JP2006033598A - Ip電話端末設定装置、ip電話端末、およびプログラム - Google Patents

Ip電話端末設定装置、ip電話端末、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】LANのトラフィック混雑を抑制しつつ、各種登録情報を各IP電話端末に設定できるようにする。
【解決手段】IP電話端末2の設置工事の際、LANへの接続に応じてIP電話端末2から情報設定要求を送信し、この情報設定要求に応じて、IP電話端末設定装置1からIP電話端末2へ動作制御用の情報として用いる各種登録情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IP電話通信技術に関し、特にIP電話端末設定装置にIP電話端末を接続して各種登録情報を各IP電話端末へ設定する情報設定技術に関する。
IP電話端末は、インターネットに代表されるIP網を介して音声パケットを送受信することにより、VoIP(Voice over IP)音声通話を実現する電話装置である。このようなIP電話端末は、一般的な公衆電話網を利用する場合と比較して通話コストが安価であることから多くの注目を集めており、特に多数の電話端末を内線収容する電話システムすなわちIP電話システムへの適用が進んでいる。
この種のIP電話システムでは、LANを介して複数のIP電話端末を呼制御サーバ(IP−PBXなど)に接続し、これらIP電話端末に対して、例えば外線通話サービスだけでなくIP電話端末間を結ぶ内線通話サービスなど、各種のサービスを提供する。
したがって、IP電話端末を設置する場合、当該IP電話システムにおいて各種サービスを提供するため、動作制御用の情報として各種登録情報を各IP電話端末ごとに設定する必要がある。例えば、外線通話サービスや内線通話サービスを行うには、各IP電話端末に呼制御サーバのIPアドレスや当該端末の内線番号を設定する必要がある。
従来、複数の電話端末を収容するボタン電話装置などの集線交換装置では、電話端末の物理的接続を監視し、電話端末の物理的接続が検出された場合は、予め蓄積されている登録情報を当該電話端末へ送信して登録するものとなっている。また、集線交換装置から電話端末の接続回線に対して所定の信号を送出し、その信号の反射を検出して電話端末の物理的接続を検出するものとなっている。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開2002−084559号公報
しかしながら、このような従来技術では、検出対象となる接続回線に接続される電話端末が限定されていることを前提としているため、多くのIP電話端末や通信装置が接続されるLANを用いるIP電話システムには容易に適用できないという問題点があった。
すなわち従来技術をIP電話システムに適用し、例えば汎用のパソコンを利用したIP電話端末設定装置で、所定の検出用パケットをLANへ送信してIP電話端末の接続を検出するようにした場合、そのLANは検出対象となるIP電話端末だけでなく他のIP電話端末さらには他の通信装置も利用しているため、検出用パケットによりLANのトラフィックが混雑してしまい、他のIP電話端末や通信装置の通信に悪影響を与えてしまう。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、LANのトラフィック混雑を抑制しつつ、各種登録情報を各IP電話端末に設定できるIP電話端末設定装置、IP電話端末、およびプログラムを提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるIP電話端末設定装置は、IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行う複数のIP電話端末とLANを介して接続されて、IP電話端末と各種制御パケットをやり取りすることにより、IP電話端末で動作制御用の情報として登録して用いる所定の登録情報をIP電話端末に対して送信するIP電話端末設定装置であって、LANへの接続に応じて当該IP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、当該IP電話端末へ登録情報を送信する端末設定手段を備えるものである。
この際、IP電話端末から送信されたアドレス割当要求に応じて、端末設定手段でのIP電話端末への情報設定に用いる任意のIPアドレスを当該IP電話端末へ割り当てるアドレス割当手段をさらに設けてもよい。
また、端末設定手段で、IP電話端末で情報設定要求の宛先アドレスに用いる管理用IPアドレスとして当該IP電話端末設定装置以外のIPアドレスを設定する内容を含む登録情報を送信するようにしてもよい。
また、本発明にかかるIP電話端末は、IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行うとともに、LANを介して接続されたIP電話端末設定装置と各種制御パケットをやり取りすることにより、当該IP電話端末で動作制御用の情報として用いる所定の登録情報を登録するIP電話端末であって、登録情報を記憶する記憶部と、LANへの接続検出に応じてIP電話端末設定装置へ情報設定要求を送信するとともに、これに応じてIP電話端末設定装置から送信された登録情報を受信し動作制御用の情報として記憶部へ登録する設定手段とを備えるものである。
この際、記憶部で、当該IP電話端末の端末IPアドレスと、この端末IPアドレスの割当要否を示す割当要否情報とを記憶し、設定手段で、LANへの接続検出に応じて割当要否情報を確認し、割当要否情報が割当要を示す場合には当該IP電話端末への端末IPアドレスの割り当てを要求するアドレス割当要求をLANへ送信し、これに応じて受信したアドレス割当指示に基づき当該IP電話端末の端末IPアドレスを更新した後、当該端末IPアドレスを用いて情報設定要求を送信し、割当要否情報が割当不要を示す場合には、記憶部で記憶されている端末IPアドレス用いて情報設定要求を送信するようにしてもよい。
