JP2006040374A - 光ディスク記録再生装置のフォーカス制御方法 - Google Patents
光ディスク記録再生装置のフォーカス制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 少なくとも第1記録層と第2記録層を備えた光ディスクを使用する光ディスク記録再生装置において、第1記録層と第2記録層との間にあるスペーサー部の厚さを光ディスク上の2箇所以上で測定し、測定された複数のスペーサー厚の平均値からスペーサー厚を求め、求められたスペーサー厚に基づいて第2記録層に対するデフォーカス量を設定し、光学式ピックアップから照射されるレーザー光を第2記録層に合焦させるフォーカスサーボ動作を行う。
【選択図】 図1
Description
クアップから照射されるレーザー光を第2記録層に合焦させるフォーカスサーボ動作を行うように構成されている。
ロック信号のカウント動作を開始するカウンター回路を設け、最初のパルス信号が得られるまでにカウントされたクロック信号の数と次のパルス信号が得られるまでにカウントされたクロック信号の数の差に基いてスペーサー厚を測定するように構成されている。
に記録されている信号の読み出し信号である再生信号を生成するように構成されている。斯かる光出力信号処理回路11による各種の信号生成動作は周知の回路にて行われるので、その説明は省略する。
メモリー回路19へのデータの記憶動作が行われると、ピックアップ送り用モーター9を回転させて光学式ピックアップ2の位置を光ディスク1上の例えば外周方向へ移動させてスペーサー部Sの厚さを測定する動作を行う。このようにして、測定されたスペーサー厚のデータはスペーサー厚メモリー回路19に入力され、該スペーサー厚メモリー回路19に記憶されることになる。
信号のレベルを調整することによって検出設定することが出来る。
前もってクロック数に対応してスペーサー部Sの厚さを設定しておくことにより該スペーサー部Sの厚さをデータとして認識することが出来る。斯かるスペーサー部Sの厚さを示すデータがスペーサー厚測定回路18からスペーサー厚メモリー回路19に対して出力される。
量を読み出し、そのデフォーカス量に基くフォーカスサーボ動作を行うべくフォーカスサーボ回路13に対する設定動作を行う。
2 光学式ピックアップ
3 対物レンズ
4 光検出器
6 フォーカシングコイル
7 最大離間位置規制部材
8 最接近位置規制部材
9 ピックアップ送り用モーター
11 光出力信号処理回路
13 フォーカスサーボ回路
15 制御回路
16 コンパレータ回路
17 カウンター回路
18 スペーサー厚測定回路
19 スペーサー厚メモリー回路
20 スペーサー厚演算回路
22 デフォーカスデータメモリー回路
Claims (13)
- 少なくとも第1及び第2の記録層を有する光ディスクを使用するとともに第1記録層側から照射されるレーザー光によって信号の記録再生動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置のフォーカス制御方法であり、第1記録層と第2記録層との間にあるスペーサー部の厚さを光ディスク上の2箇所以上で測定し、測定された複数のスペーサー厚の平均値からスペーサー厚を求め、求められたスペーサー厚に基づいて第2記録層に対するデフォーカス量を設定し、光学式ピックアップから照射されるレーザー光を第2記録層に合焦させるフォーカスサーボ動作を行うようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置のフォーカス制御方法。
- スペーサー部の厚さ測定を行う位置を少なくとも光ディスクの内周側の位置と外周側の位置に設定したことを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御方法。
- スペーサー部の厚さ測定を行う位置を光ディスクから得られる位置情報データに基いて設定するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のフォーカス制御方法。
- スペーサー部の厚さ測定を行う位置を光学式ピックアップの径方向への送り動作を行うピックアップ送り用モーターの回転数に基いて設定するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のフォーカス制御方法。
- スペーサー厚に対応して設定されたデフォーカス量が記憶されたメモリー回路を設け、求められたスペーサー厚に対応したデフォーカス量を前記メモリー回路から読み出すことによってデフォーカス量を設定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御方法。
- 対物レンズを光ディスクの面に対して垂直方向へ移動させることによって光検出器から生成されるフォーカスエラー信号を所定の閾値で2値化して得られるパルス信号の間隔を計測することによってスペーサー厚を測定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御方法。
- 最初のパルス信号が得られたときクロック信号のカウント動作を開始するカウンター回路を設け、次のパルス信号が得られるまでにカウントされたクロック信号の数に基いてスペーサー厚を測定するようにしたことを特徴とする請求項6に記載のフォーカス制御方法。
- 対物レンズを光ディスクから離れた位置より光ディスクの面方向へ移動させることによってフォーカスエラー信号を生成させるようにしたことを特徴とする請求項6に記載のフォーカス制御方法。
- 対物レンズが光ディスク面から離間する位置を規制する最大離間位置規制部材を設け、該最大離間位置規制部材にて規制される最大離間位置より光ディスクの面方向へ対物レンズを移動させるようにしたことを特徴とする請求項8に記載のフォーカス制御方法。
- 対物レンズが光ディスク面から離間する位置を規制する最大離間位置規制部材を設け、該最大離間位置規制部材にて規制される最大離間位置より光ディスクの面方向へ対物レンズを移動させ、最大離間位置から対物レンズの移動が開始されたときクロック信号のカウント動作を開始するカウンター回路を設け、最初のパルス信号が得られるまでにカウントされたクロック信号の数と次のパルス信号が得られるまでにカウントされたクロック信号の数の差に基いてスペーサー厚を測定するようにしたことを特徴とする請求項6に記載のフォーカス制御方法。
- 対物レンズを光ディスクに接近させた位置から光ディスク面より離間する方向へ移動させることによってフォーカスエラー信号を生成させるようにしたことを特徴とする請求項6に記載のフォーカス制御方法。
- 対物レンズが光ディスク面に接近する位置を規制する最接近位置規制部材を設け、該最接近位置規制部材にて規制される最接近位置から光ディスク面より離間する方向へ対物レンズを移動させるようにしたことを特徴とする請求項11に記載のフォーカス制御方法。
- 対物レンズが光ディスク面に接近する位置を規制する最接近位置規制部材を設け、該最接近位置規制部材にて規制される最接近位置より光ディスク面から離間する方向へ対物レンズを移動させ、最接近位置から対物レンズの移動が開始されたときクロック信号のカウント動作を開始するカウンター回路を設け、最初のパルス信号が得られるまでにカウントされたクロック信号の数と次のパルス信号が得られるまでにカウントされたクロック信号の数の差に基いてスペーサー厚を測定するようにしたことを特徴とする請求項6に記載のフォーカス制御方法。
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2004
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