JP2006041578A - 携帯端末装置及びテレビ放送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】録画中にディジタルテレビ放送を充分な受信電界強度で受信できなくても、データ抜けの無いディジタルテレビ放送を録画できる携帯端末装置及びテレビ放送システムを提供する。
【解決手段】携帯端末装置は、ディジタルテレビ放送データの受信機と、電界強度検出手段と、放送データと電界強度の記憶部と、記録した電界強度が放送データを受信可能な閾値よりも小さい時点でテレビ受信機が受信した放送データを特定するデータ特定手段と、特定した放送データと同じ内容のディジタルテレビ放送データの送信要求を、テレビ放送局から受信した放送データを蓄積する蓄積装置に送信する無線送信機と、蓄積装置から無線送信機により送信要求したディジタルテレビ放送データを受信する無線受信機を備え、記録部は、データ特定手段により特定した前記ディジタルテレビ放送データを無線受信機により受信したディジタルテレビ放送データに置き換えて記憶する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ディジタルテレビ放送を録画する携帯端末装置及びディジタルテレビ放送システムに関する。
従来の携帯端末装置には、受信したディジタルテレビ放送を録画し、録画したディジタルテレビ放送を再生することができるものがある。特許文献1の携帯端末は、ディジタルテレビ放送データを受信するチューナと、録画指示時にチューナが出力したデータを記録するデータメモリと、データメモリに記録したデータを再生するよう制御する制御部とを含んで構成されている。
特開2003−348510号公報
しかしながら、上記の携帯端末は、ディジタルテレビ放送をある閾値未満の電界強度で受信した場合、ディジタルテレビ放送データを受信することができないため、この時点におけるデータの無いディジタルテレビ放送を録画してしまい、データ抜けの有るディジタルテレビ放送を再生することになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、録画中にディジタルテレビ放送を充分な受信電界強度で受信することができなくても、データ抜けの無いディジタルテレビ放送を録画することができる携帯端末装置及びテレビ放送システムを提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、ディジタルテレビ放送データを記録する携帯端末装置であって、テレビ放送局から前記ディジタルテレビ放送データを受信する第1受信手段と、前記ディジタルテレビ放送データを搬送する搬送波の電界強度を検出する電界強度検出手段と、前記第1受信手段により受信した前記ディジタルテレビ放送データと、当該ディジタルテレビ放送データ受信時に前記電界強度検出手段により検出した前記電界強度と、を記録する記録手段と、前記記録手段に記録した前記ディジタルテレビ放送データの内の、前記記録手段に記録した前記電界強度が前記ディジタルテレビ放送データを受信可能な閾値よりも小さい時点で前記第1受信手段が受信した、前記ディジタルテレビ放送データを特定するデータ特定手段と、前記データ特定手段により特定した前記ディジタルテレビ放送データと同じ内容のディジタルテレビ放送データの送信要求を、前記テレビ放送局から受信したディジタルテレビ放送データを蓄積する蓄積装置に送信する送信手段と、前記蓄積装置から、前記送信手段により送信要求した前記ディジタルテレビ放送データを受信する第2受信手段と、を備え、前記記憶手段は、前記データ特定手段により特定した前記ディジタルテレビ放送データを前記第2受信手段により受信した前記ディジタルテレビ放送データに置き換えて記憶するものである。
この構成によれば、テレビ放送局からディジタルテレビ放送を充分な受信電界強度で受信することができなくても、蓄積装置から受信したディジタルテレビ放送データで補間することにより、データ抜けの無いディジタルテレビ放送を録画することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記データ特定手段が、前記記録手段に記録した前記電界強度が前記閾値以上の時点で前記第1受信手段が受信した前記ディジタルテレビ放送データのパケット情報に基づいて、前記ディジタルテレビ放送データを特定するものを含む。
この構成によれば、テレビ放送局から受信することができなかったディジタルテレビ放送データを容易に特定することができる。