また、記憶部で、情報設定要求の宛先を示す管理用IPアドレスとしてIP電話端末設定装置のIPアドレスを予め記憶し、設定手段で、管理用IPアドレスに基づき情報設定要求をIP電話端末設定装置へ送信し、IP電話端末設定装置からの登録情報を動作制御用の情報として記憶部へ登録することにより、管理用IPアドレスを当該IP電話端末設定装置以外のIPアドレスへ変更するようにしてもよい。
また、本発明にかかるプログラムは、IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行う複数のIP電話端末とLANを介して接続されて、IP電話端末と各種制御パケットをやり取りすることにより、IP電話端末で動作制御用の情報として登録して用いる所定の登録情報をIP電話端末に対して送信するIP電話端末設定装置のコンピュータに、LANへの接続に応じて当該IP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、当該IP電話端末へ登録定情報を送信する端末設定ステップを実行させるものである。
この際、IP電話端末から送信されたアドレス割当要求に応じて、端末設定手段でのIP電話端末への情報設定に用いる任意のIPアドレスを当該IP電話端末へ割り当てるアドレス割当ステップをさらに実行させてもよい。
また、端末設定ステップで、IP電話端末で情報設定要求の宛先アドレスに用いる管理用IPアドレスとして当該IP電話端末設定装置以外のIPアドレスを設定する内容を含む登録情報を送信するステップを実行させてもよい。
また、本発明にかかる他のプログラムは、IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行うとともに、LANを介して接続されたIP電話端末設定装置と各種制御パケットをやり取りすることにより、当該IP電話端末で動作制御用の情報として用いる所定の登録情報を登録するIP電話端末のコンピュータに、登録情報を記憶部で記憶するステップと、LANへの接続検出に応じてIP電話端末設定装置へ情報設定要求を送信するとともに、これに応じてIP電話端末設定装置から送信された登録情報を受信し動作制御用の情報として記憶部へ登録する設定ステップとを実行させるものである。
この際、記憶部で当該IP電話端末の端末IPアドレスと、この端末IPアドレスの割当要否を示す割当要否情報とを記憶するステップとをさらに実行させ、設定ステップで、LANへの接続検出に応じて割当要否情報を確認し、割当要否情報が割当要を示す場合には当該IP電話端末への端末IPアドレスの割り当てを要求するアドレス割当要求をLANへ送信するステップと、これに応じて受信したアドレス割当指示に基づき当該IP電話端末の端末IPアドレスを更新した後、当該端末IPアドレスを用いて情報設定要求を送信するステップと、割当要否情報が割当不要を示す場合には、記憶部で記憶されている端末IPアドレス用いて情報設定要求を送信するステップとを実行させるようにしてもよい。
また、記憶部で情報設定要求の宛先を示す管理用IPアドレスとしてIP電話端末設定装置のIPアドレスを予め記憶するステップを実行させ、設定ステップで、管理用IPアドレスに基づき情報設定要求をIP電話端末設定装置へ送信するステップと、IP電話端末設定装置からの登録情報を動作制御用の情報として記憶部へ登録することにより、管理用IPアドレスを当該IP電話端末設定装置以外のIPアドレスへ変更するステップとを実行させるようにしてもよい。
本発明によれば、IP電話端末設定装置の端末設定手段で、LANへの接続に応じて当該IP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、当該IP電話端末へ登録情報が送信されるため、IP電話端末設定装置がIP電話端末の接続を検出する必要がなくなる。
したがって、IP電話端末設定装置からIP電話端末の接続を検出するために、制御用パケットを逐次送信する必要がなくなるため、IP電話端末設定装置とIP電話端末とを接続するLANでのトラフィックの混雑を抑制でき、LANに接続された他のIP電話端末や通信装置の通信に対する悪影響を回避できる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明にかかる第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置およびIP電話端末の設置工事の際の接続例を示すブロック図である。
図1において、IP電話端末2は、IP網(図示せず)を介して音声パケットを送受信することにより、VoIP音声通話を実現する電話装置である。IP電話端末設定装置1は、ハブ(HUB)3からなるLANを介して各IP電話端末2と接続し、これらIP電話端末2の動作制御用の情報として登録して用いる設定情報やプログラムなどの各種登録情報を各IP電話端末2へ送信する情報処理装置である。
本実施の形態では、IP電話端末2の設置工事の際、これらIP電話端末2を、例えばハブ3などのLANを介してIP電話端末設定装置1に接続し、これらIP電話端末2からの情報設定要求に応じて、IP電話端末設定装置1からIP電話端末2に対して動作制御情報として用いる各種登録情報を送信するようにしたものである。
[IP電話端末設定装置]
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1について詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置の構成を示すブロック図である。
