JP2006040072A - Icカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム及びicカード内蔵携帯電話機の勤怠管理アプリケーション - Google Patents

Icカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム及びicカード内蔵携帯電話機の勤怠管理アプリケーション Download PDF

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Abstract

【課題】複雑な勤怠情報の管理、勤怠情報の編集の簡素化、多大な労力の削減を行う。
【解決手段】ICカード内蔵携帯電話機101を用いた勤怠管理システムに、社員番号を記憶しICカード内蔵携帯電話機の表示部に勤怠管理の操作画面を表示し表示された操作画面で選択、入力、編集された勤怠状態、選択、入力された離席状態を記憶しICカード内蔵携帯電話機に内蔵される内蔵ICカード101Aと、出社時又は退社時にICカード内蔵携帯電話機がかざされると内蔵ICカードと送受信を行い、内蔵ICカードから社員番号、勤怠状態、離席状態を受信し、受信した日時を勤怠時間として内蔵ICカードに送信し、勤怠状態と共に送信された勤怠時間を内蔵ICカードに記憶するICカードリーダー102と、ICカードリーダーから社員番号、勤怠状態、勤怠時間、離席状態を受信し記憶し要求に応じ離席状態をICカード内蔵携帯電話機に送信するデータベース103とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は通話機能、通信機能、表示機能等を有する携帯電話機に関する。特に、本発明は、ICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム及びICカード内蔵携帯電話機の勤怠管理アプリケーションに関する。
通常、勤務先の会社、事業所等にタイムレコーダが設けられ、従業員、社員等の各々により、出勤時、退勤時の時刻がタイムレコーダでタイムカードに記録され、多数の従業員、社員等の勤怠管理が行われる。
しかしながら、タイムカードで勤怠管理を行うには非常に煩雑で、多大な労力が必要であり、近年の複雑な勤怠を管理するためには情報が少なく、また、情報の編集が容易でないという問題がある。
従来では、入出力媒体としてのICカードにおいて、使用者の使い勝手を一段と向上させるため、ICカード本体に着脱機構を設け、本体内から記憶担体を着脱できるようにし、これにより記憶担体に記憶されている情報を変更する必要がある場合にも記憶担体だけを交換するだけで済ませることができ、従来のようにICカード本体ごと交換するような必要性をなくすものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1のICカードを用いて、従業員、社員等の勤怠管理を行うことで、タイムカードによる煩雑さ、労力を削減できるが、ICカードに記憶されている情報を変更しようとすると、ICカードの情報を表示する表示部が別に必要となり、身近に表示部がないと従業員、社員等にとってはICカードの情報を変更するのが面倒になるという問題がある。
また、従来では、特別な装置等の設置を必要とせずに、勤務者の出退勤管理を容易に実施できるようにするため、出退勤者が携行可能とされた情報端末とサーバコンピュータがインターネットを介して通信可能な出退勤時刻管理システムで、サーバコンピュータは出退勤者を特定可能な特定情報と該出退勤者の出退勤時刻とを関連付けて記憶可能な出退勤時刻管理データベースとその時点での時刻情報を出力可能な時刻情報出力手段とを有し、サーバコンピュータは出退勤者から特定情報と出勤或いは退勤のいずれであるかを示す出退勤情報とを少なくとも受け付ける情報受付けステップと受付けた特定情報が存在するか否かを判定する認証判定ステップと時刻情報出力手段から出力されるその時点の時刻情報を情報受付けステップにて受付けた出退勤情報に該当する出勤或いは退勤を特定可能に受付けた特定情報に関連付けて出退勤時刻管理データベースに登録、管理するものもある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2では、勤務先の会社、事業所等に出勤する必要がない従業員、社員等の勤怠管理に対しては有効であるが、勤務先の会社、事業所等に出勤する必要がある従業員、社員等の勤怠管理に対しては出勤していなくても出勤とすることができてしまうという問題がある。
また、従来では、プロセッサ部、メモリ部、表示部、キー部を持ち、通話機能と通信機能を備え、装填されるIC内蔵カードおよびメモリ部に予め記憶されたプログラムに従って作動される多機能電話端末装置、この多機能電話端末装置にインプット/アウトプット・インターフェースを介して接続され、個人情報記録カードに対し、情報の読み取り、書込を行う情報読取書込装置、通信機能により公衆回線を介して前記多機能電話端末装置に接続されるコンピュータを備え、個人情報を管理し、これにより、個人情報の管理の中心的機能を多機能電話端末装置に持たせ、この多機能電話端末装置に、例えばクレジットカードである個人情報記録カードに記録されている個人情報を読み取る情報読取装置を接続することにより、多機能電話端末装置に更に汎用性を持たせることができ、多機能電話端末装置より簡易に個人情報の管理が行えるものがある。(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献3では、個人情報記録カードに対し、情報の読み取り、書込を行う情報読取書込装置が多機能電話端末装置に接続され、通信機能により公衆回線を介してコンピュータに接続されるが、ICカードに記憶されている情報を変更しようとすると、ICカードの情報を表示する情報読取書込装置が別に必要となり、身近に情報読取書込装置がないと従業員、社員等にとっては、ICカードの情報を変更するのが面倒になるという問題がある。
また、従来では、自席以外の通信端末装置を利用して通信を行う場合の通信の操作を簡略化するために、出張先などの通信端末装置を利用してパソコン通信等のネットワーク通信を行う場合には、自席の通信端末装置からネットワーク通信センタと通信する場合の端末設定情報を記憶させたICカードを、その通信端末装置のICカードリーダーに挿入し、所定のパスワードを入力し、入力されたパスワードがICカードに設定されているパスワードと一致すると、通信端末装置に設定されている端末設定情報が所定の退避エリアに退避され、ネットワーク通信ソフトに対応する形式のデータに変換され、さらに、利用する通信端末装置が設置されている場所に最も近いアクセスポイントの電話番号に変換されるものもある(例えば、特許文献4参照)。