本発明のテレビ放送システムは、本発明の携帯端末装置と、ディジタルテレビ放送データを配信するテレビ放送局と、前記テレビ放送局から受信した前記ディジタルテレビ放送データを蓄積する蓄積装置と、を含んで構成されるテレビ放送システムであって、前記蓄積装置は、前記携帯端末装置により送信された前記ディジタルテレビ放送データの送信要求を受信する受信手段と、送信要求された前記ディジタルテレビ放送データを前記携帯端末装置に送信する送信手段と、を備えるものである。
この構成によれば、テレビ放送局からディジタルテレビ放送を充分な受信電界強度で受信することができなくても、蓄積装置から受信したディジタルテレビ放送データで補間することにより、データ抜けの無いディジタルテレビ放送を録画することができる。
本発明の携帯端末装置及びテレビ放送システムによれば、録画中にディジタルテレビ放送を充分な受信電界強度で受信することができなくても、データ抜けの無いディジタルテレビ放送を録画することができる。
以下、本発明の実施の形態の携帯端末装置及びテレビ放送システムについて説明する。図1に、本発明の実施の形態のテレビ放送システムの構成図を示す。テレビ放送システム1は、本発明の携帯端末装置である携帯電話機2と、ディジタルテレビ放送を格納したパケットデータストリームを変調して携帯電話機2に配信するテレビ放送局3と、テレビ放送局3が配信するディジタルテレビ放送を受信してテレビ放送蓄積メモリ4に蓄積するテレビ放送受信装置5と、テレビ放送受信装置5にネットワーク6を介して接続される携帯電話基地局7とを含んで構成される。携帯電話機2は、テレビ放送局3からディジタルテレビ放送を受信しながら録画しているときにディジタルテレビ放送の電波の受信感度が悪くなり、ディジタルテレビ放送を受信できなかった部分がある場合、携帯電話基地局7と無線通信を行い、ネットワーク6を介してテレビ放送受信装置5から受信できなかった部分のディジタルテレビ放送データを受信して録画を補間する。
図2に、本発明の実施の形態のパケットデータストリームのデータ構造を示す概念図を示す。パケットデータストリームは、ビデオパケット11、12、13、…と、オーディオパケット21、22、23、…などがあり、各パケットには、放送番組固有の番組IDを記憶する番組情報a及びメディア情報bからなるパケット識別情報PID(Packet Identification)と、再生するデータdの出力時刻を示すタイムスタンプcと、などを含んで構成される。
ビデオパケット11は、映像メディアのパケットであることを例えば「V」などとしてパケット識別情報PIDのメディア情報11bに示すことで、また、オーディオパケット21は、音声メディアのパケットであることを例えば「A」などとしてパケット識別情報PIDのメディア情報21bに示すことで、それぞれ識別される。
タイムスタンプcは、音声データ及び映像データを出力する際の時間的同期を図るための時間管理情報であり、ビデオパケット11のタイムスタンプ11cは、圧縮された映像データ11dを再生して映像信号として出力する時刻を示し、オーディオパケット21のタイムスタンプ21cは、圧縮された音声データ21dを再生して音声信号として出力する時刻を示す。具体的には、携帯端末装置2の録画再生部(図示せず)の同期信号であるSTC(System Time Clock)に合わせて、同じタイムスタンプcを有するビデオパケット11の映像データ11d及びオーディオパケット21の音声データ21dとを復号し、映像信号及び音声信号を出力する。タイムスタンプcは、例えば、90kHzのクロックで計測した値を33ビット長で表わす程度の精度を有するので、極めて正確に映像及び音声を同期させることができる。
図2では、同じタイムスタンプcを有する1つのビデオパケット11と1つのオーディオパケット21が対になって同期しているが、出力する映像データ及び音声データの量によっては、複数のビデオパケット11及び複数のオーディオパケット21が同じタイムスタンプcによって同期を図ることもある。また、タイムスタンプcは、映像データ11d及び音声データ21dの中に含まれることもある。
図3に、本発明の実施の形態の携帯電話機の機能ブロック図を示す。図3において、携帯電話機2は、テレビ放送局3からディジタルテレビ放送信号を受信するテレビ部31と、アンテナ35を介して携帯電話基地局7と無線通信を行う無線通信部32と、記憶部33とをCPU34に接続して構成されている。