このIP電話端末設定装置1は、全体としてコンピュータを有する情報処理装置からなり、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、画面表示部12、操作入力部13、記憶部14、および制御部15が設けられている。
通信I/F部11は、LANを介してIP電話端末2との間で各種制御パケットを送受信する回路部である。
画面表示部12は、LCDやCRTなどからなり、制御部15からの指示に応じて各種情報を画面表示する画面表示装置である。
操作入力部13は、キーボードやマウスなどからなり、オペレータの操作を検出して制御部15へ出力する操作入力装置である。
記憶部14は、ハードディスクやメモリなどからなり、制御部15での処理動作に用いる各種情報を記憶する記憶装置である。この記憶部14で記憶される情報としては、共通設定情報14A、個別設定情報14B、端末プログラム14T、およびプログラム14Pがある。
共通設定情報14Aは、各IP電話端末2に対して共通に設定される設定情報である。個別設定情報14Bは、各IP電話端末2に対して個別に設定される設定情報である。端末プログラム14Tは、各IP電話端末2で実行すべき最新のプログラムであり、必要に応じて共通設定情報14Aや個別設定情報14Bとともに登録情報としてIP電話端末2へ送信される。プログラム14Pは、制御部15での各種処理動作を実現するためのプログラムであり、予め記録媒体あるいはLANを介して接続された装置から記憶部14へ格納される。
図3は、共通設定情報の構成例である。この例では、IP電話端末2へ端末IPアドレスを割り当てるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)設定方式を用いるか否かを示す「DHCP設定」(割当要否情報)、情報設定要求の宛先アドレスを示す「管理用IPアドレス」、呼制御に用いるプロキシサーバのIPアドレスを示す「Proxyサーバ名」、プロキシサーバへの接続で用いるポートの番号を示す「Proxyサーバポート番号」、呼制御に用いるレジスタサーバのIPアドレスを示す「Registerサーバ名」、およびレジスタサーバへの接続で用いるポートの番号を示す「Registerサーバポート番号」などから構成されている。
図4は、個別設定情報の構成例である。この例では、1つの行が1つのIP電話端末2へ設定する個別設定情報に対応しており、「設定状態」は各行の個別設定情報に関するIP電話端末への設定状態を示しており、「1」は当該行の個別設定情報がいずれかのIP電話端末へ既に設定されている設定済(割当済)であることを示し、「 」(空欄)は当該行の個別設定情報がいずれのIP電話端末にも設定されていない未設定(未割当)であることを示している。このほか、各行を識別するための「管理番号」、当該IP電話端末への内線呼び出しで用いる「内線番号」、当該IP電話端末2に割り当てられる「端末IPアドレス」、当該IP電話端末2を利用する利用者を識別するための「ユーザID」、および当該IP電話端末2を利用する利用者を認証確認するための「パスワード」などから構成されている。
制御部15は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部14のプログラム14Pを読み込んで実行することにより、各種機能手段を実現する機能部である。この機能手段としては、端末設定手段15Aがある。
端末設定手段15Aは、LANへの接続に応じて当該IP電話端末2から送信された情報設定要求の受信に応じて、記憶部14の共通設定情報14Aや個別設定情報14B、さらには端末プログラム14Tを、登録情報として当該IP電話端末2へ送信する機能手段である。
[IP電話端末]
次に、図5を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末2について詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末の構成を示すブロック図である。
このIP電話端末2は、音声パケットを送受信することによりVoIP音声通信を実現する電話端末であり、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)21、表示部22、操作入力部23、記憶部24、制御部25、および音声処理部26が設けられている。
通信I/F部21は、LANを介して相手電話端末(図示せず)との間で音声パケットを送受信したり、IP電話端末設定装置1との間で各種制御パケットを送受信する回路部である。
表示部22は、LCDやLEDなどからなり、制御部25からの指示に応じて各種情報や状態を表示する表示器である。
操作入力部23は、操作キーやフックスイッチなどからなり、利用者の操作を検出して制御部25へ出力する操作入力回路部である。
記憶部24は、メモリやハードディスクなどからなり、制御部25での処理動作に用いる各種情報を記憶する記憶装置である。この記憶部24で記憶される情報としては、共通設定情報24A、個別設定情報24B、およびプログラム24Pがある。
共通設定情報24Aは、各IP電話端末2に対して共通に設定される設定情報である。個別設定情報24Bは、各IP電話端末2に対して個別に設定される設定情報である。プログラム24Pは、制御部25での各種処理動作を実現するためのプログラムであり、予め記録媒体あるいはLANを介して接続されたIP電話端末設定装置1などの管理装置から記憶部24へ格納される。
共通設定情報24Aは、前述した図3の共通設定情報14Aと同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図6は、個別設定情報の構成例である。この個別設定情報24Bは、前述した図4の個別設定情報の1行分に相当し、「管理番号」、「内線番号」、「端末IPアドレス」、「ユーザID」、および「パスワード」などの情報から構成されている。
