JP2006034029A - 可変速度定周波電源装置、電子装置及びプログラム - Google Patents
可変速度定周波電源装置、電子装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006034029A JP2006034029A JP2004211338A JP2004211338A JP2006034029A JP 2006034029 A JP2006034029 A JP 2006034029A JP 2004211338 A JP2004211338 A JP 2004211338A JP 2004211338 A JP2004211338 A JP 2004211338A JP 2006034029 A JP2006034029 A JP 2006034029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abnormality
- abnormalities
- displayed
- power supply
- occur
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
【解決手段】 制御部6は、制御電圧Vc、発電機電圧Vho、出力電圧Vio、出力電流Iio、発電機1の回転数N、界磁電圧Vn及びフィン温度Tを監視する。異常が検出されたら、所定時間経過後、検出された異常が単独で発生したものか否かを判断し、単独で発生したのであれば、その異常発生を表示部7で表示する。上記所定時間経過後、複数の異常が発生したのであれば、それらの異常がどのグループに属するかをテーブル19から求める。次に、そのグループ内の表示すべき異常をテーブル19から求め、その異常を表示部7で表示する。
【選択図】 図1
Description
図3において、発電機1はエンジン等の原動機2により回転駆動される。発電機1の発電出力は整流平滑回路3で直流電力に変換された後、インバータ4に入力されて所定周波数の交流電力に変換される。この交流電力は例えば冷凍機等の負荷5に供給される。また、制御部6は装置全体を制御する。発電機1の電圧Vhoとインバータ4の出力電圧Vioは制御部6に加えられ、制御部6はVho、Vioの異常を検出したときに、その旨を表示部7に表示させる。表示部7はVho又はVioの1つの異常が発生したことのみ表示可能な構造になされている。尚、この図3においては、発電機1の電圧Vhoとインバータ4の出力電圧Vioの2つの異常発生のみを表示する例について示しているが、実際には、この外に発電機1の回転数異常、界磁電圧異常等の発生も検出して表示する。その場合、表示部7は常に1つの異常発生のみ表示する。
従って、本発明は上記の問題を解決し、複数の異常の発生した場合に、最適な異常を優先的に表示できるようにすることを課題とする。
図1は本発明の実施の形態による可変速度定周波電源装置としてのVSCFコントローラを示すブロック図である。
図1において、1は3相発電機(以下発電機)、2は発電機1を回転駆動する原動機、3は発電機1の発電出力を整流平滑するダイオード及びコンデンサからなる整流平滑回路、4は整流平滑回路3の直流出力を所定周波数の交流電力に変換するインバータ、5はインバータ4の出力が供給される負荷、6は装置全体を制御すると共に、異常発生を検出して表示させる制御部でCPUを含む。7は制御部6の制御により異常発生を表示する表示部であり、1つの異常発生のみ表示可能な構造となっている。
制御部6は、制御電圧Vc、発電機電圧Vho、出力電圧Vio、出力電流Iio、発電機1の回転数N、界磁電圧Vn及びフィン温度Tを監視し(ステップS1、以下ステップ略)、異常が検出された否かを調べる(S2)。異常が検出されたら、所定時間の経過を待つ(S3)。所定時間経過後、検出された異常が単独で発生したものか否かを判断し(S4)、単独で発生したのであれば、その異常発生を表示部7で表示する(S7)。上記所定時間経過後、複数の異常が発生したのであれば、それらの異常がどのグループに属するかをテーブル19から求める(S5)。次に、そのグループ内の表示すべき1つの異常をテーブル19から求め(S6)、その1つの異常を表示部7で表示する(S7)。
尚、図2のフローチャートにかかる処理に代え、各異常項目毎に検出から表示までの待ち時間(遅れ時間)をそれぞれタイマ等に設定しておき、所定の遅れ時間の経過後に表示するように構成してもよい。この場合、原因と結果の関係にある異常、例えば、発電機自体の異常と出力電圧の異常との関係のような場合、原因側の異常の待ち時間より結果側の待ち時間を長く設定しておけば良い。
尚、本実施の形態は、本発明をVSCFコントローラに適用した場合について説明したが、本発明は一般的な電子装置に適用することができる。その場合は、電子装置に互いに因果関係のある複数の異常発生があった場合に、真の異常のみを表示することができる。
Claims (10)
- 発電機の出力を整流平滑した直流電力をインバータにより交流電力に変換して負荷に供給するようになされ、装置に発生し得る複数の異常をそれぞれ検出する検出手段と、検出された異常の1つを表示する表示手段とを備えた可変速度定周波電源装置において、
前記検出手段が前記装置に複数の異常を検出した場合に、異常の種類に応じた所定の待ち時間が経過したことを条件として前記表示手段に異常を表示させる制御手段を備えたことを特徴とする可変速度定周波電源装置。 - 前記装置に発生し得る複数の異常を複数のグループに分け、各グループにおいてそれぞれ表示すべき1つの異常を定めたテーブルを設け、
前記制御手段は、前記検出手段が前記装置に発生し得る複数の異常のうちの複数の異常を検出したとき、その複数の異常が属するグループにおける前記表示すべき異常を前記テーブルから求め、それを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の可変速度定周波電源装置。 - 前記テーブルにおいて、前記装置に発生し得る複数の異常のうち互いに原因と結果となるような複数の異常毎にグループ分けし、各グループ内である1つの異常が他の異常の原因となり得る場合にその1つの異常をそのグループの前記表示すべき異常とすることを特徴とする請求項1記載の可変速度定周波電源装置。