テレビ部31は、受信したディジタルテレビ放送データを復調し、誤り検出及び訂正を行った後、図2に示すようなパケットデータストリームを出力するテレビ受信機36と、テレビ受信機36からパケットデータストリームを受信し、パケット識別情報PIDからパケットデータを選別して、タイムスタンプc、映像データd、及び音声データdなどに分離するストリームデコーダ37とを含む。
無線通信部32は、テレビ放送受信装置5に対してテレビ放送局3から受信できなかったパケットデータを送信するよう送信要求する無線送信機38と、無線送信機38の送信要求に対してテレビ放送受信装置5から送信されたパケットデータを受信する無線受信機39と、無線受信機39で受信したパケットデータをタイムスタンプc、映像データd、及び音声データdなどに分離するストリームデコーダ40とを備える。
記憶部33は、携帯電話機2の各構成要素を制御する制御プログラム41などを格納するROM42と、テレビ受信機32が検出したディジタルテレビ放送の搬送波の受信電界強度を記憶する電界強度蓄積メモリ43、録画する番組IDが登録される録画番組情報44、ストリームデコーダ37によって分離されたタイムスタンプを記憶するタイムスタンプ蓄積メモリ45、ストリームデコーダ37又はストリームデコーダ40によって分離された映像データを記憶する映像データ蓄積メモリ46、音声データを記憶する音声データ蓄積メモリ47、及び必要に応じて読み込まれたプログラム並びにデータなどを一時的に記憶するRAM48とを備える。タイムスタンプ蓄積メモリ45、映像データ蓄積メモリ46、及び音声データ蓄積メモリ47は、録画番組情報44に登録された番組IDごとに設けられる。なお、電界強度蓄積メモリ43は、エラーレート(BER、SER、FER、PER等)、受信電力対干渉比(CIR、SIR、Ec/Ior等)、スループット等、通信品質を示す値を記憶するようにしてもよい。
CPU34は、ROM42に格納された制御プログラム41を必要に応じてRAM48上に書み込み、受信したディジタルテレビ放送を映像データ蓄積メモリ46及び音声データ蓄積メモリ47に書き込む処理と、映像データ蓄積メモリ46及び音声データ蓄積メモリ47に格納された映像データ及び音声データを補間する処理と、映像データ蓄積メモリ46及び音声データ蓄積メモリ47に格納された映像データ及び音声データを読み出す処理など、を実行する。
図4に、本発明の実施の形態の電界強度蓄積メモリの構成例を示す。電界強度蓄積メモリ43は、受信時間51ごとにテレビ受信機36が検出したディジタルテレビ放送の搬送波の受信電界強度を記憶したものである。図4に示すように、例えば、ある時間R003〜R004の間、受信電界強度が極めて低く、ディジタルテレビ放送を全く受信できなかった場合は、「―」または「0%」などと記憶する。尚、受信電界強度が閾値を越えたときは「1」、閾値以下の場合、又は受信不能であった場合は「0」などと記憶してもよい。
図5に、本発明の実施の形態のタイムスタンプ蓄積メモリの構成例を示す。タイムスタンプ蓄積メモリ45は、録画番組情報44に登録された番組IDごとに、パケットを受信する度に、受信したパケットのタイムスタンプcをタイムスタンプ61に、パケットを受信した時刻をパケット受信時刻62に記憶したものである。具体的には、図2のパケットデータストリームを受信したとき、パケットの番組情報aが、録画番組情報44に登録されていれば、そのタイムスタンプcをタイムスタンプ61に記憶し、パケットの受信時刻をパケット受信時刻62に記憶する。図5に示すように、同じタイムスタンプcを有するパケットが、ビデオパケット11とオーディオパケット21の2つ以上存在する場合がある。
図6に、本発明の実施の形態における電界強度とタイムスタンプの関係を示す。図6は、図4の電界強度蓄積メモリに記憶された、受信時間51を横軸に、電界強度52を縦軸にしてその関係を示し、横軸に図5のパケット受信時刻62とそのパケットのタイムスタンプ61を示したものである。図6において、例えば、電界強度52の閾値を50%とすると、電界強度52が閾値以下となる受信時間51「R002〜R005」の間に受信したパケット受信時刻62が「t004〜t007」のパケットは、十分な受信電界強度が得られないため、正常な録画が行われていないと考えられる。特に、受信時間51「R003〜R004」は、パケットを全く受信できなかったため、映像データ及び音声データが欠損している。
