JP3922159B2 - ヒータ駆動装置、定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機やプリンタ等のトナーを定着させるヒータを駆動させるのに好適なヒータ駆動装置、これを用いた定着装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置は、印刷媒体に転写されたトナー像を定着させるために定着装置を備えているものがある。この定着装置は、ローラ面が互いに当接したヒートローラとプレッシャローラとを備えており、定着装置に送り込まれた印刷媒体はヒートローラとプレッシャローラとの間に狭持されながら、ヒートローラの回転につれて、送り出されるようになっている。この時、2つのローラによる加圧と、ヒートローラによる加熱により、トナーが印刷媒体上に定着される。
【0003】
この定着装置の熱源としては、主にハロゲンヒータが使用されており、ヒートローラ近傍に設けた温度センサによりヒートローラの温度を検知して、その温度に基づいてハロゲンヒータへの電力供給のオン/オフ制御を行い、定着装置の温度を一定に保つようにしている。
【0004】
このような定着装置では、大電力のハロゲンヒータを使用しているために、ハロゲンヒータへの電力供給をオフからオンの状態に変化させた瞬間に大きな突入電流が流れる。このために電源電圧が変動し、例えば、照明器具においては照明のちらつきが発生する等、周囲の機器に影響を与える原因となっていた。
【0005】
このような突入電流を低減する方法として、ヒータの温度に応じて交流電源の電圧波形の半波ごとにヒータのオン/オフを指示する出力パターンをパルス発生器が出力し、更に、この出力パターンと、ゼロクロス検出器から出力される交流電源のゼロクロス信号とに基づいて通電制御回路がヒータ駆動回路に通電開始信号を出力することによりヒータの通電を制御するものがある。(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平2−4909号公報 (第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
通電制御回路は例えば+5Vの直流電源で動作しており、安全規格の要求によりこの通電制御回路はヒータに印加される例えば100Vの交流電源とは電気的に絶縁されていなくてはならない。このため、交流電源に接続された回路に設けられたゼロクロス検出器は、フォトカプラ等の絶縁素子を介して通電制御回路に信号を伝達している。このためにゼロクロス検出器と通電制御回路間の配線が長くなり、外来ノイズの影響を受けやすくなる。そして、このノイズにより、ヒータの制御に悪影響をおよぼす問題があった。
【0008】
本発明は、位相検出手段と制御手段との間の配線長を短かくし、外来ノイズの影響を受けにくくすることにより、ヒータ制御への悪影響を防止するヒータ駆動装置、定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記問題を解決するため請求項1に記載のヒータ駆動装置は、
熱源としてのヒータと、該ヒータに交流電源から電圧を印加する電圧印加手段と、該交流電源の交流電圧波形の第1位相のタイミングを検出する位相検出手段と、該位相検出手段に検出された第1位相のタイミングに基づいて、該電圧印加手段を動作させる制御手段と、を備えた電源一次側回路と、
該電源一次側回路と1つの絶縁素子により絶縁され、前記ヒータへの電圧印加を指示する通電信号を、前記絶縁素子を介して該電源一次側回路へ出力する通電信号発生手段を含む電源二次側回路と、を備え、
前記制御手段は、前記位相検出手段により検出された第1位相のタイミングと、前記通電信号とに基づいて、前記電圧印加手段の動作開始タイミングと動作期間とを決定し、前記電圧印加手段を動作させる、ことを特徴とする。
【0010】
このように構成されたヒータ駆動装置によれば、位相検出手段と制御手段とは電源一次側回路側に備えられ、電源一次側回路と、通電信号発生手段を含む電源二次側回路とは1つの絶縁素子により絶縁されている。そして、通電信号発生手段が通電信号を絶縁素子を介して電源一次側回路へ出力すると、制御手段は、位相検出手段により検出された第1位相のタイミングと通電信号とに基づいて、電圧印加手段の動作開始タイミングと動作期間とを決定し電圧印加手段を動作させ、ヒータへ交流電源から電圧を印加する。
