JP2006040687A - 基板間コネクタ - Google Patents

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悟 照木
Koichi Kasai
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Abstract

【課題】 実質的に複数のソケットと複数のプラグとを各回路基板に実装したものと同等の構造であっても、それ等の取付誤差が加算されず、もって円滑な嵌合が可能であり、且つ回路基板上のコネクタの取付占有面積の増大を阻止し得る基板間コネクタを提供する。
【解決手段】 一方の回路基板B1に取り付けられるソケット1と、他方の回路基板B2に取り付けられるプラグ11とからなり、上記ソケット1及びプラグ11の内の一方は、回路基板B1に取り付けられる共通ハウジング2に、電源端子3が装着された電源端子ブロック4と信号端子5が装着された信号端子ブロック6とを夫々フローティング支持させて成り、上記ソケット1及びプラグ11の内の他方は、別の回路基板B2に取り付けられる別の共通ハウジング12に、別の電源端子13と別の信号端子14とを直接装着して成るものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一方の回路基板(配線基板)にはソケットが、他方の回路基板にはプラグが、夫々実装されていて、両基板を重ね合わせる事によってプラグがソケットに嵌まり込み、両者の電気的接続を達成する基板間コネクタに関するものである。
基板間コネクタとして、例えば図9に示すものが知られている(特許文献1参照)。この基板間コネクタCは、一方の回路基板B1に取り付けられるソケットSと、他方の回路基板B2に取り付けられるプラグPとからなり、上記ソケットSに上記プラグPが嵌め込まれることで双方の回路基板B1、B2同士を電気的に接続するものである。上記ソケットSには複数のソケット端子STが植設され、上記プラグPにはプラグ端子PTが複数植設されている。これらの端子ST、PTは、テール部ST1、PT1と接触部ST2、PT2とを夫々有し、テール部ST1、PT1は夫々回路基板B1、B2の所定の箇所に半田付け固定され、接触部ST2、PT2は上記ソケットSに上記プラグPが嵌め込まれたとき互いに接触する。
そして、この様な基板間コネクタCにおいて、上記多数の端子ST(PT)の内の大部分を信号端子とし、数本を電源端子として用いることがしばしば行われるが、これは電源端子を特別な形状としないことで、部品の共通化による低コスト化を図ることができる。しかし、基板間コネクタC全体の小型化を目的として、ハウジングを小型化すると共に各端子ST(PT)の端子間ピッチを狭めて行き、更に電源端子に数アンペアの比較的大きな電流を流す様なニーズが出て来ると、もはやこの形式(信号端子と電源端子の形状が同一のタイプ)のコネクタCではこのニーズに応えられなくなる。
例えば、1本の端子ST(PT)に0.5アンペア(定格電流)を流せる様に設定し、多数の端子ST(PT)の内の8本を電源端子として用いて合計で4アンペアの電流を流していた場合を想定する。この場合、もし8本の電源端子の内のいずれか1本の接触が不確実で、正規に通電できない様な事態になった際、このコネクタCでは残りの7本の電源端子に4アンペアの電流が流れることになり、電源端子1本当たり、4/7=0.57アンペアもの電流が流れ、上記定格電流をオーバーしてしまうことになる。或いは、このケースで、残った7本の電源端子が全く同じ抵抗値を持っている場合には0.57アンペアの電流が均等に流れるが、もしも上記抵抗値に差異があれば、電流はより抵抗の小さな電源端子に集中して流れることになり、時として定格電流の数倍の電流が流れる虞れがある。この様なことが生ずると、大電流の流れた端子が発熱し、コネクタCそのものに、或いはその回路基板B1、B2に、更にはそれを組み込んだ電子機器に悪影響を及ぼしかねない。
