JP2006039768A - 結果同期2重系コンピュータ - Google Patents

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Abstract

【課題】故障発生時においても2個の演算手段が個別に動作してそれぞれの演算手段からエラー情報を外部に出力することができると同時に、原因の究明にかかる時間を短縮することができる結果同期2重系コンピュータを提供することを目的とする。
【解決手段】この発明に係る結果同期2重系コンピュータは、同一の入力情報に対して同一の演算処理を個別に行い、演算処理結果を同期して外部入出力する2個の演算手段と、2個の演算手段から算出された演算処理結果を比較する情報比較手段と、情報比較手段で比較した結果を用いて動作が正常か否かを判断し、制御対象に出力するデータをオン、オフ制御する制御手段とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は主に電子連動装置に用いられる結果同期2重系コンピュータに関し、特に速やかに故障原因を解析することのできる同期技術に関するものである。
従来のバス同期2重系コンピュータは、2個の演算手段が常にクロック同期により同期を取りながら同一の演算処理を行っている。そして、2個の演算手段から算出された比較結果が不一致のときに不一致データを保存し、不一致データを後から参照して故障の原因を究明する構成をとっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−76569号公報
従来のバス同期2重系コンピュータでは、エラーが発生した時点で2個の演算手段がともに動作を停止し、再立ち上げをして正常な状態で同期を取り直した時点で初めて不一致データを読み取ることができるため、原因の究明に時間がかかるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、故障発生時においても2個の演算手段が個別に動作してそれぞれの演算手段からエラー情報を外部に出力することができると同時に、原因の究明にかかる時間を短縮することができる結果同期2重系コンピュータを提供することである。
この発明に係る結果同期2重系コンピュータは、同一の入力情報に対して同一の演算処理を個別に行い、演算処理結果を同期して外部入出力する2個の演算手段と、2個の演算手段から算出された演算処理結果を比較する情報比較手段と、情報比較手段で比較した結果を用いて動作が正常か否かを判断し、制御対象に出力するデータをオン、オフ制御する制御手段とを備えたものである。
この結果同期2重系コンピュータによれば、外部出力するときのみ同期をとり、内部演算処理時は非同期に動作とすることにより、出力照合不一致時においても2個の演算手段が個別に動作することが可能であり、エラー情報を演算手段と接続された不揮発性メモリ上に保存することができる。また、シリアルインターフェースを介してエラー情報を出力することにより、故障情報をリアルタイムでモニタ装置に表示し、故障原因を即座に解析することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1に係る結果同期2重系コンピュータについて詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る結果同期2重系コンピュータを示すブロック図である。
図1において、結果同期2重系コンピュータは、2個のCPU1a、1bと、バス照合/不一致検知回路2と、メモリ3a、3bと、不揮発性メモリ4a、4bと、モニタ装置5a、5bと、シリアルライン6a、6bと、接続リレー7a、7b、8a、8bと、正常リレードライバ9と、正常リレー10と、バスコントローラ11a、11bと、外部バス12とI/Oボード13a〜13nと、を備えている。
また、バス照合/不一致検知回路2は、情報比較回路21と、制御回路22と、割り込み発生回路23と、を備えている。
2個の演算手段であるCPU1a、1bは、同一の入力情報に対して同一の演算処理を個別に行い、演算処理結果を同期して外部入出力する。バス照合/不一致検知回路2内では、2個の演算手段(CPU1a、1b)から算出された演算処理結果を比較する情報比較手段である情報比較回路21が、情報比較手段で比較した結果を用いて動作が正常か否かを判断し、制御対象に出力するデータをオン、オフ制御する制御手段である制御回路22と、情報比較手段で比較した結果が不一致のときの不一致データおよびアドレスをラッチして演算手段(CPU1a、1b)に割り込みを発生させる割り込み発生手段である割り込み発生回路23と、に比較結果を出力している。
また、2個の演算手段であるそれぞれのCPU1a、1bには、メモリ3a、3bと、割り込み発生手段である割り込み発生回路23によりラッチされた不一致データの履歴を記憶する記憶手段である不揮発性メモリ4a、4bと、図示しないシリアルインターフェースと、上記不一致データが出力されるモニタ装置5a、5bに接続されたシリアルライン6a、6bと、が接続されており、シリアルライン6a、6bには接続および切り離しを制御する接続リレー7a、7bが備えられている。
また、バス照合/不一致検知回路2には、正常リレー10に接続された正常リレードライバ9と、バス照合/不一致検知回路2により制御されて不一致データおよびアドレスを読み込んで記録する記録手段であるバスコントローラ11a、11bと、が接続されている。さらに、バスコントローラ11a、11bに接続された外部バス12には、バス照合/不一致検知回路2の結果が正常な場合に、I/O制御1からNまでの外部機器を制御するI/Oボード13a〜13nが接続されている。
まず、CPU1aとメモリ3aがA系として演算処理を実行する。同様にCPU1bとメモリ3bがB系として演算処理を実行する。ここで、CPU1a、1bの演算処理は個別に行われている。続いて、A系とB系のCPU1a、1bによる演算結果が同期してバス照合/不一致検知回路2に出力される。CPU1a、1bによる演算結果が一致している場合正常リレードライバ9をオン/オフすると同時に、バスコントローラ11a、11bを制御し、CPU1a、1bによる演算結果から発生したデータがI/Oボード13a〜13nに出力される。この場合、正常リレー10が動作しているので、外部バス12と接続する接続リレー8a、8bは接続されたままであり、最終段のI/Oボード13a〜13nまでデータを送ることが可能となる。
また、CPU1aとメモリ3aによるA系の演算処理とCPU1bとメモリ3bによるB系の演算処理の結果が異なる場合、バス照合/不一致検知回路2が不一致を検知すると、割り込み発生回路23が不一致データをラッチして演算手段であるCPU1a、1bに対して割り込みをかけ、ラッチされた不一致データが記録手段であるバスコントローラ11a、11bに記録される。また同時に制御回路22が正常リレードライバ9のオン/オフ制御を停止し、その結果正常リレー10が落下する。
これにより、バスコントローラ11a、11bと外部バス12を接続している接続リレー8a、8bが切断されてCPU1a、1bと外部バス12との接続が遮断されるとともに、接続リレー7a、7bが接続され、CPU1a、1bと故障表示用のモニタ装置5a、5bが接続される。
また、CPU1a、1bは制御を停止し、不一致データを記憶手段である各々の不揮発性メモリ4a、4bに保存するとともにリアルタイムで各系のモニタ装置5a、5bに不一致データをシリアルライン6a、6bを経由して送信する。
以下、図2のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1に係る結果同期2重系コンピュータの処理についてさらに詳細に説明する。
CPU1aは、メモリ3aからの情報と、バスコントローラ11a経由で得られるI/Oボード13a〜13nからの情報とを受け取って、A系の演算処理を実行している(ステップS1)。B系においてもCPU1bがA系と同様の演算処理を実行している(ステップS2)。そして、A系及びB系からの演算処理結果が図1のバス照合/不一致検知回路2に同期して出力され、バス照合/不一致検知回路2は両演算処理結果が一致するか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS3において、両演算処理結果が一致している(すなわち、Yes)と判断されたときには、正常リレードライバ9が駆動されて(ステップS4)、正常リレー10がオンされる(ステップS5)。そして、外部バス12との接続が行われ継続的にI/Oボード13a〜13n経由で外部機器への制御が実施される。このとき、故障時のみ接続されるモニタ装置5a、5bとのシリアルライン6a、6bは非接続のままである(ステップS6)。そして、この制御はバス照合/不一致検知回路2で両演算処理結果が一致していると判断される限り継続する。