- 前記検出手段が1つの異常を検出したときは、前記制御手段はその異常を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2又は3記載の可変速度定周波電源装置。
- 少なくとも前記発電機の電圧と前記インバータの出力電圧とを1つのグループとし、前記発電機の電圧の異常を前記表示すべき異常とすることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の記載の可変速度定周波電源装置。
- 装置内の所定の回路に電源電圧を供給するDC/DCコンバータを設け、少なくとも前記 DC/DCコンバータの入力電圧と前記インバータの出力電圧とを1つのグループとし、前記発電機の電圧の異常を前記表示すべき異常とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の可変速度定周波電源装置。
- 装置に発生し得る複数の異常をそれぞれ検出する検出手段と、前記検出された異常を表示する表示手段とを備えた電子装置において、
前記検出手段が前記装置に複数の異常を検出した場合に、異常の種類に応じた所定の待ち時間が経過したことを条件として前記表示手段に異常を表示させる
ことを特徴とする電子装置。 - 前記装置に発生し得る複数の異常を複数のグループに分け、各グループにおいてそれぞれ表示すべき異常を定めたテーブルを設け、
前記制御手段は、前記検出手段が前記装置に発生し得る複数の異常のうちの複数の異常を検出したとき、その複数の異常が属するグループにおける前記表示すべき異常を前記テーブルから求め、それを前記表示手段に表示させ、
前記テーブルにおいて、前記装置に発生し得る複数の異常のうち互いに原因と結果となるような複数の異常毎にグループ分けし、各グループ内である1つの異常が他の異常の原因となり得る場合にその1つの異常をそのグループの前記表示すべき異常とすることを特徴とする請求項7記載の電子装置。 - 前記検出手段が1つの異常を検出したときは、前記制御手段はその異常を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項7又は8記載の電子装置。
- 装置に発生し得る複数の異常をそれぞれ検出する検出処理と、
前記装置に発生し得る複数の異常のうちの複数の異常が検出された場合に、該異常をそれぞれに設定された所定の時間遅れの経過後に表示する表示処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004211338A JP4586444B2 (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 可変速度定周波電源装置、電子装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004211338A JP4586444B2 (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 可変速度定周波電源装置、電子装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006034029A true JP2006034029A (ja) | 2006-02-02 |
JP4586444B2 JP4586444B2 (ja) | 2010-11-24 |
Family
ID=35899696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004211338A Expired - Fee Related JP4586444B2 (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 可変速度定周波電源装置、電子装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4586444B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012137514A1 (ja) * | 2011-04-08 | 2012-10-11 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置の制御装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421366A (ja) * | 1989-12-20 | 1992-01-24 | Sundstrand Corp | 置換可能な線ユニットを用いた電力変換機 |
JPH05260049A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | Fujitsu Ltd | ネットワークシステムにおける故障管理方法 |
JPH0954624A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-02-25 | Nissin Electric Co Ltd | 自励式無効電力補償装置の故障点評定方法 |
JPH1082883A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Hitachi Ltd | プラント診断装置 |
JP2003070258A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-07 | Toshiba Corp | 電力変換装置 |
JP2003289634A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Srl Inc | コンセント装置 |