この対策として、信号端子と電源端子の共通化を断念し、電源端子を信号端子よりも大きくすることで、1本の電源端子に上述の4アンペアの大電流を流し得るようにし、この大きな電源端子(定格電流4アンペア)が装着されたソケットとプラグとからなる電源端子用コネクタを用意すると共に、元のサイズの信号端子(定格電流0.5アンペア)が装着されたソケットとプラグとからなる信号端子用コネクタを別途用意することが考えられる。
特開平6−325825号公報 特開平9−306613号公報
上述の様に、信号端子用コネクタと電源端子用コネクタとを別々に用意するということは、これら2つのコネクタを別々に回路基板B1、B2に実装することを意味する。この場合、各コネクタが夫々ソケットとプラグとからなるため、回路基板B1、B2に取り付けられるソケット及びプラグの合計数が4個となり、回路基板B1、B2に対する各ソケット及びプラグの半田付けによる固定箇所は、4箇所となる。
なお、都合によっては、信号端子用のコネクタ1個に対して電源端子用コネクタを2個用意する様な場合もあり、この場合には、回路基板B1、B2に取り付けられるソケット及びプラグの合計数が6個となるため、回路基板B1、B2に対する各部品(ソケット、プラグ)の半田付けによる固定箇所は合計で6箇所にもなる。
この様に複数のソケットと複数のプラグとを各々回路基板B1、B2に実装した場合、その夫々は取付公差範囲以内で正しく半田付け固定されていても、回路基板B1、B2を重ね合わせる如く接近させ、夫々のプラグを夫々のソケットに嵌め合わせようとした際、旨く嵌め込ませることができない事態が生じ得る。何故ならば、実装の取付誤差はこの場合、4つの部品のときは4倍に、6つの部品のときは6倍に拡大するからである。勿論、上記誤差を吸収するためにこの種のコネクタにあってはフローティング構造を採用する事が一般的であるが、この構造を採用しても、所詮、吸収できる誤差には限度がある。
また、上記の様に複数のソケットと複数のプラグとを各々回路基板B1、B2に実装する場合、そのソケット同士の間並びにプラグ同士の間に、夫々、適度な間隔を設ける必要があるため、この間隔の分だけ回路基板B1、B2上のコネクタの取付占有面積が増大してしまう。
更に、各ソケット及びプラグには構造上、各々ハウジングが不可欠であるから、上記間隔に加えて相隣接するソケット又はプラグに対面するこのハウジングの壁の厚さ相当分も、回路基板B1、B2上のコネクタの取付占有面積を増大してしまう。これは、回路基板B1、B2の面積の拡大に繋がり、電子製品の小型化のニーズに反する。
なお、特許文献2には、回路基板に縦列配置されたコネクタの取付誤差のミニマム化のため、各コネクタを特殊な金具に装填して基板に実装する例が示されているが、この様な手段では量産性に乏しく、また上記占有面積増大の問題は解決できず、問題の根本解決には至っていないのが現状であった。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、実質的に複数のソケットと複数のプラグとを各回路基板に実装したものと同等の構造であっても円滑な嵌合を確保でき、且つ回路基板上のコネクタの取付占有面積の増大を阻止し得る基板間コネクタを提供することにある。
上記目的を達成すべく請求項1に係る発明は、一方の回路基板に取り付けられるソケットと、他方の回路基板に取り付けられるプラグとからなり、上記ソケットに上記プラグが嵌め込まれることで双方の回路基板同士を電気的に接続するための基板間コネクタであって、上記ソケット及びプラグの内の一方は、回路基板に取り付けられる共通ハウジングに、電源端子が装着された電源端子ブロックと信号端子が装着された信号端子ブロックとを夫々フローティング支持させて成り、上記ソケット及びプラグの内の他方は、別の回路基板に取り付けられる別の共通ハウジングに、別の電源端子と別の信号端子とを直接装着して成り、これら別の電源端子と別の信号端子とは、上記ソケットに上記プラグが嵌め込まれたとき、上記電源端子と上記信号端子とに夫々接触するものである。