【0011】
したがって、制御手段を通電信号発生手段(電源二次側回路)側に配置しなくてもよく、位相検出手段と制御手段との間の配線を短くすることができるので、外来ノイズの影響を低減でき、ヒータ制御への悪影響を防止することができる。
また、請求項1に記載のヒータ駆動装置においては、更に請求項2に記載のように、
前記電圧印加手段は、前記交流電源の交流電圧波形の第2位相のタイミングで動作を終了するように構成され、
前記制御手段が、前記位相検出手段により検出された第1位相のタイミングと、前記通電信号とに基づいて、前記電圧印加手段の動作開始タイミングを決定することで、前記電圧印加手段の動作期間が決定される、ようにしてもよい。
【0012】
このように構成されたヒータ駆動装置によれば、制御手段は、位相検出手段により検出された第1位相のタイミングと通電信号とに基づいて、電圧印加手段の動作開始タイミングを決定し電圧印加手段を動作させ、ヒータへ交流電源から電圧を印加する。そして、第2位相で電圧印加手段は動作を終了するため、ヒータへ交流電源からの電圧印加が終了する。
【0013】
このため、制御手段において動作の終了タイミングを決定する必要がなく、制御手段の処理負荷を低減し、回路構成を簡略化できる。
また、請求項1又は請求項2に記載のヒータ駆動装置においては、更に請求項3に記載のように、
前記制御手段は、前記通電信号が入力したタイミングを基点として経過した時間を計測する計時手段を備え、該計時手段により計測された経過時間に基づいて、該経過時間が長くなるほど前記動作期間を長くする、ようにしてもよい。
【0014】
このように構成されたヒータ駆動装置によれば、制御手段は、計時手段により計測された経過時間が長くなるほど電圧印加手段の動作期間を長くする。このため、通電信号が入力してから時間が経過するほど、ヒータに交流電源から電圧を印加する時間を長くできる。即ち、ヒータへの電圧印加時間を徐々に長くすることができるため、突入電流を抑制しつつ、より効率よくヒータを加熱することができる。
【0015】
また、従来、位相検出手段は交流電圧波形のゼロクロスのタイミングを検出していたが、請求項4に記載のように、
前記位相検出手段は、前記第1位相のタイミングとして前記交流電圧波形のピークの位相のタイミングを検出する、ようにしてもよい。
【0016】
このように構成されたヒータ駆動装置によれば、交流電圧波形のピークの位相のタイミングを基点として、電圧印加手段の動作開始タイミングを決定することができる。これにより、交流電圧波形のゼロクロスのタイミングを基点とするよりも、電圧印加手段の動作開始タイミングまでの期間が短くなり、電圧印加手段の動作開始タイミングの誤差が小さくなる。
【0017】
また、請求項1〜請求項4何れかに記載のヒータ駆動装置においては、更に請求項5に記載のように、
前記電源一次側回路は、前記位相検出手段と前記制御手段とに電圧を印加するヒータ駆動部用電源を備える、ようにしてもよい。
【0018】
このように構成されたヒータ駆動装置によれば、ヒータ駆動部用電源により位相検出手段と制御手段とに電圧を印加することができる。このため、制御手段を動作させるための電圧を通電信号発生手段(電源二次側回路)側から印加しなくてもよいので、電源一次側回路と通電信号発生手段を含む電源二次側回路とをさらに絶縁するための回路や装置が必要なくなる。
【0019】
また請求項6に記載の定着装置は、
請求項1〜請求項5何れかに記載のヒータ駆動装置を備える、ことを特徴とする。
このように構成された定着装置によれば、請求項1〜請求項5何れかに記載のヒータ駆動装置により、ヒータへ交流電源から電圧を印加し、定着装置を加熱することができる。
【0020】
このため、ヒータの誤動作を防止でき、定着装置の温度を制御しやすくなるため、印刷媒体にトナーをムラなく定着することができる。
また請求項7に記載の画像形成装置は、
請求項6に記載の定着装置を備える、ことを特徴とする。
【0021】