-
2004
- 2004-07-20 JP JP2004211338A patent/JP4586444B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421366A (ja) * | 1989-12-20 | 1992-01-24 | Sundstrand Corp | 置換可能な線ユニットを用いた電力変換機 |
JPH05260049A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | Fujitsu Ltd | ネットワークシステムにおける故障管理方法 |
JPH0954624A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-02-25 | Nissin Electric Co Ltd | 自励式無効電力補償装置の故障点評定方法 |
JPH1082883A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Hitachi Ltd | プラント診断装置 |
JP2003070258A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-07 | Toshiba Corp | 電力変換装置 |
JP2003289634A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Srl Inc | コンセント装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012137514A1 (ja) * | 2011-04-08 | 2012-10-11 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置の制御装置 |
US9225233B2 (en) | 2011-04-08 | 2015-12-29 | Fuji Electric Co., Ltd. | Power conversion device control device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4586444B2 (ja) | 2010-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2562968C1 (ru) | Способ и система для обнаружения неисправного выпрямителя в преобразователе переменного тока в постоянный ток | |
US8531140B2 (en) | Power transducer | |
US10903759B2 (en) | Power conversion device and power conversion device system | |
JP2009089490A (ja) | 電源異常検出回路 | |
JP2006166669A (ja) | 無停電電源装置 | |
WO2018061287A1 (ja) | 電気機器および電気機器の診断装置 | |
JP4586444B2 (ja) | 可変速度定周波電源装置、電子装置及びプログラム | |
CN108291940A (zh) | 用于检测发电机单元中的故障的方法 | |
Khanniche et al. | Wavelet-fuzzy-based algorithm for condition monitoring of voltage source inverter | |
JP5288165B2 (ja) | 交流電動機の制御装置 | |
JP2021063663A (ja) | アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール、接続箱、アーク検出システム及びアーク検出方法 | |
JPWO2019186752A1 (ja) | 電力変換装置 | |
Khanniche et al. | Fault detection and diagnosis of 3-phase inverter system | |
JP2008251716A (ja) | 半導体装置およびその検査方法 | |
JP6952544B2 (ja) | 電力変換システム | |
Ali et al. | Synthesis of an improved diagnosis method for open IGBT faults dedicated to FSTPI fed IM drives | |
JPH11122941A (ja) | インバータ装置のアーム短絡検出方法 | |
Mamat-Ibrahimm et al. | Condition monitoring algorithm for induction motor drive | |
CN105458460B (zh) | 数字逆变焊机及其开机自检方法 | |
JP5873287B2 (ja) | インバータ装置 | |
TWI769563B (zh) | 變換器及馬達控制系統 | |
JP6175815B2 (ja) | 多重電源装置、多重電源装置の制御方法、及びプログラム | |
JP2004248390A (ja) | 半導体電力変換装置 | |
Benslimane | Open switch faults detection and localization in three phases shunt active power filter | |
CN218867924U (zh) | 风机变频主板和风冷螺杆机系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100810 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |