JP2006041976A - デジタル放送受信機における信号出力システム、出力方法、およびプログラム記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】階層変調されているプログラムを記録した媒体を再生する場合に、再生機器ごとに異なる方法でプログラムを提示してしまう。
【解決手段】デジタル放送受信機における信号出力システムは、入力信号同期手段と、入力信号から所望の情報を抽出する情報抽出手段と、抽出した情報と入力信号同期手段で検出した同期状態により、出力信号を決定する出力信号決定手段と、出力信号決定手段により決定された情報を作成する情報作成手段と、出力信号決定手段により決定された出力信号と情報作成手段により作成された情報を出力する信号出力手段とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】デジタル放送受信機における信号出力システムは、入力信号同期手段と、入力信号から所望の情報を抽出する情報抽出手段と、抽出した情報と入力信号同期手段で検出した同期状態により、出力信号を決定する出力信号決定手段と、出力信号決定手段により決定された情報を作成する情報作成手段と、出力信号決定手段により決定された出力信号と情報作成手段により作成された情報を出力する信号出力手段とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル放送受信機における信号出力システム、出力方法、およびプログラム記録媒体に関するものである。所謂BSデジタル放送において階層変調されているプログラム受信中に、D−VHSのような所謂デジタル記録媒体に向けて出力する際の技術である。
所謂BSデジタル放送受信機においてプログラムを記録する場合、通常受信トランスポートストリーム(TS)から所望のサービスだけが配置されているパーシャルトランスポートストリーム(PTS)を作成し、このPTSを記録する。この際通常はプログラムに関する情報を持つテーブル(PMT)は、記録しないESに関する記述を取り除いただけのものを記録する。所謂BSデジタル放送ではプログラムを構成するエレメンタリーストリーム(ES)を伝送劣化への耐性、あるいは情報品質の差異化などのために、大容量伝送が可能な伝送方式と、低C/Nにおいても受信可能な伝送方式を併用して伝送(階層変調)する場合がある。このような階層変調されたプログラムを記録する場合は、視聴中の階層について上記記録方法により記録する手段が取られる。もしくは、受信中のTSを全て記録した後、再生時に選択する手段がとられる(例えば、特許文献1参照)。
これらの方法で記録されたPTSを再生するためには、放送受信時と同様のPMTに記載の階層伝送記述子の解釈や、記録されたESの状態を検出する必要がある。これは再生時にも受信時と同様の処理を行うといった無駄な処理ステップの増加が発生するだけでなく、PMTに記載の階層伝送記述子とESの関係や、記録されたPTSの状態を検出方法が機種ごとに異なれば、記録媒体が同じであるにもかかわらず、ユーザには異なる方法でプログラムを提示してしまうことになる。具体的には、所謂BSデジタル放送で規定されているデフォルトコンポーネントタグを持つESの記述がない場合や、PTSをデコードするデコーダのエラーパケット検出能力、およびPTS中の不連続点を示すDITの挿入能力および検出能力によるプログラム提示方法の変化が挙げられる。
特開2001−103405号公報
解決しようとする問題点は、階層変調されているプログラムを記録した媒体を再生する場合に、再生機器ごとに異なる方法でプログラムを提示してしまう点である。
本発明は、入力信号同期手段と、入力信号から所望の情報を抽出する情報抽出手段と、抽出した情報と入力信号同期手段で検出した同期状態により、出力信号を決定する出力信号決定手段と、出力信号決定手段により決定された出力信号を出力する信号出力手段と、を有することを特徴とする。またシステム内に情報作成部を有し、これにより低階層用PMTの作成を行う点を最も特徴とする。
本発明のデジタル放送受信機における信号出力システム、出力方法、およびプログラム記録媒体は、階層変調されたプログラムをデジタル記録媒体へ出力する際に、PMT内の記述において、高階層ESのパケットID(PID)を互いに参照関係にあるPMTの階層伝送記述子の低階層ESのPIDに書き換えて記録することで、通常のPTS再生手順で再生を可能とするという利点がある。
以下、本発明の実施の形態について用いて説明する。なお、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものではなく、用事を逸脱しない範囲においては種種なる態様で実施し得る。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における信号出力システムの一例を示したブロック図である。10は機器全体を示し、11の入力信号同期部、12の情報抽出部、13の出力信号決定部、14の情報作成部、15の信号出力部を備える。
図1は、本発明の第1の実施の形態における信号出力システムの一例を示したブロック図である。10は機器全体を示し、11の入力信号同期部、12の情報抽出部、13の出力信号決定部、14の情報作成部、15の信号出力部を備える。
図2には一般的な信号出力システムの一例を示す。本発明のポイントは情報作成部を有し、低階層用PMTの作成を行う点である。
図3は、本発明の第1の実施の形態において、出力信号を決定するまでのフローチャートである。
まず、ステップ30で11の入力信号同期部に信号が入力される。ステップ31において入力信号同期部で同期が確立しなければ、信号出力は不可能なので終了する。同期が確立すれば、次に同期状態を入力信号同期部にて検出し、ステップ32において高階層受信をすべきか低階層受信をすべきかを出力信号決定部にて判断する。具体的には計測されたC/N比を判断値とし、この値がある閾値以上であれば高階層、閾値より下であれば低階層と判断する方法がある。また、ビデオデコーダにおけるデコードエラー率を判断値とする方法もある。さらに、視聴時と録画時に使用するデコーダは異なる場合があるため、視聴階層と録画階層を別(視聴階層は高階層で録画階層は低階層等)にする場合もある。
