JP2006040385A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置本体のコストアップを生じさせず、またユーザの操作性の低下を十分に抑えることができる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 光ディスク装置1は、装置本体にセットされている光ディスク10の物理的特徴情報およびこの物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日を読み出し、この読み出した測定日がらの経過期間が一定期間を超えていると、反り検出部4において光ディスク10の反りを検出するとともに、球面収差検出部5で光ディスク10の球面収差を測定する。そして、光ディスク装置1は、ここで測定した光ディスク10の反り、および球面収差に基づく物理的特徴情報を光ディスク10のRMAに記録する。このとき、光ディスク装置1は、RMAにカレンダ機能により計時されている現在の年月日をこの物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日としてRMAに記録する。
【選択図】 図3
【解決手段】 光ディスク装置1は、装置本体にセットされている光ディスク10の物理的特徴情報およびこの物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日を読み出し、この読み出した測定日がらの経過期間が一定期間を超えていると、反り検出部4において光ディスク10の反りを検出するとともに、球面収差検出部5で光ディスク10の球面収差を測定する。そして、光ディスク装置1は、ここで測定した光ディスク10の反り、および球面収差に基づく物理的特徴情報を光ディスク10のRMAに記録する。このとき、光ディスク装置1は、RMAにカレンダ機能により計時されている現在の年月日をこの物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日としてRMAに記録する。
【選択図】 図3
Description
この発明は、CDやDVD等の光ディスクに対して、データの記録や記録されているデータの再生を行う光ディスク装置に関する。
従来、CDやDVD等の光ディスクに対して、データの記録や記録されているデータの再生を行う光ディスク装置が一般に普及している。また、光ディスクの透過層厚、屈折率、反り等の物理的特徴により、記録/再生時の動作が不安定になるのを抑えるために、光ディスクの物理的特徴を用いて記録/再生時の動作を制御することが行われている。特に、最近では、光ディスクの高密度化のために、より波長の短いレーザや、よりNAの高いレンズを用いて、光ディスクに照射するレーザ光のスポット径を小さくすることが要求されている。レーザ光のスポット径を小さくすると、透過層の厚みムラにより発生する球面収差や、ディスクの反りにより発生するコマ収差の影響が大きくなる。そこで、特許文献1、2に示されているように、光ディスク毎にレーザの記録パワーや、光ディスクの反り、面振れ、偏心等の物理的特徴を、装置本体のメモリに記憶し、記録/再生時にこれらの情報を用いて記録/再生にかかる処理を制御することが提案されている。また、特許文献3、4に示されているように、光ディスクの透過層厚、屈折率、反り等の物理的特徴を光ディスクの製造時や出荷時に記録しておき、光ディスク装置における記録/再生時にこれらの情報を用いて記録/再生にかかる処理を制御することが提案されている。
なお、光ディスクが本体にセットされたときや、光ディスクに対する記録/再生時に、この光ディスクの物理的特徴を測定し、ここで測定した物理的特徴を用いて、記録/再生にかかる処理を制御することも可能である。しかし、この場合には、光ディスクの物理的特徴を光ディスクが本体にセットされたときや、光ディスクに対する記録/再生時に測定することから、この物理的特徴の測定に要する時間だけ光ディスクに対する処理(光ディスクに対するデータの記録処理や再生処理)が遅れ、ユーザの操作性を低下させてしまう。言い換えれば、特許文献1〜4は、本体にセットされた光ディスクに対する記録/再生等の処理が開始されるまでの時間を抑え、ユーザの操作性の低下を防止することを提案している。
特開2002− 42339号公報
特開2002ー319142号公報
特開2000− 31523号公報
特開2003ー257045号公報
