JP2006039155A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 製造工数の増大を伴うことのない液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成されたものであって、各支柱状のスペーサは、前記一方の基板面に形成された、少なくとも、各支柱状のスペーサの配置個所を除いてその周辺に形成された第1の材料層と、この第1の材料層をも被って形成された第2の材料層との積層体の上方における前記配置個所に形成され、前記第1の材料層の前記支柱状のスペーサの配置個所を含んで除かれた領域のスペース幅が異なっている。
【選択図】 図1
【解決手段】 液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成されたものであって、各支柱状のスペーサは、前記一方の基板面に形成された、少なくとも、各支柱状のスペーサの配置個所を除いてその周辺に形成された第1の材料層と、この第1の材料層をも被って形成された第2の材料層との積層体の上方における前記配置個所に形成され、前記第1の材料層の前記支柱状のスペーサの配置個所を含んで除かれた領域のスペース幅が異なっている。
【選択図】 図1
Description
本発明は液晶表示装置に係り、特に、液晶を介して対向配置される各基板の間隙を一様に保持するためのいわゆる支柱状のスペーサを備える液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、液晶を介して対向配置される各基板を外囲器とし、該液晶の広がり方向に多数の画素を備えて構成されている。
各画素にはそれぞれ一対の電極が備えられ、これら電極の間に発生される電界によって、各画素毎の液晶の光透過率を制御するようになっている。
このため、各画素ごとに所定の輝度を得るためには、各画素ごとの液晶の層厚が均一であることが必要とされ、この液晶を挟持する各基板の間隙を一様とすることが要求される。
各画素にはそれぞれ一対の電極が備えられ、これら電極の間に発生される電界によって、各画素毎の液晶の光透過率を制御するようになっている。
このため、各画素ごとに所定の輝度を得るためには、各画素ごとの液晶の層厚が均一であることが必要とされ、この液晶を挟持する各基板の間隙を一様とすることが要求される。
このための手段としてスペーサが用いられるが、そのうち、いわゆる支柱状のスペーサは、それをフォトリソグラフィ技術による選択エッチングによってその高さを均一に形成でき、各基板の間に介在される液晶の層厚を均一にすることができる。
しかし、近年にあって、該支柱状のスペーサは、その全てにおいて高さが均一であるよりも、たとえば一定の高さを有する支柱状のスペーサとそれよりも若干高さの低い支柱状のスペーサとが混在するようにすることが望まれるようになった(下記特許文献1、2、3参照)。
一方の基板を他方の基板に対して水平方向に力を加えた場合に、該一方の基板が元の位置に即復旧できるように、いわゆる“拭ずれ防止”を図った構成とすることができるからである。
しかし、このように構成される液晶表示装置は、該支柱状のスペーサはその高さの異なるものを有するため、その製造の際に、少なくとも2回のフォトリソグラフィ技術による選択エッチングを行なうことを余儀なくされるものである。
それ故、製造工数の増大を伴うことなく高さの異なる支柱状のスペーサを備えたものが要求されるに至った。
本発明は、製造工数の増大を伴うことのない液晶表示装置を提供することにある。
それ故、製造工数の増大を伴うことなく高さの異なる支柱状のスペーサを備えたものが要求されるに至った。
本発明は、製造工数の増大を伴うことのない液晶表示装置を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)本発明による液晶表示装置は、たとえば、液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成されたものであって、各支柱状のスペーサは、前記一方の基板面に形成された、少なくとも、各支柱状のスペーサの配置個所を除いてその周辺に形成された第1の材料層と、この第1の材料層をも被って形成された第2の材料層との積層体の上方における前記配置個所に形成され、前記第1の材料層の前記支柱状のスペーサの配置個所を含んで除かれた領域のスペース幅が異なっていることを特徴とする。
(2)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記第1の材料層はカラーフィルタであることを特徴とする。
(3)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、第2の材料層は塗布により形成される平坦化膜であることを特徴とする。
(4)本発明による液晶表示装置は、たとえば、液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成され、前記各スペーサは、少なくとも、選択的に形成される第1材料層と、該第1材料層の中央を除く領域を被って形成される第2材料層と、この第2材料層および第1材料層を被って形成される第3材料層との積層体の上方であって、前記第2材料層が形成されていない個所に形成され、前記第1材料層は、少なくとも前記スペーサの形成個所の近傍にてスペース幅が異なっていることを特徴とする。
(5)本発明による液晶表示装置は、たとえば、液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成され、前記各スペーサは、少なくとも、選択的に形成される第1材料層と、該第1材料層の少なくとも前記スペーサが配置される個所を除く領域を被って形成される第2材料層と、この第2材料層および第1材料層を被って形成される第3材料層との積層体の上方に形成され、前記第1材料層は、少なくとも前記スペーサの形成個所の近傍にてスペース幅が異なっていることを特徴とする。
(6)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(4)、(5)のいずれかの構成を前提とし、前記第3材料層は塗布により形成されるものであることを特徴とする。
(7)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(4)、(5)のいずれかの構成を前提とし、前記第1材料層はブラックマトリックスであることを特徴とする。
(8)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(4)、(5)のいずれかの構成を前提とし、前記第2材料層はカラーフィルタであることを特徴とする。
(1)本発明による液晶表示装置は、たとえば、液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成されたものであって、各支柱状のスペーサは、前記一方の基板面に形成された、少なくとも、各支柱状のスペーサの配置個所を除いてその周辺に形成された第1の材料層と、この第1の材料層をも被って形成された第2の材料層との積層体の上方における前記配置個所に形成され、前記第1の材料層の前記支柱状のスペーサの配置個所を含んで除かれた領域のスペース幅が異なっていることを特徴とする。
(2)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記第1の材料層はカラーフィルタであることを特徴とする。
(3)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、第2の材料層は塗布により形成される平坦化膜であることを特徴とする。
(4)本発明による液晶表示装置は、たとえば、液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成され、前記各スペーサは、少なくとも、選択的に形成される第1材料層と、該第1材料層の中央を除く領域を被って形成される第2材料層と、この第2材料層および第1材料層を被って形成される第3材料層との積層体の上方であって、前記第2材料層が形成されていない個所に形成され、前記第1材料層は、少なくとも前記スペーサの形成個所の近傍にてスペース幅が異なっていることを特徴とする。
(5)本発明による液晶表示装置は、たとえば、液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成され、前記各スペーサは、少なくとも、選択的に形成される第1材料層と、該第1材料層の少なくとも前記スペーサが配置される個所を除く領域を被って形成される第2材料層と、この第2材料層および第1材料層を被って形成される第3材料層との積層体の上方に形成され、前記第1材料層は、少なくとも前記スペーサの形成個所の近傍にてスペース幅が異なっていることを特徴とする。
(6)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(4)、(5)のいずれかの構成を前提とし、前記第3材料層は塗布により形成されるものであることを特徴とする。
(7)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(4)、(5)のいずれかの構成を前提とし、前記第1材料層はブラックマトリックスであることを特徴とする。
(8)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(4)、(5)のいずれかの構成を前提とし、前記第2材料層はカラーフィルタであることを特徴とする。
なお、本発明は以上の構成に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
なお、上述において表現したスペーサ幅とは、材料層の除かれた領域が帯状の場合、その幅を意味し、また、円あるいは矩形の閉じられた領域の場合、その径あるいは一辺の長さを意味するものである。
