JP2006039738A - クライアントサーバシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワーク負荷を抑えて安価にクライアント端末を増設できるクライアントサーバシステムを提供する。
【解決手段】 センターネットワークCNにマスターサーバMSと、マスターサーバMSと同一のアプリケーション及びデータを有する複数のサテライトサーバSSとが相互に通信可能に接続され、更に、各サテライトサーバSSに対して少なくとも1つのクライアント端末CTが相互に通信可能に接続されたローカルエリアネットワークLNが構築されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアントサーバシステムの構築方法に関する。
クライアントサーバシステムの接続方法としては、次の2つの方法が周知である。1つは、サーバとクライアント端末とをネットワークを介して接続する方法である(例えば、特許文献1)。この接続方法ではネットワークを介してサーバとクライアント端末との通信が行われる。ネットワークが敷設されている場所であれば、サーバが設置されている場所から遠隔地にあるクライアント端末でも通信が可能である。しかし、クライアント端末の数が増加するとネットワーク負荷が増大するため、ネットワークに接続している他システムに障害が発生するおそれがある。
他の1つの接続方法は、インターネット等の既存のネットワークに接続された1台のサーバに複数の専用ローカルエリアネットワークを接続し、更に各専用ローカルエリアネットワークにクライアント端末を接続する方法である。この接続方法によるクライアントサーバシステムでは、既存のネットワークを使用せずにサーバとクライアント端末との通信が行われるため、既存のネットワークの負荷は上がらない。
前者及び後者の接続方法では1台のサーバで処理を行うため、クライアント端末が増加し、サーバに処理が集中すると、クライアント端末に対する応答性が低下する。これを回避すべくサーバ機能を分散させたクライアントサーバシステムも知られている(特許文献1〜3参照)。
特開平10−254749号公報 特開2003−348133号公報 特開2003−345640号公報
しかし、従来の専用ローカルエリアネットワークを敷設する接続方法では、新規にローカルエリアネットワークを敷設する必要があるため、特に、クライアント端末がサーバが設置されている場所から遠隔にある場合、ネットワーク敷設工事の費用が増大する。また、上記のサーバ機能を分散させたクライアントサーバシステムは、ネットワーク構成が複雑であったり、個々のサーバ自体の負荷は低減できるがネットワーク全体の負荷については考慮されていない。
そこで、本発明は、ネットワーク負荷を抑えて安価にクライアント端末を増設できるクライアントサーバシステムを提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明のクライアントサーバシステム(1)は、センターネットワーク(CN)にマスターサーバ(MS)と、そのマスターサーバと同一のアプリケーション及びデータを有する複数のサテライトサーバ(SS)とが相互に通信可能に接続され、更に、各サテライトサーバに対して少なくとも1つのクライアント端末(CT)が相互に通信可能に接続されたローカルエリアネットワーク(LN)が構築されていることにより上記課題を解決する。
これにより、クライアント端末はセンターネットワークに接続する必要はなく、近くに設置されているサテライトサーバに接続すればよい。従って、クライアント端末増設に際してのコストを抑えることができる。
また、本発明におけるクライアントサーバシステムは、前記クライアント端末からデータの処理要求が送信されると、そのクライアント端末が接続された前記ローカルエリアネットワークの前記サテライトサーバはその要求に応じた処理を実行して前記クライアント端末に応答してもよい。これにより、データの検索及び表示についてはサテライトサーバとクライアント端末との間だけで通信が行われるので、センターネットワークの負荷を低減することができる。「データの処理要求」とは、データに関する各種処理を含み、例えば、検索要求、表示要求、及び更新要求等がある。
また、本発明のクライアントサーバシステムは、前記クライアント端末からのデータの更新要求が送信されると、そのクライアント端末が接続された前記ローカルエリアネットワークの前記サテライトサーバは前記データの更新処理を行い、更に更新された更新データを前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した前記更新データを他のサテライトサーバへ送信してもよい。