このように構成された画像形成装置によれば、請求項6に記載の定着装置により、印刷媒体にトナーを定着することができる。
このため、印刷媒体にトナーをムラなく定着させ、安定して画像を形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[レーザプリンタの構成]
本実施形態では、画像形成装置として、レーザプリンタを例に挙げて説明する。
【0023】
まず、本実施の形態のレーザプリンタの全体構成を、図1に基づいて説明する。尚、図1はレーザプリンタの装置本体(本体ユニット)1の構成を表す縦断面図である。
図1に示す様に、本実施の形態のレーザプリンタは、本体ユニット1の下方に、本体ユニット1に着脱自在に挿入される給紙トレー3が配置され、その内部には、図示しないバネにより上方に付勢された支持板5が設けられている。
【0024】
支持板5の上方には、支持板5の上に積層状に保持された記録紙(印刷媒体に相当)を一枚ずつ分離して画像形成部7方向へ供給する供給ローラ9が配設されている。
供給ローラ9から画像形成部7へ到る記録紙の搬送経路には、搬送ローラ11,13と、適宜停止することによって記録紙の先端を係止し、その記録紙の斜行を補正するレジストローラ15とが順次配設されている。
【0025】
尚、搬送ローラ11,13は、モータからの駆動を受けて回転する駆動ローラと、他方が記録紙の移動によりつれ回りする従動ローラとで構成されている。
画像形成部7は、プロセスカートリッジ21内に設けられた感光体としての感光ドラム23と、その感光ドラム23に対向配置された転写手段(転写器)としての転写ローラ25とを備えている。尚、感光ドラム23は、プロセスカートリッジ21側に配置され、転写ローラ25は本体ユニット1側に配置されている。
【0026】
画像形成部7の下流側(図の右側)には、搬送ベルト27を介して、主としてヒートローラ102とプレッシャローラ103とからなる定着装置100が設けられている。
更に、定着装置100の下流側には、その搬送経路に沿って3対の排紙ローラ37a〜cが配置され、本体ユニット1の上面には、最後の排紙ローラ37cから排出される記録紙を受ける排紙トレー39が設けられている。
【0027】
また、排紙トレー39とプロセスカートリッジ21との間には、感光ドラム23をレーザ光Lによって走査露光するスキャナユニット41が配設されている。
尚、前記スキャナユニット41には、画像形成のために、レーザダイオード(図示せず)から照射されるレーザ光を走査する目的で、モータ(図示せず)により回転駆動されるポリゴンミラー42など、各種の光学素子等が配置されている。
【0028】
次に、プロセスカートリッジ21について、図1に基づいて説明する。
まず、図1に示す様に、プロセスカートリッジ21は、本体ユニット1の上方に開口する凹部である装着部17に、(矢印A、B方向に進退して)着脱自在に装着されるものである。尚、装着部17の上方の開口は、常時はカバー19にて覆われており、カバー19を上方に回動させて開くことにより、プロセスカートリッジ21を着脱することができる。
【0029】
このプロセスカートリッジ21は、表面に感光層を有する感光ドラム23を回転可能に備え、更に、その感光ドラム23の表面を一様に帯電させる帯電ローラ(図示せず)、及び帯電した感光ドラム23の表面にトナーを供給する現像手段(現像器)としての現像ローラ(図示せず)を備えている。尚、帯電ローラ及び現像ローラは、感光ドラム23に従動回転する。
【0030】
そして、帯電ローラによって帯電された感光ドラム23の表面には、スキャナユニット41から入射するレーザ光Lによって静電潜像が形成され、続いて、現像ローラが感光ドラム23の表面へ現像剤としてのトナーを供給することにより、感光ドラム23上にて静電潜像が現像され、トナー像(可視像)が形成される。
【0031】
次に、本実施の形態における画像形成の手順を説明する。
給紙トレー3から供給ローラ9により取り出された記録紙は、搬送ローラ11,13によりレジストローラ15に送られ、そこで、記録紙の斜行が修正される。
【0032】
その後、記録紙が画像形成部7に送られると、感光ドラム23及び転写ローラ25の間を通過する際に、感光ドラム23に付着したトナーが前述の転写ローラ25との間を通過する記録紙に転写されることにより、記録紙に画像(トナー像)が形成される。
【0033】
そのトナー像が形成された記録紙は、搬送ベルト27によって定着装置100に搬送される。定着装置100では、ヒートローラ102とプレッシャローラ103とにより挟まれるとともに、ヒートローラ102により加熱されて、トナー像の記録紙への定着が行われ、画像形成が完了する。
【0034】
その後、画像が定着された記録紙は、3対の排紙ローラ37a〜cを介して、本体ユニット1の上面に設けた排紙トレー39に排出される。
[定着装置の構成]
次に、定着装置100の構成を、図2を用いて説明する。ここで、図2は定着装置100の定着装置フレーム101部を示す斜視図である。
【0035】
定着装置100のヒートローラ102は、金属製のローラ本体102aと、ローラ本体102aの内部に配設されたハロゲンヒータ102bとを備えている。
ローラ本体102aは、図2に示すように、円筒形状をなし、定着装置フレーム101内に収容される状態で、その両端部が、定着装置フレーム101のホルダ部104において回転可能に支持されている。
【0036】
また、ハロゲンヒータ102bは、図2に示すように、ローラ本体102aの内部の中心において、そのローラ本体102aの軸方向に沿って、ローラ本体102aと略同じ長さで設けられている。
[ヒータ駆動装置の構成]
そして、定着装置100は、ヒータ駆動装置200を備えている。以下、ヒータ駆動装置200の構成を図3に基づいて説明する。図3はヒータ駆動装置200の構成を示すブロック図である。
【0037】
ヒータ駆動装置200は、ハロゲンヒータ102b,ヒータ駆動回路220,位相検出回路230,制御タイミング発生回路240,電源回路250,フォトカプラ260,制御部270を備えている。尚、ヒータ駆動装置200には、図3に示すように、交流電源300が印加されている。
【0038】
ヒータ駆動回路220は、周知のトライアックで構成され、制御タイミング発生回路240からの信号入力によりトリガーされ、オン状態になる。これにより、ハロゲンヒータ102bに交流電源300から電圧が印加される。
位相検出回路230は交流電源300の電圧のピークのタイミングを検出する回路であり、ピークのタイミングでパルス(以降、ピークパルスとする)を出力する。
【0039】
制御タイミング発生回路240は、制御部270から入力されるヒータ・オン信号と、位相検出回路230から入力されるピークパルスとに基づいて、ヒータ駆動回路220を駆動させるトリガー信号を出力する。
電源回路250は、位相検出回路230と制御タイミング発生回路240とに電圧を印加するための回路である。
【0040】
制御部270は、ヒートローラ102近傍に設けた温度センサ(図示せず)によりヒートローラの温度を検知して、検知温度と設定温度を比較し、ヒータ・オン信号を出力する。
フォトカプラ260は、発光ダイオード260aとフォトトランジスタ260bとを備え、発光ダイオード260aのアノードは制御部270の出力端子に接続され、発光ダイオード260aのカソードは接地されている。また、フォトトランジスタ260bのコレクタは抵抗R1を介して電源回路に接続され、フォトトランジスタ260bのエミッタは接地されている。
【0041】
制御部270からのヒータ・オン信号により、発光ダイオード260aが点灯し、フォトトランジスタ260bが導通する。
ハロゲンヒータ102b,ヒータ駆動回路220,位相検出回路230,制御タイミング発生回路240,電源回路250を含む電源1次側回路200aと、制御部270を含む電源2次側回路200bとは絶縁されており、制御部270から出力されるヒータ・オン信号は、フォトカプラ260を介して制御タイミング発生回路240に入力される。
【0042】
[位相検出回路と制御タイミング発生回路の構成]
さらに、位相検出回路230と制御タイミング発生回路240の構成を図4に基づいて説明する。
位相検出回路230は、全波整流回路231,分圧回路232,ピークホールド回路233,比較回路234を備えている。
【0043】