制御部25は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部24のプログラム24Pを読み込んで実行することにより、各種機能手段を実現する機能部である。この機能手段としては、呼制御手段25A、および設定手段25Bがある。
呼制御手段25Aは、当該IP電話端末2による発信、着信、通話などの呼制御を行う機能手段である。設定手段25Bは、電源投入時に当該端末のLANへの接続検出に応じてIP電話端末設定装置1へ情報設定要求を送信するとともに、これに応じてIP電話端末設定装置1から送信された登録情報を受信し動作制御用の情報として記憶部24へ登録する機能手段である。
音声処理部26は、通信I/F部21を介して受信した音声パケットを音声信号に変換してハンドセットやスピーカ(図示せず)から出力し、マイクから入力された音声信号を音声パケットに変換して通信I/F部21へ出力する回路部である。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2の動作について説明する。図7は、IP電話端末を設置する際の設置工事の手順を示すフローチャートである。図8は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末の初期設定処理を示すフローチャートである。図9は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2で行われる情報設定処理を示すシーケンス図である。
IP電話端末2を設置する際、図7に示す手順で設置工事が行われる。まず、予め設計した各IP電話端末2に対する番号計画に基づき、オペレータがIP電話端末設定装置1の操作入力部13や画面表示部12を用いて、共通設定情報14Aや個別設定情報14Bを生成し、記憶部14へ格納する(ステップ100)。また、必要に応じてIP電話端末2で用いる最新の端末プログラム14Tを記憶部14へ格納する。なお、これら共通設定情報14Aや個別設定情報14Bは、端末プログラム14Tと同様に、別の装置で生成してIP電話端末設定装置1の記憶部14へ格納してもよい。
次に、設置する各IP電話端末2を、前述した図1に示すように、例えばハブ3を介してIP電話端末設定装置1へ接続する(ステップ101)。これにより、IP電話端末2から情報設定要求がIP電話端末設定装置1へLANを介して送信され、端末設定処理が開始される(ステップ102)。
このようにして、各IP電話端末2に対して端末設定処理を実行した後、これらIP電話端末2を所望の配置位置に設置し(ステップ103)、所定の動作試験を行ってIP電話端末2の動作を確認し(ステップ104)、一連の設置工事を終了する。
IP電話端末2では、電源投入に応じて制御部25の設定手段25Bにより、図8の初期設定処理を実行する。
設定手段25Bは、まず、通信I/F部21によりLANへの接続有無を確認し(ステップ110)、接続が確認された場合は(ステップ110:YES)、記憶部24の個別設定情報24Bを確認して、自端末のIPアドレスが有効かどうか確認する(ステップ111)。ここで、IPアドレスとして有効な値が設定されていない場合は(ステップ111:NO)、IPアドレスが有効となるまで待機する。
一方、予め有効な値のIPアドレスが設定されていたり、上記待機中にオペレータにより有効なIPアドレスが設定された場合(ステップ111:YES)、IP電話端末設定装置1との間で情報設定処理を実行し(ステップ112)、この情報設定処理の終了に応じて、一連の初期設定処理を終了する。
IP電話端末2とIP電話端末設定装置1とは、上記ステップ112において、図9のような手順により情報設定処理を実行する。
まず、IP電話端末2の設定手段25Bは、予め記憶部24の共通設定情報24Aに登録されている管理用IPアドレスと、個別設定情報24Bに登録されている端末IPアドレスとを参照し、この管理用IPアドレスを宛先アドレスとするとともに端末IPアドレスを送信元アドレスとして用いた制御パケットで、登録情報の設定を要求する情報設定要求を通信I/F部21からLANへ送信する(ステップ200)。この際、設定手段25Bは、記憶部24に登録されているプログラム24Pの改版レベルを示すバージョン情報を確認し、情報設定要求で通知する。
IP電話端末2の記憶部24には、工場出荷時に共通設定情報24Aと個別設定情報24Bとが予め設定されている。その際、管理用IPアドレスとして、IP電話端末設定装置1の固定IPアドレスを登録しておくことにより、管理用IPアドレスを宛先アドレスとした制御パケットで情報設定要求がIP電話端末設定装置1へ送信される。なお、管理用IPアドレスについては、IP電話端末2をLANに接続する前に、オペレータ操作によりIP電話端末設定装置1のIPアドレスを記憶部24へ設定するようにしてもよい。
IP電話端末設定装置1の制御部15は、IP電話端末2からの情報設定要求を通信I/F部11を介して受信した場合、端末設定手段15Aにより、記憶部14から共通設定情報と未設定の個別設定情報とを登録情報として取得する(ステップ201)。この際、情報設定要求で通知された当該IP電話端末2のプログラム24Pのバージョン情報と、記憶部14に格納されている端末プログラム14Tのパージョン情報とを比較し、端末プログラム14Tがプログラム24Pより新しくプログラムの改版が必要な場合には、端末プログラム14Tも登録情報として取得する。
そして、上記情報設定要求の送信元アドレスを宛先アドレスとする制御パケットで、上記共通設定情報および個別設定情報を含み、また必要に応じて端末プログラム14Tを含む設定指示を、通信I/F部11からLANへ送信する(ステップ202)。