なお、上述において表現したスペーサ幅とは、材料層の除かれた領域が帯状の場合、その幅を意味し、また、円あるいは矩形の閉じられた領域の場合、その径あるいは一辺の長さを意味するものである。
このように構成される液晶表示装置は、たとえば(1)の構成で示されるように、第1の材料層の支柱状のスペーサの配置個所を含んで除かれた領域のスペース幅が異なる場合、該第1の材料層をも被って形成される第2の材料層の厚さは、前記第1の材料層の支柱状のスペーサの配置個所を含んで除かれた領域のスペース幅に応じて異なって形成されることに鑑みてなされたものである。
このため、厚さの大きい第2の材料層上に形成されるスペーサは、厚さの小さい第2の材料層上に形成されるスペーサよりも実質的に高く形成されることになる。
このため、厚さの大きい第2の材料層上に形成されるスペーサは、厚さの小さい第2の材料層上に形成されるスペーサよりも実質的に高く形成されることになる。
以下、本発明による液晶表示装置の実施例を図面を用いて説明をする。
図2は本発明による液晶表示装置の断面を示した図である。
同図において、液晶LCを介して対向配置された各基板SUB1、SUB2がある。基板SUB1の液晶側の面には材料層ML1が形成され、基板SUB2の液晶側の面にも材料層ML2が形成されている。
図2は本発明による液晶表示装置の断面を示した図である。
同図において、液晶LCを介して対向配置された各基板SUB1、SUB2がある。基板SUB1の液晶側の面には材料層ML1が形成され、基板SUB2の液晶側の面にも材料層ML2が形成されている。
材料層ML1は、該液晶表示装置がたとえばアクティブマトリックス型の場合、パターン化された導電層、絶縁層、および半導体層等が積層されて形成され、各画素に独立して電界を発生させる電子回路が組み込まれたものとなっている。
より詳しく説明すれば、一例として、基板SUB1の液晶側の面に、そのx方向に延在しy方向に並設されるゲート信号線、y方向に延在しx方向に並設されるドレイン信号線が形成され、これら各信号線で囲まれた領域において画素領域が構成されるようになっている。各画素領域にはゲート信号線からの信号によってオンされる薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタを介してドレイン信号線からの信号が供給される画素電極と、この画素電極との間に電界を発生せしめる対向電極等が形成されている。
材料層ML2は、各画素を隣接する他の画素と画するブラックマトリックスBM、各画素を被うようにして形成されるカラーフィルタCF、これらブラックマトリックスBMおよびカラーフィルタCFをも被って形成される平坦化膜OCが積層されて形成されている。
そして、基板SUB1と基板SUB2は、それらの間にたとえば基板SUB2の材料層ML2上に形成された支柱状のスペーサSPによって、一様な間隙を有するようになっており、ここに介在される液晶の層厚を均一なものとしている。
支柱状のスペーサSPは、基板の面の全域に及んでたとえば均一な分布で散在されて配置されているが、それ自体の高さは全て等しく形成され、一回のフォトリソグラフィ技術による選択エッチングで形成されたものとなっている。
しかし、前記各支柱状のスペーサSPの中には、図に示すように、その頂部において対向する基板SUB1(詳しくは材料層ML1)に当接するものと、当接しないものとが混在された状態で配置されている。これは、次の説明で明らかとなるように、基板SUB2に形成された材料層ML2においてその層厚の大きい部分と小さな部分とがあり、大きい部分に前者のスペーサSPが配置され、小さい部分に後者のスペーサSPが配置されているからである。
なお、図2は断面の一部を示すもので、基板SUB1、2の周辺において、液晶LCを封入し、かつ、たとえば基板SUB1に対する基板SUB2の固着を図るシール剤(図示せず)が設けられている。
図1は、これら高さの異なる各スペーサSPを並設させて示した図であり、図中左側のスペーサSPは対向する基板SUB1側に当接しないもの、右側のスペーサSPは当接するものを示している。
基板SUB2の液晶側の面には、いずれにおいてもブラックマトリックスBM、カラーフィルタCF、平坦化膜OCが形成されている。ブラックマトリックスBMは隣接する画素の間の領域に形成されいわゆるコントラストの向上を図るようにしたものである。カラーフィルタCFはカラー表示用の3原色の各色を担当する画素を構成するもので、たとえば赤色(R)、緑色(G)、青色(B)がある。平坦化膜OCは液晶側の表面を平坦にするもので、その上面に形成される配向膜等の光学的機能に信頼性をもたせるようになっている。
そして、各スペーサSPはブラックマトリックスBMの上方に位置づけられて配置されている。画素内すなわちブラックマトリックスBMの間の領域にスペーサSPを配置させた場合、それによりいわゆる画素の開口率を低減させることになってしまうからである。