また、ステップ3において、バス照合/不一致検知回路2が両演算処理結果の不一致(すなわち、No)を検知したときには、不一致時の不一致データ及びアドレスをラッチし(ステップS7)、同時に、正常リレードライバ9の動作を停止する(ステップS8)。続いて、CPU1a、1bに対してバス照合/不一致検知回路2から割り込みが発生し、同時に、バス照合/不一致検知回路2への同期出力を開放させる(ステップS9)。
そして、CPU1a、1bは、個別に不一致データ及びアドレスをそれぞれ不揮発性メモリ4a、4bに記憶する(ステップS10)。平行して、ステップS8の正常リレードライバ9の停止に伴い、正常リレー10が落下し(ステップS11)、外部バス12につながれた接続リレー8a、8bを遮断するとともに、モニタ装置5a、5bにつながれた接続リレー7a、7bを接続する(ステップS12)。その結果、CPU1a、1bは故障状態を表示するためのモニタ装置5a、5bとの接続が可能となり、不一致データをモニタ装置5a、5bへ送信する。
なお、このとき、外部バス12に接続されたI/Oボード13a〜13nの制御は不可能となる(ステップS13)。CPU1a、1bおよびモニタ装置5a、5bは、ログデータを不揮発性メモリ4a、4bに保存すると同時に不一致データを解析・表示する。上記処理により、故障発生時の状況をリアルタイムで表示・解析を行い早期に故障原因を解析・特定する。
このように、この発明の実施の形態1に係る結果同期2重系コンピュータにおいては、照合不一致時、外部出力を遮断するとともに、2つのCPU1a、1bが個別に動作可能で且つ、故障時に外部モニタ装置5a、5bとシリアル接続ができるようにしたものである。したがって、照合不一致時に、リアルタイムで不一致データをモニタ装置5a、5bに送信し、モニタ装置5a、5b側で不一致データをもとに早期に故障解析を実施することができるという効果がある。また、即座に故障解析ができることにより、原因の究明にかかる時間を短縮することができる。
本発明の活用例として、保安性及び信頼性を要求され、且つ故障発生時即その故障原因を究明し、再発を防ぐ必要のある列車運行制御を行う電子連動装置に適用できる。また、ロボット等故障しても安全側制御が必要なものにも展開可能である。
この発明の実施の形態1に係る結果同期2重系コンピュータを示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る結果同期2重系コンピュータを示すフローチャートである。
符号の説明
1a、1b CPU(演算手段)、2 バス照合/不一致検知回路、4a、4b 不揮発性メモリ(記憶手段)、11a、11b バスコントローラ(記録手段)、21 情報比較回路(情報比較手段)、22 制御回路(制御手段)、23 割り込み発生回路(割り込み発生手段)。

Claims (2)

  1. 同一の入力情報に対して同一の演算処理を個別に行い、演算処理結果を同期して外部入出力する2個の演算手段と、
    前記2個の演算手段から算出された前記演算処理結果を比較する情報比較手段と、
    前記情報比較手段で比較した結果を用いて動作が正常か否かを判断し、制御対象に出力するデータをオン、オフ制御する制御手段と
    を備えた結果同期2重系コンピュータ。
  2. 前記算出された前記演算処理結果の比較結果が不一致のときの不一致データおよびアドレスをラッチして前記演算手段に割り込みを発生させる割り込み発生手段と、
    前記不一致データおよびアドレスを読み込んで記録する記録手段と、
    前記ラッチされた不一致データの履歴を記憶する記憶手段と、
    前記2個の演算手段に各々シリアルインターフェースと
    をさらに備えた請求項1に記載の結果同期2重系コンピュータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113886148A (zh) * 2021-10-28 2022-01-04 杭州和利时自动化有限公司 一种cpu的诊断系统、方法、装置以及介质
WO2022137665A1 (ja) * 2020-12-23 2022-06-30 日立Astemo株式会社 電子制御装置

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