IP電話端末2の設定手段25Bは、通信I/F部21を介してIP電話端末設定装置1からの設定指示を受信し、その設定指示に登録情報として含まれる共通設定情報および個別設定情報で記憶部24の共通設定情報24Aおよび個別設定情報24Bを更新する(ステップ203)。また、設定指示に登録情報として端末プログラム14Tが含まれている場合は、その端末プログラム14Tで記憶部24のプログラム24Pを更新する。そして、設定完了をIP電話端末設定装置1へ通知し(ステップ204)、一連の情報設定処理を終了する。
一方、IP電話端末設定装置1の端末設定手段15Aは、上記設定完了の通知に応じて、図4の個別設定情報14Bのうち上記設定指示で送信した個別設定情報を設定済みに更新し(ステップ205)、一連の情報設定処理を終了する。
このように、本実施の形態では、IP電話端末2の設置工事の際、LANへの接続に応じてIP電話端末2から情報設定要求を送信し、この情報設定要求に応じて、IP電話端末設定装置1からIP電話端末2へ動作制御用の情報として登録して用いる各種登録情報を送信するようにしたので、IP電話端末設定装置1がIP電話端末2の接続を検出する必要がなくなる。
したがって、IP電話端末設定装置1からIP電話端末2の接続を検出するために、制御用パケットを逐次送信する必要がなくなるため、IP電話端末設定装置1とIP電話端末2とを接続するLANでのトラフィックの混雑を抑制でき、LANに接続された他のIP電話端末や通信装置の通信に対する悪影響を回避できる。
また、IP電話端末設定装置1の制御部15で、IP電話端末2からの情報設定要求に含まれる当該IP電話端末2のプログラム24Pのバージョン情報と、記憶部14に格納されている端末プログラム14Tのパージョン情報とを比較し、端末プログラム14Tがプログラム24Pより新しくプログラムの改版が必要な場合には、設定指示で端末プログラム14Tも送信し、IP電話端末2の設定手段25Bにより、設定指示に含まれている端末プログラム14Tで記憶部24のプログラム24Pを更新するようにしてもよい。
これにより、IP電話端末の設定処理において、共通設定情報や個別設定情報だけでなく、プログラムもバージョンアップすることができ、保守に必要な作業負担を大幅に削減できる。
[第2の実施の形態]
次に、図10を参照して、本発明にかかる第2の実施の形態について説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1の構成を示すブロック図である。
前述した第1の実施の形態では、情報設定処理に用いるIP電話端末2のIPアドレスとして、工場出荷時あるいはオペレータ操作により予め設定される場合を例として説明した。本実施の形態では、情報設定処理に用いるIP電話端末2のIPアドレスを、IP電話端末設定装置1で自動的に割り当てるようにしたものである。
前述した第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1(図2参照)と比較して、記憶部14にアドレス管理情報14Cが追加されており、制御部15にアドレス割当手段15Bが設けられている。
アドレス管理情報14Cは、情報設定処理に使用してもよい複数のIPアドレスと、そのIPアドレスの割当状態とを関連付けて管理するテーブルである。
アドレス割当手段15Bは、DHCPに基づいて、IP電話端末2からのアドレス割当要求に応じてアドレス管理情報14Cのうち現在割り当てられていない任意のIPアドレスを選択して、当該IP電話端末2へ割り当てる機能手段である。
[第2の実施の形態の動作]
次に、図11および図12を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2の動作について説明する。図11は、本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末の初期設定処理を示すフローチャートである。図12は、本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2で行われるIPアドレス割当処理を示すシーケンス図である。なお、設置工事の手順については、前述した図7と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
IP電話端末2では、電源投入に応じて制御部25の設定手段25Bにより、図11の初期設定処理を実行する。
設定手段25Bは、まず、通信I/F部21によりLANへの接続有無を確認し(ステップ110)、接続が確認された場合は(ステップ110:YES)、記憶部24の共通設定情報24Aを確認して、IPアドレスの自動割当機能であるDHCPを使用するかどうか確認する(ステップ113)。
ここで、DHCPが不使用に設定されている場合は(ステップ113:NO)、前述したステップ111へ移行する。
一方、DHCPを使用するよう設定されている場合は(ステップ113:YES)、IPアドレス割当処理を実行して、自端末のIPアドレスをIP電話端末設定装置1から割り当ててもらった後(ステップ114)、前述したステップ111へ移行する。
IP電話端末2とIP電話端末設定装置1とは、上記ステップ114において、図12のような手順によりIPアドレス割当処理を実行する。なお、以下では、ブロードキャスト方式の制御パケットを用いて、IP電話端末2とIP電話端末設定装置1との間で各種情報がやり取りされる。
まず、IP電話端末2の設定手段25Bは、DHCPに基づいて自端末に対するIPアドレス割当を要求するアドレス割当要求(DISCOVER)を通信I/F部21からLANへ送信する(ステップ210)。
IP電話端末設定装置1の制御部15は、通信I/F部11を介してIP電話端末2からのアドレス割当要求を受信し、アドレス割当手段15Bで、記憶部14のアドレス管理情報14Cを参照する。