しかしながら、特許文献1、2で提案されている技術は、光ディスク毎に物理的特徴を記憶するメモリを光ディスク装置本体に設けなければならず、光ディスク装置本体のコストアップという問題があるとともに、メモリの記憶容量に制限があることから、光ディスクの物理的特徴情報を新規に登録するときにメモリがいっぱいであれば、どの光ディスクについて物理的特徴情報をメモリから削除するかを決定する処理等も行わせなければならず、この点でも光ディスク装置本体のコストアップという問題があった。また、光ディスクの記録/再生を他の光ディスク装置(この光ディスクの物理的特徴情報を記憶していない装置)で行うときには、この光ディスクの物理的特徴を測定しなければ得られないので、上述したように光ディスクに対する記録/再生等の処理が遅れることになる。したがって、ユーザの操作性の低下が十分に抑えられていなかった。
また、特許文献3、4で提案されている技術は、光ディスクの透過層厚、屈折率、反り等の物理的特徴を光ディスクの製造時や出荷時に光ディスクに記録するだけであるので、光ディスクに記録されている物理的特徴を用いて記録/再生にかかる処理を制御すると、光ディスクの経時変化によって、記録/再生にかかる処理が不安定になるという問題があった。また、光ディスクに記録されている物理的特徴を用いて記録/再生にかかる処理を制御した場合に、この記録/再生にかかる処理が安定しなければ、光ディスクに対して物理的特徴の測定を行わなければならず、その結果上述したように、光ディスクに対する記録/再生等の処理が遅れることになる。したがって、ユーザの操作性の低下が十分に抑えられていなかった。
この発明の目的は、装置本体のコストアップを生じさせず、またユーザの操作性の低下を十分に抑えることができる光ディスク装置を提供することにある。
この発明の光ディスク装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)本体にセットされている光ディスクに対してデータの記録、および光ディスクに記録されているデータを読み取って再生する記録/再生手段と、
本体に光ディスクがセットされたときに、この光ディスクの所定の記録領域に記録されている、この光ディスクの物理的特徴を示す物理的特徴情報を前記記録/再生手段により読み取る物理的特徴情報読取手段と、
前記物理的特徴情報読取手段が読み取った光ディスクの物理的特徴情報を用いて記録/再生時における前記記録/再生手段の動作を制御する制御手段と、を備えた光ディスク装置において、
所定のタイミングで、本体にセットされている光ディスクの物理的特徴を測定する物理的特徴測定手段と、
前記記録/再生手段により、前記物理的特徴測定手段が測定した光ディスクの物理的特徴に基づく物理的特徴情報をこの光ディスクの所定の記録領域に記録する物理的特徴情報記録手段と、を備えている。
本体に光ディスクがセットされたときに、この光ディスクの所定の記録領域に記録されている、この光ディスクの物理的特徴を示す物理的特徴情報を前記記録/再生手段により読み取る物理的特徴情報読取手段と、
前記物理的特徴情報読取手段が読み取った光ディスクの物理的特徴情報を用いて記録/再生時における前記記録/再生手段の動作を制御する制御手段と、を備えた光ディスク装置において、
所定のタイミングで、本体にセットされている光ディスクの物理的特徴を測定する物理的特徴測定手段と、
前記記録/再生手段により、前記物理的特徴測定手段が測定した光ディスクの物理的特徴に基づく物理的特徴情報をこの光ディスクの所定の記録領域に記録する物理的特徴情報記録手段と、を備えている。
この構成では、物理的特徴測定手段が所定のタイミングで本体にセットされている光ディスクの物理的特徴を測定する。この物理的特徴測定手段が測定した光ディスクの物理的特徴に基づく物理的特徴情報を、物理的特徴情報記録手段がこの光ディスクの所定の記録領域に記録する。このように、光ディスクの物理的特徴を、その光ディスクに記録し、また光ディスクに記録している物理的特徴情報を所定のタイミングで更新するので、光ディスクが記録する物理的特徴情報を、この光ディスクの経時変化に対して適正に更新することができる。したがって、光ディスクに記録されている物理的特徴情報を用いて記録/再生時にかかる処理を行うことで、この処理が光ディスクの計時変化等によって不安定になることがなく、ユーザの操作性の低下を十分に抑えることができる。また、光ディスク毎に物理的特徴を記憶するためのメモリを光ディスク装置本体に設ける必要がないので、装置本体のコストアップも抑えられる。
(2)前記物理的特徴情報記録手段は、前記物理的特徴測定手段が測定した物理的特徴情報とともに、この物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日を光ディスクの所定の記録領域に記録する手段であり、
前記物理的特徴測定手段は、光ディスクの所定の記録領域に記録されている物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日から一定期間以上経過しているときに、前記所定のタイミングであると判定する手段である。
前記物理的特徴測定手段は、光ディスクの所定の記録領域に記録されている物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日から一定期間以上経過しているときに、前記所定のタイミングであると判定する手段である。
この構成では、物理的特徴情報を光ディスクに記録するときに、物理的特徴情報とともに、この物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日を記録し、測定日から一定期間経過すると、光ディスクに記録されている物理的特徴情報を更新する。光ディスクの経時変化の度合いは、光ディスクの保管状態によってことなるが、記録/再生にかかる処理が光ディスクの経時変化によって不安定になるのを防止するには、前記一定期間を数週間(3〜5週間)程度に設定すればよい。したがって、光ディスクに記録されている物理的特徴情報を用いて記録/再生時にかかる処理を行うことで、この処理が光ディスクの計時変化等によって不安定になることがなく、ユーザの操作性の低下を十分に抑えることができる。
(3)物理的特徴情報記録手段は、光ディスクのリードインエリアよりも内周側の記録領域に前記物理的特徴測定手段が測定した、この光ディスクの物理的特徴に基づく物理的特徴情報を記録する。
この構成では、リードインエリア(Lead−in area)よりも内周側の記録領域、例えばPCAやRMA、に特徴量情報を記録する構成としたので、物理的特徴情報を光ディスクに記録することで、この光ディスクにおける映像や音声の記録容量が減少することもない。
この発明によれば、光ディスクに記録されている物理的特徴情報を用いて記録/再生時にかかる処理を行うことで、この処理が光ディスクの計時変化等によって不安定になることがなく、ユーザの操作性の低下を十分に抑えることができる。また、光ディスク毎に物理的特徴を記憶するためのメモリを光ディスク装置本体に設ける必要がないので、装置本体のコストアップも抑えられる。
以下、この発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、この発明の実施形態である光ディスク装置の主要部の構成を示す図である。この実施形態の光ディスク装置1は、本体の動作を制御する制御部2と、本体にセットされている光ディスクに対してデータの記録、および光ディスクに記録されているデータを読み取って再生する記録/再生部3と、本体にセットされている光ディスクの反りを検出する反り検出部4と、本体にセットされている光ディスクの球面収差を検出する球面収差検出部5と、記録/再生部3において光ディスクに記録するデータの入力の受け付け、および記録/再生部3における光ディスクに記録されているデータの再生信号の出力を行う入出力部6と、装置本体に対する入力操作を受け付ける操作部7と、を備えている。
制御部2は、現在の日時を計時するカレンダ機能を有している。記録/再生部3には、本体にセットされている光ディスクにレーザ光を照射するピックアップヘッド、光ディスクに照射したレーザ光を光ディスクの記録面に集光するフォーカスサーボ制御を行うフォーカスサーボ機構、光ディスクに照射したレーザ光を光ディスクのトラックの中心に集光するトラッキングサーボ制御を行うトラッキングサーボ機構、光ディスクに照射するレーザ光のパワーを制御するパワー制御機構、光ディスクに記録するデータの圧縮や光ディスクから読み取ったデータの伸長処理等を行うディジタル処理機構等が設けられている。フォーカスサーボ制御は周知のようにピックアップヘッドから出力されるフォーカスエラー信号(FE信号)に基づいて、ピックアップヘッドに設けられている対物レンズを光ディスクに対して接離する方向に移動する制御である。また、トラッキングサーボ制御、周知のようにピックアップヘッドから出力されるトラッキングエラー信号(TE信号)に基づいて、ピックアップヘッドに設けられている対物レンズ、およびピックアップヘッド本体を光ディスクの半径方向に移動する制御である。また、光ディスクに照射するレーザ光のパワー制御は、記録時においては光ディスクに照射するレーザ光をOPCで得た最適記録パワーに制御し、再生時においてはピックアップヘッドから出力されるRF信号の振幅が最大になるパワーに制御する。これらフォーカスサーボ制御、トラッキングサーボ制御、パワー制御については公知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