電界強度52が閾値以下の受信時間51を映像データ及び音声データを補間する補間受信時間65とし、補間受信時間65に受信した又は受信する予定であったパケットをタイムスタンプ61によって特定して、特定したパケットをテレビ放送受信装置5のテレビ放送蓄積メモリ4から受信し、映像データ蓄積メモリ46及び音声データ蓄積メモリ47に格納された映像データ及び音声データを補間する。
しかし、図6に示すように、同じタイムスタンプによって同期を図るパケットは2つ以上存在することがあるので、補間受信時間65の直前に受信したパケットの有するタイムスタンプ61と同じタイムスタンプ、または、補間受信時間65の直後に受信したパケットの有するタイムスタンプ61と同じタイムスタンプを有するパケットの受信が全て完了しているとは限らない。よって、補間受信時間65の直前に受信したパケットのタイムスタンプ61及び直後に受信したパケットのタイムスタンプ61を含めて補間タイムスタンプ66とし、テレビ放送受信装置5のテレビ放送蓄積メモリ4から補間タイムスタンプ66を有するパケットを受信して映像データ蓄積メモリ46及び音声データ蓄積メモリ47に格納された映像データ及び音声データを補間する。
図7に、本発明の実施の形態の映像データ蓄積メモリの構成例を示す。映像データ蓄積メモリ46は、録画番組情報44に登録された番組IDごとに、ストリームデコーダ37によって分離されたビデオパケット11のタイムスタンプ11c、12c、13c、…をタイムスタンプ71に記憶し、その映像データ11d、12d、13d、…を映像データ72に格納したものである。補間タイムスタンプ66「TS002〜TS008」に対応する映像データ12d〜18dを含むビデオパケットをテレビ放送受信装置5のテレビ放送蓄積メモリ4から受信して映像データ72の補間処理を行う。図7では、1つのタイムスタンプ71に1つの映像データ72を設定したが、複数のビデオパケット11、12、13…が同じタイムスタンプ11cを有するときは、1つのタイムスタンプ71に複数のビデオパケット11、12、13…それぞれの映像データ72を設定することもできる。
図8に、本発明の実施の形態の音声データ蓄積メモリの構成例を示す。音声データ蓄積メモリ47は、録画番組情報44に登録された番組IDごとに、ストリームデコーダ37によって分離されたオーディオパケット21のタイムスタンプ21c、22c、23c、…をタイムスタンプ81に記憶し、その音声データ21d、22d、23d、…を音声データ82に格納したものである。補間タイムスタンプ66「TS002〜TS008」に対応するオーディオパケット22〜28をテレビ放送受信装置5のテレビ放送蓄積メモリ4から受信して音声データ82の補間処理を行う。図8では、1つのタイムスタンプ81に1つオーディオパケット21を設定したが、複数のオーディオパケット21、22、23…が同じタイムスタンプ21cを有するときは、1つのタイムスタンプ81に複数のオーディオパケット21、22、23…それぞれの音声データ82を設定することもできる。
図9に、本発明の実施の形態の録画処理の手順を示すフロー図を示す。録画処理は、携帯電話機2の各構成要素が制御プログラム41によって制御されて実行される。図9に示すように、携帯電話機2の入力部(図示せず)から録画が指定されて番組の録画が始まると、録画番組情報44に放送番組の番組IDを登録し(S101)、録画している番組が終了するか又は録画が終了するまで(S102;NO)、次の処理を繰り返す。
テレビ受信機36は、アンテナ35から受信したディジタルテレビ放送の受信信号を復調し、誤り検出及び訂正を行い、図4に示す受信時間51ごとに受信電界強度を検出して電界強度蓄積メモリ43に記憶し(S103)、ストリームデコーダ37に図2に示すパケットデータストリームを出力する。
ストリームデコーダ37は、パケット識別情報PIDの番組情報aが録画番組情報44に登録されている番組IDと同じパケットを受信したとき(S104;YES)、パケットデータストリームをタイムスタンプ、映像データ、及び音声データに分離し(S105)、図5に示すタイムスタンプ蓄積メモリ45に分離したタイムスタンプ61を記憶し、パケットの受信時刻をパケット受信時刻62に記憶し(S106)、パケット識別情報PIDのメディア情報bによってビデオパケット11とオーディオパケット21を区別して、図7に示す映像データ蓄積メモリ46にビデオパケット11のタイムスタンプ71とビデオパケット11の映像データ72を記憶し(S107)、図8に示す音声データ蓄積メモリ47にオーディオパケット21のタイムスタンプ81とオーディオパケット21の音声データ82を記憶する(S108)。