これにより、1つのサテライトサーバにおいて更新された更新データを、クライアントサーバシステムに含まれるマスターサーバ及び他のサテライトサーバへも送信されることにより、該当するデータの更新を行うことができる。また、1つのサテライトサーバにおいてデータが更新される度に更新データが送信されるので、いずれかのサテライトサーバにおいてデータが更新される毎に、クライアントサーバシステムに含まれるマスターサーバ及び他のサテライトサーバのデータを更新することができる。
一方、前記マスターサーバは任意のデータ更新タイミングで前記複数のサテライトサーバのそれぞれへ自己が有するデータを送信してもよい。これにより、自動的かつ定期的にマスターサーバの有するデータが各サテライトサーバへ送信され、サテライトサーバが有するデータとマスターサーバが有するデータとの同一性を保つことができる。このような更新方法は例えば、データの更新処理がマスターサーバで集中的に行われるシステムの場合に有効である。
マスターサーバから送信されるデータの態様には、マスターサーバの有する全てのデータの場合と、マスターサーバの有するデータのうち所定の単位のデータである場合とを含む。所定の単位のデータが複数ある場合は、各データ単位に対応させたデータ更新タイミングを設定すればよい。また、更新されたデータを識別できるようにしておき、データ更新タイミングにて更新されたデータのみを送信してもよい。
また、本発明のクライアントサーバシステムは、前記クライアント端末からのアプリケーション実行要求が送信されると、そのクライアント端末が接続された前記ローカルエリアネットワークの前記サテライトサーバがその要求に応じた処理を実行してもよい。アプリケーションの実行はクライアント端末が接続されたサテライトサーバにて行われるので、センターネットワーク及びマスターサーバの負荷を抑えることができる。
また、前記マスターサーバは任意のアプリケーション更新タイミングで前記複数のサテライトサーバのそれぞれへ自己の有するアプリケーションを送信してよもよい。これにより、自動的かつ定期的にマスターサーバの有するアプリケーションが各サテライトサーバを送信され、サテライトサーバが有するアプリケーションとマスターサーバが有するアプリケーションとの同一性を保つことができる。
マスターサーバから送信されるアプリケーションの態様には、マスターサーバの有するすべてのアプリケーションの場合と、マスターサーバの有するアプリケーションのうち所定数のアプリケーションである場合とを含む。所定数のアプリケーションが複数組ある場合は、各組に対応させたアプリケーション更新タイミングを設定すればよい。また、更新されたアプリケーションを識別できるようにしておき、アプリケーション更新タイミングにて更新されたデータのみを送信してもよい。
更に、本発明のクライアントサーバシステムにおいて、前記クライアント端末からアプリケーションの実行要求及びデータの処理要求のうちいずれかの要求が送信されると、そのクライアント端末が接続された前記ローカルエリアネットワークの前記サテライトサーバがその要求に応じた処理を実行してもよい。これにより、アプリケーションの実行及びデータの処理に関してはクライアント端末とサテライトサーバとの間のみで通信が行われ、マスターサーバ及びセンターネットワークの負荷を軽減することができる。尚、一般的にはデータの概念にアプリケーションは含まれるが、本明細書ではデータは数値や文字等で示される情報そのものを意味し、アプリケーションはデータを加工するプログラムを意味する。「データの処理」の概念は上述した通りである。
本発明のクライアントサーバシステムは、前記マスターサーバにも少なくとも1つのクライアント端末を接続されたローカルエリアネットワークが構築されていてもよい。更に、前記マスターサーバの前記ローカルエリアネットワークに接続されている前記クライアント端末からデータの処理又はアプリケーションの実行に関する要求があると、前記マスターサーバは前記要求に応じた処理を実行してもよい。これにより、マスターサーバをサテライトサーバとしても利用することができる。
また、前記マスターサーバと前記複数のサテライトサーバのそれぞれにWebサーバ機能が搭載され、前記マスターサーバ及び前記複数のサテライトサーバのそれぞれの前記ローカルエリアネットワークに接続されている前記クライアント端末のそれぞれにWebブラウザが備えられ、前記クライアント端末の前記Webブラウザからデータの処理又はアプリケーションの実行に関する要求が送信されてもよい。