そして、アドレス割当手段15Bは、アドレス管理情報14Cのうち、現在いずれの端末にも割り当てられていない空きIPアドレスを選択して取得し(ステップ211)、そのIPアドレスを含む割当アドレス候補(OFFER)を通信I/F部11からLANへ送信する(ステップ212)。
IP電話端末2の設定手段25Bは、IP電話端末設定装置1からの割当アドレス候補を受信し、その割当アドレス候補で通知されたIPアドレスを選択し(ステップ213)、当該IPアドレスの使用許諾要求(REQUEST)を送信する(ステップ214)。
IP電話端末設定装置1のアドレス割当手段15Bは、IP電話端末2からのアドレス使用許諾要求に基づき、アドレス管理情報14Cのうち許諾が求められたIPアドレスを割当中状態に更新し(ステップ215)、アドレス使用許諾(PACK)を送信する(ステップ216)。
IP電話端末2の設定手段25Bは、IP電話端末設定装置1からのアドレス使用許諾を受信し、当該IPアドレスを記憶部24へ自端末のIPアドレスとして更新し(ステップ217)、一連のIPアドレス割当処理を終了する。
このように、本実施の形態では、情報設定処理に用いるIP電話端末2のIPアドレスを、IP電話端末設定装置1で自動的に割り当てるようにしたので、オペレータ操作により情報設定処理に用いるIP電話端末2のIPアドレスを設定する必要がなくなり、IP電話端末2の情報設定処理における作業負担を軽減できる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明にかかる第3の実施の形態について説明する。前述した第1の実施の形態では、IP電話端末2において当該端末への電源投入直後にLANへの接続検出に応じて、記憶部24に登録されている管理用IPアドレスに基づき情報設定要求を送信する場合について説明した。この際、IP電話端末2が一時的に電源供給停止状態となった後に再び電源投入された場合、前述した図8の初期設定処理により、情報設定処理が実行されてしまう。したがって、IP電話端末2で、初期設定処理の完了を記憶しておき、初期設定処理が完了していた場合は、上記初期設定処理において情報設定処理を行わないよう判断すればよい。
本実施の形態では、IP電話端末設定装置1からIP電話端末2に対して情報設定を行う際、その共通設定情報の管理用IPアドレスとして、IP電話端末設定装置1のIPアドレス以外のIPアドレスを登録するようにしたものである。
すなわち、IP電話端末設定装置1の記憶部14に、管理用IPアドレスとしてIP電話端末設定装置1のIPアドレス以外のIPアドレスが記述された共通設定情報14Aを予め記憶しておけばよい。
これにより、IP電話端末2が一時的に電源供給停止状態となった後に再び電源投入されて、上記のような初期設定処理により情報設定処理が開始された場合でも、これにより送信される情報設定要求がIP電話端末設定装置1以外のIPアドレスへ送信されるため、前述した図9の情報設定処理の実行を回避できる。
なお、一般的なIP電話システムでは、IP電話端末設定装置1は、設置工事の際にのみ使用され、運用時にはLANから外されて、図13に示すような接続構成となる。この例では、各IP電話端末2がそれぞれデスク上に設置され、ハブ3に接続されている。また、ハブ3は、運用サーバ5とLAN4を介して接続される。
運用サーバ5は、各IP電話端末2に設定した共通あるいは個別設定情報の変更や、IP電話端末2で用いるプログラム24Pの更新など、各種メンテナンスを行う装置である。
この運用サーバ5には、各IP電話端末2から定期的に情報設定要求を送信し、設定情報やプログラムの更新を確認する必要がある。したがって、IP電話端末設定装置1からIP電話端末2へ登録する共通設定情報の管理用IPアドレスとして、運用サーバ5のIPアドレスを記述しておくことにより、情報設定処理が終了した時点で、前述した管理用IPアドレスが運用サーバ5のIPアドレスに書き換えられ、それ以降、運用サーバ5へアクセスすることになる。これにより、情報設定処理が繰り返し行われることを回避できるだけでなく、運用サーバ5へのアクセスが自動的に行われることになり、IP電話システム全体のメンテナンス管理をスムーズに実行できる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明にかかる第4の実施の形態について説明する。前述した第1の実施の形態では、IP電話端末設定装置1の端末設定手段15Aにおいて、IP電話端末2に割り当てる個別設定情報を図4の個別設定情報14Bのうちから選択する際(図9:ステップ201)、その選択方法について言及しなかった。本実施の形態は、図4の個別設定情報14Bのうちから内線番号順などの所望の順序で、IP電話端末2に割り当てる個別設定情報を選択するようにしたものである。
これにより、図4の個別設定情報14Bから個別設定情報を選択する順序とIP電話端末2から情報設定要求を受けた順とを対応付けることができ、IP電話端末2から情報設定要求順、すなわちIP電話端末2をIP電話端末設定装置1に接続した順に、個別設定情報14Bを所望の順序で割り当てることができる。
一般な電話システムでは、番号計画において、内線番号ごとに当該電話端末を利用する利用者または利用者クラスを想定し、当該端末で利用できる機能や端末機種を設定する。したがって、IP電話システムにおいても、各IP電話端末に割り当てる内線番号をある程度管理する必要がある。
本実施の形態によれば、例えば図4の個別設定情報14Bから個々の個別設定情報を内線番号順に選択することにより、IP電話端末2をIP電話端末設定装置1に接続した順で、各IP電話端末2に対して内線番号が番号順に割り当てられることになる。したがって、IP電話端末2の接続順を管理するという極めて容易な作業だけで、所望のIP電話端末2に対して所望の内線番号を割り当てることができる。