請求項2に係る発明は、上記ソケットは、上記共通ハウジングに上記電源端子ブロックと上記信号端子ブロックとを夫々フローティング支持させて成り、上記プラグは、上記別の共通ハウジングに上記別の電源端子と上記別の信号端子とを直接装着して成るものである。
請求項3に係る発明は、上記共通ハウジングを環状に形成し、この共通ハウジングの内方に、上記電源端子ブロック及び信号端子ブロックを、上記共通ハウジングの内周壁から所定間隔を隔てて夫々収容したものである。
請求項4に係る発明は、上記共通ハウジング内に収容された前記電源端子ブロックと信号端子ブロックとの間に、別の所定の間隔を設定したものである。
請求項5に係る発明は、上記電源端子を上記信号端子よりも大きく形成することで、上記電源端子の定格電流値を上記信号端子のそれよりも大きくし、上記別の電源端子を上記別の信号端子よりも大きく形成することで、上記別の電源端子の定格電流値を上記別の信号端子のそれよりも大きくしたものである。
請求項6に係る発明は、上記電源端子ブロックを、上記信号端子ブロックを挟むようにして一対配置したものである。
請求項7に係る発明は、上記電源端子は、上記電源端子ブロックから上記共通ハウジングに延出して形成された弾性を有する部材からなり、上記電源端子ブロックを上記共通ハウジングに対してフローティング支持するための弾性支持部材を兼ねたものであり、上記信号端子は、上記信号端子ブロックから上記共通ハウジングに延出して形成された弾性を有する部材からなり、上記信号端子ブロックを上記共通ハウジングに対してフローティング支持するための弾性支持部材を兼ねたものである。
本発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)請求項1に係る発明によれば、実質的に複数のソケットと複数のプラグとを各回路基板に実装したものと同等の構造になるものの、一方の回路基板には共通ハウジングが取り付けられ他方の回路基板には別の共通ハウジングが装着されるのみなので、各回路基板への取付部品点数は1個のコネクタの場合と同じとなる。よって、複数のコネクタを各回路基板に取り付けることによって生じ得る取付誤差に起因する問題が無くなり、円滑な嵌合が確保できる。また、回路基板上のコネクタの取付占有面積の増大を阻止し得る。
(2)請求項2に係る発明によれば、メス側であるソケットに上記フローティング支持の構造を採用しているので、オス側であるプラグに上記フローティング支持の構造を採用したものと比べると、全体の構造が簡素となり製造が容易となる。
(3)請求項3に係る発明によれば、上記共通ハウジングを環状とし、その内方に上記電源端子ブロック及び信号端子ブロックをフローティング支持させたので、上記フローティング支持の構造が安定する。また、上記共通ハウジングと上記各端子ブロックとの間に設定された上記所定間隔により、共通ハウジングに対する電源端子ブロック及び信号端子ブロックの相対移動を安定して確保できる。
(4)請求項4に係る発明によれば、上記電源端子ブロックと上記信号端子ブロックとの間に設定された上記別の所定の間隔により、電源端子ブロックと信号端子ブロックとの相対移動を安定して確保できる。
(5)請求項5に係る発明によれば、電源端子を信号端子よりも大きく形成しているので、電源端子に信号端子よりも大きな電流を流すことが可能となり、回路基板の電源ラインの電流値が大きなものに用いるのに好適となる。
(6)請求項6に係る発明によれば、信号端子ブロックの両脇に電源端子ブロックを一対配置したので、対称形状となってコネクタとしてのバランスが良く、ソケット及びプラグを製造する際の方向性、ソケット及びプラグを回路基板に実装する際の方向性が不問となり、それらの作業性が向上する。