これにより、既存のWebネットワーク、例えばインターネットをセンターネットワークとして採用し、ローカルエリアネットワークをイントラネットとして構築することができる。従って、既に存在する多くのサービスやソフトを利用することができ、更に安価で拡張性の高いクライアントサーバシステムを構築することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ネットワーク負荷を抑えて安価にクライアント端末を増設できるクライアントサーバシステムを提供することができる。
図1に、本発明によって構築されたクライアントサーバシステム1(以下、単に「システム1」という。)の1例を示す。システム1は1台のマスターサーバMSと複数のサテライトサーバSS1…SS4とがセンターネットワークCNを介して相互に通信可能に接続されている。以下、特にサテライトサーバSS1…SS4を区別しない時は単に、サテライトサーバSSという。各サテライトサーバSSは、自己のローカルエリアネットワークを構築する。例えば、サテライトサーバSS1は複数のクライアント端末CT1−1…CT1−3とローカルネットワークLN1を構築する。
サテライトサーバSS2は複数のクライアント端末CT2−1…CT2−3とローカルエリアネットワークLN2を構築する。他のサテライトサーバSS3、SS4についても同様である。以下、クライアント端末CT1−1…CT4−3を特に区別しない時は単に「クライアント端末CT」といい、ローカルエリアネットワークLN1…LN4を特に区別しない時は単に「ローカルエリアネットワークLN」という。ユーザはクライアント端末CTからサテライトサーバSSへデータやアプリケーションに関する各種要求を行う。
センターネットワークCN及びローカルエリアネットワークLNは専用線でも公衆線でもよく、無線有線を問わないが、センターネットワークCNはインターネット等の広範囲を網羅する既存のネットワークが好ましい。本形態では両ネットワーク共にWWWシステムを採用したネットワークであり、マスターサーバMS及びサテライトサーバSSはWebサーバとしての機能を有し、クライアント端末CTにはWebブラウザが備えられている。尚、サテライトサーバSSにはマスターサーバMSのデータとアプリケーション機能が部分的に移植されている。クライアント端末CTは、自己が直接接続されているローカルエリアネットワークLNのサテライトサーバSS以外のサテライトサーバSSとは通信できる必要はない。
次に、マスターサーバMS、サテライトサーバSS及びクライアント端末CTのハードウェア構成の概略について説明する。マスターサーバMSは、図2に示すように制御部10と送受信部11と記憶部12と入力部13とを有する。送受信部11はセンターネットワークCNと接続され、センターネットワークCNに接続されたサテライトサーバSSと情報の送受信を行う。記憶部12はマスターサーバMSの保有するデータ及びアプリケーションを記憶する。制御部10はCPU、RAM10a、ROM10b等の各種制御に必要な回路を有し、マスターサーバMSの各種動作を制御する。ROM10bにはWebサーバとしてのマスターサーバMSの各種動作を制御するプログラムが保有されている。入力部13はキーボードやマウス等を含み、ユーザの操作を受け付ける。
サテライトサーバSSは、図3に示すように制御部20と送受信部21と記憶部22とを有する。送受信部21はセンターネットワークCN及びローカルエリアネットワークLNと接続され、マスターサーバMS及びローカルエリアネットワークLNに接続されたクライアント端末CTとの情報の送受信を行う。記憶部22はサテライトサーバSSの保有するデータ及びアプリケーションを記憶する。制御部20はCPU、RAM20a、ROM20b等の各種制御に必要な回路を有し、サテライトサーバSSの各種動作を制御する。ROM20bにはWebサーバとしてのサテライトサーバSSの各種動作を制御するプログラムが保有されている。
クライアント端末CTは、図4に示すように制御部30と送受信部31と記憶部32と入力部33と出力部34とを有する。送受信部31は自己が属するローカルエリアネットワークLNと接続され、サテライトサーバSSとの情報の送受信を行う。記憶部32はクライアント端末CTの保有するデータを記憶する。
制御部30はCPU、RAM30a、ROM30b等の各種制御に必要な回路を有し、クライアント端末CTの各種動作を制御する。ROM30bにはWebブラウザ等のサテライトサーバSSの各種動作を制御するプログラムが保有されている。入力部33はキーボードやマウスを含み、ユーザの各種操作を受け付けキーボードやマウスを含む。出力部34はモニタやプリンタを含み、要求に対する処理結果を必要に応じて出力する。
以下、クライアントサーバシステム1における各要求に対する処理について説明する。ローカルエリアネットワークLN又はセンターネットワークCNを介して行われる送受信には、周知のプロトコルを使用すればよい。