全波整流回路231は、交流電源300からの電圧波形を全波整流する。全波整流された電圧は、分圧回路232にて分圧した後に、ピークホールド回路233と比較回路234に入力される。
ピークホールド回路233は、入力された電圧波形のピーク電圧を保持し出力する回路で、このピーク電圧が比較回路234に入力される。
【0044】
比較回路234は、分圧回路232からの入力と、ピークホールド回路233からの入力とを比較し、一致した時にパルス信号を出力する。即ち、交流電源300の電圧波形のピークの時にピークパルスを出力する。
また、制御タイミング発生回路240は、積分回路241,ワンショットマルチバイブレータ242,ワンショットマルチバイブレータ243,ゲート回路244,比較回路245を備えている。
【0045】
積分回路241は、制御部270から入力されるヒータ・オン信号を積分した電圧(積分電圧)をワンショットマルチバイブレータ242の時定数回路(図示せず)に出力する。
ワンショットマルチバイブレータ242は、積分回路241から入力される積分電圧に応じた時間幅のパルスをワンショットマルチバイブレータ243に出力する。
【0046】
ワンショットマルチバイブレータ243は、ワンショットマルチバイブレータ242から入力されるパルス信号がオンからオフに変化する時、一定時間幅のパルスをゲート回路244に出力する。
比較回路245は、積分回路241から入力される積分電圧と、基準電源246の電圧とを比較し、積分電圧が基準電源246の電圧より高い場合に、後述する強制ヒータ・オン信号をゲート回路244に出力する。
【0047】
ゲート回路244には、ヒータ・オン信号と、ワンショットマルチバイブレータ243からのパルス信号と、強制ヒータ・オン信号とが入力される。
ゲート回路244は、ヒータ・オン信号が入力され且つワンショットマルチバイブレータ243からのパルス信号が入力されると、ヒータ駆動回路220を駆動させるトリガー信号を出力する。また、強制ヒータ・オン信号が入力される場合には、ワンショットマルチバイブレータ243からのパルス信号入力に関係なく、上記トリガー信号を出力する。
【0048】
[ヒータ駆動装置の動作]
次に、ヒータ駆動装置の動作を図5に基づいて説明する。図5は、ヒータ駆動装置の動作を示すタイミングチャートである。
図5(a)は交流電源300の電圧波形、(b)は制御部270の出力でヒータ・オン信号、(c)は比較回路234の出力でピークパルス、(d)はワンショットマルチバイブレータ242の出力、(e)はワンショットマルチバイブレータ243の出力、(f)は比較回路245の出力、(g)はゲート回路244の出力でトリガー信号である。
【0049】
まず、制御部270は、ヒートローラ102近傍に設けた温度センサ(図示せず)によりヒートローラの温度を検知して、検知温度と設定温度を比較し、ハロゲンヒータ102bへの電圧印加が必要であると判断すると、ヒータ・オン信号を出力する(図5(b)の時刻T1参照)。
【0050】
また、比較回路234は、交流電源300の電圧波形のピーク時、即ち、時刻T2,T5,T8,T11にピークパルスを出力する(図5(c)参照)。
そして、ワンショットマルチバイブレータ242は、このピークパルス入力により、積分回路241から入力される積分電圧に対応した時間幅のパルスを出力する(図5(d)参照)。このパルス幅は、積分電圧が大きくなるにつれて、短くなるように設定されている。即ち、ヒータ・オン信号が入力してからの時間が経過する程、パルス幅が短くなる。
【0051】
更に、ワンショットマルチバイブレータ243は、ワンショットマルチバイブレータ242から入力されるパルス信号がオンからオフに変化する時(時刻T3,T6,T9,T12)に、パルス信号を出力する(図5(e)参照)。即ち、ヒータ・オン信号が入力してからの時間が経過する程、交流電源300の電圧波形がピークになってから、ワンショットマルチバイブレータ243がパルス信号を出力するまでの時間が短くなる。
【0052】
また、ヒータ・オン信号がゲート回路244に入力されているため、ワンショットマルチバイブレータ243からのパルス信号が、ゲート回路244に入力されると(時刻T3,T6,T9,T12)、ゲート回路244は、ヒータ駆動回路220を駆動させるトリガー信号を出力する(図5(g)参照)。