しかしながら、上記特許文献4では、自席以外の通信端末装置を利用してパソコン通信等のネットワーク通信を行う場合には、通信端末装置のICカードリーダーに挿入し、利用する通信端末装置が設置されている場所に最も近いアクセスポイントの電話番号に変換され、ネットワーク通信を行うことができるが、ICカードに記憶されている情報を変更しようとすると、ICカードの情報を表示する自席又は自席以外の通信端末装置が別に必要となり、自席又は自席以外の身近に通信端末装置がないと従業員、社員等にとっては、ICカードの情報を変更するのが面倒になるという問題がある。
特開平8−044839号公報 特開2003−216790号公報 特開平8−006991号公報 特開平6−022054号公報
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、複雑な勤怠情報の管理、勤怠情報の編集の簡素化、多大な労力の削減を可能とするICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム及びICカード内蔵携帯電話機の勤怠管理アプリケーションを提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、ICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムにおいて、社員番号データを記憶し、前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に勤怠管理の操作画面を表示し、表示された操作画面で選択、入力、編集された勤怠状態データ、選択、入力された離席状態データを記憶し、前記ICカード内蔵携帯電話機に内蔵される内蔵ICカードと、出社時又は退社時に前記ICカード内蔵携帯電話機がかざされると、前記内蔵ICカードと送受信を行い、前記内蔵ICカードから社員番号データ、前記勤怠状態データ、前記離席状態データを受信し、受信した日時データを勤怠時間として前記内蔵ICカードに送信し、前記勤怠状態データと共に送信された前記勤怠時間を前記内蔵ICカードに記憶させるICカードリーダーと、前記ICカードリーダーに接続され、前記ICカードリーダーから前記社員番号データ、前記勤怠状態データ、前記勤怠時間データ、前記離席状態データを受信し記憶し、要求に応じ離席状態データを前記ICカード内蔵携帯電話機に送信するデータベースとを備えることを特徴とするICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムを提供する。
さらに、前記操作画面での前記勤怠状態データの選択では少なくとも出社、出社(直出)、退社、退社(直帰)、退社(残業)の項目から1つが選択され、前記勤怠状態データの入力では出張時には出先が入力される。
さらに、前記操作画面での前記勤怠状態データの編集では、内蔵ICカードに記憶される月間の勤怠状態を表示させ、編集したい日付を選択し、選択された日付の出社時間、退社時間が入力され、勤怠状況として少なくともAM休暇、PM休暇、休暇、出張、残業の項目から1つが選択され、出張の出先が入力される。
さらに、前記操作画面で離席状態データの選択では社内、社外の項目から1つが選択され、離席理由が入力される。
さらに、出社時又は退社時に前記ICカード内蔵携帯電話機が前記ICカードリーダー102にかざれる際に、前記データベースへの要求に対して前記ICカードリーダー102を介して受信した課内又は部内の離席状態データを前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示する。
さらに、出社時又は退社時を除く、出社時から退社時までの間に離席状態が発生した場合には、前記ICカードリーダーを介さず、インターネットを通じて、ICカード内蔵携帯電話機から前記データベースに離席状態データを社員番号と共に送信し記憶させることが可能である。
さらに、出社時又は退社時を除く、出社時から退社時までの間に、前記ICカードリーダー102を介さず、インターネットを通じて、前記ICカード内蔵携帯電話機から前記データベースに要求して、前記データベースからインターネットを通じて受信した課内又は部内の離席状態データを前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示する。
さらに、前記データベースは前記社員番号データ、前記勤怠状態データ、前記勤怠時間データ、前記離席状態データの受信に失敗した場合にはEメールで前記ICカード内蔵携帯電話機に対して再送を要求する。
さらに、前記データベースは編集された勤怠状態のデータを受信しない場合には、Eメールで前記ICカード内蔵携帯電話機に対して編集された勤怠状態のデータの送信を要求する。
さらに、本発明は、ICカード内蔵携帯電話機の勤怠管理アプリケーションにおいて、起動時に前記勤怠管理アプリケーションの操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記勤怠管理アプリケーションの操作画面から勤怠状態管理部、勤怠表管理部、離席状態管理部、離席表管理部のいずれか1つを選択させる手順と、前記勤怠管理アプリケーションの操作画面で前記勤怠状態管理部を選択した場合、前記勤怠状態管理部の操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記勤怠状態管理部の操作画面から複数の勤怠状態の1つ勤怠状態を選択し、選択した勤怠状態が出張の場合には出先を入力し内蔵ICカードに記録させ、前記内臓ICカードをICカードリーダーにかざした時に勤怠時間と共に内臓ICカードに記録させた前記勤怠状態、出先をデータベースに送信させ、前記勤怠時間を前記内蔵ICカードに記憶させる手順と、前記勤怠管理アプリケーションの操作画面で前記勤怠表管理部を選択した場合、前記勤怠表管理部の操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記勤怠表管理部の操作画面に月間の勤怠状態を表示させ、編集したい日付を選択させる手順と、