S102〜S108の処理を番組が終了するか又は録画が終了するまで繰り返し(S102;NO)、番組が終了するか又は録画が終了すると(S102;YES)、録画した映像データ及び音声データの補間処理を行う(S109)。
図10に、本発明の実施の形態の録画データの補間処理のフロー図を示す。図4に示す電界強度蓄積メモリ43の受信時間51の録画開始時刻から順に録画終了時刻まで(S201;NO)、受信時間51の電界強度52の数値を判定する。すなわち、電界強度52が閾値を越えていれば(S202;YES)、録画データを補間する必要が無いので、次の受信時間51の電界強度52について(S203)、S201に戻って録画終了時刻まで同じ処理を繰り返す。
S202において、電界強度52が閾値を越えていなければ(S202;NO)、録画が正常に行われず、録画した映像データ及び音声データに欠損があると考えられるので、図6に示すように、電界強度52が閾値以下の受信時間51を映像データ及び音声データを補間する補間受信時間65とする(S204)。
次に、補間受信時間65の直前に受信したパケットのタイムスタンプ61「TS002」と、補間受信時間65の直後に受信したパケットのタイムスタンプ61「TS008」から、補間タイムスタンプ66「TS002〜TS008」を求める(S205)。
次に、ネットワーク6を介してテレビ放送受信装置5に対して録画番組情報44に登録されている番組IDと補間タイムスタンプ66「TS002〜TS008」とを有するパケットデータの送信要求を送信する(S206)。
テレビ放送受信装置5は、携帯電話送信機38から補間タイムスタンプ66「TS002〜TS009」を有するパケットの送信要求を受信し(S301)、放送蓄積メモリ4に蓄積された録画番組情報44に登録されている番組IDと同じ番組IDを検索して補間タイムスタンプ66「TS002〜TS008」を有するビデオパケット11及びオーディオパケット21を探し(S302)、補間タイムスタンプ66「TS002〜TS009」と同じタイムスタンプを有するビデオパケット11及びオーディオパケット21を送信する(S303)。
携帯電話受信機39は、テレビ放送受信装置5からネットワーク6及び携帯電話基地局7を介して送られたビデオパケット11及びオーディオパケット21を受信して復調し(S207)、テレビ用のストリームレコーダ40に送信する。ストリームデコーダ40は、受信したパケットデータストリームを音声データ11d及び映像データ21dに分離し(S208)、パケット識別情報PIDのメディア情報bによってビデオパケット11とオーディオパケット21を区別する。
ビデオパケット11のタイムスタンプ11cが、図7に示す映像データ蓄積メモリ46のタイムスタンプ71に記憶されていれば、受信したビデオパケット11の映像データ11dをタイムスタンプ71の映像データ72に再記憶し、タイムスタンプ71にビデオパケット11のタイムスタンプ11cと同じものが無ければ、映像データ蓄積メモリ46に新しくタイムスタンプ71と映像データ72の登録欄を追加して、受信したタイムスタンプ11cと映像データ11dを記憶して、映像データ蓄積メモリ46の映像データ72を補間する(S209)。
オーディオパケット21のタイムスタンプ21cが、図8に示す音声データ蓄積メモリ47のタイムスタンプ81に記憶されていれば、受信したオーディオパケット21の音声データ21dをタイムスタンプ81の音声データ82に再記憶し、タイムスタンプ81にオーディオパケット21のタイムスタンプ21cと同じものが無ければ、音声データ蓄積メモリ47に新しくタイムスタンプ81と音声データ82の登録欄を追加して、受信したタイムスタンプ21cと音声データ21dを記憶して、音声データ蓄積メモリ47の音声データ82を補間し(S210)、S203で補間処理を行った次の受信時間51について(S203)、S201からS210までの同じ処理を繰り返し、受信時間51が録画終了時刻まで電界強度を判定すると(S201;YES)、録画補間処理を終了する。
尚、録画した映像データ及び音声データの補間処理を実行するタイミングは、番組終了時又は録画終了時に限定されない。録画処理中、録画再生処理開始直前、又は録画再生処理中に録画データの補間処理を実行してもよい。
本発明の実施の形態によれば、ディジタルテレビ放送の受信電界強度に関わらずディジタルテレビ放送をデータが欠損することの無しに録画することができる。特に、テレビ放送局3から遠距離にあるためテレビ放送の受信に困難がある地域においても、ディジタルテレビ放送を受信することができる。
