JP2006041069A - チップ形アルミ電解コンデンサ - Google Patents

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Kazunari Imamoto
和成 今本
Teruki Fujiyama
輝己 藤山
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Abstract

【課題】プリント基板実装時にPbフリー材料で半田付けをしても、長寿命と信頼性の高いチップ形アルミ電解コンデンサを提供することを目的とする。
【解決手段】金属ケース内径よりも小さい封口部材で前記金属ケースの開口部を封止したコンデンサと、コンデンサ素子から引き出された一対のリード線が貫通する貫通孔を備え、上記金属ケースの開口部端面に当接するように配置され、かつ前記一対のリード端子を外表面に臨ませた絶縁板とを備えた構成により、封口部材の面積を減らし、プリント基板実装のPbフリー半田材料を用いた半田付けでも弾性封口部材の膨れを小さくし、長寿命と耐熱性と半田濡れ性の向上に適するチップ形アルミ電解コンデンサができる。
【選択図】図1

Description

本発明は各種電子機器に利用されるコンデンサの中で、主に面実装型として基板に実装して用いられるチップ形アルミ電解コンデンサに関するものである。
電子機器の高密度実装化に伴い、電子部品であるアルミ電解コンデンサも小形化・高性能が求められている。
図3は従来のチップ形アルミ電解コンデンサの構成を示す断面図である。同図において、一対のリード部材21を有し、駆動用電解液(図示せず)が含浸されたコンデンサ素子22と、弾性体の封口部材23と、有底円筒状の金属ケース24と、絶縁板25とを有し、前記コンデンサ素子22から引き出されている一対のリード部材21を封口部材23に貫通させるとともに、コンデンサ素子22を金属ケース24内に収納し、そして、金属ケース24の開口部を封口部材23と一緒に巻締め部26で巻締め、かつカール部27でカールして封止し、さらに前記一対のリード部材21を絶縁板25に貫通させ、かつこの一対のリード部材21の先端部を折曲して絶縁板25の外表面に設けた収納用凹部28に収納するようにしたものである。
このチップ形アルミ電解コンデンサをプリント基板に実装する場合、絶縁板25により安定に精度良く実装することができるが、近年地球環境の問題から、半田材料がPbを含む低融点(融点180〜200℃)のものから、Pbを含まない(以下、Pbフリーと称す)半田材料を用いるようになり、その融点(220〜230℃)も高くなり、チップ形アルミ電解コンデンサにも耐熱性が要求されるようになってきている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平5−090100号公報
しかしながら上記従来のチップ形アルミ電解コンデンサでは、Pbフリーの半田材料で半田付けすると金属ケース24及び封口部材23が膨れるという課題がある。
また、アルミ電解コンデンサの駆動用電解液が封口部材23から透過しやすくなり、寿命劣化が起きるという課題も有している。
上記Pbフリーの半田融点に耐えるようにするためには、絶縁板25の厚さを厚くする方法や封口部材23を厚くする方法などで対応することもできるが、チップ形アルミ電解コンデンサの外径寸法が大きくなり、コンデンサ容量に対する小形化率が低下してしまうという課題を有している。
本発明は、このような従来の課題を解決し、Pbフリーの半田材料で半田付けしても、長寿命と信頼性の高いチップ形アルミ電解コンデンサを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明のチップ形アルミ電解コンデンサは、有底円筒状の金属ケース内にコンデンサ素子を収納し、このコンデンサ素子から引き出された一対のリード線が貫通する貫通孔を備え、かつ上記金属ケース内径より小さい封口部材で上記金属ケースの開口部を封止したコンデンサと、上記有底円筒状の金属ケースの開口部端面に当接するように配置され、かつ前記一対のリード端子を外表面に臨ませた絶縁板とを備えた構成とするものである。
以上のように本発明によるチップ形アルミ電解コンデンサは、金属ケース内径より小さい封口部材で上記金属ケースの開口部を封止したコンデンサと、上記金属ケースの開口部端面に当接するように配置され、かつ前記一対のリード端子を外表面に臨ませた絶縁板とを備えることにより、封口部材の表面積が小さくなり、半田付けにおける封口部材の膨れを小さくすることができ、また、駆動用電解液の透過を減らして長寿命化を図ることができるという効果を奏するものである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の請求項1及び2に記載の発明について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1によるチップ形アルミ電解コンデンサの構成を示した断面図である。