前記勤怠表管理部の操作画面で編集したい日付を選択した場合には編集管理部を選択し、前記編集管理部の操作画面から出社時間、退社時間の入力、勤務状況の選択、出張の場合の出先の入力を行い、前記データベースに送信させる手順と、前記勤怠管理アプリケーションの操作画面で前記離席状態管理部を選択した場合、前記離席状態管理部の操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記離席状態管理部の操作画面から離席状態の選択、離席理由の入力を行い、前記データベースに送信させる手順と、前記勤怠管理アプリケーションの操作画面で前記離席表管理部を選択した場合、前記離席表管理部の操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記離席表管理部の操作画面に前記データベースから送信させた課内又は部内の離席状態を表示させる手順とを備えることを特徴とするICカード内蔵携帯電話機の勤怠管理アプリケーションを提供する。
以上説明したように、本発明によれば、内蔵ICカードに社員番号データを記憶し、ICカード内蔵携帯電話機の表示部に勤怠管理の操作画面を表示し、表示された操作画面で選択、入力、編集された勤怠状態データ、選択、入力された離席状態データを内蔵ICカード記憶し、出社時又は退社時にICカードリーダーにICカード内蔵携帯電話機がかざされると、内蔵ICカードとICカードリーダーとで送受信を行い、ICカードリーダーでは内蔵ICカードから社員番号データ、勤怠状態データ、離席状態データを受信し、受信した日時データを勤怠時間としてICカードリーダーから内蔵ICカードに送信し、ICカードリーダーから勤怠状態データと共に送信された勤怠時間を内蔵ICカードに記憶させ、さらに、データベースではICカードリーダーから社員番号データ、勤怠状態データ、勤怠時間データ、離席状態データを受信し記憶し、要求に応じ離席状態データをICカード内蔵携帯電話機に送信するようにしたので、携帯電話機という身近な端末のみを用いて、簡単な操作により勤怠状態の記録、編集、離席状態の記録を行うことにより、複雑な勤怠情報の管理、離席状態の管理、勤怠情報の編集の簡素化、多大な労力の削減を可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムに係る概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、勤怠管理システムはIC(半導体集積回路)カード内蔵携帯電話機101、ICカードリーダー102、データベース103から構成される。
ICカード内蔵携帯電話機101は社員(従業員)が有する携帯電話機であり、ICカード101A(図示しない)を内蔵し、通話機能、通信機能、表示機能等を有し、勤怠管理アプリケーションを有する。
ICカード101AはICカードリーダー102と送受信を行う機能を有し、社員(従業員)番号(ND)を予め記録する。
勤怠管理アプリケーションは、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に操作画面を表示させ、勤怠状態データ(KD)、離席状態データ(RD)をICカード101Aに記録させ、記録すべきデータの編集等を行う機能を有し、ICカード101AからICカードリーダー102に勤怠状態データ(KD)、離席状態データ(RD)を送信させる。
ICカードリーダー102は、フロア内に設けられ、出社時、退社時にICカードリーダー102にICカード内蔵携帯電話機101をかざすとICカード内蔵携帯電話機101と相互に送受信を行い、ICカード内蔵携帯電話機101から社員番号(ND)、勤怠状態データ(KD)、離席状態データ(RD)を受信し、勤怠状態データ(KD)を受け取った日時である出社時時間又は退社時間(T)をICカード内蔵携帯電話機101に送信する。
ICカード101Aは、ICカードリーダー102から受信した出社時時間又は退社時間(T)と共に勤怠状態データ(KD)を記録する。
ICカードリーダー102にはデータベース103が接続され、データベース103は予め社員番号リスト(DS)を記録し、ICカードリーダー102から社員番号(ND)、勤怠時間データ(KT)、離席状態データ(RD)を受信する。ここに、勤怠時間データ(KT)は勤怠状態データ(KD)と出社時時間又は退社時間(T)で形成される。
データベース103はICカードリーダー102から受け取った社員番号(ND)、勤怠時間データ(KT)、離席状態データ(RD)に対して、社員番号(ND)、社員番号リスト(DS)を参照して、勤怠時間データ(KT)を勤怠時間リスト(DL1)に記録し、離席状態データ(RD)を離席状態リスト(DL2)に記録する。
ここで、社員番号リスト(DS)は社員番号、社員名、所属する課、部を記載したリストであり、勤怠時間リスト(DL1)は、社員番号、勤怠時間データ(KT)を記載したリストであり、離席状態リスト(DL2)は社員番号、離席状態データ(RD)を記載したリストである。
なお、出社時に受信した離席状態データ(RD)は当日の離席状態データとして受信し、退社時に受信した離席状態データ(RD)は翌日の離席状態データ(RD)として受信し、データベース103に記録される。
図2は、図1のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムに係る別の概略構成で離席状態データ(RD)を送受信する例を示すブロック図である。
出社時又は退社時を除く出社時から退社時までの期間において、本図に示すように、インターネットを通じて、ICカードリーダー102を介さずに、ICカード内蔵携帯電話機101からデータベース103に離席状態データ(RD)、社員番号(ND)の送信が行われ、データベース103で離席状態データ(RD)が離席状態リスト(DL2)に記憶される。この場合、送信された離席状態データ(RD)は送信した当日の離席状態データ(RD)として記録される。
さらに、ICカード内蔵携帯電話機101からデータベース103に要求があると、データベース103からICカード内蔵携帯電話機101に要求した当日の離席状態データ(RD)、社員名(MD)の送信が行われ、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に離席状態データ(RD)、社員名(MD)が表示される。
出社時又は退社時を除く出社時から退社時までの期間における離席時に、ICカードリーダー102を介してICカード内蔵携帯電話機101からデータベース103に離席状態データ(RD)の送信を行うことも、前述のように、可能であるが、わざわざICカードリーダー102を介すると、離席処理が面倒な場合もあるからである。既に出社を確認しているので、離席状態をICカードリーダー102で確認しなければならないという必要性がないからでもある。
また、データベース103からICカード内蔵携帯電話機101に離席状態データ(RD)を取り出す場合には、ICカードリーダー102を介さずに、インターネットを通じて取り出す方が非常に便利である。