反り検出部4は、光ディスクの反りを検出するチルトセンサを有している。また、記録/再生部3には、光ディスクに対して垂直にレーザ光を照射するために、ピックアップヘッドを傾けるチルト補正機構部が設けられている。球面収差検出部5には、光ディスクの球面収差を検出する球面収差検出機構が設けられている。この球面収差検出機構は、例えば特許文献4に記載されている、光ディスクからの反射光がピックアップヘッドに設けられているフォトダイオードの手前で、回析格子により反射光の光束の内側と外側とを別々の光検出器に集光させて球面収差信号を得る構成である。また、記録/再生部3には球面収差を補正する波面変換素子が設けられている。この波面変換素子は、例えば2枚の硝子基板にはさまれた部分に液晶を封入したものである。また。記録/再生部3は、LDから出射されたレーザ光が通過する部分を複数の領域に分け、各々の領域に独立に電圧を印加して、各々の領域の屈折率を変化させることにより、LDから出射されたレーザ光の波面の位相を変化させて収差補正を行う収差補正機構部を有している。
入出力部6には、図示していないテレビ放送を受信するアンテナ等を接続するアナログ入力端子、外部機器からディジタル信号を入力するディジタル入力端子、テレビ受像機を接続するアナログ出力端子、外部機器へディジタル信号を出力するディジタル出力端子等が設けられている。操作部7には、本体に対して入力操作を行う入力キーや、図示していないリモコン装置から送信されてきた、本体に対する制御信号を受信するリモコン受信部が設けられている。
図2は、光ディスクの記録領域を示す図である。ここでは、光ディスク10としてDVD−R、RWを例にしている。光ディスク10には、内周側から、Power Calibration Area(PCA)、Recording Management Area(RMA)、Lead−in area、Data area、Lead−out areaが形成されている。PCAは、データの記録時に最適記録パワーを得るための試し書き、所謂OPC、を行うエリアである。RMAは、再生時に装置側で必要な記録管理情報にかかるデータを記録するエリアである。Data areaは映像や音声にかかるデータを記録するエリアであり、Lead−in areaはフォーマット形式、データの記録形式等のコントロールデータを記録するエリアである。Lead−out areaは、Data areaの終わりを示すデータを記録するエリアである。
この実施形態の光ディスク装置1は、本体にセットされている光ディスク10の物理的特徴、具体的には反りおよび球面収差、を所定のタイミングで測定し、ここで測定した物理的特徴に基づく物理的特徴情報、およびこの物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日を光ディスク10のRMAに記録する。
以下、この実施形態の光ディスク装置1の動作について説明する。図3は、この実施形態の光ディスク装置の動作を示すフローチャートである。光ディスク装置1は、装置本体の電源が投入されると、この処理を開始する。光ディスク装置1は、装置本体に光ディスク10がセットされているかどうかを判定する(s1)。光ディスク装置1は、装置本体に光ディスク10がセットされていなければ、s1で光ディスク10がセットされるのを待つ。光ディスク装置1は、電源投入時に光ディスク10がセットされていた場合、または本体に光ディスク10がセットされた場合、セットされている光ディスク10のRMAに記録されている、この光ディスク10の物理的特徴情報およびこの物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日を読み出す(s2)。