高階層受信と判断すれば、ステップ33において出力信号決定部がPMTを元に高階層信号を信号出力部へ指定する。これにより高階層PTSが記録機器に向けて出力される。低階層受信と判断すれば、出力信号決定部は、ステップ34においてTS内からPMTを抽出し、ステップ35においてPMT内の階層伝送記述子の有無を調査する。階層伝送記述子がなければ、低階層ESがないため、ステップ33に移り、高階層受信に切り替える。階層伝送記述子があれば、出力信号決定部はステップ36において情報作成部に低階層用PMTの作成を指示する。情報作成部はPMTを作成した後、ステップ37において信号出力部へTS内のPMTと作成したPMTの置き換えを指示する。さらにステップ38において出力信号決定部は作成されたPMTを基に信号出力部へ低階層信号を指定する。これにより低階層PTSが記録機器に向けて出力される。
図4は、本発明の第1の実施の形態において、情報作成部により低階層用のPMTが作成されるまでのフローチャートである。まず、ステップ40においてPMT内の階層伝送記述子を参照し、高階層ESのPID(参照元)と関係する低階層ESのPID(参照先)を走査する。あれば、ステップ41において参照元のPIDを参照先のPIDで上書きする。次に、ステップ42において階層伝送記述子を削除する。こうして作成されたPMTはデフォルトコンポーネントタグを有し、さらに各コンポーネントタグが参照するPIDは受信時の同期状態に即したPIDになっているため、規格に準じた機器なら通常のPTS再生手順によりユーザに同じ方法でプログラムを提示することが可能となる。
(実施の形態2)
図5は本発明の第2の実施の形態におけるフローチャートである。第1の実施の形態では階層を判断した後、当該階層のESのみの出力を出力信号決定部に指示していたが、第2の実施の形態では、ESの出力選択は行わず、低階層用PMTの作成と差し替えのみを行う。規格に準じた機器ならPMTをみて再生ESを判断するため、第2の実施の形態においても、通常のPTS再生手順によりユーザに同じ方法でプログラムを提示することが可能となる。
図5は本発明の第2の実施の形態におけるフローチャートである。第1の実施の形態では階層を判断した後、当該階層のESのみの出力を出力信号決定部に指示していたが、第2の実施の形態では、ESの出力選択は行わず、低階層用PMTの作成と差し替えのみを行う。規格に準じた機器ならPMTをみて再生ESを判断するため、第2の実施の形態においても、通常のPTS再生手順によりユーザに同じ方法でプログラムを提示することが可能となる。
本発明のデジタル放送受信機における信号出力システム、出力方法、およびプログラム記録媒体は、階層変調されたプログラムをデジタル記録媒体へ出力する際に、PMT内の記述において、高階層ESのパケットID(PID)を互いに参照関係にあるPMTの階層伝送記述子の低階層ESのPIDに書き換えて記録することで、通常のPTS再生手順で再生を可能とするという利点を有し、所謂BSデジタル放送において階層変調されているプログラム受信中に、D−VHSのような所謂デジタル記録媒体に向けて出力する際の技術として有用である。
10、20 機器全体
11、21 入力信号同期部
12、22 情報抽出部
13、23 出力信号決定部
14 情報作成部
15、24 信号出力部
11、21 入力信号同期部
12、22 情報抽出部
13、23 出力信号決定部
14 情報作成部
15、24 信号出力部
Claims (3)
- 入力信号同期手段と、入力信号から所望の情報を抽出する情報抽出手段と、抽出した情報と入力信号同期手段で検出した同期状態により、出力信号を決定する出力信号決定手段と、出力信号決定手段により決定された情報を作成する情報作成手段と、出力信号決定手段により決定された出力信号と情報作成手段により作成された情報を出力する信号出力手段と、を有することを特徴とするデジタル放送受信機における信号出力システム。
- 入力信号同期方法と、入力信号から所望の情報を抽出する情報抽出方法と、抽出した情報と入力信号同期方法で検出した同期状態により、出力信号を決定する出力信号決定方法と、出力信号決定方法により決定された情報を作成する情報作成方法と、出力信号決定方法により決定された出力信号を出力する信号出力方法と、を有することを特徴とするデジタル放送受信機における信号出力方法。
- 入力信号同期ステップと、入力信号から所望の情報を抽出する情報抽出ステップと、抽出した情報と入力信号同期ステップで検出した同期状態により、出力信号を決定する出力信号決定ステップと、出力信号決定ステップにより決定された情報を作成する情報作成ステップと、出力信号決定ステップにより決定された出力信号を出力する信号出力ステップと、を有することを特徴とするデジタル放送受信機における信号出力プログラム記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004219736A JP2006041976A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | デジタル放送受信機における信号出力システム、出力方法、およびプログラム記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004219736A JP2006041976A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | デジタル放送受信機における信号出力システム、出力方法、およびプログラム記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006041976A true JP2006041976A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35906477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004219736A Pending JP2006041976A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | デジタル放送受信機における信号出力システム、出力方法、およびプログラム記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006041976A (ja) |
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2004
- 2004-07-28 JP JP2004219736A patent/JP2006041976A/ja active Pending
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