同様に、データベース103は、ICカード内蔵携帯電話機101からICカードリーダー102を介さず、インターネットを通じて受け取った離席状態データ(RD)、社員番号(ND)に対しても、社員番号を(ND)、社員番号リスト(DS)を参照して、離席状態データ(RD)を離席状態リスト(DL2)に記録する。
図1、図2において、データベース103では、受信した勤怠状態データ(KT)により勤怠時間リスト(DL1)の更新を失敗した場合には、データベース103からICカード内蔵携帯電話機101にデータ更新失敗メール(MD)が送信され、データの再送を要求し、さらに、休暇、出張等の場合、勤怠状態データ(KT)を編集したデータの送信がない場合には、データベース103からICカード内蔵携帯電話機101にデータ更新失敗メール(MD)が送信され、データの編集を要求する。
図3は図1におけるICカード内蔵携帯電話機101の勤怠管理アプリケーションの概略動作手順を説明する図である。
ICカード内蔵携帯電話機101が有する勤怠管理アプリケーション201には勤怠状態管理部202、勤怠表管理部203、離席状態管理部204、離席表管理部205、編集管理部206が設けられる。
ICカード内蔵携帯電話機101の勤怠管理アプリケーション201には勤怠状態管理部202、勤怠表管理部203、離席状態管理部204、離席表管理部205の項目が用意されており、社員が勤怠管理アプリケーション201を起動すると、用意された項目に対して、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に勤怠管理アプリケーション201の操作画面としてドロップダウンリストが表示される。このように、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部を用いてICカードの情報を確認するために社員がICカードを読み取る専用のディスプレイを用意する必要がないため、経費削減に寄与することが可能になる。
表示されたドロップダウンリストボタンでいずれかの項目を選択し、「決定」ボタンを押下することにより、次のステップに進む。
先ず、勤怠状態管理部202を選択して「決定」ボタンが押下されると、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に勤怠状態管理部202の操作画面が表示される。
勤怠管理アプリケーション201の勤怠状態管理部202には主として「出社」、「出社(直出)」、「退社」、「退社(直帰)」、「退社(残業)」の項目が用意されており、用意された項目に対して、勤怠状態管理部202の操作画面にドロップダウンリストが表示される。
ここで、「出社」、「退社」は定時に出社、退社した場合(遅刻、早退を含めて)選択される。
さらに、「出社(直出)」は、定時に出社せず、直接、出張先に出向き、その日に出社した場合に選択される。この場合、定時に退社した場合には「退社」が選択される。
さらに、「退社(直帰)」は、定時に出社し、出社後に出張先に出向き、勤務先に戻らず、直接、社員が自宅に帰る場合には、退社時に選択される。
さらに、「出社(残業)」は、定時に退社せず、残業を行った場合に選択される。
ドロップダウンリストボタンでいずれかの項目を選択し、「決定」ボタンを押下することで、選択された項目がICカード101Aに記憶される。
さらに、勤怠状態管理部202の操作画面にテキストボックスが設けられ、テキストボックスには出張時に出先を入力することが可能である。
出社時、退社時にICカードリーダー102にICカード内蔵携帯電話機101をかざすことにより、ICカードリーダー102に勤怠状態データ(KD)及び社員番号(ND)が取り込まれ、データベース103に送信され記録される。
次に、勤怠管理アプリケーション201の操作画面に表示されるドロップダウンリストで勤怠表管理部203を選択して、「決定」ボタンが押下されると、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に勤怠表管理部203の操作画面が表示される。
表示された勤怠表管理部203の操作画面には勤怠状態管理部202によりICカード101Aに記憶された勤怠状態を読み出し、現在又は選択により任意の月間の勤怠状態の一覧が表示される。
一例として、3月1日に定時(8時30分)に出社し、定時(17時30分)に退社した場合には、3月2日に定時に出社し、残業して、19時00分に退社した場合には、さらに、3月3日に定時に出社し、直帰により退社した場合には、勤怠表管理部203勤怠表管理部203の操作画面には、
「3月
1日
8:30〜17:30
2日 残業 1.5h
8:30〜19:00
3日 直帰
8:30〜13:00
出先:○×会社」と表示される。
以上の例では、勤怠表管理部203の表示が完全である。
しかし、3月4日に休暇をとった場合には、勤怠表管理部203の操作画面には、
「 4日
〜 」と表示される。
このように、勤怠表管理部203の出社時、退社時の表示がないのは、ICカード内蔵携帯電話機101がICカードリーダー102にかざされず、出社/退社時間データ(T)がICカードリーダー102からICカード内蔵携帯電話機101に送信されないためである。これでは、休暇か又は直出の出社、直帰の退社の出張であるか区別がつかず、勤怠状態管理部202により、勤怠状態が正常に管理されていないことになる。この場合、後述する編集が行われる。
なお、勤怠表管理部203の操作画面にはスクロールボタン「▲、▼」が設けられ、スクロールボタンで所望の月日の表示を行うことができる。
勤怠表管理部203の表示が不完全である場合には、勤怠表管理部203の操作画面でスクロールボタンを押下して、該当する月日を選択して、「編集」ボタンを押下する。
次に、該当する月日を選択して、「編集」ボタンが押下されると、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に編集管理部206の操作画面が表示される。
編集管理部206の操作画面には選択された月日の出社時間、退社時間を入力するテキストボックスが設けられる。
さらに、勤怠表管理部203の編集管理部206には主として「残業」、「AM休暇」、「PM休暇」、「休暇」、「出張」の項目が用意されており、用意された項目に対して、編集管理部206の操作画面にはドロップダウンリストが表示される。
さらに、編集管理部206の操作画面にテキストボックスが設けられ、テキストボックスには出張時に出先を入力することが可能である。
例えば、勤怠表管理部203の操作画面における3月4日の休暇に対しては、出社時間、退社時間のテキストボックスには入力を行わず、編集管理部206の操作画面のドロップダウンリストで休暇を選択し、「決定」を押すと、
勤怠表管理部203の操作画面では、