【0053】
トリガー信号がヒータ駆動回路220に入力されると、ヒータ駆動回路220はオン状態になり、ハロゲンヒータ102bに交流電源300から電圧が印加される(時刻T3,T6,T9,T12)。そして、ヒータ駆動回路220はトライアックで構成されているため、交流電源300の電圧波形のゼロクロス点(時刻T4,T7,T10,T13)でオフ状態になり、ハロゲンヒータ102bへの電圧印加が終了する。即ち、ヒータ・オン信号が入力してからの時間が経過する程、ハロゲンヒータ102bに交流電源300から電圧が印加される期間が長くなる(図5(a)の斜線部分参照)。
【0054】
そして、ヒータ・オン信号が入力してから一定時間が経過すると(時刻T14)、積分電圧が基準電源246の電圧より高くなり、比較回路245は強制ヒータ・オン信号をゲート回路244に出力する(図5(f)参照)。
強制ヒータ・オン信号が、ゲート回路244に入力されると(時刻T14)、ゲート回路244は、トリガー信号を出力する(図5(g)参照)。
【0055】
更に、トリガー信号がヒータ駆動回路220に入力されると、ヒータ駆動回路220はオン状態になり、ハロゲンヒータ102bに交流電源300から電圧が印加される。強制ヒータ・オン信号がゲート回路244に入力されている間はヒータ駆動回路220にトリガー信号は入力されるため、ヒータ駆動回路220のオン状態は継続し、交流電源300の電圧波形がゼロクロス点を通過しても、電圧印加は継続する。
【0056】
即ち、ヒータ・オン信号が入力してから一定期間はハロゲンヒータ102bへの電圧供給量を断続的に、且つ徐々に増加させ、その後は連続して電圧を供給する制御を行っている。
その後、ヒータ・オン信号の出力が停止すると(時刻T15)、強制ヒータ・オン信号の出力が停止するため、トリガー信号の出力も停止する。このため、ヒータ駆動回路220は、ゼロクロス点(時刻T16)でオフ状態になり、ハロゲンヒータ102bへの電圧印加が終了する。
【0057】
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態において、ヒータ駆動回路220は本発明における電圧印加手段、位相検出回路230は本発明における位相検出手段、制御タイミング発生回路240は本発明における制御手段である。
【0058】
また、電源1次側回路200aは、本発明における電源一次側回路である。
また、制御部270は本発明における通電信号発生手段、フォトカプラ260は本発明における絶縁素子、通電信号は本発明におけるヒータ・オン信号である。
【0059】
また、交流電源300の電圧のピークのタイミングは、本発明における第1位相のタイミングである。
また、交流電源300の電圧のゼロクロス点のタイミングは、本発明における第2位相のタイミングである。
【0060】
また、時刻T3,T6,T9,T12,T14は、本発明における動作開始タイミングである。
また、期間T3−T4,T6−T7,T9−T10,T12−T13,T14−T16は、本発明における動作期間である。
【0061】
また、積分回路241は、本発明における計時手段である。
また、電源回路250は、本発明におけるヒータ駆動部用電源である。
[効果]
このように構成されたヒータ駆動装置200によれば、位相検出回路230と制御タイミング発生回路240とは電源1次側回路200a側に備えられ、電源1次側回路200aと電源2次側回路200bとは絶縁されている。そして、制御部270がヒータ・オン信号をフォトカプラ260を介して電源1次側回路200aへ出力すると、制御タイミング発生回路240は、位相検出回路230により検出されたピークパルスとヒータ・オン信号とに基づいて、ヒータ駆動回路220の動作開始タイミングを決定しヒータ駆動回路220を動作させ、ハロゲンヒータ102bへ交流電源300からの電圧を印加する。その後、交流電源300のゼロクロス点のタイミングでヒータ駆動回路220の動作は終了する。
【0062】