光ディスク装置1は、物理的特徴情報がRMAに記録されておらず(s3)、s2で装置本体にセットされている光ディスク10から物理的特徴情報を読み出せなかった場合、以下に示すs5以降の処理を実行する。また、物理的特徴情報がRMAに記録されており、s2で装置本体にセットされている光ディスク10から物理的特徴情報を読み出している場合、この読み出した物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日からの経過期間が一定期間を超えているかどうかを判定する(s4)。上述したように、制御部2はカレンダ機能を有しているので、カレンダ機能が計時している現在の年月日とs2で読み出した物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日とを比較することで、s2で読み出した物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日からの経過期間を算出することができる。また、光ディスク10の経時変化の度合いは、光ディスク10の保管状態によってことなるが、記録/再生にかかる処理が光ディスク10の経時変化によって不安定になるのを防止する面から、前記一定期間については数週間(3〜5週間)程度の期間にすればよい。光ディスク装置1は、s3で読み出した物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日からの経過期間が一定期間を超えていると判定すると、以下に示すs5以降の処理を行い、この測定日からの経過期間が一定期間を超えていないと判定すると、s7以降の処理を行う。
光ディスク装置1は、反り検出部4において光ディスク10の反りを検出するとともに、球面収差検出部5で光ディスク10の球面収差を測定する(s5)。光ディスク装置1は、s5で検出した光ディスク10の反り、および球面収差を、この光ディスクの物理的特徴とし、この物理的特徴に基づく物理的特徴情報を生成し、これを光ディスク10のRMAに記録する(s6)。このとき、光ディスク装置1は、RMAにカレンダ機能が計時している現在の年月日をこの物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日としてRMAに記録する。
光ディスク装置1は、s4で物理的特徴情報の測定日がらの経過期間が一定期間を超えていないと判定した場合、またはs6で今回測定した物理的特徴に基づく物理的特徴情報を光ディスク10のRMAに記録すると、操作部7において本体に対する入力を待つ(s7)。光ディスク装置1は、装置本体に対する電源オフにかかる入力があると(s8)、本処理を終了する。また、装置本体にセットされている光ディスク10に対してデータを記録する記録処理実行にかかる入力があると、記録処理を行う(s9、s10)。装置本体にセットされている光ディスク10に記録されているデータを再生する再生処理実行にかかる入力があると、再生処理を行う(s11、s12)。また、装置本体にセットされている光ディスク10の取り出しにかかる入力があると、本体にセットされている光ディスク10を放出する(s13、14)。
なお、光ディスク装置1は、上記以外の入力があると、この入力に応じた処理を実行する(その他の処理を実行する。)(s15)。
光ディスク装置1は、s10にかかる記録処理、およびs12にかかる再生処理においては、s2で読み度した光ディスク10の物理的特徴情報、またはs6で光ディスク10のRMAに記録した物理的特徴情報を用いて、実行している処理を制御する。また、s15にかかる処理でも必要に応じて、s2で読み度した光ディスク10の物理的特徴情報、またはs6で光ディスク10のRMAに記録した物理的特徴情報を用いて、実行している処理を制御する。
光ディスク装置1は、s10にかかる記録処理、s12にかかる再生処理、s15にかかるその他の処理を完了すると、s7に戻って装置本体に対する入力を待つ。また、s14にかかる放出処理を完了すると、s1に戻って装置本体に光ディスク10がセットされるのを待って、上記処理を繰り返す。
このように、この実施形態の光ディスク装置1は、光ディスク10の物理的特徴情報を、その光ディスク10に記録し、また光ディスク10に記録している物理的特徴情報については、この物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日から一定期間超えると、再度光ディスク10の物理的特徴を測定し、この測定した物理的特徴に基づく物理的特徴情報を光ディスク10に記録する。したがって、光ディスク10が記録する物理的特徴情報を、この光ディスク10の経時変化に対して適正に更新することができ、光ディスク10に対する記録/再生にかかる処理の動作が不安定になることがなく、ユーザの操作性の低下を十分に抑えることができる。また、光ディスク10毎に物理的特徴を記憶するためのメモリを装置本体に設ける必要がないので、装置本体のコストアップも抑えられる。
さらに、物理的特徴情報を光ディスク10のLead−in areaよりも内周側の記録領域であるRMAに記録するので、物理的特徴情報を光ディスク10に記録することで、この光ディスク10における映像や音声の記録容量を減少させることもない。