「 4日
〜 」の表示から、
「 4日 休暇
〜 」の表示に編集が行われる。
さらに、3月5日の出張に対しては、出社時間、退社時間のテキストボックスには入力を行い、編集管理部206の操作画面のドロップダウンリストで出張を選択して出先のテキストボックスに「×○会社」と入力して「決定」を押すと、
勤怠表管理部203の操作画面では、
「 5日
〜 」の表示から、
「 5日 出張
8:30〜17:30
出先:×○会社」の表示に編集が行われる。
さらに、3月6日のAM休暇に対しては(図2の勤怠表管理部203には図示しない)、編集管理部206の操作画面の出社時間、退社時間のテキストボックスにはそれぞれ13:00、17:30が入力されており、編集管理部206の操作画面のドロップダウンリストでAM休暇を選択して「決定」を押すと、
勤怠表管理部203の操作画面では、
「 6日
13:00〜17:30」の表示から、
「 5日 AM休暇
13:00〜17:30」の表示に編集が行われる。
この編集により、遅刻とAM休暇を区別することが可能になる。
さらに、3月7日のPM休暇に対しては(図2の勤怠表管理部203には図示しない)、編集管理部206の操作画面の出社時間、退社時間のテキストボックスにはそれぞれ8:00、12:00が入力されており、編集管理部206の操作画面のドロップダウンリストでPM休暇を選択して「決定」を押すと、
勤怠表管理部203の操作画面では、
「 7日
8:30〜12:00」の表示から、
「 5日 PM休暇
8:30〜12:00」の表示に編集が行われる。
この編集により、直帰の退社とPM休暇を区別することが可能になる。
さらに、3月8日の8:30〜19:00の勤務に対して、勤怠状態管理部202の操作で「出社(残業)」とせずに、間違って「出社」とした場合は(図2の勤怠表管理部203には図示しない)、編集管理部206の操作画面の出社時間、退社時間のテキストボックスにはそれぞれ8:30、19:00が入力されており、編集管理部206の操作画面のドロップダウンリストで残業を選択して「決定」を押すと、
勤怠表管理部203の操作画面では、
「 7日
8:30〜19:00」の表示から、
「 7日 残業 1.5h
8:30〜19:00」の表示に編集が行われる。
この編集により、勤怠状態管理部202の操作画面の選択で、「退社(残業)」とすべきところを「退社」とした誤操作を訂正することが可能になる。
編集が終了すると、日付(D)の勤怠状態データ(KD)は新たな更新されたデータとして、ICカード101Aに記録される。
出社時、退社時にICカードリーダー102にICカード内蔵携帯電話機101をかざすことにより、前回読み込んだ時刻以後に更新された勤怠状態データ(KD)及び社員番号(ND)が取り込まれ、データベース103に記録される。
次に、勤怠管理アプリケーション201の操作画面に表示されるドロップダウンリストで離席状態管理部204を選択して、勤怠管理アプリケーション201の操作画面の「決定」ボタンが押下されると、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に離席状態管理部204の操作画面が表示される。
勤怠管理アプリケーション201の離席状態管理部204には「社内」、「社外」の項目が用意されており、用意された項目に対して、離席状態管理部204の操作画面にドロップダウンリストが表示される。
さらに、離席状態管理部204の操作画面にテキストボックスが設けられ、テキストボックスには離席理由を入力することが可能である。例えば、離席理由には、会議室Aで会議を行う場合には「会議室A」と入力され、私用等で外出する場合には「私用」と入力される。
離席状態の選択、離席理由の入力後、離席状態管理部204の操作画面の「決定」ボタンを押下することにより、選択された離席状態データ、入力された離席理由がICカード101Aに記憶される。
ICカード101Aに選択された離席状態データ、入力された離席理由を記憶した後で、出社時、退社時にICカードリーダー102にICカード内蔵携帯電話機101をかざすことにより、勤怠状態データ(RD)、社員番号(ND)とともに離席状態データ(RD)が取り込まれ、データベース103に記録される。出社時に取り込まれれば、本日の離席状態データ(RD)となり、退社時に取り込まれれば明日の離席状態データ(RD)となる。
一例として、3月1日に、同一の課内又は部内の佐藤 太郎のICカード内蔵携帯電話機101の離席状態管理部204の操作画面から、離席状態が「社内」と選択され、離席理由が「10:00〜12:00、会議室A」と入力され、同一の課内又は部内の高橋 花子のICカード内蔵携帯電話機101の離席状態管理部204の操作画面から、離席状態が「社外」と選択され、離席理由が「13:00〜14:00、私用」と入力されたとして以下の説明を行う。
次に、勤怠管理アプリケーション201の操作画面に表示されるドロップダウンリストで離席表管理部205を選択して、「決定」ボタンが押下されると、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に離席表管理部205の操作画面が表示される。離席表管理部205の操作画面が表示されると、データベース103に対して離席状態データ(RD)の送信が要求され、出社時又は退社時に、ICカードリーダー102を介して、データベース103から同一の課内の課員、又は同一部内の部員の離席状態データ(RD)を受信し、離席表管理部205の操作画面に表示される。
上記の例では、離席表管理部205の操作画面には、
例えば、3月1日の離席状態データ(RD)として、
「佐藤 太郎:社内:10:00〜12:00、会議室A、
高橋 花子:社外:13:00〜14:00、私用」の表示が行われる。このようにして、同一の課内の他の課員、又は同一部内の他の部員の離席状態の動向を把握することが可能になる。
なお、出社時又は退社時を除く出社時から退社時の間で、離席状態データが必要になる場合には、離席表管理部205の「受信」ボタンを押下すると、図2に示すように、インターネットを通じて、データベース103からICカードリーダー102を介さずインターネットを通じてICカード内蔵携帯電話機101に離席状態データが送信され、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部ではインターネットを通じて得た離席状態データ(RD)を表示することが可能となる。
また、出社時又は退社時を除く出社時から退社時までの間に、特に社外で離席状態が生じた場合には、離席状態管理部204の「送信」ボタンを押下すると、離席状態管理部204から、図2に示すように、インターネットを通じて、データベース103に、社員番号(ND)、離席データ(RD)を送信することが可能である。