図1において、1はコンデンサ素子であり、このコンデンサ素子1は表面を粗面化した後に電解酸化皮膜により酸化皮膜が形成されたアルミニウム電極箔を陽極箔とし、この陽極箔と陰極箔をその間にセパレータを介在させて巻回することにより構成されている。2はこのコンデンサ素子1を図示しない駆動用電解液と共に収納する有底円筒状の金属ケース、3は金属ケース2の開口部を封止する弾性体の封口部材、前記封口部材3は金属ケース2の内径より小さくしたものである。4は上記コンデンサ素子1から夫々引き出された一対のリード線であり、5は金属ケース2の開口部端面に当接するように配置され、かつ上記一対のリード線4を外表面に臨ませた絶縁板である。
この構成により、封口部材3の径を金属ケース2の内径より20%以上小さくしたものであり、駆動用電解液の透過を64%以下に減らすことができ、寿命が従来に比べ1.5倍以上になるものである。
また、プリント基板実装時にPbフリー半田材料で半田付けを行っても、半田付け時の熱による内圧上昇による弾性封口部材の膨れを小さくすることができる。また、有底円筒状の金属ケースの側面から伝わるプリント基板実装時の半田付けの熱を受けないため、温度が安定して上昇し半田濡れ性が向上する。
以下、具体的な実施例について説明を行う。
(実施例1〜5)
上記実施の形態1において、封口部材3の径を金属ケース2の内径を(表1)に示すように変えた以外は、実施の形態1と同様にしてチップ形アルミ電解コンデンサを作製した。
前記実施例1〜5と従来例のチップ形アルミ電解コンデンサについて、Pbフリー半田によるリフロー後の外観と105℃中での高温負荷試験を行った。その結果を(表1)に示す。
Figure 2006041069
(表1)から明らかなように、封口部材3の径を金属ケース2の内径より10%小さくした実施例1は、Pbフリー半田によるリフロー試験後の外観変化もあり、105℃高温負荷試験結果の特性も劣化しているのに対し、封口部材3の径を金属ケース2の内径より20%以上小さくした実施例2〜5は、105℃高温負荷試験結果の特性も安定し、Pbフリー半田によるリフロー試験後の外観も変化がなく、駆動用電解液の透過も減少され寿命も安定していることがわかる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項3及び4に記載の発明について説明する。
図2は、本発明の実施の形態2によるチップ形アルミ電解コンデンサの絶縁板の底面を示した平面図である。
図2(a),(b),(c),(d),(e),(f)において、5は絶縁板であり、6は絶縁板5の底面にリード線が貫通する貫通孔とは別の貫通孔である。この貫通孔6は、少なくとも2個以上設けてある。
貫通孔6の形は、四角形、円状、楕円形、扇形、略円状または多孔状にしてもよい。
このことにより、絶縁板5のリード線が貫通する貫通孔とは別の貫通孔6を外表面に設けたことにより、絶縁板5の成形時の樹脂の流れが円滑となり、プリント基板実装時の半田付け時に絶縁板5に熱がこもらず絶縁板5の反りがなく絶縁板5の強度を保つことができる。
また、プリント基板実装時の半田付けの熱風がリード線に伝わりやすくなるため、リード線の温度を早く上昇することができ、コンデンサ自体の温度が上がらず半田付けしやすくなるという効果を有する。
本発明によるチップ形アルミ電解コンデンサは、金属ケース内にコンデンサ素子を収納し、このコンデンサ素子から引き出された一対のリード線が貫通する貫通孔を備え、かつ上記金属ケース内径より小さい封口部材で上記金属ケースの開口部を封止したコンデンサと、上記金属ケースの開口部端面に当接するように配置され、かつ前記一対のリード端子を外表面に臨ませた絶縁板とを、面実装型として基板に実装して用いられ、特にリフローによる耐熱性の向上等として有用である。
本発明の実施の形態1によるチップ形アルミ電解コンデンサの構成を示した断面図 本発明の実施の形態2によるチップ形アルミ電解コンデンサの絶縁板の底面を示した平面図 従来のチップ形アルミ電解コンデンサの構成を示した断面図
符号の説明
1 コンデンサ素子
2 金属ケース
3 封口部材
4 一対のリード線
5 絶縁板

Claims (4)

  1. 有底円筒状の金属ケース内にコンデンサ素子を収納し、このコンデンサ素子から引き出された一対のリード線が貫通する貫通孔を備え、かつ上記有底円筒状の金属ケース内径より小さい封口部材で上記有底円筒状の金属ケースの開口部を封止したコンデンサと、上記有底円筒状の金属ケースの開口部端面に当接するように配置され、かつ前記一対のリード端子を外表面に臨ませた絶縁板とを備えたチップ形アルミ電解コンデンサ。
  2. 封口部材の径が有底円筒状の金属ケース内径の20%以上小さくしたものである請求項1に記載のチップ形アルミ電解コンデンサ。
  3. 絶縁板の封口部材と接する面に、リード線が貫通する貫通孔とは別の貫通孔を少なくとも2個以上設けたものである請求項1に記載のチップ形アルミ電解コンデンサ。
  4. 絶縁板のリード線が貫通する貫通孔とは別の貫通孔を略円状または多孔状にしたものである請求項3に記載のチップ形アルミ電解コンデンサ。
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