まず最初に、クライアント端末CT1−1からサテライトサーバSS1へデータDのデータ要求としてダウンロード要求が送信された場合を例にして、データのダウンロード要求に関する処理の流れについて、図5のシーケンス図を用いて説明する。まず、クライアント端末CT1−1からデータDのダウンロード要求がサテライトサーバSS1へ送信されると(ステップS50)、そのダウンロード要求がサテライトサーバSS1にて受信される(ステップS52)。ダウンロード要求には要求内容及びダウンロード対象のデータを特定できる情報が含まれている。ダウンロード要求を受信したサテライトサーバSS1では、要求内容が識別された後、要求に応じた処理として、ダウンロード処理が行われる(ステップS54)。
ダウンロード処理では記憶部22が保有しているデータから要求されたデータDが抽出され、その抽出されたデータDはクライアント端末CT1−1へ送信される。クライアント端末CT1−1はサテライトサーバSS1から送信されたデータDを受信する(ステップS56)。これにより、要求したデータDのダウンロードが実行されたことになる。
図5に示すように、このダウンロード要求に関する処理においては、ローカルエリアネットワークLN1のみで通信が行われ、マスターサーバMS及び他のサテライトサーバSS2〜SS4との通信は不要である。他のローカルエリアLN2〜4におけるクライアント端末CTから対応するサテライトサーバSSへダウンロード要求がされた場合も同様である。
次に、クライアント端末CT1−1からサテライトサーバSS1へデータDの表示要求がされた場合を例にして、データの表示要求に関する処理の流れについて図6のシーケンス図を用いて説明する。まず、クライアント端末CT1−1からデータDの表示要求がサテライトサーバSS1へ送信されると(ステップS60)、その表示要求がサテライトサーバSS1にて受信される(ステップS62)。表示要求には要求内容及び表示対象となるデータを特定できる情報が含まれている。表示要求を受信したサテライトサーバSS1では、要求内容が識別された後、要求に応じた処理として、表示処理が行われる(ステップS64)。
表示処理では記憶部22が保有しているデータから要求されたデータDの検索を行い、その検索したデータDをクライアント端末CT1−1へ表示するための表示情報を送信する。クライアント端末CT1−1はサテライトサーバSS1から送信された表示情報を受信すると、当該表示情報に従ってサテライトサーバSS1の記憶部22にあるデータDを出力部34としてのモニタに表示する(ステップS66)。これにより、データDの表示が実行されたことになる。
図6に示すように、表示要求に関する処理は、ダウンロード要求に関する処理と同様にローカルエリアネットワークLN1のみで通信が行われ、マスターサーバMS及び他のサテライトサーバSS2〜SS4との通信は不要である。他のローカルエリアLN2〜4におけるクライアント端末CTから各サテライトサーバSSへ表示用要求がされた場合も同様である。
次に、クライアント端末CTからサテライトサーバSSへデータの更新要求をした場合について、図7のシーケンス図を用いて説明する。以下、クライアント端末CT1−1から例えばデータDについて更新要求がされた場合を例にして説明する。クライアント端末CT1−1からデータDの更新要求が送信されると(ステップS70)、その要求はサテライトサーバSS1にて受信される(ステップS72)。更新要求には更新対象のデータ及び更新内容が特定できる情報が含まれている。更新要求を受信したサテライトサーバSS1は、要求内容を識別後、要求に応じた処理として、更新処理を行う(ステップS74)。更新処理では、自己の記憶部22に保有するデータDを更新要求の更新内容に従って更新し、データDについてのデータマッチング要求をマスターサーバMSへ送信する。
データマッチング要求には更新対象のデータ及びその更新内容が特定できる情報が含まれている。データマッチング要求を受信したマスターサーバMSではマスタ更新処理が行われる(ステップS76)。マスタ更新処理ではマスターサーバMSの記憶部12が保有するデータDをデータマッチング要求の更新内容に従って更新し、他のサテライトサーバSS2〜SS4に対して、サテライト処理要求を送信する。例えば、更新内容を特定できる情報を更新されたデータDとして、データDを更新されたデータDに上書きしてもよい。サテライト処理要求には、データDの更新要求及び更新内容とが特定できる情報が含まれている。
サテライト処理要求を受信した各サテライトサーバSS2〜SS4では、サテライト処理が実行される(ステップS78)。サテライト処理では、自己の記憶部22が保有するデータDをサテライト処理要求の更新内容に従って更新する。例えば、更新内容を特定できる情報を更新されたデータDとして、記憶部22のデータDを更新されたデータDに上書きすればよい。以上の一連の処理により、マスターサーバMS及びサテライトサーバSSの記憶部12、22のデータDはすべて更新されたデータDとなる。