この場合、データベース103では、社員番号(ND)、離席状態データ(RD)を受け取ると、離席状態リスト(DL2)のみを更新する。
図4、5、6、7は図1、2におけるICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムの一連の動作を説明するフローチャートである。
本図4に示すように、ステップS301において、社員により勤怠管理アプリケーション201の起動を判断する。起動していない場合には以下の処理を行わない。
ステップS302において、勤怠管理アプリケーション201を起動した場合には、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に、勤怠管理アプリケーション201の操作画面を表示する。
ステップS303において、表示された勤怠管理アプリケーション201の操作画面で、勤怠状態管理部202の選択を判断する。勤怠状態管理部202を選択しない場合には図5のステップS317に進む。
ステップS304において、勤怠状態管理部202を選択した場合には、勤怠管理アプリケーション201の操作画面で「決定」ボタンを押下する。
ステップS305において、「決定」ボタンを押下した場合には、勤怠状態管理部202の操作画面を表示する。
ステップS306において、表示された勤怠状態管理部202の操作画面で勤怠状態を選択する。
ステップS307において、表示された勤怠状態管理部202の操作画面でテキストボックスに出先を入力したか否かを判断する。出先を入力した場合、入力しなかった場合ともにステップS308に進む。
ステップS308において、表示された勤怠状態管理部202の操作画面で「決定」ボタンの押下を判断する。
ステップS309において、「決定」ボタンの押下がない場合には「戻る」ボタンを押下してステップS301に戻る。
ステップS310において、「決定」ボタンの押下がある場合にはICカード101Aに勤怠状態データ(KD)を記録する。
ステップS311において、出社時、退社時にICカード内蔵携帯電話機101をICカードリーダー102にかざすのを待つ。
ステップS312において、ICカード内蔵携帯電話機101をICカードリーダー102にかざした場合には、社員番号(ND)、勤怠状態データ(RD)をICカード101AからICカードリーダー102に送信する。
ステップS313において、受信した日時データを出社/退社時間データ(T)として、ICカードリーダー102からICカード101Aに送信する。
ステップS314において、ICカード101Aでは、ICカードリーダー102から受信した出社/退社時間データ(T)を勤怠状態データ(KD)と共に記録する。
ステップS315において、ICカードリーダー102では、ICカード101Aから受信した社員番号(ND)、勤怠状態データ(RD)に対して、勤怠状態データ(RD)と出社/退社時間データ(T)を勤怠時間データ(KT)に形成し、社員番号(ND)、勤怠時間データ(KT)をデータベース103に送信する。
ステップS316において、データベース103では、ICカードリーダー102から受信した社員番号(ND)、勤怠時間データ(KT)を、社員番号(ND)、社員番号リスト(DS)を参照して勤怠時間リスト(DL1)に記録する。
本図5に示すように、ステップS317において、表示された勤怠管理アプリケーション201の操作画面で、勤怠表管理部203の選択を判断する。勤怠表管理部203を選択しない場合には図6のステップS331に進む。
ステップS318において、勤怠表管理部203を選択した場合には、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に、勤怠表管理部203の操作画面を表示する。
ステップS319において、勤怠表管理部203の操作画面にはICカード101Aから読み出した月間の勤怠状態データ(KD)の一覧が表示され、勤怠状態データ(KD)の一覧から編集したい日付を選択したか否かの判断を行う。選択しない場合にはステップS321に進む。
ステップS320において、選択した場合には、勤怠表管理部203の操作画面の「編集」ボタンを押下したか否かを判断する。「編集」ボタンを押下しない場合にはステップS321に進む。
ステップS321において、勤怠表管理部203の操作画面の「戻る」ボタンを押下し、図4のステップS301に戻る。
ステップS322において、「編集」ボタンを押下した場合には、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に編集管理部206の操作画面を表示する。
ステップS323において、編集管理部206の操作画面で編集したい日付の勤怠状態データ(KD)を編集する。
ステップS324において、編集管理部206の操作画面の「決定」ボタンを押下したか否かを判断する。
ステップS325において、「決定」ボタンを押下しない場合には、「戻る」ボタンを押下し、ステップS317に戻る。
ステップS326において、「決定」ボタンを押下した場合には、ICカード101Aに記憶される勤怠状態データ(KD)を更新する。
ステップS327において、出社時、退社時にICカード内蔵携帯電話機101をICカードリーダー102にかざすのを待つ。
ステップS328において、ICカード内蔵携帯電話機101をICカードリーダー102にかざした場合、ICカード内蔵携帯電話機101からICカードリーダー102に更新した勤怠状態データ(KD)を送信する。
ステップS329において、ICカードリーダー102からデータベース103に更新した勤怠状態データ(KD)を送信する。
ステップS330において、データベース103に記録される勤怠時間リスト(DL1)を、送信された勤怠状態データ(KD)で、更新し、処理を終了する。
本図6に示すように、ステップS331において、表示された勤怠管理アプリケーション201の操作画面で、離席状態管理部204の選択を判断する。離席状態管理部204を選択しない場合には図7のステップS343に進む。
ステップS332において、離席状態管理部204を選択した場合には、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に、離席状態管理部204の操作画面を表示する。
ステップS333において、離席状態管理部204の操作画面で離席状態を選択したか否かを判断する。選択しない場合にはステップS338に進む。
ステップS334において、離席状態を選択した場合にはテキストボックスに離席理由を入力するのを待つ。