(7)請求項7に係る発明によれば、電源端子が端子としての機能のみならず上記フローティング支持の弾性支持機能を兼用し、信号端子が端子としての機能のみならず上記フローティング支持の弾性支持機能を兼用するので、フローティング支持のための専用部品を用意する必要はなく、装置全体がコンパクトとなる。
本発明の好適実施形態を添付図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る基板間コネクタは、一方の回路基板に取り付けられるソケットと、他方の回路基板に取り付けられるプラグとからなり、上記ソケットに上記プラグが嵌め込まれることで双方の回路基板同士を電気的に接続するものである。
<ソケット>
先ず、図1〜図3を用いて上記ソケットについて説明する。
図1に示すように、回路基板B1(図9参照)に取り付けられるソケット1は、共通ハウジング2、電源端子3が装着された電源端子ブロック4、信号端子5が装着された信号端子ブロック6とを備え、共通ハウジング2に対し両ブロック4、6は夫々フローティング支持されている。
上記共通ハウジング2は環状に形成され、この共通ハウジング2の内方には、上記電源端子ブロック4及び信号端子ブロック6が、上記共通ハウジング2の内周壁から所定間隔C1を隔てて夫々収容されている。また、これら電源端子ブロック4と信号端子ブロック6との間には、別の所定間隔C2の間隔が設定されている。
上記間隔C1は、このソケット1に後述する図4のプラグ11を嵌合するときにプラグ11のハウジング部12a、12bが挿入可能な寸法と、ソケット1とプラグ11との取付誤差範囲内におけるズレを吸収するための寸法とを加算した間隔に設定される。また、上記間隔C2は、後述するプラグ11の隔壁17が挿入可能な寸法と、ソケット1とプラグ11との取付誤差範囲内におけるズレを吸収するための寸法とを加算した間隔に設定される。
上記電源端子ブロック4は、上記信号端子ブロック6を挟むようにして、同一形状のものが一対配置されている。すなわち、上記共通ハウジング2は、その中央部に上記信号端子ブロック6を収容するためのスペースが形成された信号端子ブロック用共通ハウジング部2aを有し、両端部に上記電源端子ブロック4を収容するためのスペースが形成された電源端子ブロック用共通ハウジング部2bを有する。
上記信号端子ブロック用共通ハウジング部2aは、平行に配置された一対の壁体からなり、上記電源端子ブロック用共通ハウジング部2bは、平面視略コ字状に形成された壁体からなる。そして、これらハウジング部2a、2bが接続されることで共通ハウジング2が全体として環状に形成され、その内部の上記各スペースに上記信号端子ブロック6と上記電源端子ブロック4とが夫々収容されている。
上記電源端子ブロック4と上記共通ハウジング2とには、これらを掛け渡すようにして電源端子3が装着されている。電源端子3は、左右の電源端子ブロック4に一対ずつ(2個)計二対(4個)装着されている。これらの電源端子3は、図例では夫々に4アンペアの電流が流し得るようにその大きさが設定されている。
他方、上記信号端子ブロック6と上記共通ハウジング2とには、これらを掛け渡すようにして信号端子5が装着されている。信号端子5は、信号端子ブロック6にその長手方向に0.5mm間隔を隔てて左右50対、装着されている。各信号端子は、定格電流が0.5アンペアのものが用いられている。
なお、これらの数値(2個、4個、4アンペア、0.5mm、50対、0.5アンペア)は例示であり、別の数値でも構わない。
<ソケットの電源端子>
図2に示すように、上記電源端子3は、上記電源端子ブロック4と上記電源端子ブロック用共通ハウジング部2bとを掛け渡すようにしてこれらに装着されており、上記電源端子ブロック4を上記共通ハウジング部2bに対してフローティング支持している。すなわち、電源端子3は、電流を流す端子としての機能と、上記共通ハウジング部2bに対して上記電源端子ブロック4をフローティング支持する弾性支持機能とを兼用する。