本発明の携帯端末装置及びテレビ放送システムによれば、録画中にディジタルテレビ放送を充分な受信電界強度で受信することができなくても、データ抜けの無いディジタルテレビ放送を録画することができるという効果を有し、ディジタルテレビ放送を録画できる携帯端末装置及びディジタルテレビ放送システムに関して有用である。
本発明の実施の形態におけるテレビ放送システムの構成図 本発明の実施の形態におけるパケットデータストリームのデータ構造を示す概念図 本発明の実施の形態における携帯電話機の機能ブロック図 本発明の実施の形態における電界強度蓄積メモリの構成例 本発明の実施の形態におけるタイムスタンプ蓄積メモリの構成例 本発明の実施の形態における電界強度とタイムスタンプの関係 本発明の実施の形態における映像データ蓄積メモリの構成例 本発明の実施の形態における音声ータ蓄積メモリの構成例 本発明の実施の形態における録画処理の手順を示すフロー図 本発明の実施の形態における録画データの補間処理のフロー図
符号の説明
1 携帯受信システム
2 携帯電話機
3 テレビ放送局
4 テレビ放送蓄積メモリ
5 テレビ放送受信装置
6 ネットワーク
7 携帯電話基地局
11、12、13、… ビデオパケット
21、22、23、… オーディオパケット
11d、12d、13d、… 映像データ
21d、22d、23d、… 音声データ
31 テレビ部
32 無線通信部
33 記憶部
34 CPU
35 アンテナ
36 テレビ受信機
37、40 ストリームデコーダ
38 携帯電話送信機
39 携帯電話受信機
41 制御プログラム
42 ROM
43 電界強度蓄積メモリ
44 録画番組情報
45 タイムスタンプ蓄積メモリ
46 映像データ蓄積メモリ
47 音声データ蓄積メモリ
48 RAM
51 受信時間
52 電界強度
61、71、82 タイムスタンプ
62 パケット受信時刻
65 補間受信時間
66 補間タイムスタンプ
72 映像データ
82 音声データ

Claims (3)

  1. ディジタルテレビ放送データを記録する携帯端末装置であって、
    テレビ放送局から前記ディジタルテレビ放送データを受信する第1受信手段と、
    前記ディジタルテレビ放送データを搬送する搬送波の電界強度を検出する電界強度検出手段と、
    前記第1受信手段により受信した前記ディジタルテレビ放送データと、当該ディジタルテレビ放送データ受信時に前記電界強度検出手段により検出した前記電界強度と、を記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録した前記ディジタルテレビ放送データの内の、前記記録手段に記録した前記電界強度が前記ディジタルテレビ放送データを受信可能な閾値よりも小さい時点で前記第1受信手段が受信した前記ディジタルテレビ放送データを特定するデータ特定手段と、
    前記データ特定手段により特定した前記ディジタルテレビ放送データと同じ内容のディジタルテレビ放送データの送信要求を、前記テレビ放送局から受信したディジタルテレビ放送データを蓄積する蓄積装置に送信する送信手段と、
    前記蓄積装置から、前記送信手段により送信要求した前記ディジタルテレビ放送データを受信する第2受信手段と、を備え、
    前記記憶手段は、前記データ特定手段により特定した前記ディジタルテレビ放送データを前記第2受信手段により受信した前記ディジタルテレビ放送データに置き換えて記憶する携帯端末装置。
  2. 請求項1記載の携帯端末装置であって、前記データ特定手段は、前記記録手段に記録した前記電界強度が前記閾値以上の時点で前記第1受信手段が受信した前記ディジタルテレビ放送データのパケット情報に基づいて、前記ディジタルテレビ放送データを特定する携帯端末装置。
  3. 請求項1または2記載の携帯端末装置と、ディジタルテレビ放送データを配信するテレビ放送局と、前記テレビ放送局から受信した前記ディジタルテレビ放送データを蓄積する蓄積装置と、を含んで構成されるテレビ放送システムであって、
    前記蓄積装置は、
    前記携帯端末装置により送信された前記ディジタルテレビ放送データの送信要求を受信する受信手段と、
    送信要求された前記ディジタルテレビ放送データを前記携帯端末装置に送信する送信手段と、
    を備えるテレビ放送システム。
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