ステップS335において、離席理由を入力した場合には、離席状態管理部204の操作画面の「決定」ボタンの押下を判断する。押下がない場合にはステップS338に進む。
ステップS336において、「決定」ボタンの押下がある場合には出社時又は退社時か否かを判断する。
ステップS337において、出社時又は退社時のいずれでもなく、出社時から退社時までの期間では、離席状態管理部204の操作画面の「送信」ボタンを押下したか否かを判断する。「送信」ボタンを押下しない場合にはステップS338に進む。
ステップS338において、離席状態管理部204の操作画面の「戻る」ボタンを押下し、図4のステップS301に戻る。
ステップS339において、「送信」ボタンを押下した場合には、ICカード内蔵携帯電話機101からデータベース103にインターネットを通じて、離席状態、離席理由を含む離席状態データ(RD)、社員番号(ND)を送信する。この場合、送信日の当日の離席状態データ(RD)として送信を行う。
ステップS340において、データベース103では社員番号(ND)、社員番号リスト(DS)を参照して、離席状態データ(RD)を離席状態リスト(DL2)に記憶し、処理を終了する。
ステップS341において、出社時、退社時の場合には、ICカード内蔵携帯電話機101をICカードリーダー102にかざすのを待つ。
ステップS342において、出社時にICカード内蔵携帯電話機101をICカードリーダー102にかざした場合には、ICカード内蔵携帯電話機101からICカードリーダー102に出社当日の離席状態データ(RD)、社員番号(ND)として送信し、退社時にICカード内蔵携帯電話機101をICカードリーダー102にかざした場合には、ICカード内蔵携帯電話機101からICカードリーダー102に退社日の翌日の離席状態データ(RD)、社員番号(ND)として送信し、ステップS340に進む。
本図7に示すように、ステップS343において、表示された勤怠管理アプリケーション201の操作画面で、離席表管理部205の選択を判断する。
ステップS344において、離席表管理部205を選択しない場合には、勤怠管理アプリケーション201の操作画面で「終了」ボタンを押下し、処理を終了する。
ステップS345において、離席表管理部205を選択した場合には、ICカード内蔵携帯電話機101の表示部に、離席表管理部205の操作画面を表示する。
ステップS346において、離席表管理部205の操作画面の「受信」ボタンを押下したか否かを判断する。
ステップS347において、「受信」ボタンを押下していない場合には離席表管理部205の操作画面の「戻る」ボタンを押下し、図4のステップS301に戻る。
ステップS348において、ICカード内蔵携帯電話機101では、データベース103からインターネットを通じて、「受信」ボタンを押下した日の社員名(MD)、離席状態データ(RD)を受信する。
ステップS349において、離席表管理部205の操作画面に受信した社員名(MD)、離席状態データ(RD)を表示し、処理を終了する。
以上説明したように、本発明によれば、携帯電話機という身近な端末のみを用いて、簡単な操作により勤怠状態の記録、編集、離席状態の記録を行うことにより、複雑な勤怠情報の管理、離席状態の管理、勤怠情報の編集の簡素化、多大な労力の削減を可能とする。
以上では、ICカード内蔵携帯電話機101を勤怠管理に適用したが、これに限らず、例えば、オリエンテーリングにも適用可能である。すなわち、オリエンテーリングにて、各チェックポイントにICカードリーダーを設置し、オリエンテーリングの参加者は、参加者のIDが予め登録されたICカードを内蔵した携帯電話機を持ち、チェックポイントを通過する際にICカード内蔵携帯電話機をICカードリーダーにかざす。これによりICカード内蔵携帯電話機のICカードにはチェックポイント通過時刻が記録され、ICカード内蔵携帯電話機の表示部にはチェックポイントの通過時刻が表示可能になる。
さらに、参加者管理データベースを用意し、ICカードリーダーから送られる参加者ID及び通過時刻を記録することで、参加者全員の進行状況を把握することができる。
さらに、ICカード内蔵携帯電話機は参加者管理データベースからインターネットを通じて、参加者全員の進行状況を送信させ、把握するのに資することが可能になる。
本発明に係るICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムに係る概略構成を示すブロック図である。 図1のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムに係る別の概略構成で離席データ(RD)を送受信する例を示すブロック図である。 図1におけるICカード内蔵携帯電話機101の勤怠管理アプリケーションの概略動作手順を説明する図である。 図1、2におけるICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムの一連の動作を説明するフローチャートである。 図1、2におけるICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムの一連の動作を説明するフローチャートである。 図1、2におけるICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムの一連の動作を説明するフローチャートである。 図1、2におけるICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムの一連の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
101…ICカード内蔵携帯電話機
101A…ICカード
102…ICカードリーダー
103…データベース
201…勤怠管理アプリケーション
202…勤怠状態管理部
203…勤怠表管理部
204…離席状態管理部
205…離席表管理部
206…編集管理部

Claims (10)

  1. ICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムにおいて、
    社員番号データを記憶し、前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に勤怠管理の操作画面を表示し、表示された操作画面で選択、入力、編集された勤怠状態データ、選択、入力された離席状態データを記憶し、前記ICカード内蔵携帯電話機に内蔵される内蔵ICカードと、