次に、クライアント端末CT1−1からサテライトサーバSS1へアプリケーションAの実行要求がされた場合を例にして、アプリケーションの実行要求に関する処理の流れについて図8のシーケンス図を用いて説明する。まず、クライアント端末CT1−1からアプリケーションAの実行要求がサテライトサーバSS1へ送信されると(ステップS80)、その実行要求がサテライトサーバSS1にて受信される(ステップS82)。実行要求には要求内容及び実行対象となるアプリケーションを特定できる情報が含まれている。実行要求を受信したサテライトサーバSS1では、要求内容が識別された後、要求に応じた処理として、アプリケーション実行処理が行われる(ステップS84)。
アプリケーション実行処理では記憶部22が保有しているアプリケーションから実行が要求されたアプリケーションAを特定して実行し、その結果をクライアント端末CT1−1へ表示するための結果情報を送信する。クライアント端末CT1−1ではサテライトサーバSS1から送信された結果情報が受信されると、結果情報に従ってアプリケーションAの実行結果が出力部34としてのモニタに表示される(ステップS86)。これにより、アプリケーションAの処理が実行されたことになる。
図8に示すように、アプリケーションの実行要求に関する処理は、上述したデータのダウンロード要求や表示要求に関する処理と同様にローカルエリアネットワークLN1のみで通信が行われ、マスターサーバMS及び他のサテライトサーバSS2〜SS4との通信処理はない。他のローカルエリアLN2〜4におけるクライアント端末CTから対応するサテライトサーバSSへアプリケーションの実行要求がされた場合も同様である。
次にサテライトサーバSSの制御部20で行われるサテライト制御処理について図9に示すフローチャートに従って説明する。送受信部21にて要求を受信したか否かが判断され(ステップS100)、受信したと判断された場合は、クライアント端末CTからの要求か否かが判断される(ステップS102)。クライアント端末CTからの要求であると判断された場合は、要求内容が識別される(ステップS104)。要求内容が識別されると、その要求に応じた処理として、更新処理、表示処理、又はダウンロード処理が行われる(ステップS106)。
ステップS106における各処理の終了後、ステップS100に戻る。ステップS102にてクライアント端末CTからの要求ではないと判断された場合、マスターサーバMSからのサテライト処理要求か否かが判断される(ステップS110)。サテライト処理要求であると判断された場合はサテライト処理が行われ(ステップS112)、サテライト処理要求ではないと判断された場合はステップS100に戻る。
更に、マスターサーバMSはアプリケーション更新処理を行う。アプリケーション更新処理は、クライアントサーバシステム1におけるアプリケーションの更新を定期的に行うための処理であり、制御部10によって制御される。アプリケーション更新処理について図10に示すフローチャートに従って説明する。
まず、アプリケーション更新タイミングとしての更新タイムが到来したか否かを判断する(ステップS200)。更新タイムには更新すべき任意の時間をタイマに予め設定しておけばよい。更新タイムが到来するまでこの判断を続ける。更新タイムが到来したと判断された場合に、センターネットワークCNに接続された全サテライトサーバSSへ記憶部12に保有するアプリケーションを全て送信する(ステプS210)。アプリケーションを送信後ステップS200へ戻る。
本発明は上記の形態に限らず種々の形態にて実施してよい。例えば、本形態においては、通信システムにWWWシステムを採用したが、これに限らずクライアントサーバシステムが実現できるシステムを採用すればよい。また、マスターサーバMSのローカルエリアネットワークが構築されていないが、マスターサーバMSにサテライトサーバSSと同様の機能を持たせてマスターサーバMSのローカルエリアネットワークを構築してもよい。
本形態ではデータの更新要求がある毎にマスタ更新処理及びサテライト処理を行うが、サテライト処理要求の送信は更新要求とは関係なくアプリケーション更新処理と同様に一定のタイミングで定期的に全てのサテライトサーバSSに対して行っても良い。また、定期的にアプリケーション等を更新する場合は、マスターサーバMSが記憶部12に保有するアプリケーション等のうち、更新されたものを識別して、更新されたもののみをサテライトサーバSSへ送信してもよい。
