3. 交流電源を入力し、該交流電源を全波整流して出力する第一の電源出力部と、前記交流電源の一部を交流供給電源として出力する第二の電源出力部とを有する電源装置であって、
    前記交流電源を全波整流した出力電圧が所定の範囲になると出力信号を変化させるゼロクロス検出部と、
    入力する交流電源の電圧レベルに応じて前記第一の電源出力部の入力アクティブラインと、出力負荷の中点とを接続状態又は切断状態に切り換えて所定の出力電圧を維持する出力電圧維持設定部と、
    前記出力信号の変化周期を検出するゼロクロス周期検出手段と、
    該ゼロクロス周期検出手段の検出結果と、予め設定された基準変化周期との比較結果に基づいて、前記出力電圧維持設定部による切換状態を検出する電源電圧検出手段と、
    該電源電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記ゼロクロス周期検出手段の検出した変化周期、及び、該変化周期の1/2の何れか一方の周期で前記出力制御部に制御信号を出力させる制御信号生成周期設定手段とを、更に、備えることを特徴とする電源装置。
  4. 請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の電源装置を備え、
    前記第一の電源出力部から電源供給を受ける前記出力制御部と、
    前記第二の電源出力部から電源供給を受ける加熱素子とを有することを特徴とする画像形成装置。
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