この場合、カラーフィルタCFは、ブラックマトリックスBMの左右の画素における各カラーフィルタCFにおいて、光の漏洩を防止するため該ブラックマトリックスBMの辺部に重ね合わされるようにして形成されているが、該辺部を除く中央部には該カラーフィルタCFは形成されていないものとなっている。
ここで、後述のスペーサSPが配置される部分には前記カラーフィルタCFが形成されていない領域に重畳されて形成され、対向する基板SUB1と当接することなく形成されるスペーサSP側において該領域の幅が、それ以外のスペーサSP側において前記領域と対応する領域の幅よりも大きく形成されている。
このことは、カラーフィルタCFの形成の後に該カラーフィルタCFおよびこのカラーフィルタCFから露出されたブラックマトリックスBMをも被って平坦化膜OCを形成した場合、前記各領域のうち、前者の領域において薄く、後者の領域において厚く形成されるようになる。この理由は、面積の小さな凹陥部において、面積の大きな凹陥部よりも、それを被って形成される材料の該凹陥部への流れ込み量が多くなるからだと考えられる。
図1において、各スペーサSPは、基板SUB2の表面からそれぞれの頂部までの高さにおいて、tの差を有して形成され、このtは各スペーサSPの形成個所の平坦化膜OCの膜厚の差に対応したものとなっている。
図3は、図1に示した基板SUB2を液晶の側から観た平面図であり、図3のL−L、R−Rにおけるそれぞれの断面図が図1の左側、右側の図に対応している。
図3において、図中x方向に延在しy方向に並設されるブラックマトリックスBMが形成されている。これらのブラックマトリックスBMは、図中x方向に並設される複数の画素から構成される画素群と同様の隣接する他の画素群とを画するようにしてそれらの間に設けられている。
図3において、図中x方向に延在しy方向に並設されるブラックマトリックスBMが形成されている。これらのブラックマトリックスBMは、図中x方向に並設される複数の画素から構成される画素群と同様の隣接する他の画素群とを画するようにしてそれらの間に設けられている。
各画素には、その画素領域を被うようにしてカラーフィルタCFが形成されている。なお、この実施例では該画素領域の形状として矩形の中央を屈曲させた逆“く”の字状として形成されている。屈曲された部分を境にして各側の光照射の方向を異ならしめいわゆるマルチドメイン効果をねらったものである。したがって、この形状に限定されることなく、正規の矩形状であってもよいことはもちろんである。
カラーフィルタCFは、図中x方向に並設される各画素において、たとえば左側から赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のそれが順次配列され、この順の配列が繰り返されて配置されている。
ここで、各カラーフィルタCFは、そのy方向の上下端でその一部がブラックマトリックスBMと重ね合わされて形成され、図中y方向に隣接する他の画素のカラーフィルタCFと分離されて形成されている。すなわち、その分離された個所はカラーフィルタCF面からブラックマトリックスBMが露出された領域となっている。
このブラックマトリックスBMの露出面において、散在的に配置される支柱状のスペーサSPが前記平坦化膜OCを介して配置されている。ここで、基板SUB2面に対して高さの低いスペーサSP(図中L−L線の個所のそれ)と高いスペーサSP(図中R−R線の個所のそれ)のそれぞれの近傍におけるカラーフィルタCFの構成に相違を有したものとなっている。
すなわち、高さの低いスペーサSPの近傍において、該スペーサSPを間に位置づけて配置される各カラーフィルタCFは、それらの離間距離が比較的大きいのに対し、高さの高いスペーサSPの近傍において、該スペーサSPを間に位置づけて配置される各カラーフィルタCFは、それらの離間距離が比較的小さくなっている。これは、図1における説明で示したように、カラーフィルタCFが形成されていない領域におけるスペース幅に差をもたせるためである。
これにより、上述したように、カラーフィルタCFが形成されていない前記領域をも被って平坦化膜OCを形成した場合、該領域におけるスペース幅の相違に応じて該平坦化膜OCの膜厚が異なったものとなり、この上面に形成するスペーサSP(たとえそれ自体の高さが同じでも)の基板SUB2表面からの高さが異なったものとなる。
図4は、本発明による液晶表示装置の他の実施例を示す構成図で、図3と対応した図となっている。図3の場合と比較した場合、基板SUB2面から高い方のスペーサSPの近傍の構成、すなわちカラーフィルタCFの構成に相違を有する。
該カラーフィルタCFは、図中y方向に並設される画素のそれと互いに接続されたパターン(蛇行する帯状のパターン)をなし、該スペーサSPを形成する個所において、開口HLが形成されている。
これにより、基板SUB2面から高い方のスペーサSPの形成領域におけるスペーサ幅を前記開口HLによって小さくするようにし、図3の場合と同様の効果を奏するようにしたものである。
上述した実施例では、基板SUB2側にブラックマトリックスBMを備えた構成となっているものである。しかし、このブラックスマトリックスBMは、本発明の効果を得るためには必ずしも必要とされるものではなく、したがって、なくてもよい。