    出社時又は退社時に前記ICカード内蔵携帯電話機がかざされると、前記内蔵ICカードと送受信を行い、前記内蔵ICカードから社員番号データ、前記勤怠状態データ、前記離席状態データを受信し、受信した日時データを勤怠時間として前記内蔵ICカードに送信し、前記勤怠状態データと共に送信された前記勤怠時間を前記内蔵ICカードに記憶させるICカードリーダーと、
    前記ICカードリーダーに接続され、前記ICカードリーダーから前記社員番号データ、前記勤怠状態データ、前記勤怠時間データ、前記離席状態データを受信し記憶し、要求に応じ離席状態データを前記ICカード内蔵携帯電話機に送信するデータベースとを備えることを特徴とするICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム。
  2. 前記操作画面での前記勤怠状態データの選択では少なくとも出社、出社(直出)、退社、退社(直帰)、退社(残業)の項目から1つが選択され、前記勤怠状態データの入力では出張時には出先が入力されることを特徴とする、請求項1に記載のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム。
  3. 前記操作画面での前記勤怠状態データの編集では、内蔵ICカードに記憶される月間の勤怠状態を表示させ、編集したい日付を選択し、選択された日付の出社時間、退社時間が入力され、勤怠状況として少なくともAM休暇、PM休暇、休暇、出張、残業の項目から1つが選択され、出張の出先が入力されることを特徴とする、請求項1に記載のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム。
  4. 前記操作画面で離席状態データの選択では社内、社外の項目から1つが選択され、離席理由が入力されることを特徴とする、請求項1に記載のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム。
  5. 出社時又は退社時に前記ICカード内蔵携帯電話機が前記ICカードリーダー102にかざれる際に、前記データベースへの要求に対して前記ICカードリーダー102を介して受信した課内又は部内の離席状態データを前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示することを特徴とする、請求項1に記載のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム。
  6. 出社時又は退社時を除く、出社時から退社時までの間に離席状態が発生した場合には、前記ICカードリーダーを介さず、インターネットを通じて、ICカード内蔵携帯電話機から前記データベースに離席状態データを社員番号と共に送信し記憶させることが可能である、請求項1に記載のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム。
  7. 出社時又は退社時を除く、出社時から退社時までの間に、前記ICカードリーダー102を介さず、インターネットを通じて、前記ICカード内蔵携帯電話機から前記データベースに要求して、前記データベースからインターネットを通じて受信した課内又は部内の離席状態データを前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示することを特徴とする、請求項1に記載のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム。
  8. 前記データベースは前記社員番号データ、前記勤怠状態データ、前記勤怠時間データ、前記離席状態データの受信に失敗した場合にはEメールで前記ICカード内蔵携帯電話機に対して再送を要求することを特徴とする、請求項1に記載のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム。
  9. 前記データベースは編集された勤怠状態のデータを受信しない場合には、Eメールで前記ICカード内蔵携帯電話機に対して編集された勤怠状態のデータの送信を要求することを特徴とする、請求項1に記載のICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システム。
  10. ICカード内蔵携帯電話機の勤怠管理アプリケーションにおいて、
    起動時に前記勤怠管理アプリケーションの操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記勤怠管理アプリケーションの操作画面から勤怠状態管理部、勤怠表管理部、離席状態管理部、離席表管理部のいずれか1つを選択させる手順と、
    前記勤怠管理アプリケーションの操作画面で前記勤怠状態管理部を選択した場合、前記勤怠状態管理部の操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記勤怠状態管理部の操作画面から複数の勤怠状態の1つ勤怠状態を選択し、選択した勤怠状態が出張の場合には出先を入力し内蔵ICカードに記録させ、前記内臓ICカードをICカードリーダーにかざした時に勤怠時間と共に内臓ICカードに記録させた前記勤怠状態、出先をデータベースに送信させ、前記勤怠時間を前記内蔵ICカードに記憶させる手順と、
    前記勤怠管理アプリケーションの操作画面で前記勤怠表管理部を選択した場合、前記勤怠表管理部の操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記勤怠表管理部の操作画面に月間の勤怠状態を表示させ、編集したい日付を選択させる手順と、
    前記勤怠表管理部の操作画面で編集したい日付を選択した場合には編集管理部を選択し、前記編集管理部の操作画面から出社時間、退社時間の入力、勤務状況の選択、出張の場合の出先の入力を行い、前記データベースに送信させる手順と、
    前記勤怠管理アプリケーションの操作画面で前記離席状態管理部を選択した場合、前記離席状態管理部の操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記離席状態管理部の操作画面から離席状態の選択、離席理由の入力を行い、前記データベースに送信させる手順と、
    前記勤怠管理アプリケーションの操作画面で前記離席表管理部を選択した場合、前記離席表管理部の操作画面を前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に表示させ、前記離席表管理部の操作画面に前記データベースから送信させた課内又は部内の離席状態を表示させる手順とを備えることを特徴とするICカード内蔵携帯電話機の勤怠管理アプリケーション。
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