さらに、物理的特徴情報を光ディスク10のLead−in areaよりも内周側の記録領域であるRMAに記録するので、物理的特徴情報を光ディスク10に記録することで、この光ディスク10における映像や音声の記録容量を減少させることもない。
なお、上記実施形態では、物理的特徴情報を光ディスク10のRMAに記録するとしたが、PCAに記録してもよい。また、光ディスク10の反り、および球面収差を物理的特徴として測定し、測定した物理的特徴に基づく物理的特徴情報を記録するとしたが、光ディスク10の偏心、面振れ等も物理的特徴として測定し、これらも含めた物理的特徴情報を光ディスク10に記録するようにしてもよい。
1−光ディスク装置
2−制御部
3−記録/再生部
4−反り検出部
5−球面収差検出部
2−制御部
3−記録/再生部
4−反り検出部
5−球面収差検出部
Claims (4)
- 本体にセットされている光ディスクに対してデータの記録、および光ディスクに記録されているデータを読み取って再生する記録/再生手段と、
本体に光ディスクがセットされたときに、この光ディスクの所定の記録領域に記録されている、この光ディスクの物理的特徴を示す物理的特徴情報を前記記録/再生手段により読み取る物理的特徴情報読取手段と、
前記物理的特徴情報読取手段が読み取った光ディスクの物理的特徴情報を用いて記録/再生時における前記記録/再生手段の動作を制御する制御手段と、を備えた光ディスク装置において、
所定のタイミングで、本体にセットされている光ディスクの物理的特徴を測定する物理的特徴測定手段と、
前記記録/再生手段により、前記物理的特徴測定手段が測定した物理的特徴情報とともに、この物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日を、光ディスクのリードインエリアよりも内周側の所定の記録領域に記録する物理的特徴情報記録手段と、を備え、
前記物理的特徴測定手段は、光ディスクの所定の記録領域に記録されている物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日から一定期間以上経過しているときに、前記所定のタイミングであると判定する手段である光ディスク装置。 - 本体にセットされている光ディスクに対してデータの記録、および光ディスクに記録されているデータを読み取って再生する記録/再生手段と、
本体に光ディスクがセットされたときに、この光ディスクの所定の記録領域に記録されている、この光ディスクの物理的特徴を示す物理的特徴情報を前記記録/再生手段により読み取る物理的特徴情報読取手段と、
前記物理的特徴情報読取手段が読み取った光ディスクの物理的特徴情報を用いて記録/再生時における前記記録/再生手段の動作を制御する制御手段と、を備えた光ディスク装置において、
所定のタイミングで、本体にセットされている光ディスクの物理的特徴を測定する物理的特徴測定手段と、
前記記録/再生手段により、前記物理的特徴測定手段が測定した光ディスクの物理的特徴に基づく物理的特徴情報をこの光ディスクの所定の記録領域に記録する物理的特徴情報記録手段と、を備えた光ディスク装置。 - 前記物理的特徴情報記録手段は、前記物理的特徴測定手段が測定した物理的特徴情報とともに、この物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日を光ディスクの所定の記録領域に記録する手段であり、
前記物理的特徴測定手段は、光ディスクの所定の記録領域に記録されている物理的特徴情報にかかる物理的特徴を測定した測定日から一定期間以上経過しているときに、前記所定のタイミングであると判定する手段である請求項2に記載の光ディスク装置。 - 物理的特徴情報記録手段は、光ディスクのリードインエリアよりも内周側の所定の記録領域に前記物理的特徴測定手段が測定した、この光ディスクの物理的特徴に基づく物理的特徴情報を記録する請求項2または3に記載の光ディスク装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008084469A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Sony Corp | 光ディスク装置及びその制御方法 |
-
2004
- 2004-07-27 JP JP2004218103A patent/JP2006040385A/ja active Pending
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