したがって、制御タイミング発生回路240を電源2次側回路200b側に配置しなくてもよく、位相検出回路230と制御タイミング発生回路240との間の配線を短くすることができるので、外来ノイズの影響を受けにくくなり、ヒータの誤動作を防止することができる。
【0063】
また、ヒータ駆動回路220は、トライアックで構成され、交流電源300の電圧のゼロクロス点でオフ状態になる。このため、制御タイミング発生回路240で、ヒータ駆動回路220をオフ状態にする信号を発生させる必要がなく、ヒータ駆動回路220の処理負荷を低減し、回路構成を簡略化できる。
【0064】
また、制御タイミング発生回路240は、積分回路241により計測された経過時間が長くなるほどヒータ駆動回路220の動作期間を長くする。このため、ヒータ・オン信号が入力してから時間が経過するほど、ハロゲンヒータ102bに交流電源300から電圧を印加する時間を長くできる。即ち、ハロゲンヒータ102bへの電圧印加時間を徐々に長くすることができるため、突入電流を抑制しつつより効率よくハロゲンヒータ102bを加熱することができる。
【0065】
また、制御タイミング発生回路240は、交流電圧波形のピークの位相のタイミングを基点として、ヒータ駆動回路220の動作開始タイミングを決定することができる。このため、交流電圧波形のゼロクロスのタイミングを基点とするよりも、ヒータ駆動回路220の動作開始タイミングまでの期間が短くなり、ヒータ駆動回路220の動作開始タイミングの誤差が小さくなる。
【0066】
また、位相検出回路230と制御タイミング発生回路240とに電圧を印加する専用電源である電源回路250を備えている。このため、制御タイミング発生回路240を動作させるための電圧を電源2次側回路200b側から印加しなくてもよいので、電源1次側回路200aと電源2次側回路200bとをさらに絶縁するための回路や装置が必要なくなる。
【0067】
[変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施の形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
【0068】
上記実施の形態においては、本発明をレーザプリンタに具体化したものを示したが、例えば、トナーを定着して画像を形成する機能を備えるコピー機,ファクシミリや、ローラの加熱および押圧によりフィルムと用紙とを貼り合わせるラミネータ装置についても同様に適用可能である。
【0069】
また、上記実施形態においては、ヒータ駆動回路220がトライアックで構成され、制御タイミング発生回路240からの信号入力によりトリガーされオン状態になり、制御タイミング発生回路240からの信号入力がないと、交流電源300の交流電圧波形のゼロクロスのタイミングで自動的にオフ状態になるものを例示した。
【0070】
しかし、制御タイミング発生回路240は、ハロゲンヒータ102bに交流電源300から電圧を印加する期間は継続してヒータ駆動回路220へ信号を出力するように構成し、且つヒータ駆動回路220は、トライアック以外で構成され、制御タイミング発生回路240からの信号入力でオン状態になり、信号入力がなくなったらオフ状態になるように構成してもよい。
【0071】
また、ゼロクロス以外のタイミングで自動的にオフ状態になるように構成してもよい。
一方、上記実施形態においては、交流電源300の電圧のピークのタイミングで位相検出するものを例示した。しかし、交流電源300の電圧波形の所定の位相を検出するものであれば、どの位相を検出してもよい。
【0072】
また、上記実施形態においては、本発明における計時手段を積分回路241により構成したものを例示した。しかし、ヒータ・オン信号が入力してからの経過時間を計測する機能を有していれば、積分回路241以外の回路であってもよく、例えば、一定周期のパルス入力に従って計数値が増加し、ヒータ・オン信号の入力のタイミングで計数値がリセットするといったカウンタ機能を有する回路により構成してもよい。
【0073】
また、上記実施形態においては、本発明における絶縁素子をフォトカプラ260により構成したものを例示した。しかし、電源1次側回路200aと電源2次側回路200bとを絶縁し、ヒータ・オン信号を伝達する機能を有していればフォトカプラ260以外の絶縁素子であってもよい。例えば、絶縁素子をトランスにより構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるレーザプリンタを示す説明図。