前述した図7の設置工事手順では、登録情報を各IP電話端末2へ送信して登録する端末設定処理(ステップ102)を実行した後、各IP電話端末を所望位置に配置する(ステップ103)場合を例として説明したが、本実施の形態を適用して、例えば各IP電話端末を所望位置に配置した後、その接続順序を管理して各IP電話端末2をIP電話端末設定装置1へ順に接続することにより、各IP電話端末2に対して所望の内線番号を極めて容易に割り当てることができる。
なお、本実施の形態では、IP電話端末設定装置1の端末設定手段15Aにおいて、図4の個別設定情報14Bから内線番号順に個々の個別設定情報を選択する場合を例として説明したが、これは内線番号順に限定されものではなく、端末IPアドレスなど、所望の順序で選択するようにしてもよい。
また、本実施の形態において図4の個別設定情報14Bのうちから内線番号順などの所望の順序で、IP電話端末2に割り当てる個別設定情報を選択する具体的な方法の1つとして、図4の個別設定情報14Bの行並びにしたがって、IP電話端末設定装置1の端末設定手段15Aにおいて、個々の個別設定情報を選択する方法がある。
この場合は、図4の個別設定情報14Bの行並びを例えば上から内線番号順に並べておくことにより、IP電話端末2をIP電話端末設定装置1に接続した順で、各IP電話端末2に対して内線番号が番号順に割り当てられることになる。したがって、図4の個別設定情報14Bの行並びを所望の順序で並べておくことにより、内線番号順に限定されることなく、任意の順序で各IP電話端末2に対して内線番号を割り当てることができる。
この他、個別設定情報を選択する具体的な方法として、IP電話端末設定装置1の端末設定手段15Aで、図4の個別設定情報14Bのうちのいずれかの項目、例えば内線番号や管理番号などを参照して、設定順序を決定する方法を用いてもよい。これによれば、個別設定情報14Bの行並びについての制約がなくなるため、個別設定情報14Bの生成時における作業負担を軽減できる。
なお、以上の各実施の形態における、IP電話端末設定装置1やIP電話端末2の構成、設置工事の手順、初期設定処理、情報設定処理、IPアドレス割当処理、処理手順、共通設定情報や個別設定情報の構成については、前述した説明の範囲にのみ限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲でそれぞれ変更してもよい。
本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置およびIP電話端末の設置工事の際の接続例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置で用いる共通設定情報の構成例である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置で用いる個別設定情報の構成例である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末で用いる個別設定情報の構成例である。 IP電話端末を設置する際の設置工事の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末の初期設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2で行われる情報設定処理を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末の初期設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2で行われるIPアドレス割当処理を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置およびIP電話端末の運用時の接続例である。
符号の説明
1…IP電話端末設定装置、11…通信I/F部、12…画面表示部、13…操作入力部、14…記憶部、14A…共通設定情報、14B…個別設定情報、14C…アドレス管理情報、14P…プログラム、14T…端末プログラム、15…制御部、15A…端末設定手段、2…IP電話端末、21…通信I/F部、22…表示部、23…操作入力部、24…記憶部、24A…共通設定情報、24B…個別設定情報、25…制御部、25A…呼制御手段、25B…設定手段、26…音声処理部、3…ハブ、4…LAN、5…運用サーバ。

Claims (12)

  1. IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行う複数のIP電話端末とLANを介して接続されて、前記IP電話端末と各種制御パケットをやり取りすることにより、前記IP電話端末で動作制御用の情報として登録して用いる所定の登録情報を前記IP電話端末に対して送信するIP電話端末設定装置であって、
    前記LANへの接続に応じて当該IP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、当該IP電話端末へ前記登録情報を送信する端末設定手段を備えることを特徴とするIP電話端末設定装置。
  2. 請求項1に記載のIP電話端末設定装置において、
    前記IP電話端末から送信されたアドレス割当要求に応じて、前記端末設定手段での前記IP電話端末への情報設定に用いる任意のIPアドレスを当該IP電話端末へ割り当てるアドレス割当手段をさらに備えることを特徴とするIP電話端末設定装置。
  3. 請求項1に記載のIP電話端末設定装置において、
    前記端末設定手段は、前記IP電話端末で前記情報設定要求の宛先アドレスに用いる管理用IPアドレスとして当該IP電話端末設定装置以外のIPアドレスを設定する内容を含む前記登録情報を送信することを特徴とするIP電話端末設定装置。