上記電源端子3は、上記共通ハウジング部2bに形成された溝に圧入されたハウジング固定部3aと、ハウジング固定部3aの下端から側方に延出されたテール部3bと、上記電源端子ブロック4に形成された溝に圧入されたブロック固定部3cと、ブロック固定部3cから上方に延出された接触部3dと、上記ハウジング固定部3aと上記ブロック固定部3cとの間に略山型に形成された変位吸収部3eとを有する。
上記テール部3bは、図1のソケット1が装着される回路基板B1(図9参照)にプリントされた電源線引出部に半田付け固定されるものであり、本実施形態では図1に示すように1個の電源端子3から2本引き出されている。このテール部3bは、1本でも良いが本実施形態の如く2本とすれば、電源端子ブロック4を4本のテール部3bで支承することになるのでそのポジションを的確に維持できる。
図2に戻って、上記接触部3dは、電源端子ブロック4に形成された挿入穴4aに配置されている。挿入穴4aには、図1のソケット1に図4のプラグ11が嵌合されるとき、プラグ11側の別の電源端子13が挿入される。
上記変位吸収部3eは、電源端子ブロック4と共通ハウジング部2bとの間の間隔C1の部分に、図4のプラグ11のハウジング部12bの挿入の邪魔にならないように配置されている。上記変位吸収部3eは上記ソケット1に図4のプラグが嵌合されるときに適宜撓み、共通ハウジング部2bに対する電源端子ブロック4の変位を許容する。
<ソケットの信号端子>
図3に示すように、上記信号端子5は、上記信号端子ブロック6と上記信号端子ブロック用共通ハウジング部2aとを掛け渡すようにしてこれらに装着されており、上記信号端子ブロック6を上記共通ハウジング部2aに対してフローティング支持している。すなわち、信号端子5は、電流を流す端子としての機能と、上記共通ハウジング部2aに対して上記信号端子ブロック6をフローティング支持する弾性支持機能とを兼用する。
上記信号端子5は、上記共通ハウジング部2aに形成された溝に圧入されたハウジング固定部5aと、ハウジング固定部5aの下端から側方に延出されたテール部5bと、上記信号端子ブロック6に形成された溝に圧入されたブロック固定部5cと、ブロック固定部5cの下端から上方に延出された接触部5dと、上記ハウジング固定部5aと上記接触部5dとの間に略山型に形成された変位吸収部5eとを有する。
上記テール部5bは、図1のソケット1が装着される回路基板B1(図9参照)にプリントされた信号線引出部に半田付け固定されるものであり、図1に示すように各信号端子5から夫々1本ずつ引き出されている。
上記接触部5dは、信号端子ブロック6に形成された挿入溝6a内に収容されている。この接触部5dは、共通ハウジング部2aと信号端子ブロック6との間の間隔C1に後述する図4のプラグ11のハウジング部12aの壁が嵌合されるとき、プラグ11側の信号端子14が接触される。
上記変位吸収部5eは、上記間隔C1の部分に、図4のプラグ11のハウジング部12aの壁の挿入の邪魔にならないように配置されている。上記変位吸収部5eは上記ソケット1に図4のプラグ11が嵌合されるときに適宜撓み、共通ハウジング部2aに対する信号端子ブロック6の変位を許容する。
<プラグ>
次に、図4〜図6を用いて上記プラグ11について説明する。
図4に示すように、上記ソケット1が実装される回路基板B1とは別の回路基板B2(図9参照)に取り付けられるプラグ11は、別の共通ハウジング12、別の電源端子13、別の信号端子14等を備えている。これらの端子13、14は、共通ハウジング12に直接装着されている。
上記共通ハウジング12は、その中央部に信号ハウジング部12aを有し、両端部に電源ハウジング部12bを有する。信号ハウジング部12aと電源ハウジング部12bとは隔壁17によって仕切られている。隔壁17は、共通ハウジング12全体の剛性アップに寄与すると共に、ソケット1の信号端子5をそのピッチ方向(長手方向)に変位させてプラグ11の信号端子14との相対位置の調整を行う役割を持っている。