すなわち、図5に示すように、液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板SUBに複数の支柱状のスペーサSPが形成されたものであって、各支柱状のスペーサSPは、前記基板SUB面に形成された、少なくとも、各スペーサSPの配置個所を除いてその周辺に形成された第1の材料層MTL1(たとえば、カラーフィルタ)と、この第1の材料層MTL1をも被って形成された第2の材料層MTL2(たとえば平坦化膜)との積層体の上方における前記配置個所に形成され、前記第1の材料層MTL1の前記スペーサSPの配置個所を含んで除かれた領域のスペース幅を異ならしめることによって同様の効果を得ることができるからである。
このことから、上述した構成は、基板SUB2側に限定されることなく、基板SUB1側においても適用できることが明らかになる。
たとえば、支柱状のスペーサをドレイン信号線あるいはゲート信号線の上方向に位置づけるようにし、前記平坦化膜に相当する材料層として保護膜を形成する場合があるからである。該保護膜は、薄膜トランジスタを液晶との直接の接触を回避する機能を備えるもので、たとえば有機材料層で構成する場合がある。この有機材料層を介して互いに交差して配置される信号線の間の寄生容量を低減させることができるからである。
上述した各実施例はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施例での効果を単独であるいは相乗して奏することができるからである。
SUB…基板、ML…材料層、BM…ブラックマトリックス、CF…カラーフィルタ、OC…平坦化膜、SP…支柱状のスペーサ、LC…液晶、HL…開口。
Claims (8)
- 液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成されたものであって、
各支柱状のスペーサは、前記一方の基板面に形成された、少なくとも、各支柱状のスペーサの配置個所を除いてその周辺に形成された第1の材料層と、この第1の材料層をも被って形成された第2の材料層との積層体の上方における前記配置個所に形成され、
前記第1の材料層の前記支柱状のスペーサの配置個所を含んで除かれた領域のスペース幅が異なっていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記第1の材料層はカラーフィルタであることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 第2の材料層は塗布により形成される平坦化膜であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成され、
前記各スペーサは、少なくとも、選択的に形成される第1材料層と、該第1材料層の中央を除く領域を被って形成される第2材料層と、この第2材料層および第1材料層を被って形成される第3材料層との積層体の上方であって、前記第2材料層が形成されていない個所に形成され、
前記第2材料層は、少なくとも前記スペーサの形成個所の近傍にて除かれた領域のスペース幅が異なっていることを特徴とする液晶表示装置。 - 液晶を介して対向配置される各基板のうち一方の基板に複数の支柱状のスペーサが形成され、
前記各スペーサは、少なくとも、選択的に形成される第1材料層と、該第1材料層の少なくとも前記スペーサが配置される個所を除く領域を被って形成される第2材料層と、この第2材料層および第1材料層を被って形成される第3材料層との積層体の上方に形成され、
前記第1材料層は、少なくとも前記スペーサの形成個所の近傍にて除かれた領域のスペース幅が異なっていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記第3材料層は塗布により形成されるものであることを特徴とする請求項4、5のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 前記第1材料層はブラックマトリックスであることを特徴とする請求項4、5のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 前記第2材料層はカラーフィルタであることを特徴とする請求項4、5のいずれかに記載の液晶表示装置。
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JP2008058361A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタ及びその製造方法 |
JP2009139672A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Sony Corp | 液晶表示素子及び液晶表示素子の製造方法 |
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