  4. IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行うとともに、LANを介して接続されたIP電話端末設定装置と各種制御パケットをやり取りすることにより、当該IP電話端末で動作制御用の情報として用いる所定の登録情報を登録するIP電話端末であって、
    前記登録情報を記憶する記憶部と、
    前記LANへの接続検出に応じて前記IP電話端末設定装置へ情報設定要求を送信するとともに、これに応じて前記IP電話端末設定装置から送信された登録情報を受信し前記動作制御用の情報として前記記憶部へ登録する設定手段と
    を備えることを特徴とするIP電話端末。
  5. 請求項4に記載のIP電話端末において、
    前記記憶部は、当該IP電話端末の端末IPアドレスと、この端末IPアドレスの割当要否を示す割当要否情報とを記憶し、
    前記設定手段は、前記LANへの接続検出に応じて前記割当要否情報を確認し、前記割当要否情報が割当要を示す場合には当該IP電話端末への端末IPアドレスの割り当てを要求するアドレス割当要求を前記LANへ送信し、これに応じて受信したアドレス割当指示に基づき当該IP電話端末の端末IPアドレスを更新した後、当該端末IPアドレスを用いて前記情報設定要求を送信し、前記割当要否情報が割当不要を示す場合には、前記記憶部で記憶されている端末IPアドレスを用いて前記情報設定要求を送信することを特徴とするIP電話端末。
  6. 請求項4に記載のIP電話端末において、
    前記記憶部は、前記情報設定要求の宛先を示す管理用IPアドレスとして前記IP電話端末設定装置のIPアドレスを予め記憶し、
    前記設定手段は、前記管理用IPアドレスに基づき前記情報設定要求を前記IP電話端末設定装置へ送信し、前記IP電話端末設定装置からの前記登録情報を前記動作制御用の情報として前記記憶部へ登録することにより、前記管理用IPアドレスを当該IP電話端末設定装置以外のIPアドレスへ変更することを特徴とするIP電話端末。
  7. IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行う複数のIP電話端末とLANを介して接続されて、前記IP電話端末と各種制御パケットをやり取りすることにより、前記IP電話端末で動作制御用の情報として登録して用いる所定の登録情報を前記IP電話端末に対して送信するIP電話端末設定装置のコンピュータに、
    前記LANへの接続に応じて当該IP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、当該IP電話端末へ前記登録定情報を送信する端末設定ステップを実行させるプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムにおいて、
    前記IP電話端末から送信されたアドレス割当要求に応じて、前記端末設定手段での前記IP電話端末への情報設定に用いる任意のIPアドレスを当該IP電話端末へ割り当てるアドレス割当ステップをさらに実行させるプログラム。
  9. 請求項7に記載のプログラムにおいて、
    前記端末設定ステップで、前記IP電話端末で前記情報設定要求の宛先アドレスに用いる管理用IPアドレスとして当該IP電話端末設定装置以外のIPアドレスを設定する内容を含む前記登録情報を送信するステップを実行させるプログラム。
  10. IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行うとともに、LANを介して接続されたIP電話端末設定装置と各種制御パケットをやり取りすることにより、当該IP電話端末で動作制御用の情報として用いる所定の登録情報を登録するIP電話端末のコンピュータに、
    前記登録情報を記憶部で記憶するステップと、
    前記LANへの接続検出に応じて前記IP電話端末設定装置へ情報設定要求を送信するとともに、これに応じて前記IP電話端末設定装置から送信された登録情報を受信し前記動作制御用の情報として前記記憶部へ登録する設定ステップと
    を実行させるプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムにおいて、
    前記記憶部で当該IP電話端末の端末IPアドレスと、この端末IPアドレスの割当要否を示す割当要否情報とを記憶するステップをさらに実行させ、
    前記設定ステップで、前記LANへの接続検出に応じて前記割当要否情報を確認し、前記割当要否情報が割当要を示す場合には当該IP電話端末への端末IPアドレスの割り当てを要求するアドレス割当要求を前記LANへ送信するステップと、これに応じて受信したアドレス割当指示に基づき当該IP電話端末の端末IPアドレスを更新した後、当該端末IPアドレスを用いて前記情報設定要求を送信するステップと、前記割当要否情報が割当不要を示す場合には、前記記憶部で記憶されている端末IPアドレス用いて前記情報設定要求を送信するステップとを実行させるプログラム。
  12. 請求項10に記載のプログラムにおいて、
    前記記憶部で前記情報設定要求の宛先を示す管理用IPアドレスとして前記IP電話端末設定装置のIPアドレスを予め記憶するステップをさらに実行させ、
    前記設定ステップで、前記管理用IPアドレスに基づき前記情報設定要求を前記IP電話端末設定装置へ送信するステップと、前記IP電話端末設定装置からの登録情報を前記動作制御用の情報として前記記憶部へ登録することにより、前記管理用IPアドレスを当該IP電話端末設定装置以外のIPアドレスへ変更するステップとを実行させるプログラム。
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