信号ハウジング部12aは有底箱状に形成されており、この信号ハウジング部12aには、上記ソケット1側に合わせて、長手方向に所定間隔(0.5mm)を隔てて左右50対の信号端子14が装着されている。各信号端子14は、定格電流が0.5アンペアのものが用いられている。
上記各電源ハウジング部12bは有底箱状に形成されており、各電源ハウジング部12bには、上記ソケット1側に合わせて、夫々左右一対の電源端子13が装着されている。各電源端子13は、夫々に4アンペアの電流が流し得るようにその大きさが設定されている。
なお、上記各数値(0.5mm、50対、0.5アンペア、4アンペア)は例示であり、別の数値でも構わない。但し、ソケット1側の数値と合わせるようにする。
<プラグの電源端子>
図5に示すように、上記電源端子13は、上記電源ハウジング部12bに直接装着されており、電源ハウジング部12bに形成された溝に圧入されたハウジング固定部13aと、ハウジング固定部13aの下端から側方に延出されたテール部13bと、ハウジング固定部13aから上方に延出された接触部13cとを有する。
上記テール部13bは、図4のプラグ11が装着される回路基板B2(図9参照)にプリントされた電源線引出部に半田付け固定されるものであり、本実施形態では図4に示すように1個の電源端子13から1本引き出されている(但しテール部13bを2本引き出すことを妨げるものではない)。
上記接触部13cは、電源ハウジング部12bに形成された挿入穴15に配置されている。挿入穴15には、図4のプラグ11が図1のソケット1に嵌合されるとき、ソケット1側の電源端子ブロック4が挿入される。このとき、ソケット1側の電源端子3の接触部3dが、プラグ11側の電源端子13の接触部13cと接触する。
<プラグの信号端子>
図6に示すように、上記信号端子14は、上記信号ハウジング部12aに直接装着されており、信号ハウジング部12aに形成された溝に圧入されたハウジング固定部14aと、ハウジング固定部14aの下端から側方に延出されたテール部14bと、ハウジング固定部14aから上方に延出された接触部14cとを有する。
上記テール部14bは、図4のプラグ11が装着される回路基板B2(図9参照)にプリントされた信号線引出部に半田付け固定されるものであり、本実施形態では図4に示すように1個の信号端子14から1本引き出されている。
上記接触部14cは、信号ハウジング部12aに四角状に形成された挿入穴16の内壁に沿って配置されている。挿入穴16には、図4のプラグ11が図1のソケット1に嵌合されるとき、ソケット1側の信号端子ブロック6が挿入される。このとき、プラグ11側の信号端子14の接触部14cが、ソケット1側の信号端子5の接触部5dと接触する。
<ソケット・プラグの嵌合>
次に、図1のソケット1に図4のプラグ11を嵌合したときの様子を図7及び図8を用いて説明する。
図1のソケット1に図4のプラグ11を嵌合すると、図7に示すように、プラグ11側の電源ハウジング部12bの壁がソケット1側の間隔C1に挿入され、プラグ11側の各電源端子13の接触部13cがソケット1側の各電源端子3の接触部3dに接触する。
また、図8に示すように、プラグ11側の信号ハウジング部12aの壁がソケット1側の間隔C1に挿入され、プラグ11側の各信号端子14の接触部14cがソケット1側の各信号端子5の接触部5dに接触する。
また、図4に示す電源ハウジング部12bと信号ハウジング部12aとの間の隔壁17が、図1に示すソケット1の電源端子ブロック4と信号端子ブロック6との間の間隔C2に挿入されることになる。
こうして、ソケット1が実装された一方の回路基板B1とプラグ11が実装された他方の回路基板B2とが電気的に接続される。
<作用>
以上の構成からなる本実施形態の作用を述べる。
本実施形態に係る基板間コネクタにおいては、ソケット1にプラグ11を嵌め合わせる際、ソケット1側の信号端子5と電源端子3とに夫々変位吸収部5e、3eを設けて共通ハウジング2に対して信号端子ブロック6と電源端子ブロック4とをフローティング支持させているので、規定内のソケット1・プラグ11の取付誤差を確実に吸収できる。よって、ソケット1側の端子3、5の各テール部5b、3b及びプラグ11側の端子13、14の各テール部13b、14bに無理な応力が作用することはない。
そして、一つの共通ハウジング2内に信号端子ブロック6と電源端子ブロック4とをフローティング支持させてソケット1を構成すると共に、これに合わせて、信号ハウジング部12aと電源ハウジング部12bとを連結して一つの共通ハウジング12としたプラグ11を用いているので、実質的に電源コネクタと信号コネクタとの二つのコネクタを一つにしたことになり、ソケット・プラグの取付誤差のミニマム化が簡単にできる。勿論前述した特許文献2に記載されたもののように特殊な金具を用いる必要もない。
すなわち、上記基板間コネクタによれば、実質的に複数のソケットと複数のプラグとを各回路基板B1、B2に実装したものと同等の構造になるものの、一方の回路基板B1には共通ハウジング2が取り付けられ他方の回路基板B2には別に共通ハウジング12が装着されるのみなので、各回路基板B1、B2への取付部品点数は1個のコネクタの場合と同じとなる。よって、複数のコネクタを各回路基板B1、B2に取り付けることによって生じ得る取付誤差の問題が無くなり、円滑な嵌合が可能となる。
また、実質的に電源コネクタと信号コネクタとの二つのコネクタを一つにしているので、電源コネクタと信号コネクタとの二つのコネクタを別々に各回路基板B1、B2に実装する場合には必要となる両者の間のスペースが不要となり、その分、実装面積を圧縮して電子機器の小型化に寄与できる。
また、上述のように実質的に電源コネクタと信号コネクタとの二つのコネクタを一つにしているので、この基板間コネクタにおいては、信号端子用のソケットと電源端子用のソケットとの間にそれぞれを区画するための壁に相当するものが不要となり、その分、更に上記実装面積を圧縮できる。
また、本実施形態では、メス側であるソケット1に上記フローティング支持の構造を採用しているので、オス側であるプラグ11に上記フローティング支持の構造を採用する場合と比べると、全体の構造が簡素となり製造が容易となる。
また、上記共通ハウジング2を環状とし、その内方に上記電源端子ブロック4及び信号端子ブロック6をフローティング支持させたので、上記フローティング支持の構造が安定する。また、上記所定間隔C1により、上記共通ハウジング2に対する上記電源端子ブロック4及び信号端子ブロック6の相対移動を安定して確保できる。
また、上記別の所定の間隔C2により、上記電源端子ブロック4と上記信号端子ブロック6との相対移動を安定して確保できる。
また、電源端子3(13)を信号端子5(14)よりも大きく形成しているので、電源端子3(13)に信号端子5(14)よりも大きな電流を流すことが可能となり、回路基板B1、B2の電源ラインの電流値が大きなものに用いるのに好適となる。
また、本実施形態では、信号端子ブロック5の両脇に電源端子ブロック4を一対配置したので、対称形状となってコネクタとしてのバランスが良く、ソケット1及びプラグ11を製造する際の方向性、ソケット1及びプラグ11を回路基板B1、B2に実装する際の方向性が不問となり、それらの作業性が向上する。
また、電源端子3(13)及び信号端子5(14)が夫々端子としての機能のみならず上記フローティング支持の弾性支持機能を兼用するので、フローティング支持のための専用部品を用意する必要はなく、装置全体がコンパクトとなる。
<変形例>
本発明の実施形態は上記タイプに限定されない。
例えば、図1に示す電源端子ブロック4を一個としてもよい。また、フローティング支持構造をソケット1側ではなくプラグ11側に構成してもよい。また、信号端子ブロック6と共通ハウジング2との間隔C1と、電源端子ブロック4と共通ハウジング2との間隔C1とは、異なっていてもよい。また、間隔C1と間隔C2とは同一であってもよい。
本発明の好適実施形態に係る基板間コネクタのソケットを示す斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 上記基板間コネクタのソケットを示す斜視図である。 図4のV−V線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。 上記ソケットに上記プラグを嵌合させたときの両端部の断面図である。 上記ソケットに上記プラグを嵌合させたときの中央部の断面図である。 従来例を示す基板間コネクタの説明図である。
符号の説明
1 ソケット
2 共通ハウジング
3 電源端子
3a ハウジング固定部
3b テール部
3c ブロック固定部
3d 接触部
3e 変位吸収部
4 電源端子ブロック
5 信号端子
5a ハウジング固定部
5b テール部
5c ブロック固定部
5d 接触部
5e 変位吸収部
6 信号端子ブロック
11 プラグ
12 別の共通ハウジング
13 別の電源端子
14 別の信号端子
B1 一方の回路基板
B2 他方の回路基板
C1 所定間隔
C2 別の所定間隔

Claims (7)

  1. 一方の回路基板に取り付けられるソケットと、他方の回路基板に取り付けられるプラグとからなり、上記ソケットに上記プラグが嵌め込まれることで双方の回路基板同士を電気的に接続するための基板間コネクタであって、
    上記ソケット及びプラグの内の一方は、回路基板に取り付けられる共通ハウジングに、電源端子が装着された電源端子ブロックと信号端子が装着された信号端子ブロックとを夫々フローティング支持させて成り、
    上記ソケット及びプラグの内の他方は、別の回路基板に取り付けられる別の共通ハウジングに、別の電源端子と別の信号端子とを直接装着して成り、これら別の電源端子と別の信号端子とは、上記ソケットに上記プラグが嵌め込まれたとき、上記電源端子と上記信号端子とに夫々接触するものである
    ことを特徴とする基板間コネクタ。
  2. 上記ソケットは、上記共通ハウジングに上記電源端子ブロックと上記信号端子ブロックとを夫々フローティング支持させて成り、上記プラグは、上記別の共通ハウジングに上記別の電源端子と上記別の信号端子とを直接装着して成る請求項1記載の基板間コネクタ。
  3. 上記共通ハウジングを環状に形成し、この共通ハウジングの内方に、上記電源端子ブロック及び信号端子ブロックを、上記共通ハウジングの内周壁から所定間隔を隔てて夫々収容した請求項1又は2記載の基板間コネクタ。
  4. 上記共通ハウジング内に収容された前記電源端子ブロックと信号端子ブロックとの間に、別の所定の間隔を設定した請求項1〜3記載の基板間コネクタ。
  5. 上記電源端子を上記信号端子よりも大きく形成することで、上記電源端子の定格電流値を上記信号端子のそれよりも大きくし、上記別の電源端子を上記別の信号端子よりも大きく形成することで、上記別の電源端子の定格電流値を上記別の信号端子のそれよりも大きくした請求項1〜4記載の基板間コネクタ。
  6. 上記電源端子ブロックを、上記信号端子ブロックを挟むようにして一対配置した請求項1〜5記載の基板間コネクタ。
  7. 上記電源端子は、上記電源端子ブロックから上記共通ハウジングに延出して形成された弾性を有する部材からなり、上記電源端子ブロックを上記共通ハウジングに対してフローティング支持するための弾性支持部材を兼ねたものであり、
    上記信号端子は、上記信号端子ブロックから上記共通ハウジングに延出して形成された弾性を有する部材からなり、上記信号端子ブロックを上記共通ハウジングに対してフローティング支持するための弾性支持部材を兼ねたものである請求項1〜6記載の基板間コネクタ。
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