データマッチング要求及びサテライト処理要求に含まれる更新内容及び更新対象のデータは更新されたデータ全体をそのまま送信してそのまま更新前のデータに上書きしてもよいし、更新された部分のみを送信してもよい。マスターサーバMS、サテライトサーバSS、及びクライアント端末CTには本発明を実現する限り、他の構成を有していてもよい。
本発明のクライアントサーバシステムの1形態を示す図。 図1に示すクライアントサーバシステムにおけるマスターサーバのハードウェア構成の概略図。 図1に示すクライアントサーバシステムにおけるサテライトサーバのハードウェア構成の概略図。 図1に示すクライアントサーバシステムにおけるクライアント端末のハードウェア構成の概略図。 データのダウンロード要求に関するシーケンス図。 データの表示要求に関するシーケンス図。 データの更新要求に関するシーケンス図。 アプリケーションの実行要求に関するシーケンス図。 サテライトサーバのサテライト制御処理の流れを示すフローチャート。 マスターサーバのマスタ更新処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1 クライアントサーバシステム
MS マスターサーバ
SS サテライトサーバ
CT クライアント端末
CN センターネットワーク
LN ローカルエリアネットワーク

Claims (9)

  1. センターネットワークにマスターサーバと、そのマスターサーバと同一のアプリケーション及びデータを有する複数のサテライトサーバとが相互に通信可能に接続され、更に、各サテライトサーバに対して少なくとも1つのクライアント端末が相互に通信可能に接続されたローカルエリアネットワークが構築されているクライアントサーバシステム。
  2. 請求項1のクライアントサーバシステムにおいて、前記クライアント端末からデータの処理要求がそのクライアント端末が接続された前記ローカルエリアネットワークの前記サテライトサーバへ送信されると、前記サテライトサーバはその要求に応じた処理を実行して前記クライアント端末に応答することを特徴とするクライアントサーバシステム。
  3. 請求項2のクライアントサーバシステムにおいて、前記クライアント端末からのデータの更新要求が送信されると、そのクライアント端末が接続された前記ローカルエリアネットワークの前記サテライトサーバは前記データの更新処理を行い、更に更新された更新データを前記マスターサーバに送信し、前記マスターサーバは受信した前記更新データを他のサテライトサーバへ送信することを特徴とするクライアントサーバシステム。
  4. 請求項2のクライアントサーバシステムにおいて、前記マスターサーバは任意のデータ更新タイミングで前記複数のサテライトサーバのそれぞれへ自己が有するデータを送信することを特徴とするクライアントサーバシステム。
  5. 請求項1のクライアントサーバシステムにおいて、前記クライアント端末からのアプリケーション実行要求が送信されると、そのクライアント端末が接続された前記ローカルエリアネットワークの前記サテライトサーバがその要求に応じた処理を実行することを特徴とするクライアントサーバシステム。
  6. 請求項5のクライアントサーバシステムにおいて、前記マスターサーバは任意のアプリケーション更新タイミングで前記複数のサテライトサーバのそれぞれへ自己の有するアプリケーションを送信することを特徴とするクライアントサーバシステム。
  7. 請求項1のクライアントサーバシステムにおいて、前記マスターサーバにも少なくとも1つのクライアント端末を接続されたローカルエリアネットワークが構築されていることを特徴とするクライアントサーバシステム。
  8. 請求項7のクライアントサーバシステムにおいて、前記マスターサーバの前記ローカルエリアネットワークに接続されている前記クライアント端末からデータの処理又はアプリケーションの実行に関する要求があると、前記マスターサーバは前記要求に応じた処理を実行することを特徴とするクライアントサーバシステム。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のクライアントサーバシステムにおいて、前記マスターサーバと前記複数のサテライトサーバのそれぞれにWebサーバ機能が搭載され、
    前記マスターサーバ及び前記複数のサテライトサーバのそれぞれの前記ローカルエリアネットワークに接続されている前記クライアント端末のそれぞれにWebブラウザが備えられ、
    前記クライアント端末の前記Webブラウザからデータの処理又はアプリケーションの実行に関する要求が送信されることを特徴とするクライアントサーバシステム。
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