【図2】実施形態における定着装置の構成を示す斜視図。
【図3】実施形態におけるヒータ駆動装置の構成を示すブロック図。
【図4】実施形態における位相検出回路と制御タイミング発生回路の構成を示すブロック図。
【図5】実施形態におけるヒータ駆動装置の動作を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1…本体ユニット、3…給紙トレー、5…支持板、7…画像形成部、9…供給ローラ、11…搬送ローラ、13…搬送ローラ、15…レジストローラ、17…装着部、19…カバー、21…プロセスカートリッジ、23…感光ドラム、25…転写ローラ、27…搬送ベルト、37a〜c…排紙ローラ、39…排紙トレー、41…スキャナユニット、42…ポリゴンミラー、100…定着装置、101…定着装置フレーム、102…ヒートローラ、102a…ローラ本体、102b…ハロゲンヒータ、103…プレッシャローラ、104…ホルダ部、200…ヒータ駆動装置、200a…電源1次側回路、200b…電源2次側回路、220…ヒータ駆動回路、230…位相検出回路、231…全波整流回路、232…分圧回路、233…ピークホールド回路、234…比較回路、240…制御タイミング発生回路、241…積分回路、242…ワンショットマルチバイブレータ、243…ワンショットマルチバイブレータ、244…ゲート回路、245…比較回路、246…基準電源、250…電源回路、260…フォトカプラ、260a…発光ダイオード、260b…フォトトランジスタ、270…制御部、300…交流電源。
Claims (7)
- 熱源としてのヒータと、該ヒータに交流電源から電圧を印加する電圧印加手段と、該交流電源の交流電圧波形の第1位相のタイミングを検出する位相検出手段と、該位相検出手段に検出された第1位相のタイミングに基づいて、該電圧印加手段を動作させる制御手段と、を備えた電源一次側回路と、
該電源一次側回路と1つの絶縁素子により絶縁され、前記ヒータへの電圧印加を指示する通電信号を、前記絶縁素子を介して該電源一次側回路へ出力する通電信号発生手段を含む電源二次側回路と、を備え、
前記制御手段は、前記位相検出手段により検出された第1位相のタイミングと、前記通電信号とに基づいて、前記電圧印加手段の動作開始タイミングと動作期間とを決定し、前記電圧印加手段を動作させること、
を特徴とするヒータ駆動装置。 - 前記電圧印加手段は、前記交流電源の交流電圧波形の第2位相のタイミングで動作を終了するように構成され、
前記制御手段が、前記位相検出手段により検出された第1位相のタイミングと、前記通電信号とに基づいて、前記電圧印加手段の動作開始タイミングを決定することで、前記電圧印加手段の動作期間が決定されること、
を特徴とする請求項1に記載のヒータ駆動装置。 - 前記制御手段は、前記通電信号が入力したタイミングを基点として経過した時間を計測する計時手段を備え、該計時手段により計測された経過時間に基づいて、該経過時間が長くなるほど前記動作期間を長くすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒータ駆動装置。
- 前記位相検出手段は、前記第1位相のタイミングとして前記交流電圧波形のピークの位相のタイミングを検出することを特徴とする請求項1〜請求項3何れかに記載のヒータ駆動装置。
- 前記電源一次側回路は、前記位相検出手段と前記制御手段とに電圧を印加するヒータ駆動部用電源を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4何れかに記載のヒータ駆動装置。
- 請求項1〜請求項5何れかに記載のヒータ駆動装置を備えたことを特徴とする定着装置。
- 請求項6に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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